聞きたいかも

まぁ、お茶でもすすりながら聞いてくれ
書き溜めはしてない

今は昔だが、厨房の頃の話になる
小学校の時はみんな外で遊んだりみんなでゲームしたりおまえらでもそれくらいはしてると思う
かたや俺はマリオカートは一人でマリオパーティーも一人で
まともな友達も居なくてチャイムが鳴ったらすぐ下校するのが当たり前だった

それは最高学年になっても変わらず、
うちの地区は近辺に中学が３つあってその中から選ぶ形だった
中学はできるだけ出身小学校から行く人が少ない所に行きたかった俺は
その中でも一番遠く、人気もない中学を選び通うことにした

それが過ちだったのかどうかは定かではないが
入学した印象は最悪だった
自由な校風と銘打ってジャージ登校が可能だったのだが
皆ジャージでも制服でもなく
DQNの相場スウェットが当たり前だった

うん
そんで？

周りの人間も俺とは正反対の人間が多く
ぼっちやいじめられっこみたいなやつは少数だった

入学して二日目早速事が起こった
学年で一番強い奴を決めるという
そんなくだらないことを教室にきて大声で叫ぶ輩が出た

うわぁ・・・

関わりたくない一心で
チャイムが鳴るのと同時に教室を出た
来る前に放置したネトゲの露天が気になってしょうがなかった

難なく教室を出た俺は校門まで一目散に走った
あと数秒というところで俺の目的は打ち砕かれた

「ちょっと待てよ、お前も一年だろ？」

あそこが縮むのがわかった、ひゅんとなるのがわかった

「そそそそそそそうですけどなにかようがあるのですか」
とにかく動揺してたのを今でも覚えている

「一年は今から一番決めるから○○公園に集まってください」

一番とかｗｗｗｗｗｗ
なんですかそれｗｗｗｗｗ
やんきー漫画の影響うけすぎわろすｗｗｗｗｗ
てかこいつの頭とさかたってるんですけどｗｗｗｗｗｗｗｗ

渋々俺は公園に行くことにした
殴られるのは慣れてたからそこまで恐怖はなかった

んでんで？

学校近辺の地理を把握してなかった俺は
そいつについて行った
あまり人目につかないところにあったその公園は喧嘩するならここと決まっているらしく
周辺では結構有名だった

俺が着くとポツポツと人が集まっていた

「あれ、まだこれだけ？」
俺を連れてきたやつがあほみてぇなしゃべり方で言った

その声に反応してなんかすげーでけーやつがあと１０分待とうとか言ってた
正直そいつは２年とか３年とか俺と同じ学年じゃないとその時は思った

>>1
釣り？

それなりに前のことだから多少の違いはあるけど本質的なところはぶれないように書いてる
釣りではないです

１０分たって集まった人数は数十人だった
大体の人間が相手にしてなかったみたいで
喧嘩大好き(はぁと　みたいなやつしかいなかった
逃げればよかったと思ったがもう遅かった

「しょうがないからこの人数でやろうか」
「タイマン？それともみんなでやるの？」
「タイマンで勝ったやつと勝ったやつがやれば？トーナメント方式で」

俺は黙って見てたが
そんなやりとりが交わされていた

「じゃあ二人組作ってー」
聞きなれたフレーズが聞こえた

二人組やめろ死ぬ

各々がじゃあ俺お前ととか言ってる中
俺は連れてこられたトサカとやるハメになった
初めて先生以外の二人組になったのはちょっと嬉しかった

「ここ狭いから１組ずつ始めようか」

なんか始まった
なんか興奮した

そして俺の番が回ってきた

「てーかお前なんなの？見た目しょぼくね？なんでここいんの？」
お前のせいだろ・・・。
きたくなかったよ・・・。
周りからこりゃちっちゃいの負けるなとか
あの気持ち悪いの絶対弱いだろｗｗｗｗとか
聞こえてきた、罵声には慣れてたが
心臓のどくどくがすごかった

