997 : 本当にあった怖い名無し : 2014/09/11(木) 21:01:47.17 ID:
海の話ではなく、川の話です。

私の祖母が子供だった頃、住んでいた村は、比較的大きな川の近くにありました。
北海道です。
当時は、河川改修などほとんどされておらず、大雨が降ったりすると危険な存在だったそうです(いまもそうですが。)上流で雨が降ると泥で濁った水が流れてくるのですが、たまに、動物(エゾシカなど)の死体が流れ下ってくることがあったそうです。たまに、人間の死体が流れてくることがありました。

周りの樹木の破片などといっしょに流れてくるので、かなり傷んでいる死体がほとんどだったと語っていました。しかし、ある時(夏だったと言っていたと記憶しています)、おかしな死体が流れてきました。
no title

どう見ても人間なの
ですが、硬い鎧のようなものを上下に着ていて、大きな口には太く尖った
歯が並んでいたと。不思議なのは、その死体には、目も鼻も耳もなかった
そうです。べつに傷んで脱落したのではなく、孔もなく、まったくないつるんとした
状態だったそうです。
当時は、警察の取り調べもあまり厳密ではなく、身元もわからないので、
地元の寺の墓地に埋葬したそうです。当時は土葬だったそうで、あたらしく
遺体を埋葬すると土饅頭ができて、埋められた遺体が腐敗して体積を減じると
その土まんじゅうが平らになるのですが、その死体を埋めたところは、
いつまでたっても平らにならなかったとのこと。鎧のようなものは、死体から
剥がせなかったので、そのまま埋めたので、それが原因ではないか?と
寺の住職は、語ったそうです。

「おかしな死体」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む