3:2006/12/07(木) 20:24:11.61 ID:

大丈夫、あれだけやったんだ。

落ちる訳が無い。

遊びにも行かず、毎日コツコツ努力してきた。

さあ

結果を素直に受け入れよう


    【難杉高等学校合格発表】


 受験番号152番  不 合 格

4:2006/12/07(木) 20:25:13.90 ID:
不合格って普通掲示されないだろ
7:2006/12/07(木) 20:27:43.83 ID:

「ねーあの人、また勉強してるよー?」
「受験終わったのに勉強するなんて意味わかんな~いw」
「そういう趣味なんじゃない?ほっとこほっとこ」


('A`)「…」

醜いメス豚がこっちを見て鳴いてやがった

お前らとは目指す場所が違うんだよ

低脳は低脳らしく暗い未来に備えて今を楽しんでいろ…

( ^ω^)「うはwww今日から高校だおwww」

前の席の奴は気持ち悪いし、うるさい。

本当にここは高等学校かよ。

滑り止めをもっと真剣に考えておくびきだった。

VIP高校、俺は人生の選択肢をここで誤ってしまったようだ。
9:2006/12/07(木) 20:30:15.03 ID:

( ><)「担任のわかんないです!!趣味は盆栽を育てて壊すことです!!」

「わははは!!!」
「なんだそれwww」

…くだらね。

お前らの知識レベルにビックリデスヨー。カカワラナイデクダサーイ。

( ><)「じゃあ端から自己紹介してください!!まずはしぃさんお願いします!」

(*゚ー゚)「えっと、しぃです。N中出身で、趣味はバレーです! みなさん一年間よろしくお願いします!」

お、ちょっと可愛い…って違うだろ。つい聞き入ってしまった。

( ^ω^)「ふひひwwか、かわいいwww」

( ><)「内藤くん気持ちが口にでてます!!罰として次は内藤君です!!」

( ^ω^)「コリャしまったww」

「ちょwwww」
「なんだあいつはwwwwおもしれwww」

('A`)「…」

そうだ、明日からは耳栓を持ってこよう。
14:2006/12/07(木) 20:32:26.70 ID:
( ^ω^)「えー、ご紹介にあずかりました内藤ですお!ブーンってよんでください(ハート」

「きめぇwwwww」
「それだけかYO!!!」

それから順々に自己紹介が終わっていった。

( ><)「最後はドクオ君!お願いしますです!!」

('A`)「…(カリカリ」

( ;><)「ど、ドクオ君?君の番ですよ!!」

('A`)「…あ、俺っすか」

「…お、最後はあいつかぁ」
「おい、静かに…」

('A`)「ドクオ…よろしく」


シーン…


( ;><)「あ、終わりですか?」

('A`)「はぁ。特に言うことも無いんで」
15:2006/12/07(木) 20:33:20.09 ID:
展開にwktk
16:2006/12/07(木) 20:34:37.19 ID:
( ;><)「そ、それじゃあ係りと委員会について――」

「なんだあいつ、暗ッ」
「なんか空気凍ったなww」

うるさい連中だ。

俺は上、お前らは…下だ。

20:2006/12/07(木) 20:38:23.40 ID:

入学式も終わり、いよいよ本格的に授業が始まる。

受験においてまず仕上げなければいけないのは英語。

どの大学入試でも英語は必須であり、またその配点は高い。

どんなアメリカ嫌いでも受験生なら英語は避けられないだろう。


( ^ω^)「おっおwww」

( ^ω^)「おっおっおwwwwww」


('A`)「…なんか、用?」

( ^ω^)「何真剣に書いてるお??萌え絵かお??」

('A`)「は…? なんだそれ」

( ^ω^)「恥ずかしがらずにちょっと見せておwww」

('A`)「お、おい!」

( ^ω^)「…」

(;^ω^)「う、宇宙言?」

21:2006/12/07(木) 20:42:14.20 ID:
('A`)「…返せよ」

( ^ω^)「あ、ごめんだお。宇宙言がすきなのかお?」

('A`)「…(カリカリ」

( ^ω^)「ちょwwwwシカトwwwww」

無視していたら一時間目の先生が来てうるさい奴は前を向いた。

こんな奴が前の席なんていい迷惑だ。

早急に席替えを要求したい。

22:2006/12/07(木) 20:44:30.31 ID:

「えー、じゃあ授業を終わります」

(;^ω^)「意味ワカンネーwwwww宇宙語wwww」

('A`)「レベル低ッ…なんだあの授業」

参考書を持ってきていたのは正解だった。

あんな授業、30秒も持たない。

内職授業、一つ決定。

(;^ω^)「しぃちゃんwwこのデベロップってどういう意味だお?」

(*゚ー゚)「発展するって意味だよ。…うーん、内藤君これわからないのはちょっとマズイかも」

(;^ω^)「mjk!?」

見た目どうり、頭の中は空っぽか。

(*゚ー゚)「来週、実力テストだよ? 内藤君だいじょうぶ?」

(;^ω^)「すごく…まずいです。しぃちゃん英語教えてくれお!!」

(*゚ー゚)「うーん、私も得意って訳じゃないけど、SVOCはわかる?」
25:2006/12/07(木) 20:47:18.37 ID:
はいはい、Sは主語、Vは動詞、Oは目的でCは補語。いわゆる第五文型。

( ^ω^)「Sはしってるお!!ムチを打つほうだお?でも後はMしかしらないお…」

(*゚ー゚)「あはは…内藤君っておもしろい冗談言うね」

( ^ω^)「ん?いつでもまじめだお?」

駄目だ、聞いてて腹が立ってきた。

('A`)「Sは主語…」

( ^ω^)「え?」

('A`)「Sは主語、Vは動詞、Oは目的でCは補語。第五文型くらい知ってろ」

( ^ω^)「…」
(*゚ー゚)「…」

('A`)「な、なんだよ気味悪い」

( ^ω^)「す、すごいお!!」

('A`)「はぁ?何が!?」

( ^ω^)「よくわかんないけどすごいお!!それ、教えてお!!」
29:2006/12/07(木) 20:51:57.58 ID:
('A`)「な、何で俺が」

(*゚ー゚)「やっぱりドクオ君って頭いいんだ。どっか受験したの?」

('A`)「難杉高校…」

(*゚ー゚)「え! あの名門高校!すごい頭いいんだ!」

('A`)「いやあの…」


「おい!ドクオが喋ったらしいぞ!!」
「え?あのドクオが?」
「ブーンに話しかけたらしいぜ!!」


('A`)「ちょ…人集まりすぎ」

( ^ω^)「ドクオは第五文型知ってるらしいお!!」

「ちょwwwお前だけだろ知らないのはww」
「第一声が第五文型wwwはらいてぇwww」

33:2006/12/07(木) 20:55:22.23 ID:
これ意外とおもしろい
36:2006/12/07(木) 20:55:57.32 ID:
…うざい。うるさい。

くそっ、やっぱりあんなこと言うんじゃなかった。

勉強ができないじゃないか。

内藤の奴、俺に恨みでもあるのか?



「じゃーなードクオ!」
「今度俺にも第五文型教えてくれよwww」

…結局、あの休み時間以来、第五文型を知らない奴が群がってきて教える羽目になった。

高校受験で使うだろ。常識的に考えて。

('A`)「はぁ、図書館にでもよって自習するか」
38:2006/12/07(木) 21:00:47.76 ID:
( ^ω^)「ドクオー!!」

あぁ、また災いの種がやってきた。

火薬爆弾を背負った特攻隊のような危険人物だ。

( ^ω^)「はぁはぁ…追いついたお」

('A`)「まだなんか用?」

( ^ω^)「ドクオ、僕に勉強教えてくれお!!」

('A`)「…はぁ?」

こりゃ面倒な大砲が飛んできたものだ。

どうしてこいつはこうも俺の嫌いなフラグばかり立ててくれるんだ。
41:2006/12/07(木) 21:07:24.72 ID:
('A`)「先生に聞けばいいだろ…俺は忙しいんだよ」

( ^ω^)「ドクオ、第五文型僕に教えてくれたお!!」

('A`)「いや、だから人の話をk…」

( ^ω^)「ドクオの教え方、すっごいすごいうまかったお!!僕びっくりしたお!」

('A`)「…へ?」

( ^ω^)「だから、ドクオに教えてほしいお!!」

何でこいつはこうも思ってることをストレートに表現できるのかな。

俺、ここまで人に必要とされたことあったっけな…

って何考えてるんだ。労力と見返りを考えれば断るべきだ。

断る、べきなんだけど。
44:2006/12/07(木) 21:11:56.43 ID:
( ^ω^)「あ、しぃちゃん!おーい!」

(*゚ー゚)「ん? あ、内藤君にドクオ君」

( ^ω^)「これからドクオに勉強教えてもらうんだけど、一緒にこないかお?」

('A`)「え、いや俺はまだ」

(*゚ー゚)「うん、いいよ。じゃあ私も行こうかな」

彼女も来る…?

一緒に勉強=密着!!

ま、まぁ一応「勉強」するんだし、少しはこの学校の学力向上に

貢献するのも悪くない。

('A`)「じゃ、じゃあ行こうか」

( ^ω^)「おkwwwwじゃあマックにいくおー!!」


は…マック?

マックってマクドナルドのことか?

食べ物をテイクアウトするつもりなのだろうか。
45:2006/12/07(木) 21:15:51.86 ID:


('A`)「で、普通にここで食べるってどういうことよ?」

( ^ω^)「はふはふwwwうめぇwww」

(*゚ー゚)「内藤君、食べすぎw それより英語教えてもらうんでしょ?」

( ^ω^)「そうだったおwwよろすくwww」

本気でここでやるらしい。

店内には他の学校の学生もちらほら見える。

他人のおしゃべりがここまで激しい騒音に聞こえるのは俺だけだろうか。

('A`)「とりあえず、英語はどのくらいまでわかるんだ?」

( ^ω^)「ローマ字は書けるおww後マンデーはモンデーと書くおww」

俺は手に持っていたペンをコトリ、と落とし

隣に座っていたしぃの手もポテトを口に運ぶ途中で止まった。
47:2006/12/07(木) 21:20:16.26 ID:
('A`)「お前、どうやってこの高校入ったんだよ…」

(*゚ー゚)「も、モンデーって…」

( ^ω^)「高校は前期で入ったおww面接うめぇww」

推薦で入った奴は高校で成績が落ちる、と聞いたことがあるが…

('A`)「ここまでの奴は…正直初めてだ。背筋が凍るぜ」

(*゚ー゚)「き、きっと今までやってなかっただけだよ!知識が入ってないぶん入りやすいって!」

('A`)「しぃ…それ追い討ち」

(*゚ー゚)「え…あ、やば」


( ^ω^)「そうか!僕は天才だったんだお!未完の大器だお!」

いらぬ心配だったらしい。

内藤はある意味本物かもしれない。いろんな意味で
51:2006/12/07(木) 21:30:55.84 ID:
もんでーwww
48:2006/12/07(木) 21:25:45.90 ID:



内藤に英語を教えてから3時間が過ぎた。

さっきまで騒いでいた学生たちも少なくなり、辺りは暗くなってきた。

そんなVIP市店マクドナルド店内では、怒号の飛び交うまさに地獄絵図とかしていた。


(*゚ー゚)「だから!!ここのThatは関係代名詞っていってるでしょ!!どうして「あれ」って訳すの?」

( ^ω^)「す、すびばしぇ…」

(*゚ー゚)「謝ってる暇があるなら早くやれば? ほんと頭悪い!!」

('A`)「し、しぃ…暗くなってきたし、そろそろ終わりにしようぜ…」

(*゚ー゚)「え? ああ、ほんとだ。もうこんな時間」

内藤は頭を抱えてなにやらぶつぶつ呟いている。

二面性のある女性というのは噂では聞いていたが

想像以上に、怖い
50:2006/12/07(木) 21:30:32.19 ID:
マックをでると、辺りはすっかり暗くなっていた。

春とはいえ、まだ肌寒い風が少し吹いていた。

(*゚ー゚)「ドクオ君は帰りは電車?」

('A`)「あ、俺はバス」

( ^ω^)「僕も…busだお…」

(*゚ー゚)「じゃ、私は電車だから…あ、二人とも携帯持ってる?」

('A`)「あ、あぁ一応」

( ^ω^)「持ってる…お」

高校に入るときにカーチャンから買ってもらったが

メールアドレスはまだカーチャンのしか入っていないさびしい携帯だ。

54:2006/12/07(木) 21:33:40.31 ID:
buswwww
56:2006/12/07(木) 21:35:58.70 ID:
(*゚ー゚)「じゃあさ、メアド交換しよ?」

('A`)「め、メアド?」

メアド交換と言えば、親睦の深い相手と行う物だと思っていた。

初めてのメル友じゃん…やべぇ、なんだろう。嬉しい。

('A`)「えっと、どうやるんだ…俺のメアドは」

(*゚ー゚)「どれ、見せてw」

('A`)「あ…」

しぃの指先が俺の手に触れた。

白くて、きれいな指先。伝わる体温。

しぃは俺の携帯を取ると、何やらすばやくボタンを打ち込んだ。

俺はその指先よりもしぃの横顔に見とれていた
62:2006/12/07(木) 21:41:02.34 ID:
(*゚ー゚)「はいwできたよ」

('A`)「あ、ありがと…」

しぃの笑顔でまた鼓動が早くなった。

落ち着け俺。be cool

( ^ω^)「ブツブツ…僕のもエクスチェンジ…」

('A`)「うぉっ!びっくりした…」

(*゚ー゚)「あははwちゃんと単語覚えてるねw」

こうして俺たちはメアドを互いに交換し、それぞれの帰路についた。

なんだか色々あった一日だった…って俺自分の勉強してないし!

でも、今日はそんなことが気にならないくらい有意義だった。


63:2006/12/07(木) 21:41:48.59 ID:
これは3年前の俺だな
さぁ高校入って勉強するぞ→なぜか友達たくさんできる→まぁ部活でもやるか→うはwwww 学校楽しいwwww 今日も部活のあとカラオケwwww→授業はだべって寝るだけ→偏差値42 受験オワタ\(^o^)/
68:2006/12/07(木) 21:47:38.81 ID:

('A`)「ただいまー」

家に帰宅し、自分の部屋に入る。

電気をつけて制服のままベットに倒れこんだ。

('A`)「ねみぃ…夕飯はいいや、風呂に入ろう」

だらだらと風呂場へ向かい、熱めのシャワーを浴びる。

('A`)「~♪」

入浴時の鼻歌が俺の疲れを癒す。


ブルルル!!


('A`)「ん?」

湯船でゆったりしていると、振動音が聞こえた。

そう言えば、携帯はメールがくると振動するんだったな。

('A`)「携帯ポケットにいれっぱだった…誰だろ」
77:2006/12/07(木) 21:53:55.50 ID:
送信者:しぃ
件名:今日はお疲れ様♪

本文:今日は勉強教えてくれてありがとう
   ドクオ君ってなんか教え方うまいよね!
   すごくわかりやすかったよ♪

('A`)「し、しぃからメールあwせdrftgyふじこ」

裸のまま携帯を握り締め、もう一度画面を確認する。

送信者:しぃ

('A`)「お、おおっ!?」

俺は感動していた。

女の子からメールをもらうと言うことがこんなにも感動するものだったとは…。

('A`)「って、感動してる場合じゃない! へ、返事を書かないと…」

俺の頭脳がフル回転する。

まず、親しみをこめて最初の挨拶…いやいや違う、あー、どういたしまして?

