44:2009/09/14(月) 18:37:43 ID:
閲覧者一同様へ

なるべく事実のみを正確にお伝えする様に努力いたしますが、協力会社及び地元住民への配慮
から実在する会社名や地域を特定出来ない様に遠まわしに表現する事を、ご理解下さい。

事務系の仕事をした事がありませんので誤字脱字、又、文法等におかしなところが多々現れると
予想されますが、皆様方で脳内変換して読まれて下さる様ご協力下さい。

この話は、墓場まで持って行くつもりでしたが、反面心のどこかでは、誰かにお話して私達が、
目撃した『 モノ 』は、いったいなんだったのか、この板を覗いている皆様方のお力をお借りし
しまして解明できる事を切に願っております。

長くなる話でもあり、また文字数制限の為、少しづつUPしていく事をお約束致します。

45:2009/09/14(月) 19:00:39 ID:
年齢・・・・・40代板の住人
仕事・・・・・山岳トンネル関係者
場所・・・・・長野県
場所・・・・・クマタカ生息地域の原生林
場所・・・・・日本史において悲惨な事実?の過去あり(後でわかった事)
人物・・・・・大学ラグビー部中退者(花園がどうのと言っていたが、今は、夜の花園に通っている脳筋)
人物・・・・・大学相撲部中退者(ヤンマガのアゴナシげんにそっくり)
人物・・・・・某Jリーガー補欠推薦者(海外遠征がどうのと言っていたが、逃げ足だけは速かったなぁ~)
季節・・・・・真夏(8月)
時間・・・・・炎天下の15時(原生林の中ではあるが明るいお昼)けっして薄暗くはない

目撃したモノ?・・・・・・モロ ドモロ 激モロ←この表現意外思いつかない。幽霊だとしたら半透明とか足がないんだろ?

会社・・・・・元請のやつら知っていたんだろぅ?(常用単価が当時しては、相当よかった)
反省・・・・・年長者の言う事は、信じるべきだった。(現物を目撃するまでは・・・ 実は、私は、大槻教授派)

儀式・・・・・山の神を鎮める為に神主さんを呼んでそれなりにやる
儀式・・・・・通常儀式は、『鍬入れの儀』とか『鉄扇の儀』をやるのですが、我々が目撃した『ナニカ?』の影響?怨念?兎にも角にも豚の角煮も通常では起こり難い重機トラブルや極々軽い人身事故(アカチン災害程度)が多発した為に結局3回やった。


伝説・・・・・昔話?実話? この地域及び日本各地に似た様な昔話あり(現場に乗り込んだ時は、んなぁ事は知らなかったよ)


前置きは、ココまで

次回より文章で表現します。

47:2009/09/14(月) 19:50:03 ID:
その日は、珍しくJVトップの現場所長による朝礼から始まりました。
『え~皆様、お暑い中ご苦労様です。 まだまだ猛暑が激しいですので熱中症などにならずに
こまめに水分を補給して作業に取り掛かって下さい。うんぬん・・・』

ここまでは、ありきたりの朝礼の様子でした。

『え~皆様にご連絡があります。 現場周辺に巣を作っているクマタカがタマゴを生んだとの報告を日本野鳥の会の人から
先日より連絡を受けていたのですが、発破作業による音に驚いてタマゴを抱かなくなった疑いがあるので本日の作業は、
重機のメンテナンスと作業場点検に切り替えます。うんぬん・・・』

またか。 以前にも○○の現場で、発破作業の音に驚いた放牧している牛のチチが、出んくなってとかあったなぁ~。
補償問題になったとかならんかったとか。まぁ~。よくある話だぁ~と内心思っておりました。& ラッキー今日は、遊びになるなと不謹慎にも考えてしまいました。

午前中は、現場トップの顔を立てる?マジメに重機&現場の点検をしておりました。

JV・・・共同企業体(joint venture)とは、複数の異なる企業等が共同で事業を行う組織のこと。主として土木建築業界において、一つの工事を施工する際に複数の企業が共同で工事を受注し施工するための組織のことを指す。(wikipedia参照)
48:2009/09/14(月) 22:10:13 ID:
続き待ってるよ~
49:2009/09/14(月) 22:15:15 ID:
いつもの倍くらいの長い時間の昼休みを取って(こういう事態時は、現場お偉いさん達も大目に見てくれる)
昼からナンスッカナァー。アチィのに仕事したくないなぁ~。『松茸でも見つけに行こうぜ』と相撲をカジッタ事がある巨漢作業員が言い出しました。
まだ8月初旬なのに松茸が生えている訳がない。
素人には、それに見つけるのは、絶対に無理。せいぜい毒キノコ発見で終わるそう思いつつも、
間髪を入れずに『山イモも探そっ』とJリーグ補欠推薦を断って人生を台無しにしていると思われる長身作業員が相槌を打ちました。

当然、私同様クソアチィの午後からの仕事をサボろうと考えたと思われるラガーマン作業員も『行くべ』と脊髄反射で応えました。


こんな稚拙な文章しか書けないのに皆様が期待してくれているかと考えると胸が痛みます。でも書きます。
51:2009/09/14(月) 22:20:37 ID:
いくらお偉いさん達が大目に見てくれるとはいえ午後からの作業日報に(作業内容→松茸&山芋見つけ)とは、ズ太い私でも書けない。遊びに行きたいが言い訳を考えるのに困りました。

コレほどにも子供の頃、もっと勉強をしてよけばよかったと後悔した事はありません。

三人寄れば文殊の知恵と言いますが、四人いればすぐにマ~ジャンを始める私達でも悪知恵がヒラメキました。

午後からの作業日報には(貫通地点の下見)と書き込む事に決定し2時間も取った昼休み後、
川口ヒロシ探検隊のごとく貫通地点を目指しつつ原生林の中に踏み込んで行きました。

趣味が登山とか本職の方とかならお分かりなられると思いますが、
登山道orけもの道でもない限り原生林の山を登って行くは、山男の私達でさえ骨が折れます。

20分おきに一服を入れつつ(タバコの灰柄は、もちろんポケット灰皿に入れてます)
毒キノコ等を探し目的地点を目指しました。
52:2009/09/14(月) 22:22:21 ID:
文章うまいよ。内容も面白いし。
ぜひ続き切望します。
53:2009/09/14(月) 22:26:13 ID:
>>52
52様ありがとう。書き込むのを躊躇っていました。

書き込みを続けさせて頂きます。
54:2009/09/14(月) 22:40:05 ID:
当然の如く松茸など見つけかる訳もなく、毒キノコさえ発見する事も出来ずに、それでもズンズン貫通地点を目指して原生林の奥に踏み込んで行きました。 
『モウチット行ってナンモ無かったら帰ろうべ』と相撲ブーが言いました。 振り返ると全身水を被った様な大汗をかいてヘバっております。

『ワカッタ』と短く応え私を含め仲間を休ませる為に3回目の一服タイムを取りました。時計をみると午後の3時前を指しておりました。

いよいよクライマックなんだけどやっぱり書き込むのを躊躇ってしまいます。><

チョイ根性入れるので焼酎飲みます。(しばらくお待ち下さい)
56:2009/09/14(月) 22:51:52 ID:
麦焼酎をロックでやっております。(焼酎の勢いで書きます)

一服付けてる最中に風向きが変わったのか、かすかな獣臭が漂ってきました。
ラガーメンが『チョイ見てくっで待ってて』 
Jリーガー『オイも行く』

流石あのお二人は、持久力あるよなぁ~ 人間離れしてるよなぁ~ 
顔も人間離れしてるけどと箸より重い物を持った事がない私は、関心しておりました。

『あったど~』と声が聞こえたので声が聞こえた方向に相撲ブーと二人でエッサラ、エッサラ歩いて行きました。

予想通りあったのは、『ヌタ場』でした。

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2834/0500/0502/nutaba.htm

(ヌタ場)ページ主様ごめんなさい。勝手に貼り付けました。

※ヌタ場・・・沼田場(ヌタ場、ぬたば)とは、イノシシやシカなどの動物が、体表に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために泥を浴びる場所のこと。沼、湖や川の畔、休耕田など。(wikipedia参照)

