1:2013/06/24(月) 01:47:21.68 ID:
J( 'ー`)し「電気の無駄遣いはかーちゃん関心しないよ」

ポチ

( 'A`)「」




ピーーーーーーーーーーーー



ドタバタドタ
看護婦「大変!たかし君の容体が・・・!!せっ先生ッ!!」

医者「こ、これは・・・・生命維持装置が止められている・・・・一体誰が・・・・」

J( 'ー`)し「・・・・」

2:2013/06/24(月) 01:47:43.53 ID:
ワロス
3:2013/06/24(月) 01:48:47.82 ID:
かーちゃん・・・
4:2013/06/24(月) 01:48:51.72 ID:
こえーよ
18:2013/06/24(月) 01:53:37.45 ID:
医者「手術の結果なんですが・・・・」

J( 'ー`)し「いいんですよ先生、たかしも満足しているはずですから」

医者「いや、その一命は取り留め意識も回復したんですが・・」

J( 'ー`)し「はい?」

医者「その、まことに申しあげにくいんですが、その・・・・」

( 'A`)「あぶあー・・あうあ・・・あー」

医者「脳に・・・・後遺症が・・・」

J( 'ー`)し「じゃあ安楽死で」

医者「は?」

J( 'ー`)し「安楽死で」
25:2013/06/24(月) 01:58:38.63 ID:
かーちゃんwww
27:2013/06/24(月) 01:59:19.45 ID:
たかし<<<<<<電気代
28:2013/06/24(月) 01:59:20.61 ID:
医者「お母様・・・その安楽死というのはですね・・・日本じゃ法的に認められていないんですよ・・・」

J( 'ー`)し「はい?」

医者「いや、ですからね、できないんですよ・・・」

J( 'ー`)し「?」

医者「ですから安楽死というのをこちらで行うとですね、殺人罪でわたくしどもが捕まってしまうんですよ」

J( 'ー`)し「じゃあもう一回あの機械に繋いで下さい、スイッチ切りますから」

( 'A`)「ガーチャン・・ガー・・ガーチャン」

J( 'ー`)し「なぁに?たかし」

( 'A`)「ガーチャン・・・ガーチャン」

J( 'ー`)し「はいはい、カーチャンがすぐ楽にしてあげるからねー」

医者((こいつイカれてやがる・・・))
30:2013/06/24(月) 02:00:15.79 ID:
ワロタwwwwww



ワロタ…
34:2013/06/24(月) 02:03:22.94 ID:
なんとゆうことだ
38:2013/06/24(月) 02:05:18.92 ID:
いったいたかしが何をしたというんだ
41:2013/06/24(月) 02:06:53.54 ID:
>>38
何もしなかったからだよ
47:2013/06/24(月) 02:09:49.40 ID:
( 'A`)(かーちゃんかーちゃん)

J( 'ー`)し(なぁに?たかし)

( 'A`)(人生ってやり直せると思う?)

J( 'ー`)し(たかしの歳くらいになるとちょっと難しいかなー)

( 'A`)(俺・・・やり直したいんだ、また一から)

J( 'ー`)し(そんなこと言われてもねぇ・・・)

( 'A`)(そしたら今度は絶対俺・・・絶対マジメに勉強するんだ・・・、そんでいい大学行ってさ、いい会社行って)

J( 'ー`)し(   )

( 'A`)(こんな引きこもりなんかならないよ、次は)

J( 'ー`)し(たかし・・・)

( 'A`)(俺・・・俺・・・・何やってたんだろう・・・この40年間・・・俺・・・)

J( 'ー`)し(・・・・)
48:2013/06/24(月) 02:14:05.88 ID:
>>47
たかし40才かよ(笑)
52:2013/06/24(月) 02:20:11.25 ID:
翌日

