158 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:21:06.65 ID:
前回
洒落怖でkoeeeeと思った話貼ろうぜ


 [色彩画]

自分が高校の頃の話です。
自分は美術部に入っていて、自分で言うのもなんですが、
その部の中では1番絵が上手いみたいな感じで、
絵が仕上がる度に結構みんなからチヤホヤされてたんです。
しかも、美術部に男は少なく、ほとんどが女子だったので、
数人の男子からは「絵が上手いとモテモテでいいよなー」とか
羨ましがられてました。自分は、少し複雑だったのですが。
しかし、自分と同じぐらい、いや、むしろ自分より上手い人が部の中に
いたんです。髪の長い、女の人。しかし、その人は何か陰湿な感じで、
その人がどんな上手い絵を書いても、誰も見てくれはしませんでした。
先生も、自分の方をえこひいきして、自分はその人が可哀想に見えて
なりませんでした。そして、ある日自分はその人に声をかけたんです。
「○○さん、絵かなり上手いよね?絶対俺よりも上手いし!」
自分はその時、心の中でセリフが決まっていたもんだから、
その人が書いてる絵に目をやっていませんでした。
するとその女の人は、今までの陰湿なイメージを吹き飛ばすような
微笑みを見せました。何だ、この人、実は明るいんじゃん!
自分は、その人との話題を作るために、その人が書いてる絵に
目をやりました。鮮やかな赤い絵の具が光る、綺麗な色彩画。

と思いきや、俺の死体。

みんながこの人に近付かない理由がよく分かりました。
ちなみに、後の友達の話によると、その女の人は、
好きな人の死体を書くのが趣味らしい。
異常ですよね。
no title


159 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:21:49.15 ID:
[だーれーだ?]

今から二年ほど前のことです。とあるアパートに彼女と同棲していました。
その日はバイトが早めに終わり、一人でテレビを見ながら彼女の帰りを待っていると、
「だ~れだ?」という声とともに目隠しされました。
当然彼女だと思っていた俺は、「○美だろ~。お帰り・・・」と、彼女の手をどけながら
後ろを振り向きました。
しかしそこには誰もいなかったんです。一瞬呆然となった後、俺の心臓は鼓動が聞こえるほど
早まっていました。

おかしい・・さっきの声は?・・・きっと幻聴だ・・・ドアが開く音しなかったじゃないか・・・

必死にそう思いこもうとする一方で意地悪な考えが頭に響いていました。

手はどう説明する?・・・目隠しもされた・・・その手を掴んでどけた・・・感触もまだ残ってる・・・

俺はもう恐怖で発狂寸前でした。(とにかくここを出なきゃ・・・)勇気を振り絞り、立ち上がろうとしたその時
金縛りに会い、体が全く動かなくなってしまいました。心臓が張り裂けそうで、恐怖でパンクしそうでした。
突然部屋中に若い男女と思われる笑い声が響き渡り、ふっと笑い声が止むと耳をつんざくような恐ろしい叫び声が上がりました。
俺の意識があったのはそこまでで、気が付いたときは彼女に介抱されていました。
俺は彼女にそのことを話し、急いでその部屋を出て、その日は友達の家に泊めて貰いました。

翌日、大家にこの事を問いつめると、以前この部屋にはシャブ中のカップルが住んでいて、
男が女を殺し、自分も自殺したと教えてくれました。

161 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:22:33.49 ID:
 [誰?]

まだ俺が幼稚園の頃、
父親と母親が仲悪くて毎晩喧嘩していた。
だけど父は暴力的だったので母はいつも泣いてた。
それで父を避けるようにして、毎晩父が帰ってきたら、
自分たちを連れて寝室で明かりを消して寝たふりをしていた。
ある日もドアをガチャガチャし始めて乱暴に家に入ってきたので、
自分たちは寝たふりをしていた。
部屋の前で足音が止まってバタンと乱暴にドアがあいた。
自分たちは身動きもしないで布団の中でおびえていた。
すると寝ているのを確認するように布団をめくって覗き込みはじめた。
寝ているのを確認すると再び玄関を開けて外に行ってしまった。
酒を飲みに行ったんだろうと思ってたら、
10分くらいして父が帰ってきた。
そしてまたこっちの部屋のドアを空けて
「おい、寝るなら玄関のカギくらいかけておけ」と言った。
母は少々怒りながら
「あんたが今カギかけずに外に出て行ったんでしょうが」
と言うと、
「俺は今帰ってきたんだよ」と父が言った。。
え?じゃあの時布団めくったのって誰だったんだろう。 

165 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:27:00.40 ID:
[マネキン工場]


幼い日、何てことなく通り過ぎた出来事。その記憶。
後になって当時の印象とはまた違う別の意味に気付き、ぞっとする。
そんなことがしばしばある。

例えば。
小学生の頃、通学に使っていた道は一面田圃の田舎道だった。
途中に寂れたマネキン工場があり、あとはそのずっと先に駄菓子屋が一軒。
人家は田圃の向こうに点在するのが見えるだけ。
マネキン工場は既に廃工場だったらしく、人が働いている姿を見た記憶が無い。
封鎖された敷地の隅にはバラバラになったマネキンの残骸が積んであり、
それが金網越しに見える。その様は面白くもあり、不気味でもあった。
工場の敷地を幅が広い側溝が取り囲んでいて、酷い悪臭を放っている。
濁り、ヘドロ状になった水。無造作に捨てられた大量のゴミ。
ある日寄り道をして、いつもは行かない工場の裏手に回ってみた。
側溝の惨い有様は道路側をはるかに上回っている。
そこで、ゴミに混じって半身を浮かせた女性のマネキンを見つけた。
白く整ったその顔立ちは掃き溜めに鶴といった風情。
引き上げて友達連中が集まる溜まり場に持って行けばヒーローになれる、
とは思ったが、水が余りに汚いし場所も遠いので諦めた。
他の奴がヒーローになったら嫌なので、この発見は誰にも教えずじまい。
それからしばらくは、その人形の様子を確認しに行くのが日課となった。
けれど、哀しいことに彼女が日に日に朽ちて行くのが分かる。


166 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:28:10.68 ID:
数日も経つと白い肌は薄汚れて変色し、見る影も無くなって来た。
やがて、豊かな頭髪は抜け落ちてまばらに。
艶を失った肌は黒くぼこぼこ。鼠に齧られたらしき痕すら見える。
諸行無常。最早すっかり興味を失った。
最後に見た時には、水面を覆い尽くすゴミに埋もれて、
透明度ゼロの汚水に大部分が沈んでしまっていた。
かろうじて水面に覗いた部分も、水を吸って醜く膨らんでいる。
それはもう、ただのゴミだった。

けっこう日が過ぎてからもう一度見に行った。
けれど、もう、彼女の姿はそこには無かった。
やがて小学校を卒業すると、その道を通ることすら無くなった。


高校3年の夏休み。気まぐれに思い出の場所を自転車で回った。
あの場所にも行った。景色は一変している。
田は潰されて住宅が立ち並び、工場跡は駐車場になっている。
マネキンのことを思いだし、感慨に耽る。
ふと気付いた。怖い考え。
プラスチックがあんな朽ち方をするだろうか?
既にグロ画像を多数目にしている自分。
そこで得た知識ゆえに嫌な考えを振り払えなくなった。
あれは人が腐敗して行く過程そのものだったのでは・・・?


本当の事はもう分からない。
ただ、懐かしい思い出だったものは、今では
見知った人には話せない忌まわしい記憶になっている。

167 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:28:54.04 ID:
 [正当防衛]

なんか、警察関係の話が出てたみたいなんで「法と怪異の接点」という観点でひとつ。
先日、親戚の葬式があった。(別に、葬式がらみの怖い話ではないので、悪しからず)
で、そこで検事をやってる叔父と久しぶりに会った。
通夜の席で叔父と2人で酒を飲んでいると、自然と話題は叔父が関わった事件の話になる。
叔父がしたのはこんな話。
 広島のある個人経営の商店の店主が夜半にふと目を醒ますと、物音がする。
 廊下に出てみると、全身黒づくめで小面の能面をかぶった「何か」にでくわす。
 驚いた店主は廊下に立ててあったゴルフクラブを手に取りその能面をめったうちにし、
 その「何か」を階段から突き落とした。
 果たしてその「何か」の正体は能面をかぶった空き巣であり、
 殴打による頭蓋骨陥没骨折、そして階段から転げ落ちたときに頚椎を折って死亡した。
 店主は不法侵入に対する正当防衛が認められ無罪。店主いわく。「悪霊かと思った」
僕はその話を聞いて、ふうっとため息をついた。
「丸腰の相手を凶器を持って一方的に殺害しても、正当防衛で通るものなの?」
「場合によるが、通る。」叔父がうなずく。
で、このあとの叔父の言葉に、俺は少し震えた。

「そもそも、不法侵入に対する正当防衛は法的に、
幽霊や化物の存在を暗黙のうちに前提にしている。」

168 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:29:34.13 ID:
 [チクリ]

大学に通うため、上京してすぐのことです。

高田馬場から徒歩15分ほどにある家賃3万円の
風呂なしアパートに下宿を始めました。6畳で
トイレ、キッチン付きだったので、その当時
としては割りと安かったと思います。

家具も家電製品もなく、布団とダンボール詰め
の衣類だけの何にもない部屋で最初の一月は
自炊をして我慢していました。

入居翌日、ひまをもてあまし部屋をうろうろ
歩き回っていると、足裏にチクリと痛みを
感じました。木の棘か畳のささくれでもある
のかと確認してみましたが、特に何もありません。

数日後、部屋の中を移動している時、また
足裏にチクリと痛みがありました。今度は
正確な場所が特定できたので、畳に顔を近づけ
てじっくり調べましたが、残念ながら何も 見つけられませんでした。
その後も何度もそのチクリにやられました。
部屋の中央から少しずれた位置に、そのポイント
はあり、いつもは気をつけているのですが、 たまに踏んでしまうのです。
ある日、慣れない大学生活にストレスが溜まり、
いらいらしている時に、またチクリポイントを
踏んづけてしまいました。やり場のない怒りが
沸き起こり、足を大きく上げると、そこをドスン
と思いっきり踏みつけました。

169 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:30:15.98 ID:

すると、踏みつけた足に激痛が走り、足の甲が
みるみるうちに血に溢れました。痛みが凄くて
しばらくは動けませんでした。ようやく足を
あげると、どうやら足の裏から甲まで貫いて
何かが刺さったようです。ただ、肝心の刺さった
ものが見当たりません。足の中に入り込んで
いるようでもありません。

片足で跳ねながら、なんとか近所の病院まで
行って治療してもらいました。やはり何か
鋭利なものが足裏から足の甲まで貫通して
いました。医者に何度も怪我の理由を聞かれ
ましたが、私も答えようがなく、相当不審 がられました。
その後、そのチクリポイントには「トラノオ」
という観葉植物を置いて、絶対に踏まないよう
に気をつけていました。遊びに来た友人は
みな邪魔がっていましたが。
2年後、契約の更新時期に引っ越すことにした のですが、ふと気になって畳をひっくり返し
て例のポイントを確かめてみました。
畳の下は板張りになっているのですが、例の
位置に掘り込みがしてあって、出刃包丁を
4分の1くらいのサイズにした、ミニチュア
包丁がぴったりとはめ込んでありました。
サイズは小さいですが、造りは丁寧なもの で高級なものに見えます。
その刃は錆びたように赤茶けていて、 生臭い臭いがしたのでした。

171 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 09:54:13.99 ID:P5P9tZ2y0
1からずっと読んでやっと追いついた。

194 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:27:22.92 ID:
 [張り付く女]

去年の夏にあった話です。
俺は通学のため朝の八時頃電車に揺られていました。朝のラッシュ時で、電車はギュウギュウ
に混む日と、そこそこ混む日と混み具合にむらがあったのですが、その日はそれほど空いてなく
俺はつり革を掴みながら窓の外の流れる風景を眺めてました。
ふと横を見ると、窓の外に車両の連結部分から手が出ているのに気が付きました。びっくりしましたが
周りの目を気にする性格の俺は声も出さず成り行きを見守ることにしました。
大都会のことですから、可笑しなことをする人はよくいるもんだと達観したつもりでいたのですがやがてその手は
ゆっくり移動し始めやがて体全体が、そして顔まで見えるようになりました。多分二十代前くらいの女性です。まるでレンジャー部隊のように車両の側面を
移動しているのです。その女性は俺の立っている方向に移動してきます。そして嬉しそうな顔で乗客の顔を眺めているのです。そのうちに俺と
目が合いました。こんな可笑しな状況になっているのに他の乗客は平然としているのです。
少しおかしなことに気が付きました。その女性、両手が窓に張り付いていたのです。てっきり今まで、ロッククライミングのように車両の出っ張りに手をかけて
移動しているものだと思っていたのに、違うようです。そしてその女性は俺の前まできました。窓ごしに俺のことをずっと見ているのです。
まずいことに気が付きました。俺は彼女と目が合ってたのです。少し立つとまた移動を始めました。今度はドアのところに張り付いてずっとこっちを見ています。
もうその時点で、彼女が何者なのか想像はついてました。そしてドアが開くのを待っているのです。
次の駅に到着のアナウンスが流れ、おれは慌てて隣の車両に移り、駅に着くとダッシュで駅を降り逃げました。後ろは振り返れませんでした。

196 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:28:04.32 ID:
[やっと見つけた]

俺が体験した洒落にならない夢とその話

夢の中で俺は葬式の招待の手紙を受け取った。
それが誰の葬式か分からないが、行ってみることにした。
その家に行ってみると、俺と同じく招待された人が家の前に1列に並んでいる。
何故こんなに並んでいるのかと先頭を見ると、なんと家の前に改札口があるではないか。
皆一様にその改札口に招待の手紙を入れて通過し、家の中へと入っていく。
改札口の隣には、その家の者と思われる黒い服を着た長い髪の女の人が立っており、
改札口を通過する人達に向かっておじぎの姿勢で「ありがとうございます」を繰り返している。
いよいよ俺の番が来て、皆と同じように改札口に招待の手紙を入れた。
「ピンポーン」
いきなり改札口が閉まりあせる俺。
すると隣に居た女の人が俺の腕をガシッと掴んできて俺を睨みつけた。
その女の人の目は人間の目ではく、まるっきりヘビの目をしていた。
ひるむ俺にその女は凄い形相で口を開いた。
「やっと見つけた」
ここで俺は飛び起きたが、心臓はもうバクバク状態だった。

話はここで終わりだが、幽霊をよく見るというBにこの話を俺の部屋で聞かせた時、
「そんで起きたとき、ふと隣を見るとその女が立ってたんだよ」
と怖がらせようと冗談を言ってみた。
するとBが真剣な表情で部屋の隅を指差し

「分かってるよ。今もそいつ、あそこでお前のこと見てるもん」

197 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:28:52.31 ID:
[オムライス]


わたしはオムライスが食べられなくなりました。
こんな奇妙な出来事があったからです。

以前わたしはデパートの7階にあるオムライス専門店でバイトしてました。
基本は火・木の夕方からと、土曜全日。たまに日・祝も働いていました。
ドリアやサンドイッチ等もあり、あとデザート系が充実してましたが、メニューのほとんどがオムライスで、ソースもトマト、クリーム、ミート、カレー等選べるオムライスメインの店でした。
その店に、毎週木曜日の夕方6時頃になると必ず来店するお爺さんがいました。
きれいな白髪でこざっぱりした身なりの、感じのいいお爺さんでした。いつも隅の、観葉植物の傍の席に座りました。
ひとつ不思議なのは、お爺さんは毎回違うオムライスを注文するのですが、なぜか2種類を一人前ずつ頼むのです。
うちはハーフサイズもあり、2種類のミニオムライスがセットになってるものもあったのでそれをお勧めしたのですが、毎回普通サイズを2種類注文し、帰る時にはお皿は2つともきれいに片付いていました。
「あの小柄な爺さんが2人前?」
と厨房(文字どおり)でも話題になったのですが、きっと一人暮らしで次の日用にタッパにでも入れて持ち帰るんだろう、と結論が出て、
「うちでも持ち帰り用を始めてもいいかもしれないですね」
との提案まで出ていました。

そして木曜日。6時を過ぎてお爺さんが来店しました。
その時わたしがオーダーをとりました。確か、シーフードのクリームソースと、ベーコンとナスのトマトソースでいつもどおり一人前ずつ注文受けました。
わたしはいつ持ち帰るのか興味があって、事あるごとにお爺さんを観察していました

198 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:29:33.23 ID:
お爺さんのオムライスは2つとも交互に、端からきちんと食べられていました。どちらも半分程の量になっており、
「もしかして2つとも全部食べるのかな・・・・」
と思って見ていたその瞬間、わたしは信じられないものを見ました。
それまできちんとしていたお爺さんが突然、左側のオムライスを手で掴むと傍の手提げ鞄に放り込んだのです。
「えっ!」
思わず声が出ました。観葉植物で少し隠れていたけど、確かに見ました。
お爺さんの手はクリームソースでベトベトでしたが、紙ナフキンで拭くと何事もなかったように水を飲んでいました。
ちょうど店が混んでしまい仕事が忙しくなったのですが、わたしは気になって気になってたまらず、各テーブルに水を注ぎに行く時お爺さんの所へも廻りました。
水を注ぎながらお皿を見ると、右側ももうなにも乗っていませんでした。
「こっちも鞄に入れたのかも」
と思い、つい身を乗り出してお爺さんの鞄を覗き込もうとしたその時、お爺さんと目が合いました。

今までの印象を覆すような、奇妙なくらい嫌な目つき。

目が合っていたのは1、2秒程の時間だったと思いますが、わたしは硬直して身動き出来ませんでした。
我に返ると、うろたえてそのまま他のテーブルを廻らずに厨房へ戻りました。
もうお爺さんの方を見る事が出来ず、焦りながら仕事をしていたのですが、気付くともうお爺さんは支払いを済ませて店を出て行くところでした。
わたしはあまりの衝撃で動揺して、他の人にどう言っていいかわからず、誰にも話さないままその日の仕事を終えました。

200 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:31:02.74 ID:
店は周りの飲食店と同じく10時閉店でした。
でもうちは酒類のメニューがないのもあって、8時半頃から急に暇になるので、9時になると遅番の子1人だけになり他のバイトの子は帰ります。
木曜の遅番はわたしでした。
掃除をし、着替える為裏の小さい控え室に入り、いつものように縦長のロッカーの鍵を開けました。開けたとたん、なにかムワッとした臭いがしました。視線を落とし、わたしは思わず後ずさりました。
ロッカーの、靴を収納するために取り付けられた、鉄の網の仕切り。
そこにべチャッとオムライスが乗っていました。
わたしは膝を折り、それを凝視しました。半熟の卵やムキ海老が、わたしの靴の中にまで垂れていました。
鍵をかけているのに、有り得ない・・・・・
むかつくとか泣きたいとかの感情はなく、ただ不安で動揺して、ティッシュで拭き取って片付けるとすぐにわたしは帰りました。 そして次の木曜日。
わたしは6時になるまでびくびくしていましたが、お爺さんはその日、店を訪れませんでした。
厨房やバイトの皆は「体の具合悪くしたのかな」と心配気でしたがわたしはホッとしました。
そして閉店。着替えに行ったわたしは恐る恐るロッカーを開けました。
また生臭い臭いがたちこめました。そして、靴の上の仕切りにオムライスが・・・・
しばらく呆然としてそれを見ていましたが、厨房へ行き、1人残ってタバコを吸っていた調理の人に
「すいません、ちょっと来てほしいんですけど・・・」
と呼びかけました。
「どうしたの」 「あの、ちょっと見てもらえますか?」
とロッカーへ連れて行き、扉を開け、そしてわたしは驚いて叫びました。
「嘘っ!無い!」
あとかたもなくオムライスが消えていたのです。
靴にもなにもかかった形跡がなく、臭いもなくなっている・・・・
「えっ何?」
調理の人に言われ、わたしは咄嗟に
「虫がいたと思ったんですけど、気のせいでした。ごめんなさい」
と言いました。
「そう?じゃ一応ホウ酸団子置いとくけど・・・・」
調理の人は訝しげにわたしを見ると、厨房へ戻りました。

201 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:31:43.05 ID:
帰り道、わたしは自分を納得させようと必死で考えていました。
確かにオムライスがあった。べチャッと崩れた形。時間の経った卵の臭い。
この前は拭き取っても靴がベタベタして、次の日になってもまだ臭いがしていた。
・・・でも今、靴はなんともない。臭いも全然・・・
考えれば考えるほどわからなくなったわたしは、バイトで一番仲のいい子にもう0時近かったのですが電話しました。
そして全部話しました。
その子はずっと相槌打ちながら聞いてたのですが、わたしが話し終えると素っ気なく、
「・・・・意味わかんないんだけど」
と呟きました。
それは親身になってくれないとかの次元ではなく、「あんたおかしいんじゃないの?」と思っている声でした。

その後、シフトを木曜から金曜に変えてもらい、もうおかしな事もなくなったのですが、仲がよかった子がわたしのした話を「あのこヤバイ」というニュアンスで他のバイトの子に話してしまいました。
それと同時にお爺さんはもう店に来なくなり、お爺さんに好感を持っていた皆はなんとなくわたしを冷たい目でみるようになり、居辛くなってバイトを辞めてしまいました。
今となっては、わたしが見たのは本当だったのか自信がありません。あの子のいうとおり、自分でも意味がわかりません。
でも、あのべチャッとした感覚と臭いだけが、記憶に焼きついて離れないのです。



202 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:32:41.48 ID:UTuwfQoP0
俺怖い話し好きだから結構怖い話読んでるけどしゃれ怖の話は読んだこと無いのが多い
やっぱ体験談が多いからかね。読んだことあるのも多いけど

>>1乙です
なんで張り付いてるんだろう俺・・・

203 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:32:50.74 ID:
[クリス]

よくわからない話で、どこに書こうか迷いました。
自分にとっては死ぬほど怖かったです。
身体障害者の方々を茶化すつもりはありません。
僕は、彼らに対して何も思いませんし、健常者に対しても何も思いません。

私が、中学生だった時、クラスにちょっと頭の不自由な子がいました。
実際に、けっこう無理はありましたが、いちおう普通のクラスで普通に
勉強していました。親の希望もあって、ナントカ学級には行きませんでした。
でも、クラスでもちょっとおかしいところはありましたが、なんとかクラスに
とけこんでいました。が、時々理解不能な奇行をしました。その子と仲良くして
いた女の子が乱暴まがいの事をされたこともありました。
その他にも奇声やパニックなど茶飯時で、私のクラスにはある緊張感が漂っていました。
みんな、その子になるべく触らず、かつオミソにして機嫌を
損ねないよう細心の注意を払っていました。
 ある日の、国語の時間でした。先生が、「…は~との潤滑油のように…」
というような文章を読んだあと、
「あー。えーと、潤滑油って英語でなんて言ったらいいかな…」
といいました、すると、あの子が、「グ…グ…グリ…」と斜めに頼りなげに
手を上げて言っています。ここで、みんなの頭の中には「グリス」という言葉
が浮かんでいましたが、その子が言おうとしている、言わせたほうがいいだろうと、
誰も言おうとしませんでした。
しかし、先生は「えー。なんだっけ。えー。」と言いながら、その子に気付きません。
ついに、「おい、●●(私)なんだっけ。言ってみろ」と言いました。

204 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:34:38.66 ID:
よっぽどわかりません、と言おうと思いましたが、「…グリスです。」と言ってしまいました。
しかし、先生が「あー。そうかそうだったな。グリス。」と言っているだけで、
別になにもありませんでした。その子も、別に奇行もせずいつもどうりニコニコしていました。
よかったー。少し、心配しすぎだよな。俺ら。と思いなおし、授業の後もわざわざ
話題にもしませんでした。そして、その事は放課後にはすっかり忘れてしまいました。
次の日、学校に来て、俺は朝練のため教室にはいつも一番にくるのですが、いつも通り
教室には誰もいません。しかし、自分の机、教室の一番前の窓側の席を見ると、
なんか異様です。テカテカ光ってます。なんだ?と思って触ると、ヌルッ!とします。
…グリスでした。机も、椅子も、スチールの支柱まで、中の教科書まで、全てグリスで
ギトギトに塗ってあります。本当に、ゾーーッ、としました。
「あいつだぁ…」一発でわかりました。顔面は真っ白だったはずです。
その時、背後に気配を感じました。おそるおそる、後ろを向くと、あの子が、
いつもの何倍もの笑顔、もはや怒り心頭の顔に見えるほどの笑顔を、教室のドアから、
床とマジで平行!って感じで首だけ出していました。体勢が辛かったのか、プルプル
震えています。僕は、蛇に睨まれたカエルのように止まっていましたが、その子は
僕に見つかったすぐ後、「キャッ!」と、子供の笑い声のような物を出して走って逃げて
しまいました。僕は、朝錬に行かず、雑巾でグリスを拭きました。
クラスの奴らも、どうしたの?と聞いた後、それがグリスだとわかると、気付いて
手伝ってくれました。後日談とかいろいろありますが、書きません。
もちろん、その子に対していじめなどはありませんでした。諦め、に近いものは
ありましたが。卒業式まで同じクラスで過ごしました。その子は、母親が少し
変わった人のようで、今も8浪?して、高校受験をさせられているそうです。

205 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:40:25.15 ID:WwdjUe2MO
個人的に洒落コワのクラシック

もしかしたらガイシュツ(ryかな?

 [くる]

ウチの従兄弟の叔母さん(母の姉)はちょっと頭おかしい人でね。
まぁ一言で言うと『時々昔死んだ彼氏が私を呼ぶのよ』
って台詞を親族で飯食ってる時とかに平気で言う人でね。
んで2年くらい前から「離婚したい」が口癖だったんだ。
そいで3月にその叔母さんの娘が大学に合格して
じいちゃん(母方)の家で親族で集まって合格祝いしたんだよ。
んで最初は和やかな雰囲気だったんだけど、暫らくすると
叔母さんがまた「離婚話」を始めてね。

旦那子供の前でね。
んで旦那さんはホントすげぇ良い人でどんだけ良い人かってーと
長くなるから割愛すっけど、とにかく出来た人でね。その「離婚話」
ってのがいかに叔母さんの勝手な話かってのは、もう叔母さんの母親
である家のばぁちゃんとじいちゃんが旦那さんに泣いて謝る位なんだ。

207 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:41:51.65 ID:WwdjUe2MO
そいでまぁ祝いの席で始まった離婚話。
最初はみんな「またかよ...」ってスルー方向だったんだけど
ふと叔母さんの娘の方見るとなんかすげぇ泣きそうだったのね。
もう恥ずかしくてしょうがないみたいな感じね。娘はすごい頑張り屋で
ホント今時珍しい位イイ子でね、普段の彼女知ってるからなんかそれ見たら
スゲェ腹が立ってきてさ、んでじいちゃんも真っ赤になってて今にもブチ切れ
そうだったから「チィキショイ!!俺がやってやるぅ!」って思って
「叔母さんいい加減にしろよ?(中略)みっとも無いぞ?」
的な言葉を言ったわけです。えぇぶちまけましたよ親族代表としてね。

208 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:44:11.01 ID:WwdjUe2MO
あん時の叔母さんの顔は今でも忘れないね。最初真っ赤になった顔が一気に
真っ青になっててってね。んで俺が喋り終わるや否や
「あんたみたいなガキに何が分かるってのよっ!!」
って超シャウト。ホント内心すげぇ怖かったけど、でも「よく言った!」
って顔してる親族一同の顔見たらここで退いたらダメだと思って
尚も喋り続けるとホント顔面蒼白になってね。ふらつき出したんだ。
んで流石にこれ以上はヤバイかな?って思ったウチのママンが
「それ位で...うん、先に帰ってなさい」
って俺ら子供集を家に戻るように促したのね。
因みにウチとじぃちゃん家は同じ敷地にあってね、徒歩10秒ぐらいなの。
そいで俺と姉貴と弟と従妹とで家に帰って、4人でゲームやってたんだ。
従妹にはホント何度も謝ったんだけど逆に「ありがとう」とか言われて
姉貴と弟には「よく言ったw」とか言われて、正直まんざらでもなかったんだ。
暫らくするとウチのママンが戻ってきてね、開口一番にこう言ったんだよ

209 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:46:04.54 ID:WwdjUe2MO
マジで一言一句忘れもしない。

「いますぐ荷物まとめておじいさん(親父方)のとこに逃げなさい」

ってね。
「は?何?何かあったの??」
ワクワクが隠せない姉貴と弟の声のトーンとは
超対照的にママン声のトーンは低くてね
とりあえず従妹に遠慮して廊下で2人で話してたんだ。
「あの後はもうアンタに対する罵詈雑言の嵐よ、罵詈雑言
なんてモンじゃないわよ、『殺す』って言ってたわ。もう誰が
何言っても聞きやしないし、今晩おばぁちゃんの家に泊まるみたいだし」
遠くから聞こえる桃鉄のBGM。
あんなに暗く聞こえたのは初めてだった。

とりあえず色々突っ込みたい事もあったけど
「まさかw?」って笑って部屋に戻ったんだ。

その後おじさんが来たり色々あったんだけど

210 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:47:58.53 ID:WwdjUe2MO
結局11時頃にはおじさんと従妹は叔母さん残して帰ってね。
んで3時ぐらいにはママンもパピーも弟も寝てて
俺と姉貴2人で映画観てたんだ。電気消してね。

そしたら庭の方から砂利の上を歩く音がしてね
もうそん時は前おき無しで俺も姉貴も直感したんだ。

「叔母さんだ...」

映画の音量下げて耳凝らして外の音聞いてると
確実に俺の部屋の窓んとこグルグル回ってんだよ。
最初は面白半分で笑ってた姉貴も急にマジになってさ
「アタシが上手く足止めするから裏口から逃げろ!
んですぐ車庫に行け!こりゃホント冗談じゃないよ」
とか言い出す始末でね。俺も軽くパニくって何かバッグに
下着とか詰め始めてね。とりあえず車のキーと財布と携帯と煙草持って
裏口でスタンバイしたんだ。そんで同時タイミングで外に出る俺と姉。
俺の部屋の窓と車庫は7mぐらいあって、今のままじゃ下手すりゃ
車に乗ろうとすると叔母さんと鉢合わせになっちゃうんだ。
だから物陰に隠れて耳を凝らしていると姉貴の声が
「叔母さんどうしたのこんな時間に?」

211 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:52:33.80 ID:WwdjUe2MO
そっから先は姉貴の声しか聞き取れなかったけど、なんか段々 声が離れていった感じがしたのね。そんで時折笑い声とかすんの。
さすが姉貴は叔母さんに超好かれてるだけあんな!とか思いながら
ダッシュで車庫に行って車のエンジンをかけたのね、
「よし!行けるっ!」
そう思い、ギアをバックに入れてライトを着けると
ライトの先には物凄い顔をした叔母さんの姿が映ってたんだ。
あの瞬間は本当に背筋が凍った。だってさ...
作業用スコップ持ってたんだもん。
そっから先は鬼バック。急発進。
チャーリーなエンジェルも真っ青なフルスロットル。
近くのコンビニに着いて速攻姉貴に電話をすると
「いやスコップですよw!でもやっぱ完全に殺意の対象はお前のみ。
アタシとか全然笑顔でトークしてたよ。あの酒席で誰もお前の事を フォローしなかったのは大正解だったねw」
と大爆笑な姉。

「殺意の対象が俺のみじゃなかったらあんな無茶な事しねぇよ」
とか言いつつも内心家族が心配でその日は姉貴と弟に寝ず番を。
もち武装した状態で。そして明け方着いた祖父の家で
自分の車を見てビックリ。
傷だらけ。引っかき傷だらけ。
つか叔母さんさ...
車庫にいたのかよ...
叔母さんはその数日後神奈川だかの病院に入院して、今は退院して元気だそうです。多分。
それまでいろんな心霊スポット行ったりしたけど
生きてる人間が一番怖いです。

長いけど終わり

212 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:56:58.48 ID:
[子供っていいわよ]
少し傾向の違う、でも最近私が一番恐怖のどん底に落とされた話。
以前よくいっしょにスポーツしていた友達だった(ここがミソ、過去形)女性。
今は結婚して落ちついていますが、その周辺はいつも荒波の人でした。
最初は子供嫌いで、子供を産んだら自分の人生だいなしにされると出産を拒否していたのですが、
いろいろあった後男子を出産。
産んでみたらやっぱり子供ってかわいいわ、いいものだわという状態で、ある時久しぶりに私に電話してきました。
「泉ちゃんも子供産みなさいよ、いいわよ、子供って」
はぁ~、さいざんすかと横流しに聞く私。 「男の子よ、産むなら絶対男の子」
はぁ~~、さいざんすか、いや、男の子産む前に、相手になる男がいないとねとか考えてる私。
「女の子ってやっぱり同性でしょ?所詮はライバルよ。
女同士ですもん。でも男の子は、べったり甘えてきてくれるし、もう私が彼の世界のすべてって思えていいわよ~」
・・・・・あれ?なにか変。
ここにきて、私はそう思いました。
「今、うちの子4歳だけど、いいわよ~~、若い子の肌って。
やっぱり若い男の子の肌って気持ちいいわよね。
これがそういう年齢になって、他の女に触られると思うとぞっとするわ」
ここで私は無言になりました。
あいづちなんてうてるわけがありません。
「最近、この子が女性を抱ける年齢になって、他の女とそういうことするのかと思うと、ものすごくいやなの。
「他の女にとられちゃうなんて、絶対にいやだと思わない?」
いえ、まったくもって全然、天地神明に誓って思いませんっ。
「だから、私のものにするの。ふふふ。私今、とっても楽しみなのよ~。
この子が大きくなって、そういうことができるようになったらって思うと、すっごくわくわくする。早くそういう年齢にならないかなって、今から楽しみなの」
私はその直後、挨拶もなしで、受話器を置きました。
蒼白、背筋凍りまくり、目はうつろになっちまいました。
なぜなら、私は彼女に“モラル”というものが存在していないことを知ってるから。
性に関するボーダーが、まったくないことも知ってるから。
そういう彼女でも、世間では妻・母・仕事をきっちりこなし、キャリアウーマンとか呼ばれている種族なのです。

213 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 11:59:55.30 ID://dNIdq10
不安の種的な怖さの話がいいな

214 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:01:07.43 ID:
[ご飯だよ]
10年近く経つのに気になってしょうがない話。
中学生の時、俺はいつも通り学校から帰ってから部屋でテレビを見てた。 2時間位経った7時位に廊下から
母親「○○ー ご飯だよー!」
俺「まだいい」(確か、好きな番組見てたから)
15分程経った時、ふいに部屋のドアを叩く音。
母親「○○!ご飯食べちゃいなさいよ!」
俺「まだいいって!」
当時、俺の隣の部屋は妹の部屋で、その時妹も隣にいた。
母親は妹にもご飯を食べるようにせかしてる。
母親「×× ご飯食べないの?」
妹「後で食べる」 こんなやりとりが聞こえてた。
1時間位経って、電話が鳴った。
誰も出なかったから俺が二階で出たんだけど、その電話母親からで
母親「おばーちゃん家にいるから、10時位に帰るから。」
俺「は・・・?何時からばーちゃん家いるの?」
母親「昼間からずっと来てるよ。」
俺「? わかった」
下に行ってみたけど真っ暗。勿論、ご飯の用意なんてしてない。
妹に「さっきお母さんご飯呼びに来たよな?」って聞いたら「うん。」だって。
妹はめちゃくちゃ怖がってたけど、俺は不思議と怖くなかった。でもいまだに気になる。
誰?行ったらどうなってた?メニューは何だった? って。


215 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:03:32.74 ID:
 [キャッチ]

高校生の時、友達の女が「彼氏と別れたい」と電話で相談してきたので、
当時彼女の居なかった自分は適当に応対をしていました。
「無視してればいいじゃん、一週間もすればあきらめてくれるよ」
とか適当にあしらっていると、キャッチが自分の電話に入ったので
「ちょっと待ってて、キャッチだからまた後でかけ直すよ」
と言ってキャッチに出ました。すると、

「余計な事言ってんじゃねーよ、お前のせいで別れたらマジで殺すよ?」

と、一方的に言われて電話を切られました。
本当にあった、自分では一番怖いお話です。

後日談として彼女はめでたく彼氏と別れました。
もちろん彼氏から貰ったぬいぐるみ等のプレゼントは全部捨てたそうです。

217 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:04:57.74 ID:
 [クチャクチャ]

昨年の夏、野郎3人で「出る」と言われている山奥の廃墟に行きました。
現場に着いたのは、午前12時過ぎだったと思います。当時、雨が降ってたの
でジト~っとしたイヤな雰囲気だったのですが、廃墟自体はそんなに大きく
なく、奇妙な体験もなく、何となく尻切れトンボな状態で探索は終わりました。
ただ気になったのは、俺の右となりにいた友達が、探索中にずっとガムを
「クチャクチャクチャクチャ」噛んでて、それが不快だった事です。
鼻息も荒かったように感じられました。いざ帰ろうとした時、俺はその友達に
「お前さぁ、普段から食事するときもマナー悪いよな。さっきもガムをさぁ、
  クチャクチャうるせーんだよな」
と苦笑混じりに注意したのですが、友達はビックリした顔つきでこう言いました。
「・・・ガムなんて噛んでないけど」

その時、後方の廃墟から、あの食べ物を咀嚼する様な音が聞こえてきたのです。
「クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ」

俺らは速攻車に戻り、逃げ帰りました。その廃墟は、あくまでも噂なのですが、
狂った父親が一家全員を惨殺し、その死肉を燻製(くんせい)にして1年ほど
暮らしていた家だそうです。

218 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:05:47.50 ID:
 [読心術]

三年ほど前の夏の話。
友人の部屋で大学の講義をさぼり、何するでもなくダラダラしていた。
他愛も無い馬鹿話、その中で友人がふとこんな事を口にした。
「なあ、もしこの世に読心術できる奴がいてさあ、俺が今読心術の出来る奴って
いるのかなあって考えてる事も読んでるって考えてるのも読んでるのかなあ?」
…人間、暇になると何て非生産的な事を考えるんだとその場は苦笑していたのだが、
翌日からそいつが音信不通になった。
落とせないゼミにも顔を出さず、一緒だったバイトも無断欠勤した。携帯も通じない。
そんな事が三日ばかり続き、さすがに何かあったかと部屋を訪ねて行った。

部屋の前まで来ると、中から妙な音が聞こえる。人の歌のような、機械音のような音。
思いきって開けたドアの向こうに彼はいた。カーテンを締め切った真夏の部屋。
その真中で彼は歌っていた。直立で、一点を見たまま声を枯らして。


放心している彼を何やかやとなだめすかし、事の次第を聞いた。
私と馬鹿話をした日の夜だったという。寝いりばなに電話が来たのだという。
「あの…」聞いたことの無い、掠れた女の声だったという。声が小さくてよく聞こえない。
「…ない…よ」はぁ?「きょう…だれ…」どなた?「…おも…じゃな…」
同じような言葉をニ三度繰り返した後、沈黙が流れた。
気持ち悪くなった彼が受話器をおこうとした時、はっきりとした声で女が言った。

「あなたが今日思った事、誰にも言うんじゃないよ」

それから三日、何も頭に浮かべないように、歌い続けていたのだという。

219 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:08:52.54 ID:
[ひまわり]
退屈しのぎに、よろしいか?
私が小学校4年生の夏休みのことでした。
3歳下の幼馴染みと、家から1kmほど離れた河原へ 遊びに行きました。
「暑いから持って行きなさい。」と、祖母が用意してくれた
氷水入りの水筒をさげて、たらたら坂道を下って行きました。
河原までは子供の足でも10分そこそこ。 午後の日差しに炙られながら、小一時間遊んだでしょうか。
時々、持ってきたタオルを水筒の水で冷やして、幼馴染みの肩や首を拭いてあげました。
夏の太陽はまだまだ高く、川べりに立つ私たちの影は足元に溜まっていました。

夕方までまだ間があるし、遠回りして帰ろうか、と私たちは いつもは通らない道を選びました。
中学校のグラウンドの脇を通り、農家の作業小屋の前を通り過ぎ 牛小屋を通り過ぎたら、田んぼが広がっていました。
道路はアスファルトで舗装された、割と広い道路です。 車の邪魔にならないように右側を、青く伸びている稲に
ささやかにいたずらしながら、てくてく歩いていきました。
「ひまわり。」幼馴染みが田んぼの真ん中を指差しました。
「?」見ると、黒々とした大きなひまわりが、首をうなだれて ゆらゆらと動いています。
「おっきいねー。踊ってるみたい。」 幼馴染みはひまわりの動きに合わせるように、うつむいて肩を動かし始めました。
最初は笑って見ていました。次に、いい加減飽きて「行くよ。」と声をかけました。
でも動きをやめない幼馴染みに、なぜだかうすら寒さを覚えました。
「もうやめなよ!」 言いながら、なぜそんなにひまわりの真似が面白いのかと
田んぼのひまわりを見ると、それはひまわりではありませんでした。
だったら何なのかと聞かれると、”ペラペラの人間の影”というのが一番近いかもしれません。

「わ、わ、わ、わわわわわわああああああああああぁぁっぁぁぁぁ」

220 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:09:44.46 ID:
叫び声は自分の口から出たのでしょう。
近くの作業小屋から人が飛び出してきた時には、ゆらりゆらりと動き続ける幼馴染みと
正気をなくしてタオルを振り回している私がいたそうです。
ここからは、昨夜母に聞いた話です。
4年生の夏に、こんなことあったよね?と聞いてみたんです。
そしたら…

家に連絡が付いたのは、祖母が持たせてくれた水筒に住所と名前が
書いてあったからだそうです。
私と幼馴染みは、救急車で病院に運ばれたらしく
正気に戻ったのは3日後だったそうです。
回復したものの、夏休みに入ってからの記憶がすっぽりと抜け落ちてて
そのせいなのかしきりに「損した、損した」と言っていたと…。
ただ、その3日間の私の様子だけは決して教えてくれませんでした。

夏休みの間、2学期が始まる前に父の仕事の都合で引越しすることが決まり
その当時の同級生たちに挨拶もしないまま、その町を離れました。

もしかしたら、町には居られなくなる様な何かを、私は犯してしまったのかもしれません。

今から20年ほど前の話です。

221 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:10:18.21 ID:DWJpKpGH0
八尺とヤマノケが貼られてねーのは有名すぎるからかね

223 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:12:42.11 ID:
>>221
俺が八尺様嫌いだからです><
あれ怖いもん、今妹に読ませてるけど

[夢なんだよ]

私は小学生のころよく明晰夢を見ていた。夢の中で夢だと気付く事ができたのだ。
その日も夢の中でこれが夢だと自覚することができた。
その夢は何処かの飲食店にいる夢で、隣で母親がビールを飲んでいた。
私は面白半分で、その店で働いているおばさんに話し掛けた。「ねぇ、これは夢なんだよ。
おばさんは夢の中の人間なんだよ」
おばさんは答えた。「夢なんかじゃないよ。私はこの店でずっと卵料理を作っているんだよ」
私が何度これが夢であることを教えても、おばさんは納得しなかった。そりゃそうだろうが。
ずっとおばさんに「これは夢だよ」と教え続けているうちに目が覚めた。
「変な夢・・・」と思ったが、そのうち明晰夢を見る事も無くなり、そんな夢のことは忘れてしまった。
数年後、母親と一緒に少し遠くの市に出かけた。帰り道、お腹が空いたので適当な飲食店を
探していると、母親が良さそうな店を見つけた。
そこは卵料理が名物の店だった。美味しそうな料理が並んでいる。母親は注文するものを選んでいる。
だが私は何となく落ち着かなかった。この店はどこかで見たことがある・・・
そしてハッと気づいた。あの夢の中の店だ!
注文を取りに店員がやってくる。母親はオムライスとビールを注文する・・・
夢の中のおばさんと同じ顔をした店員は私に言った。「夢じゃないって言ったでしょ」


222 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:11:23.24 ID:
[真犯人]
俺の実体験なので、怪談のような怖さはないんだが、むしろイヤな気分の のこる怖い話をひとつ。
いろいろ家庭の事情があって、東京で独り暮らししてたときだから もう今から10年以上前の話なんだが、当時付き合ってた彼女とあまり
うまくいってなかった。なんていうか独占欲の強い女で、プライドと嫉妬が とにかくすごい。俺の実家の妹にまでヤキモチを焼くくらいの女で、さすがに
ガマンの限界を感じた俺は、もう別れようと思ってたんだが、向こうには 俺と別れる気なんかサラサラないらしかった。
ところが、ある晩、俺が部屋で独りで のんびりしてると、いきなり部屋に彼女から電話がかかってきて、「あんたなんか私の
彼氏じゃないよね?」といきなり言い出した。急に態度を変えて妙なことを言う
女だと思って、俺もカチンときて、怒鳴り返してやろうと思ったんだが、何か様子が
おかしい。なんていうか、空元気というか、無理に強い態度をして、声の震えを押し
殺そうとしてる雰囲気がありありと感じられた。でも「何かあったのか?」と聞くと、
シラを切ろうとするんだよね。ただ「あんたは私の彼氏じゃないよね?」とだけ、何度も
ただ確認してくる。そこで俺はピンときた。俺と二股かけてた男がいて、どっちが
本命なのかと詰め寄られたんじゃないか、とね。だから俺は、彼女のそばで電話を
きいているヤツがいればそいつにも聞こえるようにと、「俺はお前の彼氏だよ!」と
でかい声で言ってやった。そしたら、電話口の向こうから「どうしてそんなことを
言うの!?」って声と大きな物音が聞こえて、それっきり電話が切れた。俺はすぐに
うしろめたくなって電話をかけなおしたが、電話は何度かけても繋がらず、
話し中のツーツー音しか聞こえなかった。 だんだん俺は自分のしたことが怖くなった。彼女が二股をかけてた男の怒りを買って
何か怪我でもさせられてるじゃ・・・。だとしたら俺のせいでもある。
どうにもじっとしてられなくなって、俺はすぐに自転車を飛ばして彼女のアパートに行った。 もう夜中で電車がなくて、
彼女のアパートに着くのに自転車を一時間以上もこがなくては
いけなかったが、その事実はあとで俺を助けることになった。というのは、全てがもう
おそかったのだ。彼女のアパートには、もう警察やら野次馬やらが集まっていて、夜中なのに
うるさいくらいだった。そこから先は想像のとおりだ。俺の彼女は無残な死体で発見された。
となりの部屋の人が悲鳴を聞いて通報して、警察が部屋に踏み込んだら、もう・・・。
しかし、犯人らしき人物は見当たらず、俺自身がはじめは容疑者扱いされた。
たまたま俺が家を出るところを近所の人が何人も見ていたのと、電話の通話記録で、俺の
話が嘘じゃないのを信じてもらえて、やっと容疑者じゃなくなったくらいだ。
しかし結局、真犯人はみつからずじまいで、彼女の遺族はまだ俺を疑ってるらしい。
ただ、俺は、警察にも言ってない、犯人の心当たりが一人だけいる。 いくらなんでも誰も信じないだろうという心当たりが。もちろん俺も信じたくはない。

229 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:46:39.52 ID:vi4/ZQJY0
>>222
何だこの中途半端さ

230 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:49:26.88 ID:HnGPkGdAO
>>222
縦読みがコピペで残念な事に
no title


224 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 12:14:47.99 ID:
[盗んだ傘]
心霊話じゃないけど・・・ ある大学でずっと前に起きた話。
A君は大学の野球部のレギュラー投手でした。 体格は良く、身長は180cmを超える大柄な青年です。
テストの時期が迫ったある日、A君は大学の図書館で勉強していました。 静かな図書館で勉強がはかどったため、
気がついた時には夜になっていました。 閉館時間までには余裕があったものの、
勉強の続きは自宅ですることにして A君は図書館を出ようとしました。 外に出ようとすると激しい雨が降っていました。
夕方から雨が降ることは天気予報で知っていましたが 予定ではもっと早い時間に切り上げるはずだったので
A君は傘を持っていませんでした。
図書館の玄関には、利用者の傘が置いてありました。 テスト前なので人が多く、傘もたくさんあります。 (一本くらいなら・・・)
A君は軽い気持ちで傘に手を伸ばしました。最も多いのは安いビニール傘でしたが、
体の大きいA君には小さく、激しい雨では ほとんど役に立ちません。 そんな中でA君は比較的大きめの
ややくたびれた傘を選びました。 傘を取り開こうとした時、A君は柄の部分に 何かベタベタした物が付いていることに気がつきました。
(悪戯かな・・・) しかし、傘を選びなおすと自分が傘を盗ろうとしているのがバレるので 仕方なくその傘をさすことにしました。
傘を開いたその瞬間 パァン!!という音が玄関に響き渡り、 続いてA君の悲鳴が上がりました。
図書館の職員が駆けつけると、 あたりには花火のようなにおいと煙が立ち込めており A君の右手が炎に包まれていました。
A君の手の炎はすぐに消され、病院に運び込まれましたが 酷い火傷を負っていました。
警察および消防署の調べでは、A君が開いた傘の柄の中には 花火から取り出したと思われる火薬が詰められており、
外側にはキャンプなどで使う携帯用の燃料が塗られていたとのことです。 ワンタッチ式のボタンの部分に発火装置が仕込んであり
傘を開こうとすると火薬に火がつく仕掛けになっていました。
さらに運の悪いことに、A君は化繊の服を着ており 繊維が熱で溶けて腕まで酷い火傷が及んでいました。
事件当日の図書館は、テスト勉強の学生で人の出入りが激しかったこと 犯人が傘に自分の痕跡をほとんど残さなかったこと
特定の人間を狙った犯行ではなかったこと などから、警察は犯人を特定することができませんでした。

A君はその後退院しましたが、利き手の握力が回復せず
野球は断念したそうです。

あなたも軽い気持ちで他人の傘を取ろうとしていませんか?

225 : 1/3 : 2010/03/22(月) 12:34:50.28 ID:DWJpKpGH0
ヤマノケ貼るわ
一週間前の話。
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。
で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。

娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。
そしたら、急にエンジンが停まってしまった。

山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから
娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン
行くことにしたんだ。

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。
夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。

で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。
俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。

今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで

「テン(ケン?)・・・ソウ・・・メツ・・・」って何度も繰り返してるんだ。

最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、
音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ

226 : 2/3 : 2010/03/22(月) 12:37:09.07 ID:DWJpKpGH0
そしたら、白いのっぺりした何かが、めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいて
くるのが見えた。形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな、頭がないシルエットで
足は一本に見えた。そいつが、例えるなら「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに
振り回して身体全体をぶれさせながら」向かってくる。

めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど、なぜかそのときは
「隣で寝てる娘がおきないように」って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることも
できないでいた。

そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど、どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。
通り過ぎる間も、「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」って音がずっと聞こえてた。

音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから、ほっとして
娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない
恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。

俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って
叫んだんだ。
叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。

俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」
ってぶつぶつ言ってる。

227 : 3/3 : 2010/03/22(月) 12:39:44.06 ID:DWJpKpGH0
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。そしたら
かかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。

早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、
ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン・・ソウ・・メツ・・」に
いつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。

家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。
夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながら
チャイムを押した。

住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。
山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、
と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。

住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。
娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら
一生このまま、正気に戻ることはないらしい。住職はそうならないように、娘を預かって、
何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。妻にも俺と住職から電話して、
なんとか信じてもらった。住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが
憑いてしまっただろうと。ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは、妻も
娘に会えないらしい。

一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。
ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。
早くもとの娘に戻って欲しい。

遊び半分で山には行くな。

235 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 13:15:58.27 ID:AobZ9NY/0
結局ヤマノケはネタだったんだろうな
結構信じてたのに

231 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 13:11:10.08 ID:
パンク修理

はじめまして、高校の時経験した話、オレはその時バスケ部で練習のあと
用事があったので急いで帰るために、友だちに自転車を借りました、あん
まり良く整備された自転車じゃなかった(けっこうガタきてた)けど歩いて
帰るより早いと思って。とりあえず急いで走っていました。
 家の近くの神社の中を通っていたとき、パンッと音がして後輪がパンクしてしまい
ました、じゃり道だったためママチャリなら仕方ないと思い、押しながら家に帰り、
急いで着替えて出かけその日は何もありませんでした。オレはBMXってゆう自転車
やってることもあって、パンクくらい直すの余裕だったから次の日自転車を借りた
友だちが家に来たついでに直して返そうとしていた時、あれがただのパンクじゃない
ことに気づきました。
 いつものようにタイヤをはずす時タイヤべらでタイヤをリムからはがしました。
するとタイヤの内側に長い髪が何本かはいっていました、まあ無いことじゃないかな?
っと思いチューブに開いた穴を探そうとした時、唖然としました、
 チューブは何か動物でも食いついたかのような歯型のような穴があき中から
髪の毛がのぞいて見えました、恐る恐るチューブをカッターで切ってみると
長く真っ黒な髪がびっしり詰まっていました

232 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 13:13:16.04 ID:
[B型肝炎]

薬害エイズ
国は非加熱製剤が危険であることは、それを禁止する10年近くも前から知っていた。
非加熱製剤が危険であると知ってから1年後、アメリカの会社が、
日本の厚生省に安全な加熱製剤を使うことを陳情したが、厚生省は認めなかった。

なぜなら、厚生省の官僚が天下りした会社であるミドリ十字はまだ、
加熱製剤の開発が遅れていたからだ。
もしここで、非加熱製剤を禁止すれば、それらの会社に多大な損害を与える。

1985年、やっと加熱製剤を認可するも、危険な非加熱製剤の回収は行わなかった。
それどころか、在庫が無くなるまで危険な非加熱製剤を市場に放出させ、
感染者を増加させた。

厚生省は危険だと分かりながら、非加熱製剤を市場に出回らせ、それどころか後押ししていた。
その間国は、「エイズ=同性愛」という間違った認識をひろめ、薬害であることを隠そうとした。

30才の男性が、先日、初めて献血に行った。
数日後、一枚の封書が届いた。
それは自分がB型肝炎のウィルスキャリアーであり、この先献血には行かないでくれという
内容であった。

おかしい・・・・・
そんなはずはない。
親兄弟にも、それらの病気になった者はいない。


233 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 13:13:57.02 ID:
B型肝炎はそもそも、性病であるはずだ。
自分は恥ずかしながらこの年まで未経験で、キスすらしたこともない。
運良く、輸血をするような病気やけがもしたことはない。
もとより、潔癖症であり、他人と歯ブラシ等の共有もしたこともなく、
ピアスや入れ墨などももちろんしていない。

海外旅行の経験すらなく、病気らしい病気にもかかったこともなく、
自分ほど安全な血は無いと自負していたほどだ。
性病など、自分とは全く無関係の物だと、今まで興味すら抱かなかった。
調べていく内に、昔、小学校で行われていた予防接種の針の使い回しで感染したことがわかった。
しかし驚くべきことは、厚生省は男性が生まれる前の一九五〇年代には、
すでに使い回しをやめるよう行政指導を行っていたという。
だが、教育現場での集団接種などではずっと後まで守られなかった。
行政の怠慢が、膨大な感染者を生んだのだ。

B型肝炎が性病としてアピールされ、それらの病気にかかっているなどとは
夢にも思っていない国民は多い。

234 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 13:14:38.82 ID:
[来る!]

自分では洒落にならない怖い夢のお話しです。
小学校低学年の頃に夢を見ました。
おじいちゃんの家でした。茶の間で家族皆で団欒していると、
誰かが「来る!」と叫びました。(誰が言ったかは覚えてない)
それが合図のように皆家中に隠れ始めました。
自分も「マズイ!殺される!」のような感じに駆られコタツの中へ半泣き
になりながら隠れました。

すると、玄関がガララ・・・と開き、何かが入ってきます。
夢なのにも拘らずとてもリアルで、コタツの周りをスタスタと歩く音や振動
までもが伝わってきます。
押入れ・トイレらしい場所を探っていきます。空き巣や泥棒らしい荒々しさ
は全く感じられず、冷静に慎重に探していきます。
しかし皆何処に隠れたのか見つかった様子が無く叫び声なども全く聞こえて
きませんでした。
自分は「早くどっか行って!早く!!」と夢ながらに心で叫んでいました。

しかし、その何かは再びコタツのある自分の場所まで戻ってきたのです。
そして、とうとうコタツの中に入ってきました。
その何かは上半身をグイッと中に入れ、

「見つけた。良かった~・・・最近殺してないから気が狂うかと思ったんだぁ」



240 : VIPの帝王 ◆koxjyhajbE : 2010/03/22(月) 15:37:12.34 ID:jc0mmXxm0
俺の実体験なので、怪談のような怖さはないんだが、むしろイヤな気分の
のこる怖い話をひとつ。
いろいろ家庭の事情があって、東京で独り暮らししてたときだから
もう今から10年以上前の話なんだが、当時付き合ってた彼女とあまり
うまくいってなかった。なんていうか独占欲の強い女で、プライドと嫉妬が
とにかくすごい。俺の実家の妹にまでヤキモチを焼くくらいの女で、さすがに
ガマンの限界を感じた俺は、もう別れようと思ってたんだが、向こうには
俺と別れる気なんかサラサラないらしかった。ところが、ある晩、俺が部屋で独りで
のんびりしてると、いきなり部屋に彼女から電話がかかってきて、「あんたなんか私の
彼氏じゃないよね?」といきなり言い出した。急に態度を変えて妙なことを言う
女だと思って、俺もカチンときて、怒鳴り返してやろうと思ったんだが、何か様子が
おかしい。なんていうか、空元気というか、無理に強い態度をして、声の震えを押し
殺そうとしてる雰囲気がありありと感じられた。でも「何かあったのか?」と聞くと、
シラを切ろうとするんだよね。ただ「あんたは私の彼氏じゃないよね?」とだけ、何度も
ただ確認してくる。そこで俺はピンときた。俺と二股かけてた男がいて、どっちが

241 : VIPの帝王 ◆koxjyhajbE : 2010/03/22(月) 15:37:55.25 ID:jc0mmXxm0
本命なのかと詰め寄られたんじゃないか、とね。だから俺は、彼女のそばで電話を
きいているヤツがいればそいつにも聞こえるようにと、「俺はお前の彼氏だよ!」と
でかい声で言ってやった。そしたら、電話口の向こうから「どうしてそんなことを
言うの!?」って声と大きな物音が聞こえて、それっきり電話が切れた。俺はすぐに
うしろめたくなって電話をかけなおしたが、電話は何度かけても繋がらず、
話し中のツーツー音しか聞こえなかった。
だんだん俺は自分のしたことが怖くなった。彼女が二股をかけてた男の怒りを買って
何か怪我でもさせられてるじゃ・・・。だとしたら俺のせいでもある。
どうにもじっとしてられなくなって、俺はすぐに自転車を飛ばして彼女のアパートに行った。
もう夜中で電車がなくて、彼女のアパートに着くのに自転車を一時間以上もこがなくては
いけなかったが、その事実はあとで俺を助けることになった。というのは、全てがもう
おそかったのだ。彼女のアパートには、もう警察やら野次馬やらが集まっていて、夜中なのに
うるさいくらいだった。そこから先は想像のとおりだ。俺の彼女は無残な死体で発見された。
となりの部屋の人が悲鳴を聞いて通報して、警察が部屋に踏み込んだら、もう・・・。
しかし、犯人らしき人物は見当たらず、俺自身がはじめは容疑者扱いされた。
たまたま俺が家を出るところを近所の人が何人も見ていたのと、電話の通話記録で、俺の
話が嘘じゃないのを信じてもらえて、やっと容疑者じゃなくなったくらいだ。
しかし結局、真犯人はみつからずじまいで、彼女の遺族はまだ俺を疑ってるらしい。
ただ、俺は、警察にも言ってない、犯人の心当たりが一人だけいる。
いくらなんでも誰も信じないだろうという心当たりが。もちろん俺も信じたくはない。

244 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 16:27:11.01 ID:paYVjt1vO
支援

245 : 1/2 : 2010/03/22(月) 16:32:26.77 ID:l4qE+YqA0
顔を両手で覆う人々

人ごみにまぎれて妙なものが見えることに気付いたのは去年の暮れからだ。
顔を両手で覆っている人間である。ちょうど赤ん坊をあやすときの格好だ。
駅の雑踏の様に絶えず人が動いている中で、立ち止まって顔を隠す彼らは妙に周りからういている。
人ごみの中でちらりと見かけるだけでそっちに顔を向けるといなくなる。
最初は何か宗教関連かと思って、同じ駅を利用する後輩に話を聞いてみたが
彼は一度もそんなものを見たことはないという。その時はなんて観察眼のない奴だと内心軽蔑した。
しかし、電車の中や登下校する学生達、さらには会社の中にまで顔を覆った奴がまぎれているのを見かけて
さすがに怖くなってきた。
後輩だけでなく何人かの知り合いにもそれとなく話を持ち出してみたが
誰もそんな奴を見たことがないという。だんだん自分の見ていないところで皆が顔を覆っているような気がしだした。
外回りに出てまた彼らを見かけた時、見えないと言い張る後輩を思いっきり殴り飛ばした。

俺の起こした問題は内々で処分され、俺は会社を辞めて実家に帰ることにした。
俺の故郷は今にも山に飲まれそうな寒村である。
両親が死んでから面倒で手をつけていなかった生家に移り住み、しばらく休養することにした。
幸い独身で蓄えもそこそこある。毎日本を読んだりネットを繋いだりと自堕落に過ごした。
手で顔を覆った奴らは一度も見なかった。
きっと自分でも知らないうちにずいぶんとストレスがたまっていたのだろう。そう思うことにした。
ある日、何気なく押入れを探っていると懐かしい玩具が出てきた。
当時の俺をテレビに釘付けにしていたヒーローである。
今でも名前がすらすら出てくることに微笑しながらひっくり返すと俺のものではない名前が書いてあった。
誰だったか。そうだ、確か俺と同じ学校に通っていた同級生だ。
同級生といっても机を並べたのはほんの半年ほど。彼は夏休みに行方不明になった。
何人もの大人が山をさらったが彼は見つからず、仲のよかった俺がこの人形をもらったのだった。

246 : 2/2 : 2010/03/22(月) 16:34:04.77 ID:l4qE+YqA0
ただの懐かしい人形。だけど妙に気にかかる。気にかかるのは人形ではなく記憶だ。
のどに刺さった骨のように折に触れて何かが記憶を刺激する。
その何かが判ったのは生活用品を買いだしに行った帰りだった。
親友がいなくなったあの時、俺は何かを大人に隠していた。
親友がいなくなった悲しみではなく、山に対する恐怖でもなく、俺は大人たちに隠し事がばれないかと不安を感じていたのだ。
何を隠していたのか。決まっている。俺は親友がどこにいったか知っていたのだ。
夕食を済ませてからもぼんやりと記憶を探っていた。
確かあの日は彼と肝試しをするはずだった。夜にこっそり家を抜け出て少し離れた神社前で落ち合う約束だった。
その神社はとうに人も神もいなくなった崩れかけの廃墟で、危ないから近寄るなと大人達に言われていた場所だ。
あの日、俺は夜に家を抜け出しはしたのだが昼とまったく違う夜の町が怖くなって
結局家に戻って寝てしまったのだ。
次の日、彼がいなくなったと大騒ぎになった時俺は大人に怒られるのがいやで黙っていた。
そして今まで忘れていた。

俺は神社に行くことにした。親友を見つけるためではなく、たんに夕食後から寝るまでが退屈だったからだ。
神社は記憶よりも遠かった。大人の足でもずいぶんかかる。
石段を登ってから神社がまだ原形をとどめていることに驚いた。
とうに取り壊されて更地になっていると思っていた。
ほんの少し期待していたのだが神社の周辺には子供が迷い込みそうな井戸や穴などはないようだ。
神社の中もきっとあのときの大人たちが調べただろう。
家に帰ろうと歩き出してなんとなく後ろを振り返った。
境内の真ん中で顔を両手で覆った少女が立っていた。
瞬きした。少女の横に顔を覆った老人が立っていた。
瞬きした。少女と老人の前に顔を覆った女性が立っていた。
瞬きした。女性の横に古めかしい学生服を着込んだ少年が顔を覆って立っていた。
瞬きした。皆消えた。
前を向くと小学生ぐらいの子供が鳥居の下で顔を覆って立っていた。
俺をここから逃がすまいとするように。
あの夜の約束を果たそうとするように。

247 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 16:52:25.89 ID:xczumwMv0
[受け継がれた血]

以前、「標本室」「基礎研究棟(まとめサイト未収録)」という話を投稿させていただいた者
です。今回は、私が所属する地方大学医学部の忌まわしい過去にまつわる話を
投稿させていただきます。
-
太平洋戦争も終わりを迎えようとしていた頃、
K大学医学部では、世にも忌まわしい、ある「実験」が行われていた。
敵兵捕虜の「生体」を利用した解剖実験である。

S博士を中心とした研究班は、まるで実験動物か何かのように、
軍から送られてくる敵兵を生きたまま切り刻み、器官・臓器を摘出。
ホルマリン漬けにしたそれを大量に並べ、他の研究班員らと共に悦に入っていたという。

しかしこの狂気の沙汰も終戦と共に終わりを告げる。
辛くも戦犯追求を逃れたS博士は大学を辞し、開業。医学者として名声を得ていた
S博士の病院はたちまち市民の好評を得て、現在まで存続している。

S博士は終戦後、数年して亡くなり、その息子であるS氏が院長に就任した。
S院長には二人の息子と一人の娘がおり、代々医師の家系である名に恥じず、
二人の息子は医師に、娘も医師は断念したが、教員の道を選んだ。

…しかし順風満帆かに見えたSの一族に「過去からの影」が迫り始めたのは、
実に戦後半世紀近くを経てからであった。

つづく

248 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 16:53:45.66 ID:xczumwMv0
S院長の長男は、その日も、朝食もそこそこに、市内の高層マンションから慌しく出勤していった。
妻とまだ小学生の息子、そして最近やっとよちよち歩きを始めたかわいい娘。
殺人的に多忙ではあたったが、長男にとって家族はかけがえのない存在であり、
心の癒しだった。

祖父が設立し、自分の勤務先でもある病院に向かった彼は、勤務先のいつもと違う雰囲気に
違和感を覚えた。顔なじみの看護師が彼を見つけるやいなや、青い顔をして駆け寄ってくる…
急変か?嫌な予感がする。

彼女の話を聞き終わるか終わらないかのうちに、衝撃で彼の頭の中は真っ白になった。

…妻は泣きじゃくるばかりで、警察の事情聴取にもまともに応じられない有様だった。
彼とて同じ気持ちだ。「なぜ息子が…」さっきから同じ思いが去来する。
反抗期だが他の子供と変わったところも感じなかった。
人一倍妹をかわいがっていたあの子がなぜ…?

ようやく妻が語ったところによると、彼が出勤してからしばらくして、台所にいた妻の耳に
「○○ちゃん!パパが帰ってきたよ!窓からおてて振っておむかえしよう!」
という息子の声が聞こえたそうだ。

彼が忘れ物でもしたのかといぶかしんだ妻が、リビングの子供たちのところに
行き眼にしたのは、ベランダで幼い妹に「たかいたかい」をする息子の姿だった。
「危ない!」妻が駆け寄ろうとしたとき、息子がこちらを見て、かわいい妹を抱き上げた手を、
外に向かって離した…
そこまで言うと妻はまた泣きじゃくりはじめた。

249 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 16:57:15.93 ID:xczumwMv0
S院長の次男は少々放蕩が過ぎる人物だった。
あちらこちらに愛人を作っては捨てるような、そんな男。
次男にとっては、最近付き合い始めたDも、特別な思い入れもない数いる愛人の一人でしかなかった。
…はずだった。

父の病院での当直明け、次男はフラフラする頭を抱えながら、自分がDにあてがっている
マンションにたどり着いた。Dは美容師で、比較的年増ながらもよく気がつく女で、
次男は彼女を気に入っていた。

オートロックを解除し、昨晩洗っていない髪を掻きながら次男はDの部屋のチャイムを鳴らした。
いつもであれば、笑みを浮かべて「お疲れさま」と迎えてくれるD。
…いないのか?次男はノブを回してみる…開いた。…いるのか?無用心にも程がある。
ここは元々俺の持ち物…にしてもなんだよこの臭いは…鈍った頭で次男はそう考えた。

「おい!いるのかぁ!?」…玄関を上がる。それにしてもくせえな…
「おい!!××!寝てんのか?」…廊下をたどる。いやこれは…嗅ぎなれた臭い…
「かくれんぼでもしてるつも…」…リビングに通じるドアを開ける。この錆びたような臭いは…

一面の、血の海。

包丁を握り締め部屋と同じく血まみれになったDは、血の海の中から次男に微笑みかけた。
「お疲れ様…ごめんね部屋、こんなに汚しちゃって…」
一瞬次男は混乱したが、彼も医者の端くれ。血を見て妙に冷静になった。
「お前、俺のマンションで何やってんだよ…」

つづく

250 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 16:58:23.88 ID:xczumwMv0
次男は、普段温和なDが、同僚のGについて語るときだけ、妙に攻撃的な態度になることに
気がついていた。機会があったら殺してやりたいとまで、ふざけ半分ながらも語るDの顔を
見たとき、豪胆な次男も少なからずゾッとした気分になったことが思い出される。

すると…血の海の中Dの前に転がる肉塊は、もしや…Dはうなづくと、泣き出しそうな表情になった。
「あなたに迷惑はかけない!絶対!!」
もう充分巻き込まれている。次男は「バカいってんじゃねえよ。隠す方法を考えろ!」
そう叫びながらDの手から包丁をもぎ取り、肉塊に向かった。

結局、事件は発覚し、Dは逮捕された。
週刊誌は「美容師バラバラ殺人事件!事件の陰に医療関係者の存在!?」と書きたてた。
人体をバラバラにしようとしても、相当な力と、関節の場所を熟知していないと履行できない。
「犯人Dの愛人医師に疑惑浮上!?」次男の必死の努力も、どうやら報われなかったようだ。

しかし、そんなことももはや、次男には関係がなかった。
彼は既に「死んで」いた。「自殺」だったそうだ。少なくとも「書類上」は。

…次男の死亡証明書の署名欄には、他ならぬ父親、S院長の名前が書き込まれていた。

251 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 17:01:50.22 ID:xczumwMv0
では、教師になった長女は?
長女は教師になった後、同僚の男性教師と結婚。三人の男の子をもうけ、幸せな家庭を築いていた。
後に、「毎日家族で庭に出て運動したり、休日は出かけたりと非常に仲がよさそうに見えた。」
と、近所の住民が証言している通り、絵に描いたような「幸せな家族」だった。

長女は満足し、この幸せがずっと続けばいいのに…そう思っていた。

最近、近所で動物の虐待の跡のある死体が見つかったり、女の子が二人暴漢に襲われたりと
何かと物騒な事件が起こっていた。長女とその夫は息子たちと報道を見ながら、
「親の教育が悪い」などと話し合っていたという。

末の弟の同級生の、少し体は弱いが元気いっぱいだったH君が行方不明になったのはちょうど
その頃だった。三人の息子は皆、行き先に心当たりはないという。彼女も何度か会話を交わした
ことがあっただけに、不安が胸をよぎった。

次の日の報道は世間を震撼させた。
「行方不明児童の遺体の一部、小学校の校門にむごたらしい姿で放置!」
「警察に挑戦状!?犯人は…を名乗り、遺体のそばに挑戦状をらしきものを…」

つづく

252 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 17:05:56.05 ID:xczumwMv0
…それから幾日か、彼女は不安な日々を過ごした。
ショックでなかなか食事が喉を通らない。あんなかわいらしい子供を一体誰が…?
息子たちも憤っていた。家族全員が悲しみ、憤っていた。

…チャイムの音。

彼女はやり過ごそうかとも考えたが、気を取り直して応対する。
「…はい…え?…はい……今、なんとおっしゃいました…?」
世間は二度目の、しかも一度目と比べようもない事実の発覚にパニックとなった。

「少年A、14歳。殺人・死体損壊・遺棄の容疑で逮捕」

現在彼女とその家族は、忌まわしいその地を離れ、父の病院に近いD市に居を
移している

S博士は解剖学の偉大な研究者として、医学史にその名を残し、
また、子孫の血にも、はっきりとその形質を受け継がせ続けている。(了)

254 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 17:12:29.73 ID:xczumwMv0
>>252つづき
なんか・・・思った以上に長くなってすまん。

903 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/11/09 21:50
>>867-873
F県のS病院のネタですね。
美容師バラバラ事件に関わったとされる医師とサカ○バラが血縁だってやつ。地元民なんで次男の件がかなり噂になったのは記憶してるし、サカ○バラがそこの血縁らしいと言う噂は
聞いたことはあるけど、長男の件は知らなかった。

904 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/11/09 21:57

261 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 18:00:26.52 ID:5JHIY+bk0
夜に屋根の上から双眼鏡か何かで坂道を見てたら
坂の上から少年がすごい勢いでこっちに向かって降りてくるやつ頼む

262 : VIPの帝王 ◆koxjyhajbE : 2010/03/22(月) 18:01:57.82 ID:jc0mmXxm0
[双眼鏡]
オレにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
オレの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら
「あ、大きな蛾が飛んでるな?」
なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、
急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。
ドアを閉めて、鍵をかけて 「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」
って怯えていたら、ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。
明らかにオレを探してる。 「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」
って心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、
リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、ドアを
ダンダンダンダンダンダン!! って叩いて、チャイムを
ピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!! と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」
って感じで、奴のうめき声も聴こえる。 心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。

275 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 19:46:33.25 ID:
[神様の卵]

俺が子供の頃、母方の祖父が養鶏場をやっていた。
祖父が死んで今は人手に渡ってしまったが、まだ
祖父が元気だったころ、夏休みのたびに遊びに行っていた。
どういう経緯だったか前後がはっきりしないのだが、俺が
手に卵を持っていてそして祖父がこう言った。
「それは神様だから渡しなさい」
祖父に卵を手渡すとき、「ギョロ」という、音というか
気配のようなものが卵の中で動いてそれに驚いた俺は 落としてしまった。
割れた卵から真っ黒い毛のようなものが見えて、それを
祖父はすぐに踏みつけた。 嫌な音がした。

俺はその出来事を気にしていたらしく、その次か、次の次の夏
あたりに祖父が教えてくれた。

この養鶏場があるあたりはむかし沼がちだった土地で、
なにかの神様を祭る社があったらしい。
祖父の先代が土地を買い取った時にその社を裏の山に移したのだが
それ以来、ごくまれに無精卵の中に奇妙なものが混ざり始めたそうだ。
それはどういうものなのか、祖父は教えてくれなかったが 「神様」 なのだと言う。
俺はそれを聞いてやたら怖くなって体が震えた。
今にして思うと、「それは神様で、そして殺す」という 文法が怖かったのだと思う。
「悪霊だから、殺す」と言われれば納得したかもしれないのに。

祖父の葬式の日、出棺の最中に鋭い笛の音が響いた。
まわりにいた全員が耳を塞いで騒然となったけど、俺はなぜか
心のつかえが取れたような気がした。
説明できないが、納得した。
ごめん。わけわかんないな

276 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 19:47:39.10 ID:
[真夜中の風呂]

俺が高校生のころはよく夜中に風呂入ってたんだよ。夜の2時くらい。
隣の隣の家には俺と同級生で幼馴染の男友達が住んでたんだ。
んである日、そいつと夜中コッソリ遊びに行って2時くらいに帰ってきた時。
いつものように風呂に入ってたわけ。夜中だからあんまり五月蝿くしないようにね。
湯船に使ってる時、突然、さっき別れたばかりの幼馴染の叫び声が聞こえた。
「うわ!わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」って。
どしたんだ?ゴキでもでたか?と思ってたら今度は隣の家から音が聞こえてきた。
ドンドンドンドンドオン!  雨戸を叩く音だ。何?誰かいんの?と考えていると
音が止んだ。次に隣の家と俺の家の間に植えられている木が揺れる音がする。
俺の入ってる風呂の窓の向こうにその木がある。その木の向こうに隣の家。
もしかして猿でもいるのか?と思った俺は窓から見てみる事に。
すると窓を開けた瞬間、女がいた。女が木にしがみついておれを見ていた。
声を失った俺。動けない。女は無表情で髪が短く、合羽を着ていた。
動けないまま時間が過ぎていく。そのとき、風呂の天井から水滴が俺の肩に落ちた。
突然動けるようになった俺は叫びながら窓を閉めて鍵を掛けた。
「うウォぁああァああああああ!!!」  ガラガラ ガチャン。
木が揺れる音。窓の向こうで何がが着地する音。
ザザザザ  …ビタン     ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
風呂の窓の向こうから女が俺を見ながら右手で激しく窓を叩いていた。
音を聞きながら俺は気を失った。気がついたら俺は湯船の中に居た。
湯は水に変わり。俺の体も冷え切っていた。

翌日、学校に行くと幼馴染に聞いてみた。
「昨日、別れた後風呂入ったか?」  …ウン
「……お前もみた?」  …ウン  お前も? 
「…見た。」  ……。
沈黙の後、幼馴染が言った。「あいつちっちゃい声で言ってた。アケロアケロ って」
俺達は互いにそれ以上追及しなかった。分かりたくも無かった。
それから俺が夜中に風呂に入ることは無い。

278 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 19:54:56.70 ID:
[何の役にも立たない]

本当外だしって何の役にも立たないよな。
うちの姉ちゃんが妊娠して結局中絶したのも、
外だししてるから大丈夫っていう勘違いからだった。
姉妊娠の報を聞かされた母は怒り狂った。
姉とその彼氏を正座させ、
「出るって思ったときに抜いても遅いのよ!」
「思った時にはもうちょびっと出てるのよ!」
と大声で怒鳴り、
俺の部屋に遊びに来ていた友達大爆笑。

そして翌日、友達内でその話をしていると急に青ざめた顔をした、
当時学校内でモテモテだったAの表情を、俺は決して忘れない。

280 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 19:57:23.56 ID:
[しゃべれるんだな]

俺も眠れない・・・・・・・しょうがない
トイレで思い出した、俺がこの一生で一度だけ感じた怪奇体験をば

自宅のトイレにデカい窓がある。ちょうどトイレの床から1Mくらいのところに。
トイレの匂いを出す為に、いつも10CMほど開けっ放し。ま、自宅代わりに借りてるビルの5階だからいいんだけど。

3年前。真夜中に帰宅した俺はトイレでゲェゲェ吐いてた。俺は飲酒時にはすぐに気分が悪くなるが酔っ払った事はない。
嘔吐も一段落して、俺は便座にもたれ掛かったまま、ふと窓を見上げた。
窓は開いていなかった。いや、隙間に変な白いモノが詰まっていただけだ。
よく見てみると、それはヒモ状に伸びた白い細い、ねじれた女だった。それがひしゃげた顔して何かを喚いていた。

『ジ、ジジジ、ジジジ、ジッフフフ、ジジジジアアアア』

俺はそのまま後ろに倒れこみ、四つん這いのままトイレから脱出。
ヒィヒィ息を荒げたまま自分の部屋に逃げ込んで、TVの音量を上げて友人に電話をかけまくった。
あれ以来トイレの窓は防犯用のロックでしっかり固定して、締め切ってるよ。
幽霊ってしゃべれるんだな、って思った出来事だったよちくしょう。

298 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:36:10.51 ID:dlOiOImt0
[目覚まし]

携帯画普及し始めた高校時代のころ。
まだ携帯を持ってなかった私は普通の目覚まし時計を愛用していた。
ある朝、目覚ましを止めようと半寝かけで枕元を探ると・・・。

???

萎びたりんごのようなひんやりした感触。
平たい何かに細い枝みたいなのが伸びてる。
何だろう?と思って何度か触ってみる。
枕元には普段からぬいぐるみや本は置いてるがそのどれにも当てはまらない。
寝ぼけた頭では『それ』が思い当たらず、うつぶせの顔を上げて目を開く。

ベットの柵に4本の指を引っ掛けてる血色悪い手。
ぎょっとして飛び起き、一瞬だけ視界から『それ』が消える。
恐る恐る確認しようとするが、もう『それ』らしいものは見えない。

あんなもんだってわかってりゃ、ベタベタ触らなかったよ・・・・・・orz

287 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:13:26.99 ID:dlOiOImt0
[猫の鳴き声]
小学校の通学路に歩道橋があった

二年生の夏だったと思う
いつもは歩道橋なんて渡らずにダッシュで道を横切っていたんだが
歩道橋の上からネコの鳴き声が聞こえた

俺はネコが好きだが ネコは俺を嫌うので
ばれないように こっそりと階段を上がっていった

向こう側の階段からも ネコが逃げていく姿は無い
上までもうすぐのところで また 鳴き声が聞こえた

ネコが気付いて逃げようが もう我慢できなかった
「ネコーーーww」
と 階段をかけ上がり その姿を確認する

ぶんぶんとキンバエがたかる 黒猫の死骸があった

歩道橋の下に落ちていたベニヤ板に乗せて下ろしてやり
近くの田んぼわきの柿の木の下に埋めた

あんな暑いところにいたくなかったのかな と思う

289 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:21:50.18 ID:dlOiOImt0
[目ん玉]
霊的な話ではないけど
曾祖父は白内障だか緑内障でほとんど目が見えなかったらしい。
ある日、箪笥の角に顔を思いきりぶつけてしまい、目ん玉が飛び出してしまった。
ぼろん、と落ちた目ん玉を曾祖父が床に這いつくばってわたわたと探していると、やって来た曾祖母がその目ん玉を踏ん付けてしまった。
そして顔色ひとつ変えずそれをティッシュで包んで捨てた。
という話を、一部始終を見ていた母が笑い話として聞かせてくれた。

291 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:23:51.19 ID:
[モップを持つ手]
初書き込みです。
昔すんでたマンションで、たまに天井を見上げると
女の人の手が生えてました。
いっつもパタパタと何かを探すように動かしているので、
ある日、何も考えずにモップを近付けてみました。
するとモップに気付いたのか、パタパタをやめてモップをぐいっ!と
女の人の腕とは思えない力で引っぱりあげました。
モップは折れてしまい、その手もいつの間にか見えなくなりました。
最初はモップじゃなく自分の手でさわってみようかとおもっていたのですが
気味が悪いのでやめて正解だったと思います。

[入れ替え制]
ペット可な分譲マンションに住む友人夫婦から聞いた話。
5年ほど前にそのマンションに引っ越した。
その時はどこの家もコーギーを飼っていて
コーギーだらけだったそうだが、3年ほど前から
どこの家もダックスに変わりダックスだらけになったと思ったら、
最近ではチワワだらけになっているそうだ。
あれだけ見たコーギーは今では1匹も見かけなくなり
ダックスも日に日に見なくなって来ているという。
マンションは高台の上にあり、片面は崖のようになっていて
その下には雑木林があるのだが、崖から捨てられたと思われる
流行が去った犬の死体が雑木林からいくつも出たそうだ。
ガクブルなので友人夫婦は老犬小型雑種を連れて
マンションを出ることを真剣に考えている。

292 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:24:32.41 ID:
[病院いけ]

去年アメリカに行ったときの話
ホテルについて荷物整理してたら棚から
1ドル札が出てきた。
ラッキーと思って頂こうとしたら
札の裏面になんか電話番号らしきものが書いてあって
「電話しろ!」みたいな事が英語で書いてあった
好奇心から電話してみたら
電話の向こうから変な電子音みたいなものが聞こえてきた。
しばらく聞いてたけど何もおこらなかったので切った。
でもその日以来ずっとガンガン偏頭痛がしたり耳鳴りがしたりして調子が悪い。
病院いったほうがいい?

293 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:25:13.74 ID:
[分かってるんだぞ]


昔家のそばに恐いおっちゃんが住んでた。
恐いと言っても893とかではなくただ単に頑固なだけだったのだが。
友達と悪さしてるのがばれるとよく走って追っかけてきて怒られた。
その日もいたづらして逃亡していたのだが、追っかけられてる途中に
小さな物置が捨ててあるのを発見した。鍵もかかっていなかったし
そろそろ息も切れていたので、そこに隠れることに。
しかしすぐバレたようで、おっちゃんは「そこに隠れたのはわかってるんだぞ」
と言いながら物置の扉を開けた。
おっちゃんはニヤニヤしながら物置に首を突っ込み、俺を探していたのだが
ある一点を見た途端おっちゃんの顔色が変わり、冷や汗を流しガクガクと震えだしたかと思うと
訳のわからないことを叫びながら扉を閉めて逃げていった。
俺は何があったんだろうと思いながらも物置から出て帰宅した。
その日以来おっちゃんは殆ど外に出てこなくなった。
家の窓にはカーテンがしめられ、庭の世話もしていない。
ある日俺がおっちゃんの家の前を通りがかったとき、
何かにおびえているような様子のおっちゃんが話し掛けてきた。
「おい、俺がもしあの物置の所に行こうとしたら、何をしてもいいからとにかく止めてくれ!頼む!」
鬼気迫る様子に俺はただ頷くしかなかった。
おっちゃんが失踪したのはそれから一ヶ月も経たないうちのことだった。
朝早く、あの物置があった運動場の方面にふらふらと歩いていくのが目撃されたのが最後だったらしい。
捜索願いが出されたにもかかわらず、おっちゃんは発見されなかった。
しかし、10年ほどたったある日、おっちゃんはふらふらと戻ってきた。
顔は薄汚れ、髭は伸び放題だったが、服は失踪した当時のままだった。
おっちゃんは気の毒にそれ以来気が狂ってしまったため、10年近くどこに行っていたのかは遂に分からなかった。
おっちゃんはあの物置で何を見たんだろう。


294 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:26:06.08 ID:
[顔だけにモザイク]

小学校くらいに友達から聞いた話なんだけど
ちょっと思い出したので書いてみる。(記憶が曖昧で多少間違ってるかもしれない)

ある男、仮にAとさせていただきます。
そのAがレンタルビデオ屋でビデオを借りてきて
家に帰って早速見て見ることに。
ちなみにAの住んでる所は一階が八百屋かなんかで
Aはその2階に住んでいた。
八百屋の横に丁度階段があって、そこからしか2階に上がれない。
ビデオをセットし、早速早送り。
でもいくらたっても予告も出ないしずっとジラジラした画面が続く。
おかしいと思ってビデオを取り出そうとすると
急になんか映りだした。
そこに映っていたのは、ただの階段。
しかしAはそれが自分の家の階段だとすぐに気がついて
何が何だか分からん状態で画面を見続ける。

すると今度は画面の中の階段から誰か上がってくる。
でもよく見てみると、そいつは
顔だけにモザイクがかかっており、片手には包丁を持っている。
なんかヤバイと思ったAだがついついそのまま見てしまう。
そいつはゆっくり上がってきて、ついに玄関の前まできた。
そしてそいつはいきなり玄関のドアをドンドンドンと激しくたたく。
と同時にAの家の玄関が激しく音をたてる。
怖くなったAはパニックになりながらも ビデオを取り出した。 するとドアをたたく音も消えた。

以上です。ちょっと書き方悪かったかな。文章書くの下手でスマソ。
この話最初聞いたときマジで怖かった。

295 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:26:46.64 ID:
[壁の絵]

その人が住んでた家の近くには、取り壊されていない、誰も住んでない家があったそうだ。
小学生だったその人は、朝学校へ行くたびにその家を眺めていたんだけど、ある時、その壁にペンキか何かで女の人らしき顔の落書きが描かれていたらしいんだ。
そこまでリアルに描かれていた訳ではないんだけど、こう、長い髪が簡単に描かれていて、で、目はただの丸が二個あっただけだった。
特徴はその口なんだけど、最初は横に一本引いてあるだけでなんてことなかったらしいんだ。
でも毎朝見ているその人は気づいた。朝、見かけるたびにその横棒が、微妙にだけど、「へ」の字に曲がってきている事を。
そのうちその口はほぼ90度くらいになって、けっこう異様な雰囲気な絵になったそうだ。
その絵を見ていると、なんだか気がどんどん滅入ってきたらしい。


その人は体に疲れを感じるようになった。
そしてある日の深夜その人が寝ていると、頭の中や部屋の中、窓の外から、
「キャハハハハハハハハッ・・・・」
って女の声がして、飛び起きたそうだ。
なんとなくその人はある予感がして、深夜にもかかわらずその壁の絵を見に行った。
するとその絵の女の顔の口は、口裂け女のごとく、逆「へ」の字に折れ曲がっていたそうだ。

296 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:27:48.84 ID:
[静寂]

さっき、2万4千円のヘッドホンが突然壊れた。
音楽を大音量で聴き過ぎたせいか、いきなりプチッと音が出なくなった。
俺はムカついて思わずわざとテレビを床に落とした。
ズドンとテレビが床に落ちた振動を感じて俺はふと我に返った。
何やってんだ俺は。このテレビは15万もしたじゃないか。
たまたま落とした場所には布団が敷いてあって
落ちた振動は多少あったが落ちた音は全くしなかった。
たぶん壊れていないだろうと思いながらテレビの電源を入れてみた。
映像は普通に映るのだが、音が全く出なくなっていた。
最悪だ。15万円のテレビまで壊れてしまった。
それにしても今日は外が不思議なくらいに静かだ・・・
気晴らしにちょっと散歩にでも行ってみるわ。
じゃノシ

299 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:39:53.21 ID:dlOiOImt0
[共通夢]

10年前、叔父が亡くなった。
葬式の日、家族で叔父の住んでいた公団の一室に泊まった。

その夜、夢に叔父が現れた。
部屋にあるタンスを、何やらごそごそとさぐっているようだった。

目覚めた後、こんな夢をみたよ、と家族に話した。
すると、母も姉も父も、皆同じ夢を見ていた。

特に仲の良かった姉、霊感家系の母は、
タンスの下から3段目を開けていたという事まで分かっており、
それは二人とも一致していた。

そこには普段、叔父のパンツが入っており、
「きっとあの世に行くのに裸で恥ずかしかったんだね」とその時は笑っていた。
…だが後日、叔父の姉によりタンスの3段目の底の方から株券が発見された。

叔父家と一番親しくしていた我が家に、それを知らせにきたのかもな。
パンツなんて笑っちゃってごめんな。

300 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:43:53.44 ID:dlOiOImt0
[仏壇から・・]

俺がまだ小学生の時、毎年夏になると九州にある母方の実家に帰っていた。

そこでは父と弟と3人(母は既に他界)で布団を敷いて寝ていたのだが、隣の部屋が仏間になっていた。

普段は寝る部屋と仏間の間の襖は閉まっているのだけど、その日に限って襖が全開の状態だった。

俺はもともと寝つきが良くなくて、父と弟が寝息をたてはじめてからしばらく仰向けの状態でぼーっとしていた。

でもそのうちに凄い悪寒が襲ってきた。俺は一瞬、自分はもう死ぬんじゃないかくらいに思っていたが、何の気無しに仏間の方を見たときに悪寒の理由を察した。

仏間にある仏壇の扉が開いていて、そこから黒い煙のような、靄のようなものが溢れ出ていた。

それはまだこちらの部屋には入ってきてはいないものの、それも時間の問題で俺は自分は連れて行かれると確信していた。

そのとき自分が金縛りの状態にあったのかどうかは覚えていない。ただ恐怖で動けなかったように思う。

もうそろそろこちらの部屋に黒いのが来るという時に、ふいに父が布団から這い出して仏間との間の襖を勢い良く閉めた。

助かったという安堵感で俺はその後すぐに寝てしまった。

起きたのは一番最後で、弟に訊いても何も知らないようで、父には「何の話や?」の一言で終わらされてしまった。

母方の爺さんとはあまり仲が良くなかったので訊くに訊けなかった。というかあっちの方言が怖くて常に引いてた。

今となってはあの母方の爺さんも婆さんも死んで、家も廃墟になってしまってるらしいし、確かめることは出来ない。

奉られてるのは先祖なんだろうけど、大人しく寝てろよなと今にして思う。

301 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:46:06.93 ID:dlOiOImt0
[警官の見たモノ]

高校生の時の実体験。

21時くらいから雀荘で麻雀打って、夜中の2時前くらいに自転車で自宅に向かってた。
そのときにパトカーが減速しながら路肩に寄ってきた。
僕は『あ~、夜中だし、制服だし、煙草持ってるし、自転車はどっかから持って来たやつだし、最悪だ…』とか思ってたんだけど、
警察が『はい、そこの2人乗り止まりなさい』

僕は自分の事じゃないと思ったんだけど、周りには自転車いなかったし一応止まった。
んで、パトカーからポリスが降りて来てキョトンとしながら
ポ『あ、あれ?さっき2人乗りして…?』
僕『いや、してないっす』ポ『・・・あぁ、気を付けてね。自転車のライトは点けてね。』
って気まずそうに去って行った。

僕の後ろにいったい何が見えていたんだ?

302 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:50:31.23 ID:Tbo8svNJO
洒落怖を最近知ったんだけど話の数が膨大すぎて困ってたんだわwww
面白いの抜粋してくれるとすげー助かる!
土着信仰とか山の神さま的なのが個人的に面白いと思いますの

305 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:00:06.79 ID:dlOiOImt0
>>302
こういうの?

[ケンムン]
奄美大島には、昔からカッパに似たけむくじゃらの妖怪・ケンムンがいると言い伝えられております。
子供のような小さな背丈で体はけむくじゃら、山羊の臭いをもち、頭にはさらがありよく山や海で人を化かすと伝えられています。
10年前、家族でめずらしく怪談話で盛り上がっていると、ふと思い出したように、次兄が興奮した口調で話しはじめました。

この前、夕方頃、友達に借りた双眼鏡で裏山をみてたんだ。それでなんとなく遠くの山を見てたら、木のてっぺんの枝に、真っ黒な人が座ってるのが見えた!あれ、絶対幽霊だぞ!なんか、体育座りしてたけど、膝が頭より高くて……

そこで私と母が同時にいいました。
「それ、霊じゃなくてケンムン!」

①ケンムンは山の木の上で休むことが多い
②ケンムンはよく体育座りをしている(だから昔は膝を抱えた座り方をケンムン座りといって嫌っていた)
③ケンムンは異様に足が長く、体育座りをしている時に膝が頭より高い

306 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:01:23.88 ID:dlOiOImt0
それを次兄に伝えると、「あれがケンムンなんだ、本当にいたんだ……」と青い顔をしていました。
肉眼ではまずめったに目撃されないケンムンですが、まさか双眼鏡で目撃できたとは、兄ちゃん、おそるべし!(笑)
すると、ウチの母が、長年きこりをしていた祖父から生前教えられたという話をしてくれました。

もしも山で迷ったりしてどうしても一晩を暗い山の中で過ごさなければならなくなったら、
木の枝か何かで自分の周りの地面に、自分を囲むようにして少し広めの円を書きなさい。
そして山の神様に声にだしてお祈りしなさい。
「山の神様。私はかくかくしかじかな事情から一晩こちらの山に泊まらせていただくことになりました。
どうか今夜一晩、私が何事もなくいられますよう、私にこの土地を一晩だけお貸しください。
この土地の中にいる間、私を一切の災いからお守りください。」

そうしたら、一晩、ケンムンや獣たちが円の周りをぐるぐる回るが、決して円の中には入ってこれない。
それが山の神様との約束だからだ。
だから、山にのぼる時と下る時は、山の神様への挨拶とお礼を忘れてはいけない。山の神様は、よく見てるからね。
ケンムンでも、山の神様には逆らえないということなのでしょうか。

309 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:11:41.56 ID:Tbo8svNJO
>>305>>306
ちょっとほのぼの系だったけどそんな感じ。
なんか人間の霊の話とかと違って、山の神とか海の神とか
地方の信仰で祀られたりしてる神・バケモノの話って体の心から怖くなる。

314 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:20:39.01 ID:dlOiOImt0
>>309 確かに怖いというかほのぼのだったねw

307 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:09:49.04 ID:
[ごろっと]

教習所で交通事故起こした。 怪我した。すげーいたかった。とりあえずウチ帰ろうと思った。
スクールバスに乗り間違った。
痛さと乗り間違いに混乱して(終バスだったので)降りた。
知らない街だった。
痛さに泣きながら、怪我していてみっともないので、暗がりを歩いて電話ボックスを探した。 なかった。
ついでに十分な金もなかった(所持金170円)
1時間ぐらい道に迷って、なんとか自宅に連絡をつけて事情を説明した。
タクシーもつかまった。しくしく泣いてる自分に運転手は頭痛がするぐらい
明るかった。困った。
うちについて、とりあえずジーンズを脱いだ。
肉がごろっともげてきた。アハー道理で血がとまらなかったんだー。

救急車を呼んだ。

搬送中、消毒液を大量に浴びた。

死ぬかと思った。

ブレーキペダルが足にあたった。ジーンズのふくらはぎの位置が一瞬で血に
まみれた。怪我を沢山している自分にも、一瞬のあいだにそんな血まみれに
なったのは初めての経験だったんだけど、ジーンズだから裾がそこまでめくれなかった

304 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 21:56:21.86 ID:dlOiOImt0
俺が長いの苦手だから短いのばっか抜粋www

[肩たたき]
昔、職場の工場で経験した話
深夜2時、機械の稼動を止めて椅子に座り製品を包装する作業に集中していた
不意に肩をポンポン叩かれた
先輩がからかいに来たと思った
どうしたんですか先輩?
そう言いながら後ろを振り返る
…誰もいねぇ/(^0^)\
逃げ出す訳にもいかずに作業を続けました
悪い雰囲気もなかったので
工場建設場所には昔井戸があったそうな
水脈があるとかそういう関係があるのかも知れませんね
工場の奥に製品運搬用のエレベーターがあるのですが、誰も何も乗らずに2階から1階に無人で降りてきたのを見ました
トイレに来ただけで周りは無人…深夜…ダッシュで持ち場に戻りました
イジメを受けて亡くなった女性社員の仕業…との噂もあります

310 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:11:51.52 ID:
>>304
俺も長いの苦手だから短いのばっかだよww
読みやすいしなww

[嗤う奴は許さない]


一昨日の事ですが夫とスーパーに買い物に行きました。
買い物も終わり喫煙所で一休みしていると、目の前のベンチに父子連れが
座りました。お父さんはウッチャンナンチャンのウッチャンに似た柔和な
感じで子供は目のクリクリした可愛い三歳位の女の子でした。
お父さんは女の子にアイスクリームを買い与えその子は黙々と食べ始めま
した。口の周りにアイスがついてとても微笑ましく私はその女の子を見て
「可愛いなぁ」と思いニコニコして見つめていました。
ところが、です。
ふとお父さんの方に目をやるとじっとこちらをにらんでいたのです。
「なんだろ?」
こちらを睨みながらお父さんの口元がかすかに動いています。
・・・何笑ってんだよ何笑ってんだよ何笑ってんだよ何笑ってんだよ・・・
目が合うとお父さんは立ち上がり「何で俺を笑ってんだよ!」といきなり
キレて叫び出し私の髪の毛をつかみました。
「???はぁ?」 いくら誤解だと言っても聞く耳もたず!短気な夫も「子供が可愛いなぁっ
て見てたのにおまえは馬鹿かッ!」とバトル体勢。
お父さんは警備の人に連れて行かれるまで
「俺を笑う奴は許さない俺には怖いものはないんだ笑うな笑うなー!」
と叫び続けてました。まさか可愛い子供を見て怒鳴られるとは思いません
でした。柔和なお父さんだっただけにむちゃくちゃ怖かったです。
その女の子は怯える様子もなくひたすらお父さんを見つめながら
アイスクリーム食べてました。女の子にすればそんなお父さんの
キレ具合もきっと日常茶飯事なんだろなぁ・・・と。

314 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:20:39.01 ID:dlOiOImt0
>>310 長いのはコピペすんのもめんどいしなw

[闇夜鏡]
みなさん夜中鏡をみるときは十分注意してほしい。
鏡は時に霊道となってしまうときがある。会わせ鏡なんかいい例だ。
では会わせ鏡をしなければいいのでは?
そう思った方々は本当に危ない。
なぜならそこになんらかの光がさしこんだり、窓があったりすると霊道ができ結局霊はやってくるのだ。
そんな話をきいたとき、僕の友人Aは青ざめた。
そう、そいつんちの部屋は鏡の前に窓があるとか以前に半ぶんガラスばりで、もう霊道ができてしまってるのだ。
本人事態もなっとくした。
なぜなら夜中、そのみちを転げ回る火傷のおじさんや首のない霊があるいたのをみたことあるのだというのだ。
そしてその日から、鏡を壊す作業がはじまった。
業者をよびだし、やがてAの部屋から鏡半分がきえ、あわせ鏡ではなくなったのだ。
安心したAはその夜あわせ鏡の中をのぞいてみた。
その瞬間Aは吐き気をもよおしたという。
鏡には道を通ろうとする霊がべったり何人も張り付いていたのだ。
どうやらそこは霊の通り道だったらしい。
しばらくしてその鏡もとり、壁をぬりかえる作業をしていたら、壁の中にお札がみえるではないか。
そのお札「樋上曼陀羅神幽」とかいてありこれが原因だったと。
それから友人は霊をみなくなったという。
ただし今でもたまに壁のなかから音がしてくるというのだ。

308 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:10:41.05 ID:
俺は個人的に異常者系が怖いww

[最後の疑問]
最近そいつは2ヶ月タイに行ってきた。
まぁ日本円で千円も出せば一泊できるような安宿に泊まったらしい。
どこの国でもそうなのかも知れないが、やはり日本人旅行者は狙われる。
一応部屋には鍵をロックし、窓の鍵もキチンと閉めた。
タイは湯船に入る習慣がないため、友人はシャワーを浴びていた。
鼻歌交じりで髪を洗っていた時、突然、声が聞こえた。

「あーあーあーあーあーああああああああああぁぁぁあああああああああああああ」

女の高い声。悲鳴・・・・・・・・・?さすがに焦った友人。声は直ぐ近くで唸っている声だ。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。風呂から出よう。
そう思って、風呂のドアノブを廻したとき、驚愕した。
下のほうに知らぬ誰かの手が挟まっている。女の手。細い指。
友人は発狂寸前になったらしいが、なんとか理性を保ち、
思い切りドアを閉めた。思い切り閉めた。
すると、その手はバッと引いて、部屋のドアをバタンと閉める音が聞こえた。
確かに人間である女の声であり、人間である女の手であった。
それでもその少しはみ出している手を見た瞬間、気がおかしくなりそうになったと言っていた。
フロントに尋ねてみても、知らぬ存ぜぬの一点張り。

「人間だと思う、いや絶対人間だ」
俺には、自分にそう言い聞かせているようにも聞こえたが、何も言わなかった。
そして最後の疑問だけが残った。

なんで、部屋に入ることができたのだろうか・・・?

311 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:11:59.44 ID:852dfnPzO
危険な好奇心挙がった?

312 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:12:53.93 ID:
>>311
上のほうに貼っといたぜ

[ネコに心配掛けるなよ]

10年前、名古屋に住んでいたのですが、ある日部屋でぼーっと
していたところ、急に昔飼っていた猫の鳴き声がしました。
部屋の外から聞こえてきたというのではなく、耳元近くで小さく、
「ニャ」と。

建物は鉄筋のマンション、テレビもラジオもつけていない状況で
猫がいるはずもなく、その声はまぎれもなく昔飼っていた猫の
かすれたような特徴のある声でした。

不思議なこともあるものだと受け流していたら、30分もたったころ、
実家から連絡があり、大阪にいる兄の行方が分からなくなっている
とのこと。その声の主と思われる猫は、昔兄に溺愛されていた猫でした。
兄はほどなく見つかりましたが、そのときちょうど本気で死のうかとか
考えていたらしいです。
猫に心配かけるなよな兄貴、という話でした。

315 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:29:14.56 ID:
ところでこれは洒落怖でもなんでもないんだが、
もうすぐ一人暮らしで今住んでる借家のアパートで俺が体験した話を書こうと思う

俺の住んでるアパートは、俺と妹と親父の三人暮らしで、兄貴は一人暮らししてる
狭いせいもあって俺の家にはテレビが一つしかなくて、そこがまあ家族だんらんの
部屋兼親父が寝ている部屋なんだ。
そのテレビがある部屋の隣に俺の部屋があるんだが、この部屋ではたまに変なことが起こる。

夜俺は飯を食ったあと、布団でごろごろしながら携帯をいじってたんだ。
時間は8時くらいで、テレビの部屋では親父がバラエティーを見て爆笑していた。
携帯をずっといじっていると眠くなってきて、うとうとしながらぼーっとしていると、金縛りにあった。
あ、こいつはやばいと思って焦りだすと同時に、誰かに髪の毛を掴まれた。
そのまま引っ張られていくんだが、なぜか俺は徐々に引っ張られていく俺を客観的なふかん視点で見下ろしていた。
客観的に見ていたんだけど、髪の毛を引っ張られる痛みも感じるというよくわからない状況で
このまま引っ張られるのはまずいと思ってうわあああああああああって心の中で叫んだ時に金縛りはとけた。

ほかにも夜寝ているときにふと目が覚めて、瞬間金縛りにあい目だけうっすらと開けていると
天井、ちょうど電気の笠?あたりからなにが黒いものがすすす・・・と下りてくる
細長くてゆるゆるとしたそれを見つめていて、最初は何かわかんなかったんだが
その黒くてゆるゆるしたものがなにかわかった時俺は見てはいけないと思って目を閉じた
次に目を開けたのは朝だったんだが、妹にそのことを興奮気味に話すと、
妹も前にこの部屋で押し入れから出てきた手に腕を掴まれたことがあるらしい

まあなにが一番怖いかって、俺がこれを書いている部屋がその部屋っていうことだな!!

続きというかほかにも不思議なことがある。まだ兄貴が一人暮らししていなかった時の話
俺と妹が学校から帰ってきて、家にはふたりだけで、たしか夕方5時くらいだったかな
妹はテレビの部屋で再放送のドラマを見てて、俺はテレビの部屋の隣の台所で水を飲んでた
コンコン、と俺の部屋の窓がたたかれて、兄貴の声で
「おーい、>>1、妹ー」と俺と妹の名前を呼んだ。
俺の家はアパートの一階で、叩かれた窓のそとは駐輪場だから、
高校から帰ってきた兄貴が驚かせようといたずらしてんだろwwと思って
「おかえりーww早く入ってこいよww」と家の中から声をかけた
でも五分、十分経っても家に入ってこない。おかしいねと妹と話して、俺は兄貴の携帯に電話をかけてみた
「なんで家入ってこないの?www」
「はあ?俺今学校で補修受けてんだけどなに?」
「いや今帰ってきてたでしょwww」
「なに言ってんの?いもちわるいこと言うなよ・・・」
俺も妹も確かに兄貴の声を聞いた。あれはなんだったんだ?

俺には幽霊が見えないだけでこの部屋にはなにかいるのかもしれない。
ガラスコップに水をぎりぎりまで入れて、白い紙の上に置いて数日置いておくと幽霊がいるかどうかわかるらしい
水が溢れてたらいるということみたいんんだが、もう一人暮らしでこの部屋を出るし、
最後に確かめておくのもいいけどなんとなくできない。
スレチですまんかった。ほかにもまだまだあるんだけど怖くなくてすまんww

323 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:53:28.28 ID:
[金属をこする]
もう一年経ったのでそろそろ話してもいいかと思い書きます。
今から2年前、大阪の某所に越してきました。 都心に近いのに安目に借りれたのです。
大概、安いと何か曰くはありますよね? 心霊現象なんて物は信じていませんでしたから
どうでもいいと思い借りた訳です。引越しして、数ヶ月経った時から毎晩、同じ時間に外から
奇妙な金属をこする音が聞こえて来ました。ジャララー、ジャララー
毎晩です、窓を開けて外を確認しても誰もいないし、お店もない。まあ、いい。
そう思い過ごしていたのです。そのまま数ヶ月、寝苦しい秋でした。 うとうとしながら外からの金属音を聞いていました。
まただ・・・。 そう思いながら、聞いていたのですがおかしな事に金属音が段々近付いているのです。
ジャララー、ジャララーちょっと怖くなりました。
けれど金属音が止まったので安心して寝直そうと思い寝返りを打ちました。その瞬間、声の出ない恐怖でした。
人間、本当に怖いと「キャー」とか出ない物なんですね。
寝返りを打った布団の隣には髪の長い女性が横たわっていました。顔は髪の毛が邪魔で見えませんでした。
恥ずかしながら、そのまま失神していました。目が覚めたら病院のベッドでした。
傍にいた看護士さんに事情を聞いた所たまたま部屋に泊まりに来た恋人が
泡を吹いて倒れていた私を発見して呼んでも目が覚めないので救急車を呼んだと言う事でした。2日も眠り続けていたようです。
原因は不明でした。取り敢えず「疲れていたのでしょう」と 納得の行くような行かないような診断です。
ただ、変だなと思ったのが「何処もけがしていない?」と 皆がしきりに聞いた事。
けがなどしていなかったし痛みもありませんでした。
1週間の入院で退院して家に帰ったのですが
家に入ってすぐに飛び出しました。
何故だか、壁一面に血?のような赤茶の染みがあったからです。
どうして「けがはしていないか?」と聞かれたのか合点が行きました。
救急隊員はこの血の染みを見て疑問に思ったのでしょう。
さすがに強気でいられらくなり
すぐさま引越ししました。
今の家からすぐ傍にあのマンションはまだありますが
借り手はまだ見付かっていません。
家賃を見た所、さらに安くなっていました・・・。

324 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 22:54:41.34 ID:
[この台壊れてる]

学生の頃
俺が2000円貸してたツレが久しぶりに家に来た。
そいつは一晩泊まっていって、帰り際に「あの金、近々返すから・・」
といって出ていき、その3日後バイクの事故で死んだ。

しばらくして、久しぶりにソイツの家の近くに行ったとき、
生前よく一緒に行ったパチ屋へ入った。
ところが、俺の座った台は壊れていて、チャッカーに入ってもないのに
ジャンジャン玉が出た。
てきとーなところで、隣のひとに「この台壊れてるからやってみなよ」
と言って俺は景品交換へ行き、帰り際にもう一度さっきの台を見たが、
「ぜんぜんシブイよ、これ。壊れてないよ!」と言われた。

「あっ、金返してくれたんだ・・・」俺はひとり泣いた

326 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:00:35.28 ID:HnGPkGdAO
神、化け物系は神秘的な怖さがあって好き
異常者系は身近にあるかもしれない怖さがあって好き
つまりおまえらとっとと貼りやがってくださいって事だ

328 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:17:52.69 ID:
[家族愛]
私の実家はものすんごい田舎にあります。ほんと何にもないから、日用品を買うために山越えしなきゃならないほど。
その日は暗くなってから買い物に出かけました。母が車を運転し、私と妹が乗りこみました。
スーパー二軒とドラッグストアと文房具屋を回る普段通りのルートの予定。文房具屋には1枚30円くらいで買える綺麗な折り紙が置いてあったので、
私はそれが目当てで買い物についていったのです。
スーパー・ドラッグストアで食品・日用品を買いこんで、次はやっと目当ての文房具屋。
近くの駐車場に着くと私だけ車から降りて、文房具屋に向かいました。 張り紙がしてあって臨時休業でした。
仕方がないので車でもう一軒の文房具屋に寄ってくれるよう頼むと、母は無言で車をだしました。

道中、心なしかスピードが出ている気がして、
ああ何軒も寄らせて母は怒っているのかなあと思って私はショボン。
ずっと黙ってました。
そして目的の店につくと私だけ降り、折り紙を買ってすぐ戻りました。
車に乗り込みドアを閉めた瞬間、なぜか母は車を急に発進。
大通りを猛スピードでまっすぐ走って十字路にぶつかると
反対車線に車はパラパラ走っているところに、
無理やり入りこみUターンをしました。
半ばパニックになっていたその時、ドーンという衝撃音が。
振り返ると十字路で車同士の衝突事故が起きていました。
それでも母は車を止めようとしません。
やっと家に着いた時はげんなりでした。
母は青い顔をして「お腹が痛くなっちゃったのよ、ごめんね」と言い、
すぐ寝てしまいました。


329 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:18:36.92 ID:
その後私はこのことを忘れてしまいましたが、
二年後妹の口から真相を聞くこととなりました。
その日は妹はドライブのつもりで買い物について来ていたので、
買い物中もずっと車の中にいて、車内灯でマンガを読んでいました。
そんなことを二回繰り返すと、妙なことに気がついたそうです。

さっきからずっと同じような車が近くにとまっている。
よく見ていたら、40くらいの男が降りてきて、
母と私の後に続いてドラッグストアに入っていった。
二人が帰ってくるときにも、ちょうど後ろからついてくるように出てきた。
手には何も持っていない。

文房具屋で私だけが降りた時、母に妹はそのことを告げたそうです。
しかし、車だから大丈夫と母は取り合わず、
私にはそのことは言うなと口止めしたそうです。
そして二軒目の文房具屋ここでも私だけが降りました。
またその男は続いて車を降り、同じように文房具屋に向かったそうです。
「あの男だよ!まなみ姉ちゃんが危ないよ!」妹がそう言うと
「まなみが乗ったらすぐ車をだすから、準備していなさい」
母はエンジンをかけながら真っ青な顔でそう言ったそうです。 私が帰ってくると案の定後ろにはその男が。
車のライトに照らされた時、そいつは手にカッターを持っていたそうです。 二人は絶句。
私が乗り込んだ瞬間すぐ車をだしました。
妹はその男を見ていたらしいですが、
そいつも車に乗り込んで追ってきたらしいです。
しかし、急なUターンについて来れず、十字路で対向車と事故を起こしました。
薄いブルーのルミーナだったと妹は言いました。

今私は大学生です。 母と妹に感謝。ちなみに母は運動神経ゼロです。
いつものろのろ運転の母がよくあんなことができたなあと、 妹は苦笑いしながら言っていました。
ほんと母は強しです。

330 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:22:50.02 ID:
[裏返し]

友達からメールきた。恐いから書いてみる。
先月、高校時代の友人がポックリ病で逝ってしまい、通夜の席で十数年ぶりに
集まった同級生の、誰からともなく「そのうち皆で呑もうなんていってるうちに、
もう3人も死んじまった。本気で来月あたり集まって呑もうよ」という話になった。
言い出しっぺのAという男が幹事になって話しは進行中だが、
なかなか全員(男5、女3)のスケジュール調整がつかない。
今年の夏はくそ暑いし、9月に入ってからにしようかと、幹事のAと今昼飯を いっしょに食べながら話し合った。
そのときビールなんか呑んだのが、間違いだった。 Aが、ふと言わなくてもいいことをつい口に出し、おれは酔った勢いで、
それに突っ込んだ。 それは先月死んだ友人に先立つこと十年、学生時代に死んだBとCのカップルのことだった。

十年前AはB(男)の家(一人暮らしのアパート)で、Cと三人で酒を呑んだ。 直後、BCは交通事故で死亡。
Bの酔っ払い運転による事故という惨事だった。 Aはその事故の第一発見者でもある。
おれは、2ちゃんねるのことをAに説明し、事故の第一発見者のスレッドに書き込めと、 悪趣味な提案をしたのだ。
すると、Aはたちまちにして顔面蒼白となり「冗談じゃない!」と本気で怒り出した。
おれは、いささか鼻白み「むきになんなよ」と言い返したが、Aの怒りは収まらず
「じゃあ、あのときの話を聞かせてやるが、後悔するなよ」と言って、 恐ろしい早口で話し出したのだ。
Aのはなし
おれ(A)がBCと呑んでいたとき、D先輩がいきなりBのアパートを訪ねてきた。
顔面真っ青で、突然「おまえ等、裏返しの話を知ってるか」と話し出した。
そのときおれは、酒を買い足しにいこうとしたときだった。Dさんが止める様子も
ないので、缶酎ハイを買いに出て、十五分ばかり中座した。部屋に戻ると、
Dさんは大分くつろいだ様子で、おれが買ってきた酎ハイを喉を鳴らして一気に呑んだ。
「なんの話だったんですか?」「だから裏返しだよ」「裏返し?」 「裏返しになって死んだ死体見たことあるか?」「・・・いいえ。なんですか、それ?」
「靴下みたいに、一瞬にして裏返しになって死ぬんだよ」 「まさか。なんで、そんなことになるんですか?」先輩は、くっくと喉を鳴らして笑った。

331 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:23:31.54 ID:
「この話を聞いて、二時間以内に、他の人間にこの話をしないと、そういう目にあうんだ」
「不幸の手紙ですか?」
おれは本気にしたわけではないが、聞き返した。今なら「リング」ですか? と言うところか。
「なんとでも言え。とにかく、おれはもう大丈夫だ。もさもさしてないで、おまえ等も話しにいった方がいいぞ」
なにか白けた感じになったが、買い足してきた分の酎ハイを呑み干して、宴会はお開きになった。
先輩はバイクで去り、BCはBのサニーに乗った。スタートした直後、サニーは電柱に衝突した。

呑み過ぎたのかと思い、すぐに駆け寄ってみると、BCは血まみれになっていた。
そんな大事故には見えなかったので、おれは少なからず驚いた。
いや、もっと驚いたのは二人がマッパだったってことだ。
車で?なんて言葉も浮かんだが、そうでないことはすぐに分った。
二人は、完全に裏返しになっていたのだ。おれは大声で叫んだ。
「裏返しだ!裏返しで死んでる!」すぐに人が集まってきて、現場を覗き込んで、
おれと同じ言葉を繰り返した。だから、皆助かったのだろう。

Aは逃げるように帰って言った。おれはこんな話むろん信じないが、一応このスレッドを立てて、予防しておく。

こえええええええ!!!!!!!
勘弁しろよーーーーーーーーあーーーーーーーーーーー!!!



332 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:24:33.15 ID:
[レベル50]

小学校のとき、先生に知能に障害がある子のうちに遊びに行かされた
彼は脇目もふらずにドラクエ3をやっていて、正直、「こいつでもドラクエとかわかるんだなあ」と思った
三十分ほど彼のプレイを見ていて、とても悲しい事に気が付いた
彼がそのゲームでやっているのは、アリアハンの周りでスライムとカラスを倒す、ただそれだけだった。パーティにただ一人の勇者のLvは50を越えていた。彼は永遠、素手でスライムを殺し続けた
とても楽しそうだった
先に進めてやろうと思い1コンに手を伸ばしたら凄い剣幕で怒鳴られた。なんて怒鳴られたか聞き取れなかったけれど、とにかく怒鳴られた
それを見て彼の母親が「ごめんなさいね、○○ちゃんはファミコン大好きのよ」と僕に謝った
彼はドラクエ以外のソフトは持っていなかった
僕はそれ以来、ゲームをやらなくなった。以前のようにゲームにのめり込めなくなってしまったのだ。コントローラーを握るとやるせなくなった。友達の家に行ってもみんながやるのを見ているだけだった
その間、僕はゲームに興じる友達の背中だけを見るように努めた
本当にむなしかった
その内に、僕はファミコンを憎むようにさえなった。今までの人生の中で、あんなに何かを憎んだことはない
それは真夜中に僕を目覚めさせた
ゲームなんかこの世からなくなってくれと本当に願った
僕はソフトを彼に全部あげて、本体は捨ててしまおうと思ったが、兄に怒られそれすらできなかった。
一人暮らしをしている今でもゲームは嫌いだし、もちろん家にも置いていない。

時々、彼と、永遠に世界を救えなかったであろう彼の勇者の事を思い出すと、とても悲しくなる

333 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:26:02.95 ID:
[OK]

流れを無視して逝って見る。
駄文スマソ
小学生の頃、学校でコックリさんをやりました。
当時は人面犬や口裂け女など怪しい噂のブーム再燃と言った感じで、TVは勿論、コロコロ
コミックなどの児童雑誌でも怪談話が山のように掲載されていました。
そんなこんなで色々と知識をつけ、当然の流れのように皆でやってみよう…となりまして。
同じ飼育係だったJ君、Nちゃん、Fちゃん、そして私の計4人、不謹慎にもウサギ小屋
のすぐ横でコックリさんを開始したのでした。

四人の人差し指を十円玉に乗せ、「コックリさんコックリさん御出でください」と言うだけ
の、聞きかじりの簡単な儀式を行うと、直ぐに変化が現れました。
場所も屋外で、まだ日も落ちてなく、周りに通行人もちらほらといたこともあり、みんな
ただただはしゃいで色々と質問を繰り返しました。
「J君の好きな人は誰だ?」と聞けば『FとN』と返ってくるような、その程度の下らない
ものばかりです。
でも質問を繰り返していくうちに、ひとつ気になることが出てきました。
このコックリさん、『はい』か『いいえ』で答える質問をすると、なぜか必ず『OK』と選ぶのです。
文字板にはひらがなとアルファベット、数字の他に、『はい』と『いいえ』もあるのに、
如何いう訳か態々アルファベットを2文字に架けて、『OK』と選びます。
その時はまだ、ハイカラなコックリさんだなぁ、等とみんなで笑っていられました。
そうこうするうちに日も暮れ始め、質問することも無くなったので、そろそろコックリさ
んにも帰って頂くことにしました。
「コックリさんコックリさん、鳥居よりお帰り下さい」      『OK』

334 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:27:48.63 ID:
しかし十円玉はOとKを選んだ後、鳥居のマークには行きません。
「お帰りになられましたか?」             『OK』
「本当にお帰りになられますか?」     『OK』
「帰ってください」        『OK』

何を言っても帰ってくれず、ただ『OK』と繰り返すだけのコックリさん。
OとKを移動する速度はドンドン加速して行き、
やがては質問をせずとも『OKOKOKOKOKOK』と勝手に移動を繰り返すほどに。
私たちはパニックに陥りました。
女の子二人は泣き出し、Jも私も半泣きでした。
Jが声を震わせながら、「もう離そうぜ」と私たちに提案し、
私の「一斉のせ」の掛け声で同時に手を離すことにしました。

「一斉のせ」
みんな手を離しました。
私以外全員。

何故か私だけ、金縛りにあったかのように手が離せなかったのです。
私の指はまだ『OKOKOKOKOKOK』と目まぐるしく動き回っていました。
さすがに私も泣き出してしまい、
「何なんだよ!?」とかそのようなことを半狂乱で叫んだのを覚えています。

私にとって洒落にならないくらい怖い思い出です。
『OKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKO』

335 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:28:29.33 ID:
[引きずられた]
電車での話
毎朝、俺はいつもC線のH駅からS駅まで電車で通勤する
途中M駅で特快に乗り換えて行くんだけど その日は少し寝坊して、1本遅い電車になってしまった
1本ずれると当然M駅で特快に乗れなくなり時間がかかる、乗り合わせの電車も遅れる
仕方ないので駅の端へ行き、電車が来るのを待っていた
そこに中学生の女の子が同じように待っていた
俺が通勤用の小説を読もうとカバンを漁っていると
目の前の子がふらふら・・と線路側へ寄っていく
すでにホームには特快通過のアナウンスもなっているし、遠くだが電車が来るのも見える
反射的においおい!と思って彼女の手をつかんだら

物凄い力で体ごと引きずられはじめた!

俺は弓道をやっているから腕力と下半身の安定には自信があったんだけど
それでも引きずられてしまう
ヤバイ、何かに捕まったか、と思って声を出して助けを呼ぼうにも声も出ない

そうこうしているうちに電車は目の前、思いっきり警笛も鳴らされている
が、彼女の体はもう半分ホームから出ている。今手を離せば・・と思うと離せなかった


336 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:29:14.87 ID:
もう駄目だ・・・そう思ったら誰かが肩を掴んで思いっきり引いてくれた
勢い良くホーム側に倒れこむ俺達
幾人かの悲鳴とともに、急ブレーキをかけて電車は止まった

で、ここからが不可解なんだが
みんな「やっちまった・・・」と言う顔。運転手も青ざめて降りてきた
俺は彼女を助けられて(気失ってるのか倒れたままだが)良かった風に思ってたんだが
どうやら様子が変だ。運転手や駅員、他の客がホームの下を眺めている
そのうち駅員が倒れている俺達の方にやってきて
「もう1名の方の特徴はわかりますか?」って聞くんだよ
俺はわけもわからず「?」な感じだったんだが
俺の肩を掴んで引いてくれた年配の男の人が
「ショートカットでメガネをかけていて紺色の服の女性です」っていうんだよ

俺にはそんなものも見えなかったし、中学生の彼女の右手を掴んでいたが左手にはカバンが握られていただけだったはず
そんな事を話していると「カバンにしがみついている人を線路から引き上げようとしていたんじゃないのか!?」と言われた

結局、散々探したのに線路には何も残っていなかった
電車もそのまま発車してしまった
中学生の彼女は駅の改札を抜けてからの事を全然覚えていない
警察でも同じように話して結局お咎め無しになった

3年ほど前の忘れらない出来事です

337 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:30:18.89 ID:
[トイレね?]
こんなこと話していいのかわからないが、一応時効ということで。
10年以上前、俺が高校1年の時によくツレと一緒に郊外の廃屋に忍び込んでシンナー吸ったりしてた。
そこは先輩たちから譲ってもらった場所で、もとラブホだったらしくて幾つかの部屋にはベットも残ってた。
もちろんそこへ行くのはいつも夜中だったから、懐中電灯を持っていって主にロビーだった場所でダベっていた。
スプリングがキシキシいうけど、一応ソファーがあったから。
大体そこに行くツレは4,5人だった。
悪い連中には格好のスポットだったけど、俺たちの前にいた(高校の)先輩たちが相当ムチャする人たちだったので、他
のやつらは寄り付かないという最高の場所だった。
その日も俺含め5人でロビーでダベってた。
小雨がパラパラ降る音がしはじめた時、アホのシロウが「トイレね?」と言い出した。

ションベンは普通外の草むらでしてたんだけど、雨が降って
きたから出たくないらしい。
「あのドアの奥になかったっけ?」
とツレの一人がロビーの奥の扉を懐中電灯で照らした。
「ああ、でも水でねーぞ」と言ったが、シロウは「いいのいいの」
と言って懐中電灯持って消えていった。
「あったあった」と間の抜けた声が小さく聞こえた。
しかしそれから10分たっても20分たっても帰ってこない。
さすがに気になって、一人が「おい長グソかー?」と言いながら
奥の扉を開けて入って行った。
そしたらちょっとして青い顔で出てきた。
「おい、おらんぞシロウ」
おらん?
「おらんつーか、とにかく見てみろ」
というので全員でドアを開けた。
そこは事務室のような所だった。
二部屋がつながっていたが、トイレがないことはすぐにわかった。
というより、他にどこにも出入り口はなかった。

358 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/23(火) 00:16:33.57 ID:
シロウが一本持っていったので懐中電灯が二本しかなかったが、
人が入れそうな場所はどこにもないのは明らかだった。
そのあと、ロッカーとか机の裏とか徹底的に探したのに結局シロウは見つからなかった。
その状況の異常さに俺たちは真っ青になって、とりあえずこのことは誰にも言わないようにしようということになった。
俺がいうのも何だが、シロウの家はまともな家庭じゃなかったせいか、息子が帰ってこないというのに捜索願いも出さなかったようだった。
結局失踪あつかいされたままシロウは忽然と姿を消した。
俺たちはもう、そのラブホには行かなくなった。
高校卒業したあとも俺はずっとそのことが気になっていた。
消え去ったことよりも、シロウがなぜ「あったあった」と
言ったのか。なぜかそれが無性に怖かった。
何年かして、街でたまたま当時のツレと会った。
サ店で喋っていると自然にあの事件の話になった。
ツレはあのあと先輩になぜあのラブホが廃屋になったのか
聞かされたという。ゾクッとした。客が何人か行方不明になったからだと。
どんな風に消えたのかは分からないが、それだけで十分だった。
ツレはそれを話したあと、なぜか俯いて氷だけになったレモン
ティーをストローでかき混ぜ続けた。
油汗が浮かんでいたので、「おい、どうした」と肩をゆすった。
するとツレはあの時の、シロウが「トイレね?」と言ってから
の細かい流れを話し始めた。
そして「俺があの時、シロウが入った扉の一番近くにいたの覚えてるか」言われるとそうだった気がする。
「俺な、扉が閉じたあとで小さな声を聞いたんだけどよ」「あったあった、って言ったやつやな」
ツレは青い顔で頷いて続けた。

「あれな、シロウの声じゃなかった」

数年分の鳥肌が一気に立った気がした。

346 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/22(月) 23:59:58.78 ID:M8Gmoujz0
トイレ行けねええええええええええええ
なんか口直しに面白いこと言ってくれよ誰か

359 : 名無しにかわりましてVIPがお送りします : 2010/03/23(火) 00:16:52.26 ID:3U9z6js+0
最近実体験で怖いというか不思議な体験した俺は楽しい

洒落怖でkoeeeeと思った話貼ろうぜ【3】