865:2005/10/19(水) 13:14:22 ID:
今年の夏の話です。

雨がよく降る火曜日、その日は代休で久々に平日をゆっくり過ごしていた。
妻はパート、子供達は学校、久しぶりの一人の時間に何をしていいやら解らず取
りあえず外へ出てみた、家の前を一人の老人が横切って行った。

それを見たとたん車で出かけようと思っていたのだが何だか外を散歩したくな
った、平日の昼間・雨の中・誰もいない道路このキーワードがとても懐かしくなり
傘をさして歩き出しました。ブラブラ歩いていると目の前には小さな市電駅、そ
れも懐かしく思い駅に入ってみた、誰もいないホームに雨の音…私は電車に乗り
たくなり切符を買った。行くあて何て無かったのでとりあえず駅3つ先の実家の
駅まで行こうと決めた、ホームのベンチに座り電車を待っていると向かいのホー
ムに先ほどの老人と思われる方が座っていた、気にもとめずぼーっと電車を下り
たら母校まで歩こうかなー何て考えていた。

ふと左横を見ると向かいにいたはずの老人が横のベンチに座っていた、向かいの
ホームとこちらのホームを繋ぐ陸橋は私の右側、誰も横切ってはいないはずなの
にそこには老人が座っていた。

つづきます

867:2005/10/19(水) 13:21:25 ID:
とても怖いはずなのに何故か私は怖くは無く、それどころか気にもとめていなか
った。まるで不思議な事ではないように…
田舎の電車は平日の昼間何て一時間に一本、なかなか来ない。

また横を見てみた、誰もいない…あれ?っと思い右を見ると私のすぐ右隣に座っ
ていた。さすがに驚いた、驚いたんだがそれよりもその老人が誰かに似ていた。
あれ?だれだっけ??何て真剣に考えていた、そんな中電車が来た。
私は電車に乗ったが老人は乗ろうとしなかった、次の電車に乗るんだろうと思い
気にとめず、私は電車の中で誰だったか考えていた、考えて考えて二つ目の駅で
やっと思い出した4年前亡くなった親父だった。

何故すぐに思い出せなかったのか不思議だあの時の空間には不思議な空気が確
かに流れていた。
872:2005/10/19(水) 13:32:02 ID:
>>865
>>867
乙!

一緒に電車を見送ってたら・・
話しかけてきてくれたりしたのかな。
873:2005/10/19(水) 13:35:38 ID:
>>872
そうですね、何か話したかったのかもしれませんねだからこちらの
ホームまで来てくれたのかも。

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