うーん、しっくりこない…ってこんなことやってる間に時間が!!


  
81:2006/12/07(木) 21:59:06.72 ID:
('A`)「えっと、返信メール編集は…」

その時、誤ってとんでもないボタンを押してしまった。

('A`)「アーッ!!」

送信者:ドクオ
件名:Re:今日はお疲れ様♪

本文:



('A`)「終わった…完全空白送っちまった…」

俺の目の前は真っ暗になった!

送信ボタン間違って押しちゃったってレベルじゃねぇぞ!!
83:2006/12/07(木) 21:59:43.80 ID:
あるあるwwwwwwww
88:2006/12/07(木) 22:02:17.76 ID:
俺は全裸のまま静かに浴槽へ戻った。

('A`)「落ち着け、まずは解決策を考えよう」

相手の予想される返信パターン、フォロー方法…

何より一番痛いのは、これが俺の記念すべきメール第一号ということだ。

ブルルルル!!

('A`)「ハッ!」

返信が来てしまった。

俺は飛びつくように浴槽を飛び出し、洗面所にある携帯を手にとって開く
90:2006/12/07(木) 22:06:16.53 ID:
送信者:しぃ
件名:裏ワザ?

本文:ちょっと、一文字ぐらい入れて欲しいなw

('A`)「せ、セーフ!!」

俺はその場で両手を横に上げ、セーフの姿勢をとった。

('A`)「き、気にしてた俺がバカみたいだ…」

そうだ、たかがメールなんだから普通に、ナチュラルに返信すればいい。

('A`)「えっと、顔文字ってどうやってうつんだ…わかんないから(笑)を使おう」


送信者:ドクオ
件名:Re:裏ワザ?

本文:間違えて送信しちゃった(笑)
   俺メールするの初めてだからさ(笑)
   だからしぃが初めて、なんちゃって(笑)

('A`)「ふふふ、ギャグも入れたし完璧な内容だ、送信っと」
93:2006/12/07(木) 22:07:43.26 ID:
んもう、なんてラブリー
94:2006/12/07(木) 22:08:46.29 ID:
これはひどいwwwwwww
だが、身に覚えがあるwwwwwwwwww
95:2006/12/07(木) 22:08:56.69 ID:
きめぇ(笑)
96:2006/12/07(木) 22:09:26.35 ID:
3分後


('A`)「ああああ俺はなんてメールを送ってしまったんだああ!!」

改めて自分のメールを見直すと、まず(笑)がうざい。

一目見て閉じたくなるような印象を与える…。

おまけに寒い下ネタ…終わった。

今度こそ完全に終わった…

('A`)「俺のばかばか!!調子乗りすぎだ!!」

浴槽の水面を叩きながら恥ずかしさと後悔のあまり顔が赤くなる。

('A`)「こ、これが俗に言う穴があるなら入りたい心境なのかっ!」
104:2006/12/07(木) 22:14:23.98 ID:
あるあるあるあるあるあるwwwwwwwwww
106:2006/12/07(木) 22:18:16.69 ID:
ブルルルル…

('A`)「はぃい!!!」

カルタを取るような気合の入った掛け声と共に携帯を開く。


送信者:しぃ
件名:あははw
本文:ドクオ君って意外とおもしろいんだねw
   なんかイメージしてた人と全然違うよw
   じゃあそろそろ寝ます。
   ドクオ君もちゃんと睡眠とらなきゃだめだよ♪


('A`)「ヴィクトリぃぃぃー!!!!」

完璧にセーフ、むしろいい感じのセーフだ。

108:2006/12/07(木) 22:19:57.20 ID:
思いっきり気使われてるなwwwwwwwwww
109:2006/12/07(木) 22:20:03.63 ID:
俺の顔は自然とにやけていき、なんだかまた恥ずかしくなってしまった。

('A`)「うっほいうっほい♪」


J( 'ー`)し「…」

('A`)「…」

J( 'ー`)し「湯冷めしないようにね…」

('A`)「あ、ああ」←急にシリアス




こうして俺は色んなことがあった一日を終え、寝床についた。


(内藤家)

(;;;^ω^)「も、もうthatのところは嫌だお…ZZZ…」  
116:2006/12/07(木) 22:29:39.58 ID:
翌朝…

('A`)「ふぁ~あ…」

アクビをしながら学校へと向かう。

人間というものはいとも簡単に変わるものだ。

初日、あれほど苦痛だった学校が楽しくなったのは、やっぱり彼女のおかげだろう。

「ドクオー!!」

ほら、きた!

( ^ω^)「おっは~だお~」

('A`)「わかってたよ。わかっててやったのさ」

( ^ω^)「? なんのことだお?」

('A`)「いんや、こっちの事情。それより早くいこうぜ、ブーン」

( ^ω^)「おk!!」

117:2006/12/07(木) 22:30:56.89 ID:
ドクオwwwカワユスwwwww
119:2006/12/07(木) 22:32:26.85 ID:
ドクオ性格が変わり杉w
121:2006/12/07(木) 22:35:08.66 ID:
ブーンとたわいも無い話で盛り上がりながら通学路を歩く。

そういえば、さっき無意識に俺は内藤をブーンと呼んだ。

まぁ、いつまでも内藤じゃ言いづらいからな。

( ^ω^)「おっは~!」

ブーンは大きな声で挨拶しながら教室に入り、俺も続けて入った。

(*゚ー゚)「あ、二人ともおはよ~」

('A`)「お、おおおはy」
( ^ω^)「おはようだお!」

また新しい感情を覚えた。「空気嫁」

123:2006/12/07(木) 22:35:46.02 ID:
(*゚ー゚)「うん、おはよwそういえば内藤君、メール見た?」

( ^ω^)「え、メール?」

ブーンは携帯を開けるとメールチェックする。

( ^ω^)「いっけねw眠ってて気づかなかったおwwすまんww」

(*゚ー゚)「なんだ~届いてないのかと思ったよw」

( ^ω^)「今お返事書くおww」

(*゚ー゚)「ちょw意味ないからw」


('A`)←微妙に会話に入るタイミング逃した


128:2006/12/07(木) 22:40:04.84 ID:
('A`)「お、俺の方にはしぃからのメール届いたよ」

(*゚ー゚)「あ、うんwドクオ君最初空白送ってくるんだモンw故障かと思ったよ」

('A`)「あ、あれは手が滑っちゃってはは(笑)」

( ^ω^)「空白!?そんなことできるのかお!?教えてくれお!」

('A`)「おお、今送ってやるよ」

光る風を追い越したら~♪

(*゚ー゚)「鳴ってる、鳴ってるからw」

('A`)「ちょwwその着信音ww」

( ^ω^)「僕の大好きな曲だおw」
129:2006/12/07(木) 22:40:49.87 ID:
>光る風を追い越したら~♪


ちょwwwwwwおまw3wwwwwwwwwwwwww
131:2006/12/07(木) 22:43:27.88 ID:
楽しい雑談をしていると、担任のわかんないです先生が入ってきてホームルームが始まった。

授業中の俺はというと、完全に上の空でその視線は自然としぃの方へ向かっていた。

('A`)「…」

黒板をまじめに移しているしぃの顔に見とれる。

(*゚ー゚)

改めて見ると整った顔立ちや白い肌に素直に綺麗だと思った。

……



「おい、ドクオ君」

132:2006/12/07(木) 22:46:47.95 ID:
('A`)「え!?」

完全に上の空だった。

前を見ると教師がこちらをじっと見ている。

「当たってるよ。早く読みなさい」

('A`)「あ、えっと…すいません聞いてませんでした」

「おいおい、頼むよ。誰か好みの子でも見ていたのかいw?」←空気読めない教師

「まじかよwwww」
「おいおい相手は誰だぁ???」
「ヒューーヒューーーー!」←妙にうまい

く、屈辱だ。

というか俺はノート一ページも書いてないじゃないか!!
135:2006/12/07(木) 22:50:09.69 ID:
('A`)「はぁ…」

結局、最後の10分で必死こいてノートを書いたが全部把握できなかった。

誰かに見せてもらうしかないな。

('A`)「おーい、ブーン。ノート見せて…」

( ^ω^)「ん…おはようドクオ~」

本当に目を開けて寝る奴というのはいるらしい。ここに一人発見した。

ブーンのノートはアテにできないとして、誰かノートをとっていそうな人は…

(*゚ー゚) 「ふぅ~」

('A`)(ろ、ロマンティックチャンス!!)
136:2006/12/07(木) 22:52:00.76 ID:
ロマンティックwwwwwwwww
139:2006/12/07(木) 22:54:20.38 ID:
※0.3秒中のドクオの思考

制限時間は10分、だが行動は早いに越したことは無い。
まず、第一声だ。「わりぃノート見せてくんね?」
ニヒルぶってるが、やはりこれか…。
いやいやもう少し自然に入るには冒頭の「わりぃ」はいらないかな


('A`)(よし、しぃゴメンノート見せて、でいこう)

俺は意を決するとしぃの席のほうへ歩いていった。


    ('A`)
            (*゚ー゚)

         ('A`)(ゴクリ…)
            (*゚ー゚)

                  == ('A`)
            (*゚ー゚)
140:2006/12/07(木) 22:57:12.03 ID:
ちょwwww






俺の青春時代の描写みたいで泣けてきた(´;ω;`)ブワッ
141:2006/12/07(木) 22:57:27.23 ID:
('A`) (俺のチキンヤロー!!!!!)

ロマンティックチャンス失敗。

一回失敗するごとに不自然さがupし、さらに時間も押してくるという最悪のシナリオである。

('A`) (と、とりあえずこっちにきた理由を作らなきゃ! でもこっちに知り合いいねぇし!)

俺は頭の中が混乱し、ノートを持ったまま最前列の席まできてしまった。

どうする!?ええっと、とりあえず…

('A`) 「ごめん、ノート見せてくれない?」

川 ゚ -゚)「ん…?」

完全に場違い。

俺は何をやってるんだ


146:2006/12/07(木) 23:01:35.24 ID:
(;'A`)「…」

まったく知らない女子に話しかけてしまった。

しかもいきなりノート見せろってナンパですか?

何様だよ。おそらくこの女子は(ナニコイツ、キモイ)という感情を抱いたに違いない。

(;'A`)「あ、あのごめn」

川 ゚ -゚)「いいぞ」

(;'A`)「…!?」

俺が硬直してると見知らぬ女子はノートを取り出し、「ほら」と言って

俺に差し出した。


149:2006/12/07(木) 23:07:46.36 ID:
('A`) 「あ、おお」

返事にならない返事をしながらノートを借り、自分の席に戻った。

脳が麻痺した状態のままノートを書く。

すぐに書き終え、再びさっきの女子の所へノートを返しに行く。

('A`) 「あの、あ、ありがとう。え~っと…」

ノートの表紙に、クーという文字が見えた。

('A`) 「クー、さん?」

川 ゚ -゚)「別に礼を言われるほどのことじゃないがな」

そう言うとクーはノートを机に入れ、俺のほうを見て微笑む

川 ゚ -゚)「しかし、勉強していると公言するならノートくらいはとっておくんだな」

(;'A`)「え!? あぁ、ちょっとボーっとしてて…」

会話になってるのかなってないのかよくわからない。

女の子と話すときだけは脳がうまく働かず、心拍数が上がる。
151:2006/12/07(木) 23:10:15.76 ID:
俺もこんな高校生活送れていたら…(´・ω・`)
153:2006/12/07(木) 23:11:16.02 ID:
チャイムが鳴り、どやどやと生徒達が各々の席に座り始める

川 ゚ -゚)「おっと、次の授業が始まるな。お前も席についたほうがいいぞドクオ」

('A`) 「あ、ああ。とにかくありがと」

俺は逃げるように席に戻ると、ニヤニヤしたブーンが小声で話しかけてきた。

( ^ω^)「成功したかお?」

('A`) 「な、なにがだよ」

( ^ω^)「な・ん・ぱ♪」


こういう時だけ元気になるやつってのは

味方にしても敵にしてもやっかいなものである。
155:2006/12/07(木) 23:14:29.13 ID:
('A`) 「だからちげーって。ただノート見せてもらっただけだ」

( ^ω^)「またまたw照れるなおw」

こういう状態の人は、とりあえずおもしろい方向へ行けばいいと考えている。

いわゆる野次馬というやつか。

(*゚ー゚)「ね、何の話?」

( ^ω^)「いやー実はドクオが…」

('A`) 「!!」

警告!警告!空気読めないレベルAランク!

ただちにスクランブル発信を行ってください!!

156:2006/12/07(木) 23:15:20.77 ID:
ブーンのなんか慣れてる感じがうぜえwwwwww
158:2006/12/07(木) 23:19:00.27 ID:
俺はとっさにブーンの口を手のひらでふさぐ

('A`)「さっきボーっとしてたのはちょっと空について考えててさぁ!!」

(*゚ー゚)「空?」

( ^ω^)「むご…むごむご」

('A`) 「いやぁ、空を自由に飛べたら気持ちいいだろうなって…」

(*゚ー゚)「へ~わかるなぁその気持ち。なんか自由って感じだしね」

('A`) 「そうそうwまぁ途方もない夢だけどね!」

夢の話でしぃをなんとか押し切り

冷や汗をぬぐいながらブーンの口から手を離した
160:2006/12/07(木) 23:23:35.84 ID:
放課後…帰路

( ^ω^)「ドクオの恋愛♪恋愛♪」

('A`)「ブーン、かんちがーい♪ぶち殺すぞ♪」

とりあえずこの件は勘違いということで押し切っているが

ブーンは俺がクーさんのことが好きだと思っているらしい。

おかげでしぃにまで勘違いされる所だった…。

あれ、なんで俺あの時あんなに焦ったんだろう?

('A`)「なんでだろう…」

( ^ω^)「お?」

('A`)「なんでだろうチョップ!!」

( ^ω^)「いたーー!!」
162:2006/12/07(木) 23:25:13.04 ID:
人が変わったようだwwwwwwwwwwwww
163:2006/12/07(木) 23:25:33.03 ID:
ドクオが崩壊してゆくwwwwww
167:2006/12/07(木) 23:28:21.86 ID:
俺はどうやらこの騒がしい高校生活を案外気に入ったらしい。

桜が咲く帰路を帰りながら、これから始まる3年間に心躍らせていた。


その夜


('A`)「ああ、しぃにメールを送るべきか…さすがに2日連続は変だよなぁ」

('A`)「いや、もしかしたらあっちも待ってるかも…いやいや落ち着け・・・」


悩みが耐えない年頃である。



178:2006/12/07(木) 23:45:53.48 ID:
(・∀・)イイヨイイヨー
187:2006/12/08(金) 01:20:29.24 ID:
いいねいいね、読んでて清々しいわw
204:2006/12/08(金) 12:29:28.30 ID:

('A`)(ここは…これだな)

(*゚ー゚)(うーん、たぶんAかBだけど・・・)

(;^ω^)(got?神さまのことかお?じゃあここの訳は・・・)


キーンコーンカーンコーン…


( ><)「はい、ペンを置いてください!!」

「人生オワター」
「なんだあれw難し杉w」

('A`)「ふう・・・」

俺は答案を前に渡し、席に戻る。

教室内はよろしくない出来に嘆く者、結果を確信し喜ぶ者、

そしてとりあえずテストが終わって喜ぶ者であふれていた。
205:2006/12/08(金) 12:35:24.75 ID:
(;^ω^)「人生オタワ支部局長ww」

('A`)「思ったより難しかったな」

(*゚ー゚)「二人ともテストの出来はどうだった?」

('A`)「俺はぼちぼちってとこかな」

(;^ω^)「これは赤点の予感・・・ってとこだお」

今回のテストは公立とはいえ上位ランクのVIP高校

どの教科も基礎的だが、問題数が多くなかなか歯ごたえのあるテストだった。

(*゚ー゚)「ね、二人とも今日は暇?」

('A`)「特に予定はないけど」

( ^ω^)「僕はオールウェイズ暇人だおw」

(*゚ー゚)「じゃあさ、テストも終わったことだしカラオケに行かない?」
209:2006/12/08(金) 12:40:43.20 ID:
( ^ω^)「おっおww大賛成だおww」

('A`)(か、カラオケ…)

(*゚ー゚)「それじゃ駅前のマルKに行こうw」

( ^ω^)「おkww早くいって部屋とろうおw」

('A`)「お、おう」


・・・カラオケだって!?

カラオケなんて小さいころカーチャンとポケヌンマスター歌ったくらいで

こうやって友達と行くのは初めてだ。

210:2006/12/08(金) 12:43:47.26 ID:
高校最初の試練キタコレ!!
211:2006/12/08(金) 12:45:31.88 ID:


(*゚ー゚)「三人で2時間お願いしまーす」

( ^ω^)「ふっふぅ、テストでたまったストレスを発散するおw」

(*゚ー゚)「303号室だって。それじゃいこっか」

('A`)(これがカラオケ屋かぁ・・・思ったより値段安いな)


俺たちは階段を上がり、303号室に入った。


( ^ω^)「ふぃ~じゃあ僕はじっくり選曲するから先に歌っていいおw」

('A`)「えぇ!」

俺はブーンが最初に歌うと思っていたのだが・・・

いきなり歌えと言われても入力方法とかわかんねぇし

しかもなんだこの辞書みたいな分厚い本。
212:2006/12/08(金) 12:49:54.29 ID:
(*゚ー゚)「あれ? ドクオ君ってもしかしてカラオケ初めて?」

('A`)「え、いやぁ全然! 中学のころはよく通ってたぜ」

見栄を張ってみた。

なんとなく、初心者という響きが嫌だった。

(*゚ー゚)「へ~そうなんだw誰のの歌が好きなの?


しまった、音楽なんて興味ないから歌手なんて全然しらん。

('A`)「え、え~まぁ幅広く歌うよ。歌手より曲重視っていうかそんなかんじ?」
214:2006/12/08(金) 12:54:35.77 ID:
(*゚ー゚)「そうなんだw あ、私歌入れちゃっていい? ドクオ君先に歌う?」

('A`)「いやっお先にどうぞ!」

(*゚ー゚)「うんwじゃあ先に入れるね」

('A`)(あ、危ない所だった)


しぃは机の上にあるリモコンを取ると、分厚い本を見ながら数字を入力し送信ボタンを押した。

(*゚ー゚)「送信、と」

なるほど、歌を入れるにはあの本に載っているコードを入力し本体に送信すればいいらしい。

画面に歌名が表示され、メロディが流れ始める。
215:2006/12/08(金) 12:58:32.35 ID:

(*゚ー゚)「~♪」

( ^ω^)「おっおwこの曲、ドラマの主題歌で聞いたことあるおw」

俺も曲名は知らないが聞いたことがある歌だ。

しぃは歌声は綺麗で、音程も合っており素直に上手だと思った。

(*゚ー゚)「~♪」

俺はしぃの歌声を聞きながらリモコンを物色する。

さっきの送信ボタンがこれか…

('A`)(ん、この歓声ボタンって何だろう?)

('A`)(ポチっとな)


「ヒューヒューパチパチパチ!!」


(;*゚ー゚)「~♪」

( ^ω^)「ちょwww」

('A`)「ちょww」
216:2006/12/08(金) 12:59:09.26 ID:
ドクオwwwwwwwww
217:2006/12/08(金) 13:01:25.42 ID:

(*゚ー゚)「ふぅ、おしまい♪」

少しToらぶるがあったが、しぃは曲を歌い終えてはマイクを机に置いた。

( ^ω^)「ブラボーwww」

('A`)「いやー、うまかったよ」

(*゚ー゚)「えへへ、そーかな?」

( ^ω^)「しかし、まさか歓声ボタンを使うとは予想外だったおw」

('A`)「いや、あれは・・・まぁね」

(*゚ー゚)「もー、いきなりだったからビックリしたよ。罰として次はドクオ君!」

(;'A`)「え、えぇ!?」

しぃの歌声を聞き入ってて歌のことなんて考えてなかった。

でも、とりあえず歌の入れ方はわかったことだし知ってる曲を入れれば何とかなるかな・・・。
219:2006/12/08(金) 13:05:07.08 ID:
('A`)(お、この曲は俺の見てたドラマの主題歌だ。これなら歌えそうだ)

( ^ω^)「ドクオはどんな歌うたうのかワクテカだおw」

俺はリモコンを取り、コードを入れ送信ボタンを押す。

画面が変わり、曲名が表示される。



曲名:これが男の大和魂

作曲:大和大吾朗  


でぇーんでんでんでん♪でれでれでれーでー♪

('A`)(せ、選択した曲とまったく違ぇええええ!!!!)
221:2006/12/08(金) 13:09:09.05 ID:

(*゚ー゚)「え、演歌…」

(;^ω^)「これは新展開wwwww」

('A`)「え、いやこれは・・・」

弁解する前にメロディが進み、歌詞が表示される。

やばい、このまま間違えたなんて言えねぇ

('A`)「お、男~にうま~れ~て30年♪」

(;^ω^)「ちょwwwww」

(*゚ー゚)「も、持ち歌渋いなぁ・・・」

もう、ヤケだ。

こうなったら早いとこ歌を終えてしまうしかない。
223:2006/12/08(金) 13:11:26.25 ID:
演奏中止しろよwwww
ていうかなんで歌えてんだドックンwwww
224:2006/12/08(金) 13:14:08.42 ID:

('A`)「おいら~は~情が~熱い男よ~♪(テケテンテン♪」

最後の歌詞を言い、俺のカラオケデビュー曲「これが男の大和魂」は終わった。

(;'A`)「ど、ども。終わりです・・・」

( ^ω^)「感動したwwww」

(*゚ー゚)「結構うまかったよ! ぷ、ふふ・・・ッ」

(;'A`)(結果オーライ…かな?)



( ^ω^)「よし、次は僕だお!!」

('A`)「おお、やっとブーン歌うのかw」

(*゚ー゚)「どんな歌うたんだろ~w」

( ^ω^)「ふひひ、いくお」


曲名:YATTAァ!
作曲:はっは隊


227:2006/12/08(金) 13:21:54.94 ID:

('A`)「ぶふwwww」

(*゚ー゚)「はっは隊w」

( ^ω^)「うおおー!!」

ブーンは叫びながらマイクを手に取り、立ち上がった。

( ^ω^)「イッッソーイージー♪ 明日はわんだほー(ふぅふぅ♪」

ブーンはリズムに合わせて体をクネクネ踊りながら歌う

俺としぃはその動作がおかしくて腹筋が割れるんじゃないかってくらい笑い転げる。

( ^ω^)「はいみなさん一緒に~YATTAァ!YATTAァ!」
229:2006/12/08(金) 13:23:51.06 ID:

そしてお馴染みのサビ時のダンス。

('A`)「ヤッタァwwwwヤッタァwww」

(*゚ー゚)「や、ヤッタァwwwだめ、おなか痛いwww」

303号室は異様な盛り上がりを見せ、ライブ会場のような熱狂っぷりだった。

店員「な、なんだこの部屋は・・・ゴクリ」


それから俺たちはそれぞれの持ち歌を歌い

ブーンにならって踊りをつけたりスターのような気分で2時間を終えた。

持ち歌の無かった俺はドラマの主題歌や知ってる曲を入れて乗り切った。

2番まであったのは最初驚いたが、リズムは同じなので歌いきることが出来た。
230:2006/12/08(金) 13:26:45.82 ID:
>2番まであったのは最初驚いたが、リズムは同じなので歌いきることが出来た。

あるあるあるあるwwwwwwwwwwwwwww
231:2006/12/08(金) 13:27:58.33 ID:

('A`)「いやーおもしろかったわw」

(*゚ー゚)「うんうん。今日は盛り上がったねw 喉痛くなっちゃった」

( ^ω^)「ストレス発散したらお腹すいたお。サイゼリィ行かないかお?」

(*゚ー゚)「うん、私もたくさん歌ったらお腹すいちゃった」

('A`)「俺も俺も」

( ^ω^)「じゃあサイゼに突撃だおw」

サイゼリィとは大手飲食店チェーンのことだ。

量と味のわりに値段が安く、金の無い学生たちがよく利用している。

233:2006/12/08(金) 13:33:05.08 ID:

('A`)「あ、ちょっとコンビニよっていい?」

(*゚ー゚)「何か買う物でもあるの?」

('A`)「今日、クソピースの発売日なんだ」

俺が少年ジャプンの中で一番楽しみにしている漫画だ

海賊の話なのだが、魚人シャーロン編は不覚にも泣いてしまい

今日はその魚人編の入った単行本の発売日なのだ。

( ^ω^)「おっおwクソピース僕も好きだおw」

(*゚ー゚)「その漫画ってどんな話なの?」

('A`)「人に聞くより漫画見たほうが早いよ。あれは面白い。今度一巻から貸してあげるよ」

(*゚ー゚)「ほんと? あ、ありがとw」

クソピース信者の俺としてはこの面白さを一人でも多くの人に伝えたかった。
239:2006/12/08(金) 13:37:29.39 ID:
俺はとりあえずのあらすじをしぃに聞かせる。

('A`)「~で、その気持ちが熱いんだよ。なんていうか、こうずしっと・・・」

(;*゚ー゚)「ど、ドクオ君。よくわかったよ。うん、今度その漫画貸してもらうね」

('A`)「そっか、まぁ絶対おもしろいから。見ないと損するよ」

( ^ω^)「ドクオー、早く買ってサイゼいくおー」

('A`)「あ、そうだった。んじゃちょっと買ってくるわ」

俺はコンビニへと入り、本のコーナーへ向かった。


(;*゚ー゚)(た、助かった・・・)
241:2006/12/08(金) 13:41:12.75 ID:
('A`)「お、あったあった。お、今回の表紙もなかなかいいなぁ」

クソピースは俺を狂わせるぜ

勉強漬けの中学生だった俺に夢と感動と勇気を与えてくれた漫画だ。


('A`)「うっし、さっさと買うか」

俺は単行本を手に取り、レジで清算する。

川 ゚ -゚)「いらっしゃいませ・・・ん?」

('A`)「えっと、サイフさい・・・ふ」

川 ゚ -゚)「・・・」

('A`)「・・・」


('A`)「く、クーさん!?」

レジにいた店員はクーだった。

川 ゚ -゚)「ドクオか」
243:2006/12/08(金) 13:45:37.73 ID:

('A`)「な、なんでこんな所にいるの?」

川 ゚ -゚)「見ればわかるだろう? バイトだ」

そう言うとクーは胸に張ってある名札を指差した。

うん、なかなかのふくらみが・・・って違う!!

('A`)「もうバイトしてるのか。偉いなぁ」

川 ゚ -゚)「それよりドクオ、410円だ」

('A`)「え?」

川 ゚ -゚)「この漫画を買うんだろう?」

('A`)「あ、そうだった・・・。410円ね、ちょっとまって」
244:2006/12/08(金) 13:47:22.27 ID:
390円じゃないのか!
245:2006/12/08(金) 13:49:10.89 ID:

俺はポケットから財布を取り出そうとする。

が、ひっかかってうまく取れない。

力を入れて取り出すと、勢いあまって財布から小銭が散らばった。

('A`)「あっ!」

壮大に小銭が地面に散らばった。

(;'A`)「ご、ごめん」

ダサい、我ながらダサすぎる。

俺はその場に屈んで落ちた小銭を拾い始める。

川 ゚ -゚)「大丈夫か?」

クーはレジから出ると、俺の前で屈み、散らばった小銭を拾ってくれた。
248:2006/12/08(金) 13:52:48.80 ID:

クーはレジから出ると、俺の前で屈み、散らばった小銭を拾ってくれた。 

(;'A`)「あ、ありがとう・・・」 

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・案外お前は抜けてるんだな」 

フッとクーが笑い、俺の目を見る。 

至近距離で目があってしまい、俺のチキンハートは激しく振動した。 

('A`)(やべぇ距離が近い・・・!!) 

川 ゚ -゚)「・・・」 

クーは何も言わず、静かに小銭を拾い続ける。 

クーが前かがみになった時、それは俺の目に飛び込んできた。 

(;'A`)「!?!?!」 

ぶ、ブラが見えている!! 

シャツの隙間からピンク色のブラジャーが見え、俺の目が釘付けになった。 
253:2006/12/08(金) 13:56:42.65 ID:

(;'A`)「も、もももう大丈夫だよありがちょう!!」

俺は焦ってすぐに立ち上がる(息子ではない)

川 ゚ -゚)「ん、そうか。ほら、これで全部か?」

クーから小銭を受け取り、俺は慌てて立ち上がる。

('A`)「は、はい。410円」

川 ゚ -゚)「ありがとうございました」

クーからレシートを受け取ると、そそくさと出口へ向かう。

川 ;゚ -゚)「お、おい! 商品忘れているぞ!」

('A`)「あ、し、しまった」

くるりと人形のように方向転換しレジに戻る。

心臓がまだドキドキ鼓動を打っており、体の動きが不自然になる。
261:2006/12/08(金) 14:13:33.56 ID:
ありがちょうwwwwwwwwwwww
256:2006/12/08(金) 14:00:51.96 ID:

川 ;゚ -゚)「お前、いろいろと危なっかしい奴だな」

('A`)「ご、ごめん。小銭拾ってくれてあ、ありがと・・・クーさん」

消えるような声でお礼を言い、再び出口へ向かう

川 ゚ -゚)「あ、ドクオ」

(;'A`)「え?こ、こんどは何!?」

川 ゚ -゚)「私を呼ぶとき、さん付けしないでくれ」

('A`)「え、あ、うん・・・わかった」

川 ゚ -゚)「それだけだ。じゃあな」

俺はぼーっとしながらコンビニを出た。

('A`)(あ、焦った・・・まさかクーさん、あ、クーがここでバイトしてたなんて・・・)

( ^ω^)「ニヤニヤ」

('A`)「うおっ!」
257:2006/12/08(金) 14:04:26.09 ID:
( ^ω^)「むふふwwドクオーーw」

ブーンが肩に手を回してきた。

そういえば俺、二人を待たせてたんだ・・・ってちょっとまて。

この反応は・・・嫌な予感がする

(*゚ー゚)「ん~純情だねぇw」

( ^ω^)「しっかり見届けさせていただきましたwwうめぇww」

('A`)「ち、ち、違うぞ。君たち何か誤解してないか?」

( ^ω^)「いやぁ~照れるな照れるなwもう反応がわかりやす杉wwねぇしぃちゃん?」

(*゚ー゚)「なんか可愛かったね~w顔を赤くしちゃって」

('A`)「だ、だからあれh」

俺の弁解など聞く耳持たず、ブーンは携帯を取り出しなにやら操作をしている。
259:2006/12/08(金) 14:10:52.85 ID:

( ^ω^)「これがその時のムービーです」

そこには、窓の外から撮られた一部始終が写っており

時折、「そこだ! もう一押し!」「あ~ここでもう一歩踏み込まなきゃ」といった

ブーンとしぃの声が入っているムービーがあった。

('A`)「おまww消せ消せけs」

( ^ω^)「アーッ青春の青いドラマがー!!」

俺はブーンの携帯を強奪し、本能的に消去ボタンを見つけムービーを削除した。

(*゚ー゚)「ん~やっぱその慌てぶりは怪し~な~ドクオ君」

(;'A`)「いや、だからこれは・・・」

( ^ω^)「さっそくサイゼリィで事情聴取だお!!」
262:2006/12/08(金) 14:13:41.73 ID:

結局、この後サイゼリィで二人の質問攻めにあい

はぐらかしているうちに辺りが暗り、それぞれ帰路についたのだが・・・



ブブブブ・・・


送信者:しぃ
件名:ねぇw

本文:クーさんのこと好きなの??
   正直に言ってごらんよ~応援するよ~w

('A`)「・・・」


ブブブブ・・・


送信者:ブーン
件名:おっおw
本文:メアドは聞いたのかお??
   僕的には脈ありだと思うお!!がんがれ!!


