164 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:15:05.85
山登りにハマり始めた10代後半の頃の話

家の裏山でボッカ訓練しようと思って20キロの荷物背負ってヒーコラ言いながら歩いてたんだ
よくその山でトレーニングしてたんだけど人とすれ違うことってほとんどなかったんだ
でもその日はやたら人とすれ違う

んですれ違うたびに「こんにちは~」ってあいさつするんだけど誰一人としてあいさつ返してくれない
俺コミュ障だからさ、人の顔見て話しできないのね
でもあまりに無視され続けるからちょっと頭来て、次すれ違う人には絶対顔見てあいさつしようと決意したの
no title

164 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:15:05.85
しばらく歩いてるとおっさんが山頂付近から降りてきてさ、俺も意を決して顔をじっと見てあいさつしようとしたの

いやもう一生忘れられん
青黒い顔のおっさん両方の眼球ないでやんの

顔はこっちを向いてんだけど顔の中央部、二つ大きい穴がぽっかりあいてんだ
んでうっすら口開けてんの
俺完全にパニックになっちゃってわけわからん叫び声あげながら荷物投げ捨てて下山してさ
必死に家まで逃げ帰ってきたんだ

方々の体で家まで帰ってきてちょうど庭仕事をしてたうちのじいちゃん(3年くらい前に他界)に顛末を話したんだけどいきなりぶん殴られた

「アホか!今日は12日だが!!」

意味分からんまま近所の寺連れてかれて塩食わされて変なお教唱えさせられて3日ほど寺のちっちゃなお堂に監禁させられた

後で親父に聞いたんだけど12日は神様が木の本数を数える日だから人間は山に入っちゃいけない日らしい
人間と木を数え間違えるから人を見かけると神様が切れるんだって
山の神様は人とか平気で殺すらしい

そんな山も今は造成されて住宅地になってる
人ごとながらあんなとこ住んでる人たちが心配でしかたない

170 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 01:02:11.26
>>164
みたいなノスタルジックな怖い話って好きだな。

165 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:38:23.30
>>164
ははーん。さては群馬県、またはその近辺だな。十二様って奴だろ~。

※山精様(さんせいさま)は、群馬県北部の奥利根地方の山神信仰。山精様の信仰の由来として、ある木こりが、家の裏山の一本松を大事にしていたが、その松が落雷で燃えてしまった。木こりは焼け残った幹を十二様(群馬県北部の山の神)の分霊として祀り、松の霊を慰めた。ある雪の日、木こりが裏山の炭焼き小屋を見に行こうとすると、あの松の幹に目と口が浮かび上がり「炭焼き小屋に行くな、家へ帰れ」と言った。木こりが驚いてよく見ると、目と口は消えていた。雪が激しくなったので木こりが家に帰ると、小屋のほうで大きな雪崩が起きた。命拾いをした木こりは松が自分を守ってくれたと思い、目と口のある松を象って人形を作り、山精様として祀った。話を聞いた周囲の人々も同様の人形を祀り、それ以来、山で遭難する人はいなくなったという。https://ja.wikipedia.org/wiki/山精様

166 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:41:04.73
>>165
ぬおビンゴw

168 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:47:28.47
>>166
俺もその近辺出身だから、十二日入っちゃダメという風習にピンと来たw。
その風習が身についてしまって、群馬県の山林には、十二日に入らないようにしてる。

169 : 底名無し沼さん : 2012/08/29(水) 00:49:21.57