1： :2006/07/14(金) 21:45:55.28 ID:
男は閃いた

2： :2006/07/14(金) 21:46:22.59 ID:
働いたら負けだと
3： :2006/07/14(金) 21:46:28.56 ID:
働く　必要性
4： :2006/07/14(金) 21:46:39.10 ID:
働く　意義
5： :2006/07/14(金) 21:47:13.20 ID:
だが　男は　パソコンの　画面を見たまま　動かない
6： :2006/07/14(金) 21:47:34.39 ID:
ネットゲーム　誘惑
7： :2006/07/14(金) 21:47:45.71 ID:
母親は言った　「ご近所に顔向けできないでしょ」　と
8： :2006/07/14(金) 21:47:59.68 ID:
男は　悩んだ
9： :2006/07/14(金) 21:48:32.26 ID:
わかっていた
それらのものは弱者の考え方だと

だが一向に働く気力は見えてこない
10： :2006/07/14(金) 21:49:45.00 ID:
発想の転換だった
働かないことが悪いのではない
むしろ、働かないないことを力にできないかと
11： :2006/07/14(金) 21:50:43.32 ID:
男はすぐに向かった
12： :2006/07/14(金) 21:51:13.15 ID:
男が向かったのは、２ちゃんねるという巨大掲示板郡だった
13： :2006/07/14(金) 21:51:18.43 ID:
男は輝いていた
役立たずと言われた男
その男がギルドマスターとして、輝いていた

※ギルドマスターとは、オンラインゲームプレイヤー同士で結成するコミュニティであるギルドを作って管理する責任者・リーダーをいう。「GM」ともいう。ギルドとは、MMORPGなどオンラインゲームで、相互扶助を目的に集うコミュニティやグループで、プレーヤーが自由に作成でき、作成したプレーヤーがギルドマスターとなる。（GPEDIA参照）
14： :2006/07/14(金) 21:51:34.64 ID:
男は静かに口を開いた―――

｢放っておいてくれ　これが俺の生き様だ｣―――
15： :2006/07/14(金) 21:52:00.42 ID:
周りの目は　冷たかった
16： :2006/07/14(金) 21:52:18.82 ID:
男たちの　努力を　

　天は見ていた
19： :2006/07/14(金) 21:53:28.71 ID:
かつての級友たちは 次々と就職を決めていった
20： :2006/07/14(金) 21:53:41.80 ID:
遠ざかる結婚
21： :2006/07/14(金) 21:54:07.09 ID:
母は言った…

「あんたはロクな死に方しないよ」

22： :2006/07/14(金) 21:54:14.41 ID:
ヘッドラ～イト
テールラ～イト

23： :2006/07/14(金) 21:54:23.69 ID:
ここに来て、ようやく重い腰を上げたものがいる
父親である
24： :2006/07/14(金) 21:54:47.78 ID:
仮想現実へのいざないが男を苦しめる
25： :2006/07/14(金) 21:55:11.05 ID:
続く童貞の壁
26： :2006/07/14(金) 21:55:14.58 ID:
母はいった。

「あんた、蛇ような目をした子だね！」
27： :2006/07/14(金) 21:55:32.56 ID:
閃いた！

男はそう言い放つと家中の者を集めた

「聞いてくれ父さん！」
28： :2006/07/14(金) 21:55:53.03 ID:
俺HIPHOPで食ってくよ
29： :2006/07/14(金) 21:55:57.55 ID:
祖父が逝った
30： :2006/07/14(金) 21:56:11.08 ID:
祖母が逝った
31： :2006/07/14(金) 21:56:18.77 ID:
部屋の中のニートー♪
 
32： :2006/07/14(金) 21:56:39.78 ID:
祖父は笑っていた

何かを掴んだ気がした
33： :2006/07/14(金) 21:56:45.17 ID:
戻らない栄光・・還らない青春・・・

週刊ではなく月刊ジャンプを愛読することだけが男の唯一の抵抗だった
34： :2006/07/14(金) 21:56:55.02 ID:
明日さ、明日からやるからさ・・・
35： :2006/07/14(金) 21:57:18.65 ID:
明日になれば 何か見えてくるかもしれない

男は、心のどこかで 待った
36： :2006/07/14(金) 21:57:47.48 ID:
職はどこへい～った～♪
38： :2006/07/14(金) 21:58:45.49 ID:
無限の可能性を信じていた
39： :2006/07/14(金) 21:58:47.05 ID:
男は　動いた。

懸命に　右手を動かし続けた。
40： :2006/07/14(金) 21:59:11.35 ID:
そのとき、視線を感じた
41： :2006/07/14(金) 21:59:15.79 ID:
「このろくでなし！」母親は叫んだ…
少年は自らの過ちに気付くことはなかった…
42： :2006/07/14(金) 21:59:20.38 ID:
仲間の一人が　イった


その場の全員が　凍りついた
44： :2006/07/14(金) 22:00:15.94 ID:
男は勇気を振り絞り、
求人広告に書かれた番号へ電話をかけた。


｢あー…ウチ、一応アルバイトは３５歳以下ってことでお願いしてるんすよー。｣


はっとした。
45： :2006/07/14(金) 22:00:19.69 ID:
気づくと、部屋のカレンダーは2003年から止まっていた
46： :2006/07/14(金) 22:01:30.79 ID:
そうだ、秋葉に行こう・・・

男は颯爽と立ちあがった
47： :2006/07/14(金) 22:01:39.25 ID:
なんだこのスレ
48： :2006/07/14(金) 22:02:11.51 ID:
ニートよ～就職のアテは～今何処に～あるのだろ～♪
50： :2006/07/14(金) 22:03:04.92 ID:
男は二次元世界の住人になりたかった
52： :2006/07/14(金) 22:03:31.17 ID:
35歳の壁
男たちは悩んだ
吉田は言った
「適当でいいんですよ」
皆、はっとした
それは、常識を打ち破る挑戦だった
49： :2006/07/14(金) 22:02:32.85 ID:
さぁここで実際にニートをなさった下山さんにお越しいただいております。どうぞ↓
54： :2006/07/14(金) 22:04:09.07 ID:
下山「・・・どぅも・・・し・・・やまです・・・」
55： :2006/07/14(金) 22:05:54.08 ID:
ヤンキーの田所--アニヲタの石川--♪みんな職に就いたぁ---

俺と馴れ合うことも無くぅ---
 
56： :2006/07/14(金) 22:07:35.66 ID:
「下山さんは、なぜニートになろうと決意されたのでしょうか？」
58： :2006/07/14(金) 22:09:54.83 ID:
下山「…あ…あぅ…あの…、はじめ…の…ころは…、ニート…という呼び名が…　ないころ…でして…」
57： :2006/07/14(金) 22:09:39.94 ID:
腹いてぇｗｗｗｗｗｗｗ
59： :2006/07/14(金) 22:11:38.14 ID:
ナレーター「ご自分では特に意識はしていなかったと？」


下山「あ…あ……はい…」
60： :2006/07/14(金) 22:12:53.57 ID:
下山「ぼぼぼくは…学校でぇ…
い…じめ…られてまして…家にぃ…ひきこもり…がちで…」
61： :2006/07/14(金) 22:14:05.36 ID:
ナレーター
「なるほど、ではここで一旦CMです」
63： :2006/07/14(金) 22:15:13.91 ID:
>>61
NHKにCMなんかない
62： :2006/07/14(金) 22:15:06.19 ID:
下山「就職先に昔のいじめっこがいるとおもいますと・・・」
70： :2006/07/14(金) 22:20:52.28 ID:
初めて社会から必要とされている
下山は　それがうれしかった
71： :2006/07/14(金) 22:22:06.85 ID:
しかし、１日でクビになってしまった
何が原因だというのか
72： :2006/07/14(金) 22:23:31.23 ID:
下山は本当にNEETになりたいのか？
営業部長の山下は決断した
これで潰れるなら、潰れてしまえと
山下の出した条件に、皆、唖然とした
64： :2006/07/14(金) 22:16:38.18 ID:
ナレーター B
「番組の途中ですが、ここで速報です。北朝鮮がまたもやミサイルわｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこ」
65： :2006/07/14(金) 22:17:38.53 ID:
下山「むぅうううううううううううううう」
66： :2006/07/14(金) 22:18:13.09 ID:
下山「ぼ、僕行きます!テポ・・・ドンを撃ち落としてきます!!」
67： :2006/07/14(金) 22:19:08.39 ID:
下山は…今度こそ決意を固めた
68： :2006/07/14(金) 22:19:18.96 ID:
母親「あの子なら、きっとできると信じています」
73： :2006/07/14(金) 22:24:31.85 ID:
生きながら死んでいる人間　ニート

これに立ち向かう者たち

立ち向かう者にニートを引き渡す親

一月数十万のニート飼育費　払う親

ニートは死んだ　施設職員の監禁と暴力によって

警察の介入　施設捜索　監禁致傷での立件

ニートで金儲けをする者


プロジェクト　ニート



※プロジェクトX風に当たり屋に絡まれた話する
※ナレーター「プロニートの朝は早い」
※安価で今から離婚するｗｗｗｗｗ
※ダメ人間が頑張るようです
※>>5が俺のｶｰﾁｬﾝになって俺が寝るまでお話してくれるスレ
※新幹線で隣席のカップルの女性が吐いた結果ｗｗｗｗｗｗ 
タグ ：
#ショートストーリー