57:2009/09/14(月) 22:55:47 ID:
ヌタ場を発見した事により妙な満足感と達成感を得て当初の目的(松茸&山芋)をすっかり忘れ
今、引き返したら丁度現場終了時刻のちょっと前に着けるなどと脳内PCではじき出しておりました。

現場に引き返す為に来た道を歩きだすと(なんぼも歩いていない)

そいつは、我々に一切の気配さえ悟らせずに大木の横に立っていた。
大木の横に立っていたのは、真っ白い着物を着たパット見185cm前後の老人

ありえない。 ハガばっかしやっているとはいえワシらだってプロだぞ

誰かがいたのなら気が付いているはず。

ありえない。 動物だって植物だって生きているのなら生きている証として生気を放っているはず

ありえない。 なんだこれは、人なのか

ありえない。 なんだ なんでこんな所に老人がいるんだ?

ありえない。 足は、あるのか? 足は、ある。真っ白い足袋を履いて草鞋も履いている。

あまりにも唐突な出会いの為? 今風の言い方にするのなら想定外の出来事の為?
 心拍数が上がりドキドキし過ぎて胸に痛みを感じました。

混乱しかけてる頭に冷静さを取り戻す様に、まて落ち着け、なんなのか見極めろ、と自分に言い聞かせました。
59:2009/09/14(月) 22:59:53 ID:
無理やりに恐怖心を押さえ込み まて まて 冷静に考えるんだ 今の状況は、どういう事なんだ?
予想外の出来事に出くわして私の体からは、脳内化学物質エンドロフィン アドレナリンが噴出しまくって
心拍数が異常に上がっていたのと脳が高速回転?してそれからの数分間の出来事をスーパースローの映像を見てる様に覚えています。

 急に当初現場に乗り込んで来た時の事を思い出す。近所の酒屋に寄って焼酎とビールを買ったのですが、
その酒屋のお婆ちゃんが『あんたらあんな場所でよう仕事してるねぇ~』って、ボソッと言ったのを思いだす。

あんな場所とは、人里離れた山奥で仕事して大変だねぇ~っと言ってくれてるもんだと勝手に脳内変換して
『あはははw 金の為にしかたなく働いてるんです~』っと、ありきたりの返事をしました。
(お婆ちゃんの指していたあんな場所の意味合いが違っていたのは、あとで判明します。)
60:2009/09/14(月) 23:03:43 ID:
ほんの少しだけ冷静さを取り戻しかけた私は、もう一度よく見るんだ。今、おかれている状況は、
どういう事なんだ?とりあえず整理し直せ。そして状況を突破する為の最善の手を打てと何度も自分に言い聞かせました。

私の姿勢は、無意識のうちに防御でも攻撃でもどちらでもいける型をとっていた。
その老人を凝視する。

老人と我々の距離は、およそ4m前後

老人は、真っ白い着物を着て直立不動で立っている。

老人には、ちゃんと足がある。ハッキリと見えている。真っ白い足袋を履いている。草履は、古いTV時代劇に出てくるアレだ。

老人の髪は、腰のあたりまで髪が伸びている。

老人の顔は、志村ケンが演じるハガ殿の様に真っ白い化粧?おしろい?がしてある。

老人の視線は、ある一定方向に定められている。我々と視線は、あっていない。

老人は、男性なのか?女性なのか? わからない。男性にも女性にも見ようによっては、見える。

老人はの頭には、これも古いTVの時代劇に出てくるような藁で編んだゴザの様な帽子をかぶっている。
61:2009/09/14(月) 23:06:27 ID:
鹿児島県人ですか?
62:2009/09/14(月) 23:08:22 ID:
>>61
61様
じゃっど~w

63:2009/09/14(月) 23:09:12 ID:
老人の体系は、お笑いのアンガールズの様に背が高く、そしてガリガリに痩せている。

老人は、生きているのか?生きているのなら呼吸をしてるだろ?よく見ろ俺。老人の胸を辺りを凝視する。

どうも呼吸してない様だ。

じゃぁ一体、目の前にいるモノは、人形なのか?こんなリアルな人形があるのか?
ハリウッドの特殊メイクチームが我々を驚かす為にイタズラでココに置いたのか?(くだらん。あるわけないだろそんなこと否定する俺)

じゃあ一体全体俺達が見ているモノ?は、なんなんだ?これが白昼夢なのか?夢なのか?こんなリアルな夢があるのか?
わからん。わからんからハッキリ言って怖い。
心臓がバクバクし過ぎて自分の心音が耳に聞こえる。心臓痛い。 ここでワシは、心臓麻痺で死ぬのか?

まだ死ぬわけには、いかんのよ。ワシが死んだら子供達が悲しむ。女房喜ぶ?

じゃあ状況をどうやって突破する? 逃げ出したい。ココからすぐにでも逃げ出したい。
ダッシュして全速で駆け下りたい。でもその一歩が踏み出せない。
足を動かしたらその老人に見える何者かに気づかれる気がして
64:2009/09/14(月) 23:12:20 ID:
それに、その老人に見える何者かに背を向けるのは、怖い。背後から襲われたら対処出来ないと思うから。
まて仲間は、どうしてるんだ?
右目で老人に見える何者かを凝視しながら左目で仲間達を見た。まるでカメレオンの様に目玉を動かした。
(人間、究極の状態?に置かれたら体の方が対処してくれる様だ。今、もう一度やれと言われても二度と出来ないだろう。)

ラガーメン・・・すぐにでもタックル入れられるような体制で固まっている。
相撲ブー・・相撲の立会いの様な体制で固まっている。
Jリーガー・・・ブーの巨体の影になってハッキリ見えない。

老人の顔をもう一度よく見る。男性だか女性だか判らないが深い皺が刻まれている。
整った顔だ。山神様なら醜女と聞いている。だからこの世界に入った当初は、山の神様への貢物として酒、野菜、魚、
魚に限っては、オコゼと相場が決まっていたのだ。
今では、魚は、鯛が多いけど。だとしたら、山神様では、ない。高速回転してる状態の脳がどんどん質問と答えをだす。
65:2009/09/14(月) 23:18:06 ID:
帰りたい。一刻も早く現場に戻りたい。この場から逃げ出したい。情けない男と言われてもいい。
で、この場から立ち去る為の最善策とは、なんなんだ?考えるんだ俺。

訳の判らんモノ?を相手にしてるうちにどんどん時間だけが過ぎていくんだぞ。
ボヤボヤしてたら夕暮れになっちまうぞ。薄暗い森の中でずっとこの状況でいれるのか?
 無理。 耐え切れない。 だったら何らかのアクションを起こせ。

ここでTVや映画や小説の世界なら自分の身を犠牲にして仲間を助けるっていうストーリーが定番なんでしょうが、
私には、そんな余裕は、一切ありませんでした。

ヒラメイタ! 念じてみよう。あの生きているのか死んでいるのか判らない老人に向かって私は、念じた。
普段から信仰心の薄い私が、ありがたい仏教の経典など唱える事など出来る訳が無い。

私が念じたのは、『ブーを喰え。牛でも豚でも魚でも程よく脂が乗っているのが一番美味んだぞ』(ヒドイよなぁ~) 
力の限り念じてみた。 無駄だった。 なんの状況も変わらなかった。
66:2009/09/14(月) 23:21:32 ID:
ラガーメンが走った。私には、コマ送りで老人に突進した様に見えた。

やりやがった。こいつは、男の中の男だ。自分の身を危険にさらして我々を助けようしたのだ。
この先、この男には、一生頭が上がらないだろう。


違った。 この男は、我々を置いて一目散に逃げ帰ろうとしたのだ。(全国のラグビー関係者の方ごめんなさい。
こんな書き方をしたらラガーメン全体が、そうなんじゃないかと誤解を生みそうですよね。
断言します。たまたま、この男がラグビーをやっていただけの話なんです。)

突進したかの様に見誤ったのは、老人が立っている方向が、仕事現場の最短距離だったからだ。
しかしこう考える事にした。彼は、最短距離で現場に向かいつつナニカが起こったら老人にタックルを入れるつもりだっただと。 
なにより私には、彼を責める資格など無い。私だって『ブーを喰え』などと念じたのだから。

老人の姿勢は、変わらない。直立不動で立ったまんまだった。 チャンス 今しかない。 
私とブーがほぼ同時にラガーメンの通った後を追った。
67:2009/09/14(月) 23:25:51 ID:
なんとか何事も無く作業現場まで着く事が出来た。 
一番最後にあの場を出たと考えられるJリーガーが一番最初に着いていた。(脚力は、ハンパじゃねぇな)

4人とも無事だった。 作業現場に着いた安心感からか、体が硬直して煙草を胸のポケットから
取り出し火を点けるのに随分時間が掛かった。

見たか? 『アァ』 仲間が同時に返事した。

首吊り死体じゃないよな? 『ありえん』 『 この季節なら腐ってるだろ』 『だよなぁ~』

こんな様な会話をして今後どうするのか決める事にした。
(協力会社の連中には、若い人達も居るしちょっと現場から離れた事務所には、女の子もいる)

それに大の男が、山の中で生きてる様な死んでる様な老人を見たとか、そんな曖昧な事は、断じて言えない。
 もう一度カメラでも持って見に行く度胸なんてサラサラない。大金を積まれても断る。

一番信頼のおけるBOSS的な年長者にだけ話をする事になった。
68:2009/09/14(月) 23:30:00 ID:
その日の作業が終わり我々は、一番Bossの機嫌が良い時を見計らって話を切り出す事にした。
Bossの機嫌が良い時とは、風呂上りに飯を食いながらビールを一、二杯やってホロ酔い状態の時の事です。 
上の者に何らからの相談事がある時は、このタイミングが、一番良い事を長年の作業生活で心得ている。

『あの~実は、ですね。午後から貫通地点を見に行ったんですけどヌタ場を見つけたんですよ~。』
『おぉ~。そうか、そうか、猪ワナでも仕掛けるか~』Bossは、冗談とも本気ともとれるような返事をした。
『いぁ~。』中々、肝心な事を言えない。
『そのヌタ場に白い着物を着た老人が~』

Bossは、ビールを飲むのを止め我々の話をじっと聞いてくれた。
『ワシものぉ~。○○の現場で○○を見てのぉ~。 ワシはな、それに話かけたよ。』
(それ以上は、語らなかった。作業歴40年オーバーになると流石に不可解な現象にも出くわしてる様だった。)

『わかった。 わかったから、もうその話は、よせ。』
『ハイ。』と返事をし、我々もそれ以上言わなかった。
69:2009/09/14(月) 23:46:23 ID:
仕事に没頭している時間は、あの老人の様なモノ?を忘れる事が出来る。
問題は、一人になった時間の事だ。 釈然としない。 どうも納得できない。

その作業現場では、ダイナマイトを使用してのトンネル掘削であり、火薬を使用している為、
一般の方々が、現場及び現場周辺に立ち入れないよう安全対策が、取られている。

あの原生林の中で出会ったのが、猟師ならまだ話は、わかる。 出会ったのが熊とか猪でもよかった。
 腰ベルトに挿してあったハビロ(小型の斧)を使えば、対処できるのだから。

考える→わからない→考える→わからない。

もう忘れる事にした。なかった事にした。記憶の片隅に封印する事にした。

酒を飲む量が多くなった。強い酒を飲むようになった。


なにかの拍子に思い出してしまう。思い出す自分に腹が立った。

先発隊の協力会社の中で若くて素直そうな子にターゲットを絞り、何か知らないか?と聞いてみた。

知っていた。 『この辺りは、ちょっと前まで土葬の習慣があったみたいですよ。』

土葬くらいなら何所でもあるよなぁ~って返事をしたものの内心では、
火葬の方がいいんじゃね?ゾンビになって出てきたらどうすんだと思っていた。
70:2009/09/14(月) 23:49:29 ID:
女の感は、鋭い。女房から『あんた私に何か隠し事をしてるでしょ?』と問い詰められた。

そら~隠し事は、山程あるけんど原生林であった老人の様なモノ?の話は、出来ない。
しゃべって怖がらせる事はない。女房に話せば100%子供達にも伝わる。 子供達まで巻き添えには、出来ない。

変わらない日常が続きおよそ3年が経った。

日薬とは、よく言ったもんだ。老人の事は、極たまに思い出す程度になっていた。

だが実父の死によりあの日の出来事が、鮮明に脳裏に蘇ってきた。
(実父の死と老人の因果関係は、全くない。年齢によるものと病気によるものでの死です。)
71:2009/09/14(月) 23:53:56 ID:
葬儀の段取りは、全て業者がやってくれた。『湯灌の儀』後、業者が着せてくれたのは、真っ白い着物だった。 真っ白い足袋も履かせてくてた。

顔にも白い化粧をしてくれた。

気がついた。この瞬間、あの老人が着ていた着物は、『死に装束』だっと。 そして顔は、『死化粧』だったのだと。


ただ、何故、あんな場所(原生林)に死に装束と死化粧を施した老人の様に見えたナニカ?が、いたのかわからない。
調べる事にした。 苦悩した日々と決着をつける時が来た。

自分自身に納得がいく答えを出したかった。 コジツケでもよかった。
無理やりにでもツジツマを合わせるつもりだった。
72:2009/09/14(月) 23:57:17 ID:
PCで【 長野県 怪奇 心霊 不思議】 の文字を入力して自分達で同じ様な経験をした記事が載ってないか探した。 
自分自身のモヤモヤを吹っ切る為にも少しずつ丁寧に探してみた。

 【長野県 伝説】で ぉ” これは?って記事にぶつかった。

(姥捨て山)伝説 この伝説に纏わる記事、また、関連記事を何度も何度も読み返した。

↑ この伝説が実際にあったと言われる見識者の方がいらっしゃいます。
↑ これは、伝説だと言われる見識者がいらっしゃいます。


真偽の程は、私には、わかりません。
ですが、私個人では、実際にあった出来事では、なかろうかと考える話の方向でレスを進めさせて頂きます。
73:2009/09/15(火) 00:00:29 ID:
楢山節考のDVDを借りてきて見た。

※『楢山節考』(ならやまぶしこう)は、深沢七郎の短編小説。民間伝承の棄老伝説を題材とした作品で、当代の有力作家や辛口批評家たちに衝撃を与え、絶賛された、山深い貧しい部落の因習に従い、年老いた母を背板に乗せて真冬の楢山へ捨てにゆく物語。(wikipedia)

父が他界し、どんどん子供にかえっていく母がいる。 
我々、40代以上の世代ってのは、少なかれ同じような問題をお抱えになっていると思われます。

姥捨て山伝説が、事実なのか物語りなのかは、私には、解りません。
しかし、その当時の村の掟、地域の定めとしてその様な事実があった場合、私ならどうするか考えてみました。

当時の食糧事情が、現在程良かったとは、考え難い。 
食べる物が、無いから自分の命を犠牲にして新しい命につないだんだと思います。(ごめんなさい。重い話になってきましたね。)

私が村の掟?地域の定め?による規定の年齢に達し足腰が丈夫なら自ら死の決意をし、
誰の目にも触れないよう、原生林の中に踏み入っていき確実に逝けるよう自分の体重を支えられる太い枝を捜し・・・・

もう、これ以上書けません。(申し訳ありません)
続く・・・(結論というか、むりやりにコジツケタ)

74:2009/09/15(火) 00:04:41 ID:
お盆の季節でした。 自分(老人)の息子達?に近い年齢の私達が、
ひょっこりと原生林の中に現れ懐かしくてチラッとお姿を見せたのかも知れません。

いぁ。いぁ。そんなハガな、あの夏は、暑かったし激務で疲労してたし、
現場のシートが風に流されて木に引っ掛かり臆病者の私達が勘違いしただけだよなぁ~。
それプラス山から何かしらのガスが出ていてテンパッテたんだとかさぁ~。

だって子供の頃から(霊)とか世間一般に言われてるのは、半身だったり、体の一部だったり、
半透明だったり、足がなかったり、いくら大出血サービスだと言ってもあんなモロダシは、ないよなぁ~。
75:2009/09/15(火) 00:08:49 ID:
最後に・・・

閲覧者一同様及び激励のコメントをくれた方々へ

板を独占して申し訳ありませんでした。m(_ _)m
そして最後までお付き合いしてくれた方へ有難う御座いました。m(_)m



老人を見る前までの私・・・・・・・大槻教授派
老人を見た後の私 ・・・・・・・・オカルト背定派

今では、雪男でも信じそうですw
76:2009/09/15(火) 00:17:21 ID:
>>75
乙。楢山節考まで出してくれてありがとう。
実は、姥捨て伝説に引かれて旅行しようと思った舞台でした。

自分が老いたときに不要と言われて自ら山に上がる老人たちってのは
どんな心境なんだろうな。あと数十年で俺もヒトゴトじゃなくなるww

ちなみに幽霊は、半透明だったり足がないほうが珍しいよ。
長編、お疲れさんでした。
77:2009/09/15(火) 00:53:07 ID:
>>76
76様 いえいえとんでも御座いません。こちらこそ有難うです。

事件があったのは、30代後半の時分でして、まだまだ体力的にピークよりやや下加減であり
正直に申し上げて怖いもの知らずでした。

自分が老いたときに・・・・ 私が最初の一人目なら限りなく抵抗するでしょう。
しかし、一人目じゃない場合なら、順番ですから喜んでとは、言いませんが
現在、孫もいますが、息子や娘達に悟られない様にコッソリと深夜に山奥へと・・・

ちなみに幽霊は・・・・ 子供の頃、見た雑誌かTVで幽霊ってのは、そんなもんだと
思い込んでいました。貴殿のおかげ様で認識が変わりました。

あらためて申し上げます。 稚拙な文章に付き合って頂きまして有難う御座いました。
78:2009/09/15(火) 01:27:54 ID:
純粋に面白かったです。乙でした。

上信越を通す頃のお話でしょうか?
当時足繁く東京から長野に通っていたので、高速が開通して便利になったことをよく覚えています。
79:2009/09/15(火) 01:33:36 ID:
乙乙。凄い世界観が伝わってきたよ。
面白かったです。
私も姥捨て山は興味がありますわぁ。
80:2009/09/15(火) 01:39:35 ID:
長野には姨捨オバステという地名が残ってますよね。
初めて姨捨SAに寄った時にはビビッたもんです。
こんな名前残しといていいの的な。

今や昔話の舞台(しかもハッピーエンド)としてのみ推してる様ですが。。。

81:2009/09/15(火) 05:45:24 ID:
長野って結構暗く陰惨な伝説、伝承が多い印象がある。
あくまで個人的な思い込みだから気分を害する方がいたらごめんなさい。
85:2009/09/15(火) 11:47:26 ID:
モノノケってマジでいるのかな?
86:2009/09/15(火) 12:41:34 ID:
元スレ: