聞くぜ

私には二卵性の双子の妹がいました
両親は離婚しており10歳の時私は父についていき、妹は母についていきました
私と妹はとても仲が良くお互い頻繁に会ってました
妹に会う時は嬉しくて遅い時間まで遊び歩いて父に叱られたりしてましたね

ある日妹が珍しく今日は帰りたくないな
と言い出したんです。
母と喧嘩でもしたのかと聞いてみると
喧嘩はしてない。変な事言ってごめんねとその日は帰っていきました

私は妹のサインに気づけない愚かな姉でした
なんで気づいてあげられなかったんだろう
あの時妹と別れなければ妹は自ら命を絶つことはなかったのに

妹の知らせを聞いて父と母の家に行きました
母はショックで立っていられない状態でした
父が色々な事を済ませ私が母を支え通夜の日の前日
私は妹の部屋に入って妹が大事にしていた私と色違いのおそろいのぬいぐるみを
手に取りました
するとぬいぐるみの中になにか固いものが入っていました
ぬいぐるみのチャックを開けると小さなメモ帳が入ってました
私はメモ帳を開きました
するとそこには妹の字でこんな事が書いてありました

ふむ

もう学校にいきたくない
どうして私ばかりこんな目にあうの？私が何をしたの？
A子、B子、C子（名前は伏せます）
一体私のなにがいけないの？
もういやだ疲れた辛い

こう書いてありました

妹の教科書などを見てみると教科書の字が読めないほどの
イタズラ書きです
その他にも子供じみた嫌がらせもされていたのでしょう

これを母に見せるときっと母は自分を責めてしまうと思い
妹の思い出が欲しいとお願いしていじめに関するような品物は私が貰うことにしました

そして通夜の日
妹の同級生は3人だけきてくれました
3人だけです
たったの3人だけ・・・
私は普通に同じクラスだったりすると仲が良くなくても参列するものだとおもっていたので
驚きました
来てくれた妹の同級生は違うクラスの子達でした
1年のときに同じクラスで仲がよかったと
（今はクラスの場所が離れているためにわざわざお互いのクラスを行き来しないと会わないような感じです）
とにかく私の怒りは沸騰しそうなほどでした

妹が死んでからしばらくたって私は父にあるお願いをしました
妹が通っていた学校に転入させてくれと

父はお前が言うならと手続きをしてくれました
妹の方が頭がよかったので試験は大変でしたが私にはどうしてもはいらなければならない
執念がありました
結果妹の学校にはいることになりました

そして私の執念が届いたのか妹がいたクラスに入ることになったのです

釣りであることを願いたい

机の上に花が置いてある席がありました
もちろん妹の席です

とにかくあのA,B,Cに近づかなくては

私はすぐにクラスにとけこみました
A達と仲良くなるのも時間はかかりませんでした

ある日屋上でA達とお弁当を食べているときに聞いたんです
どうして花が置いてある席の子は亡くなったの？って

するとBが「自殺だよｗｗｗｗｗｗｗｗ」
どうしてこいつ笑ってるの？
C「でもまさかあれくらいで死ぬとかまじ精神が未熟だわ」
A「あいつ弱いからうちらが鍛えてあげてたんだけどｗｗｗｗ」
屋上から突き落としたくなる衝動を抑えて興味あるふりをして色々と聞きだした

要約すると妹は大人しい、成績がよくていつも学年5位以内に入る
ちょっといじめても黙ってるきわめつけはAが狙ってる隣の男子校の男が
たまたま帰りに通りかかった妹をみてあの子かわいいじゃんと言ったのがいじめをエスカレートするきっかけだったと

妹には何の落ち度もないのに

こいつらを呼び出して滅多ざしにするのは簡単な事だった
ただそんな事をしたら父は？母は？
どう復讐してやろうか色々と考えた

私はとにかく何か方法がないかと色々と模索した
そして藁にもすがる思いで呪術に頼ることとなる
とあるサイトでみたやり方を実践してみた

呪いを実践した日の夜とある夢をみた

なぜ双子なのにA、B、Cにはバレないのか。

>>38
二卵性

・二卵性
・母は離婚後に旧姓に戻した
・姉は父へ妹は母へ付いて行った

二卵性で見た目が違う離婚後に姉妹の苗字が変わる
これで誤魔化せるね

俺が>>1だったらAに
は、人の命なんだと思ってんだごらぁぁぁ
ってさけぶわ

顔の部分がもやがかかったようになっていてよくわからないけど
黒いフードを被った人（多分男）が自分は魂を選定するものだと言った
私に何を望み何を差し出すのかと問いかけてきた
私は妹を殺した奴らをできるだけ無残な方法で死んで欲しい
代わりに私の命を渡すと答えました
黒いフードは笑ったように見えました

