254:2011/08/14(日) 07:55:58.13 ID:
もう7~8年くらいたっているだろか。オレがまだ会社勤めで都心に通っていたときのお話。
オレ自身は特に霊感なんてない。オレ自身の行動が都会の奇人として洒落怖で晒されたりとか、怪しげな宗教団体の施設に忍び込んだ経験はあるけれど、それらはあくまで現実の話だ。
説明のできない奇妙なモノに遭遇したことはなかった。それまでは。

夜9時近かっただろうか。仕事を終えて山手線で池袋から代々木に向かっていたときのことだ。
車両はほぼ満席状態で、立っている人もいくらかいた。
オレはシートに座ってたんだが、その反対側のシートにきれいなお姉さんが座っていた。
歳の頃は20代後半くらいだろうか。いや、オレはすでに中年に差し掛かってたから、お嬢さんと言ったほうがいいかもしれないのだが。
どういうわけか、その女はオレのほうをじっと見つめていた。窓の外を見てたわけではなく、まっすぐオレのほうを見ていた。ほんと、ゾクゾクするくらいバッチリと目が合ってしまった。
美人に見つめられてオレは年甲斐もなくドギマギして、でも勘違いだったらイヤだなと思い寝たふりをしてた。薄目でその女を観察してたけどね。
ただ、何か違和感があった。

255:2011/08/14(日) 07:56:25.07 ID:
新宿駅で多くの人が降り、あるいは乗ってきたが、その女はずっと身じろぎもせずに座ってオレのほうを見ていた。
列車が発車したところで、違和感の正体に気がついた。
その女、まばたきしてないんだよ。それだけでなく、瞳の部分が真っ黒で、光を反射していなかった。
車内は蛍光灯がついており、普通なら目にハイライトがかかる。だが、その女の目は白目の部分が真っ白で、黒目の部分は真っ黒だった。
瞳が完全に黒一色だった。瞳孔が開ききってるわけではなく、そもそも虹彩がなかった。
オレは仕事で3Dのプログラムを書いてて、キャラクターの表情にも関わったりしたので、目の表現なんかも自然と気になってしまう。だから、その女の目はとてつもなく異常なものに思えた。
両隣に座ってるおっさんたちの瞳と見比べても、あからさまに違っていた。
1分半ほどで列車が代々木に着いたところでオレは降りた。席を立つときも女の目がオレを追っていたのがずっと印象に残っている。
それ以降、特に変わったことは起きていない。だが、彼女(?)がなんだったのか、いまだにわからないままだ。
260:2011/08/14(日) 11:32:39.83 ID:
>>254
盲目の人だったんじゃないの?
264:2011/08/14(日) 16:06:27.64 ID:
>>254

>洒落怖で晒されたりとか、

ゾットシタ
258:2011/08/14(日) 09:49:03.33 ID:
>>254
断言するけど、たぶんそれおまえのこと惚れてんだぜ。たぶんな。

「終電にて」【ホラーテラー】
「タクシー」【洒落怖】 
「自分の家なのに凄く怖いです」【洒落怖】

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