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    カテゴリ: オカルト・怖い話・ミステリー

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    12:2014/03/05(水) 17:02:14 ID:
    はじめに、私は先日ひどく怖い夢をみました。それで誰かに聞いてもらいたく
    ここに書き込むことに決めたのですが、テンプレの過去ログ倉庫を拝見させてもらったところ、
    その中にある「猿夢」という話と大変似通った内容であることに気づきました。
    それを読んで私自信かなり驚き、似たような話を書くことに若干ためらいもありましたが、
    決してパクリや創作ではないので読んでみてください。

    ※参考→【閲覧注意】「猿夢」【洒落怖名作】


    私は学校にいた。中学校だ。もう随分前に卒業した。
    これが夢だとすぐに気づいたのはあまりにも校内がしーんと静まりかえっていたからだ。
    何より今の自分に中学校に来る用事などない。
    少々不気味ではあったが、緑色の廊下や歩くとミシミシいう教室は懐かしかった。
    しばらくぶらついていると、廊下の隅にあるトイレが目に付いた。

    「はは、懐かし」

    中学時代の私は胃腸が弱く、授業中にトイレに駆け込むこともしばしばあった。
    だから、変な言い方だがトイレは結構身近な存在だった。
    キィっとドアを開けて中に入る。相変わらず汚い。
    私はなぜか吸い込まれるように個室に入った。
    洋式トイレにどかっと腰を下ろす。

    「何で、俺こんなことしてんだ・・・?」

    そこでようやく私は自分の行動の異常さに気づいた。
    そう、”なんで私は夢の中でトイレの個室
    なんかに入っているんだ”と。
    じわじわと恐怖感が芽生え始めた。

    「怖い・・怖い! 何で俺トイレなんかに入ってんだよ・・!」

    軽いパニック状態に陥り、キョロキョロと周りを見回した。
    すると、動いたはずみでかさっという音が上着のポケットから聞こえた。
    何だろうと思って引っ張り出してみると、そ
    れは何の変哲もない一枚の紙。くしゃくしゃに丸まっていた。

    開いてみる。そこには私の筆跡と思しき字でこう書かれていた。

    ”ばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばり”

    「ばりばり・・・?」

    意味が分からない。元々字が汚い私であるが、
    そこに書かれている字はそれに輪をかけて汚く、
    ひどく焦って書いたような印象があった。
    首をかしげて疑問符を浮かべていると、一番奥の個室から物音がした。

    「!!!」

    びっくりした。誰もいないと思っていたのに。音は断続的に続いていた。
    自然とそっちに耳を傾けると・・・

    「ばり・・・ばりばり、ばりっ・・・・ばりばり」

    「ばりばり」【洒落怖】 →続きを読む

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    645:03/03/06 07:43 ID:
    この板に来るよーになってから、いつかは話そうと思ってた話。
    俺はスレタイ通り、洒落にならないくらい怖かった。
    だけど、長文がだるくてねー、なかなか書く気になれんかったんだけど、
    今日はがんばってみる。
    俺自身この事件(事故?)を全部知ってるわけじゃなくて、
    肝心の所を知らない。
    もし俺より知ってる人がいたら、逆に教えてほしい。
    あの時一体何があったのか。

    今から14年程前、夜な夜なバイクで峠に走りに行ってたんよ。
    場所は大阪と奈良の境にあるH道路ってとこ。
    そこで知り合った人に起こった話なんだけど、
    知り合いって言っても「ああ、あのCBRに乗ってる人か」ってぐらいの知り合いで、
    あんまり話したこともなければ、名前も知らない。
    当時はそんな「知り合い」がいっぱいいたよ。

    「バイクで峠」【洒落怖名作】 →続きを読む

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    173:03/01/18 20:03 ID:
    俺が行っていた小学校は山際にあり、グラウンドも校舎より高い位置にあって「上庭」と呼ばれていた。
    そこの上庭の端のほうに当時でさえ古く誰も使わないようなトイレがあった。
    一応小の方は使えるが、大の方は完全に板で封鎖されていたのね。
    話によるとそれは父親がガキのころからあるトイレでそのころから
    すでに大の方は封鎖されていて「開かずのトイレ」と呼ばれていたらしい。

    まあ、そんなものがあれば当然のごとく探検したがる奴が出てくるわけで
    俺と、Kという奴とⅠという奴でその開かずのトイレを探検することにした。
    当時から3人で悪さばかりしていたから、今回も何の迷いもなく当然のようにやろうということになった。


    「上庭」【洒落怖】 →続きを読む

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    605:03/03/06 00:30 ID:
    私の知人Uの体験談を書かせて頂きます。

    夏、Uは友人4人と川魚を釣るため、渓谷のコテージに泊まる事になった。
    コテージに到着し、管理所でコテージの鍵と調理器具一式を借りていると、管理所のオヤジが、話し掛けてきた。

    「あんたら、釣りしに来たのかい?それとも、怪談話かい?」

    U達は、「怪談話?」と思いながら、こう答えた。

    「釣りだよ。まー、季節が季節だから怪談話もするかも知れねーな。」

    オヤジは、更に質問してくる。

    「酒は、結構持ってきてるのかい?今夜は飲み明かすのかい?」

    U達は皆、大酒のみで缶ビールをワンケースと焼酎を持って来ていた。

    「あぁ。結構飲むと思うよ。でも、明日も釣りをするから、早めに寝ると思うけどな。」

    その問いにオヤジは「・・・そうかい。ならまぁ・・」と答えた。

    どうもオヤジの様子がおかしい。
    U達は、気になり、

    「なんだい?怪談話をして、遅くまで起きてると、なんかあるのかい?」

    とオヤジに聞くと、オヤジは手の甲を胸の前で垂らし、こう答えた。

    「いやぁー、男だけで泊まりに来るとなぁ、たまに出るんだよ。
    特に怪談話をしていると、出やすいらしい。
    それ目的で来る客も多いんだがなぁ。
    結構前になるが、知らないで泊まりに来た客が、見ちまってな。
    そんで、ショックでぶっ倒れちまって救急車で運ばれちまった。
    だから、一応忠告しておこうと思ってな。」

    「渓谷のコテージ」【洒落怖】 →続きを読む

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    472:03/03/05 01:18 ID:
    10歳の頃、2,3週間くらいだが、ひどい悪夢にうなされ続けたことがある。

    子どもの時だから記憶が釈然としないのだが、母の話では、毎晩絶叫しながら床を転げ回って、喉をかきむしっていたという。
    朝起きたら寝汗をぐっしょりとかいていた。
    これが一晩ならいい。毎晩続くのだ。
    練るのが本当に怖かった。あっという間に寝不足になった。
    骸骨のように痩せて、顔色が粘土のようになった。
    医者や霊能者に診てもらったのだが、原因はまったくわからない。相変わらずのたうち回る夜が続く。
    だから両親も痩せた。
    二人の方がよっぽど病気じゃないかと俺が思ったくらいだ。

    「悪夢の箱」【洒落怖】 →続きを読む

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    75:02/03/31 03:38 ID:
    うちの一族は女だけ結構霊感がある家系なのだが、その中で私のおばさんが一番ずば抜けているんだわ。
    で、そんな叔母さんがある日突然倒れまして。
    見舞いに行ったんだけど、完全に寝たきり状態。
    体も全然動かない、頭はしっかりしてるんだけど、と言った状態で。
    病院で調べてもどこも悪くないとのことで、一族で首をかしげてたんですな。

    だが、叔母さんは体の自由を奪われた代わりに、超能力がついてしまった。
    どうも予知、っていうのか透視っていうのか、その人を見ただけで、
    その人の人間関係がどうで、今日あった人間がどうで、等々のことが全部頭に浮かんでくるようになってしまったそうだ。
    誰誰さんは何日に市役所に行った、とか、あの人はいつ死ぬ、とか。
    テレビを見ていても、この政治家は次の選挙に落ちるとか、そういうのを全部見抜いてしまったらしい。

    当時宮崎勤がちょうど捕まった時だったのだが、叔母さんは

    「この人の家族はかわいそうに。お父さんは自殺して、お母さんは・・・」

    などということをすべて言い当ててしまっていた。

    「叔母の超能力」【ほんのりと怖い話】 →続きを読む

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    236:03/02/14 17:18 ID:
    私は、ずっと母親と二人で暮らしてきた。
    父親は自分が生まれてすぐにいなくなった、と母親に聞いた。
    祖父や祖母、親戚などに会ったことはない。そんなものだと思っていた。
    それが異常な境遇だということに気付いたのは、ずっと後になってからのことだった。
    いつ頃のものかはわからないが、姉がいた記憶がある。
    夢のようにかすかな記憶なので、本当のものなのかはわからない。
    ただ、小さい頃、母親にそのことを話すと、なぜか酷く叱られた。

    その頃は、引っ越しばかりしていた。同じ場所に1年いることは無かったと思う。
    母親に理由を聞くと「追いかけられているからだ」という答えが返ってきた。

    「何に追いかけられているのか」と尋ねると、
    「とても恐ろしいもの」だと。

    「どれだけ逃げ回っても、必ず追いかけて来る」
    「黒いやつが真っ先に見つける」
    とも言っていた。

    引っ越しの仕方も奇妙だった。
    朝起きると、いきなり母親は荷物をまとめて、家を出る準備をしている。
    家財道具など無いに等しいので、準備などすぐに終わる。
    すると、近所への挨拶などもなしに、その足で家を出てしまうのだ。
    まるで、その場の何かから逃れるような、慌ただしい引っ越しだった。

    母親は行く先々で、いわゆる霊能者に会っていた。
    霊能者達は何か呪文のようなものを唱えたり、私達に様々な指示を与え、それに従うように命じたりした。
    しかし、効果は無かったのか、私達の引っ越しは延々と続いた。
    ある霊能者は最後にこんなことを言った。

    「あなたに憑いているものを祓うのは、私には無理です。
    ひょっとすると、祓える者などいないかもしれない。」

    「私の家族を奪った霊」【洒落怖】 →続きを読む

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    13:2010/03/25(木) 00:04:28 ID:
    長いので支援してくれたら嬉しい。長文不可はスルー推奨。

    近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる神職の一家がある。
    その一家は、ある神社の神職一家の分家にあたり、本家とは別の神社を代々受け継いでいる。
    ウチも住んでいる辺りではかなりの歴史がある旧家の分家で、そこの神職一家が非常に気さくで人当たりの良い人達ばかりということもあってその神職一家と非常に仲良くさせてもらってる。
    最近そこの次男Aさん(と言っても30半ばのオサーン)に聞いた話
    なお、よくわかんなかった言葉とかは後でググったりして補足してる

    最近、新車を買って、そこの神社で交通安全祈願をしてもらった時のこと。

    その後に社務所で事務仕事してたAさんに声をかけて世間話をしていた。

    俺「Aさんって今は事務方メインの仕事されてますけど、昔は祭事とかお祓いとかされてたん
    でしょ?もの凄い悪霊を祓ったことがあるみたいな感じの怖い話とかってないですか?」

    A「確かにお祓いもしてたけど、まず何かに憑かれてる人が来ること自体がないからね。」

    俺「どういうことです?」

    A「普通は、今日の君みたいに悪いことが起きませんようにってことで厄除けに来るんだよ。何かに憑かれてるようだから祓って欲しいと言って来る人自体がすごく稀だし、しかもそう言ってる人も大体が思い込みの場合が多いからね。 知ってる限りではそういう人が来たことは一度も無いよ。本家には極稀に来るらしいけど。」

    俺「思い込みですか・・・じゃあ、怖い話ってそうそうあるわけじゃないんですね。」

    A「お祓いじゃないけど、ホントに怖い体験をしたのは1回だけだね。」

    俺「え? あるんですか。どんな幽霊だったんです?」

    A「いやいや、所謂幽霊なんぞだったら大して怖くないよ。天神様や大魔縁とも呼ばれた崇徳天皇首塚で有名な将門公みたいに神格化までされてるような例外はあるけど。」

    俺「それじゃあ、一体何が相手だったんですか?」

    A「ここではちょっとあれだから、場所を変えようか。」

    そう言ってAさんは神社の境内から少し外れた山際のベンチまで俺を連れてきた。

    A「これは社務所でペラペラ話すのにはちょっと抵抗がある話でね。」

    そう言ってAさんは、その時の事を話してくれた。

    「黒玉」【洒落怖名作】 →続きを読む

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    495:2012/12/29(土) 22:31:45.58 ID:
    恐怖ではないが変わった幽体離脱体験ならある。


    「変わった幽体離脱体験」【実話恐怖体験談】 →続きを読む

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    625:03/01/27 23:25 ID:
    それは私が一人暮らしを始めて3日目のことでした。

    その日、私は仕事がうまくいき、お客さんと遅くまで繁華街で呑んでいました。
    私の借りたマンションは、駅から徒歩2分という立地条件の良さで、
    遅くまで呑んでいても大丈夫♪という気軽さも手伝って、いつもよりもゆっくり呑んでいましたが、何とか最終に間に合いました。

    マンションはそこから快速で2つめの駅です。10分程で駅に着きました。
    それから、駅前のロータリーを横切って、ゆっくりとマンションに向かいました。

    ゆっくり呑んでいたとはいえ、かなりな酒豪の私にとっては、やっとエンジンが掛かってきた!というところでの「おひらき」でしたので、まだまだ呑み足りない私は、マンションのすぐ脇にあるコンビニで、ビールやらおつまみやらを買って、マンションの玄関に着きました。

    マンションは、バブル時代に建てられたマンションで、当時は分譲のみでしたが、今は分譲貸しもしていて、当時、分譲で購入した人も住んでいましたが、入居者の殆どが私のような賃貸契約者でした。


    総大理石の玄関に入ると、女性が子供を二人連れて、来客用のこれまた大理石で出来たイス(ベンチ?)に座っていました。
    ショートヘアで、年の頃は35,6歳くらい。
    思いっきり頑張って、箪笥から引っ張り出した一張羅を着てきましたーって感じで、私的には可笑しかった。
    管理人室には管理人は居ませんでした。定時の5時で帰っていました。
    私は内心、こんな夜中に子連れの女性・・・??と思いましたが、
    無視してそのままエレベーターホールに行き、8階のボタンを押しました。
    エレベーターの中で私は、酷くやつれた女の人だったなー。
    子供は二人共、幼稚園くらいかな??それにしても、何をしていたのだろ、あんな所で・・・。
    などと考えながら、部屋のキーを鞄の中から取り出しました。
    8階に着き、エレベーターを降りてすぐ右側のドア。そこが私の新居です。
    カギを開け、電気を点けて部屋の中へ。
    着替えるのも面倒なので、すぐに買ってきたビールとおつまみを取り出して、グラスを用意して、ソファーに座り、テレビを見つつ、一人で酒盛りを始めました。
    何気なくテレビの横に置いてある時計を見ると、午前2時過ぎでした。

    「主人を返して!!!」【洒落怖名作】 →続きを読む

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