私はここで目が覚めました

目が覚めたのは明け方でした
私の思いの強さがこういった夢で現れてしまったのかと思いましたが
なんでもいい実現してくれるならなんでもいいと思いました

2週間たっても何もおきずやっぱり呪術とかは素人がやっても無理なのか
と別の方法を探っていました
だけどおきたのです。
Bがバイク通学している途中車に当たって車に何十メートルも引きずられました
バイク通学はズボン着用が学校では義務なんですがBは普通に制服で乗っていたのです
道もよくないところでBは意識があるまま車に引きずられ顔や足に砂利やらがめり込み
病院に運ばれましたが死にました
偶然でもなんでも一人死んだことに私は心の底から喜びました

Bの死に方嫌だな

Bが死んだ日おかしな夢をまた見ました

暗闇の中にドアがあってほんの少し開いてるんです
どあのむこうから声が聞こえてきました
Bの声です
私は恐る恐るのぞいて見ました
Bがソファーに座って黒フードにここはどこなんだとずっとたずねているのです
フードはまだ他に客がくるからしばらくまっていろと言っていました

ここで目が覚めました

Bが死んだ11日後にCが死にました
自殺です
ただ自殺するちょっと前くらいにブツブツ独り言を言っていたり
いきなり笑い出したりとキチガイにでもなったようになって
学校を休み自宅で吊ったようです

Cが死んだ日も夢を見ました
ドアの扉がやっぱり少し開いていてBとCがいました
この時に確信しました
のろいが本当に効いたんだと

Aはどうなる？

クラスは妹の祟りだと専ら噂されてました
自分達はA達に言われたからしかたなくシカトしていただけとか
被害者ぶった声がきこえてきました
正直クラスの子達にも腹が立ちました
今更なに被害者ぶってるのかと

でもとにかくはAです
Aを最大にして最高に苦しめてやりたい

私は放課後Aを呼び出しました
「みんな●●さんの祟りだっていってるね。本当かな？」
A「そういう怖いこというのやめてよ！！！！」
「でもAもBもCも酷いことしてたんでしょ？それ自覚してるんでしょ？」
A「ちょっと私子！何言ってんの？友達にそういう追い討ちかけるようなこと言わないでよ！」
「何キレてんの？それだけのことあんたら今までやってきたんじゃんｗｗｗｗｗ今更怖いの？何が怖いの？
次は自分の番だって？」
A「あんたBもCも死んでるのにそういうことよく言えるね！！」
「ちょっと常識人ぶらないでよ。あんたら妹が死んだの散々笑ってネタにしてたじゃんｗｗｗｗｗ」
A「いもうと？は？なに言ってんの？ｗｗｗ」
「お前らが殺したの私の妹なんだけど」
A「は？だって苗字違うし顔も性格だって・・・」
「おどおどしてないって？馬鹿じゃないの？
あんたら卑怯なやり方で妹殺してくれたよね。誰もあんたら罰しないんだもん自分でやるしかないじゃん」
A｢何言ってんの？」
「法に触れない殺し方ってあるんだね。いじめ以外にも」

とにかく言葉で追い詰めて追い詰めて追い詰めてやった
Aは最後にはごめんなさい許してっていっぱい言ってた
許すはずがない
もう少ししたらあんたの大好きなBとCに会えるね。楽しみだね＾＾
Aはどんな苦しい死に方するのかなー＾＾と煽ってその日は帰った

Aは次の日から学校を休んだ
そしてCが死んでから13日後Aはトラックにはねられて死んだ
顔がぐちゃぐちゃになり判別できないほどになって死んだ

そしてAが死んだ日また夢を見た
暗闇に少しだけ開いているドア
中を覗き込んだABCがいた
ABC達は自分達をどうするつもりなのかと黒フードに詰め寄っていた
フードが喋った「この部屋は魂を選定する場所。お前達の罪の重さで行き先が決まる」
A達はフードにくってかかっていた
フードはA達にこう告げていた
お前達の行き先は一筋の光もささぬ地獄だと
するとA達の皮膚がどろどろにとけてすごい悲鳴をあげながら消えていった

そしてフードはのぞいていた私に声をかけた
入って来いと

ここで書いているという事は>>1はまだ生きているという事でOK?

私は覚悟は出来ていたA達を殺す代償は自分の命
私も人を殺したのだ
命には命を

あつかましいかとは思ったが私はフードにとあるお願いをしてみた
妹の罪を私が背負うことはできないかと
フードはお前の妹は罪人なのかと笑った
私は自分を殺してしまうことも罪だと思ったのだ
フードは妹の罪をなくすことができるかな？と私に言った

そこで目が覚めた

何かがおかしい
何か
変な違和感がある

母を一人にしてはいられないと3人で暮らし始めたのに母がいない

私は耳を疑った
ニュースでは9月10日といっている
妹と最後に会ったあの日
私は妹の携帯に急いで電話した

妹が電話に出た
こんな朝早くにどうしたの？
私の大事な妹の声だった
泣きたいのをこらえて妹に今日は学校サボって二人でどっかいこうと提案した
妹は少し間を置きそんなこと●●ちゃんが言うのは珍しいねと快諾してくれた

話面白いじゃないか。
続きplz。

待ち合わせに来た妹に私はとびついて抱きしめた
どうしたの？と妹は優しい声で言った
私はこらえきれず大泣きしてしまった

妹は少し歩こうかと公園まで歩いた
私が落ち着いてきた所で妹は何かあったの？とたずねてきた
自分が今辛い状況にあるのに私の心配をしてくれる優しい妹

私は妹にバカ！と言ってしまった
妹はきょとんとしてた
どうして自分が辛いのに人の心配してるのよ
我慢しないで。私全部知ってるから
もう一人で抱えなくていいから
妹と何時間も一緒に泣いて今後の事を話し合った
我慢して学校にいかなくてもいいこと
頭がいいんだからどこの学校にだっていけること
（これに関しては母に私立にいれてもらったのに金銭的負担をかけたくなかったようだった）
それなら父にお願いするべき。母に遠慮はしなくていい
まずは自分の身を一番に考えて！私も一緒に両親を説得するから

そして夜父と母と4人で話をする
両親を説得して妹は私の学校へ転校することになった
その日は妹は私の家に泊まり一緒に寝た

本当であろうが、嘘であろうが面白いわ

一緒のベッドに入ってくっついてたくさんの話をしてた
お互いのぬくもりが心地良かった
私がうとうととしている時に姉がお父さんとお母さんをよろしくね
ずっとみんなの幸せ願ってるから

そして私は夢を見た
暗闇の中にドアがあってちょっと扉が開いてる
中をのぞくとAさんとBさんとCさんそして姉の色々な場面が見れた
無残なAさんたちの姿は見ていられなかった

そこで姉がしてきたことを私は知ってしまった
姉は私の為に罪を被り私の罪まで背負うことになってしまったということ

気づくと私の背後にもうひとつのドアがあった
中をのぞいてみると姉と黒いフードをかぶった顔にもやがかかったような人がいた

姉は黒いフードの人に「ありがとう。もういかなくちゃね」と言っていた
私は姉を止めようとしたけど体が動かず声もでなかった
姉の体が目もくらむような光に包まれて消えてしまった
フードの人は呟いた
お前は罪を犯したが救ったからな・・・と

ここで私は目が覚めました

つまりこの世界は>>1が本来いた次元と平行に存在する、>>1が元いた次元とは違った展開をしているパラレルワールド
ってことか？

フード人すげー

目が覚めると私は姉の部屋にいた
正確には姉の部屋だった部屋
リビングに降りると父と母がいた
ただ一人いない。大好きな姉がいない
和室に目を通すと仏壇があった
姉の写真が飾られていた

恐る恐る両親にたずねた
姉はどうして死んでしまったのか
私は姉と昨日寝ていて・・・
どうなっているのかわからない・・・

両親は私の様子を変に思い病院に連れて行った
そこで言われたのは一過性の記憶障害

私は苦い顔した両親に姉がどうして死んだのか聞いた
姉は交通事故にあい即死だったと

私はすべて知ってます
姉が私を助けてくれたこと
私の罪を背負ってくれたこと

今はいじめもないし学校生活も普通におくれています

でもやっぱり姉が恋しい
姉に会いたい

駄スレに付き合ってくれてありがとうございました
やっつけで考えながら投稿したので時間もかかったし
辻褄があわないとこがでたかも

文才がある人に上手に手直ししてもらいたいくらいです

面白かった

いやーなかなか上手いね、こりゃ

お付き合いいただきありがとうございました
もっとうまいドラマチックな展開をさせたかったです

>>1乙ー
あっさりしてたけどなかなか面白かったよ

ちなみにBの死に方ですが
私の通っていた学校の先輩がこんな感じで亡くなりました
砂利の他にガラスなども入っていたそうで
全校集会で事故の全容とズボンをはくことを徹底という校長からの話が昔ありました
バイク乗る方は気をつけてください

>>101
いやいや
バイク禁止にしろよwww

次からは創作ならわかるようにしとけよ。気分のいい話じゃないからな