('A`)「ねーよwww」
265:2006/12/08(金) 14:19:09.75 ID:
まぁ、たしかにクーは綺麗な方だし、なんとなくだが

自分に好意的な気もする・・・いや、まだ2回ほどしか話してないのだが。

不意にクーの顔が頭に浮かぶ。

もしかして、クーも今俺のことを・・・

('A`)「・・・って、俺は何を考えてるんだぁぁ!!」

あぁ、でも、もし、ifの世界だが、

クーが彼女だったらどんな生活を送るのだろうか。


267:2006/12/08(金) 14:23:21.42 ID:

≪ドクオの脳内≫

川 ゚ -゚)「あの、ドクオ・・・お願いがあるんだけど・・・」

('A`)「ん、なんだよクー」

川 ゚ -゚)「す、すきって・・・いっ・・・」

('A`)「なんだよ、聞こえないぞ(笑)

川///)「……好きっていってほしいの」

('A`)「ふ、好きだぜ。クー」

チュ・・・

≪以下、現実≫

('A`)「うふふふふふ・・・wwwふふうふww」

通行人(な、なんだろうこの人)

('A`)「るーんるん♪」

俺は家までの帰り道をスキップしながら帰った。
270:2006/12/08(金) 14:24:51.33 ID:
>>267
なんという妄想・・・
271:2006/12/08(金) 14:25:37.09 ID:


('A`)「ただいまー」

靴を脱ぎ捨て、リビングへと向かう。

('A`)「カーチャン? いないのー?」

(`・ω・´)「ん、ドクオか」

('A`)「トーチャン・・・」

なんで・・・こんな時間にいるんだよ。

('A`)「今日は、早いんだね」

(`・ω・´)「ああ。ところでドクオ、勉強はしているのか?」

トーチャンが相槌を打つときは、たいていこちらの話を聞く気がない。

('A`)「まあ、ね」

嘘だ。最近は授業を受けているだけで受験勉強はやっていない。
273:2006/12/08(金) 14:26:52.95 ID:
シャキンが父親ww
274:2006/12/08(金) 14:28:16.16 ID:

(`・ω・´)「公立の授業など受験に何の役にも立たん。ほら、新しい参考書だ」

そう言うとトーチャンは俺に参考書を渡した。

(`・ω・´)「お前は将来、東欧大学にいって使う側の人間になるんだ、努力しろ」

('A`)「うん・・・」

俺は参考書を持って部屋に戻る。

部屋の電気を付け、ベットに仰向けになり寝転がった。

('A`)「使う人間・・・ね」

トーチャンに子供のころから何度も言われてきた言葉。

周りは全員敵だと思え、受験が終わればお前は勝ち組だ・・・。

そう、言われてきたし俺もそれはある程度肯定していた。
278:2006/12/08(金) 14:32:08.43 ID:
けれど・・・

('A`)「今よりももっと幸せ、なのかなぁ・・・」

ベットの上で一人、哲学にふけてみる。





('A`)「なんだかムラムラしてきた」
281:2006/12/08(金) 14:36:10.62 ID:

俺は鍵のついた引き出しを開け、エロ本を取り出す・・・

('A`)「・・・だめだ、これ見飽きた。そろそろ新作入荷させないとなぁ」

なぜか、新しいエロ本を買うことを入荷、と呼んでいる。

('A`)「そういえば、今日コンビニで・・・」

脳裏に浮かんでくる一場面。

同級生の下着を偶然だが、見てしまった。

その状況に興奮し、俺の息子が反応してしまった。


('A`)「はぁ・・・すまんクー・・・俺は最低な男だ」 

自己嫌悪もいつもより激しかった。
289:2006/12/08(金) 14:42:15.35 ID:
なんかカラオケいきたくなった
294:2006/12/08(金) 14:48:34.64 ID:
いいな青春…
クラスの文集みたいなの作るらしいんだが書くことねえ
328:2006/12/08(金) 19:03:37.64 ID:



(*゚ー゚)「ねぇコンビニのバイトってどんなことするの??」

川 ゚ -゚)「レジもやるし、それ以外にも覚えることがたくさんあるぞ」

( ^ω^)「そうなのかお?? でも時給850円なんておいしい仕事だおーw」


('A`)「・・・」


この状況は、なんだろうか。

学校に来た時にはすでにあの二人はクーに猛烈な接近を図っていたのだ。

俺がちらりと二人のほうを見るとまかせろ! と言わんばかりに親指を立ててくる。
330:2006/12/08(金) 19:06:49.35 ID:
( ^ω^)「よかったら今日ゲームセンターいくんだけど、一緒にどうかお??」

川 ゚ -゚)「ゲームセンター?」

(*゚ー゚)「うん! 駅の近くに大きい所があるんだ、いかない?」

川 ゚ -゚)「私は別に構わないが・・・」

( ^ω^)「やった! じゃあ放課後に行くお!!」

('A`)「お、俺はちょっとようz」

( ^ω^)「はいはいドクオもいくお!! 放課後楽しみだお!」

ドクオはにげようとした。
この せんとうから は にげられない!
331:2006/12/08(金) 19:10:47.09 ID:



ゲームセンターGX

まぁこの町ではそこそこ大きいほうのゲームセンターだ。

放課後、俺はブーンとしぃに半場無理やりここにつれてこられた。

( ^ω^)「どれからうやるか迷うおwwww」

(*゚ー゚)「とりあえず4人でできるゲームやらない? せっかく人数が丁度いいしw」

( ^ω^)「じゃ、レースゲームのトラビオンやるおww」

ブーンとしぃは二人でどのゲームをやるか話している。

そうなると自然に俺とクーが話さなきゃいけない空気なわけで

('A`)「・・・」

川 ゚ -゚)「・・・」

非常に気まずい
333:2006/12/08(金) 19:15:09.96 ID:
川 ゚ -゚)「なぁドクオ」

('A`)「ふぇ?」

何を話そうか考えている途中に話しかけられたので気持ち悪い返答をしてしまった・・・。

いかん、立て直さなくては。

川 ゚ -゚)「トラビオン、とは何だ?」

('A`)「あ、ああ。トラビオンはトラックを使ったレースゲームだよ」

トラビオンレーサー。通称トラビオン

大型トラックを使ってレースをする豪快なレースゲームだ。
334:2006/12/08(金) 19:19:36.24 ID:
川 ゚ -゚)「ほう、トラックの擬似運転ができるのか・・・最近は発達しているのだな」

('A`)「クーはゲーセン初めてなのか?」

川 ゚ -゚)「ああ。あまり人混みは好きじゃないのでな」

川 ゚ -゚)「外で遊ぶ、というよりは家で本を読むほうが私は好きだな」

会話は多少弾むが、いささかここで話すには違和感があるような気がした。

ブーンやしぃとは違ってクーはどちらかというと大人しいタイプだ。

(;'A`)(なんか微妙な空気になりそうだなぁ・・・)

( ^ω^)「ドクオー!クー!! はやくこっちきてやるおー!!
335:2006/12/08(金) 19:23:33.75 ID:
(*゚ー゚)「100円入れて・・・と」

( ^ω^)「ふふ、腕が鳴るお!!」

二人が意気込んで設定を選んでいる。

俺だって反抗期の時期に毎日一人ゲーセンをしていた。ふ・・・勝てる。

俺も車両を決め、ふと隣のクーを見るとまだ車両選択画面で止まっていた。

('A`)「どうしたの?」

川 ゚ -゚)「これは・・・どうやって決定すればいいんだ?」

('A`)「あ、そっか初めてなんだよな。ハンドルを動かして選択して、アクセルで決定だよ」

川 ゚ -゚)「なら、私はこの赤いトラックにしよう」

クーはハンドルを切り、右上の赤い車両を選ぼうとする。

だが、切り具合がわからないのか思うように赤い車両を選択できない。
336:2006/12/08(金) 19:28:40.10 ID:

川 ゚ -゚)「む・・・難しい」

('A`)「しょうがないなぁ」

俺はクーのハンドルを切ってやり、赤い車両に合わせる

('A`)「んじゃ、アクセル踏んで」

川 ゚ -゚)「あ、ああ。ふっ!」

クーはアクセルを踏むと決定音がなる。

('A`)「掛け声はいらないと思うよ」

川 ゚ -゚)「そ、そうか。すまんな面倒をかけて・・・」

('A`)「別に礼を言われるほどのことじゃないよ」

俺がそう言うと、クーはふふっと笑う。

('A`)「あれ? 俺なんかおもしろいこと言った?」

川 ゚ -゚)「いや、その台詞。そっくりそのまま返されてしまったな」

そういえば、クーにノートを借りた時そんなことを言われたような気がする。
338:2006/12/08(金) 19:32:40.95 ID:
('A`)「クーの口調が移っちゃったよ」

川 ゚ -゚)「そのようだな。ふふ」

気まずかった空気が柔らかくなる。

なんだ、いらぬ心配だったらしい。

俺が自分の運転席に戻ると、妙に視線を感じる。

(*゚ー゚)(うーん、ちょっといい感じ?)

( ^ω^)(とりあえず第一歩は踏んだっぽいお)

('A`)「君たち、何ボソボソ喋ってるのかな?」

( ^ω^)「うしっ!!じゃあレース始めるお!」

(*゚ー゚)「うん!ほら、ドクオ君もうスタートするよ!」

まくし立てるようにレースが始まり、シグナルが赤から青になった。

('A`)「へ・・・後悔させてやっぜ!!」

342:2006/12/08(金) 19:35:54.80 ID:
・・・・・・

・・・

レース終了。

('A`)「最下位かよ・・ウツダ死のう」

( ^ω^)「二人が早すぎなんだお。僕、崖に落とされちゃったお」

結果はクーが一位、しぃが二位でその跡にブーン、俺と続いた。

(*゚ー゚)「クー・・・あなたやるわね」

川 ゚ -゚)「ふ、思ったより刺激的で面白いじゃないか」


(*゚ー゚)川 ゚ -゚)「もう一勝負!!」

('A`)「勝てる気がしねぇ・・・棄権します」

( ^ω^)「同意www」

二人は恐ろしいスピードで設定をし、第二ラウンドにて火花を散らしていた。
343:2006/12/08(金) 19:37:17.91 ID:
やはりクーの勝ちかw
345:2006/12/08(金) 19:39:12.79 ID:


川 ゚ -゚)「なぁ、次はこのゲームをやろう!」

最初のテンションはどこへやら・・・。

クーはゲーセンが気に入ったらしく、子供のように手当たりしだいゲームをやっている。

('A`)「テニス体感ゲームか、よっしゃやるか!」

俺はコインを入れ、センサーの前に立つ。

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・手加減はしない」

('A`)「うはww上等www」

試合開始と共にクーの速いサーブが来る。

俺はクイックでレシーブするが、ネット前に移動したクーのボレーで決められる。

川 ゚ -゚)「口の割にはたいしたことないな」

('A`)「へ、言ってくれたな・・・。おめーは俺を怒らせた!」

(;^ω^)「なんか空気が熱いお」
(;*゚ー゚)「クーさんって実は熱血キャラ・・・?」
347:2006/12/08(金) 19:42:52.55 ID:

試合はなおも続く


('A`)「ライン上に落としてやるぜ! ふっ!」

川 ;゚ -゚)「く、だがこのリーチなら届く!」

('A`)「かかったなたわけぇぇぇぇぇ!!! ドロップじゃあぁぁぁあ!」

川 ;゚ -゚)「ちぃ、裏をかかれた!」

「なんだなんだ?」
「すごい試合してるぞ!」
「おー、すげぇww」


( ^ω^)「すごいなぁ」
(*゚ー゚)「そうねぇ」

ブーンとしぃは他人の振りをしていた。
350:2006/12/08(金) 19:47:55.06 ID:
(VIP商社)


( ・∀・)「あー、君、ちょっときなさい」

(`・ω・´)「部長、お呼びでしょうか?」

( ・∀・)「君、この書類のこの字間違えてるんだけどねぇ・・・」

(`・ω・´)「え・・・あ、申し訳ありません! すぐに直してきます」

( ・∀・)「いやいや、直す直さないの問題じゃなくてさ」

( ・∀・)「間違った報告書出すと、直すのにどのくらい時間がかかると思う?」

( ・∀・)「おかしいよなぁ?雇ってる社員が手間増やすなんて。君ボランティアでやってる訳じゃないんだろう?」

(`・ω・´)「申し訳ありませ・・・」

( ・∀・)「あーあ、これだから高卒は嫌なんだよ。頭悪いから」

(`・ω・´)「・・・!!」

「また部長の高卒いじめが始まったよ」
「部長ってすごい学歴コンプレックス持ってるらしいしね~」
「・・・まぁ、高卒じゃそうがないんじゃないか?やることをやらなかったツケだよ」

(`・ω・´)(大学出てたら・・・差別してもいいのか・・・!!)
351:2006/12/08(金) 19:48:56.97 ID:
>>350
ちょwwwwwwwwww父さんカワイソスwwwwwwwwwwwwww
352:2006/12/08(金) 19:50:22.87 ID:
いかん…悲しくなる…
354:2006/12/08(金) 19:51:30.16 ID:


午後6時半

辺りも暗くなり始め、俺たちはゲームセンターを後にし、バス停で話をしていた。


('A`)「いやー、なかなかいい試合だったな」

川 ゚ -゚)「次は負けん。ドクオ、明日また私と勝負しろ」

(;'A`)「ええー。明日は筋肉痛の予定だから無理」

川 ゚ -゚)「既に予定済みか・・・このひよっこが!」

そう言いながらクーは俺の肩を叩いた。

(;'A`)「痛っ!ゲームで負けたからってリアルで攻撃するのはマナー違反!」

( ^ω^)「いやー、でも二人の激闘は熱かったおw」

(*゚ー゚)「うん。でもあの掛け声はどうかと思ったけど・・・」

('A`)「流星広島サーブをバカにすると火傷するぜ?」
359:2006/12/08(金) 19:55:12.99 ID:
この展開バロスwwwwwwwwwwwwwwww
360:2006/12/08(金) 19:56:10.58 ID:
( ^ω^)「あいからわずすごいネームセンスだおwwあ、バスきたお」

(*゚ー゚)「ラウンジ行きだから、私はこれに乗るね」

( ^ω^)「ブーンもこれだおww」

('A`)「お~二人とも乙」

川 ゚ -゚)「また明日な」

ブーンとしぃをのせたバスは発進し、やがてその姿が見えなくなった。

クーと二人でバスを待つ。

前はこの沈黙が苦痛だったが、今はむしろ落ち着く。

たぶんそれは、知り合い、から友達になったっていう何よりの証拠だろう。
361:2006/12/08(金) 19:58:32.81 ID:

川 ゚ -゚)「ドクオ、今日は・・・誘ってくれてありがとう」

('A`)「ん、いやお礼ならブーンとしぃに言ってくれよ。誘ったのはあいつらだしな」

('A`)「それに、さ。俺だってクーと友達になれて、その、嬉しいんだぜ?」

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・」

俺はポケットに手を入れたまま、クーに向かって微笑む。

川 ゚ -゚)「ふ、そんなくさい台詞、お前には似合わないぞ」

('A`)「言われなくてもわかってるよ。言ってて恥ずかしいし」

そう言うと、クーはふふ、っと含み笑いをして

俺もつられて頬が緩む。
363:2006/12/08(金) 20:03:38.62 ID:
川 ゚ -゚)「ドクオ、髪の毛に白い綿がついてるぞ」

ふと、クーが俺の頭を見て言った。


('A`)「え? ゲーセンでついちゃったのかな・・・とれたか?」

川 ゚ -゚)「とれてないぞ、ほら、ここだ」

クーが俺の頭の綿を取った。

俺とクーの距離が縮む。

('A`)「・・・ぁ」

川 ゚ -゚)「・・・」

目線が交わる。

自分の心臓の鼓動が聞こえてしまうんじゃないか、と思うくらい近い。

一歩、俺はクーのほうへ踏み出す。

クーも、俺のほうへ一歩。

互いに目を合わせたまま距離が縮む。
364:2006/12/08(金) 20:05:55.77 ID:
止めてくれ…
365:2006/12/08(金) 20:07:22.23 ID:

('A`)「クー・・・」

川 ゚ -゚)「ドク・・・オ」

互いに名前を呼ぶ。

クーの頬が赤く染まっている。

たぶん、俺も。

この雰囲気に身を任せて、いいのだろうか?

でも、野暮な考えはせずに、今はこのまま・・・クーと・・・
367:2006/12/08(金) 20:08:06.38 ID:
なんだこれwwwwwwいきなりクーとの距離縮まくりんぐwwwww
369:2006/12/08(金) 20:08:57.90 ID:
このスレが確実に俺を鬱にする・・・orz
373:2006/12/08(金) 20:11:14.98 ID:

「お客さーん乗らないんですかー」

川 ゚ -゚)「!?」

('A`)「!!」

急に現実に戻り、辺りが見えてくる。

声の方を向くと、やっとバスの運転手が放った言葉だと理解できた。

('A`)「あ、避難所行き・・・の、のります。ほら、クーも」

川 ゚ -゚)「あ、ああ。そうだな、乗ろう」

お互いに言葉を噛みながらバスに乗り、その後バス内は気まずい沈黙が支配した。

('A`)(う、運転手空気嫁・・・)
378:2006/12/08(金) 20:14:17.28 ID:
セーフ……
379:2006/12/08(金) 20:15:03.91 ID:
アドレス交換くらいしとけー
382:2006/12/08(金) 20:18:04.30 ID:



川 ゚ -゚)「そ、それじゃまた明日!」

('A`)「お、おう」

バスを降り、空元気な別れの挨拶をして互いの帰路についた。

俺は大きくため息を吐き、下を向きながら歩き始めた。

('A`)「く・・・ほんっとにもう!」

近くの空き缶を蹴っ飛ばす。

むしゃくしゃしてやった。反省はしていない。

('A`)「はっはぁーこいつはくせぇーへたれの臭いがプンプンするぜーっ!!チクショー!」

俺は自分で自分を罵倒してみたが、よけいむなしくなっただけだった。
386:2006/12/08(金) 20:21:00.36 ID:



('A`)「ただいまー」

(`・ω・´)「ドクオ」

('A`)「トーチャン・・・」

玄関先で待っていたのはトーチャンだった。

顔を見ただけで不機嫌なことがすぐわかった。

(`・ω・´)「話がある。ちょっとこっちにきなさい」

('A`)「う、うん」

俺はトーチャンについていき、リビングへ入る。

(`・ω・´)「最近、夜になるまで帰ってきてないそうだが何をしているんだ?」

('A`)「え?」

(`・ω・´)「何をしているんだ? と聞いてるんだ」
388:2006/12/08(金) 20:23:25.94 ID:
(´・ω・`)父ちゃん
389:2006/12/08(金) 20:24:35.29 ID:
冷や汗が出るのがわかった。

('A`)「いや、その・・・」

思えば、ブーン達とゲーセン行ったりカラオケ行ったりしていて

勉強のことなど、すっかり頭から離れかかっていた。

(`・ω・´)「勉強しているのか?」

('A`)「う、うん」

(`・ω・´)「そうか・・・」

トーチャンはふぅ、と息を吐き、それから大きく息を吸い込んだ

(`・ω・´)「そんな嘘が通じるとでも思っているのか!!!!!!!」

テーブルが揺れるほどの怒号。
393:2006/12/08(金) 20:26:59.90 ID:

('A`)「え・・・」

(`・ω・´)「お前がゲームセンターにいたのを知り合いが見てたんだよ!!」

頭からスーッと血の気が引き、体が震える。

恐怖感が俺の体を包み込んだ。

(`・ω・´)「母さん」

J( 'ー`)し「は、はい」

それまでうつむいていたカーチャンが顔を上げる。

(`・ω・´)「明日から毎日ドクオを塾に通わせる。いいね」

それだけ言うとトーチャンは席を立ち、ずかずかとリビングを出て行った。
397:2006/12/08(金) 20:30:27.85 ID:

('A`)「・・・あ」

さっきまで楽しかった感情はどこかへ消え去り、一気に気持ちが沈む

天国から地獄へ、落とされた気分だ。

J( 'ー`)し「ごめんね・・・ドクチャン。カーチャン、何も言えなくて・・・」

('A`)「・・・いいんだ。けじめをつけれなかった俺が・・・悪いんだ」

俺はそう言うと、ふらふらと部屋へと向かっていった。

明日から、毎日塾・・・。これからは、ブーン達と遊ぶ時間が少なくなるかもな・・・。
399:2006/12/08(金) 20:31:16.92 ID:
予備校ktkr
398:2006/12/08(金) 20:30:40.38 ID:
シャキン八つ当たりかよ氏ね


俺だったら大学受験の時期に、受験サボってあてつけするがなwww
405:2006/12/08(金) 20:32:48.40 ID:
>>398
シャキンも辛いんだよ

自分が高卒で馬鹿にされたから
ドクオにはそんな目にあって欲しくないんだよ

ドクオはシャキンが会社で言われたこと知ってんのかな
411:2006/12/08(金) 20:34:13.02 ID:
ドクオの事を思って言ってるんだけど空回りしてるんだな
406:2006/12/08(金) 20:32:54.08 ID:

翌日

('A`)「おいすー」

( ^ω^)「きたおwww」

(*゚ー゚)「噂の人物の登場だぁ」

二人はまーたニヤニヤしながら俺のほうを見る。

最近、この二人はにやけすぎだろ。

('A`)「言いたいことがあるならハッキリいってくださーい」

(*゚ー゚)「じゃあはっきりききまーす」

( ^ω^)(*゚ー゚)「進展はあったのかーー!?」

この人たち、目が輝きすぎ。
414:2006/12/08(金) 20:36:47.24 ID:

('A`)「ワタシ、ニホンゴヨクワカリマセーン」

( ^ω^)「ちょwwあやしすぎww」

(*゚ー゚)「これはひどいコメントww」

二人が互いの予想をあーだこーだ言ってると、やがてクーが登校してきた。

( ^ω^)「あ、クーおいすーw」

(*゚ー゚)「おはーw」

川 ゚ -゚)「ああ、おはよう」

クーは二人に挨拶し、俺と目が合う。

川 ゚ -゚)「・・・」

('A`)「・・・」

固まった。
415:2006/12/08(金) 20:40:05.52 ID:
そして自然と昨日の光景を思い出してしまう。

その・・・き、きっす寸前までの・・・

川 ゚ -゚)「ど、ドクオもお、おおおはよう」

('A`)「お、おお。お、おっす」

川 ゚ -゚)「さ、さーて今日の授業は何だったかな・・・」

クーはわざとらしく独り言を言いながら自分の席へ移動した。

焦った・・・やっぱりあんなことがあった後じゃ目も合わせられない。

( ^ω^)「やはりこれは・・・」

(*゚ー゚)「何か起きたね・・・絶対起きたね」

('A`)「あー、ほら。授業始まるよ!!散った散った!」
420:2006/12/08(金) 20:43:28.01 ID:

二人を追い払い、授業が始まる。

今日からは集中しよう。そう、心に決めた・・・のだが、ペンは進まない。

無意識のうちにクーのほうを見てしまう。

川 ゚ -゚)「っ!」

クーと目が合い、互いに急いで目を離す。

('A`)(やべ・・・ドキドキして集中できん・・・)

クーのことが気になる。

これはもう否定のしようのない事実だ。

なんだか昨日から気が付くといつもクーのことを考えてしまう。

('A`)(アーンばかばか!!)

恥ずかしさを紛らわすために寝た振りをする。

ああ、結局勉強できない悪循環。

422:2006/12/08(金) 20:44:58.62 ID:
>('A`)(アーンばかばか!!)

あるあるあるwwwwwwwwww
421:2006/12/08(金) 20:44:27.17 ID:
ドクオかわいいなあ
424:2006/12/08(金) 20:46:22.45 ID:
( ^ω^)「で、どーなんだお真相編を教えろお!」

(*゚ー゚)「いい加減に目覚めなさい。ドクオ君」

('A`)「あーはいはいわろすわろす」

次の休み時間もブーンとしぃはしつこく昨日のことを聞いてきた。

二人とも芸能記者とか天職なんじゃないだろうか。

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・!!」

急に、後ろから呼ばれ振り向く。

今、俺を呼んだのはクー・・・だよな?

川 ゚ -゚)「ちょっと・・・頼みがある」
427:2006/12/08(金) 20:48:51.68 ID:
wktk
428:2006/12/08(金) 20:48:55.91 ID:
('A`)「え、う、うん。何?」

川 ゚ -゚)「ここじゃなんだから裏庭にきてくれ」

('A`)「え、あ、ああ」

クーにつれられ、俺は教室を出た。

ブーンとしぃは口をぽかんと開けて俺達が出て行くのをぽかん、と見ていた。

( ^ω^)「キャーキャーwww」

(*゚ー゚)「えー!これって、ねぇあれじゃない!!」

「なんだ今のは!!どうしてドクオとクーさんが!?」
「ちょwwwこんな公衆の面前で大胆www」
432:2006/12/08(金) 20:51:07.48 ID:
>>428
ドクオだけ呼び捨てwwwwwwwwwwwww
435:2006/12/08(金) 20:52:19.56 ID:
( ^ω^)「えーいおまいらだまりやがれぃ!」

パンパン、とブーンが教科書で机を叩く。

( ^ω^)「今、歴史が動こうとしていーる!!おまえたち、歴史を見届けるのと授業、どちらが大切か!?」

「そんなもんきまってるだろー!!」
「こ・く・はく!こ・く・はく!」

( ^ω^)「よろしーい!!」

再びパンパンと教科書で机を叩く。

( ^ω^)「民衆よ、俺に続けーーー!!!!!!」

「ウオオオオオ!!!」
「歴史が動くぞおお!!!」

(*゚ー゚)「ちょwみんな授業はー? 待ってよ私も行くー!!」




ガラガラー

( ><)「授業をはじめるんです!」

(;><)「・・・誰もいないです」

(;><)「授業ボイコットってレベルじゃねぇぞです!!!」
443:2006/12/08(金) 20:55:12.22 ID:


俺達は靴を履き替え、裏庭へと出た。

人気が無く、静かな場所だ。

こんな所に呼び出すなんて、やっぱり・・・あ、あれだろうか。

川 ゚ -゚)「ど、ドクオ」

('A`)「は、はい!!」

クーが急に振り返る。

うつむきながら、少し頬を赤らめている。

川 ゚ -゚)「その・・・今日はいい天気だな」
445:2006/12/08(金) 20:59:00.99 ID:
いきなり予想外な話を振られた。

('A`)「え!そ、そうだね」

川 ゚ -゚)「こ、こう天気がいいとなんか嬉しいな」

('A`)「う、うん。た、確かにそうかも」

明らかに不自然な会話のキャッチボール。

キャッチどころかグローブも持っていない感じだ。
447:2006/12/08(金) 21:00:45.21 ID:
(裏庭に面している理科準備室)

( ^ω^)「あー、もう何言ってるんだおーww」
(*゚ー゚)「ちょっと! カーテン開けすぎなんじゃない?」

「俺にも見せろ・・・よく見えん!」
「おお、純情な男女が見える、見えるぞ!」

( ゚д゚ ) 「君達、人間科学の観察に興味があるのは非常によろしい」

( ゚д゚ ) 「だが、私も教師のはしくれだ。今は授業中、君達の行為を許すことは・・・」

「こっち見んな」


( ゚д゚ )
448:2006/12/08(金) 21:01:28.82 ID:
>>447
いいキャラしてるなwwwwww
452:2006/12/08(金) 21:04:18.83 ID:

川 ゚ -゚)「そ、それに最近は気候も・・・」

('A`)「な、なぁクー」

川 ゚ -゚)「な、なんだ?」

('A`)「そ、そろそろ聞いてもいいかな? 俺に頼みってなんだ?」

川 ゚ -゚)「あ・・・」

クーは、一度下を向き、クッと決心したように俺の目を見る。

俺の心臓の鼓動はいっそう早くなる。

川 ゚ -゚)「私・・・ドクオと・・・」

来る。俺は拳を強く握る。
456:2006/12/08(金) 21:07:19.09 ID:
(理科準備室)

