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    カテゴリ: オカルト・怖い話・ミステリー

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    46:01/10/13 01:19 ID:
    一昨年友人が亡くなりました。
    サーフィン仲間で、いつもいっしょに海に入っては、
    夜は時にはナンパしたり、時には今後のことなんかを真面目に朝まで語り合ったりと、
    ホントに気の通じ合える友人でした。

    葬式には本人の意思とかで親御さんと親族だけの出席しかなく、ひっそりとした葬式でしたが、
    親御さんの希望でなぜか友人代表(?)のような形で自分が出席しました。
    その時、彼の親御さんに「あいつの遺品やけど是非君に持っていてもらいたくて」と、
    波乗り日記(その日の波のコンディションや、いい波の立ったポイントなんかを毎日つけていたもの)と、
    彼がそのシーズンオーダーした新品のお気に入りのロングボードを、譲受ける形になりました。

    「サーフィン仲間」【洒落怖イイ話】 →続きを読む

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    452:03/04/29 21:31 ID:
    僕がド田舎から某中規模都市の大学に入学した時、とりあえず入ったサークルにとんでもない人がいた。

    大学受験期にストレスからか、やたら金縛りにあってて、
    色々怖い目にあったことから、オカルトへの興味が高まっていた時期で、
    そんな話をしていると、ある先輩が「キミィ。いいよ」と乗ってきてくれた。
    その先輩は院生で、仏教美術を専攻している人だった。

    すっかり意気投合してしまい、見学に行ったその日の夜、ドライブに連れて行ってもらった。
    夜食を食べに行こうと言って、えらい遠くのファミレスまで連れていかれた。
    そこは郊外のガストで、なんでここなんですか?って表情をしてたら、
    先輩曰く、「ここな、出るよ。俺のお気に入り」。
    アワアワ…

    「師事」【師匠シリーズ】 →続きを読む

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    390:2011/07/21 17:32:12 ID:
    私が子供だった頃、『自称見えるヒト』である友人の家に、初めて遊びに行った時のことだ。
    当時私は小学六年生で、友人はその年に私と同じクラスに転校してきた。
    最初の印象は『暗くて面白みのないヤツ』で、あまり話もしなかった。
    とある出来事をきっかけに仲良くなるのだが、それはまた別の話。

    季節は秋口。
    学校が終わった後一端家に鞄を置いてから、私は待ち合わせ場所である、街の中心に掛かる橋へと自転車を漕いだ。
    地蔵橋と呼ばれるその橋では、先に着いていた友人が私を待っていた。欄干に手をかけて川の流れをぼーっと見ている。
    私のことに気付いていないようなので、そっと自転車を止め、足音を殺して近づいた。
    「わっ」
    後ろからその肩を掴んで揺する。
    しかし、期待していた反応はなかった。声を上げたり、びくりと震えもしない。
    彼はゆっくりと振り返って、私を見やった。
    「びっくりした」
    「してねぇだろ」
    彼はくらげ。もちろんあだ名である。
    何でも幼少の頃、自宅の風呂にくらげが浮いているのを見た時から、
    常人では見えないものが見えるようになったのだとか。
    私は今日の訪問のついでに、それを確かめてみようと思っていた。
    すなわち、彼の家の風呂にくらげは居るのか居ないのか。私には見えるのか見えないのか、だ。

    「くらげ星」【ホラーテラー】 →続きを読む

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    157:2009/05/11(月) 22:24:09 ID:
    かみさんと結婚前の旅行中に体験した実話。

    自分(霊感・霊体験なし。オカルトはTVでやってれば見る程度)
    彼女(   同上    オカルト的なものは一切拒否。超怖がり)

    結婚前に九州へ自動車旅行したんだが、宿は適当な場所でラブホを見つけて宿泊。
    旅行最終日前夜も国道沿いの普通のラブホを見つけて入室。
    風呂入ってやる事やって就寝したのは深夜1~2時頃だったと思うが、
    いやな雰囲気等もなく普通に寝付く事が出来た。

    夜明け前ぐらいに腹痛の為目が覚め、トイレを済ました。自分は痔持ちなので、
    ウオシュレット代わりに風呂のシャワーでお尻を洗い、そのままお湯を張ってつかっていた。
    すると、脱衣所に人が入ってきた。

    「ラブホ」【実話恐怖体験談】 →続きを読む

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    127:2009/04/28(火) 21:01:36 ID:
    中学生の頃祖父から聞いた話(話自体は祖父の父=曽祖父から祖父が聞いた話)

    俺の地元の山に神主もいない古びた神社があるんだが、そこに祀られている神様は所謂「祟り神」というやつで、昔から色々な言い伝えがあった。

    大半は粗末に扱うと災害が起きるとかそんな話なのだが、そのうちの一つにこんな話があった。
    それは戦国時代、当時の領主の放蕩息子が祟りなど迷信だといって神社のご神体を持ち出し、あろうことか酔った勢いで御神体に向かって小便をかけたらしい。

    それから暫くは何事も無かったのだが、数年後から異変が起きた。
    (古い話で詳しくは伝わっていないが、口伝として語り継がれているのは以下のようなもの)


    ・詳細は不明だがあちこちで説明の付かない怪異が多発
    ・村人が何人も理由不明で失踪
    ・領主の顔が倍近くに腫れあがる原因不明の病気にかかり、回復はしたが失明
    ・問題の放蕩息子以外の3人の息子達は戦で重症を負ったり病気にかかったり
    ・問題の放蕩息子は乱心し山に入ってそのまま帰らず
    ・祟りを恐れた村人達が色々と神様を鎮める試みをしたが全てうまくいかず、村人は次々と村を去り事実上の廃村に

    こんなところなのだが、まあ古い話であり、文献として残っているわけでもなく、事件の結末も解らない中途半端な話なうえに、
    口伝として語り継がれる程度のものだったのと、その後村に住んでいる人たちは後になって移り住んだ人たちばかりなので、いわゆる噂程度のものだった。

    そして時代は変わって祖父がまだ生まれる前、明治維新から数年後頃の話。
    神社は当時から神主などはおらず、村の寄り合いで地域の有力者などが中心となって掃除や神事などの管理し、たまに他所から神主さんを呼んで神事をしてもらっていた。
    また、口伝として残されている話などから、「触らぬ神に祟り無し」ということで、御神体は絶対に誰も触れることなくずっとそのまま存在し続けていた。

    「祟り神」【洒落怖】 →続きを読む

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    653:2009/03/11(水) 02:13:35 ID:
    十代最後の思い出に心霊スポットとして有名なトンネルがある山に凸したときの話。
    俺と友人三人は金も車も無かったのでバスを乗り継いで現地に向かい、夜に歩いて帰宅するという
    今考えたらアホすぎる計画を立てて出発した。
    当時は心霊凸+深夜ウォーキングの旅で二重においしいなんて気持ちだったと思う。

    下車後、バスのある町からひたすら歩いて山に向かうわけだが、車に弱い友人Aがバス酔いしてしまったため、
    予定以上に町に滞在してしまった。
    夕日が急速に沈んでいくのを尻目に、急ぎ足で町から山に向かう道を駆けていた俺達の前に
    山での仕事帰り風のおっさんが現れた。挨拶されたので返すとちょっと立ち話するハメになった。
    おっさんは日が沈んでからの山は危ないとしきりに俺達を止めたが、サバイバルを求めるお年頃の俺達には馬の耳に念仏だった。
    結局あまり深く山に入らないことを約束させられて別れたが、
    おっさんの「夜の山は人を飲み込む」という言葉と別れ際の
    「道に迷ったとしても絶対獣道には入っちゃならねぇ。戻るも進むもきれいな山道だけにせれ」
    という助言が少し気になったが、まぁ特別不思議な台詞ではないので受け流した。

    「山の不思議な出来事」【山にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    366:2011/07/01 21:55:52 ID:
    中学時代のある日のことだ。その日、私は朝から友人一人を誘って、海へと釣りに出かけた。
    当時住んでいた街から山一つ越えると太平洋だったので、子供の頃は自転車で片道一時間半かけ良く遊びに行った。
    小学生の頃はもっぱら泳ぐだけだったが、中学生になって釣りを覚えた。

    待ち合わせ場所である街の中心に架かる地蔵橋に行くと、友人はすでに橋のたもとで待っていた。
    彼はくらげ。もちろん、正真正銘あの海に浮かぶ刺胞動物というわけでは無いし、本名でもない。
    くらげというのは彼につけられたあだ名だ。
    私は中学の頃オカルトにはまっていたのだが、そのきっかけがくらげだった。
    くらげは所謂『自称、見えるヒト』だ。
    なんでも、自宅の風呂にくらげがプカプカ浮いてるのを見た日から、
    彼は常人には決して見えないものが見えるようになったらしい。
    「僕は病気だから」と彼はいつもそう言っていた。

    しかし、くらげと一緒にそういう『いわく』 のある場所に行くと、たまに微かだが、私にも彼と同じモノが見える時があった。
    くらげが言う病気は、他人に感染するのだ。
    「わりぃ、待たせた。んじゃ行くか」
    私が言うと、くらげは黙って自転車に跨った。
    釣竿は持っていない。彼は釣りをやらないのだ。理由は聞いたことは無かった。
    「見てるだけでも良いから来いよ」 と言ったのは私だ。

    くらげを誘ったのにはわけがある。それは、これから行こうとしている場所には、とある妙な噂話があったからだ。
    曰く、近くの漁村に、死体を釣る男が居るという。いわゆる都市伝説だ。
    自転車での山道。私は意地で地面に足をつけずに砂利道を上った。
    くらげは自転車を押しながら、後ろからゆっくりとついて来ていた。

    「死体を釣る男」【ホラーテラー】 →続きを読む

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    297:2009/03/26(木) 22:39:49 ID:
    10年以上前の話だけど

    昔自宅のすぐ近く(道路挟んで隣)にボロイ病院があった
    俺は小さい頃(8歳くらい?)喘息でその病院によく入院していた
    一ヶ月程度の短い入院を繰り返し
    入院したては辛くてずっとベットの上だったけど
    退院日が近くなると元気になって病院中を探索して遊んでた

    俺には1歳上の姉ちゃんがいて、家が近い事もあって頻繁にお見舞いに来てくれてた
    姉ちゃんが来るといつもスーパーボールを病院のどっかに隠して少ないヒントで探す宝探しゲームと言うモノをやっていた
    ゲーム機とか持ってない俺はそれが凄い好きで退院日近くは病院の中をウロウロしまくってた

    数年後あんまり入院しなくなった頃病院が別の場所に移る事になって
    救急車やトラックで荷物の搬送を頻繁にしてて凄い五月蝿かった
    で、暫くして搬送も全て終わり後は取り壊すだけになり工事関係の人が機材を運び込んだり
    お払いの人が来て怪しい儀式みたいのをやってたりで、昼間は人が絶えることがあんまりなかった
    けど夜はほとんど無人

    今考えれば当然だけど、リア小の俺はなんでだろう?と思ってた
    でも都合がよかったから特に深く考えなかった
    都合がよかった、と言うのは当時の俺は怖いもの知らずのアホガキで
    廃墟の病院に夜(18時~20時?くらい)姉ちゃんと忍び込んで探索ごっこをして遊んでいた
    昔探索しつくしてた事もあり病院内は庭みたいなモノでかくれんぼや
    お医者さんごっこ(非エロ、患者はクマとかの人形)とか馬鹿な事して遊んでた

    「廃墟の病院」【洒落怖】 →続きを読む

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    384:2001/06/20(水) 17:38 ID:
    お隣にご夫妻とも全盲のご夫婦が住んでいらっしゃいます。
    この話は、ご主人から茶飲み話にうかがったものです。

    このご主人という人は、16歳の時に自転車事故で失明されたそうです。
    当然、精神的に落ち込んでしまったのですが、
    生来の負けん気からすぐに積極的に出歩いて、家に閉じこもらないように頑張ったのだそうです。
    急な失明です。目の見えない状況での行動に慣れておられないため、随分危険な目にも遭ったそうです。
    しかし周囲の人々の意外なくらい暖かな助けのお陰で、なんとか大過なく過ごすことができたそうです。

    例えば電車のホームを歩いているとき、杖が線路側に落ち込んで、その勢いで転落しかかった事があったそうですが、
    その時は誰かが「危ない!」と警告しつつ裾を引いてくれて、それで助かったのだそうです。
    また、交通量の多い車道を横断しているときにも、前方不注意の車に押されて倒れかかったそうですが、
    これまた誰かが抱きとめてくれたのだそうです。
    これら、名も無い人たちのお陰で怪我も無く過ごせ、ありがたいことだと思っていらしたそうですが……。

    全盲の生活に慣れた頃、ふとあることを思い出したそうです。
    何度か手を差し伸べてくれた人たち、それらの人々が声や手の柔らかさから一様に女性であった事を。
    そういえば、声も良く似ていたような気がする。というより、同一人物だった気がする。
    そう考えると、ちょっと怖いような気持ちになられたそうです。
    なんとなく理解できますね。
    決して一定していない出歩き先で、同じ未知の人物に付きまとわれていたとしたら……。

    「名も無い人」【洒落怖イイ話】 →続きを読む

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    233:2006/02/20(月) 11:04:37 ID:
    実体験で悪いが(スレ違いならスマソ)、自分的に後味の悪い話。

    高校の時、一年間、アメリカにホームスティしてた。
    友達と一緒にお世話になった滞在先は、とても感じのいい夫婦と中学生の娘が一人。
    彼らはキリスト教徒で、たまに日曜日に教会に行く程度。
    私達にも強制的に勧める事もなく、「もし興味がわいたら、いつでも連れてってあげるからね」という感じで、
    本当に穏やかで親切な人達だった。

    クリスマスが近づいてきたある日、
    ホームステイ先のお母さんから、「近々、教会でクリスマスの劇があるから行かないか?」と言われた。
    正直、私は最初は渋ってたのだが、友達が興味を持ち「行きたい」と言い出し、
    私も『普段はかなりお世話になってるんだし、クリスマスだから案外楽しいかも』と思い、連れて行って貰う事にした。

    ところが着いてビックリ、劇はショート・ショートなのだが内容は全て一緒だった。
    二人の男が出てきて、生前のシーンを再現する。一人は金持ち、一人は貧乏。
    だけど金持ちの方は教会には多額の寄付をしているが信仰心ゼロ。
    一方、貧乏人の方はお金はないけど、毎日、神に感謝しながら生きている。
    この二人が同時に何かの事故で死ぬ。

    死後の世界、彼らは天国の門の前に立ってて、天使が天国行きの名前が書いてあるリストを持っている。
    結果は当然、貧乏人は天国行き、金持ちは載ってないので地獄行き。
    この時、いきなり大勢の赤と黒の装束に身をまとった人達がソデから出てきて、金持ちをひきずって行くのだが、
    音楽や照明も怖く、小さい子は泣き出し、高校生の私でもビビった。
    そしてこんな内容が延々と3時間も続いた。


    「クリスマスの劇」【後味の悪い話】 →続きを読む

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