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    カテゴリ:2ch読み物・長編・名作 > ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

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    1:2007/11/24(土) 21:38:07.44 ID:
    職業はプログラマ。この職業、マジでやばすぎる。

    入社日での出来事。
    パソコンを渡される→指示された通り、色々なものをインストール→設計書を渡される。

    「これでおっけーと。んじゃ作れ」
    「え?」
    「いや作れって」
    「あ、え?は、はい」
    「みんな忙しいから、出来る限り自分で解決しろよ」

    そう言って去っていくチームリーダー。
    このまま悩んでてもしょうがない。とりあえず設計書を見てみるか。
    フレームワークがどうのこうの、うんたらかんたら・・・。テストはどうのこうの・・・。


    ワケわからんぞ

    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第一部① →続きを読む

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    0210:2007/11/25(日) 02:11:38.00 ID:
    おい上原ぁ!!!

    お前が遅いから1がたてちゃっただろうが!


    乙しとけよ!!!








    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第一部② →続きを読む

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    037:2007/11/25(日) 15:53:26.87 ID:
    前編見てくれてた人、どのくらい居るかな・・・。
    朝6時ぐらいまでやってたから、まだそんな居ないかな。
    とりあえず復活したので、前編であるデスマ編の続きを書こうと思います。
    今北人用に、前編の内容を簡潔に。

    10年前後NEETで最終学歴が中卒の俺が、母ちゃん死亡で働く決心がつく。
    職業はプログラマ。世にも恐ろしい残業地獄職だ。
    一応言っておくと、上流SEや、会社によって違うらしい。
    前スレの意見を統合すると、俺の会社が異常すぎるとの事。
    プログラマを目指そうと思う人は、こいつの会社やばいって程度で見てくれるとありがたい
    俺の入った会社は超絶ブラック。主に人間関係がヤバイ。そして入社日の時点でデスマが始動。
    そんな中、俺はここで諦めたら母ちゃんに申し訳が立たんと必死に頑張る。
    それが報われたのか、入社して2週間でプロジェクトリーダーにならないかと持ちかけられた俺。




    どーする俺!?どーなる俺!?






    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第二部 →続きを読む

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    0486:2007/12/01(土) 15:49:01.41 ID:
    戻ったぜちくしょう。
    今日は休みだと思ったのに狩り出されるとは。しかし後顧の憂いは断ってきた。

    さて、これから第3部『そして廃人へ・・・』編に突入するわけだが
    プロジェクトリーダー編までで、何か質問ある?答えられる範囲なら答えるんだぜ
    それともとっとと続き書いた方が良いかね。



    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第三部 →続きを読む

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    05592:2007/12/02(日) 17:23:18.80 ID:
    「どこから話そうか・・・。私も色々と波乱万丈の人生を歩んでいてね」



    ・・・。俺よりもなのか?




    「そうだな・・・。学生時代から、話そうか。
     私が大学生の頃の話だよ。7年か8年前ぐらいかな」




    藤田さんは大卒だった。俺は中卒だ。
    大卒が説教を垂れるのか。もうやめてくれ。俺はもう疲れたんだ。
    俺は必死に自分を抑えていた。利己的な考えしか出来ない事に気付いてはいたが
    俺の中では、もうとにかく「逃げたい」「逃げたい」だったのだ。




    「当時、私は夢があってね。
     法学部に在籍してたんだが、そっち関係の仕事につきたかったんだ」
    「・・・」
    「だから、私は一生懸命だったよ。ただひたすら、勉強して、バイトして・・・」





    この話に一体、何の意味があるというんだ・・・








    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第四部 →続きを読む

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    06673:2007/12/08(土) 23:00:33.91 ID:
    第五部・最終章『もう俺は限界かもしれない』









    「おはようございます」


    この会社に勤めて1年を過ぎ、俺はこの日もいつも通りに出社した。


    「マ男くん、おはよう」


    藤田さんだ。例の過去話以来、俺と藤田さんはお互いに信頼できる関係を築いていた。
    まぁそれでも、俺が藤田さんに依存寄りなのは否めないがな。



    「すっかり春ですね。通勤途中、公園で桜が咲いてましたよ」
    「そうだね。まぁ、私たちは花見できそうにないけどww」



    ごもっともだ。



    「そういえばマ男くん、今日は新卒の子が一人、入るみたいだよ」
    「え、そうなんです?」



    なんでまたこんな会社を新卒で受けちまったんだか・・・。
    会社選びは慎重にしないとダメだろう。
    10年前後もNEETやってた俺が言えるセリフじゃないがな。



    「なんでも専門出で、シスアド持ってるみたいだから、完璧ド素人って訳でもないようだよ」
    「珍しいですね。即戦力になりえますかね」
    「いや、新卒だからね。正直な話、今の時点では分からないな」


    確かにその通りだ。この会社は、知識どうこうの話ではない。
    どれだけ早くソルジャーになれるか、どれだけ自力で駆け回れるかが最重要項目なのだ。
    それが果たせなければ、新卒という一生に一度だけ手にする事が出来るブランドを失い、世をさまよう事となる。

    他人の事ながらも、俺は正直、気の毒にと思えた。



    「朝の十時から、応接室で紹介するみたいだから」


    十時か。ていうか、紹介あるのね。俺の時は無かったのだが。
    しかしどんな子なのだろうか。
    どうせ俺の時みたいに、放置されるんだろうな。




    そして、十時がやってきた。








    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 第五部 →続きを読む

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    0781:2007/12/10(月) 23:27:40.76 ID:
    この平日一週間を使って、第五部での空白の1年間を書こうと思う。
    暇潰し程度かつ本編とはほぼ無関係となる部分だから、勘ぐり無しで純粋に楽しんで欲しい所です。
    詳しくは雑談スレの方で。


    本編より話はさかのぼり、木村くんが入社して1年が経った頃の話だ。
    竹中も正社員として起用され、木村くんとまでは行かないまでも、そこそこ仕事が出来るようになっていた。
    新たな戦力を加えた俺たちは、今日もプロジェクトに取り組む。


    「以上が今回のプロジェクトの説明だ」


    こりゃまた上原さんのスケジュールが厳しいな。
    藤田さんとほぼ同じ量だが、力の差は大きいぞ。


    「質問あるやつ居るか」
    「は、は、は」


    上原さんが手を出したり引っ込めたりしている。


    「ないよーだな」


    いや、おい。


    「はい、リーダー」
    「おう木村か。なんだ」
    「僕は誰と仕事するんですか?」
    「あ? お前はもう一人で十分だろ」
    「うーん、これってVBですよね? まだ経験浅いんで、誰かつけてもらいたいんですけど」


    確かにそうだ。
    まだ一人でやらせるのは心許ない。俺が付こうか。


    「お前は誰か希望いるのか」
    「上原さんにしてもらいたいです」


    えぇ!?


    「あ、あ、あ、わ」






    ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 完結 →続きを読む

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