救急隊員「ここですか!?」

J( 'ー`)し「はい!朝部屋を見たら息子が首を吊っていて・・・・、でもまだ息があるんですよ!この通り」

救急隊員「ほんとだ!、すぐに病院に運びます!!」

J( 'ー`)し「お願いします!!」  がちゃ!ドタドタ

J( 'ー`)し「・・・・・、あら?この手紙は・・・・」

――――――――――――――――――――――――

かーちゃん、いきなり首なんか吊ってごめん、きっと驚かせたと思う
でも俺決めたんだ、一回死んで全部やり直すことにしたんだ
次生まれ変わった時はもしかしたら日本人・・・・いや人間ですらないかもしれない

でもさかーちゃん、どんな形であれ、いつの日か絶対立派になってまたカーチャンに会いに行くよ

―――――――――――――――――――――――――

J( 'ー`)し「たかし・・・・」
53:2013/06/24(月) 02:20:49.71 ID:
J( 'ー`)し「かーちゃんこりゃ、余計なことしちゃったかもだね・・・・」
54:2013/06/24(月) 02:21:57.52 ID:
やめなさい
55:2013/06/24(月) 02:29:35.73 ID:
医者「息子さんは一命を取り留めました」

J( 'ー`)し「え?」

医者「大変危険な状態でしたが発見が早かったのが幸いでしたね、ただ・・・・」

J( 'ー`)し「ただ?」

医者「意識が戻らないんですよ・・・・、時間にしては数分ですが脳に酸素が行きわたらなくなった状態になったのです、もしかしたら後遺症の可能性も・・・」

J( 'ー`)し「あら・・・・まぁ・・・」

医者「大変お辛いかもしれませんが、今は時間を置いてたかし君の様子を見ていきましょう」

J( 'ー`)し「あぁーはぁい、わかりました」

医者「それでは私はこれで・・・・」


ピッピッピッピ・・・・

( 'A`)「」シューコー・・・シューコー

J( 'ー`)し「全く・・・たかしは死にたいのにこんな電気代がかかりそうなおっきな機械くっつけたりして・・・」
56:2013/06/24(月) 02:30:21.26 ID:
やめろ
57:2013/06/24(月) 02:32:43.22 ID:
最初笑ってたのに胸が痛くなってきたぞ
58:2013/06/24(月) 02:34:06.98 ID:
――――――――――

医者「大丈夫ですか?先ほどからうわの空でしたけど」

J( 'ー`)し「え?あぁはい大丈夫です」

( 'A`)「アブア・・・アウアブブ」

医者「と、いうわけでしてね奥様、こちらでは安楽死などという処置は出来かねるんですよ、お分かり頂けましたか?」

( 'A`)「あぶ、ガーチャンガーチャン」

J( 'ー`)し「えぇ、よくわかりましたよ」
60:2013/06/24(月) 02:35:41.94 ID:
面白さ半分、心痛いのが半分だな・・・
こんなので笑ってる自分に嫌悪感もちょこっとある
61:2013/06/24(月) 02:37:17.18 ID:
医者「まぁこう、息子さんがこんな風になってしまってお気持ちは察しますが、今後はそのような馬鹿な考えはなさらないように」

J( 'ー`)し「はぁい」

医者「じゃあ私はここらで・・・」

看護婦「たかし君の新しい病室はこちらです」

カツカツ

看護婦「ここです」

J( 'ー`)し「あら?」

看護婦「なにか?」

J( 'ー`)し「最初にたかしがつながってたあの大きな機械は?」

看護婦「はい?」
62:2013/06/24(月) 02:37:18.35 ID:
やめてくれ
65:2013/06/24(月) 02:39:56.61 ID:
看護婦「あぁ生命維持装置のことですか?あれはもうたかし君には必要ありませんので・・・」

J( 'ー`)し「まだ必要なのにねぇ・・・」

( 'A`)「アブア・・・ガーチャン・・・」

J( 'ー`)し「そうよね、たかしもそう思うわよね?」

看護婦「?」

J( 'ー`)し「いえいえこっちの話です、この病室ですねわかりましたよ」

看護婦「あ、はい!ではまた後で伺いますので・・・・」  トタトタ

J( 'ー`)し「・・・・」
71:2013/06/24(月) 02:44:19.44 ID:
J( 'ー`)し「さぁたかし行こうね」

( 'A`)「ガ^チャン?」

J( 'ー`)し「生まれ変わって、カーチャンに強くなったたかしを見せてくれるんだよね」

( 'A`)「アブ?」

J( 'ー`)し「カーチャンはねたかしのその強い気持ちにビビっときちゃったんだよ、そしてその時にね、絶対にその夢叶えようって思ったの」

( 'A`)「アブアアア」

J( 'ー`)し「絶対に死なせてあげるよたかし、命に代えても」
73:2013/06/24(月) 02:45:50.73 ID:
なんかかっこいい
77:2013/06/24(月) 02:47:24.60 ID:
J( 'ー`)し「さぁ来なさい」

グイグイ

( 'A`)「アブアァァアアアァアアア!?」

J( 'ー`)し(大きな機械・・・大きな機械・・・・)

チラチラ

J( 'ー`)し(どの病室にあるのかねぇ・・・・)

カツカツカツ

( 'A`)「アブアアアアア!!!アァアアアアアッ!!!」

J( 'ー`)し「自分で歩いておくれたかし、カーチャン手が痛いよ」

ズルズル

J( 'ー`)し「!?」  ピタ



―――病室の中

女の声「パパ・・・お願い・・・目を覚ましてよ・・・」

J( 'ー`)し「ここか」
81:2013/06/24(月) 02:52:01.84 ID:
J( 'ー`)し「はいはいどいてね、カーチャンが通りますよ」

グイ

女の子「キャ!?」

J( 'ー`)し「これこれ、カーチャンが探してたのは」

ピッピッピ

生命維持装置に繋がれた男性「」

J( 'ー`)し「さーて、これを外してたかしに繋げないとね」

( 'A`)「!?」

女の子「パパに何するの!?」

J( 'ー`)し「シャタッップッ!!」(shut up)

バシーン ガッシャーンガラガラ

女の子「きゃあああああああ」

J( 'ー`)し「たかしの一大事なんだから邪魔しないでおくれ」
85:2013/06/24(月) 02:53:35.49 ID:
シャタッップッwww
88:2013/06/24(月) 02:55:43.87 ID:
J( 'ー`)し「これをこう・・外して・・・・なんだろうねこれ・・・えーっと、ここに伸びて・・・」

男性「」ビクビク

J( 'ー`)し「こうでこう・・・・うわ・・・、涎と鼻水でべとべとだねぇ・・・・」

女の子「うう・・・・」

J( 'ー`)し「あぁあと、スイッチと・・・」

ポチ

ピ――――――――――――――――――

男性「」

女の子「はっ!!ッッパパァアアアアアアアア!!!」

J( 'ー`)し「キンキン五月蠅いよ」

ドゲシ!

女の子「きゃーーーー」  がっしゃーーん
91:2013/06/24(月) 03:00:21.94 ID:
J( 'ー`)し「ちょっとごめんね」

ゴロンとベッドから男性を転がして床に落とす

( 'A`)「・・・・」

J( 'ー`)し「何見てるんだいたかし?」

( 'A`)「アブッ!?」

J( 'ー`)し「早くここに寝なさいな」

( 'A`)「アブアアアア!!アブアア」

J( 'ー`)し「早く早く、誰か着ちゃう前に・・・」

グイグイ

( 'A`)「ヒョバァアアアアアッ!!」ジッタンバッタン

J( 'ー`)し「さぁ次は抜いたチューブを全部たかしに繋げないとね、こいつぁ大変だよ」
94:2013/06/24(月) 03:06:36.40 ID:
J( 'ー`)し「これでよしっと」

( 'A`)「モガモガ」

J( 'ー`)し「あとはこのスイッチを切るだけだよ、BYEBYEたかし、次はできるだけ早くかーちゃんに会いにきておくれ、もう歳だから」

ポチ

( 'A`)「モゴgフゴフゴフ!?」 プシュウウウウ

J( 'ー`)し「どうだいたかし?」

( 'A`)「もごもご!!もがも!」

J( 'ー`)し「イケそうかい?」

( 'A`)「モゴゴモガモガ!!!」

J( 'ー`)し「そうかいそうかい」



医者「あのね奥さん、それじゃ死にませんよ」

J( 'ー`)し「え?」
96:2013/06/24(月) 03:11:33.90 ID:
なぜかカーチャンの台詞がちびまる子の声で再生される
97:2013/06/24(月) 03:16:16.94 ID:
医者「それは自分で呼吸とかできなくなった人とかを助ける装置ですから、たかし君、今は意識もハッきりしてますし自分で息してるでしょう?」

J( 'ー`)し「あぁそうなのかい・・・」

医者「とりあえずナースたち、そこのベッドの脇に転がってるAさんを緊急治療室に運んで」

看護婦「はい!」

ドタドタ

J( 'ー`)し「じゃあたかし、こうしよう、もう一回首吊ろう」

医者「奥さん!!」

J( 'ー`)し「?」

医者「なぜたかし君を死なせようとするんです?あなたがお腹を痛めて生んで、ここまで立派に育てたあなたのお子さんでしょう?」

J( 'ー`)し「やり直すんだよたかしは」

医者「はい?」

J( 'ー`)し「死んで、また生まれなおすんだよたかしは、そしてまたカーチャンの元に帰ってくるの」

医者「そりゃ・・・生まれ直し・・・て?」

J( 'ー`)し「生まれ変わって」

医者(こいつほんまもんのキチガイや・・・)
102:2013/06/24(月) 03:24:30.79 ID:
医者「輪廻転生ってやつですか、あるといいですね」

J( 'ー`)し「どういう意味だい?」

医者「まぁ仮にたかし君が無くなったとしましょう、そしたらどうなると思います?」

J( 'ー`)し「生まれ変わるんだよ」

医者「じゃあ、はい、生まれ変わりました、NEWたかし君が生まれました」

J( 'ー`)し「・・・」

医者「まぁ人間なら万々歳ですね、大当たりですよ、でももし他のだったらどうします?

J( 'ー`)し「たかしはどんな形であれ絶対会いに来てくれるって誓ったよ」

医者「植物やら石っころでも?」

J( 'ー`)し「・・・・」

医者「まぁ私は無宗教なんでよくわかんないんですけどね」
106:2013/06/24(月) 03:31:21.78 ID:
医者「お母さん、今僕ら、人間であることってそう考えたら凄くありがたいことだと思いませんか?その、なんというか輪廻転生的に」

J( 'ー`)し「そうかねぇ?」

医者「もしかしたらあなたも、僕も、たかし君も、うん万回という輪廻の中でやっと引き当てた人間ポジションなわけかも知れないんですよ?」

J( 'ー`)し「そう・・・だねぇ・・・」

医者「それを、人生に失敗した死んでやり直す、だ、なんて!!今石っころとか葉っぱの人からしたら「なんて贅沢な!!!」ですよ」

J( 'ー`)し「まぁ・・・ねぇ」

医者「聞けばたかし君40歳で人生に絶望したようで」

J( 'ー`)し「そうだよ、たかしは初めて就職した会社で悪い上司に酷くやられてね、それから部屋にこもりがちなっちゃったんだよ」

医者「日本人の平均寿命ご存じで?」

J( 'ー`)し「さぁ?」

医者「なんと80歳!」

J( 'ー`)し「結構あるんだねぇ」

医者「そう考えるとたかし君、まだ半分しか行ってないじゃないですか!!」

J( 'ー`)し「・・・」

医者「まだ折り返し地点ですよ!?あきらめさせるんですか!?、そんなの早すぎるでしょうッ!?」
107:2013/06/24(月) 03:38:30.34 ID:
さて、どうするかーちゃん?
108:2013/06/24(月) 03:40:52.43 ID:
医者の説得の胡散臭さがぱないなw
109:2013/06/24(月) 03:41:01.61 ID:
J( 'ー`)し「まぁ・・・まぁわかったよ・・・」

医者「わかっていただけましたか」

J( 'ー`)し「まぁうん、その私とたかしが浅はかだったってこともわかったよ」

医者「そうでしょそうでしょ、命は大切にしてもらわないと」

J( 'ー`)し「でもねぇ・・・」

( 'A`)「ガーチャン・・・」

J( 'ー`)し「たかしはこうなってしまったしねぇ・・・・」

医者「なるほどなるほど」

J( 'ー`)し「何がなるほどなんだい?」

医者「お母さんは医学の力を信じてらっしゃらないと言うわけですな!」

J( 'ー`)し「はい?だって先生が脳に後遺症が残ったって・・・」

医者「確かに私には無理です、たかし君の脳の一部は酷くダメージを負って普通の医学じゃ直せませんから」

J( 'ー`)し「・・・じゃあ・・・もうここらで・・・」

医者「ただし!直せる男が一人だけいます!!」

J( 'ー`)し「ブラックジャックとか言うんじゃないだろうね?」
113:2013/06/24(月) 03:51:11.22 ID:
医者「その男の名はブラッ・・・・え?、今なんて言いました?」

J( 'ー`)し「ブラックジャックとか言うんじゃないだろうね?」

医者「そうです」

J( 'ー`)し「ほんとにいたんだねぇ・・・・」

医者「ただし、治療費は高いですよ!、奴は強欲ですからね」

J( 'ー`)し「たかしが治ったらカーチャンいくらだって払うさ」

医者「だってさブラックジャック」

BJ「手術代は1000万円だ」

J( 'ー`)し「さっきから先生の後ろにいたツギハギの人がそうだったのかい、てっきり私は指繋げにきたヤクザかと思ったよ」

BJ「奥さん、あんたに払えるかい?」

J( 'ー`)し「カーチャンはたかしの為ならなんだってやるよ、直してくれたら絶対払う、誓うよ」

BJ「そいつが聞きたかった」

二頭身の動くマネキン「ちょうゆうとおもったのよちゃ!」

BJ「オペの準備だ!」
116:2013/06/24(月) 04:01:45.53 ID:
―――――――5時間後

BJ「オペは終了だ」

J( 'ー`)し「たかしは・・・・・」

( 'A`)「カーチャンっ!!」

J( 'ー`)し「たかし!!!」

( 'A`)「母ちゃんごめん!俺、早まっちまって・・・・ほんとバカなことした・・・・」

J( 'ー`)し「いいんだよたかし・・・・、生まれ変わんなくたってカーチャン今のたかしが一番大好きなんだよ、だから死なないでおくれ・・・・」

( 'A`)「かーちゃん・・・俺働くよ・・・どんな辛い仕事だってやる・・・、これからやり直すよ俺、そうだよまだ半分もあるんだから!」

J( 'ー`)し「たかし・・・聞こえてたのかい!?」

( 'A`)「身体は言うこと聞こえなかったけどハッキリ聞こえてたよ・・・・、俺の身勝手な遺書がカーチャンを困らせたみたいだね・・・」

J( 'ー`)し「いいんだよたかし・・・いいんだよ・・・・」

( 'A`)「母ちゃん頑張るよ俺、絶対稼いで手術代の1000万、払ってみせる・・・」

J( 'ー`)し「いいんだよたかし、手術代のことはカーチャンに任せな・・・・・」
118:2013/06/24(月) 04:03:57.88 ID:
迷走してんな
122:2013/06/24(月) 04:11:49.64 ID:
――――数か月後

( 'A`)「母ちゃん遅いなぁ・・・・せっかく新しい働き口が見つかったお祝いにご馳走作ったのに」

テーブルに広がる料理

( 'A`)「まぁほとんどチンするやつだけどさ・・・・・、母ちゃん何やってんだろ」




J( 'ー`)し(こんな時の為に生命保険に入っといてよかったよカーチャン、たかし・・・手術代のことは心配しないでおくれ)

Drキリコ「いいのか?」

J( 'ー`)し「大丈夫だよ、ただし突然死に見せてちょうだいねじゃないと保険がすぐ降りないから」

Drキリコ「わかってるとは思うが手術代は1000万円だ」

J( 'ー`)し「私が死ねば2000万円の生命保険がおります、1000万円はあなたへ、もう1000万円はブラックジャック先生へ」

Drキリコ「ブラックジャック・・・ふふ、わかった、それじゃあ始めるぞ」

J( 'ー`)し「いつでもいいよ」(じゃあね、たかし元気に生きるんだよ、もしカーチャン人間に生まれ変わるなら)

Drキリコ「こいつは楽に死ねる装置だ、しかも死因もわかり難い向こうじゃ突然死で処理されるだろうぜ」

J( 'ー`)し(立派になったタカシに会いに行くからね)

( 'A`)「・・・・もう一回あっためなおすか・・・」
123:2013/06/24(月) 04:12:44.57 ID:
おいやめろ
125:2013/06/24(月) 04:18:17.52 ID:
ジリリリリーン

( 'A`)「電話?・・・・母ちゃん!?」

ガチャ

( 'A`)「もうどこ行ってるんだよ母ちゃん!今日は・・・・え?」


―――――――――――――

警官「ここで亡くなられてました」

( 'A`)「こ、ここで?」

警官「そうです、ここで自転車と一緒に道に倒れ込むような状態で」

( 'A`)「なんで・・・」

警官「お母様は元から心臓やら何か身体に重い持病など患ってましたか?」

( 'A`)「いや・・・そんなのは聞いたことない・・」

警官「そう・・・ですか」

( 'A`)(なんで俺が生きて、母ちゃんが死んでるんだ・・・・)
131:2013/06/24(月) 04:24:49.81 ID:
( 'A`)「かあちゃん聞こえるかい?」

J( 'ー`)し

( 'A`)「昨日の晩、近くの町工場に採用が決まったんだ」

J( 'ー`)し

( 'A`)「実は今日びっくりさせようと思ってさ、料理とかして驚かそうと思ったんだぜ?」

J( 'ー`)し

( 'A`)「何勿体ぶってんだろうな俺・・・・・何やってんだろうなぁ俺・・・・」

J( 'ー`)し

( 'A`)「なんで生きてんだ俺・・・・アハハ・・・」
133:2013/06/24(月) 04:25:01.65 ID:
ここまでで一番心が痛い展開なんだが・・・
134:2013/06/24(月) 04:27:44.94 ID:
悲しい哀しい
135:2013/06/24(月) 04:31:18.28 ID:
( 'A`)「2000万・・・」

―――――――――――――――
1000万はブラックジャック先生へ、もう1000万は後日訪れるキリコ先生に渡してください
母ちゃんはこれぐらいしかできなくてたかしには家ぐらいしか残せないの、ごめんね

母ちゃんいつまでもたかしのこと応援してるからね、頑張るんだよ

――――――――――――――――

( 'A`)「金なんか俺が死ぬ気で働けばいいことじゃないか・・・・、死んだらそれっきりだろ母さん・・・・、そうだろ?・・・」
139:2013/06/24(月) 04:39:28.99 ID:
J( 'ー`)し(たかしはハンバーグが好きなんだねぇ)

( 'A`)「そうだよ俺は母ちゃんの作るハンバーグが大好きなんだ」

先輩「何やってんだ新入り!!!早くそこの資材持って来いっつってんだろッ!!ボサっとすんな!!」

( 'A`)「あ!す、すんません!!」

ガッチャガッチャ

J( 'ー`)し(パパは今日から遠くでお仕事することになったからもうカーチャンたちとは暮らせないんだって)

( 'A`)「親父か・・・いたなぁそんなの」

J( 'ー`)し(たかしは人一番やさしいから)

( 'A`)「母ちゃん、俺は自分が傷つくのが怖かっただけさ、逃げてたんだよ」

J( 'ー`)し(久しぶりに部屋から顔見せてくれたねぇたかし)

( 'A`)「母ちゃん・・・・ごめんよ・・・くそ・・・・母ちゃん・・・俺」


先輩「おい危ないぞ新入り!!!そっちは起重機が・・・・!!!!」

ウイーーーーーーーン

( 'A`)「え?」
141:2013/06/24(月) 04:41:16.21 ID:
おいおいBADENDか!?
143:2013/06/24(月) 04:42:52.93 ID:
あー頭ぐっちゃりたかしか
144:2013/06/24(月) 04:44:15.30 ID:
―――――――――

医者「まさかまたここに戻ってくるとはね」

( 'A`)(あれ、先生の声・・・・、お?、あれ身体が動かないぞ・・・なんで・・・)

医者「しかし君は毎回運がいいのやら悪いのやら・・・・」

カツンカツンカツン 遠ざかる足音

( 'A`)(あれ先生どこへ?くそなんで俺動けないんだ・・・・)

( 'A`)(この感覚そういうえばどこかで・・・・)


J( 'ー`)し


( 'A`)(そうかあの時と同じ・・・俺・・・今生命維持装置に繋がれてるんだ・・・・)

( 'A`)(はは・・・・トンボ返りってやつだ・・・あははは)


カツカツ

( 'A`)(?誰か来たぞ・・・先生かな)
148:2013/06/24(月) 04:50:32.84 ID:
女の子「聞こえる?」

( 'A`)(誰だ?知らない声だ)

女の子「って言っても聞こえないよね・・・、私ねあなたのお母さんにパパを殺されたのよ」

( 'A`)(母ちゃんが?、あぁまさか・・・)

女の子「パパはあのあと呆気なく死んじゃった・・・、なのにあなたは偉いお医者さんに診てもらって助かったて」

( 'A`)(違うんだ・・・母さんも殺すつもりじゃ・・・・)

女の子「せっかく治って出たのにまたボロボロになっちゃって、あなたってなんなの?あなたの為に私のパパは死んだのにあなたは何してるの?」

( 'A`)(違うんだ、聞いてくれ、違うんだよ)

女の子「私は絶対許さない」

( 'A`)(待て、待てちょっと待ってよ、おいダレから医者はいないのか!?)

女の子「私聞いたよ、最初にあなたがここに来た時、お母さんに殺されかけたって」

( 'A`)(こ、この子やばいぞ・・・だ、誰か・・・)

女の子「ここのボタンをオフにして・・・」

( 'A`)(おい!やめろ!!俺は母ちゃんの分まで生きなきゃいけないんだ!!生きて生まれ変わった母ちゃんを待たないとッ!!!生きていかないとダメなんだよ俺は!!!)
154:2013/06/24(月) 04:54:39.27 ID:
女の子「あなたの幸運もここまでね、バイバイ」

( 'A`)(おい!!・・・・・やっめ・・・誰かこいつを止めろッ!!!おいッ!!!)

女の子「・・・・・死ね」

( 'A`)(アァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!嫌だ死にたくな・・)


パチン

( 'A`)()

ピーーーーーーーーーーー


女の子「・・・んふ」


ドタドタドタ

女の子「あはははは」

看護婦「た、大変・・・・、せ、先生ッ!!!」
155:2013/06/24(月) 04:56:49.61 ID:
こんな時間に心が痛くなるスレ
156:2013/06/24(月) 04:57:36.14 ID:
女の子はあれからずっと病院にいるのか
159:2013/06/24(月) 05:02:09.61 ID:
J( 'ー`)し(たかし)

( 'A`)(母ちゃん俺)

J( 'ー`)し(いいのよたかし、もう母ちゃんとたかしは赤の他人なんだから)

( 'A`)(・・・・・え?)

J( 'ー`)し(私はね次は日本とは違う遠い国で人間の男の子として生まれなおすんだって)

( 'A`)(へぇ母ちゃんよかったじゃんか)

J( 'ー`)し(さっきの人生の私の最大の過ちはね)

( 'A`)(?)

J( 'ー`)し(あなたを生んだことよたかし)

( 'A`)(はい?)

J( 'ー`)し(実はね、母ちゃんもこんな糞みたいな世界ウンザリだったの、ちょうどいい機会だったわ)

( 'A`)(冗談だろぅ?)

J( 'ー`)し(いいえ本当、じゃ、そろそろ私は時間みたいだからじゃあねたかし君)

シュアアアアアア
161:2013/06/24(月) 05:06:17.74 ID:
( 'A`)(なんだそりゃ・・・ははは)

案内人「えーとたかし君だね?」

( 'A`)(あ、はいそうですけど)

案内人「君の順番は今から一億6千3百番目だから」

( 'A`)(あ)

案内人「そんじゃ」

( 'A`)(お、おれ、次何になるんです?)

案内人「ん?えーと君はねぇ」

( 'A`)(カマキリとかですか?)

案内人「んー?もっといいものさ」

( 'A`)(じゃあにん・・・)

案内人「石だよ、そんじゃあね」  カツカツカツ

( 'A`)(あははは・・・・)


( 'A`)(あひゃひゃあひゃひゃあひゃひゃあひゃひゃ!!!!)

おわり
162:2013/06/24(月) 05:07:19.98 ID:
なにやってんだ俺

そんじゃおやすみ
165:2013/06/24(月) 05:08:24.91 ID:
おつ
166:2013/06/24(月) 05:08:28.14 ID:
なんという胸糞

168:2013/06/24(月) 05:09:06.49 ID:
おつ・・・救いなんてなかった
170:2013/06/24(月) 05:12:37.93 ID:
おい…おい!
171:2013/06/24(月) 05:15:12.37 ID:
J( 'ー`)し「たかし、たかし?聞こえるかい?」

( 'A`)「うーんうーん」

J( 'ー`)し「たかし」

( 'A`)「ハッ!?」

医者「意識が回復したッ!?」

看護婦「奇跡よッ!!」

J( 'ー`)し「おはようたかし」

( 'A`)「母ちゃん・・・!?俺・・・・、あれ?石になったんじゃ・・・」

J( 'ー`)し「もうお寝坊さんだねぇたかし、でも目が覚めてくれて母ちゃん嬉しいよ」

たかしを抱きかかえるカーチャン

J( 'ー`)し「もう死のうなんて考えないでおくれ・・・・」

( 'A`)「母ちゃん・・・・母ちゃん俺・・・俺・・・・・・」
ボロボロ泣き出すたかし

ふと横を見ると見知らぬ女の子が立っているのが見える

女の子「私のパパもさっき起きたんだ、おじさんと一緒、なんか打ち合わせしたみたいだね」 

( 'A`)「ははは・・・・くそ涙が・・・ははははは」     【おわり】
172:2013/06/24(月) 05:17:18.99 ID:
>>171
乙!イイハナシダナー
176:2013/06/24(月) 06:19:35.17 ID:
>>171
心からサンクス
175:2013/06/24(月) 06:14:14.92 ID:
もうここまで鬱いと
>>171も永遠に近い時間の中でぶっ壊れたたかしの幻覚って設定に見えてくる
元スレ: