2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

2chまとめ・読み物・長編・名作をまとめています。昔の2ちゃんねるの面白いスレやおすすめスレ、画像ネタなどの2chまとめサイトです。5ちゃんねるまとめ。

    タグ:イサルキ

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    185:03/02/19 14:00 ID:
    洒落にならない話なんだけど、怖いかな?
    あんま自信ないけど、俺、このことで警察にも呼ばれたから、
    まぁ洒落になってねーなってことで。

    昔、まだ学生だった頃、サークルの仲間と旅行に行った。
    メンバーのほとんどが貧乏学生だったんで、友達に聞いた、安い民宿で泊まることにした。
    民宿のすぐ隣に、古そうな小屋みたいな家みたいな建物が建っていた。
    ボロいんだけど、妙にでかい。
    その建物を見て、メンバーの中の霊感強めの女の子が震えだした。

    「2階がヤバイ。」「こっちを見てる。」

    みたいなことを言って、「こんなところには泊まれない。」って、帰ってしまった。


    夜、メシ喰って花火もして、何だか退屈になってきたんで、
    隣のでかい建物に行ってみよーぜってハナシになった。
    女の子のうちで2人は反対したんで、男5人、女2人。

    いざ来てみると、けっこう雰囲気が怖い。
    一階にでかい戸があって、開けてみると、
    納屋っていうか、農機具とかが置いてある土間だった。
    天井で、ゴトゴトと何かが動くような物音がしたと思うと、
    外にいた奴らが「電気ついた、電気ついたよー。」と言いだした。

    いったん外へ出てみると、上の方の窓から明かりが漏れている。
    「やばいって。」「怒られるんじゃねー。」みたいなこと言ってると、
    窓が開いて、にゅっ と首が出てきた。 明かりが逆光になって顔が黒い。
    俺はかなりびびっていた。すると、その首の持ち主が手招きした。

    「おーう、そんなとこにいないで、上がってこいよ。」

    意外に若そうな声だった。ちょっと安心した。
    酒もあるし、という誘いにのって、じゃあ上がろうかってことになった。

    「小屋の2階」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    701:2010/10/19(火) 10:57:54 ID:
    爺様に聞いた話。

    爺様は、御年93才。
    20代から80過ぎて足腰が弱るまで猟に出てた。
    猟といっても職業でなく、冬季の猟期のみ趣味と実益を兼ねてらしい。
    その筋では結構有名な爺らしく、20年近く地元の猟友会長をやってた。
    んで、彼岸に墓参りに帰った時、洒落怖で気になった話を聞いてみた。
    半惚けなんで聞き取るのに非常に苦労したが、そういう物はおったとの事。
    地元では「鬼猿(きさる)」とか「食猿(くいざる)」とか呼ばれていたらしい。
    ※参考(他サイト)・・・能登の民話伝説(奥能登地区-No.3) 特別編:猿鬼伝説 

    昔から、猟をする連中の間で先輩から教えられている。

    「ここいらだけでなく、そんな物は山じゃあっちこっちに居らあ」と言ってた。

    別に定期的ってわけではないらしいが、何年かおきに獲物が居なくなる地域がでる。
    そんな山に入ると、まず連れている猟犬が異常に怯えるので何となく判るという。
    また、奴に近づくと獣臭とはあきらかに違う、血生臭さを感じる。
    姿は大体が猿だが、熊や猪の場合もある。奴らは仲間でもなんでも皆食ってしまう。
    そんな時にはすぐ山から出て、そこら一帯の山は2~3年あきらめろ。
    もし山に入っても、そこで獲った獲物は触るな・持ち帰るな、触ると移るぞと
    爺様は教わったとの事。

    爺様が実際にそれらしき物に遭った時はまだ40代の頃、猿だったという。
    教えられたとおり犬は騒ぐし、近くに獲物は居らず、臭かったという。
    近くに普通より一回り大きい挙動不審の猿がいて、「これがそうか」
    と思った途端に怖くなって直ぐ山を降りたそうだ。

    「なんで猿なのか」と聞いてみたところ、
    「猿は群れるから、しばらく食う物に困んねえからかな」って笑ってた。

    「キヒサル」【山にまつわる不思議な話】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    165:2009/08/17(月) 18:35:50 ID:
    こんな所でヒサユキの名前に会うとは、実際のところ驚いている。
    彼女の事について真相を伝えるのは私としても心苦しいが、
    だがこの様に詮索を続けさせるのは寧ろ彼女にとっても辛いことだろう。
    そのため、ここで私は真相を明かそうと考えるが、その前にこれを読む者には一つの心構えを御願いしたい。
    すなわち、彼女については、その一切を忘れてしまうこと。
    これは、貴方と彼女のためである。
    では、始めよう。


    話は昭和十九年に遡る。
    ここは若向きの掲示板であるだろうから、昭和年号で表記しても余り感興は沸かないかも知れない。
    ならば、1944年としたらどうだろうか。
    そう、日本が敗北する一年前のことである。
    戦火は日増しに激しくなり、私の在籍していた帝国大学大学院でも、
    文系ばかりか理系までも学徒出陣を余儀なくされていた。
    そんな頃の話である。

    私は民俗学を専攻しており、その研究主題は「鬼」であった。
    有名な桃太郎の昔話に代表されるように、鬼にまつわる話は枚挙に暇が無い。
    巷間に流布されている通説によれば、彼ら鬼は日本に漂着した露西亜人である。
    成る程、赤ら顔や巨躯などは正に鬼の風情そのままであることだろう。
    而るに、私が採った手法は、日本の鬼と中国の鬼とを比較検討することであった。
    御存知の方も居るかも知れないが、中国の鬼は、日本で言うところの幽霊に相当する。
    すなわち、前者が物質的であるのに対して、後者は霊気的存在であるのだ。
    恐らく鬼が中国から日本へと流入する際に、何等かの変容を遂げたものと私は考えていた。

    ※ヒサルキ・イサルキについて
    【閲覧注意】「ヒサルキ・イサルキ」【洒落怖名作】
    娘が連れて行かれそうになった話を聞いて欲しい【ヒサルキ?】
    「否猿(ヒサル)」【山にまつわる怖い話】


    「ヒサユキ」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    114:2003/02/13 13:06:12 ID:
    最近、保育園で保母さんをやってる友達に聞いた話。

    その子が行ってる保育園ってお寺がやってるとこで、すぐ近くにお墓があったりする。

    お墓に子供が入っていたずらしないように、周りに柵がしてあるんだけど、柵の杭の尖った先っちょに、虫やトカゲなんかが串刺しになってることが良くあるらしい。

    園児のイタズラかもしれないけど、お寺も兼ねてる保育園だから、けっこう人の出入りは多くて、広場で小学生なんかがしょっちゅう遊んでるから、誰がやってるのかわからない。

    まぁ鳥のせいかもしれないし~って感じで、誰もたいして気にはしてなかった。

    ところがある日、その柵にモグラが刺さっていた。

    さすがに哺乳類はグロいんで、すぐに園長先生(=寺のお坊さん)が片づけてくれた。

    で、しばらくすると、今度はネコが突き刺さってた。

    これはさすがに酷かったんで、保母さんやお坊さんが集まって、誰の仕業か?どうしたらいいのか?って話をした。

    でも、犯人はわからないし、再発防止の名案も出なかった。

    結局、どーするんだろうね~ってムードでダラダラと時が過ぎて、

    ある日、ウサギが突き刺さってた。保育園で飼っていたウサギだった。

    これは、友達が見つけたらしい。

    早朝に、お坊さんがお墓の掃除に行った時には無かったのに。

    その日は、たまたま友達より早く来ていた子供がいたんで、その子に何か見た?って聞いてみた。

    その子は一言「『ヒサルキ』だよ。」って言った。

    「『ヒサルキ』ってなあに?」と聞いても上手く説明できないみたいだった。

    あとで、ほかの子に『ヒサルキ』の事を聞いてみた。

    みんな知っていた。

    でも、誰も『ヒサルキ』がどんなモノなのか説明できなかった。

    子供達は、ウサギが死んだのを、あまりかわいそうだと思っていないようだった。

    何となく、しょうがない、みたいな感じで醒めていた。


    「ヒサルキ・イサルキ」【洒落怖名作】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2012/09/24(月) 19:27:03.21 ID:
    文章下手なのは勘弁して欲しい。
    オカスレか迷ったんだけど、こっちの方が馴染み深いからこっちで建てた

    俺の田舎には土地神さまが居るらしい。
    その土地神様が俺の娘を連れて行くかもしれないとの事。
    正直、今もどうしていいのかわからない。
    聞いた時は吹き出した。でも、親父の反応を見て血の気引いた…。

    一応書き溜めてる。

    娘が連れて行かれそうになった話を聞いて欲しい →続きを読む

    このページのトップヘ