716:02/06/04 23:28 ID:
私の謎な体験ですが、4年前の12月のこと。
ある夜、天井北側から南側に向かってゴトッゴトッと音が移動してくる。
音が部屋の真上で止んだので、天窓を見上げてみたら、しゃがみ込んで
天窓を覗き込んでいる男と目があった。
8階建ての最上階に住んでいたのに…キケンな奴だ…。
約一週間後、私の部屋に作業服を着た若い男がやってきて、
「大家から頼まれて煙突と暖炉の掃除に来た。合い鍵を作りたいので鍵を貸してほしい」
と言う。そんなものは無から大家が頼むわけない、と言うと、おかしな事を言いだした↓

実は依頼主は大家ではなく、12月に煙突と暖炉の掃除をしてもらわないと困るので
自分が派遣された。煙突と暖炉が無いはずはなく、なぜなら依頼主がこの前
確かめてきたからだ。あなた、この前見たでしょ、あの人のこと。夜来たでしょ?
無いっていうなら家に入れて確認させてもらわないと困る。あの人に怒られる。

718:02/06/04 23:31 ID:
夜来たでしょ、と言うのは多分天窓の男のことだろう。
しばらくのやりとりの末、彼はしゅんとなった後、12月なんだよ?どうするの?
と泣きそうな顔で去っていった。

その後友人達とこの件について話してみたのだけど、

1.サンタではないか(12月で煙突と暖炉にこだわるから)
2.掃除にきたのは実はトナカイで、サンタに怒られるのが怖かった
3.サンタとトナカイでないならば、そういった妄想に囚われている人間では
  (サンタ妄想とトナカイ妄想の2人組、または同一人物の1人)
4.いたずら (同じく1人か2人組)
5.たまたまいたずら好きかおかしいのが2人、同時期に来ただけ

という仮説が出た(藁

多分サンタはいないので1,2はないだろうし、妄想かいたずらの可能性が高い。
妄想ならクリスマスにサンタは来るつもりなのでは、また、いたずらでもわざわざ
8階建ての傾斜した屋根に上っていることからヤバい、という結論になって
12月なかばから1月まで実家に避難することに。
結局、1月に戻っても二度とサンタとトナカイが現れることはなかった。
毎年12月になると「あれは何だったのか」と思い出しちゃうよ…。
736:02/06/05 04:26 ID:
>>718
3に一票。

おもしろいなー。
でも話してて「こいつヤバイ」って感じなかったの?
妄想な人と喋るとけっこうわかると思うんだけど
719:02/06/04 23:35 ID:
警察に届けたほうが良かったのでは・・・!>>718
ちょっとだけ和むけど、かなり恐いー!
725:02/06/05 01:27 ID:
>音が部屋の真上で止んだので、天窓を見上げてみたら、しゃがみ込んで
>天窓を覗き込んでいる男と目があった。

コワッ!!

>1.サンタではないか(12月で煙突と暖炉にこだわるから)

ワラタ
734:02/06/05 03:35 ID:
>718
ほのぼのはなしてるケド、怖いYO!!
747:02/06/05 09:36 ID:
和みつつ怖がっていただけて嬉しいっす! レスありがと。
警察ですが、届けないままでした。実害が出ていないのと、当事者である私自身
不思議に思うことだらけで、警察側も対応しかねると思ったので。

「ヤバいと感じたかどうか」ですが(>736)、それが不思議の一つなんです。
話している内容は明らかにヤバいのですが、話す本人はものすごくまとも。
おだやかで、いい意味での優等生風の人で。
あんな内容を話して「合い鍵作らせろ」では、いくら好感度の高い人間でも
相手に危険な印象を与えてしまうのが普通だと思うのですが…。
彼の話す内容と印象があまりにもかけ離れているので、仮説を立ててみても
いまいち納得いかないんですよね。
妄想説が一番ありえそうですが、上の通り、彼の印象が解せない。
仮説5だとなぜ天窓男のことを知っていたかわからない。
いたずらであれば、誰かが命がけで屋根に上ったことになるし。
彼が来なければ、真冬に覗き魔が1人来た、で済む話だったのですがねえ…。
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