1:2017/06/10(土)21:33:20 ID:
メジャーリーガーイチローは、60歳で現役を引退した
結局3割台に復活する事はできなかったものの、2割台をキープし肩も足も特には衰えていなかった
しかしある日突然引退を発表したのだった。
パッパ「悲しいなぁ でも今まで野球一筋でよく頑張ったわ、サンキューイッチ」
彡(^)(^) (0歳)「バブンゴwww」
パッパ「お前が大きくなった頃イチローの事知っとるやろか…」

引退後、イチローは世界各国を渡り歩き 子供達に野球を教える旅に出た
そして10年後 日本

4:2017/06/10(土)21:33:54 ID:
コロコロ~
イチロー(70)「ん?」
彡(^)(^)(10)「おじさんボール取ってクレメンス~~」
イチロー「……おーし、坊主行くぞ!フンッ」ズバン!→150km/h
彡(^)(^)「ファッ!?」パシーン!!
イチロー「おっ やるなお前!」
彡(^)(^) 「ヒェッ……なんや今の球……あんな距離から……」
8:2017/06/10(土)21:35:16 ID:
全盛期のイチローでも140km/h台定期
6:2017/06/10(土)21:34:17 ID:
60歳現役引退とかキングカズか?
7:2017/06/10(土)21:34:40 ID:
イチロー「お前なかなかいいじゃないか、プロになれるぞ」
彡(^)(^)「ホンマか!」
イチロー「誰か憧れの選手とかいる?」
彡(^)(^)「やっぱ大谷翔平(48)!あの歳で未だに160km投げられるんはすごいで!」
イチロー「あいつ、まだ現役なのか……やるな」
彡(^)(^)「ところでおじさんの今の球もすごかったわ……何かやってたん?」
イチロー「まあ…昔ちょっとね」
彡(^)(^)「はえ~~」
イチロー「お前1人みたいだけど、友達誘わないの?」
12:2017/06/10(土)21:37:02 ID:
大谷翔平(48)で草
10:2017/06/10(土)21:35:45 ID:
彡(^)(^) 「ワイの友達みんなやきうのこと馬鹿にするんや…楽しくないって…ルールもまともに知らん癖に」
イチロー「……」
彡(^)(^)「せやからずっと1人や」
イチロー「…おし!おじさんが相手になってやる!」
彡(^)(^)「!!ホンマに!?」
イチロー「強くなって見返してやろうぜ!俺は野球はこんなに楽しいものだっていうのを皆にもっと知ってもらいたいんだ!」
彡(^)(^)「サンキュー……っと、おじさん名前は?」
イチロー「鈴木…イチローだ」
彡(^)(^)「サンキューイッチ」
11:2017/06/10(土)21:36:14 ID:
こうして 彡(^)(^)とイチローは仲良くなり、学校が終わると練習に励んでいた

彡(^)(^)「イッチ!朗報や!」
イチロー「どうした?」
彡(^)(^)「ワイの小学校、今年からクラブ活動でソフトボールが追加されたんや!」
イチロー「おお!それは良かったな!」
彡(^)(^)「ワイとイッチの姿を他の生徒が見てて楽しそうやったから、先生が追加してほしいクラブ活動のアンケート取ったら圧倒的にソフトボールが多かったんやて!」
13:2017/06/10(土)21:37:44 ID:
イチロー「いい事だ。…じゃあ俺の役目もここまでだな」
彡(^)(^)「…どういう事や?」
イチロー「俺も暇ではないんでな。これからも野球が広まる活動をしていかねばならない。今度はお前が野球の楽しさをみんなに教えてやれ!」
彡(;)(;) 「わかったわ…サンキューイッチ……」
14:2017/06/10(土)21:37:59 ID:
彡(^)(^)「ほな特別にイッチにワイのサイン付きボールやるわ!」
イチロー「はははは、プロになればプレミアが付くかもな」
彡(^)(^)「ワイは絶対プロになるで!ほんでメジャーに行くことが夢の夢や!」
イチロー「いいねぇ」
16:2017/06/10(土)21:39:12 ID:
彡(^)(^) 「ほんでそんなワイを追って後輩がメジャーの世界に来てくれたりしたらションベンちびるほど嬉しいわ」
イチロー「…(ムネを思い出すな……あいつも俺より先に逝きやがって)」
彡(^)(^)「ん?イッチ?」
イチロー「そうだな…じゃあ俺もボールにサインするよ、交換しよう」
彡(^)(^)「せやな!大事にするわ!」
イチロー「じゃあな。頑張れよ!」
彡(^)(^)「おう!ほんま楽しかったで!!サンキュー!!!!」
19:2017/06/10(土)21:40:32 ID:
彡(^)(^)「ただま~」
パッパ「遅いわ!今日も野球のじいちゃんの所にいたのか?」
彡(^)(^) 「うん でも今日で最後やった」
パッパ「そうなん?」
彡(^)(^)「世界を旅するんやって」
パッパ「……変なジジイやなw」
彡(^)(^)「あ、パッパこれおじさんから貰ったボール!さーて飯食うかー」
21:2017/06/10(土)21:41:00 ID:
>>19
パッパが川崎って落ちやろ
20:2017/06/10(土)21:40:59 ID:
パッパ「…………!!!!……こ、これは……………」
「野球を教えていたのって、イチロー…お前やったんか………」
彡(^)(^) 「あれ?何で名前知っとるん?しかも泣いとるやんけ!!きっしょ!」
パッパ「サンキュー……サンキューやでイッチ………」
彡(^)(^)「(イチローってもしかして結構有名やったんかなぁ…あとで調べとこ!)」
23:2017/06/10(土)21:42:03 ID:
きっしょ!はさすがに草生えた
22:2017/06/10(土)21:41:30 ID:
シュババババ
パッパ「おまっ!!これっ……すご杉内ズビッ…」
彡(^)(^)「なにがや」
パッパ「ええからはよ調べーや!」

彡(^)(^)「気になるなぁ 」
25:2017/06/10(土)21:42:35 ID:
彡(^)(^)「鈴木一朗っと」カタカタッターン!!
「……………うせやろ?」
「なんやこの記録の数々………ワイはすごい人と練習していた……?」

パッパ「お前はほんまに幸せ者や あのイチローに指導してもらってたんやからな」
彡(^)(^)「………」
26:2017/06/10(土)21:43:03 ID:
彡(^)(^)「鈴木一朗ってすごいやつやったんやなぁ……ユーチューブに動画あるかな」
イチローの変態的バッティング集
彡(^)(^)「………!!?!?」

その日からというと、 彡(^)(^)はイチローの魅力に取り憑かれ、暇さえあれば四六時中イチローの動画ばかり見るようになっていった。
仕草やフォーム一つ一つ、イチローを意識していった
そしてイチローに指導して貰ったという誇りだけで何とか過ごしていった
28:2017/06/10(土)21:43:59 ID:
練習に励むんじゃないのか…(困惑)
29:2017/06/10(土)21:44:16 ID:
時は過ぎ、 彡(^)(^)は新しく出来た球団難波ジェイズにドラフト3位で入団する事になる。イチローと同じ外野手、そして背番号51番を背負う。
その頃には頭の隅でイチローを意識しつつ、自分のやり方で大活躍。人気選手に成長する。
ちなみに昨シーズンの打率は.334と好調、そして結婚し家族も出来てとても幸せな日々を過ごしていた。
30:2017/06/10(土)21:44:52 ID:
しかしある日の夜


彡(^)(^)「ジャンプの発売日やんけ!買いに行こ!」

???「おい……あいつ」
彡(゜)(゜) 「難波ジェイズ の彡(^)(^)やん! 」
???「金持ってそうだな、行くぞ」
32:2017/06/10(土)21:45:14 ID:
ありがとうございましたー
彡(^)(^)「ん………?なんやお前ら」
???「兄ちゃん金出しな」
彡(^)(^)「ヨボヨボのジジイやん。ボケとんか?」
ガシッ
彡(゜)(゜) 「兄ちゃん、故障者リストに入りたくなかったら金目のもん全部出すんやで(ニッコリ」
彡;(^)(^) 「(アカン)」
33:2017/06/10(土)21:45:46 ID:
ち~ん(笑)
36:2017/06/10(土)21:46:25 ID:
彡(゜)(゜) 「けっこう収穫できたわ。まぁこんなもんで許したろ!」
彡;(^)(^)「も、もうええやろ!金目のもんはあとは何も無いで」
???「嘘でしょ。」
彡;(^)(^) 「!!!!」
???「今ボールみたいなのが見えたが……」
彡(゜)(゜) 「ボール?んなもんどうでもええやんけ」
???「いや……これは」シュバッ
彡;(^)(^) 「あっ!!!」
39:2017/06/10(土)21:47:08 ID:
???「イチローのボールでしょ。」
彡(゜)(゜) 「イチロー!?イチローって伝説のあの…?」
彡;(^)(^) 「や、やめロッテ!!イチローのボールなんて価値ないやろ!!」
???「確かに、 内野安打でセコセコ積み上げた数字を記録と称しいつまでも自慢しているいけ好かない野郎のボールを盗っても無意味
それに松井の方が打者として優秀なのは指標を見れば明らかだが、イチシンもゴキブリの如くしぶとい。
あんなやつを未だに崇めている奴らが許せない、だからこのボールは神戸の海へポイーでしょ。」
46:2017/06/10(土)21:48:07 ID:
彡;(^)(^)「やめてくださいよ!殺すぞ!!」
彡(゜)(゜) 「威勢がええな、来いや!!」

バキボキゴキグシャ

彡( )( ) 「………」ピクピク
???「そこまでにしとけ、騒ぎが大きくなったらヤバいからな」
彡;(>)(<) 「………くっ……返…せ……」
???「ファッ!?」
彡;(゜)(゜) 「何やこいつ、ほんましぶとい……!」
彡;(>)(<) 「そいつはワイの、ワイの宝物なんや…イッチとは…もう二度と会えないかもしれないんや……!」
彡;(゜)(゜) 「……どうする?」
???「…………殺るンゴ。」
48:2017/06/10(土)21:48:25 ID:
やるンゴw
51:2017/06/10(土)21:48:53 ID:
???「ファッ!?」
メキャッ
その時、どこからか石が猛スピードで飛んで来て、林修となんj民の顔面にサヨナラヒット、顔の皮が剥がれ無事死亡した。

彡;(^)(^)「え…?な、なにが起きたんや?」
ホケッ………
彡;(^)(^)「だ、誰や!………誰もおれへん……」

????(イチさん、僕は今まで数々の人を殺めてきた………)
(しかしそのせいでイチさんの周りには誰もいなくなってしまった…それで良かった、これで邪魔者はいなくなると思ってた矢先、ボクは死んでしまった………)
(それからイチさんはずっと孤独でしたね…僕は上から見てるだけでとても辛かった……)
(だからボクはこれからはイチさんの大切な人も守る事にした!イチさんがそれで幸せなら………)
59:2017/06/10(土)21:51:43 ID:
>>51
無茶苦茶で草
57:2017/06/10(土)21:50:56 ID:
なんとか命は助かったものの、 彡(^)(^) は身体と心に深いダメージを負ってしまう。
監督「あれからずっと不調やなぁ……」
彡(-)(-) 「こんなんじゃアカンな…せっかくイッチと約束してプロになったのに……」
監督「あぁ、そういえばイチローって故郷の病院に居るらしいで」
彡;(^)(^)「え!?病院に!?」
監督「せやで。もう5年くらい入院してるんちゃうかな」
彡;(^)(^)「そうなんですか……イッチ……」


彡(^)(^) はイチローの入院している病院がある豊山町へと向かった。
58:2017/06/10(土)21:51:29 ID:
コンコン…
彡;(^)(^)「(ドキドキ)覚えとるかな………」
イチロー(85)「よぉ………」
彡;(^)(^)「イッチ!久しぶり!!ワイのこと覚えててくれたんか!」
イチロー「忘れる訳ないだろ…お前の活躍ぶり、聞いてるぜ サインボールも大事に取ってある」
彡(^)(^) 「ほんまや…サンキューイッチ!」
イチロー「お前が活躍してる間、俺はこんなヨボヨボになっちまったよ…w」
彡(^)(^) 「…………」
イチロー「野球もしばらくやってないな……」
61:2017/06/10(土)21:52:10 ID:
どうでもええけど現実のイッチも不調でいつ引退するかわからないんだよなぁ…
62:2017/06/10(土)21:52:48 ID:
彡(^)(^) はイチローに、自身の不調の事を伝えた。
あの事件以来なかなかヒットが出ず、打つだけではなく投げるのも衰えていた。酷い時には返球が内野にすら届かないという事も。
彡(-)(-) 「もう…終わりなんやろか………」
イチロー「…おい、今から野球やるか!」
彡;(^)(^)「ファッ!?」
64:2017/06/10(土)21:53:58 ID:
場面は公園へ
彡;(^)(^)「イッチ大丈夫なんか…?」
イチロー「俺をなめんなよw野球をする為に生まれてきたんだから、仮に死んでも野球の最中なら俺は満足できる」
彡;(^)(^)「ワイが満足出来ないんやけど_」
65:2017/06/10(土)21:54:46 ID:
イチロー「最後に投げたのはいつだっけなぁ…ちゃんと投げられるかわかんないが……フンッ」ズバン!→144km/h
彡;(^)(^)「ファーーwwwww」
イチロー「お!俺もまだまだイケそうだな」
彡;(^)(^)「ヒェッ……現役いけるんちゃう?」
イチロー「こんな俺を拾ってくれる球団があればな!どんどんいくぞ!」
こうして久しぶりの練習は夜になっても続いた。
66:2017/06/10(土)21:55:10 ID:
イチロー「試合、頑張れよ。観戦には行けないけどテレビで応援するから」
彡(^)(^) 「ああ!イッチとやったら自信がついたで」
なお現実は甘くなかった模様
68:2017/06/10(土)21:56:16 ID:
すこ
69:2017/06/10(土)21:56:26 ID:
彡;(゜)(゜) 「お前……今んとこ1回もヒット打ててへんぞ!」
彡;( )( ) 「そんな…おかしい…こんなことは……」
そして場面は9回裏 5-3で難波ジェイズはピンチに陥っていた。
実況「さあバッターボックスには未だにヒットが出ていない彡(^)(^) が入りました このままでは得点が入りませんが逆転できるのでしょうか」
彡;( )( ) ドッドッドッ
(アカン…怖い…)
70:2017/06/10(土)21:57:03 ID:
ズバッ
彡;(>)(<) ヒュン!
審判「ストライク!」
2塁ランナー彡;(゜)(゜) 「おいおい…」
ズバッ
彡;( )( ) ヒュン!
実況「ツーストライク!追い込まれました!」
3塁ランナー 彡;(◎)(◎) 「ええ加減にせーよあいつ……」
ざわざわ
「何であいつなんか出したんだ?」「去年までの成績が嘘のように打てなくなってるな」
「これで負けたら彡(^)(^) 殺すぞ!」
彡;( )( )
(なんで……なんで打てんのや……イッチとやった時はあんなに打てたのに……)(もう終わりや………)

「諦めんな!!!」
71:2017/06/10(土)21:57:26 ID:
松岡修造かな?
75:2017/06/10(土)21:57:43 ID:
川崎宗則(65)「あなた、行きましょ。息子が待ってるわ」

みたいなスレを期待したワイアホだった
76:2017/06/10(土)21:58:28 ID:
彡;( )( )
(この声は……イッチ!?病院にいるはずじゃ……)
イチロー「前を見てみろ」
彡;( )( )「!?!?」
(イッチが………ピッチャーに!?)
イチロー「落ち着けよ。この前の通りに打てばいい。」
彡;( )( )「そんなん今出来る気しないわ…」
イチロー「俺の球なら打てるだろ?」
彡;( )( )「!」
イチロー「…さぁ、いくぞ!お前なら出来る!俺の球を思いっきり打ち返してみろ!!」
ヒュオッッ
79:2017/06/10(土)22:01:06 ID:
彡;(。)(゜) 「ああああああああああああああああああ」
カキーーーン!!!!
観客「おおおお!!!!!」
実況「打った!!!!」
「これは!!!!まさか!入るか!?ホームランか!?あああああああああ入ったあああああああああ」
ランナー「ファーーーーwwwwwwwwwwwwww」
チームメイト「うおおおおおおおおおおおお
彡(^)(^) がやりやがった!!!!!!」
監督「………」
チームメイト「最後の最後にやりましたね!監督!!」
監督「イチローが……」
チームメイト「え?」
監督「イチローが投げていた……」
こうして難波ジェイズは大勝利を収めた。
その頃、ベッドで冷たくなっているイチローが発見され、イチローと村田は病院内で静かに息を引き取った。
83:2017/06/10(土)22:02:08 ID:
えぇ…
80:2017/06/10(土)22:01:56 ID:
村田で草
82:2017/06/10(土)22:01:58 ID:
最後で草
87:2017/06/10(土)22:02:24 ID:
イイハナシダトオモッタノニナー
93:2017/06/10(土)22:04:21 ID:
その後、 彡(^)(^)の身体の痛みは取れることなく成績不振、戦力外通告を受け現役引退を発表。結局メジャーに行く約束は果たせなかった。
しかしコーチとして第二の人生を歩む事となった彡(^)(^) は、あの時の最期のイチローの姿をいつまでも胸に焼き付けていた。
94:2017/06/10(土)22:05:12 ID:
彡(^)(^)「……ん?」
コロコロ~~

(´・ω・`)「おじちゃん、取ってください!」
彡(^)(^) 「ほな、いくでー!フンッ」ズバン!→138km/h
(´・ω・`)「うわ~すご~い!おじちゃんやきう上手いね!」
彡(^)(^)「…………」
「まぁな!!」

End
104:2017/06/10(土)22:07:19 ID:
>>94
おつやで
ちょっと面白かった
98:2017/06/10(土)22:05:51 ID:
(現役)いけるやん!
100:2017/06/10(土)22:05:55 ID:
おつ
村田は絶許
103:2017/06/10(土)22:06:49 ID:
ここでも許されない村田
105:2017/06/10(土)22:09:49 ID:
これ再放送やで(小声)
106:2017/06/10(土)22:10:40 ID:
よく静かに息を引き取ったコピペ見るんやけど元ネタなんや?(小声)
109:2017/06/10(土)22:21:29 ID:
>>106
本拠地、横浜スタジアムで迎えた中日戦
先発三浦が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年の首位打者内川は独りベンチで泣いていた
WBCで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の横浜で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにベイスターズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「す・・・鈴木さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「こ・・・駒田コーチ?」  「なんだ内川、かってに駒田さんを引退させやがって」
「石井さん・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:石井琢 2番:波留 3番:鈴木尚 4番:ローズ 5番:駒田 6番:内川 7番:進藤 8番:谷繁 9番:斎藤隆
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
中根からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
110:2017/06/10(土)22:26:53 ID:
イチローさん50歳まで現役なのか
111:2017/06/11(日)00:00:58 ID:
これは名作
112:2017/06/11(日)00:05:38 ID:
サンキューイッチ
元スレ: