1:2009/08/22(土) 19:24:53.91 ID:
Yシャツ「おかえり」

男「お、お前が言ってどうする」

ズボン「おかえりー」

男「だからお前らは俺と一緒にいたんだからただいまだろ?」

時計「まぁまぁ、こいつらは悪気があっていったわけじゃねぇんだ」

男「悪気があって言うやつを見てみたい」

パンツ「馬鹿いってねーでとっとと戻りやがれ」

男「うっせー、分かってるよ!」

3:2009/08/22(土) 19:27:27.76 ID:
男「ただいま、っと」

テレビ「おう、今日は遅かったな」

扇風機「もしかしてとうとう彼女が出来ちゃった?」

男「まぁそんなとこだ、テレビと扇風機つけてくれ」

テーブル「おうおう、今日もカップめんかよ」

男「うるせー悪いか」

リモコン「あ、あの、健康にはあまりよくないと思います」

男「あーありがと、リモコン、8chにまわしてくれ」
4:2009/08/22(土) 19:27:39.54 ID:
身の回りのものを擬人化すると人生が楽しくなる
5:2009/08/22(土) 19:31:05.08 ID:
冷蔵庫「おーい男ープリンの消費期限今日までだぞー」

男「おーう食う食う」

電気スタンド「男のバーカ」

男「いきなりなんだお前は」

電気スタンド「うっさいバーカ、これでもくらえー」パチパチパチ

男「あほかお前は」

タンス「まぁまぁ電気スタンドちゃんは寂しかったんだよね」

電気スタンド「お前もあほかー違うわぼけー」パチパチパチ

男「ったく、少しは静かにしろって」

ヤカン「お湯沸いたわよー」ピー
6:2009/08/22(土) 19:35:05.00 ID:
おれこういうの好きだ
7:2009/08/22(土) 19:35:10.53 ID:
男「はぁー食った食った」

シャワー「男ー今日は風呂に入らんのか」

男「あー疲れたから明日の朝入るわー」

シャワー「了解!」

目覚まし時計「じゃあ明日は少し早めに起きるのね」

男「うん、頼む」

目覚まし時計「分かったわ」

男「はぁー」バフン

ベッド「男、汗臭いー」

男「…まじで?」

ベッド「言ってみただけーあははー」
8:2009/08/22(土) 19:40:01.53 ID:
布団「ほらほら、俺をかけないと風邪ひくぞ」

男「んー明日ー」

布団「ったくこいつは…」

電気「消すわよー男くんー」

男「んー…明日ー…」

電気「やれやれ」パチ

電気スタンド「私は消えないぞーくらえー」パチパチパチ

机「やめなよ、電気スタンドちゃん、かわいそうだよ」

電気スタンド「だってー」

机「しーっ」

電気スタンド「うー」
10:2009/08/22(土) 19:47:59.62 ID:
目覚まし時計「男くん朝よー!!」ジリリリリリリリ

男「うーん、後30分ー」

目覚まし時計「起きなさーい」ジリリリリリリリリ

男「うーん、後1時間ー」

目覚まし時計「伸びてるわよっ!? 起きてー」ジリリリリリリリリリ

男「うーん、うるさいー」カチッ

目覚まし時計「させないわよー」ジリリリリリリリリリリ

男「うーうー」
12:2009/08/22(土) 19:54:00.49 ID:
目覚まし時計「ちゃんと起きた?」

男「ちゃんと起きました」

目覚まし時計「お風呂は?」

男「入ります」

目覚まし時計「よろしい」

電気スタンド「男起きるの遅いーうるさいー」パチパチパチ

目覚まし時計「ごめんね、電気スタンドちゃん」

電気スタンド「ううん、目覚まし時計さんは悪くないよ」

電気スタンド「起きない男が悪いー」パチパチパチ

男「………」

電気スタンド「あ、コンセント抜かないでよー意地悪ー」
14:2009/08/22(土) 19:57:00.24 ID:
シャワー「いい朝だのう」

男「………」

シャワー「こんな時は歌を歌いたくなる。なあ、男よ」

男「………」

シャワー「サムバディトゥナーイ♪」

男「…まるでおっさんと2人で風呂に入ってるみたいだ」

シャンプー「男さん、そろそろ中身が無くなりますよ」

男「んじゃ今日買ってくるわ」

シャンプー「ありがとうございます」

リンス「ちょっと男!」

男「なんだ」
16:2009/08/22(土) 20:00:59.59 ID:
面白い。支援
17:2009/08/22(土) 20:01:25.40 ID:
リンスがツンデレの予感
支援
18:2009/08/22(土) 20:02:00.18 ID:
リンス「私はまだまだ無くならないんだけど、どういうこと?」

男「良かったじゃないか」

リンス「良くないわよ! 差別よこれは!」

男「あほか」

リンス「ちょっとあほってどういう意味よ!」

男「そのまんまの意味だ」

リンス「むかー!」

シャワー「まぁまぁ皆さんで一緒に歌いましょう」

男「お前もあほか」
20:2009/08/22(土) 20:06:33.45 ID:
男「さて今日は友達と飲みに行くんだが」

パンツ1「ふむふむ」

パンツ2「友達…いたんだ…」

男「こらパンツ2、失礼なこと言うな」

パンツ3「ぜひここは拙者をはいてくだされ!」

男「却下」

パンツ3「なんと!」

パンツ4「じゃあここは勝負下着(自称)の僕が、」

男「却下」

パンツ4「そんな馬鹿な…」

パンツ5「うんちがこびりついてるじょーwwwwwwww」

男「お前捨てるぞ」
22:2009/08/22(土) 20:16:31.70 ID:
パンツ5wwwwwwwwwwwwww
21:2009/08/22(土) 20:11:59.86 ID:
男「ここは無難にパンツ1でいこうか」

パンツ1「了解した」

男「でー服は…」

Tシャツ1「ここは俺の出番だな!? うぉおおぉおおおおぉ! やってやるぜぇええぇえええええぇ」

男「お前うるさい、却下」

Tシャツ1「な、なんだとぉおおおおおぉおおおおおぉおおお!!」

Tシャツ2「ならばここは私にお任せください!」

男「んーどうしようかなー」

Tシャツ3「ちょっとォ、Tシャツ2ちゃん抜け駆けはァ、ダ・メ・ヨ」

男「オカマは黙ってろ」

Tシャツ3「あァん、いけずゥ」

男「よしTシャツ2で行こう」
23:2009/08/22(土) 20:16:39.12 ID:
男「あとはズボンだなー」

ズボン1「はいはいはーい、ここは僕が行きまーす」

男「んーそうだな、それでいいか?」

ズボン2「オーケーデース、ハハハハハ」

ズボン3「イエース、オーケーオーケー」

ズボン4「おーいえーすいえーす」

男「別にマネしなくても…」

ズボン1「けってーい! やったー!」
25:2009/08/22(土) 20:21:57.24 ID:
これいいな
26:2009/08/22(土) 20:21:59.56 ID:
男「………」シャコシャコ

歯ブラシ「んっ…あっ…」

男「………」シャコシャコ

歯ブラシ「そこ…んっ…もっと…やさしく…」

男「………」シャコシャコ

歯ブラシ「だめっ…あぁ…んんっ」

男「………」グチュグチュ ペー

歯ブラシ「か、完全にスルーされた…」

コップ「そりゃいつもやってればねぇ」
27:2009/08/22(土) 20:26:59.55 ID:
男「んじゃいってきまーす」

「いってらっしゃーい」

「二度と帰ってくるなー」

「ばーかあーほ」

男「ったくひどいやつらだな」

時計「ただの照れ隠しだろ」

男「あぁ分かってるよ」

Tシャツ2「では参りましょう」

ズボン1「しゅっぱーつ!!」

男「頼むからお前ら人前でしゃべったりするなよ?」

鞄「分かっておりますとも」
29:2009/08/22(土) 20:31:00.70 ID:
「かんぱーい」

男「これで何回目の乾杯だ?」

女「えーっと、5回目、かな?」

男友「細かいこと気にすんなって」

女友「そうそう、どんどん飲もーう」

男「まぁいいんだけどな」

女「ちょ、ちょっとうるさくしすぎじゃない?」

男友「うるせーうるさいっていうやつがうるさいんじゃー」

女友「そうだそうだー、うるさいうるさーい」
30:2009/08/22(土) 20:38:00.44 ID:
女友「飲ーみー足ーりーなーいー」

男友「んーそういや男の家ってこの辺だったよな」

男「あーいや、」

女「そうなの?」

男「えっと、そうなんだけど、」

女友「じゃあ男ん家で飲みなおそーう」

男「ちょちょちょっと待て!」

男友「ん? 何かあるのか?」

男「い、いや、別に」

女友「じゃーいいじゃーん、いこーう」

男「ちょ、ちょっとトイレ!」
34:2009/08/22(土) 20:52:00.12 ID:
男「…どうする」

Tシャツ2「少々危険ではないかと」

ズボン1「えーなんでーいいじゃんー」

パンツ1「うーん、皆がなんと言うか…」

時計「まぁ大丈夫じゃねぇの」

男「ほんとかよ」

鞄「やつらも馬鹿ではありますまい」

男「馬鹿なやつもいるだろー」

男友「おーい、男ー、大便かー? ひっひっひ」

男「い、今行く!」
36:2009/08/22(土) 20:57:01.08 ID:
女友「たしか一人暮らしだったよねー」

男「あ、ああ」

女「男、大丈夫?」

男「え? 何が?」

女「なんか顔色が悪かったから」

男「だ、大丈夫だよ」

女「そう? ならいいんだけど」

男友「ついたついたー」

女「!!」
37:2009/08/22(土) 21:08:15.57 ID:
男「どうぞ入ってくれーいらっしゃーい」

男友「いきなり声を張り上げてどうしたんだ?」

男「え? い、いやー、別に?」

女友「おじゃましまーす! うっわーふつー」

男「ん? どうした女」

女「え? あ、えっと」

男「?」

女「…ううん、なんでもない」
38:2009/08/22(土) 21:13:19.48 ID:
女友「よーし、じゃあ朝まで飲もーう」

男友「かんぱーい」

男「か、かんぱーい」

女「…かんぱい」

扇風機(ちょ、ちょっとどういうこと!?)

テレビ(わ、分かんねぇ…)

リモコン(と、とにかくばれないようにしないと…)

電気スタンド(へっへっへー)

机(駄目だって電気スタンドちゃん!)

電気スタンド(これでもくらえーパチパチー)

電気スタンド(ってコンセント抜けたままだったー)

机(ほっ)
40:2009/08/22(土) 21:17:00.71 ID:
こんな家に住みたい
41:2009/08/22(土) 21:17:25.72 ID:
男「どうした? 女、大丈夫か?」

女「え? う、うん大丈夫だよ」

女友「さっきから全然飲んでないぞー」

男友「気分悪くなったか?」

女「………」

男「女?」

女「や、やっぱり今日は帰ろう、皆」

女友「えーめんどくさーい」

女「ほらほらいいから、男友も帰る準備して」

男友「えー」
42:2009/08/22(土) 21:22:15.01 ID:
男「お、おい女」

女「男、もちろん私の家まで送ってくれるよね?」

男「はぁ? まぁいいけど」

女友「ははーん」

男友「ほほーう」

男「な、なんだよお前ら」

女友「わーかってるくせにいー」

男友「ういやつ、ういやつ、ふふふふふ」

女「ほらほら、はやくはやく」

男「あ、ああ」
43:2009/08/22(土) 21:27:13.76 ID:
女友「じゃあ私達こっちだから」

男友「頑張ってなー」

男「何をだ」

女友「おほほほ」

男友「うひひひ」

男「おーい気をつけろよー」

男「ったくあいつら飲みすぎだぜ」

女「…男」

男「ん? そういやお前さっきはどうしたんだ」
44:2009/08/22(土) 21:31:20.35 ID:
女「あのね…」

男「うん?」

女「…私、霊感があるの」

男(き、聞いてねーぞ…)

女「と言っても、霊の姿が見えるとかじゃなくてね、なんかこう、感じるの」

男「は、はぁ…」

女「いきなり言っても信じられないよね…」

男「え、あー、まぁ、な」

女「…今男はなんともない?」

男「え? な、何で?」

女「今も、憑いてるから」
46:2009/08/22(土) 21:46:16.30 ID:
男「い、いやー別になんともないけどなーあはは」

女「…それもね、一体じゃなくて、もっとたくさん」

男「…か、」

男(完全にばれてる…)

女「しかもずっと前から」

男「ま、まじでか…」

女「…特に影響があるわけでも無かったからとりあえず放っておいたんだけど…」

男(普通は心配するもんじゃないのか)

女「…でもあの部屋はやばいよ」
47:2009/08/22(土) 21:53:03.01 ID:
男「やばいって言うと…?」

女「霊のたまり場になっているみたい」

男「へ、へぇ…」

女「あんな場所にずっと住んでて何もないわけがないよ!」

男「い、いや俺平気だし」

女「でも、」

男「大丈夫だって、ほらこの通りピンピンしてるぜ」

女「………」

男「何かあったらすぐに相談するから、な?」

女「…絶対?」

男「絶対、絶対」
49:2009/08/22(土) 21:59:20.51 ID:
女「分かった」

男「ほっ」

女「でも、何かあったらすぐに教えてよね!」

男「分かった分かった、ほら家着いたぞ」

女「…じゃあね、ありがと」

男「おう、じゃあな」

女「本当に気をつけてね!」

男「おーう、分かったー」
50:2009/08/22(土) 22:05:51.53 ID:
男「…お前らって霊とは少し違うんだろ?」

Tシャツ2「はい、私達はあの部屋にいくことで話せるようになっただけに過ぎません」

時計「そ、俺達『物』にはもともと意思ってもんがある」

ズボン1「あの部屋はねー凄いんだよー」

男「ズボン1声が大きいって、誰かに聞かれたらどうするんだ」

パンツ1「あの部屋はいわば充電器のようなものだ」

男「あぁあの部屋にいた時間が長けりゃ長いほど話せる時間が長くなるんだろ?」

Tシャツ2「はい、その通りです」


女「とんでもないことを聞いてしまった」
51:2009/08/22(土) 22:09:32.56 ID:
女うぜー
52:2009/08/22(土) 22:10:06.30 ID:
女Tシャツ「ばれたならもう話してもいいわよね」

女「うわぉう!」

スカート「つまりはそういうこと、別に害があるわけじゃないから安心して」

女「い、いつの間に…」

女Tシャツ「私達のことはわからなかったのかしら」

女「男に憑いてるやつかと思ってた…」

女「そ、そうだ下着は…」

ブラ「フヒヒwwwww女さんの胸最高ですwwwwフヒwwww」

パンティー「ハァハァハァ、あ、どうぞおきになさらずに」

女「いぃいいいいいぃやぁああああぁあああああああああぁ」
53:2009/08/22(土) 22:19:02.02 ID:
女「ちょ、ちょっとどういうことよ!」

ブラ「フヒヒwwwwサーセンwwwww」

パンティー「ハァハァハァ、いい、とても、いい」

女Tシャツ「女ちゃん他の服着れば?」

女「他のもこんなやつらなのかと思うと…」

スカート「でもさすがに裸は風邪引いちゃうわ」

女「ていうか物に性別なんてあるの?」

女Tシャツ「あくまで自称ね」

スカート「でも私達の声は女性のものでしょ?」

女「そしてこいつらはどう聞いても男ね」
55:2009/08/22(土) 22:24:10.23 ID:
女「レディースの服は女の子でメンズの服は男なんじゃないの?」

女Tシャツ「そうとも限らないのよ」

スカート「この子達がいい例ね」

ブラ「フヒヒwww」

パンティー「ハァハァ」

女「こ、こんなことって…」

女Tシャツ「あんまり気にしないほうがいいわよ」

スカート「まぁすぐに元に戻ると思うけど」

女「で、でも気持ち的に…」
56:2009/08/22(土) 22:27:01.77 ID:
完全に書きだめがなくなったんだが
57:2009/08/22(土) 22:29:40.44 ID:
>>56
それでもお前を信じてる
58:2009/08/22(土) 22:34:38.30 ID:
んじゃ即興で今まで以上の奴かけ
60:2009/08/22(土) 22:43:01.68 ID:
男「はぁーただいまー」

テレビ「男、お前どういうつもりだ」

男「あー悪かったって」

扇風機「あの女って子、私達に気づいてたんじゃない?」

男「うっ」

リモコン「ええー大丈夫なんですか?」

男「大丈夫だろ、たぶん」

電気スタンド「男のばかーあほーまぬけー」

男「うるせー」
61:2009/08/22(土) 22:55:00.08 ID:
電気スタンドかわいいよ電気スタンド
62:2009/08/22(土) 22:59:29.58 ID:
目覚まし時計「それにしても来るなら来るって言って欲しかったわね」

男「悪かった、急に決まってさ」

Tシャツ2「とめなかった私達にも非があります」

パンツ1「すまなかった」

男「まぁとにかく何事もなかったんだしいいじゃねぇか」

時計「今の時点では、な」

男「む」

ズボン1「楽しかったからいーじゃんー」

テーブル「まぁいいけどよ…」
64:2009/08/22(土) 23:38:28.49 ID:
男「んじゃ風呂入るかなーシャワー」

シャワー「了解!」

ピンポーン

男「んん? 誰だ?」

男「お前ら静かにしろよー」

男「はーい、どちら…おお」

女「入っていい?」

男「え、ちょっ」

女「おじゃまします」

男「ど、どうした? 忘れ物か?」

女「うーん」
65:2009/08/22(土) 23:40:27.13 ID:
女「皆さん話してもいいですよ」

「!!」

男「な、何言ってんだよ」

女「大丈夫、分かってるから」

女Tシャツ「この子、さっき男くん達が話してたこと聞いてたのよ」

男「え、ええ! さっきって、ええ!」

時計「うかつだったな」

Tシャツ2「も、申し訳ありません!」

男「い、いや、まさか聞かれるとは」

女「ごめんね」
66:2009/08/22(土) 23:42:00.29 ID:
テレビ「で、何しに来たんだ?」

女「えっと…」

男「その荷物は?」

女「こ、これはその…」

女Tシャツ「女ちゃんは実際に確かめたかったのよ」

スカート「まぁちょっとお話しに来ただけです」

女「そ、そうです」

男「ふーん。で、その荷物は?」

女「えーっと…」

女Tシャツ「男くん、デリカシーないわね」

男「え?」

電気スタンド「そうだそうだ男のあほー」
67:2009/08/22(土) 23:44:17.78 ID:
テーブル「まぁまぁ話がしてえってんならそんなとこに突っ立ってないで座ったらどうだ」

リモコン「そうですね、特に何もありませんが」

男「テレビつけたれ」

テレビ「分かったよ」

男「扇風機」

扇風機「はいはい」

女「す、凄い」

女Tシャツ「電化製品の場合はこんなことが出来るのね」

スカート「私達は話せるようになるだけね」

男「馬鹿なやつは返ってうっとうしいけどな」

電気スタンド「むかむか、それは私のことかー」
68:2009/08/22(土) 23:46:33.65 ID:
女「じゃ、じゃあもしかして」ゴソゴソ

男「ん?」

女「熊のテディー」

男「うおっ」

テディー「おう、よろしくな」

男(何だこれ…ゴリラの人形?)

テーブル(む、無駄にリアル…)

テレビ(お、おせじにもかわいくない…)

扇風機(こういうときってもっとかわいいものが出てくるんじゃ…)

女「お、」

男「ん?」

女「オスだったのか、お前!!」
71:2009/08/22(土) 23:48:27.07 ID:
ゴリラ似の熊…?
73:2009/08/23(日) 00:06:12.77 ID:
男「い、いろいろと突っ込みどころがあるんだが…」

女「わ、私もたった今知ったところなんだ…まさかこいつが…」

テディー「ふっ、野暮なことはいうもんじゃないぜ」

男「こいつはゴリラじゃないのか」

女「え、でも熊って言ってた」

男「誰が」

女「お、お店の人」

男「………」
74:2009/08/23(日) 00:13:18.71 ID:
テレビ「おう、人形は動けるのか」

テディー「どうやらそのようだな」

テーブル「人形はいいな、俺も動き回ってみたいぜ」

扇風機「私は首振ることくらいしか出来ないからねーいいなー」

テディー「ふっ、俺達には自分にしか出来ないことがある、違うか?」

テーブル「へっこいつ、いいこと言うじゃねえか」

扇風機「そうね私には私だけの…」

テディー「こうやって、意思の疎通を試みるのもいいもんだな」

テディー「おい、女」

女「ん、何?」

テディー「今度はゴッサムも連れてきてやってくれねえか」

男「ゴッ…サム…?」
82:2009/08/23(日) 00:56:18.04 ID:
女「えっと、別の人形のこと」

男「人形好きなのか?」

女「お母さんから貰ったやつなの」

男「ふーん」


テディー「ゴッサムは俺の相棒でな」

テレビ「それで一度話してみたいと」

テディー「そういうことだ」

テーブル「泣けるじゃねぇか…くっ」

扇風機「なんかいいわねーそういうの」

男「なんか変なコミュニティが出来てる…」
84:2009/08/23(日) 01:09:50.02 ID:
女「じゃあそろそろ帰るね」

男「あぁ」

男(結局あの荷物はなんだったんだ…)

テディー「じゃあな、お前ら」

テーブル「またきてくれよな!」

テレビ「待ってるぜー」

男「お前らなぁ」

女「お、男がいいなら…」

男「え、俺は別にいいけど…」

扇風機「ヒューヒュー熱いね!」

リモコン「妬けちゃいますね」

電気スタンド「ぶーぶーなんかつまんないー」

男「うるせー!」
85:2009/08/23(日) 01:17:43.40 ID:
男「送ってくよ」

女「え! もう遅いし別にいいよ」

女Tシャツ「男性が送るって言ってくれたときは素直に従うものよ」

女「そうなの?」

男「そうそう、行くぞ、女」

時計「かっこつけやがって」

男「うるせー」

スカート「ほほえましいわね」

女Tシャツ「ふふふ、そうね」

女「もーうるさーい!」
86:2009/08/23(日) 01:22:39.43 ID:
おもしろい
87:2009/08/23(日) 01:24:09.59 ID:
女「今日は本当にありがと」

男「まぁいいってことよ」

女「…あ、明日も行っていいかな」

男「あぁもちろん」

女「ん、そっか」

テディー「明日はゴッサムも連れてってくれよ」

女「あ、そうね」

男「じゃあな、女と愉快な仲間たち」

女「ふふ、なにそれ」

女Tシャツ「愉快、なのかしら?」

スカート「まぁいいんじゃない?」

男「そうそう、いいの、じゃあおやすみ」

女「うん、おやすみ」
110:2009/08/23(日) 11:48:23.04 ID:
女「ふー」

女「皆黙っててくれてありがと、もう話してもいいよ」

ブラ1「お礼に拙者を毎日装着してほしいでござる!!」

ブラ2「くるしゅうない、ちこうよれ」

ブラ3「…皆死ねばいいのに…」

ブラ4「ひひひひひひひひひ、ひひひひひひひひひひひ」

パンティ1「明日は我輩を履いてくれないか」

パンティ2「いいや、オイラを履くでやんすー」

パンティ3「ハァハァ、女たん、ハァハァ」

パンティ4「女氏、萌えー」

女「なんでよぉおおぉおおおおおおおぉおおお」
112:2009/08/23(日) 11:58:25.13 ID:
女「なんで? 皆こうなの!?」

女Tシャツ「さぁ? 私達はこんなことでもない限り他のものとは干渉できないから」

スカート「あははは…」

女「うぅー何でー」

女Tシャツ「そんなに気にすることないと思うけど」

女「そんなの無理だってーこんなことなら知らなければよかったー」

テディー「俺は感謝してるぜ?」

女「そりゃテディーはいいかもしれないけどーううー」

テディー「ふっ、難しい年頃だな」

女「関係ないってば!」
113:2009/08/23(日) 12:04:33.90 ID:
男「ただいまー」

テレビ「おう、ご苦労さん」

扇風機「もてる男はつらいわねー」

男「そんなんじゃねーだろ」

リモコン「でも、いい人でしたね」

男「ん、まぁな」

テーブル「ひっひ、お前あの子に惚れてんじゃねぇのか?」

男「馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ」

テレビ「俺達の仲じゃないか、素直に白状しやがれ」

電気スタンド「つーまーんーなーいーコンセント入れろ馬鹿ー」

男「電気つけたり消したりするからだめ」

電気スタンド「ぶーぶー」
114:2009/08/23(日) 12:07:27.40 ID:
電気スタンドかわいい
116:2009/08/23(日) 12:33:41.45 ID:
男「さて、そろそろ寝るか…」

目覚まし時計「お風呂は?」

男「んー明日」

ベッド「ふけつー」

男「なんか今更ながら眠気が…」

目覚まし時計「明日はどうする?」

男「ん、休みだからいいや」

目覚まし時計「分かったわ」

男「電気、悪いけど消してくれー」

電気「はいはい」

男「今日は…いろいろありすぎた…」

目覚まし時計「ゆっくりおやすみ」
118:2009/08/23(日) 12:41:23.25 ID:
ピンポーン ピンポーン

目覚まし時計「男くん起きてー」ジリリリリリリリリ

男「うーん無理ー」

ピンポーン ピンポーン

目覚まし時計「誰か来てるわよー」ジリリリリリリリリ

男「あと30分ー」

ピンポーンピンポーンピンポーン

目覚まし時計「きっと女ちゃんよー起きてー」ジリリリリリリリリリリ

男「おん…な…」

男「はっ、今何時!?」

テレビ「そうねだいたいねー」

男「やかましい!」
120:2009/08/23(日) 12:44:53.48 ID:
目覚まし時計「もう11時よ」

男「な、」

ピンポーン ピンポーン

男「い、今行く!」

ガチャ

男「い、いらっしゃい」

女「…もしかして今起きたところ?」

男「…ごめん」

女「んーん、別にいーよ」

男「と、とりあえず入って入って」

女「おじゃましまーす」
122:2009/08/23(日) 12:59:15.06 ID:
男「昨日より荷物多くないか」

女「あ、今日はほら」ゴソゴソ

男「あぁテディーとその相棒か」

テディー「おう、おめーら。元気してたか」

テーブル「へっあったりまえだぜ!」

テレビ「また会えてうれしいぞ!」

扇風機「今日はゴッサムくん? を連れてきてるのよね」

テディー「おう、そうだ。出てきてくれ、ゴッサム」

女「あ、はい」ゴソゴソ
123:2009/08/23(日) 13:08:07.60 ID:
テディー「おお、ゴッサム」

男「おお、今度は普通の熊のぬいぐるみだな」

テーブル「ありがちな形だな」

テレビ「かわいいっちゃかわいいな」

扇風機「普通に女の子が持ってそうなやつね」

ゴッサム「はじめまして、皆様方。私はゴッサムといいます。以後お見知りおきを」

女「お、」

男「お?」

女「お前はメスだったのか!!」
124:2009/08/23(日) 13:16:48.67 ID:
男「いや、待て。突っ込みどころがありすぎる」

女「わ、私もたった今知ったところなんだ…まさかこいつが…」

男「もういいから」

テディー「ゴッサム…」

ゴッサム「テディー…」

テーブル「感動的じゃねぇか…くっ泣ける」

扇風機「うん、いい」

女「ちょ、ちょっと待って! テディーが実はオスでゴッサムがメス!?」

男「見た目的にそうじゃねぇのか」

女「そんな…」
126:2009/08/23(日) 14:11:43.51 ID:
テディー「なんか不思議な感じだな…」

ゴッサム「そうですね、あんなに長く一緒にいたのに話すのは初めて」

テディー「本来は話すことなんか出来ないはずなんだがな」

ゴッサム「はい、夢みたいです…」

テディー「あぁ、どうか夢ならば覚めないで欲しい」

男「な、なんか60年ぶりくらいに再会した熟年カップルみたいだ…」

女「なんかいい雰囲気だね」

扇風機「2人きりにしてあげましょ」

テーブル「あぁそうだな」

テレビ「幸せになれよ…」



正直ネタ切れ感がはんぱないっす
人がいたら誰か書いてくれよ
128:2009/08/23(日) 14:26:31.86 ID:
>>126
かえり
ってたよ
っ、ネタ切れ?
んばって考えてよ
き手を応援しか出来ないけど
っこう好きなSSなんだよ、これ。


お粗末様でした。
129:2009/08/23(日) 14:38:27.09 ID:
男「あれ? それまだ何か入ってないか?」

女「え! いや、これは別に…」

男「聞かないほうがいいってやつ?」

女「そうしていただけると嬉しいです…」

男「…まぁいいや」

目覚まし時計「男くんお風呂は?」

男「あー、どうしよう」

女「あ、わ、私は気にしないからいいよ!」

テレビ「お言葉に甘えて入ってきたらどうだ」

男「えー、でも、」

扇風機「いいからいいから、とっとと入った入った」

テーブル「くさいやつは嫌われるぜぇ?」

男「…分かったよ」

電気スタンド「男くさいんだよ、ばーか」

男「うるせ!」
135:2009/08/23(日) 15:12:26.84 ID:
シャワー「ふふんふ~ん♪ふふふふ~ん♪」

男「お前うるさい」


女「なんか、歌ってる?」

扇風機「まぁまぁあいつのことは放っておいて」

テーブル「どうなんだ? 女」

女「な、何が?」

テレビ「男のこと好きじゃないのか?」

女「なっ、なんで!」

目覚まし時計「好きじゃないの?」

女「いや、好きっていうか…」

リモコン「好きっていうか?」
138:2009/08/23(日) 15:26:37.95 ID:
女「男になんか憑いてるなーと思って見てたら…」

扇風機「好きになっちゃった?」

女「い、いや、別に好きとかそういうんじゃなくて…」

テーブル「なんだ、違うのか」

テレビ「俺達はてっきり好きなのかと思ってたぜ」

目覚まし時計「あんたらは黙ってて」

女「あ、あの」

扇風機「続けて?」

女「いや、その、いい人だなーと」

リモコン「やさしいですもんね」

女「う、うん」
139:2009/08/23(日) 15:38:26.26 ID:
もししゃべったら、俺の部屋物多いからハンパなく五月蝿いだろうな
142:2009/08/23(日) 15:46:19.85 ID:
電気スタンド「やさしくなんかないよーあほだよー」

男「誰がだ?」

女「うぉっほう!」

男「変な声上げてどうした」

女「い、いや早かったなと思って」

扇風機「うふふふふふふ」

目覚まし時計「青春してるわねー」

リモコン「うらやましいです」

男「何の話だ?」

女「なんでもない! なんでもないよね!?」

扇風機「うふふふふふふ」

男「…何だ?」

電気スタンド「ほーらやっぱりまぬけだ」

男「やかましい!」
145:2009/08/23(日) 16:33:42.89 ID:
男「ん、そういやテディーとゴッサムは?」

女「さっきベランダに出てったよ、2人きりで話したいんだって」

男「落ちたりしねーのか」

女「大丈夫でしょ」

男「ならいいけど」

扇風機(協力してあげる)

女(えっ!?)

扇風機「そういえば男って彼女いないんだよね」

男「…悪かったな」

目覚まし時計「!…じゃあ好きな人は?」

男「はぁ?」

扇風機(ナイスアシスト!)
147:2009/08/23(日) 16:45:08.14 ID:
男「いや、好きな人っつーかー」

テレビ(!!そういうことか!)

テーブル(よっしゃ支援するぜ!)

テレビ「女とかどうなんだ」

テーブル「さっき話したけど結構いい子だぜ?」

男「は、はぁ?」

女「っちょ!」

扇風機「あんたらは黙っててって言ったでしょおおおおぉおおおおおおッ!」

目覚まし時計「何であんたらは馬鹿なのよおおおおおぉおおおおおッ!!!」

リモコン「空気…よんでください」

テレビ「ご、ごめんなさい」

テーブル「す、すいませんでした」

男「お前らは何がしたいんだ」
148:2009/08/23(日) 16:51:19.15 ID:
ネタがねぇ…、ネタがねぇよ…。くそくそくそくそッ、ひぃいいいいいぃいいいぃッ!!!
150:2009/08/23(日) 16:59:19.22 ID:
狂い始めたwwwwwwww
151:2009/08/23(日) 17:13:35.23 ID:
女「あ、あの気にしないでね!」

男「ん? 何を」

女「え、いやー、あはは…」

男「何だよ?」

扇風機「そんなことより!」

男「ん?」

目覚まし時計「結局、男くんは好きな人いるの!?」

男「い、いや」

リモコン「いないんですか?」

男「き、気になる人っつうか…」

扇風機「気になる人がいるの?」

男「あーいねえいねえ! 俺も何まじめに受け答えしてんだ」

目覚まし時計「チッ」
152:2009/08/23(日) 17:25:03.04 ID:
女「気になる人…か」

扇風機(私の見立てじゃ十中八九女のことだと思うわよ)

女(ええ! まじですか!)

目覚まし時計(私もそう思うわ、もう間違いないわね)

リモコン(さっき一瞬男さんが女さんのほうをチラッっと見てました!)

扇風機(間違いないわね)

女(ええー本当に?)

男「お前ら固まってなにこそこそやってんだよ」

電気スタンド「私もきくー男運んでー」

男「自分でいけ」

電気スタンド「男のあほーまぬけーばーかー」

男「黙れ」
153:2009/08/23(日) 17:40:02.93 ID:
ガララッ

男「おう、お前らもう話はいいのか」

テディー「あぁ、充実した時間だった」

ゴッサム「そうですね、本当にありがとうございました」

男「おう、いつでも来ていいからな」

女「そ、それって!」

男「あ、もちろん女がよければ、だけど…」

女「私は全然かまわないよ! ね?」

テディー「なぜ俺に話を振るのかわからん」

ゴッサム「でも、本人がそういうのだからそうなのでしょう」

男「そっか」

扇風機(あまずっぺー)

目覚まし時計(青春ねー)
156:2009/08/23(日) 18:08:30.19 ID:
女「じゃあ、私そろそろ帰るね」

男「送っていこうか?」

女「まだ明るいし、ついでに買い物していくからいいよ」

男「そっか、じゃあまた明日な」

女「うん、じゃあね」


男「ふー」

扇風機「で?」

男「ん?」

目覚まし時計「結局どうなのよ?」

男「何が」

リモコン「気になる人のことです」

男「はぁー」
158:2009/08/23(日) 18:24:34.46 ID:
扇風機「さっきは本人が目の前にいたからごまかしたんじゃないのー」

男「は、はぁ?」

目覚まし時計「あやしいあやしいー」

男「ちげーよ、てか何でそんなこと言わなくちゃいけないんだ」

扇風機「この反応、もう確定じゃない?」

リモコン「なんか男さんかわいいです」

男「何でだー」

目覚まし時計「協力してあげようか? 私達が」

男「はぁ? だから違うってー」

扇風機「またまたぁー」

目覚まし時計「何年一緒にいると思ってんのー」
161:2009/08/23(日) 18:40:15.50 ID:
男「…それはこっちのセリフだぜ」

扇風機「む?」

男「お前らこういう話大好きだろ」

目覚まし時計「うん、大好物」

男「そういうやつらに相談しても上手くいかないのは目に見えてる!」

扇風機「ほうほう」

男「だから言うわけねーだろ」

目覚まし時計「というより」

扇風機「もうそれが」

リモコン「はっきり言ってますよね」

男「う、うるせー!」
179:2009/08/23(日) 22:20:53.71 ID:
女「2人はどんな話をしてたの?」

テディー「ん? 俺達か?」

ゴッサム「思い出話を少しばかり」

女「長い間一緒にいたのに一度も話したことなかったんだもんね」

テディー「それは女も同じだろ?」

女「ん、そうだね」

ゴッサム「今はあの部屋へ行けたこと、感謝しています」

女「そうだね」

テディー「もしかしたら、運命なのかもな」

女「う、運命!?」

ゴッサム「好きなんでしょう? 男さんのことが」

女「うー、好きっていうか、」

テディー「俺達に隠し事が出来ると思わないほうがいいぜ?」

女「むむむ」
182:2009/08/23(日) 22:27:52.41 ID:
テディー「男のこと、嫌いなのか?」

女「いや! そういう、わけじゃないけど…」

ゴッサム「ふふふ」

女「もう、分かったよ!」

女「好きです、好き好き好き! これでいい?」

ゴッサム「ふふ、よく出来ました」

女「そんなに分かりやすい?」

テディー「あの家のやつらだって気づいてたんだろう?」

女「うん、多分」

テディー「つまりその程度に分かりやすい」

女「も、もしかして男も…?」

ゴッサム「それはどうでしょう」
184:2009/08/23(日) 22:37:26.73 ID:
ゴッサム「男さんはどちらかといえばニブイ方でしょうからね」

女「んーそうかー」

テディー「告白とかはしないのか?」

女「し、しないよ! 無理無理」

テディー「どうしてだ?」

女「だって…失敗したら友達ですらなくなっちゃうかもしれないじゃん」

ゴッサム「恋をすると誰でも臆病になるものですよ」

テディー「…そうだな」

女「…皆が変なこと言ってなければいいけど」


男「ハーックション!!」

リモコン「大丈夫ですか?」

扇風機「そんなことより! 好きなんでしょー認めちゃいなさいよー」

男「うるへー!」
185:2009/08/23(日) 22:44:34.05 ID:
机「勉強ですか?」

男「あぁ、俺も一応学生だからな」

電気スタンド「勉強したって馬鹿は馬鹿のままだよーだ」

男「お前は黙ってろ、あと電気つけてくれ」

電気スタンド「ぶーコンセントが抜けてるので無理ですー」

男「こ、こいつ…」

電気スタンド「何だーやるのかーぼけーおたんこなすー」

男「やらねーよ、絶対つけたり消したりすんなよ?」

電気スタンド「わかったわかった」

男「…ほら、入れたから電気つけておとなしくしてろ」

電気スタンド「くらえー」パチパチパチ
186:2009/08/23(日) 22:51:22.34 ID:
電気スタンド「もうしない、もうしないから」

男「うるせー! 信用ならん、テーブルでやる」

机「電気スタンドちゃん…」

電気スタンド「…勝手にしろばかー!」

男「逆切れかよ」

テーブル「いいのか?」

男「知らん」

テーブル「あいつは男のことが好きだからかまって欲しいんだよ」

男「…分かってるよ」

テーブル「それに最近使ってなかったろ?」

男「…まぁな」

テーブル「ここ2、3日に至ってはコンセントすら入れてやってないだろ?」

男「………」
187:2009/08/23(日) 22:59:11.13 ID:
男は電気スタンドと結ばれるべき
188:2009/08/23(日) 22:59:29.06 ID:
男「…電気スタンド」

電気スタンド「………」

机「電気スタンドちゃん、呼んでるよ」

電気スタンド「…なんだまぬけ」

男「…もうしないか?」

電気スタンド「……しない」

男「おとなしくするか?」

電気スタンド「……する」

男「…しょうがねぇな」

男「ほら、電気つけろ」

電気スタンド「………」パチ

男「………」ガン

電気スタンド「!! はたくなぼけー!」

男「うっせー!」
189:2009/08/23(日) 23:10:59.34 ID:
扇風機(さて、今のうちに作戦会議よ)

目覚まし時計(名付けて、男くんと女ちゃんをくっつけちゃおう大作戦!)

リモコン(はぁ…)

テレビ(まんまじゃねえか)

テーブル(ネーミングセンスなさすぎて鳥肌がたったぜ)

目覚まし時計(そこ、静かに)

扇風機(あ、それと、あんたらには発言権ないから)

テレビ(えー)

テーブル(えー)

目覚まし時計(あんたらは私達の話を聞いてるだけよ)

リモコン(あはは…)
191:2009/08/23(日) 23:17:35.92 ID:
あれ、男が好きなのって……あれ?
192:2009/08/23(日) 23:19:38.73 ID:
扇風機(さてどうしてくれようか)

リモコン(どうも両思いみたいだし、放っておいてもくっつくんじゃないですか?)

目覚まし時計(いや、そうとも限らないわよ)

リモコン(どうしてですか?)

目覚まし時計(素直になれないばっかりにちょっとした誤解で離れ離れに、なんてよくあることよ)

扇風機(そうね、もっと具体的な案がないと…)

リモコン(告白するように、男さんを説得すればいいんじゃないですか?)

扇風機(それだと面白味がないわ)

テレビ(ぶっ)

目覚まし時計(そこ、静かに)

リモコン(で、でも時間が…)

扇風機(まだ、大丈夫よ、多分)
194:2009/08/23(日) 23:41:43.05 ID:
男「さっきから何こそこそやってんだ」

扇風機「別に♪」

男「はぁー」

目覚まし時計「勉強はもう終わり?」

男「あぁ、終わりだ終わり。疲れたー」

リモコン「たいしてやってないと思いますけど…」

男「なれないことはするもんじゃねぇな」

扇風機「ねぇねぇそれよりさ」

男「ん?」

扇風機「私達が恋のキューピッドになってあげようか?」

男「あほか」
203:2009/08/24(月) 00:07:52.49 ID:
目覚まし時計「女ちゃんのこと好きなんでしょ?」

男「し、知らん」

リモコン「…男さん、私達は恩返しがしたいんですよ」

男「恩ってここに引っ越してきたことか?」

リモコン「もちろんそれもあります」

扇風機「私達は嬉しかったんだよ、男と仲良くなれて」

目覚まし時計「本来は主人と家来のような立場だからね」

男「別にそんな恩を感じるようなことじゃねーよ」

テレビ「でも、本当のことだぜ?」

テーブル「あぁ、お前と暮らせてよかったぜ」

男「あほか、何言ってんだ」
204:2009/08/24(月) 00:19:34.47 ID:
男「あのな、いっとくけどお前らはもう家族だ」

男「お前らを捨てるつもりもないし、ここを引っ越すつもりもない」

扇風機「男、気持ちは嬉しいけど…」

扇風機「いずれ、別れるときが来るわよ」

男「じゃあ、それは俺が死ぬときだな」

目覚まし時計「男くん」

男「とにかく、俺はもう寝る」

テレビ「男…」

男「おやすみ!」
207:2009/08/24(月) 00:49:32.43 ID:
扇風機「家族、だって」

テーブル「馬鹿が…」

目覚まし時計「嬉しいくせに」

電気スタンド「……私達も馬鹿だね」

リモコン「…そうですね」

扇風機「とにかく! 皆で協力して、男には幸せになってもらうわよ」

目覚まし時計「そうね」

テレビ「俺達にも何かやらせてくれよ」

扇風機「黙っててくれればいいわ」

テーブル「ひでぇ扱いだぜ」
229:2009/08/24(月) 09:26:11.64 ID:
なんだか暖かい雰囲気だな
236:2009/08/24(月) 11:44:44.48 ID:
男「んじゃいってきまーす」

「いってらっしゃーい」

「二度と帰ってくるなー」

「ばーかまぬけー」

男「昨日はデレてたくせに…」

時計「照れくさいんだろうよ」

Tシャツ1「でも昨日言ってたことは本心だぜぇえええええええ!」

男「それはいいけどお前うるさい」

Tシャツ1「ぐわあぁあああぁあああああ!」

ズボン4「あはは、男くんも照れてる」

男「ちげーよ」
243:2009/08/24(月) 12:16:42.32 ID:
ズボン4はやっぱり可愛い
238:2009/08/24(月) 11:50:00.73 ID:
時計「おい…男、あれ」

男「ん、……あ」

女「お、おはよ」

男「何やってんだ? こんなとこで」

女「ここにいたら男が来るかな、と思って」

男「そ、そうか」

女「う、うん」

男「じゃあ一緒に行こうか」

女「うん」

Tシャツ1「いい感じじゃぁねぇかああああぁああああぁああああ!!」

男「だからお前うるさい」
240:2009/08/24(月) 12:00:09.69 ID:
男「そういや今日さ」

女「?」

男「なんか扇風機とかが家に来て欲しいみたいなんだけど」

女「あ、そうなんだ」

男「よ、よかったら来る?」

女「う、うん行く」

女友「おやおやおやぁ」

女「うおぃう!」

女友「なーんか興味深い会話が聞こえたぞー?」

男「お、おはよ女友。てか女驚きすぎだろ」

女「だ、だって」
242:2009/08/24(月) 12:09:00.85 ID:
女友「あはー邪魔しちゃった? ごめんねー」

男「お前、謝る気ないだろ」

女友「それよりもー今の会話ちょっと聞いちゃったんだけどー」

男「な、なんだよ」

女友「…ヤるんですか」

男「女の子がそういうこと言うのやめなさい」

女友「いーじゃん教えてよー」

男「なんでもねぇよ」

女友「ふーん、あやしいなー」

男「なんでもないって!」
244:2009/08/24(月) 12:17:51.46 ID:
その頃

扇風機「さてさて」

目覚まし時計「とりあえず今日、女ちゃんが来るとして」

リモコン「どうしましょうか」

扇風機「うーん…」

目覚まし時計「ひとえにくっつけると言ってもなかなか難しいもんね」

リモコン「もう両方に相手が好きって言ってたって言えばよくないですか?」

扇風機「駄目よ、それは」

目覚まし時計「そうね、それだと何かちょっとずるいわよね」

リモコン「…そうですか」

テレビ「…ひとつ案があるんだが」

目覚まし時計「そこ、静かに」

テレビ「………」

テーブル「…元気出せって」
245:2009/08/24(月) 12:26:59.98 ID:
リモコン「少しくらいは話を聞いてあげても…」

扇風機「んー、そうね」

目覚まし時計「ただし、くだらないことだったらテーブルくんと一緒に永久追放」

テーブル「なんだと!?」

テレビ「大丈夫だ、テーブル」

扇風機「で、案ってのは?」

テレビ「実は今日やる映画、『恋物語』なんだ!」

目覚まし時計「なん…ですって…」

リモコン「前やってた時、皆で見たやつですね!」

テーブル「あーあの、あっまあまでだっるだるの映画か」

扇風機「なるほど…確かキスシーンもあったわよね」

テレビ「そうだ、それを見てるうちに自分達も…ってなるだろ!?」
246:2009/08/24(月) 12:32:30.63 ID:
扇風機「悪くはない、悪くはないけど…」

リモコン「押しが足りない気がしますね」

テーブル「分かった! 俺達がキスコールをすればいいんだ!」

目覚まし時計「そこ、静かに」

扇風機「うーん、難しいわね」

リモコン「でも、少なくともいい雰囲気にはなるんじゃないですか?」

目覚まし時計「うーんその後が問題ね」

扇風機「男に自分からキスするくらいの積極性があったらとっくにくっついてるし」

目覚まし時計「とりあえず今日は様子見かしら」

扇風機「そうね…皆、映画が始まったら静かにするのよ?」
254:2009/08/24(月) 13:22:14.16 ID:
新ジャンル「家具家族」
270:2009/08/24(月) 16:26:18.56 ID:
男「ただいまー」

女「おじゃましまーす」

電気スタンド「きた! きた!」

扇風機「おかえりー」

テレビ「ん、何買ってきたんだ?」

男「あーなんか女が飯作ってくれるらしい」

目覚まし時計「なんと」

女「たいしたもの作れないけどね」

男「いやいや、作ってくれるってだけで嬉しいよ」

女「本当?」

扇風機「なんという! これなんという!」

目覚まし時計「なんか…ムズムズする!」
272:2009/08/24(月) 16:29:21.21 ID:
テーブル「もしかして、今日は泊まっていくとか…?」

男「あほか」

扇風機「男、よく考えなさい」

目覚まし時計「若い男女がひとつの部屋にいる…あとはもう分かるわね」

男「あほか、知らん」

電気スタンド「男は童貞だから無理だよねー」

男「うるせー悪いか!」

女「あはは…」

男「見ろ、女が引いてるじゃねーか!」

女「ご、ご飯の用意するね」

男「あーなんか手伝おうか?」

女「ううん、テレビでも見て待ってて」

扇風機「新婚さんみたいね」
274:2009/08/24(月) 16:32:01.94 ID:
男「絶対言うと思った、絶っ対言うと思った!」

リモコン「お約束みたいなものですもんね」

テーブル「でもよ、なんだかんだ言っていい雰囲気じゃねぇか」

男「…うるせ」

扇風機「照れない照れない」

男「で、お前ら、女に何か用なのか?」

目覚まし時計「ただ話したいだけよ」

扇風機「人間の女の子と話すのは初めてだしね」

男「ん、そういえばそうだな」
275:2009/08/24(月) 16:36:20.99 ID:
女「えっとフライパンは…」

フライパン「ここだー」

女「あおぉう! あ、そうかしゃべるのか」

鍋「ウチらなかなか使われることなくてなー」

女「あー、料理しなさそうだもんね」

フライパン「話はしてくれるんだけどなー」

鍋「やっぱり使われてなんぼの存在やからなー」

女「なるほど」

フライパン「だから俺らは嬉しいんだぜ! 嬢ちゃん」

鍋「ホンマおおきにー」

女「いえいえ!」

鍋「もしよかったらこれからも来たってくれやー」

女「え、ええ!?」
276:2009/08/24(月) 16:39:59.92 ID:
フライパン「おいおい、鍋、無理いっちゃあいけねぇよ」

鍋「あぁそやな。つい嬉しくてな」

女「こ、来れれば来ます」

鍋「ホンマかー」

フライパン「いいのか?」

女「男さえよければ…」

鍋「あぁそれなら心配いらんでー」

フライパン「今までこんなこと無かったしなー」

鍋「きっと男も気に入ってると思うでー」

女「ほ、ほんまでっかー!」

男「何騒いでるんだ、女のやつ」
277:2009/08/24(月) 16:42:13.41 ID:
女「お待たせー」

男「おお、なんか凄いな」

テーブル「こんな料理、テレビでしか見たことないぜ」

扇風機「料理が上手い、これは…!」

リモコン「好感度アップですね!」

男「何を言っているんだ」

女「おいしくないかもしれないけど…」

男「いただきまーす」モグモグ

扇風機「どう?」

男「普通にうめぇ…」

女「本当? よかった」
279:2009/08/24(月) 16:44:55.64 ID:
男「うん、これはマジでうまいぞ!」

女「ふふ、ありがと」

男「普通に金とってもいいレベルだぜ」

目覚まし時計「女ちゃんをお嫁に貰う人は幸せねー」

男「ゲホッゲホッ」

女「だ、大丈夫?」

扇風機「くっくっく、分かりやすいねぇ」

男「…これほんとうまいぜ!」

女「あ、うん、ありがとう」

リモコン「あ、そうだ! テレビ見ましょうよ!」
281:2009/08/24(月) 16:47:20.06 ID:
男「ん、映画か」

女「今日は何だっけ」

ジャジャーン♪恋物語

男「!!」

女「!!」

扇風機(くっくっく、あの反応)

リモコン(聞こえちゃいますよ、くくく)

目覚まし時計(あぁーいいわーこれ)

男「あー他になんかあったっけなー適当にまわしてくんね?」

目覚まし時計(そこまでチキンだとは思わなかった)

扇風機(見損なったぞ男ぉおおおぉおおおおおぉッ!!)
283:2009/08/24(月) 16:52:36.73 ID:
支援
285:2009/08/24(月) 17:00:44.52 ID:
男「おい、どうした?」

テレビ「………」

扇風機(ナイス判断、テレビ!)

女「ま、まぁいいじゃんこれ見ようよ」

男「あ、うん、そうだな」

女「これ見たかったんだよねー」

男「へぇーそうなんだ」

女「うん」

男「………」

女「………」
286:2009/08/24(月) 17:04:00.65 ID:
主人公『実は…ずっと…ヒロインさんのことが…』

ヒロイン『本当!? うれしい…』

男「………」

女「………」

目覚まし時計(さっきからお互いにちらちら見合ってるのに全く重ならないのは凄いわね)

リモコン(相性がいいのかもしれませんね)

扇風機(ん、そろそろじゃない?)

リモコン(あぁキスシーンですね!!)

目覚まし時計(待ってました!)

扇風機(くっくっく、さぁてどうなるか)
287:2009/08/24(月) 17:08:16.71 ID:
主人公『ヒロイン…』

ヒロイン『主人公…』

女「…うわ」

男「!!」

男(な、なんだよ。急に声だすなよ。びっくりさせんなよ)

男(お前らキスなんかしてんじゃねー気まずいだろー!)

男(ていうか、何で扇風機達は一言も話さねーんだよ)

男(普段はうるさいくせにこういうときばっかり、くそっ)

男(はっ! もしかして女を呼んだ理由はこれだったんじゃないのか!?)

男(くっそー、気まずいー)チラ

男(何か話しかけるべきか? いや違うよな?)

男(あぁーもうー)
289:2009/08/24(月) 17:11:31.93 ID:
女(うわーキスしてる)

女(キス…)チラ

女(って何考えてんだ私!)

女(な、何か話しかけようか…)

女(いや、でも映画に集中してたら悪いよね…)

女(こういうとき恋人どうしならキスとかするんだろうなー)

女(ああううううううう、どうすればああああああああ)

女(そうだ、映画。映画に集中しよう)

女(ってなんでそんなディープにしてんのおおおおおおおおお)

女(大体、夜とは言え公園でキスなんて!)

女(恥を知りなさーい!)
290:2009/08/24(月) 17:12:40.31 ID:
うっはwwww支援wwwww
291:2009/08/24(月) 17:13:31.43 ID:
いいぞ
292:2009/08/24(月) 17:14:26.62 ID:
時計(おい、男)

男(ど、どうした)

時計(ここが男の見せ場だぜ)

男(ど、どういうことだよ)

時計(いいか? 今からすぐ女の隣に座れ)

男(無理無理無理! 何言ってんだお前!)

時計(それで肩に手を回してみろ)

男(ねぇ聞いてる? 無理、かたつむり)

時計(そして相手がこっち向いて目を閉じたらOKってことだ、健闘を祈る)

男(だから人の話聞けってえええええええええ)
293:2009/08/24(月) 17:18:24.83 ID:
男(おい、時計、時計!)

男(あああああああああ!!)

男(おし、分かった。どうなっても知らんぞおおおおおおおおおおお)スクッ

女(え?)

女(え? え?)

男(おーし、座ってやった。座ってやったぞ)

女(何? 何で? 何でこっちきたのおおおおおおおおお)

男(ふっ、肩に手を回せって? 無理だろおおおおおおおおおお)

女(男こっち見てない!? 振り向かなきゃ駄目? 駄目なの?)

男(あーもう無理。戻る? 戻るか? そしたら何しに来たのって話になるだろおおおおおお)

女(よし、一回。一回だけチラ見してみよう)チラッ
296:2009/08/24(月) 17:20:47.32 ID:
男「!!」

女(ガン見してるううううううううううう)

女(これで視線外したら不自然? てか何これ? フラグ?)

男(め、目を閉じないのはアウトってこと?)

男(アウトですか? 1点差まで迫ってサードライナーでアウトですか!?)

男(ちっくしょおおおおおお9-10で俺の負け! うぉおおおおおぉおおおおおッ!!)

女(こ、これって目を閉じるべきなんだよね?)

女(おーし、分かった! 来い来い来ぉおおおおおおおおい!!)


男(こ…こいつ…目を閉じやがった…)
297:2009/08/24(月) 17:22:01.89 ID:
なんだこれ、すごいニヤけるw
299:2009/08/24(月) 17:24:23.52 ID:
扇風機(あらあらあら)

目覚まし時計(まさかここまで上手くいくとはね)

リモコン(あーあーあー)

扇風機(私たちのこと完全に忘れているわね)

目覚まし時計(さー早く! 早く!)

リモコン(…ゴクリ)

扇風機(おおっとうとう…)

ガッシャーンッッ!!

男「!!」

女「!!」

ヒロイン『いやあああああ主人公ううううううう』

主人公『くそ…信号…青だったのに…』

ヒロイン『いやあああああああああ』
301:2009/08/24(月) 17:28:28.14 ID:
えええええええええええええええええええええええええ
302:2009/08/24(月) 17:29:47.38 ID:

男「あ、あははははは」

女「あははははははは」

リモコン(そんな…)

扇風機(うわあああああああああああああああ)

目覚まし時計(空気よめえええええええええええええ)

テレビ(お、俺のせいじゃないよな…?)


ヒロイン『主人公ううううううううううう』

主人公は死んだ。でも私は生き続ける。


303:2009/08/24(月) 17:30:29.01 ID:
これはwwwwwwwwwwwwwwwwww
309:2009/08/24(月) 17:35:00.72 ID:
何このスイーツ(笑)な映画
304:2009/08/24(月) 17:30:46.03 ID:
男(き、気まずい…)

女(な、何か言ったほうがいいかな?)

男「あーどうだった?」

女「あ、えっとーよくわかんなかった」

男「俺もー」

女「そっかーあはは…」

男「あはは…」

女「………」
305:2009/08/24(月) 17:31:02.77 ID:
俺ならもう映画お構いなしにキスする
310:2009/08/24(月) 17:37:40.99 ID:
扇風機「あーいい話だったー」

目覚まし時計「ほんとほんと、最後泣きそうになっちゃったー」

男「お前ら泣けるのか?」

目覚まし時計「それくらい感動したってこと!」

女「でも、主人公死んでなかった?」

男「死んでたよね」

目覚まし時計「とにかく感動したの!」

男「まぁいっか」

女「ふふ、そうだね」
311:2009/08/24(月) 17:43:03.08 ID:
女「それじゃ、映画も終わったしそろそろ帰るね」

男「送っていこうか?」

女「ううん、大丈夫」

男「そっか、じゃあまた明日」

女「うん、また明日」

ガチャ バタン

扇風機「ちょっと、送ってあげなさいよ」

男「そんなこと言ったって…」

男「そんなこと言ったってええええええええええええ」バフン

ベッド「うわぁ!」

男「うわあああああああああああ」ゴロゴロ

リモコン「何を悶えてるんでしょう…」

目覚まし時計「まぁ放っておきましょ」
312:2009/08/24(月) 17:48:53.37 ID:
女「うわあああああああああああ」ダダダダダダ

女Tシャツ2「ちょ、ちょっとそんな大声出しながら走ったら!」

スカート2「気持ちは分かるが落ち着け!」

女「だってええええええええええええええええ」ダダダダダダダ

女Tシャツ2「き、近所迷惑ですって!」

スカート2「走ってもいいから声は出すな!」

女「うううううううううううううううう」ダダダダダダダダダ


女「ハァ…ハァ…着いた…」

女シャツ2「結構体力あるのね、女ちゃんって…」

女「ハァ…これでも…元陸上部…ハァ…」
313:2009/08/24(月) 17:51:40.95 ID:
あれ、電気スタンドがメインヒロインだと思ったのに
314:2009/08/24(月) 17:57:18.19 ID:
テディー「おう、おかえり…どうした?」

女「ハァ…ハァ…」

ゴッサム「大丈夫ですか」

女「ハァ…ん、大丈夫」

テディー「どうだった? 手料理作ってやる大作戦は」

ゴッサム「女さんは料理が上手ですからね」

女「うん、なんかねなんかね…」

女「………」カァァァァ

ゴッサム「あらあら」

テディー「何があったんだ?」

女「何も無かったああああああああああ! うわあああああああああああああ!!」

テディー「なんだってんだ…一体…」

ゴッサム「とりあえずはそっとしておきましょう」
317:2009/08/24(月) 18:25:10.65 ID:
男「スー…スー…」

扇風機「結局あのまま寝ちゃったわね」

目覚まし時計「ずっとのたうちまわってたものね」

リモコン「…おしかったですね」

扇風機「あぁテレビが音量下げてればね」

テレビ「俺のせいかよ!」

目覚まし時計「さすがにそこまで望むのは酷よ」

リモコン「でも、距離はぐっと縮まりましたよね」

扇風機「そうね、お互いに相手の気持ちは分かったと思うから」

目覚まし時計「ていうか、もうカップル成立よね」

リモコン「はい、きっとこれからは女さんが支えていってくれると思います」
323:2009/08/24(月) 18:51:46.30 ID:
女「スー…スー…」

テディー「気づいてるだろう?」

ゴッサム「はい」

テディー「せっかくこうして話せるようになったのにな」

ゴッサム「もともとはありえなかったことです」

テディー「ふっ、それもそうだな」

ゴッサム「この子が幸せになってくれれば、それで十分です」

テディー「そうだな、それが彼女との約束だ」

ゴッサム「ふふ、まさかこんな形で果たすことになるなんて思いもしませんでした」

テディー「そりゃ俺だって同じさ」
324:2009/08/24(月) 18:53:52.26 ID:
いやああああああムズムズするううううううううううううう
330:2009/08/24(月) 19:49:53.60 ID:
男「ん…」

目覚まし時計「あら、今朝は早いわね」

男「…今何時」

目覚まし時計「男くんがいつも起きる時間の2時間前よ」

男「早く起きすぎた」

扇風機「たまにはいいんじゃない?」

男「んーまぁな」

テレビ「ちょうどいいし男の考えを聞かせてくれ」

男「何が?」

テーブル「女のことが好きなんだろ?」

男「…まぁな」
331:2009/08/24(月) 19:56:18.50 ID:
扇風機「そりゃー昨日キスしようとしておいて否定は出来ないわよね」

男「…うるせ」

リモコン「で、どうするんですか?」

男「どうするって…」

目覚まし時計「告白」

男「…しなきゃ駄目かな?」

扇風機「なーなーに済ますのはよくないわよ」

男「そっか」

目覚まし時計「楽なもんじゃない、十中八九成功するんだから」

男「そりゃあそうかもだけど」

リモコン「告白はぜひこの部屋でしてほしいですね!」

男「ええー」
332:2009/08/24(月) 20:02:45.09 ID:
ニヤニヤがとまらないw
333:2009/08/24(月) 20:07:09.83 ID:
扇風機「うん、私達も聞きたいしね」

男「な、何でだよ」

目覚まし時計「いいじゃない、昨日は私達の前でキスしようしてたんだし」

男「あ、あれは、」

リモコン「じゃあ告白は今日ですね」

テレビ「あぁ善は急げ、だ」

男「急がば回れって言葉もあるぞ」

扇風機「屁理屈言わないの」

男「屁理屈じゃねーよ」

目覚まし時計「じゃあ多数決でもとる?」

男「あー分かった分かった」

目覚まし時計「よろしい」
335:2009/08/24(月) 20:31:55.30 ID:
リモコン「まぁいいじゃないですか」

男「ん?」

リモコン「相手の返事に確証がもてる告白なんですから」

男「んーまぁな」

リモコン「普通は相手がなんと答えるか不安で不安で告白なんて出来ませんから」

男「確かになぁ」

リモコン「中にはそれでも自分の気持ちを伝える人もいますけどね」

男「な、なんか俺すごいズルしてる気分になってきた」

扇風機「大丈夫よ」

リモコン「そうですよ、好きになったもん、なられたもん勝ちです」

男「そんなもんかね」

リモコン「そんなもんです」
339:2009/08/24(月) 21:06:28.76 ID:
男「告白かー」

電気スタンド「なんで女はこんなやつ好きになったんだろう」

男「こんなやつとか言うな」

電気スタンド「だってばかだしあほだしまぬけじゃん」

男「うるせー」

電気スタンド「うるさくないよーだ、ばーか! ふられろー」パチパチパチ

男「て、てめぇ…」

机「男さん、電気スタンドちゃんは悪気があるわけじゃないですよ」

男「ん? じゃあ何だよ」

机「男さんに見捨てられちゃうと思ったんだよね?」

電気スタンド「……う」 
340:2009/08/24(月) 21:09:02.61 ID:
男「なんだぁ? そんなこと気にしてたのかぁ?」

電気スタンド「気にするかぼけー」

男「ったく、言ったろ? 俺達は家族だ」

男「俺はお前のこと本当の妹のように思ってるぜ?」

電気スタンド「う、うるさーい! 誰もそんなこと聞いとらんわぼけー!!」

男「へいへい、それじゃ俺は風呂入ってくるからな」

電気スタンド「そのまま戻ってくるなー!!」

電気スタンド「……妹……へへへ」

机「よかったね電気スタンドちゃん」

電気スタンド「う、うるさーい! お前もどっかいけー!」
341:2009/08/24(月) 21:09:56.50 ID:
ニヤニヤがとまんねええええええええええええええええ
342:2009/08/24(月) 21:12:03.42 ID:
電気スタンドがかわい過ぎる件
346:2009/08/24(月) 21:45:21.58 ID:
リンス「告白…するんですってね」

男「ん、まぁな」

シャワー「聞こえてたぞ~男よ~♪」

男「そいつはよかったな」

シャンプー「がんばってくださいね! あと中身が…」

男「そういや、忘れてた…今日こそ買ってくるわ」

リンス「…男」

男「ん?」

リンス「せいぜい頑張って」

男「最大の賛辞として受け取るよ」

男「それに、そんな大げさなもんでもないぞ」

シャンプー「それでも、勇気はいると思いますよ」

男「んーまぁちょっと恥ずかしいな」

シャワー「ふぁいと~♪ふふんふんふ~ん♪」

男「あいよ」
348:2009/08/24(月) 22:04:53.37 ID:
男「よし、準備出来た」

男「んじゃ、行ってくるわ」

扇風機「待ってるからね」

目覚まし時計「勝手に言っちゃったりしないでよ?」

男「分かってるって! 行ってきます」

「いってらっしゃーい」

男「今日は暴言が無かったな」

時計「物足りないか?」

男「まさか。そんな趣味はない」

Tシャツ4「ひ、卑猥であります!」

男「なんでだよ!」
349:2009/08/24(月) 22:14:45.52 ID:
www
色んな性格がいて面白いなぁ
400:2009/08/25(火) 13:17:42.00 ID:
男「あ」

女「お、おはよう!」

男「おはよ、えーっと」

女「い、一緒に行こうと思って…」

男「ん、じゃあ行こっか」

女「うん」

男「あのさ、今日も家に来ないか?」

女「うん、行く」

男(な、何か普通に話すのも恥ずかしくなってきた)
402:2009/08/25(火) 13:22:37.11 ID:
男「あ」

女「ん?」

男「そ、そういう意味じゃないからな!」

女「え?」

男「あ、いやー」

女「ふふふ、分かってるよー昨日だって…」

女「ちちち違うよ! そういう意味じゃないよ!」

男「俺だって違うよ!」

女友「朝から仲良いことで」

女「うぃおうぁ!」

男「お前…むしろどうやったらそんな声が」
404:2009/08/25(火) 13:27:25.51 ID:

女友「んんー?」

男「どうした?」

女友「んんー」

女「?」

女友「昨日なんかあったの?」

男「な、ないない! な? 女」

女「え? あぁうん! ないよ!」

女友「ふーん、まぁ何があったかは聞かないけどさ」

男(な、何で分かったんだ?)