「俺強いけど手加減しないからよろしくね」

「う、うん。」

返事したときには相手のパンチが俺の腹にめりこんでいた

ひゅーーー
やるねぇ！

「あれ？ごめん痛かったかなぁー？」

・・・・・、全然痛くなかった。

父親は埼玉で有名な暴走族をやっていた
母親は柔道をかじっていたらしくとてつもなく強かった
姉は空手を習っていて、なんか俺も護身のためにと一緒に習っていた

だからかな、まったく痛くなかった。

「痛くないです、不意打ちでよろけただけです。」

周りからなにも聞こえなくなった
これなら勝てるかもと思った

まったく痛くないってことあんの？

小学生のころに殴られたのは痛かったのかね

>>40
小学校のころは肉体的イジメはとくになかったし
アトピーのせいか汚いもの扱いされて友達がいなかった

>>44
では殴られるのに慣れていた
というのはいつのことなの？

>>51
父親は酒に酔うと俺を殴る癖があった
そのときのパンチに比べたら痛くはなかった
そりゃ全く痛くないってことはないけどな

まあよく考えれば中1だしそんなもんなのかもな

相手は驚いていた
ひどく興奮した俺はやられながらもなんか相手をボコボコにしてた
一応勝ったことになった
震えが止まらなかった、理屈では説明できないけどなんか止まらなかった

そのあと残った人間でまた組み直されて最後の一人になるまで行われた
俺はその次のやつにボコボコにされて
やっぱりトサカが弱かっただけだと確信していた

一番強かったのは先輩かと思っていた巨人だった

一年のときは
もちろんDQNだったけど、一緒に行動する友達ができた
学校の中でもグループがいくつか分かれてて
そのグループ同士で喧嘩はしょっちゅうあった
俺もなんか認められてグループに入れてもらったけど
喧嘩はできるだけ参加しないように、
ばれない様にこそこそ家に帰ってネトゲをすることが多かった

あの時一番強かった巨人は、仮に高橋としておく
高橋はとにかく強くて一年代表として数名で先輩を蹴散らし
２年が１年に敬語を使う形になった
３年はマジメばかりで蚊帳の外だった

中にはグループに入っていないものも居て
大体は取り込まれて誰かの下についてたけど

グループにも入らず、グループも持たず
一人でいる奴もいた

続けたまへ

なんか要約しまくったらスレタイで話したいこと終わっちまったよ・・・・。
質問とかあったら答えたいがなかったら高橋に唯一勝ったやつの話でもしようかしら

興味深い

さっさとかきやがってください

割と期待してるからもっといろいろ書けよ

中二の妄想かよ

>>54
理科の実験で窓ガラスぶっ飛ばしてニュースになったり
教師が「趣味は放火です」とかいう基地外がいてニュースになったり
俺が入る前に人殺しが出てニュースになったり
そんな大体的に報じられたわけではないけど、地元じゃ有名な学校です

さっきからグループグループ言ってるけど個々に名前を持っていて
なんかそれこそ目も当てられないような厨二センス抜群の名前だったから
グループってことにしておく

二年に上がるころにはもう一年の頭(笑)は高橋ってことに決まっていた。
ほとんどのグループを高橋が吸収していた。
俺が居たところは大きくはなかったけど個々が強くて
高橋も嫌な顔をしていた

みんな喧嘩馬鹿ってわけじゃなく結構面白い奴が揃っていて
俺はこのグループの友達が好きだった

その中でも一番仲が良かった仮に藤田としておく
藤田は高橋に引けをとらないくらい強かった

しゃべり方がシャブ厨みたいでたまになにいってるかわからないし
「あの小鳥さんはなんで青いのですかーー！」とか急に言い出す
天然というか池沼というかなんというかただの馬鹿だった

>>61　
ワロタｗｗ

藤田は英語は出来ないけど洋楽が好きで
というか外国人が好きで夢は金髪美人の外国人を抱くことですっていつも言ってた

なんかこれだけみると本当に池沼みたいだけど、
こいつすごいかっこよかった
顔も整ってて羨ましかったけど
内面的に魅かれていた

ちょっとそれるが
ほとんどのグループが弱みを作るからって理由で彼女は作らなかった
髪の毛も喧嘩のときに掴まれたりするって理由で、長い奴もいたが短髪が多かった

>>65
凄くかっこいい俺もそんな中学時代がよかったよ

こんな学校マジであるんだな

なんで俺が藤田に魅かれていたか書こうと思うが

こいつ強いくせに喧嘩が好きじゃなかった
なにかを守るためにしか俺のコブシは使わない(ｷﾘｯとか平気で言っちゃう子で
俺が喧嘩に加わらないのをよく思わない奴にボコボコにされたときも
藤田が助けてくれてそのあとしきりに　もう絡まれてないか？大丈夫か？って
言ってくれる奴だった
怒ると二重人格かってほど変わるやつで
一度教師に馬鹿にされたときに教卓を思いっきり殴って
「先生いつ死ぬんですか？」
とか言ったこともあった
そのあとずっと教卓殴った手が痛いとかいってて
次の日右手に包帯まいて学校きて

「複雑骨折しちゃった、てへっ」とか笑いながら俺に言った時はこいつただもんじゃねぇと思った

ただもんじゃねえな 悪い意味で

彼女作らない風潮の中
藤田には彼女が居た
このあとちょっと関係するが高橋はぶっさいくなのだが高橋にも彼女がいた

俺がやめたほうがいいんじゃないって言っても別れる気は無く
好きなんだもんしょうがないでしょって感じのこと言ってた
彼女なんて多分普通の中学でもできない俺は
よく二人の話を聞かせてもらった

高橋の彼女はかわいいの？

>>75 
可愛くないです 
イモトをもっと不細工にした感じに似てます

二年の半ばに
藤田が今日で３カ月とかすごい嬉しそうに報告してきた
みんなでおめでとうとか言って祝福したが
その次の日藤田は彼女と別れた
高橋がその日藤田の彼女を殴ったからだった

高橋てめええええええええええええええええええええええ

次の日の藤田は顔つきがかなり違った
なんか怒ってるとかじゃなくて上の空だった
いつもおしゃべりなんだけど、こちらの質問に答えるくらいしか喋らず
自殺しそうな雰囲気でやばくないかってなった
話を聞くと彼女に別れを告げたのは藤田かららしく
ぶつかったとか変な言いがかりをつけて殴られたと言っていた

みんなで高橋の彼女殺そうみたいな話をしてたけど、
まぁ実際に殺すわけじゃないけど
当の本人はそれだけはやめてくれって言うもんだから
俺らはなにもしないでただ見守るだけにした

高橋は俺がいたグループを潰したくてしょうがなかったらしい
グループの中枢の藤田を潰せば崩れるだろうという魂胆だった
相手から手を出してほしいが藤田は喧嘩する気ないし
そんなときに彼女が居るという話を聞いた高橋が藤田を引っ張り出すために彼女を利用したということだった

学校も終わり帰りにどっかいこうという話になったが
藤田だけ参加せず
まぁ、しょうがないよねって空気になり
俺らは先に帰った

そのあと藤田は高橋を階段から突き落とした

>>83
さすが藤田プロはちがう

急展開だな

これでチャラにしてやるよって藤田は言ったらしいが
高橋の怒りは収まらず藤田を追いかけて喧嘩になったが
数十段の階段って言っても上から落ちたら相当な痛手で
二人ともボコボコだったが高橋は負けた

といっても別に俺らの下につくとかつかないとかそういう話でもないし
勢力はそのまま変わらなかった

このとき高橋彼女にふられる

高橋の怒りは頂点に達していた

俺らはよかったなとか
階段からとかお前ちょっとやりすぎじゃねとか
そんな話をしていた
藤田もちょっとすっきりしたのか
「次の彼女は年上の外国人にする」
とか言ってた、ちなみに藤田の好みは少し変わっていて？
木村カエラとかYUKIとかそういうのが好きだった

ある日

「この美人だれだか特定してくれよ！！！俺の股間が収まらないんだ！！」
とかいってセシール（おばさんのファッション雑誌）の切り抜きを持ってきたこともあった

ちょっと話はそれたが
藤田の気が収まって済む話ではなく
放課後教室を出ると高橋と数名の人間が廊下に立っていた

「お前らちょっと来いよ」

藤田の目つきが変わっていた

細かく憶えすぎだろ…

>>94
多少のブレはあるけど本質はずれてない
言ったセリフとかはそりゃ事細かに覚えてないお

ただ藤田の話はほぼ１００％まんま合ってる
藤田のこと憧れてたし大好きだったからな

はやく！続き！寝れないだろ！

見てるか藤田…お前の伝説は今も語り継がれてるぜ…

>>99
ネタばれでもないけど藤田今行方不明ってか連絡つかない
まぁ、よくあることだし
前は黙って海外いってひょろっと帰ってきたこともあったから心配はしてない

さて、物珍しく応援してくれてる人もいるし
そろそろ続き書こうか

とりあえず藤田と高橋の対決は完結させてほしい

俺らもそろそろ白黒はっきりつけようと思ってたし
黙って着いて行った
連れてかれたのはおれが初めてまともに喧嘩をしたあの公園で
相手方にはトサカもいた

「ここ来た意味、わかる？」

高橋はタバコをくわえながら言った

書くの忘れてたけど藤田はタバコも酒も大嫌いだった
グループで吸ってるやつはいたけど藤田の前で吸うと機嫌が悪くなるから
できるだけ控えていた
その影響で俺も酒、タバコは大嫌いだが、関係ないな

「どっちが強いか決めようよ、ねぇ、藤田君」

グループはそれなりに人数集まってたけど
基本八人の決まったメンバーで行動していた
高橋のグループはかなり大きかったけど
相手方も俺らに合わせた人数で来ていた数人多かった気もしたけど

「なに？お前ら俺の下につきたいの？」
俺らのグループの一人、仮に丹羽としておくが言った
書いてないけど丹羽もかなり強くて丹羽、藤田の２トップでうちは出来ていた

「んー、ちょっと違うかなぁー。まぁいいや、やろうよ。総力戦でいいよ」

このときばかりは俺も逃げるのはやめた
当時俺も鍛え、空手は段を所持するようになっていた。
それに藤田がやる気なら俺もやるしかないと思った

終始藤田の握り拳は解かれていなかった。

教師は何してるんだ？
俺がいた中学でも学校内でタバコ吸ったりけんかしてたら
体育教師がＤＱＮに金属バットブン投げて怒ってたぞ

一般生徒の前ではさわやか教師だったけど

>>113
学校内でタバコはまず吸わなかった
喧嘩はあったが教師に止められたらやめてた
それで続けて警察の御用になったやつもいた
旧校舎で吸ってる輩はいたけどほとんど見つからなかった
他中と喧嘩になってしばらく学校に来てない奴もいた
その話で面白いこともあったから
書こうと思ったけど、まぁいいかって思った

うおおおおおみたいな叫び声で喧嘩が始まった
とりあえず俺も力にならなきゃって思って
突っ込んだ
ここらへんは文章にしにくいけど
よくある喧嘩漫画やらなんやらみたいな喧嘩になった
俺は漫画みたいにかっこいい喧嘩なんて出来ないから
つばかけたり砂かけたりしてとりあえずがむしゃらに殴った

やっぱ喧嘩ってカオス何だなwww

なにかを守りたかったり
夢中になってると無になるのね、スポーツとかでいきかけましたとか言ってる人もいたけど
本当にそんな感じ
気が付いたらなんかお互いボロボロになってて
藤田と高橋のタイマンを見守ってた

正直高橋が勝つと思った
リーチは長いし喧嘩慣れしてるし
藤田はそこまで身長高くもないし喧嘩に向いてるかっていうとそうでもなかった

でもこんときの藤田はちょっと違った
いつもなら遠慮してる顔面への攻撃も躊躇しなかったし
藤田柔道習ってたんだけど、一切喧嘩では使ってなかったのにそのときは容赦なかった
高橋の巨体も平気で投げまくってた

実際マンガみたいにはならないよな
砂はかけないけど

>>118
俺が漫画書いたらクローズみたいな漫画絶対書けない
DQNなんて正直かすの集まりだし
絶対信用できない、平気で嘘つくし周りには迷惑かけるし

二人とも汗だくで血も出てて
なんかぐちゃぐちゃになりながら闘ってた

藤田の蹴りで高橋が膝を着き
ここぞとばかりに藤田が膝蹴りをくらわし高橋は倒れた
そこに藤田が乗っかって、いわゆるマウンドポジション？になり
殴りまくった、
藤田・・・・、お前ちょっと眼がいかれてるよ・・。

高橋は動かなくなったそれでも殴るのをやめなかった
誰も止めにいけなかった、なんか藤田がおかしかったから

「もうやめようよ、藤田」

丹羽が藤田の腕を握りながら言った

「あー、つかれたー、だれかチョコバットかってきてよー」
いつもの藤田に戻っていた

その後高橋は骨折やらなにやらで入院
藤田は自宅謹慎、俺らは厳重注意で済んだ。

その後の話し合いで
高橋のグループは俺らの下につかなくていい
ということになった、
なにより藤田がそれを嫌がったからだ

その代わり俺らにかかわるすべてに危害を加えるなってことになった
高橋もそれには承諾し停戦協定といえばいいのか、そういうことになった
まぁ、後で破られるんだけどね

３年になるまでは俺たちは比較的平和に過ごせた
他中とのこずりあいは相変わらず減らなかったけど

その後藤田は前の彼女とよりを戻した
その彼女とは数年経った今も付きあっていてラブラブらしい

金髪美女「」

３年になって
力をつけた２年との喧嘩に３年勢力で対抗したり
高橋は警察の御用になり
代わりに背負ったやつのせいで停戦協定は破られたり

まだ話はあるが、おまえら寝るか？

>>134
いいよいいよどんどん続けて

なんか味のあるいい話だな
実際は1が言うようにひどいことばっかなんだろうけど

>>135
正直藤田みたいに根がしっかりしてるやつは少なかった
一人、どこのグループにも所属してないかなり強い奴がいて
藤田に近いものを持っていた

喧嘩、タバコ、酒、万引き、かつあげそんなことをしてるやつらも多かったし
正直DQNはろくなやつがいない

その中でもまともなやつがいることをちょっとは覚えてくれればうれしい

特攻の柘のマー坊が現実にいたと聞いて
支援

>>141
やんきー漫画って読んだことほとんどないんだけど似てるのか、俺

>>145
ごめん、マー坊に似ているのは藤田だ
甘いもの好きで二重人格

じゃあ卒業まで適当に書いていくからおまえらもうちょっと付き合ってくれ

全体的に、
駐在さんと700日戦争（？）
と似ていて面白い。
本にしてほしい

>>142
なんだそれ面白そうだな
本にするなんてそんなめっそうもない
ただネタはたくさんあるな

ちょっとそれるが藤田の話と丹羽の話してもいいか

おう

正直俺と藤田っていうより
当時は藤田と丹羽、に俺が着いていくって形が多かった
二人は小学から一緒でとにかく仲が良かった
グループも二人で立ち上げてそれに人が集まってた
関係ないが高橋は0とかいうグループ名だったっけな

藤田はとにかく可笑しくて
俺の財布を取り上げて札を抜くのかと思ったら
入ってるポイントカードとかをむしゃむしゃたべたり
あそこの毛にアイロンかけてストレートとかやったり
あたまに火つけてそれがなかなか止まらなくてちりちりになったり
とにかく面白いやつだった

丹羽はクールでいつも場をまとめていた
こいつがやるギャグは本当につまらなくて
笑え馬鹿って殴られることもしょっちゅうだった

＞＞入ってるポイントカードとかをむしゃむしゃたべたり


意味分からんｗｗ

俺がこのグループに入るときに藤田は苦労するぞって言ってたけど
まぁ、確かに苦労はしたが充実していた
昔から友達がいなかった俺はなかなか笑わない子だったが
藤田達と一緒に居て親にもよく笑うようになったわねって言われた

さて、そろそろ書こうかな

３年に上がったってことでお祝いをしようということになった
中学だから３年になれるのは当たり前なんだけどな

「俺、焼き肉がいい」
「ケーキ食おうぜ」
「しゃんぺんとかのめんの？しゃんぺん」
「酒はよくないだろー」
「チョコバット食べたい」
「あー、誰か女、女つれてきてよ・・・こんときくらいいいじゃん」
「俺ねぇちゃんいるよｗｗｗ」
「食わせろ」
「馬鹿かよ、俺より強いからね」
「いや、お前弱いじゃん」

あえて誰がとかは振ってないけどこんな会話をしていた
とにかくどこか家に集まってパーティーしようということだった
外で食べると藤田がめんどくさいからってのもあるが

「おれんちプレハブ小屋あって家とちょっと離れてるし、集まれるよ、狭いけど」

数時間後には俺の家にみんな集まっていた
藤田はテンションが上がったのかサンタクロースの格好で来た

いらっしゃい
母親も初めて俺が友達をつれてきたので元気だった
父親は藤田より基地外で
「誰か彼女いるやつおる？」
藤田が返事をした
「写メ見せて？」
藤田が見せた
「うん、いいね。おじさんにこの女の子一日かして、お願い」
母親が思いっきり殴っていた
ごめんなさいねーとかいいながらちょっと離れてるプレハブまで移動して
うちにあったたこやき機でたこやきパーティーを始めた

各々からしやらなにやらつっこんでそれは盛り上がった

恋の話やら夢の話
藤田はスーパーマンになりたいとか言ってて
丹羽は片親で早く楽させてやりたいって言ってたな
他のやつらもいろいろ語り始めて

当の俺はなんか藤田みたいになりたいって言ったら笑われたけど
藤田はなんか「俺と結婚する？じゃあ同性結婚許されてる国に移住しようか」
とかなんか冗談まじりに返されたっけな

高校に行きたいっていってるやつもいて
みんななんとなく将来を気にし始めるようになっていた

楽しそうだな！

ぼっちじゃないよな

話つかれてみんな寝て
次の日みんなで学校に登校した
まぁ、登校時間なんてとっくにすぎてたんだけどね

学校に着くとちょっと雰囲気が違った
高橋がなにやら走ってこっちにきた

「二年が宣戦布告してきた」

元々二年とはちょっと揉めていた
頭を潰してもよくおもわないやつらは俺らに敬語を使わなかったし
しょっちゅう喧嘩になっていた
１年差なんてあってないようなもので
二年もなかなか強かった

みんなカッケエなwwwwww

俺の中学時代なんて………

どうやら高橋のグループの何人かが二年にやられたらしい
「手を組まなきゃまともに対抗できない、ここは３年全勢力でなんとかしないか」
どうやら俺らも参加しないとやばいらしい
藤田はちょっと嫌がっていたが、高橋が頼み込むからしょうがなくということで加担することになった

「二年ってそんな強くないでしょｗｗｗ雑魚でしょｗｗｗ」
俺は余裕かましてた、年下相手だったから

「お前喧嘩に年の差は関係ねーよ、強い奴が強い。忘れんなたこ」
丹羽に一喝された、それでも俺はなめてかかっていた

「二年頭の池田は正直喧嘩は強くない」
なおさら余裕じゃんって思った

「だけど、竹田。　あいつはやばいな・・・。」
丹羽の顔が曇っていた

二年を束ねていたのは池田という奴で
喧嘩はそこまで強くなかったがカリスマ性があり皆に慕われていた
竹田というのは３人兄弟の末っ子で兄弟そろってたちの悪いDQNだった
一番上の兄貴は暴走族の族長をやっていて地元じゃ有名だった
二番目は目立ったことは起こしてないものの実力的には兄弟最強クラスだったらしい
そして末っ子のこいつは池田と仲が良く俺は一番上に立てるような人間じゃないからという理由で
池田の下についておもに大きな喧嘩は竹田が行っていた

>>210
竹田かっこよすぎだろ・・・

竹田三兄弟か…ｺﾞｸﾘｯ

丹羽は竹田に一度負けていた
といっても闇討ちで正々堂々タイマンをはったわけではなかった

「なに、竹田ってそんな強いの？なに？強いの？」
俺の質問責めにいらついた丹羽はどっか行ってしまった

「あいつにたけだのはなしはだめだにょーん、俺君」
藤田があくびしながら言った
ああ、気をつけると言葉を残し教室に入った

丹波vs竹田か…好カードだな

放課後お互い嫌っていたグループもこの時ばかりはみんな集まっていた
高橋のグループ
藤田のグループ
福田のグループ←new
みんな仲は悪かったが大きな敵を前にすると一致団結するのはどんなときでもそうで
このときばかりは手を貸すことになった

ちなみに福田については触れてなかったが
福田ピザだけどかなり強い
福田も兄貴が居て兄貴がかなりヤバい
藤田が一回兄貴にチャリで激突して走って逃げたことがある

藤田、逃げ足も速い。

そんなこんなで議論が交わされたがどうせ近々２年が乗り込んでくるだろうってことで
俺らはその時力合わせようってことになった

ちなみにこの議論に参加してない孤高の野郎が一人いた。
結構前から話にはちょろちょろ出してるグループに属さない奴だ

>>218
俺じゃん

>>218
呼んだ？

この一匹狼仮にアヤとしよう（男だが実際女みたいな名前のやつだった）
クローズでいうリンダマンみたいなやつで、本当に似たようなやつだったから
○○中のリンダマンなんて言ってる輩もいた。
実際喧嘩しているところを見たことがないから俺はよく知らなかったがやっぱり強かったらしい

アヤかっこいいな

>>222
おまえヤンキー漫画読まないんじゃないの？？

なんか釣臭くなってきたな

>>227 
姉がおぐりしゅん？とかが好きで 
クローズは映画を見た 
すまん、漫画はちょっとしか読んでない 

しばらくは二年もなにもしてこなかったし
やっぱりなにもないんじゃないか、
怖気づいて襲ってこないらしいぞって噂するやつも出てきた

実際それくらい平穏だった
藤田はこの間に鼻毛を全焼させるという暴挙にでている

が、やっぱりその時は来た。

>>223
藤田が安定してキチガイｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

藤田は期待を裏切らないなwwww

放課後校門前には２年がウジャウジャ
部活後に集まったやつらみたいにウジャウジャ

「３年生のみなさーん。集まってくださーい」

３年全グループで校門に向かった
藤田はいっちょやるかぁみたいな感じで腕ぶんぶん回してた
丹羽はなんか黙っていた、ただ一点竹田だけを見ていた

「よかった逃げないでくれたんですね」
池田がそう言うと高橋がつっかかった

「たりめーだろボケが、とっととおっぱじめようよ、ねぇ、池田くーん」

「ここは場所が悪いだろ、移動しよう」
丹羽が言った

「なにぃ？びびってんの？あ、お前俺に負けた奴じゃん！いいんだよ？ここでやっちゃっても」

池田が竹田を止めて場所を変えた
結構ゾロゾロしてたからいつもの公園じゃせまいということで
近くの廃工場みたいなところに行った

興奮してきた

着いた途端に殴りあい
人数は五分五分だったけどやっぱり三年の方が強くて
二年はどんどん倒れていった
喧嘩の描写は割愛させてもらうけど
俺は相変わらずのやり方で参加させてもらった
藤田は手を抜いていたと思う、いつものあいつで笑ってたし
丹羽は最初見てるだけだったけど急に竹田に走って向かって行ってた

正直丹羽と竹田の喧嘩をずっと見ているほど俺も余裕はなかったから
どういう風に闘ったかなんてわからなかった

終わった後に丹羽が笑いながら藤田とハイタッチしている姿を見たときに
ああ、勝ったんだなとは思った

二年のほとんどはのびてたし、
頭の池田と竹田をやられた二年に三年とやりあう勇気はなかったようだった

そういえばトサカのやつってどうなったの？

>>234
トサカは特に見せ場は無かった
トサカとか言ってるけどそのあとすぐに坊主にしてたし
一回俺にタイマンはれって言いに来たけど
やっぱりトサカ弱くって勝っちゃた

>>236
トサカは噛ませ犬だったんだね・・・

この喧嘩のあとにも何度か喧嘩はあったが、（最後の二年との喧嘩にはアヤも参加したがなんか基地外みたいに強かった）
正式に二年は三年の下につくってことに決まった

またグループ同士のもめごとはあったけど
藤田の俺らグループの本気の喧嘩はあれ以来なかった。

高校に行きたがってたやつらは
もめごと起こしたくないからとグループを抜けて
苦手な勉強に手を付けていた

当事者以外にバレちゃうような怪我ってあんまりしないもんなの？
怪我してても特に問題無いの？

>>238
顔は痣が結構残るってことはあった
喧嘩したことあるやつはわかると思うけど
喧嘩してるやつって顔とかに小さい傷とかがちょこちょこ残ってるんだよね

何に対しての問題だ？親とか学校とか？

>>240
そそそ
昔の単車走り屋番組とかでも、親も公認だったりやめてくれという流れだったりするっしょ
特に問題無し？

>>242
俺の親は子供の喧嘩なんて可愛いものって大怪我して帰っても何も言わなかった
学校側はまた喧嘩したのかーくらいだったかな、関わりたくないって教師の方が多かったし
ここでは書いてないけど教師いじめで他の中学行ったり教師辞めたって人も何人かいた

>>244
なるほどん
地域全体が気性の荒さ自体を受け入れてるとか諦めてるとかそんな感じか

>>1は勉強したの？

>>241
それなりに勉強はした
就職なんて嫌だったから
頭悪いけど資格取れば武器になると思って商業高校に行ったよ

大きな出来事はこれくらいかな

そのあと俺と藤田がタイマンはったり
高橋バイクで事故起こして学校これなくなった間に、
代わりに背負った奴が原因で俺らと喧嘩になったり
卒業まじかになって俺らはグループ解体したり

そんなこんなで卒業したよ

丹羽はその後土木やってる友達の親父に雇ってもらってた
高橋は暴走族に卒業と同時に入団(?)
俺はさっきも言った通り商業高校に無事合格

藤田は名前さえ書けば入れるような底辺高校に入学したけど
２か月でやめて「やっぱ俺ビックになるわ」とか言って
猛勉強し一年ダブってそれなりに頭の良い高校に入った
これには俺らもかなり驚いたな

藤田ええやつや

ビックて

>>225
藤田のわけわからないところは今も変わらずよ
この前海外に行ったのだって金髪美女とどうしても抱きたかったって
あてもなしの急な旅だったからな
今回もすぐ帰ってくると思ってるよ
半年は行方知らずだけど

まぁ、お話はこれくらいかな
ここまで付き合ってくれてありがとう

なんか質問あったら答えるよ

>>251
何歳なん？

>>252
今の歳か、合法で酒飲める歳にはなったよ

なんで藤田と喧嘩したの？

>>257
俺が藤田に嘘ついた

俺漫画家志望だけど
>>1のｻｸｾｽｽﾄｰﾘｰで漫画描いて成功していい？

>>261
そんな面白い話でもないけど 
好きにしてくれていいよ

藤田とのタイマンについてちょっと書こうか

これが５-６年前の話って何処の田舎だよ
世紀末すぎんだろ

>>263
昔に比べたらそりゃ大したことないけど
確かにうちの地区はおかしかったかもな
高校はちょっと遠いところいったけどこんな話したらきょとんとされたっけ

今はぼっちじゃ無いんだろ？
俺は中学を機にぼっち街道まっしぐらだけど

>>265
人と話すのはおかげで慣れたよ
でも友達は多くないかな

藤田とのタイマンの話しﾏﾀﾞｰ？

じゃあ藤田とタイマンの話でも書くお

きっかけは些細なことだった
藤田のお菓子勝手に食べたからだ
確かチョコバットだった
食べたことに関してはそこまで怒ってなかったみたいだが
食べてないと嘘ついたことに関して相当怒ってた

丹羽も周りの奴もタイマンはるほどじゃねぇだろ俺反省してんだし
みたいな空気だったけど、藤田嘘大嫌いだったから
つくのもつかれるのも大嫌いだからちょっと止められなくて
周りもやれやれわかったよみたいな感じだった
俺も反省してたしそれで藤田の気が収まるならって思って初めて藤田と喧嘩した

見たことはあったけど藤田のパンチを食らうのは初めてだった

「手ぬかねぇから、くそ野郎」
みたいなことを言われた
確かに藤田のパンチは親父に似た強さがあった
俺が応戦しても藤田はよける気があんまりなく
よわいなお前って言いながら投げられたり殴られたりした

藤田やっぱ強いわって思った

そのあとボコボコにされたけど急に藤田ケロッとして
これでおしまいって言いながら俺に手を貸してくれて終わった。

じゃあ質問もなくなったみたいだし
俺は犬の散歩に行ってこようかな

わざわざここまで付き合ってくれた方はありがとございました

藤田絵になるなｗｗｗｗ

藤田中二くさいけどカッコいいな

>>278
藤田は厨二病っていったらそうかもしれないけど臭い台詞とか平気で言えちゃうやつ

藤田の彼女と俺らで海にいったことがあるけど遠くで座ってる彼女に大声で愛してるぞー！とか言っちゃうやつ

ぼっちじゃないのにぼっちを騙る>>1はかっこ悪いけどな

>>282
元ぼっちだ

追いついた
>>1今はなにやってるん？

>>284
今は専門通ってるよ

おもしろかった
今でも皆仲いーの？

>>287
丹羽と藤田とみんなで焼き肉とかよく行くよ

もっとも最近は藤田が居ないけどな

俺も20位だがなんか俺の中学と状況が似てる...

>>289
まさかな・・・


都内か？

>>290
都内
だけど埼玉よりの田舎

>>291
俺は神奈川よりだからなぁ

素晴らしい人生だな

>>292 
素晴らしいのかな 
まぁ、色々壮絶だったな  

やったな

お前彼女いんの

>>294
今居ないよ
一回だけ彼女出来たことあるけどね

まぁー、かっこいい

>>300
かっこよくはないだろ

なんか出てくるやつみんな、キャラが立ってていいな
付かずはなれずな距離感もいいし、卒業してしばらく経ってるからこそ、そうやって冷静に関係性が見られるんだろうな

ちょっとした短編でも読んだ気になったよ。とても面白かった

>>304
そんな評価ありがたい

正直もっとたくさん紹介したいやつはいたけど名前たくさん出ると覚えるの面倒だからね

おもしろかった
>>1乙

最後に一言だけ
DQNはくずばっかだけど
くずなりのがむしゃら加減は甘えて過ごしてるニートよりはマシだと思う
これ読んで変なDQNもいたもんだと思ってくれたら嬉しいよ

じゃあ、ありがとう

面白かったわｗｗｗ

乙ですだ
これが中学の話というのが信じられないなｗｗｗｗ