( ^ω^)「うおおおwwwついに!!」
(*゚ー゚)「くるー!イヤーー!!」

「うおおおお!!!大地が揺れている!!」
「くそっ・・・やめてくれーー!」
「僕の可能性では、告白の可能性80%・・・!!」

( ゚д゚ ) 「な、なにが起こるというのだ!!私にもみせなさい!」
458:2006/12/08(金) 21:07:47.37 ID:
>>456
ちょwwww
459:2006/12/08(金) 21:08:07.26 ID:
>>456
先生wwwwwww
470:2006/12/08(金) 21:11:57.95 ID:
('A`)「俺と・・・?」

クーは、息をすぅっと吸い込み、大きな声で言った――




川 ゚ -゚)「メアド交換してください!!」


・・・


('A`)「・・・」





( ^ω^)「・・・」
(*゚ー゚)「・・・」







             ( ゚д゚ )
475:2006/12/08(金) 21:12:28.43 ID:
>>470
進展ktkr
480:2006/12/08(金) 21:13:43.28 ID:
キターーーー('A`)ーーーーッ!
485:2006/12/08(金) 21:16:07.58 ID:

沈黙が訪れる

誰もが耳を疑う瞬間であった。


('A`)「・・・ふぇ?」

俺の、第一声だった。

川 ゚ -゚)「だ、だから・・・メアド・・・ドクオと交換・・・」


('A`)「な・・・」

( ^ω^)「な・・・」
(*゚ー゚)「な・・・」


( ^ω^)(*゚ー゚)( ゚д゚ )('A`)「なんだってーーーー!!!!?????」

488:2006/12/08(金) 21:17:41.87 ID:

('A`)「あの、く、クー?」

川 ゚ -゚)「な、なんだ」

('A`)「何故にメアド聞くのに裏庭?」

川 ゚ -゚)「そ、そういうものなんだろう?」

クーは真顔で言っている。

いかん、いかんですよ。本気だったのか。

緊張の糸が解けて、笑いがこみ上げてくる。

('A`)「ぷ・・・ふふふ、あはははwwwww」

耐え切れず、笑った。
492:2006/12/08(金) 21:20:13.96 ID:
クーはいきなり笑い出した俺に驚き、キョトンとしている。

そして次第に顔が怒りの表情に変わる

川 ゚ -゚)「な、なんで笑うんだ!!お前、私がどれだけ勇気を出して言ったか・・・!!」

クーはわなわなと体を震わせている。

その顔は恥じらいと怒りが混じった表情だ。

('A`)「ふふ・・・wごめんごめんw」

川 ゚ -゚)「もういい!アホ!いっぺん死んで来いお前は!」

('A`)「ごめんってwwだって、まさかそんなこと言われるとは想像してなかったからさw」

川 ゚ -゚)「私は・・・ただドクオとメールがしたかっただけだ・・・それを笑うなんて・・・!」

('A`)「・・・いいよ」

俺は、ポケットから携帯を取り出す。
494:2006/12/08(金) 21:22:52.49 ID:
川 ゚ -゚)「・・・え?」

('A`)「俺が笑ったのはさ、裏庭まで呼び出してそんなこと言われたの初めてだったから・・・」

('A`)「メール、俺でよければいくらでもするよ」

クーの怒っていた顔は、キョトンとした表情に変わっていく。

そして

川 ゚ -゚)「――ッ!!」

('A`)「痛ーっ! 何で叩くん!?」

川 ゚ -゚)「叩きたいからっ!

('A`)「ちょw理由になってないww」

川 ゚ -゚)「うるさい! バカ! 逃げるなーっ!」」

496:2006/12/08(金) 21:23:24.21 ID:
ってかクー全然クールじゃねぇwwwwwwww
500:2006/12/08(金) 21:24:46.52 ID:
>>496
好きな男にだけは特別なんだよ
501:2006/12/08(金) 21:24:55.25 ID:

こうして、俺達の壮大な「メアド交換」の儀式は終わりを告げた。

ま、期待してたのとはちょっと違ったけど

これはこれで俺らしいっていうのかな。

急ぐ必要は無い。

ゆっくり、進めていこう。

春の日差しの下、俺とクーは笑いながら追いかけあっていた。


【おまけ】


(*゚ー゚)「何が歴史が動くだー!!ホラ吹いてんじゃないよ!!」
「ふざけんなー!!俺達のwktkを返せ!!」
「謝罪と賠償金を請求(ry」

( ;^ω^)「ちょwww民衆反乱wwwおまwwやめwww痛!痛い!玉潰れるお!!」

( ゚д゚ )「ばかもーん!!愛の体罰というものはこうやるんじゃー!!」


「ちょwwwムチwwwってアーッ!!!」
503:2006/12/08(金) 21:26:21.70 ID:
( ゚ω゚ )アッー
504:2006/12/08(金) 21:27:20.47 ID:
今日の書き溜めはここまででございます。
投下はまた明日です。
たぶんもうすぐ最終回です。
読んでくれてありがとうございました。
507:2006/12/08(金) 21:28:17.52 ID:
すっげぇ面白いのにもう最終回か・・・・・いやこれぐらいの方が丁度良いのかもな
518:2006/12/08(金) 21:32:37.37 ID:
ドクオの父親との関係がどうなるか、気になるな
592:2006/12/09(土) 13:27:34.78 ID:


とんでもメアド交換を終えて教室に帰ると、何故かブーンがボロボロになっていた。

どうやら授業をさぼったのは俺だけでなく、なんとクラス全員がサボったというのだから大事件。

わかんないです先生の100年に1度の大噴火といわれる逆鱗に触れ、

その後の授業は急遽お説教のためのロングホームルームに変更された。

( ><)「以後、こんなことが起こらないようにしてください!!」

6時間目のチャイムが鳴り、やっと正座から開放された生徒達は

次々に足の痺れを訴えながら教室から出て行った。
595:2006/12/09(土) 13:31:41.15 ID:

(;^ω^)「や、やっと終わったお・・・」

(;*゚ー゚)「さすが元軍人のわかんないです先生・・・ギリギリの精神攻撃を仕掛けられたわ」

('A`)「あぁ・・・特にゲシュタルト崩壊の罰はやばかった・・・途中で目玉焼きが何かわからなくなったぜ」

( ^ω^)「ま、とりあえずドクオ、メアド交換おめでとーだおw」

(*゚ー゚)「お馬鹿!」

しぃの下突きがブーンのわき腹に突き刺さる。

( ^ω^)「ひでぶぅ!!」

('A`)「はいはい、どうせお前ら覗きに来てたんだろ。てか普通クラス全員でくるかね?」

(*゚ー゚)「ま、首謀者がいたね・・・反乱で滅んだけど」

(;^ω^)「さーて、靴をはいて帰りましょう♪」
601:2006/12/09(土) 13:37:05.97 ID:
下駄箱で上履きを靴に履き替えていると

川 ゚ -゚)「ドクオ」

('A`)「おぉ、クー」

川 ゚ -゚)「いや、お前を待っていたんだ。一緒に帰らないか?」

('A`)「ぶふぅ!!」

突然の奇襲。

この前のメアドの件といい、クーは奇襲が得意なのか。

だが、これはこれで嬉しい奇襲だ。
603:2006/12/09(土) 13:41:41.36 ID:
('A`)「あ、ああ。いいよ」

川 ゚ -゚)「そうか。よかった。・・・迷惑じゃないか?」

('A`)「ん、とんでもね。むしろクーと一緒に帰れて嬉しい」

川///)「なっ・・・」

クーの頬が赤くなる。

なんだ、待ち伏せなんて積極的な事してこんな一言で赤くなっちゃうのか・・・

なんか、愛おしいな。

( ;^ω^)「あの、僕たち・・・」
(*;゚ー゚)「ちょっと用事を思い出したので先に帰るね・・・」

('A`)「ん、そっか。じゃなー! また明日!」
604:2006/12/09(土) 13:43:13.35 ID:
ブーンはうざいけど憎めないキャラだな
605:2006/12/09(土) 13:46:21.94 ID:

( ;^ω^)「しぃちゃん・・・あの二人完全に世界が違ったお・・・」

(*;゚ー゚)「これはもう駄目かもしれないね・・・」

(  ^ω^)「でもま、クーとドクオは案外お似合いだし、これでよかったおw」

(*゚ー゚)「だねwなんか羨ましいなぁ。私も早く恋人欲しいな」

(  ^ω^)「・・・」

(  ^ω^)「ねぇしいちゃ(ry」

(*゚ー゚)「黙れピザ」

( ;^ω^)(あれ? 今のフラグじゃなかったお?)

(*゚ー゚)「あ~誰かいい人いないかな~」


(理科準備室)

( ゚д゚ ) 「しぃちゃん・・・ハァハァ・・・萌えす・・・!」


(*;゚ー゚)「なんか今、すっごい寒気した」

606:2006/12/09(土) 13:47:30.24 ID:
寒気www
611:2006/12/09(土) 13:51:44.81 ID:


桜の咲く帰路をクーと二人で歩く

川 ゚ -゚)「それでな、店員のプギャーって人が結構仕事のコツとか教えてくれるんだ」

('A`)「・・・そのプギャーって人は男?」

川 ゚ -゚)「ああ、年上で頼りがいのある人だ」

('A`)「ふぅーーーーーん」

俺の歩くペースが速くなる。

スタスタと足に力を入れながら早歩き。

川 ゚ -゚)「ちょっとドクオ、なんだ嫉妬でもしてるのか?」

('A`)「別に~」

クーは俺の前に回りこみ、俺の目を見つめる。

川 ゚ -゚)「でも、私にとってドクオのほうがずっと頼りがいがあるぞ!」

クーはいたずらっ子のように微笑み、そう言った。

・・・こいつ、図ったな。
616:2006/12/09(土) 13:55:40.97 ID:
('A`)「うりゃっ!」

川 ゚ -゚)「うわっ! よせドク…ぷぷ・・・あはははっ!!く、くすぐったい!」

('A`)「うるさいっ! この前のお返しだ!」

川 ゚ -゚)「こらっ! ちょ、やめ・・・ドクオー!!!」

クーが手を振り上げ俺の頭を叩いてくる。

('A`)「痛ぇ痛ぇ!! 反撃とは卑怯だぞ!!」

川 ゚ -゚)「問答無用っ!!」


風が吹く道をクーとはしゃぎながら帰る。

なんだか小学生に戻った気分だ。

だけど、悪くない。俺の今の状態を幸せっていうのだろうか?
617:2006/12/09(土) 13:56:17.00 ID:
ドクオうらやましいorz
623:2006/12/09(土) 14:02:08.22 ID:
やがて分かれ道にさしかかる。

('A`)「じゃあ、クー。俺はこっちだから」

川 ゚ -゚)「あ…ドクオ!」

('A`)「ん?」

クーはまた頬を赤らめている。

・・・つられて俺もドキドキしてしまう。

川 ゚ -゚)「きょ、今日おいしいパン屋を見つけたんだ。これから一緒に行かないか?」

('A`)「えっと・・・あ」

不意に思い出した。

今日、いやこれからずっと放課後は塾なのだ。

('A`)「ごめん、今日は塾があるんだ・・・」

川 ゚ -゚)「・・・そ、そうか」

申し訳なさでいっぱいになった。

せっかくクーのほうから、誘ってくれているのに

俺だってもっと一緒にいたいのに、それは叶わない夢だった。
624:2006/12/09(土) 14:03:23.35 ID:
せつねえ…
626:2006/12/09(土) 14:04:20.61 ID:
あまずっぱいよー
文才すごいよー
627:2006/12/09(土) 14:08:13.59 ID:
川 ゚ -゚)「塾じゃしょうがないよなっ! うん、ドクオは頭がいいから・・・」

('A`)「・・・ごめん」

川 ゚ -゚)「私の方こそ・・・すまない。浮かれすぎた」

違う、と言いたかった。

けど何が違うのか言葉にできず、喉まで出かかって言葉を飲み込む。


川 ゚ -゚)「・・・それじゃ、また明日!」

クーは空元気を出して、大きな声で言った。

俺に背中を見せ、歩いていく。

('A`)「く、クー!!」

考える前に言葉が先に出た。

631:2006/12/09(土) 14:12:39.50 ID:

('A`)「今日、メールするから! 絶対するから!」

そう、叫ぶとクーの足が止まり、俺の方を向いてその顔に笑みが戻る。

川 ゚ -゚)「・・・ああ! 楽しみに待ってるぞ!」

こうして、俺達は互いの帰路分かれ

名残惜しい気持ちを残しながら家に帰った。


632:2006/12/09(土) 14:12:54.91 ID:
ちくしょおおおおおお俺の青春戻って恋ぃぃぃぃぃぃぃ
634:2006/12/09(土) 14:15:26.36 ID:


( ^^ω)「はい!ここの単語全部暗記してくださいねー! 10分とりまーす!」

は瀬川塾長がそう言った途端に、教室にペンを走らせる音が鳴り響く。

その少人数制の教室で俺は必死にペンを進めていた。

('A`)(10分であの量暗記とは半端じゃないな・・・)

少人数制ながら何人もの東欧生を輩出するエリート塾「は瀬川塾」

四月の始めに入塾テストがあり、塾としては異例の体制をとっている。

本当は入塾テストはもう締め切っているのだが、塾長とト-チャンが高校時代の友人だったこともあり

特例で入塾することができたのだ。
637:2006/12/09(土) 14:20:46.14 ID:
( ^^ω)「はいホマホマ。終わりだホマ。次は長文ホマ」

('A`)(む、難しい・・・!)

夕方6時から3時間の授業を終えると、今度は正気とはおもえないほど大量の宿題が出る。

これが「スパルタのは瀬川塾」と言われる由縁である。

俺はクタクタに疲れながら家へと自転車をこいで帰った。
639:2006/12/09(土) 14:24:41.55 ID:


('A`)「ただいまー」

(`・ω・´) 「おう、ドクオ」

家に帰ると珍しくトーチャンは上機嫌でご飯を食べていた。

(`・ω・´) 「どうだ、は瀬川の塾は疲れただろう。お前もご飯を食べなさい」

('A`)「う、うん」

俺はトーチャンに言われるがままリビングに入り、夕飯を食べ始める。

(`・ω・´) 「ドクオの入塾テストの結果見ては瀬川が言ってたぞ。期待できるってな」

トーチャンはコップにビールを注ぎ、喉を鳴らして飲む。

(`・ω・´) 「っぷは! ドクオはやれば出来る男だ。なんせ俺の息子だからな!!」

(`・ω・´) 「期待を裏切らないようもっと勉強頑張るんだぞ!」

('A`)「・・・うん!」

嬉しかった。

トーチャンに褒められたこと

信用を取り戻せたことがなにより嬉しかった。
641:2006/12/09(土) 14:26:11.13 ID:
>>639
トーチャンかわいいよトーチャン
644:2006/12/09(土) 14:29:27.47 ID:


俺は部屋に戻り、電気を付ける。

('A`)「そうだ、クーにメールする約束してたんだ」

俺は携帯を取り出し、クーのメールアドレスを選ぶ。


送信者:ドクオ
件名:おっす!

本文:初メール送ってみた。
   クー、届いてるか~

('A`)「送信っと」

俺は携帯を閉じ、宿題の分量を減らすべく机に向かう・・・。
648:2006/12/09(土) 14:34:00.50 ID:


川 ゚ -゚)「まだ塾は終わらないのかな・・・いや、それとも先に風呂に入ってるのか?」

クーは、かれこれ2時間ほど携帯の前でそわそわしていた。

川 ゚ -゚)「どんな内容がくるんだろう・・・く、気になって本も読めん」

その時、効果音と共に携帯が点滅する

川 ゚ -゚)「はっ!」

物凄い勢いで携帯を開き、メールをチェックする。

川 ゚ -゚)「ど、どどドクオからだ。えっと、届いてる・・・よっと」

音読しながらメールを打ち、すぐに返信ボタンを押す。

川 ゚ -゚)「それ!」
651:2006/12/09(土) 14:37:17.67 ID:
クー可愛すぎwwwwww

クールじゃないのに、しっくりきてるwww
652:2006/12/09(土) 14:38:02.89 ID:


ブブブブ・・・

('A`)「早っ!」

宿題を開き、問題文を3文字まで読んだ瞬間にメールが返ってきた。

携帯を開き、メールを確認する。

送信者:クー
件名:届いてるぞ
本文:


('A`)「その発想はなかったわ」

657:2006/12/09(土) 14:43:50.56 ID:

川 ゚ -゚)「しまった・・・件名なんてものがあったなんて・・・」

クーは送ったメールをやり直せないかと色々いじっていると、再びメールが届いた。

川 ゚ -゚)「む、か、返ってきてしまった」


送信者:ドクオ
件名:ワロタ

本文:斬新なメールだな(笑)
   クーって意外と面白い発想の持ち主なんだな
   また新しい一面を発見したぜ

川 ゚ -゚)「よ、よかった! 結果オーライ、というやつだな!」

クーはふぅ、と手で額をぬぐいメールを続けた。

川 ゚ -゚)「よし、これからは私らしく件名に本文を入れるやり方を主としよう!」

(ドクオ宅)

('A`)「ま、また件名だけ・・・。これは何かのメッセージなのか?」

そんな夜のメールのやり取りは夜の12時まで続き

結局その日は俺のペンが進むことは無かった
660:2006/12/09(土) 14:47:12.58 ID:
あぁwktkが止まらない
662:2006/12/09(土) 14:48:06.92 ID:


( ^ω^)「弁当、弁当、うっれしいなー」

('A`)「高校生にもなってその歌はねーよww」

昼飯の時間、俺とブーンは机を合わせ弁当を広げる。

(*゚ー゚)「おぉ、ブーンのお弁当おいしそうだね!」

( ^ω^)「だお? カーチャン手作りの弁当だお!」

川 ゚ -゚)「ふむ、母親は偉大だな」

俺達は4人で飯を食うようになっていた。

まぁこの時期になれば大体クラスもそれぞれのグループに分かれる訳で

うちのクラスは誰一人余ることなく、それぞれの居場所を見つけていた。
669:2006/12/09(土) 14:52:46.02 ID:
('A`)「ん、しぃのりんごうまそうだな」

(*゚ー゚)「あ、これ? おじいちゃん家から送られてきたんだ。ドクオ君も食べる?」

('A`)「おお、いいのか? サンキュー」

その時、何か思いついたのかしぃはニヤリと笑い

自分のフォークでりんごをとり、俺の口の方へ持ってくる。

('A`)「ちょwwwな、何?」

(*゚ー゚)「はい、あーんして~」

川 ゚ -゚)「・・・!?」

( ;^ω^)「!?」

色々と嫌な視線が突き刺さる。

だが、しぃは微笑みながらその行為を続ける。
671:2006/12/09(土) 14:53:35.27 ID:
しぃwwwwwwwwwwwwwww
674:2006/12/09(土) 14:56:50.91 ID:
(*゚ー゚)「ほら、早く口開けて。あーんって」

('A`)「あ、あーん」

つい魅力的な提案にのってしまう。男とは愚かな生物だ。

川 ゚ -゚)「ふんっ!」

('A`)「ぶふぅ!?」

俺の口におにぎりが丸々一個突っ込まれる。

口の中が米で一杯になり、とてもあごが痛い。

川 ゚ -゚)「どうだ、嬉しいだろ? ドクオ、ん?」

目が笑ってない。

明らかにその目は怒りに満ち溢れている。

('A`)「い、いふぁふー、ふぉはいはっへ・・・(い、いやクー、誤解だって)」

川 ゚ -゚)「何が誤解だ? 私はただドクオに食料を恵んでやっただけだ」

(*゚ー゚)「く、くくく・・・」

( ;^ω^)(しぃちゃん確信犯かお・・・テラコワスww)
679:2006/12/09(土) 15:00:38.54 ID:
しぃ最高杉!!
さり気なく虐められたいwww
680:2006/12/09(土) 15:01:15.83 ID:



( ゚д゚ )「それじゃあ今日の授業はここまで」

チャイムが鳴り、6時間目を終えた教室はざわざわと騒がしくなる。

( ゚д゚ )「何度も言うが、先生は独身だからな?困ったことがあればいつでもきなさい女子生徒諸君」

ミルナ先生のお馴染みの台詞を、いつものようにスルーし帰る仕度をする。

(  ^ω^)「今日みんなでショッピングモールでもいかないかお?」

(*゚ー゚)「うん、いいね。そろそろ服とか買いたいし」

川 ゚ -゚)「そうだな。私に異論はない」

(  ^ω^)「おkwwドクオも大丈夫かお?」

('A`)「おお、俺は構わな・・・って、思い出した!」

俺はバックから急いで塾の教材を取り出す。

当然のように、真っ白。
682:2006/12/09(土) 15:06:48.41 ID:

('A`)「宿題・・・終わってねぇアヴァー」

( ;^ω^)「ちょwww宿題ってなんかあったかお?ずっと寝てたからわかんねww」

川 ゚ -゚)「いや、学校では宿題は出てないぞ。塾の宿題か?」

(;'A`)「ああ・・・こいつはちとやばい。すまん、今日はパスるわ!!」

俺はこの膨大な宿題を終わらすべく急いで家に向かった。



('A`)「くっそ、わけわかんねー」

つい口に出してしまう。

は瀬川塾のレベルは高く、一問に時間がかかるため

とてもやっつけで出来るレベルではなかった。

('A`)「だめだ、もう時間になっちまう。・・・仕方ないか」

半分ほど終えた所で時間の限界がきてしまった。

俺は自転車に乗り、は瀬川塾へと向かった。
684:2006/12/09(土) 15:09:48.94 ID:


( ^^ω)「ホマ?今なんていったホマ?」

('A`)「いや、あの宿題全部やってこれませんでした・・・」

( ^^ω)「ホマホマ、それじゃあ今日は授業受けれないホマ」

は瀬川塾長は残念そうに言う。

('A`)「え、どういうことですか?」

( ^^ω)「ホマホマ、それがこの塾の決まりなんだホマ。今日は帰るホマ」

('A`)「そんな・・・」

俺は塾長から次の分の宿題を貰うと、仕方なく塾から出る。

時間はまだ6時ちょっと過ぎ。

('A`)「今帰ったら宿題やってないのばれちゃうよな・・・」

俺は行くあてもなくブラブラし、近所の公園に入りベンチに座った。
685:2006/12/09(土) 15:12:02.39 ID:
ドクオ。。。(´・ω・`)テラセツナス
687:2006/12/09(土) 15:13:43.06 ID:


('A`)「はぁー・・・」

缶コーヒーを飲みながら大きなため息を吐く。

俺は、甘かった。考えが甘すぎた。

半分もやったからいいだろう、と考えていた。

('A`)「今頃みんなはショッピングモールで買い物してるのかな・・・」

急に寂しさが襲ってくる。

昔は孤独に慣れていた。むしろ一人のが気楽でいいと思っていた。

けれど、今は一人でいる時、はちきれそうなくらい辛い。

・・・みんなに、会いたい。

691:2006/12/09(土) 15:17:26.18 ID:


( ^ω^)「いやーwwこの服は似合ってるかお??」

きらきらと不気味に光を反射する服をブーンは試着する。

(*゚ー゚)「うわっ気持ち悪い顔!!」

( ;^ω^)「おまwwwwww」

川 ゚ -゚)「なかなかいいんじゃないか?」

(*゚ー゚)「えー、全然似合わないよー」

( ;^ω^)「賛否両論かおーwww」

三人はショッピングモールで買い物を楽しんでいた。

そして、三人はモール内のミスツァードーナツに入る。

(*゚ー゚)「さて、ドクオ君のいない今のうちに聞きましょうか」

(  ^ω^)「聞きましょうか!」

ブーンとしぃは互いにクーの顔をキラキラとした目で見る。
693:2006/12/09(土) 15:23:55.99 ID:
川 ゚ -゚)「な、なんだ二人とも・・・」

(  ^ω^)(*゚ー゚)「ドクオとはぶっちゃけどこまで!?」

二人の声がぴったり合った。

川 ;゚ -゚)「な、何をいきなり言うんだ! 私とドクオはそんな関係じゃ・・・」

(  ^ω^)「ダウトォ!!」

(*゚ー゚)「ばればれだよww」

川///)「な、何を言ってるんだ!! わ、私はそんな・・・」

クーの顔が見る見る赤くなる。

ブーンとしぃはお互いに目を合わせ、ニヤリと笑う。
695:2006/12/09(土) 15:26:33.81 ID:

(  ^ω^)「まーほらほら、素直になるおww」

(*゚ー゚)「で、で、どっちから告白したの? やっぱドクオ君から?」

二人がはテーブルから身をのりだし、クーに質問を浴びせる。

川 ゚ -゚)「こ、告白!?」

クーがあからさまに動揺する。

( ;^ω^)「あれ? もしかして・・・」

(*;゚ー゚)「ま、まだなの?」

川///)「・・・」

クーが静かに首を縦に振る


( ;^ω^)(*;゚ー゚)「え、ええええー!!」

ミスツァードーナツ店内に衝撃が走った。
697:2006/12/09(土) 15:29:46.00 ID:


('A`)「ただいま・・・」

夜9時半、帰宅。

ちょうど塾が終わって家に到着する時間に合わせた。

(`・ω・´)「おう、ドクオお帰り!」

('A`)「あ、と、トーチャン・・・ただいま」

トーチャンの姿を見て、急にばれているのではないかという考えが過ぎる。

心臓の鼓動が早くなり、体に緊張が走る。

(`・ω・´)「どうだ、は瀬川塾の授業はやり応えがあるだろう」

('A`)「う、うん」

(`・ω・´)「父さんが高校の頃、は瀬川によく勉強を教えてもらってな・・・」

急に、罪悪感が襲ってくる。

トーチャンは、俺が今日塾の授業を受けてないことを知らない。

トーチャンの嬉しそうな声の一言一言が俺の心に突き刺さる。
702:2006/12/09(土) 15:33:31.38 ID:
(`・ω・´)「それじゃ、頑張れよドクオ!」

('A`)「・・・うん」

俺はトーチャンの目をみないようにして返事をする。

部屋に入り、急いで塾の教材を取り出す。

('A`)(取り返す・・・絶対この穴は埋める!!)

罪悪感を塗りつぶすように宿題を進める。

何故か、目頭が熱くなり涙が流れてくる。

('A`)(畜生・・・ちくしょー!!!)

俺は自分を責めるように夢中でペンを進めた。
703:2006/12/09(土) 15:33:44.97 ID:
なぜかシャキンのことが好きになった
706:2006/12/09(土) 15:38:22.59 ID:



('A`)「ここは・・・この構文だから、こうなる・・・」

ブブブブ・・・

携帯が振動し、机を叩く。

('A`)「誰だよ・・・」

俺は集中力を切らされ苛立ちながら携帯を手に取る。


送信者:クー
件名:塾は終わったか?
本文:ショッピングモールでたくさん買い物をしてしまった。
   ドクオと一緒に行けなかったのは残念だ。
   今度、塾が無い時に一緒に行かないか?


クーからのメールは、少しイラッときた。

今の自分にとってこの楽しそうな文面は自慢、いや俺を煽っているように見えた。
708:2006/12/09(土) 15:40:58.23 ID:

('A`)「ッ!」

自分の部屋のゴミ箱を蹴っ飛ばす。

そして本棚の参考書を取り、思い切り壁に投げつけた。

('A`)「っおらぁ!!!!」

苛立ちが収まるまで物に当たる。

ぜぇぜぇと息を切らし、再び机に戻りメールを返信する。

('A`)「・・・」

送信が完了したのを確認すると、俺は電源ボタンを押し、携帯の電源を切った。

これで、誰にも邪魔されずに勉強できる。

712:2006/12/09(土) 15:44:25.70 ID:


送信者:ドクオ
件名:Re:塾は終わったか?
本文:今、勉強中だから。

川 ゚ -゚)「・・・」

急に興奮が収まっていく。

さっきまでメールが来るのを楽しみに待っていた。

だが、ドクオからのメールを見てやがて冷静になり、後悔の念が押し寄せてくる。

川 ゚ -゚)「なんで私はあんな浮かれたメールを送ってしまったんだ・・・」

冷静に考えればわかることだった。

ドクオだって本当は来たかったに違いない。

だが、私はつい自分のことばかり考えてメールを送ってしまった。
713:2006/12/09(土) 15:44:54.28 ID:
クーの冷静さが逆に悲しい
714:2006/12/09(土) 15:44:59.41 ID:
ドクヲ、くー、ともにセツネ~~~~~~!
716:2006/12/09(土) 15:47:19.97 ID:
川 ゚ -゚)「早く返信しなければ・・・」

返信画面を選び、メールを作成する。


送信者:クー
件名:すまない
本文:勉強中とは知らずにメールを送ってしまった。
   あまり遅くまで起きてると体を壊すぞ?
   それじゃ、また明日!


川 ゚ -゚)「送信・・・ふっ!」

掛け声と共に送信する。

体の緊張がほぐれ、急に疲れを感じた。

川 ゚ -゚)「・・・今日はもう寝よう」

私は部屋の明かりを消すと、ベットに横たわり目を閉じた・・・


721:2006/12/09(土) 15:50:41.38 ID:


「・・・お君!」

「ドクオ君!!」

名前を呼ばれている。

誰かが俺の肩を揺らし、俺の名前を呼んでいる。

( ><)「ドクオ君!!起きてください!!」

('A`)「・・・あ」

目を擦りながら、次第に意識が戻ってくる。

ここは、教室・・・。そして今は授業中か。

( ><)「もうちょっとだから頑張って起きててほしいんです!!」

('A`)「あ、すいません・・・」

俺は体を起こし、うつろな目のまま前を向く。

( ><)「それじゃ、授業を続けます!!」
722:2006/12/09(土) 15:51:15.70 ID:
おいつい…せつねいね(´・ω・`)
725:2006/12/09(土) 15:54:16.51 ID:



(  ^ω^)「ドクオwww今日は居眠りするなんて珍しいおww」

('A`)「ああ・・・昨日夜遅くまで勉強やっててさ・・・ほとんど寝てないんだ」

(*゚ー゚)「大丈夫? なんだかすごい顔色悪いよ?」

しぃは心配そうな顔で俺の顔を見る。

朝、鏡も見ずに来たので自分の顔がどうなっているのかよくわからない。

('A`)「んー、たぶん平気・・・。ちょっと頭痛がするけど」

俺は答えると机に突っ伏して眠る。

なんだか喋る余裕すら無い。

川 ゚ -゚)「・・・」

(  ^ω^)「ん?どうしたおクー、なんか今日は元気無いお?」

川 ゚ -゚)「え、いや・・・そんなことはないぞ」

(*゚ー゚)(・・・? なんかあったのかな?)

(  ^ω^)(もしかして僕に気があるのかお・・・!ああ、三角関係!!)
726:2006/12/09(土) 15:57:41.17 ID:



6時間目が終わり、帰る仕度を始める

帰り道でブーン達と話しながら帰ったが、話す気力もなく

感情の無い相槌くらいしかうてなかった。


家に帰ると、すぐに宿題に取り掛かる。

('A`)「ここはこう・・・これ、は違う」

カリカリとペンを進める。

時計を見ると、5時。

このペースでいけば余裕で間に合う。

('A`)「よし、終わり!!」

宿題を鞄に入れ、は瀬川塾に向かう。

頭がぼーっとしているが、自分に甘えは許さない。

少しでも気を抜くと、台無しになりそうな気がした。
729:2006/12/09(土) 16:00:40.05 ID:


( ^^ω)「ここはこう解くホマ、それからこっちはぁ」

は瀬川塾長の授業はわかりやすい。

だが説明や問題を解くペースが速いので少しでも遅れると

置いてきぼりをくらってしまう。

俺は必死に前の黒板を追いかけ、すごい速さでペンを進める。

('A`)「やべ、間違えた」

消しゴムで間違った部分を消す。

この短い時間すら惜しい、俺は焦って消しゴムを強く引く。
731:2006/12/09(土) 16:02:56.79 ID:
今の教育問題を反映した小説ですね…
738:2006/12/09(土) 16:06:36.24 ID:
('A`)「あっ!」

強く引いたあまり、プリントが破れてしまう。

( ^^ω)「ここは~ホマ、そしてこっちは~」

その間には瀬川塾長の授業がさらに進む。

( ^^ω)「だからこれはこうなるホマ、そして~」

急に耳鳴りがした。


俺の耳に入ってくるのは他の奴らのペンの音


追いかける、進む。追いかける、進む。


追いつかない、進む。追いつけない、進む・・・





    俺のペンは、静かに止まった。
748:2006/12/09(土) 16:12:23.18 ID:


('A`)「ただいま・・・」

(`・ω・´)「おお、おかえりドクオ」

また、トーチャンは上機嫌に俺を出迎える。

やめてくれ、そんなことしないでくれ。

(`・ω・´)「今日も疲れただろう。今日の料理はトーチャンが作ったんだ、ほら」

不細工な形のコロッケが食卓にならんでいる。

(`・ω・´)「まぁ、見てくれは悪いが味はうまいぞ! さあ食べよう」

('A`)「うん、ありがとう・・・」

コロッケを食べる。

たしかに味は意外とおいしい。

('A`)「うまい・・・」

(`・ω・´)「だろう? お前も頑張ってるようだし、俺も頑張ってみたんだ」
751:2006/12/09(土) 16:14:07.17 ID:
トーチャン・・・
755:2006/12/09(土) 16:15:00.39 ID:
せつねぇ…
シャキンが嫌いになれない
760:2006/12/09(土) 16:17:36.31 ID:
頑張ってなんかないよ。

今日も自分に、また失望したんだ。

その言葉を必死に抑え、コロッケを口に運ぶ。

味が、わからなくなっていく。

('A`)「ごちそうさま」

(`・ω・´)「おう、それじゃ頑張れよ!!」

最後のトーチャンが突き刺さる。

俺は振り向かないようにして部屋に戻り、ベットに倒れこむ。
766:2006/12/09(土) 16:21:24.26 ID:
('A`)(また、自分を甘やかしてしまった・・・)

授業に追いつけなかったんじゃない。

必死でやれば追いつけたんじゃないか?

お前は妥協したんだ。逃げたんだ。臆病者

――臆病者!!

('A`)「ぐっ!!」

気分が悪くなり、トイレに駆け込むと食べたものを戻した。

息が荒くなり、恐ろしく頭が痛くなる。

('A`)「はは・・・」

何故か笑みがこぼれた。

そして、声を殺して泣いた。

なんで泣いているのか、考える余裕すら俺にはもう残っていなかった。
768:2006/12/09(土) 16:22:16.86 ID:
(´;ω;`)ウッ…
772:2006/12/09(土) 16:24:24.71 ID:



(  ^ω^)「ど、ドクオ・・・ほんとに大丈夫かお?」

ブーンが俺の顔を心配そうに見つめる。

('A`)「大丈夫だって・・・」

(*゚ー゚)「ドクオ君、顔色すごく悪いよ? 昨日何時に寝たの?」

('A`)「えっと、5時・・・かな。2時間は寝たよ」

( ;^ω^)「ちょwww昨日は4時就寝だったお? 体壊れるちゃうお!」

('A`)「もう壊れきってるから大丈夫だよ・・・へへ」

(*;゚ー゚)( ;^ω^)「・・・」
774:2006/12/09(土) 16:25:36.64 ID:
ドクオ…(´;ω;`)
777:2006/12/09(土) 16:26:20.80 ID:
俺はそう答えると再びペンを握る。

最近は学校の休み時間も惜しい。

これを放課後までに終わらせて、次は・・・

川 ゚ -゚)「ドクオ! もうやめろ!」

突然、クーが俺のペンを取り上げる。

俺はゆっくりとクーの顔を見る。

クーの目は俺をまっすぐ見ている。

('A`)「俺のペン返せよ、これやっとかないと塾の授業が・・・」

川 ゚ -゚)「お前は最近おかしい!」

クーは強い口調で言う。

その声に憎しみを抱いてしまう。

・・・これ以上面倒なことをしないでくれ。
782:2006/12/09(土) 16:31:20.77 ID:
川 ゚ -゚)「お前は自分の体より勉強が大切なのか!? 体が壊れたら元も子もないだろう!?」

('A`)「わかったふうな口聞くんじゃねえよ!」

俺は立ち上がり、クーを睨み付ける。

だが、クーも引かない。その目は俺をしっかりと捉えて離さない。

( ;^ω^)「ちょwww二人とも落ち着くお・・・」

ブーンのなだめる声が聞こえるが、俺の苛立ちはもう納まらない。

ただよらぬ空気にクラスが静かになり、全員の視線が俺とクーに向かう。

川 ゚ -゚)「ああ、お前のことなんてわからないさ! メールは返ってこない! 学校でも上の空! 何もわかりはしない!」

クーはより大きな声で言った。

思考より感情が先走る。
783:2006/12/09(土) 16:32:04.06 ID:
ああ…なんて良い子なんだクーは…
786:2006/12/09(土) 16:33:26.44 ID:
ドキドキ(・∀・;)
787:2006/12/09(土) 16:33:43.10 ID:
('A`)「うるさい! 俺はお前らと・・・お前らと・・・!!」

言葉が・・・詰まる。

気づいたら、俺は目に涙を浮かべている。

視界がぼやけて前がよく見えない。

(  ^ω^)「ドクオ・・・」

(*゚ー゚)「ドクオ・・・君」

クラスを静粛が包む。

俺の嗚咽がクラスに鳴り響く。

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・お前が背負ってるものは何かわからない」

川 ゚ -゚)「だけど、一人で抱え込まないで私たちにも背負わせてくれ」

川 ゚ -゚)「私たちは・・・友達だろう?」

('A`)「!!」

798:2006/12/09(土) 16:37:51.53 ID:
その瞬間、俺が背負っていた色んな思いが頭に浮かんでくる。

――トーチャンの期待、自分の甘さ、誰のため? 誰のせい?

俺は、何でこんなに苦しいのだろう?

さっきまで存在していた憎しみが消え、何故か心が温かくなる。

縛られた鎖が外れる。



('A`)「く、クー・・・」

川 ゚ -゚)「私はっ・・・お前が辛い顔をしてるのを見たくないっ・・・!」

クーは俺を静かに抱きしめる。

俺の頭を撫で、しっかりと両手で俺を包み込む。

また、涙があふれる。
805:2006/12/09(土) 16:39:38.59 ID:
クー…(´゚ω゚`)
808:2006/12/09(土) 16:41:13.50 ID:
(  ^ω^)「そうだお! 苦しいことは僕達にも背負わせてお!!」

(*゚ー゚)「ドクオ君・・・私たちに出来ることならなんでもするよ?」

ブーンとしぃも・・・どうしてこんなに

('A`)「おまえら・・・うっ・・・ひぐ・・・」

俺の顔はもう涙でぐしゃぐしゃだった。

どうしてこいつらは、こんなにお人よしなんだ。

俺なんかのために・・・

('A`)「ありが、と・・・」

川 ゚ -゚)「ドクオ!?」

俺の体から力が抜ける。

・・・なんだかすごく眠い。

俺は静かに目を閉じる。
822:2006/12/09(土) 16:48:17.04 ID:
(  ^ω^)「ドクオ!!ちょ、しっかりするお!!!」

(*゚ー゚)「ドクオ君!!誰か、先生よんできて!!」

川 ゚ -゚)「ドクオ、ドクオ!!」

みんなの、俺のことを呼ぶ声が聞こえる。

もう、体が動くことを拒否している。

クラスが大騒ぎになり、騒ぎを聞きつけたわかんないです先生とミルナ先生が

教室に入ってきたところで俺の意識は途絶えた・・・

825:2006/12/09(土) 16:49:47.51 ID:
>>822
うあああああああああああああああああ!!
829:2006/12/09(土) 16:51:06.93 ID:


眩しい光が差し込んでくる。

目を開けると白い天井が見えた。

・・・ここは、どこだろう。

俺は上半身を起こすと、同時に頭に鋭い痛みが走る。

('A`)「痛っ!!」

今の痛さで、記憶が戻ってくる。

そうだ、俺はクラスで倒れて・・・。

(`・ω・´)「ドクオ!!」

J( 'ー`)し「ドクチャン!!」

('A`)「トーチャン・・・カーチャン・・・」

トーチャンとカーチャンが泣きはらした顔で俺の名をよんだ。
837:2006/12/09(土) 16:53:22.47 ID:
('A`)「俺・・・なんでこんなところに・・・」

J( 'ー`)し「あなた、教室で倒れて病院に担ぎ込まれたのよ!」

('A`)「そっか・・・俺、気を失ってたんだ・・・」

病院の壁にかかった時計を見ると、俺はあれから4時間ほど眠っていたらしい。

まだ体はだるく、思うように動かない。

(`・ω・´)「ドクオ・・・すまない・・・!!」

トーチャンは涙を流しながら俺に頭を下げる。
840:2006/12/09(土) 16:54:04.18 ID:
>>837
トーチャン…
846:2006/12/09(土) 16:56:14.10 ID:
('A`)「と、トーチャン・・・?」

(`・ω・´)「私が、お前に負担をかけてしまった・・・! 父親失格だ・・・」

('A`)「トーチャン・・・」

(`・ω・´)「本当にすまないっ・・・!!」

トーチャンは俺に頭を下げて謝る。

なんだか、俺の方まで申し訳なくなってきてしまう。

('A`)「ごめん、俺トーチャンの期待に答えられなかった・・・俺のほうこそゴメン」

(`・ω・´)「いいんだ・・・俺の為にする勉強などしなくていいっ・・・!!」

('A`)「トーチャン・・・ごめん、ごめんよ・・・」

俺は泣きながら、トーチャンとお互いに謝り続けた。

気づいたらカーチャンもまた泣いてた。

3人でたくさん泣いた後、トーチャンがりんごを剥いてくれた。

この時のリンゴの味を、俺は一生忘れない。

俺の人生で、一番おいしいリンゴだった。
853:2006/12/09(土) 16:57:41.67 ID:
トーチャンリンゴの皮うまく剥けるのかな
854:2006/12/09(土) 16:57:52.67 ID:



('A`) 「あー暇杉・・・」

俺は買ってきた本を読み終え、ベットの上に寝転ぶ。

見飽きた天井、他に見えるところといえば窓から見えるこの町の風景くらいか。

・・・一日だけとはいえ、入院というものはここまで退屈なものとは想像できかった。

「早くしなさいよこのピザ!!」

「ちょwwwまだスリッパ履けてないおwww」

「うっさい!」

廊下が妙に騒がしい。

聞き覚えのある声が近づいてくる。
870:2006/12/09(土) 17:02:05.27 ID:

('A`) 「なんだぁ・・・?」

すごい勢いでカーテンが開けられ、お馴染みの顔がひょっこりと現れた。

(  ^ω^)「ふふふん、元気かおードクオwwww」

(*゚ー゚)「ちょっと、病院なんだから静かに!!」

(  ^ω^)「痛ぁー!!ちょwwしぃちゃんのが騒いでるおww」

('A`) 「お前ら迷惑杉」

本当にこの二人は相変わらずの調子だ。

そして、二人が騒いでいると、後ろから静かな声が放たれる。

「二人とも、ドクオは病人だと言う事を忘れるなよ」

885:2006/12/09(土) 17:08:18.22 ID:
('A`) 「あ・・・」

静かに、その声の主が病室に入ってくる。

そして、いつもと変わらぬ調子で俺の顔を見る。

川 ゚ -゚)「元気そうだな、ドクオ」

('A`) 「クー・・・」

俺は何か言おうと言葉を探す。

だが、何も思い浮かばずクーの瞳を見つめ続ける。

クーもまた、何も言わずに俺の目を見つめ、微笑んだ。
891:2006/12/09(土) 17:13:24.38 ID:
(*゚ー゚)「ちょっと、ジュース買ってくるね。ブーン、いこ?」

(  ^ω^)「え、僕は別にあべしっ!!」

(*゚ー゚)「はいはい、じゃあ行こうね」

(  ^ω^)「は、はい・・・」

ブーンはしぃと一緒に病室を出ていき、

二人残された病室で、俺とクーの目線が交差した。

895:2006/12/09(土) 17:20:55.04 ID:
「クー・・・」

                 「ドクオ・・・」

「・・・俺、お前に言い忘れてたことがあったんだ」

                 「・・・なんだ?」


「俺は、お前のことが好きだ」
 
               「・・・そうか、奇遇だな」


             「私も、お前のことが好きだ」


俺のペンは動き始める。

誰の為でもない、自分の為に。

色々遠回りをしたけれど、俺のペンはようやく指すべき方向決まったようだ。
897:2006/12/09(土) 17:22:04.01 ID:
>>895
両思いktkr…
900:2006/12/09(土) 17:22:40.56 ID:
('A`)ドクオのペンは進まないようですは、


これで、終わりです。
よんでくれてありがとうございました
901:2006/12/09(土) 17:22:59.51 ID:
>>900
乙。激しく乙。
905:2006/12/09(土) 17:23:20.07 ID:
>>900
乙!楽しませてもらったよ
907:2006/12/09(土) 17:23:39.57 ID:

泣いた
925:2006/12/09(土) 17:26:16.69 ID:
※あとがき


少し長くなってしまいましたが最後まで完結することが出来て嬉しいです。
最後まで終盤の展開は考えていたのですが、あまりgdgdやっても仕方ないので
さらっと終わるようにしてみました。
これを読んでくれた人みなさんに感謝です。
ありがとうございました
927:2006/12/09(土) 17:26:30.89 ID:

すっげぇ面白かったよ
元スレ: