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    カテゴリ:オカルト・怖い話・ミステリー > 【海にまつわる怖い話】

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    889 : 本当にあった怖い名無し : 2014/05/29(木) 23:45:45.64 ID:
    「ケイコさんの話」

    うちのばあさんは四国のとある港町で料理屋をやっているんだが、

    そこで常連としてよく来ていた、水産会社の社長から聞いたという話。

    その社長曰く、あるころから、会社の事務所に女の幽霊が出るようになった、

    と言う。といってもいわゆる貞子とかあーいうおどろおどろしい感じではなく、

    たまに事務所に現れては、儚げな表情で遠くを見つめて佇んでいるだけ。

    それも昼間から。もちろん幽霊なので見えない人には見えないし、

    見える人も最初は驚いたものの、誰かを恨んでいる様子でもなくただじっと

    そこに立っているだけなので、だんだん気にならなくなっていったそうだ。
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    431:2009/09/09(水) 02:41:04 ID:
    千葉の外房の、とある漁港が好きで、度々夜釣りに出かけていた時の話。
    その漁港は古くから「石持ち」などが投げ釣りで釣れるのだが、
    防波堤が余りに小さく、少しシケルだけで非常に危険な状態になる。
    そこで何年もかけて護岸工事が進み巨大なテトラや防波堤が出来ていた。

    前回訪れた時は無かった新しい防波堤が伸びていて、
    遠くから見ると先端部分の街灯の下に先客がいるようだ。
    すぐ傍まで近づいてから「釣れますか?」と声を掛けようとして思いとどまった。
    明らかに釣りの格好をしてクーラーボックスに腰をかけているのに、
    竿を出さずに視線を落とし、ボーっと海を眺めていたのだ。

    後ろ姿からすると50~60代以上の、やや高齢者のように見える。
    付近にはペットボトルの飲料が一つと、手にはカップ酒のような物を持っている。
    それ以外の物は特に見当たらないようだった。
    防波堤の先端から5m以上手前に戻ると光がまったく射さなくなるので、
    釣りの準備をするのは大変だが、何となく気味が悪かったので挨拶の必要が無い
    暗い場所まで戻ってから、釣りを開始するために荷物を降ろし始めた。

    打ち寄せる波の音が絶え間なく響いていたのだが、その合間にふと奇妙な声が聞こえて来る。
    「あれ?」と思って先端部分のお年寄りに目を向けると、肩がビクビク小刻みに揺れていて、まるで寒さに震えているようだ。
    どうしたんだろうと思って少し様子を見ていると、ブツブツ何か言いながら、
    手に持ったワンカップ酒を一気に飲み干し、その後ペットボトルの蓋を開けてから、海にドボドボと流し始めた。

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    997 : 本当にあった怖い名無し : 2014/09/11(木) 21:01:47.17 ID:
    海の話ではなく、川の話です。

    私の祖母が子供だった頃、住んでいた村は、比較的大きな川の近くにありました。
    北海道です。
    当時は、河川改修などほとんどされておらず、大雨が降ったりすると危険な存在だったそうです(いまもそうですが。)上流で雨が降ると泥で濁った水が流れてくるのですが、たまに、動物(エゾシカなど)の死体が流れ下ってくることがあったそうです。たまに、人間の死体が流れてくることがありました。

    周りの樹木の破片などといっしょに流れてくるので、かなり傷んでいる死体がほとんどだったと語っていました。しかし、ある時(夏だったと言っていたと記憶しています)、おかしな死体が流れてきました。
    no title

    どう見ても人間なの
    ですが、硬い鎧のようなものを上下に着ていて、大きな口には太く尖った
    歯が並んでいたと。不思議なのは、その死体には、目も鼻も耳もなかった
    そうです。べつに傷んで脱落したのではなく、孔もなく、まったくないつるんとした
    状態だったそうです。
    当時は、警察の取り調べもあまり厳密ではなく、身元もわからないので、
    地元の寺の墓地に埋葬したそうです。当時は土葬だったそうで、あたらしく
    遺体を埋葬すると土饅頭ができて、埋められた遺体が腐敗して体積を減じると
    その土まんじゅうが平らになるのですが、その死体を埋めたところは、
    いつまでたっても平らにならなかったとのこと。鎧のようなものは、死体から
    剥がせなかったので、そのまま埋めたので、それが原因ではないか?と
    寺の住職は、語ったそうです。

    「おかしな死体」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    827 : 本当にあった怖い名無し : 2010/05/20(木) 22:14:37 ID:
    今から10年近く前、ある船の三等航海士として勤務してました。

    で、たしか沖縄向け航海をしてるとき。
    夜中の2時ごろ、いつものように船の位置を海図に記入して前に戻って外を見てました。
    ふと海面に目をやると、波間に夜光虫の群れがが。
    夜光虫はどちらかといえば汚い海に多いもの、このあたりでは珍しいし暇な事もあって、
    一緒に当直に入ってる操舵手の人に夜光虫がたくさんいると声をかけました。
    しかし、彼は顔をしかめて見ようともしません。
    理由を聞くと、夜光虫は海で死んだ人の魂だといわれてるから見たくないと。

    そんな言い伝えもあるんだな、と思いつつ再び前方の見張りに戻りしばらくする雨が降り出しました。
    そのとき、海面一面が青白い光に覆われました。
    空には雲がかかり真っ暗な状態。海は見渡す限り暗く青白い光の海。本船はその光の中を進んでました。

    さっきの操舵手の人の言葉が本当なら、ちょっと怖いよなと思いつつ、一度船の位置を確認しておこうと海図に向かって位置を記入して確かめたら。
    悪石島の付近でした。
    no title

    「夜光虫」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    60 : 本当にあった怖い名無し : 2006/07/22(土) 03:40:09 ID:
    ナンパ目的で相棒と白浜に行った時の話です。

    もちろん、ホテルや海の家の予約などしたことがない俺達は、
    ナンパした女の部屋にしけこむのが当然だったのだが、その日は
    忘れもしない人生初めての超惨敗で、真っ暗になっても浜辺でナンパを
    していた。

    努力の甲斐なく、その日は浜辺にあるベンチで一泊する事となった。
    花火をするカップルはいたが、女たちだけでする奴らは全くいなく
    この時点で帰れば良かったと、今は思う。
    花火をする人影もなくなり、波音だけの昼間とは全く違う世界。

    相棒のイビキがとなりのベンチで聞こえた頃、0時過ぎだったと思う。
    すぐ近くの砂の上を歩きまわる音が聞こえてきた。
    もちろん真っ暗だったが、ライター以外に明かりの無い俺でも
    十分に目が闇になれていた。 音のする方を寝ながら見ると、姿は見えないが
    確かに5人くらいの足音が聞こえる。
    no title

    「昼間とは全く違う世界」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    19:2007/04/15(日) 03:19:36 ID:
    海のそこで仏さんを見つけた時、その仏さんが立って(いるように浮いていたら)いたら気づかない振りをして放っておけ。
    なぜなら立ってる仏さんは強い無念を残して死んだから、同情して引き上げようとした人だろうと構わず取り憑いてくるからだ。

    この話はダイバーにとっては常識らしい、っとなぜか山に詳しい父が語ってくれました。
    横になってるのは良いんだって、本当かな?

    「立っている水死体」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    588:2013/11/09(土) 17:24:02.94 ID:
    海の話です。

    昔、漁村では、漁村の出身者同士が結婚するのが一般的でした。生活習慣や価値観が
    山村とは異なるためです。村のAさんは、内陸の村に造船の交渉のため赴いた際、村の
    娘さんと良い仲になり、お嫁さんとして迎えることになりました。Aさんは男前で偉丈夫
    だったので、ねらっている娘たちも地元の村にも少なからずいて、残念がられました。

    結婚して、こどもが生まれました。長男、長女と生まれて、次男が誕生。みな、元気に
    育ちました。昔は乳児死亡率が高かったので、めでたいことでした。次女が生まれたとき
    村に衝撃が走りました。その赤ん坊は、今までの子供たちと違って、いわゆる白子だった
    のです。

    成長するとさらに驚くことに。その子は、両親にまったく似ていない。相貌が
    白人(毛唐)のそれだったのです。両親とも純日本人の顔つきであり、母親は、背も低い。
    「白人と不義密通したのではないか?」という噂もたちましたが、そのようなチャンスは
    そんな辺鄙な漁村にはなく、また、母親も貞淑な人だったので、すぐに噂は消えました。
    皆、不思議がりました。次女は、そんな皆の心配をよそに元気にそだち、6歳くらい
    に成長するとまったく白人の少女となりました。もちろん、日本語をしゃべるのですが、
    髪の毛の色は、紅葉したイチョウの葉っぱのよう、瞳の色は、サメの目のように青かったと。
    肌の色は、陽光に日焼けして真っ赤でしたが、地肌は、貝殻のように白かったそうです。

    「けとう、けとう」とまわりの子供たちからいじめられたそうですが、彼女は、父親に似て
    背が高くがっちりとした体つきで、自分をいじめる子供たち(漁村の男の子です)を
    ぼこぼこにしていたそうです。
    (つづく)

    「白子」【海にまつわる不思議な話】 →続きを読む

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    610:2013/11/13(水) 20:17:21.48 ID:
    海の話です。

    昔は、手漕ぎの船(帆付き)で沖に漕ぎだして、漁を行っていました。
    その日も、その漁民は、沖に漕ぎだして漁をしていました。波は低く、穏やかな日でした。
    彼は、釣り糸の様子を見ていましが、突然視界を横切るものがあり、驚きました。
    それは、泳いでいる人。男か女かわかりませんが、裸の人間が船の下をくぐって泳いで
    行ったのです。

    「沖で泳ぐ人」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    751:2011/11/03(木) 18:40:03.91 ID:
    小学4年か、5年の夏休みだったと思う。
    両親の仲がうまくいかなくなり、色々あって
    半月あまり、父親の実家に預けられた。

    祖父も祖母も優しくしてくれたので寂しくはなかった。
    特に祖父は、釣りの好きなオレを気に入ってくれていた。
    (どうもオレの父親は釣りが好きじゃなかったらしい)
    今日は朝方○×の港、明日は夕方△□の磯、そんな感じで
    色々な釣り場で釣りの秘訣を教えてくれた。

    「アキ(←オレ)はなかなか筋が良いわ、
    タケ(←父)は全然駄目だったがな...。」
    そう言って笑う祖父の顔を見ると、オレも嬉しくなる。
    自分でも色々工夫するし、自然に釣りが上手くなった。

    「やまわら」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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    634:2011/10/22(土) 19:55:52.59 ID:
    怖い話じゃなくても、不思議な話ならここでいいんだよな。

    もう10年ほど前の事だが、長期の出張で、ある離島にいた。
    「何もあんな僻地に...」って同情してくれる先輩もいたが、
    オレは釣りが好きなんで、まさに願ったり叶ったりの人事だった。
    たまの連休も実家には戻らず、釣り三昧の毎日、まさに天国。

    で、ある新月の晩、いつものように夜釣りに出かけた。
    良い潮なんだが、馴染みのポイントには他に釣り人がいない。
    仕掛けを放り込んで懐中電灯を消したら、それこそ真っ暗。
    曇り空だからか星も見えず、本当に真っ暗なんだよ。

    あ~、これくらい暗くて静かならチンの良型来るんじゃね?
    なんて思いながら缶ビール飲んでたら、眼が慣れてきたのか
    眼の前の海にうっすらと緑色の光の筋が見えてきた。
    光の筋はオレの前から真っ直ぐ、次第に深く沖へ伸びている。

    「光の筋」【海にまつわる怖い話】 →続きを読む

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