女(…わ、分かんない)
405:2009/08/25(火) 13:34:48.89 ID:
男友「おーっす」

男「おっす」

女「おはよー」

女友「おーう」

男友「あれ? お前らもしかして付き合い始めたの?」

女「ぶっ」

男「な、何で!?」

男友「いや、なんか距離が近いからさ」

男「!!」バッ

女「!!」バッ

女友「ぷくくくく」
406:2009/08/25(火) 13:38:25.54 ID:
扇風機「今何時?」

目覚まし時計「まだお昼よ」

扇風機「待ちきれなーい」

リモコン「まぁまぁ」

テーブル「なぁ、もし女が今日泊まってく展開になったらどうする?」

扇風機「さすがにそれはない。あったとしても行為には及ばないと思うわ」

テーブル「だよなぁ! ハッハッハッ」

リモコン「でも、童貞とはいえ、2人とも成人してますし…」

テレビ「いやいやないって…ないよな?」

扇風機「あいつはチキンだし大丈夫でしょ、多分」

目覚まし時計「この家ではやらないと思うけどね」
407:2009/08/25(火) 13:41:01.00 ID:
目覚まし時計「テレビつけましょうよ」

テレビ「あいよ」

『いいですともー』

テーブル「ナイスタイミングだな」

電気スタンド「いいですともー!」

扇風機「電気スタンドっていいですとも好きよね」

電気スタンド「うん! だっておもしろいじゃん!」

目覚まし時計「曜日によってはさむい時があるけどね」

テレビ「それは仕方ない」
413:2009/08/25(火) 13:48:25.98 ID:
テーブル「あ、昼ドラ始まった」

扇風機「待ってました!!」

テレビ「扇風機は昼ドラ好きだよな」

電気スタンド「私はあんまり好きじゃなーい」

リモコン「私もちょっと苦手です」

扇風機「子供にはまだ分からないわよ」

目覚まし時計「私もあんまり好きじゃないわね、なんかドロドロしてるし」

扇風機「はぁー分かってないわねー」

扇風機「いい? 昼ドラのよさはねー」

テレビ「ここからが本当の地獄だ…」
414:2009/08/25(火) 13:55:15.81 ID:
男「ただいまー」

女「おじゃましまーす」

テーブル「よっしゃ! おかえり!」

テレビ「よし、この話はもう終わりだな!」

扇風機「ちょっと、まだ終わってないわよ」

リモコン「まぁまぁ扇風機さん、男さんが帰ってきたんですし」

目覚まし時計「そうね、もうよく分かったから」

扇風機「まだ半分くらいしか語ってないわよ!」

男「ん? 何の話だ?」

テレビ「いや、俺達の話はいいから!」
416:2009/08/25(火) 14:00:54.31 ID:
男「そうか? んじゃ俺シャンプーの中身詰め替えてくるから」

女「うん、じゃあ私はご飯の用意してるね」

扇風機「なんか…」

目覚まし時計「本当に新婚さんみたいね…」

リモコン「男性がシャンプーの詰め替えくらいしか出来ないのがリアリティありますよね」

テレビ「それでも、何かの役に立とうとしてるんだな」

テーブル「健気なやつじゃねぇか」

男「聞こえてるぞ! ほっとけ!!」

扇風機「うふふふふ」

目覚まし時計「ふふふふふふ」
417:2009/08/25(火) 14:02:25.83 ID:
あらあらうふふ支援
418:2009/08/25(火) 14:04:48.02 ID:
女「今日も来たよー」

フライパン「おう! 待ってたぜー」

鍋「昨日はおしかったなー」

女「ぶっ」

ヤカン「でも、今日も女ちゃんを呼んだってことは」

フライパン「男も決心したようだなー」

女「やっぱ…そうなのかな?」

鍋「せやせや、あんたも覚悟きめやー」

ヤカン「この家に来たってことは覚悟は決めてるってことでしょ」

女「ま、まぁ…」

フライパン「頑張れよ!」
420:2009/08/25(火) 14:09:31.25 ID:
男「ふー…」

扇風機「緊張してきた?」

男「少しはな」

リモコン「なんか私まで緊張してきました」

テレビ「男はなんて言うのかなぁ」

男「べ、別に好きだ、だけでいいだろ」

扇風機「駄目よ!」

男「何で!」

扇風機「それじゃあ心に響かないでしょ?」

男「そ、そうかな?」

目覚まし時計「個人的には好きだ、だけじゃ面白くないわね」

男「面白くする必要ないだろ!?」
423:2009/08/25(火) 14:55:24.29 ID:
扇風機「それは違うわよ、男」

男「何が」

扇風機「告白ってのは生きるうえでの3大イベントに含まれるのよ!?」

男「ちなみに後2つ、言ってみろ」

扇風機「し、修学旅行と林間学校?」

男「話にならん」

目覚まし時計「でも、言いたいことはわかるでしょ?」

男「さっぱりわからん」

リモコン「面白くしたほうがより記憶に残るってことじゃないですか?」

扇風機「そう! それ!」

目覚まし時計「後になって笑い話にも出来るしね」
424:2009/08/25(火) 15:09:59.41 ID:
男「だから、笑い話にする必要性がどこにあるんだ!」

目覚まし時計「子供が出来た時に話して聞かせるためよ」

男「こ、子供」

電気スタンド「何考えてんだこのへんたいー」

男「う、うるせぇ! 何も考えてねーよ!」

電気スタンド「あー嘘ついたー! 嘘つきは泥棒のはじまりー! 死刑!!」

男「うるせーよ! てか何で子供に笑い話を聞かせなきゃならんのだ!」

扇風機「だって面白いじゃない」

男「何でもそれか!」

テレビ「でも好きだ、だけじゃ物足りないってのには俺も賛成だぜ」

テーブル「そうだなぁ…もっとキザっぽいこと言ってもいいかもなぁ」
425:2009/08/25(火) 15:11:09.61 ID:
いいよねこういうの

自分の周りに味方がいっぱいいるの
428:2009/08/25(火) 15:12:38.16 ID:
男「き、君がいなければ死んでしまう、とか?」

扇風機「ぶーっ、くっくっくっくっく」

目覚まし時計「ぶはっ、し、死んでしまうって、くくくくくくく」

テーブル「はーっはっはっはっは、そりゃお前、はっはっはっは」

テレビ「それはないわーはっはっはっは」

男「な、何だよ! そんなに笑うことないだろ!」

電気スタンド「君がいなければ死んでしまうだってーぷくくく」

男「繰り返すな! なんだよ! そんな笑うことかよ!」

リモコン「くくく…皆さん…失礼ですよ…くくく」

テレビ「よし、男、それでいけ」

男「誰がいくかー!!」
432:2009/08/25(火) 15:25:00.32 ID:
扇風機「いやー、笑った笑った」

男「な、何だよ、結構ありそうなセリフじゃねーか…」

目覚まし時計「でも、実際に言う人なんていないわよ」

テーブル「そうだよなぁ…いくらなんでも…ぶふっ」

男「そこ! 思い出し笑いすな!!」

電気スタンド「君がいなければ…死んでしまう」

男「だから繰り返すなー!!」

目覚まし時計「どうやら男くんに面白さを求めるのは酷みたいね」

男「だから言っただろ…普通に言うからな」

扇風機「えー」

男「えーじゃない」

テレビ「つまんねー男は嫌われるぜ」

男「余計なお世話だ!」
434:2009/08/25(火) 15:34:41.04 ID:
女「何騒いでんのー?」

男「お、出来たか」

女「うん、どうぞ」

男「おお、うまそう」

扇風機「ほんと、出来た子だわ」

女「そ、そんなことないよ」

テレビ「いやいや、今の世の中、料理? 何ソレ? って女性が多いらしいじゃないか」

目覚まし時計「それに女ちゃんはかわいいしね」

女「ほ、褒めても何も出ないよ!」

テーブル「いやいや、本当の話だって! な、男」

男「ぶっ、何で俺にふるんだ!」

扇風機「え、そう思わないの?」
435:2009/08/25(火) 15:38:40.18 ID:
男「い、いや、思う…けどさ」

女「そ、そっか」

扇風機「うふふふふ」

目覚まし時計「いいわ、すごく」

男「い、いただきます!」

テレビ「へへ、ごまかしてやんの」

男「うん、うまい!」

女「ふふ、よかった」

443:2009/08/25(火) 15:58:14.15 ID:
男「はぁー食った食った」

女「お粗末さまでした」

男「ほんとうまかったよ!」

女「ふふ、ありがと」

男「あ、食器洗うの手伝うよ」

女「うん、ありがと」

扇風機「そのくらいは出来るのね」

目覚まし時計「何もしないようだったら私が教えてあげようと思ったのに」

リモコン「男さんはなんだかんだ言ってやさしい人ですから」

テーブル「この程度、出来て当たり前だと思うけどな」

テレビ「世の中にはそれさえ出来ないやつだっているんだよ」
445:2009/08/25(火) 16:10:07.56 ID:
皿1「こらぁ男ぉ! 舐めとんのかボケェ!」

男「んだよ! 俺が何したっていうんだ!」

皿1「まだ汚れがついとるやないかい!」

男「あーうるせー分かった分かった」

皿2「こっちはまだ泡がついてるネ!」

男「分かった分かった」

皿3「こいつマジへたくそだわ、女さん代わってくんね?」

男「あー! お前らうるせー! 黙って洗われてろー!!」

女「あはは…」キュッキュッ

コップ「あっ女さん、もっとやさしく拭いて…」
446:2009/08/25(火) 16:22:31.37 ID:
男「はー疲れた」

扇風機「ずいぶん苦戦してたみたいね」

男「慣れないことはするもんじゃねぇな」

目覚まし時計「でも、これから慣れていかないと」

男「う、うるせー」

女「そ、それよりテレビでも見ようよ!」

男「ああ、そうだな、テレビ」

テレビ「あいよ」
448:2009/08/25(火) 16:33:40.57 ID:
『ってなんでやねーん』

ギャハハハハハ

女「あはは」

男「…はは」

扇風機(ねえ、男)

男(何だ?)

扇風機(いつ言うのかしら)

男(今考え中!)

目覚まし時計(結局なんて言うの?)

男(それも今考え中!)
450:2009/08/25(火) 16:45:14.27 ID:
男(くっそ、いつ言うのが一番いいんだ? 帰るとき? 今?)

『どないやねーん』

女「ふふふ」

男(いや、さすがに今はない)

男(漫才をBGMに告白するなんて聞いたことないし)

男(やっぱ帰るときか)

男(よし、そうだ、そうしよう)

男(次はなんていうかだな)

男(やっぱ…好きだ?)

男(それとも好きです? 付き合ってください? 結婚してください!?)

男(あーどうしようー)
451:2009/08/25(火) 16:50:58.09 ID:
女「あはは…」

女(さっきから男が全然笑わない…)

女(…なんかすごい真剣な表情してる…)

女(この番組がつまんないのかな?)

女「番組変える?」

男「え!? あ、え?」

女「いや、なんか面白くなさそうだから」

男「そんなことないよ! ははっチョーウケル」

女「そう?」
454:2009/08/25(火) 17:16:52.54 ID:
『また見てね!』

女「あー、そろそろ帰ろうかな…」

男(来た!!)

扇風機(ちょっと男!)

男(うるせー! 黙ってみてろ!)

男「女!」

女「な、何?」

男(…あれ、なんていうんだっけ?)

男(何だっけ? あれ? あれ?)

女「?」

男「す、」

男「好きだ! 俺と結婚してくれ!」

女「は、はい!」

一同「!!?」
455:2009/08/25(火) 17:19:40.68 ID:
男(ま、間違ったああああああああああああああ)

男(でも、あるよねこういうこと)

男(これだけは違うぞ、絶対に言うなよって思ってたのに逆に言っちゃうこと)

男(あるある、はははははは)

男(はあああああああああああああああああああ)

男(あれ? でも今こいつはい! って言わなかった?)

男(え? 何? OKなの?)

男(え? 結婚すんの? 俺)

男(どうすんだこれええええええええええええええ)
456:2009/08/25(火) 17:20:49.67 ID:
男wwwww
458:2009/08/25(火) 17:21:17.17 ID:
女(あれ? 今勢いではい! って言ったけど)

女(男なんて言ったっけ?)

女(えーと、俺と結婚してくれだったよね)

女(ははっ、いきなり結婚だなんて積極的だね)

女(って何でえええええええええええええええええええええ)

女(普通付き合ってくれとかじゃないの?)

女(ていうか私もめっちゃいい声ではい! とか言っちゃったしいいいいいいいいいいい)

女(どうすればいいのおおおおおおおおおおおお)
459:2009/08/25(火) 17:23:08.13 ID:
似た者夫婦
462:2009/08/25(火) 17:28:27.72 ID:
扇風機(今…こいつなんて言った…?)

リモコン(た、確か結婚してくれって…)

目覚まし時計(そして、女ちゃんはい!って言ってたわよね…)

テレビ(男…まさかここまでぶっ飛んでるとはな…)

テーブル(それよりどうする!? 2人とも固まったまま動かないぞ)

扇風機(男はどんどん顔が青くなって、女は赤くなっていくわね)

目覚まし時計(それだけでこうなった理由がよく分かるわね)

リモコン(ど、どうしましょう…)

扇風機(さすがにこればっかりは…)
504:2009/08/25(火) 21:48:00.76 ID:
女「ふ、ふつつかものですがよろしくお願いします…」

扇風機(おお、受け入れた!)

男「あ、はい。こちらこそ…」

目覚まし時計「えっと…おめでとう?」

テレビ「そ、そうだよ! おめでとう!」

テーブル「い、いえーい! おめでとう!」

男「あ、あははははははは」

女「あ、ありがとー、あはははは」
507:2009/08/25(火) 21:55:42.21 ID:
女「じ、じゃあ、帰るね」

男「あ、送ってくよ」

女「うん、今日は甘えちゃおうかな」

扇風機「送り狼になるなよー?」

男「う、うるせー!」

電気スタンド「おくりおおかみ? ってなに?」

扇風機「あのねー、」

男「やめろー! 変なこと教え込むなー!!」

電気スタンド「むかー! 私だけのけ者にするなー!」

男「いいんだよ、お前は知らなくて!!」

電気スタンド「男のばかーあほーまぬけー!」

男「うるせー! 行くぞ、女」

女「あ、うん」
508:2009/08/25(火) 21:55:55.25 ID:
今北産業
512:2009/08/25(火) 22:04:20.50 ID:
>>508
この
SS
おもしろい
510:2009/08/25(火) 22:02:14.15 ID:
男「今日はなんかごめんな」

女「ううん、嬉しかったよ」

男「そう、か?」

女「うん」

男「あーさっき言ったことだけど…結婚とか…」

女「付き合ってくれって言おうとしてた?」

男「…うん」

女「…別に結婚でも良かったのに」

男「え?」

女「き、聞き返すなー!」

男「ご、ごめん」
511:2009/08/25(火) 22:04:08.39 ID:
自然と顔がにやけてしまう……
514:2009/08/25(火) 22:10:49.66 ID:
女「じゃ、送ってくれてありがと」

男「おう」

女「じゃあ、また明日」

男「あ、ちょっと待って」

女「え? ……んっ」

男「………」

女「………」

男「じゃ、じゃあまた明日」

女「…うん、ありがと」

男「ど、どういたしまして! じゃあな!」
517:2009/08/25(火) 22:15:12.33 ID:
キスしたのか。しちゃったのか。
518:2009/08/25(火) 22:19:06.03 ID:
時計「やるじゃねーか」

男「う、うるせー」

Tシャツ4「あ、あんなところではしたないであります!」

ズボン3「アンナノ、アメリカジャ普通ダゼ」

男「も、もういいじゃねーか!」

時計「帰ったら報告しないとな」

男「ちょ、それはやめろ!」

時計「悪いが約束なんでな」

男「なん…だと…?」

時計「いいじゃねーか報告ぐらい」

男「あああああああ、帰りたくねえええええええ」
520:2009/08/25(火) 22:23:32.98 ID:
ズボンはアメリカ製か…
521:2009/08/25(火) 22:26:06.70 ID:
扇風機「そう! とうとうやったのね!!」

男「ふふふ、何とでもいいやがれ。俺は、」

目覚まし時計「出来ないと思ってたんだけどなー」

男「覚悟を、」

リモコン「私もそう思ってました」

男「決めて、」

テレビ「チキンでもやるときはやるんだな」

男「ぐ…」

テーブル「しかも、自分からだからな。以外だぜ」

男「ぐぐぐ…」

電気スタンド「男のばーか」

男「ぐああああああああああ! うるせええええええええええええ!!」
523:2009/08/25(火) 22:37:55.27 ID:
女「ひゃあああああああああああ」

テディー「今度はどうしたんだ?」

女「こくはくされた」

ゴッサム「良かったじゃないですか」

女「そして、さっき…」

テディー「ん?」

女「き、き、き」

テディー「キスか?」

女「ひゃああああああああああああああああ」

ゴッサム「ふふふ、かわいいですね」

テディー「ふっ、娘に恋人が出来た父親の気分だぜ」

ゴッサム「じゃあ私は母親ですね」

テディー「ふっ、そうだな」

女「あううううううううううう」
524:2009/08/25(火) 22:42:13.42 ID:
テディとゴッサムは本当に老夫婦みたい
591:2009/08/26(水) 12:56:16.73 ID:
数日後

男「ただいまー」

女「おじゃましまーす」

テレビ「おかえり!」

扇風機「さて、男。いきなりで悪いけど昨日言ったとおり、」

男「あぁ、女の子だけで話したい、だろ? どーぞどーぞ」

目覚まし時計「あまり聞かれたくない話なんだけど」

男「テレビやテーブルだっているじゃねぇか」

扇風機「じゃあ分かりやすいように言ってあげる」

扇風機「女の彼氏である男には聞かれたくない話よ」

男「分かったよ、俺は近くのコンビニにでも行ってりゃいいんだろ!」

目覚まし時計「そういうこと」
592:2009/08/26(水) 12:59:59.39 ID:
男「んじゃ行ってくる」

女「うん、なんかごめんね」

男「お前が誤ることじゃねーよ」

女「気をつけてね」

男「おう、ありがと」


女「それで、話って?」

扇風機「…私が話すわね」

目覚まし時計「任せるわ」

テレビ「あぁそれでいい」

女「?」

扇風機「あのね…」
593:2009/08/26(水) 13:05:15.65 ID:
男「なー、話って何だと思う?」

時計「さぁな」

男「あー変なこと言ってなきゃいいけど」

ズボン4「どっちが?」

男「どっちも」

Tシャツ2「扇風機さん達に言われるとまずいことでもあるんですか?」

ズボン4「あ、私一つ知ってる!」

男「言わんでいい! てかいくつもあるような言い方するな!」

時計「俺は全部知ってるけどな」

男「言わないって約束だろ!」

時計「もちろん言わないさ、俺は約束は守る男だぜ?」
594:2009/08/26(水) 13:10:13.40 ID:
時計が好きだ
595:2009/08/26(水) 13:11:21.34 ID:
男「それならいいんだが…」

時計「俺達が言わないから、今日、強行手段に出たのかもしれないがな」

男「お、おいおい」

時計「あくまで予想だ」

ズボン4「変な予想はよそう!」

男「あーなんか不安になってきた…」

ズボン4「す、スルーされました…」

Tシャツ2「お、おもしろかったですよ!」

ズボン4「ありあとー…うう」

男「よし、早いとこ帰ろう」
596:2009/08/26(水) 13:14:56.76 ID:
男「ただいまー」

女「あ、お、おかえり」

男「ん、どうしたんだ?」

女「え? 何が?」

男「んー、いや、何ともないならいいんだけどさ」

扇風機「おかえり、思ったより早かったのね」

男「変なこと言ってないだろうな? 変なこと聞いてないだろうな?」

目覚まし時計「それは秘密よ」

男「なんだよー気になるー」

電気スタンド「男には絶対ぜーったい教えないよーだ」

男「お前も聞いたのか! おらー正直に吐けー何を聞いたんだー」

電気スタンド「やめろーがくがくさせるなー!」
597:2009/08/26(水) 13:18:09.40 ID:
女「ご、ごめん、私帰るね」

男「え、どうしたんだよ」

女「ちょっと用事思い出しちゃって…」

男「そ、そっか、じゃあ送ってくよ」

女「ううん、いい」

男「え、でも、」

女「じゃあまた明日」

男「………お」

男「お前ら何言ったんだああああああああ!!」

扇風機「別に変なことは言ってないわよ」

男「んなわけあるかー! どう考えてもお前らが原因だろー!!」

目覚まし時計「あの子が用事があるっていってたんだから、そうなんじゃないの?」

男「どう見ても不自然だっただろうがー!!」
598:2009/08/26(水) 13:23:09.72 ID:
扇風機「あら、彼女のこと信じられないの?」

男「うっ」

目覚まし時計「そうやって何でもかんでも疑ってると愛想尽かされちゃうわよ」

男「ううっ」

テレビ「信じてやれよ、彼女のこと」

男「うううう、何かごまかされた気がするぞー」

テーブル「気にしすぎだ」

男「うーん、まぁとりあえず今はいいか」

テレビ「そういや、買ってきてくれたか?」

男「ん、あぁヤンジャンだろ? 買ってきたぞ」

テーブル「おし、読め! 早く!」

男「分かった分かった」
600:2009/08/26(水) 13:30:08.31 ID:
次の日

男「おはよー」

女「おはよ」

男「んじゃ行こっか」

女「そだね」

男(んー別段変わったとこはない、か)

男(本当に用事だったのかもな)

女「あのさ、明日さ」

男「ん?」

女「朝から男の家行ってもいい?」

男「ああ、もちろんいいけど」

女「ありがと」

男「休みだしどっか行く?」

女「ううん、男の家でいい」
603:2009/08/26(水) 13:37:37.89 ID:
男(ま、まさかフラグ!?)

男「あ、あのさ、」

女友「おはよー! 2人とも朝から熱いねー」

女「あ、おはよー」

男「…おはよ」

女友「あれ? もしかして邪魔だった?」

男「あぁ、まさしくその通りだ」

女友「ごっめーん!」

男「こ、こいつ…」

女友「まぁいいじゃん、ね?」

女「うん」

男「いいのかよ!」
604:2009/08/26(水) 13:45:26.61 ID:
夕方

女友「じゃあ私達はこっちだからー」

男友「じゃあなー」

男「おーう」

女「ばいばいー」

男「そういや女、今日はどうする? 家来る?」

女「あー今日はやめとく…」

男「んーそっか、分かった」

女「ごめんね」

男「いやいや、いいって。じゃあまた明日な」

女「うん、ばいばい」


男「そういや明日何時に来るとか言ってったっけ?」

時計「そういったことは言ってないな、ただ朝とだけ」

男「んー、まぁ多分10時くらいだろ」
607:2009/08/26(水) 13:54:49.06 ID:
ピンポーン

目覚まし時計「男くん起きてー」ジリリリリリリリリリ

男「ん、んー」

目覚まし時計「女ちゃん来たみたいよー」ジリリリリリリリリ

男「んー今何時ー?」

目覚まし時計「6時よ」

男「はやっ!!」

ガチャ

女「おはよう」

男「ず、ずいぶんと早いな」

女「ごめんね」

男「いや、いいよ」

女「おじゃましまーす」
608:2009/08/26(水) 13:59:59.89 ID:
扇風機「またずいぶんと早く来たわねー」

女「えへへ」

男「ん? お前らが呼んだのか?」

扇風機「ううん、呼んでないわよ」

目覚まし時計「でも、来るとは思ってたわよ」

男「ふーん?」

女「さて、今日はたっぷり時間があるし、色んなこと話そうよ」

男「色んなこと? 例えば?」

女「んーそうだなー、思い出話とか!」

扇風機「いいわね、それ」

男「嫌な予感しかしねぇ…」
609:2009/08/26(水) 14:10:29.40 ID:
男「だああああああ!! もうやめろおおおおおお!!」

テレビ「それでな、こいつ、美人な配達員見て、あれはヤバイ惚れるとか言ってよ」

女「かわいければ誰でもいいわけ?」

男「ちがあああああう! 本当にもうやめてえええええええ!!」

扇風機「あははっ、あとこんなこともあったわよね。夜中にいきなり起きだして…」

リモコン「あぁ、ありました! くくく、あれは面白かったです…」

男「お願いもうやめてえええええええええ!!」

女「あはははははは! そんなことしてたのー?」

男「あああああああああああああああああああああああああ」

目覚まし時計「あとさー…」

男「やあああああめええええええええてええええええええええええ」
636:2009/08/26(水) 18:42:26.59 ID:
男「だああああああ!! もうやめろおおおおおお!!」

テレビ「それでな、こいつ、美人な配達員見て、あれはヤバイ惚れるとか言ってよ」

女「かわいければ誰でもいいわけ?」

男「ちがあああああう! 本当にもうやめてえええええええ!!」

扇風機「あははっ、あとこんなこともあったわよね。夜中にいきなり起きだして…」

リモコン「あぁ、ありました! くくく、あれは面白かったです…」

男「お願いもうやめてえええええええええ!!」

女「あはははははは! そんなことしてたのー?」

男「あああああああああああああああああああああああああ」

目覚まし時計「あとさー…」

男「やあああああめええええええええてええええええええええええ」
638:2009/08/26(水) 18:45:19.07 ID:
テレビ「そろそろ20時か」

扇風機「少し話しすぎちゃったわね」

リモコン「でも、楽しかったです」

女「私も楽しかった」

男「俺は疲れただけだぞ…はぁ」

テーブル「くっくっく、あの慌て様…くっくっく」

男「う、うるへー」

目覚まし時計「でも、最後にいい思い出作りが出来たわ」

扇風機「そうね、ありがとう2人共」

男「はぁ? 何言ってんだ?」
639:2009/08/26(水) 18:51:15.97 ID:
テレビ「あのな、男」

男「ん?」

テレビ「俺達の力な、もう少しで消えるんだ」

男「力ぁ? お前なんか特殊な力あったっけ?」

扇風機「………」

男「お、おいおい。待てよ、何の話だよ」

テーブル「だからな、俺達はな、もうすぐ…」

男「な、何だよ。もうすぐなんだよ?」

目覚まし時計「話せなくなるのよ」

男「は、話せなくなるって…え?」
642:2009/08/26(水) 18:54:31.55 ID:
鬱エンドか
643:2009/08/26(水) 18:54:50.69 ID:
女「正確に言うとね、この部屋の力がなくなるらしいの」

男「な、なんで女が…。あ…」

女「…そう、私はおとといに聞いたの」

男「な、何かの冗談か?」

扇風機「冗談なんかじゃないわよ」

男「そ、そんな…今まで普通にしてて、いきなり…?」

リモコン「………」

男「な、何で女に言って俺に言ってくれなかったんだよ」

目覚まし時計「女ちゃんは霊感があるでしょ? だから力が弱まっていくのも感じてたと思うの」

男「そ、そうなのか…?」

女「うん、力は、どんどん弱くなっていってた…」
644:2009/08/26(水) 18:58:47.80 ID:
男「そ、そんな」

目覚まし時計「他にも理由はあるわよ」

テレビ「お前とは長い付き合いだからな」

テーブル「俺らが話せなくなるって知ったら、今日あんなに楽しく過ごせなかっただろ?」

男「そ、それは…」

リモコン「だから、私達は男さんには最後に話すことにしたんです」

男「で、でもよ…そんな話…」

扇風機「うん、別に信じなくてもいいわよ」

男「え…」

扇風機「明日になれば分かると思うわ」

男「何言ってんだよ…」
645:2009/08/26(水) 19:02:28.21 ID:
男「そんな…そんな…」

男「そんな話があるかッ!!」

男「今まで普通に暮らしてたじゃねぇかッ! これからだってそうなんだろ? なぁッ!?」

扇風機「………ッ」

男「おい、誰か答えろよ、なぁ?」

男「聞いてんのかよッ! おいッ!!」

女「男!!」

男「お、女…」

女「うっ…ううっ…」

男「なぁ、嘘だよな? こいつらがいなくなるなんて…な?」

女「ううっ……ご、ごめんなさい……」

男「嘘って………言ってくれよ……頼むから……」
647:2009/08/26(水) 19:07:55.54 ID:
テレビ「…なぁ男」

男「……なんだ……」

テレビ「つらいのはお前だけじゃないんだぜ」

男「………」

テレビ「俺達だってなぁ……俺達だって……うううっ」

男「……どうにも……ならねぇのかよ……」

扇風機「ならないわ」

男「くそっ…くそっ………」

女「ううう……男……」

男「…………」
648:2009/08/26(水) 19:12:15.57 ID:
男「……話せなく…」

目覚まし時計「え?」

男「話せなくなるだけなんだよな」

扇風機「私達は普通の物に戻るの」

男「………そっか」

男「そうだよな……うん……」

女「…男…?」

男「そうだよな! 仕方ないよな!」

扇風機「…男」

男「もともと有り得なかったことなんだしな、うん」

男「お前らと話せただけでも感謝しないと!」
649:2009/08/26(水) 19:15:19.39 ID:
リモコン「ううっ…男さん…」

男「なんだぁ? 声が震えてるぞ?」

リモコン「私は…私は…幸せでした…」

男「…っ」

リモコン「男さんと過ごせて…本当に良かったです…」

男「よせやい、照れるぜー」

男「あと、俺も幸せだったからな」

男「本当に…楽しかった」

男「今にして思うと、あまり使ってやれなかったな」

リモコン「いいんです……話すことが出来ただけで…」
650:2009/08/26(水) 19:20:11.21 ID:
男「一番使ったのはテレビだよなー」

テレビ「常についてるようなもんだったからな」

男「電気代大変だったんだぞこのやろー」

テレビ「はは、それももう無くなるけどな」

男「…っ」

テレビ「俺も、幸せだったぜ…」

男「あぁ、俺もだ。楽しかった」

テレビ「これからも使ってくれよな」

男「あぁ、2011年までな」

テレビ「そりゃないぜ」
651:2009/08/26(水) 19:24:42.86 ID:
泣きそう
支援
652:2009/08/26(水) 19:24:58.09 ID:
テーブル「当然、俺は末代まで使ってくれるよな?」

男「そうだな、使えるだけ使ってやるよ」

男「あとテレビもだぞ? さっきの冗談だからな?」

テレビ「分かってるよ」

男「お前は楽しかったか?」

テーブル「あぁもちろんだぜ」

男「そっか、そいつは良かった」

テーブル「ありがとな」

男「そりゃこっちのセリフだぜ」
653:2009/08/26(水) 19:29:48.20 ID:
男「目覚まし時計にはずいぶんとお世話になったな」

目覚まし時計「これからも使ってくれるんでしょ?」

男「もちろん、じゃないと起きられない」

目覚まし時計「ちょっと安心した」

男「スヌーズ機能がないのが玉に瑕だけどな」

目覚まし時計「それは自分で何とかしないとね」

男「努力するよ」

目覚まし時計「今までありがとう。楽しかった」

男「こちらこそ」
655:2009/08/26(水) 19:33:14.40 ID:
男「扇風機は夏の間はお世話になりっぱなしだったな」

扇風機「もうすぐ夏も終わるわよ」

男「あぁ、でもまた夏は来る」

扇風機「そうね」

男「そのときは、またよろしくな?」

扇風機「クーラー買ったほうがいいんじゃない?」

男「エコだ、エコ」

扇風機「そう」

男「ああ」

扇風機「女と仲良くね」

男「もちろん」

扇風機「泣かせちゃ駄目よ」

男「今泣かせてるのはお前らだけどな」

扇風機「…今までありがと」

男「ああ」
656:2009/08/26(水) 19:35:52.81 ID:
あぁぁぁ喉の奥痛くなってきた。
こみ上げてくるこみ上げてくる。
657:2009/08/26(水) 19:36:39.83 ID:
時計「黙ってて悪かったな、実は俺も知ってたんだ」

男「お前にはいろいろと世話になったからな、これでチャラだ」

時計「これでお前の秘密も永久に守られるわけだ」

男「へへっ、まぁお前なら話さないと思ってたけどな」

時計「最後に教えといてやる、俺の電池がもうすぐ切れる」

男「そうか、じゃあ時計屋に持っていかないとな」

時計「…ありがとよ」

男「時計がないといろいろと不便だからな」

時計「今まで楽しかったぜ」

男「あぁ俺もだ」
659:2009/08/26(水) 19:40:19.02 ID:
ななな泣きそう
660:2009/08/26(水) 19:40:41.66 ID:
男「机には悪いが俺は勉強が嫌いなんだ」

机「知ってますよ」

男「そうか、まぁ子供でもできたらお前をあてがってやるよ」

机「それは、今から楽しみです」

男「…ありがとうな」

机「それはこちらのセリフです」

男「あと電気スタンドの面倒見てくれて助かった」

机「僕にとっても妹のような存在ですから」

男「そっか」
662:2009/08/26(水) 19:45:41.91 ID:
で…電気スタンド…
664:2009/08/26(水) 19:56:04.36 ID:
い、いつの間にこんな展開に…
止めてくれよ…泣かせるなよ…
665:2009/08/26(水) 19:57:39.29 ID:
なんだよ…ずっと家具達と女と一緒にほのぼのエンドじゃないのかよ…

でも支援
666:2009/08/26(水) 19:57:50.77 ID:
男「おう、電気スタンド」

電気スタンド「………」

男「おーい無視かよー」

電気スタンド「………」

男「…元気出せって」

電気スタンド「………」

男「おーい」

電気スタンド「ぷぷっ」

男「あ?」

電気スタンド「やーいやーい! ひっかかったー」
667:2009/08/26(水) 20:00:09.04 ID:
ば、馬鹿野郎泣かすつもりかよ
668:2009/08/26(水) 20:01:21.83 ID:
電気スタンド「あほな男のことだから私が落ち込んでると思ったんだろー」

男「違うのか?」

電気スタンド「あ、当たり前だばーか!」

男「そいつはよかった」

電気スタンド「………」

男「今までありがとな、楽しかった」

電気スタンド「……うん」

男「忘れんなよ? お前は俺の妹だ」

電気スタンド「…うん…うん…」
669:2009/08/26(水) 20:04:58.41 ID:
男「他のやつらも今までありがとう、楽しかった」

「俺達もだぞー」

「今までありがとー」

「楽しかったわー」

「ありがとう!」

男「で、大体いつごろなんだ?」

目覚まし時計「もうすぐよ」

男「そっか…」

男「これで…お別れなんだな…」
672:2009/08/26(水) 20:07:25.03 ID:
男「うぅ…うううっ…」

女「男……」

男「お…お前らっ…本当にっ……ありがとうっ……」

「それはこっちのセリフだぞー」

「泣くなー」

「楽しかったぞー」

「ありがとうー」

「ありがとう!」

「ありがとう!!」

男「今まで…本当に…本当にっ…楽しかったっ」

男「ありがとう…」
673:2009/08/26(水) 20:10:35.57 ID:
女「…落ち着いた?」

男「あぁ…ごめんな。俺ばっかり泣いちゃって」

女「ううん、大丈夫。私はもう十分泣いたから」

女「それに、男のほうが私の何倍もつらいでしょ?」

男「はは、何かかっこ悪いな、俺」

女「ううん、そんなことない」

男「え?」

女「とても、かっこよかったよ」

男「…あいつらもそう思ってくれたかな」

女「うん、もちろんだよ」
674:2009/08/26(水) 20:17:25.93 ID:
う…うわぁぁん!!
泣かせるなーばかー
675:2009/08/26(水) 20:17:42.94 ID:
15年後

「ねーねーお父さーん」

「ん? 何だ?」

「お父さんはさ、お母さんと付き合うとき何て言ったの?」

「好きだ、結婚してくれ、って言った」

「え!? いきなり?」

「あぁいきなりだ」

「何それ、変なのーあははっ! じゃあいってきまーす」

「ん、どこか行くのか」

「うん友達の家」

「そっか、気をつけてな」

「はーい」
676:2009/08/26(水) 20:18:51.23 ID:
「ふふっ」

「あら、どうしたの?」

「いや、少し昔のことを思い出してな」

「ふーん、彼らのこと?」

「あぁそうだ、彼らには感謝しないとな」

「じゃあ今すればいいんじゃない? 皆いるんだし」

「ふっ、それもそうだな」



「皆、ありがとう」




Fin
678:2009/08/26(水) 20:19:49.74 ID:
乙!最高だったよ!
679:2009/08/26(水) 20:20:02.05 ID:
超☆展☆開
>>1乙!
682:2009/08/26(水) 20:20:32.35 ID:
と、一応これで終わりです
書くの遅くてごめんね
皆、ありがとう
686:2009/08/26(水) 20:21:11.62 ID:
>>682
綺麗な終わり方でした。
>>1乙。
689:2009/08/26(水) 20:22:08.38 ID:
うわああああん>>1おつかれさまああああ
707:2009/08/26(水) 20:42:18.92 ID:
>>1
久々に泣いちまった……
映画化決定だなヾ(^▽^)ノ
693:2009/08/26(水) 20:27:47.63 ID:
なんかもったいないしちょっとおまけみたいに書いてもいいかね
698:2009/08/26(水) 20:29:31.86 ID:
>>693
よろこんで
701:2009/08/26(水) 20:33:37.50 ID:
じゃあちょっと日常編みたいな感じで書くぜw



テレビ「俺達で戦隊ものやるとしたら俺がレッドだよな」

テーブル「えー」

テレビ「で、テーブルがブルー。あ、テーブルだけに!」

扇風機「ぜんぜんうまくないわよ」

テレビ「まぁいい。で、電気スタンドがピンクだな」

電気スタンド「やったーピンクー」

扇風機「ちょっと待って」

テレビ「扇風機はイエローかなぁ」

扇風機「私がレッドよ!」

テレビ「いや、レッドは男がやるものだろ!」

扇風機「そんな決まりはないわ」
705:2009/08/26(水) 20:38:11.30 ID:
扇風機「それで目覚まし時計がイエロー」

目覚まし時計「私も入るのね…」

扇風機「で、私的にはピンクはリモコンなのよねー」

電気スタンド「えーじゃあ私はー?」

扇風機「うーん、ペット!」

電気スタンド「ペット!?」

テレビ「じゃあ俺らはなんだよ」

扇風機「テレビがブルーで、テーブルがグリーン」

テーブル「グリーンって何かちょっといやだな…」

扇風機「じゃあ逆でもいいわよ」

テレビ「そんな適当でいいのか!!」
714:2009/08/26(水) 20:53:55.39 ID:
しりとり


電気スタンド「ゴリラ!」

机「うーん、ラッパ!」

電気スタンド「パセリ!」

机「リンゴ」

電気スタンド「ゴリラー!!」

扇風機「ちょっとちょっと、それじゃ一生終わらないわよ」

電気スタンド「じゃあどうすればいいの?」

扇風機「私のやり方を見てなさい」
715:2009/08/26(水) 20:55:24.07 ID:
机「じゃあ、えっとラッパ」

扇風機「春!」

机「る、ルビー」

扇風機「ビール!!」

机「ルール!!」

扇風機「甘いわ、ルノワール!!」

机「くっ…る、ループ」

扇風機「駄目ね、プール!!」

机「る、る、…負けました」

扇風機「こうやるのよ」

電気スタンド「すごーい!!」

テレビ「あぁいうやつって嫌われるよな」

目覚まし時計「そうね」
717:2009/08/26(水) 21:01:12.73 ID:
皆がいなくなった後の話


男「ただいまー」

男「って言っても誰もいないんだったな…」

男「あー疲れたー」

男「テレビ…は自分でつけなきゃいけないんだよな」

男「はぁー」

男「………」

男「おーい誰かいるかー」

男「いるわけないよなぁ…」

男「……やべ」

男「何泣いてるんだ俺、だっせー…」
719:2009/08/26(水) 21:03:51.37 ID:
とりあえず書いてる途中に思いついたネタはこれぐらい
ごめんねwwwたいしたこと無かったwwww
716:2009/08/26(水) 20:58:30.43 ID:
まさか自分が電車で泣くとは思わんかった
778:2009/08/27(木) 17:50:03.25 ID:
後日談的なやつまだあるの?
785:2009/08/27(木) 18:24:20.53 ID:
完全に蛇足になるかもだけどちょっと話すね

テレビは15年経った今も現役です。チューナーみたいのを買ったみたいです。
リモコンもテーブルも扇風機も現役でがんばってくれてます。
時計は今も父親の腕に巻かれています。
机と電気スタンドは今は子供が使ってます。両親が大切にするように、と言っていたので大切にしています。
テディーとゴッサムは今は子供の部屋にあります。彼らも大事にされています。
そのほかにもたくさんの家具が、長い間使われています。とても大切に。
790:2009/08/27(木) 18:48:12.43 ID:
じゃあ最後に
初めてのSSだったけどいろいろありがとう
もうこれで完結だからこのまま落としてくれ
本当にありがとう、乙
720:2009/08/26(水) 21:06:11.28 ID:
乙!
家具とかもっと大事にするわ
元スレ: