2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

2chまとめ・読み物・長編・名作をまとめています。昔の2ちゃんねるの面白いスレやおすすめスレ、画像ネタなどの2chまとめサイトです。5ちゃんねるまとめ。

    カテゴリ: オカルト・怖い話・ミステリー

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    703:2013/09/05(木) 01:55:32.77 ID:
    小学校の3・4年生くらいのときだったと思う。
    当時もゲームはあったけど、まだまだ外で遊ぶ子どもが多かった時代。
    俺も学校から帰るなりランドセルを放り出して外に遊びに出た。
    だれかと約束してるわけじゃなくて、学校と家の中間地点にある公園に行くと、
    たいがいは何人か子どもが集まっていて、同学年のやつが多ければそいつらと遊ぶし、
    違う学年の子がパラパラといるような状況なら、
    上級生が何かみなでできる遊びを考えてくれたりもした。

    「泥人形」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    373:2008/09/23(火) 00:13:56 ID:
    学生の頃からの友人の、実体験を書こうと思う。
    文才がないためかなり長文になった、興味のない人はスルーしてやってほしい。

    その友人(A子)は巫女?家系出身で霊感があるらしい。
    A子の祖母が昨今最もそれが強かった人らしく、祖母の死に目は体の中に封印していたナントカ(ヘビ?)を出すのが大変だったとか、祟りで親戚が狂ったとか、そういう話も度々聞く機会があったが、私はかなり半信半疑だった。
    これは、そんなA子の話のなかで、最もリアルで信憑性があると感じた話だ。

    A子がmixiで、コミュニティを通しある男性(B男)と出会った。
    話が合ったのか、二人は程なくマイミクになった。
    コミュのイベントを通してオフの付き合いもでき、A子はB男のことが異性として気になるという感じになってきていた。
    B男は、A子の気持ちに気づいているのかいないのか、二人で遊びに行くことはしてもそれ以上のことは飄々とかわしていたようだ。
    A子はそれを感じ取り、イマイチもう一歩踏み出せないでいた。


    そのころ、同じコミュの別の女性(C子)がA子とB男の新たなマイミクとなった。
    A子はマイミク承認後マイミク限定で今まで読めなかった日記の内容を読んで、C子が変わっている人であることを知った。
    意味不明で暗い自己愛たっぷり自殺念慮ポエムを書いたり、突然リスカ写真を載せるような感じ。

    ちょうどこのとき私は、霊的なものとは全く関係ない話の流れで、A子に携帯版のmixiでC子のリスカ写真やらポエムなどを見せて貰ったことがある。
    自分が見る以上、彼女はメンヘラで、いわゆるボーダーであり、他人の気を引きたいということが透けて分かる文章を書き続けるタイプだった。
    私は彼女に距離を置くべきことを伝えたが、その時点でA子はさほど危機感を覚えていなかったように見えた。
    直接の知り合いではなかったのもあったのだろう。

    「ネットでの出会い」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    122:2010/11/30 07:56:18 ID:
    大学時代の冬のある日のことだった。
    その日一日の講義が終わってから、僕は友人のSとKと三人で心霊スポット巡りに繰り出していた。
    言いだしっぺはK、車を出すのはS、僕はおまけ。いつものメンバー、いつものシチュエーションだった。
    目的地は、僕らの住む町から幾分遠い場所にある、今は入居者のいない古い集合住宅。
    噂だと、そこには複数の首のない幽霊が出るらしいのだけれど。
    結論から言うと、今回はハズレだった。
    あたりが暗くなってからようやく目的の廃マンションにたどり着いた僕らを迎えてくれたのは、
    色とりどりの落書きと、階段の踊り場で季節外れの花火をするマナーの悪い先客だった。
    久々の大ハズレだ。
    「ああいう奴らってのは決まって、怖い思いしたり祟りに遭ってから、
     『後悔してる。あんなとこ行くんじゃなかった』 とか言うんだ。
     くっそ、馬鹿じゃねーのか。呪われねーかな、あいつら。それか花火で火傷しろ、ヤケド」
    帰りの車の中、いつもなら車酔いでダウンしているはずのKが、後部座席でぶつぶつ愚痴をこぼしている。
    花火をしていた若者たちとは接触自体はなかったのだけれど、Kは彼らの行為に相当おかんむりのようだ。
    「覚悟がねー奴は後で後悔すんだよ。『やっぱり止めとけば良かった』 とか俺だったら死んでも言わねーし。
     逆に、『やっぱそうだよな』 って言うな、うん」
    「知らねーよ……」
    運転しているSが若干うんざりした様に呟いた。
    Kは廃マンションを離れてからずっとこんな感じだ。
    車は郊外、左右を田畑に挟まれた道を走っていた。
    暖房が暑くてウインドウを少しだけ下げる。僅かに開いた隙間から入り込んでくる冷たい空気が気持ちいい。
    けれど、やりすぎると車内が冷える。僕はすぐにウインドウを閉めた。
    確かにKの言うことも分からなくもない。
    僕だって心霊スポットと呼ばれる場所に行くときには、『何が起こっても不思議じゃない』 という意識でもって行く。
    実際、過去にたくさん怖い目にも遭ったし、死ぬかもしれないと思ったことだって一度や二度ある。
    それでも、今日だってKが「首なしマンション行こうぜ」と言うと、ほいほい誘いに乗るのだから、
    『何されたって文句は言わない』 くらいの覚悟は、僕自身持っているつもりなのだろう。

    「言伝(ことづて)」【ホラーテラー】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2014/10/24(金)02:32:44 ID:
    書き駄目ないけどゆっくり語って行くよ

    落ち武者に剣道を教わった話。 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    68:2014/08/19(火) 14:09:32.05 ID:
    もう時効だと思うんで書く。

    十年以上前の3月、俺は高校を卒業したばかりだった。
    取ったばかりの免許に浮かれて、兄貴の車であちこちを走り回っていた。

    ある時、俺は2人の後輩を連れて深夜にドライブしていた。
    グンマーに住んでたから峠道には事欠かない。
    長野との境を走る峠を、当時はまっていた頭文字Dの真似をして攻めていた。

    県境をまたいで長野に入ってしばらく行くと、道端に地蔵がたくさん並んでいた。
    真っ暗な中に立ち並ぶ地蔵の群れは不気味な眺めだったけど、目につくものがあった。
    脇道に見える鳥居と賽銭箱。
    お供え物のまんじゅうや花があったから賽銭も入ってるんじゃないか?
    そんなことを話しながら俺たちは路肩に車をとめた。3人で連れ立って車を降りた。
    賽銭箱には錠前がかかっていたけど、賽銭箱自体は古びていたから壊せそうだった。
    近くに落ちていた石を何度か叩きつけると賽銭箱は壊れた。
    中身は全部かき集めると5000円近くになったと思う。
    俺たちは上機嫌でその場を去った。
    バカだったから、バチが当たるとかそういうことは考えもしなかった。


    「賽銭泥棒」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    134:2008/09/20(土) 01:30:02 ID:
    この前山形に旅行に行ったんだけど、めちゃくちゃ怖い出来事に遭遇した。

    そこ、木造建築の古い旅館で、従業員全員がしわくちゃな顔してた。
    嫁が一度伝統ある場所で一泊したいって言うから、山形の奥の方の小さな旅館で予約したんだけど、人も全然居ないしガラガラで、こりゃ失敗したなって落ち込んでたよ。

    飯は戦国時代のみたいな古いモノで、焼き魚に白米、味噌汁とタクアンとか。
    何か時代が止まってるみたいだなって嫁と苦笑してた。
    大浴場までほとんど木製、露天風呂は流石に石だった。
    よぼよぼの婆さんに布団敷いてもらって、それからは特に何も無く進んで、寝ちゃった。

    夜中の二時ぐらいに目が覚めて、嫁はもう寝ちゃってた。
    すごい便意が襲ってきて、こんな時間にこんな旅館で、しかも個室にトイレはついてない。
    受付か大浴場の近くにしかトイレは無い。ものすごく行きたくない。
    だがいい歳こいて大を漏らす訳にもいくまい。行くしかなかった。


    駆け足で階段下りて、静まり返った暗い館内の中でトイレを探した。
    大浴場の方が近い、ロビーじゃなくてそっちのトイレを使おう。
    何か歩き回ってるだけで心臓バックバクで、早く帰りたい一心だった。
    分かるだろ?ガキの時キャンプで一人用足しに行くみたいな感じ。
    それと全く同じ感覚。何かに襲われそう、何かに見られてそうみたいな。

    それでやっとトイレ見つけて、スリッパ履いてさっさと終わらせようとした。
    トイレは全部で三つあって、どのドアも木製で染みだらけだった。
    何か異様に怖くて手が震えちゃって、ドアノブがまともに掴めなかった。
    一番目のドアに手を掛けたけど何故か鍵が掛かってる。
    中には誰も入っていないので多分壊れているんだろう。
    二番目のドアはすんなりと開いた。用が足し終わって外に出ようとした。

    そしたら誰かがトイレに入ってくる音がしたの。
    それだけの筈なのに、何故か俺はその場で硬直した。
    それで、そいつが出てくまで便所の中で待とうと思ったんだけど、
    いつまで経っても、出て行くどころか個室に入る音さえしない。
    不思議になって外を見ようと思った

    「古い旅館」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    626:2014/03/12(水) 07:38:57.39 ID:
    もう5年前になるけれど、珍妙な体験をした。

    その頃俺は田舎のコンビニエンスストアで夜勤の仕事をしていた。
    やはり田舎なので、その時間帯お客はほとんど来ない。
    やるべき仕事を終えたら、バックヤードでのんびり過ごすのがいつもの流れだった。

    その時も俺は一仕事終えてビッグコミックを読んでいた。
    ただでさえ来ない客は、真冬ということもあってほとんど来ない。
    それでも習慣というのか、無意識に監視カメラの映像は気になっていたのか。
    違和感を感じて画面を見た。9分割の画面に目を移した俺は、しばらくしておかしなものに気付いたんだ。


    「カニ」【不可解な体験、謎な話】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    317:2010/11/16 04:03:48 ID:
    僕の友人にオカルトの類に詳しく、にも拘らずオカルトと聞くと鼻で笑い飛ばす、Sという奴が居る。
    ある日そのSに、「今まで生きてて一番怖い体験は何か」と訊いてみた。
    するとSは読んでいた本から僅かに顔を上げて、いつもの興味無さそうな表情でちらりとこちらを見やり、
    「一番って……、いちいち順位なんて決めてねえよ」と言った。取り付く島も無いとはこのことか。

    「それじゃあ、最近一押しの怖い話とかは?」

    僕は負けじと質問を重ねる。
    Sは僕に向かってハエでも追い払うかのように手を振った。
    それから何か言おうとしたようだが、ふと開きかけた口を閉じて、考える様なそぶりを見せた。
    「……なるほど、怖い話か」とSが呟く。
    その口調に何やらとても嫌な予感がした。

    「一応訊くが、これは相当ヤバい話だ。最後まで聞く覚悟はあるか?」

    そこまで言うか。僕は一瞬迷ったが頷く。

    「そうか」

    ゆっくりと本を閉じ、Sは話し始めた。

    「実際に起こった事件だ。数ヶ月前、近くの街で、一人の女子大生が自殺した。それに関わる話だ」

    以下しばらくSから聞いた話になる。
    ………………
    大学二年の夏だった。今はもう辞めているんだが、当時俺は駅前の居酒屋でバイトをしてた。
    そこで何時だったか、バイト仲間で飲み会をしようって話になった。
    場所は一年上の先輩が住んでるアパート。

    その人は俺がドリンカー(※裏方でお酒を作る人)として色々教わった先輩だった。
    俺らと同じ大学の先輩だ。お前も見たことぐらいはあるだろうな。
    自分で言うのも何だが、無愛想な俺にも普通に接してくれる人だった。八方美人と言えば言い方は悪いが。
    おそらくその先輩からの誘いじゃなかったら、俺は飲み会なんか断ってたと思う。

    「ウジの話」【ホラーテラー】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    417:2008/09/23(火) 08:20:50 ID:
    先に謝っとく長文スマソ。

    俺の会社にモデルみたいな凄い美人がいる。
    仮にA子とするが、なんてゆうかいわゆる典型的なそういう女で、男受けはいいが同性からは陰で嫌われてる。
    でこのA子が中途採用で入社した若い男(B)を相当気に入ったみたいで、猛烈にアタックしてた。
    A子の本性を知っている俺ら会社の古株は「あぁ、次はこいつか」ぐらいの感じで見て見ぬふり
    若い男性社員は僻み満載のバチバチ目線で睨みつけてる奴もいたがw
    女性社員はというと、若い独身の男性社員が少ないのと、そのBが結構男前だった事もあって
    「お前も結局A子かよ!?」みたいな感じでふてくされてた。

    Bは最初、A子を避けてる感じだったが、猛烈なA子のアピールに次第に心を開いてお互いの顔見りゃ満面の笑みをこぼす様になってた。
    もう、会社の中で二人だけの世界ってゆうか…


    その内A子は好き放題うちの部署に出入りして業務中にも関わらずBに「かまってちゃん」をし出す始末。
    しかし、A子が上層部の人間と関係を持っていたのと、BがA子をたしなめつつ誰よりも仕事をしていた為文句を言える物もおらずそんな日々が続いていた。

    「凄い美人」【洒落怖】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    150:2014/01/05(日) 09:09:12.57 ID:
    俺が大学時代の20年以上前の話。

    友達がワンボックスの車を買ってもらったからって、仲の良い女の子達も誘って紅葉狩りに行ったんだ。
    山奥で湖があって山道を歩くようなところなんだけど、結構有名なとこだったみたいで、
    丸太で階段とか手すりが作ってあって整備されてて歩きやすいし、気温も丁度良くて本当に気持ちよかった。

    「紅葉狩り」【洒落怖】 →続きを読む

    このページのトップヘ