1:2014/10/18(土)21:34:28 ID:
スレたちますでしょうか?

2:2014/10/18(土)21:34:44 ID:
いえす
4:2014/10/18(土)21:37:45 ID:
わっ!
たちましたね!
どうしよう、初スレたてました。

ただの自分がたりだけど。
8:2014/10/18(土)21:40:39 ID:
誰も見ないと思いますが、
書きます。

見てる人がもしいるとしたら、
叩かれるの覚悟でありのまま書きます。

当時のスペック
私 20歳 大学生&風俗嬢&普通のバイト 一人暮らし 見た目普通の女子大生のはず
彼 25歳 風俗店員 実家暮らし 見た目小汚ないチンピラ

私が風俗やった理由は元カレの前の彼氏が関わってたので省略。どんな言い訳しても、私もクズなことにかわりないので。
12:2014/10/18(土)21:43:53 ID:

彼と出会ったのは某繁華街。私も彼もその街で働いていて、道で客引きをしている彼を見て(かっこいいなー)と思ってた。田中聖似。
違う店だから関わりもないし、ただ道で見て目の保養にしてたくらいなんだけど、
私の店の店員に「あの人かっこいい」ったら、本人に言ってしまい、周りの人たちが面白がってくっつけようとして、話す機会を作ってくれたのがはじまり。
初めての会話は、
私「すいません、みんな面白がっちゃってw」
彼「ううん、大丈夫だよー」で終了w。
それからは道ですれ違えば挨拶するくらいで、特に何も無く、相変わらず目の保養のままだった。
14:2014/10/18(土)21:45:41 ID:
仮にも彼氏だったやつを底辺呼ばわりする人は僕は嫌いです
16:2014/10/18(土)21:49:04 ID:
>>14 ごめんなさい。底辺カップルの話です。
15:2014/10/18(土)21:48:00 ID:
1ヶ月経った頃、いつも通り挨拶をしたら、「名前なんていうの?」と今更ながら聞かれた。そして、お互いの名前や、私の大学の話(彼が通ってた大学とめちゃくちゃ近かった)とか、好きな食べ物とか他愛もない話をして、アドレス交換した。
ちょっと仲良くなれたかも!(゚∀゚)と思ってウキウキした。

同級生にはいないアングラな雰囲気とか、正直、金を持ってそうな感じが良かった。
ボッテガのセカバン()を先駆けて持ってたりとか、モンクレーエンポリDiorの服、常に札束持ってたり。
その反面で、メールや仕事の合間に話をちょこちょこするようになって、嬢と店員とは思えないような健全な普通の話ばっかりして、ギャップ萌えってやつにまんまとやられた。惹かれていった 。
18:2014/10/18(土)21:50:30 ID:
俺と彼女の底辺な6年間
20:2014/10/18(土)21:55:03 ID:
>>18
底辺な彼氏と底辺な私の底辺な6年間ですね。
よく考えたら5年間でした。
19:2014/10/18(土)21:53:26 ID:

そして、初めて2人で出掛けることになった。ビッグスクーターで悪そうな男が大学の校門まで迎えに来てくれるステータス!
お互い人見知りで面と向かうと喋れないタイプだから全然間が持たない。でも楽しかった。
リア充っぽい!ってキャッキャしてた。

一週間後、2回目のデートは水族館と焼肉。
焼肉屋さんで、授業中に書いた手紙(っていうか落書き)を渡したらすごく喜んでくれた。
【一緒に行きたい所リスト】ディズニー、お台場、温泉、韓国~etc~。その手紙は何年も持っていてくれて嬉しかった。
このデートの帰り際、本当にいい気分だったのに、最後の最後で「店の子に一緒に住んでほしいって言われてるんだ」って言われた。

は?え?どーすんの?ナニコレ?今日のデート何?
彼は私が好意を持ってるのを知っていたから、(これは遠回しにフッてるんだな)って思った。
告ってないのにフラレるw
21:2014/10/18(土)21:59:05 ID:
その3日後、彼からの電話。
彼「本当に付き合う気ある?(・ω・`)」
私(これ逃したら一生彼氏できないかも!)
私「ある!あります!」
急に付き合うことになった。

付き合ってから10日後、私の誕生日。
手紙くれた。男子の字!って感じの一生懸命書いた字で、これからいろんなとこ行きたいとか、仲良くしようとか。呼び名がまだ気を使ってて、○○ちんとか○○っくす とかで、すごく愛しくて泣けた。
正直、彼氏欲しい・かっこいい・金有る・足ある・周りにいないタイプで新鮮っていう下心満載な気持ちで付き合ったから、本当にビックリしたし感激した。彼に対しての見る目も変わった。思ったより純粋なのかなって。

付き合って1ヶ月記念日。
この時にはもう私は超天狗!私の彼は、アングラな世界で生きてる!どやっ!って。
25:2014/10/18(土)22:02:54 ID:

私自身も働いていたけど、家族や友達はみんな良い人ばかりで恵まれていたし、本当にいたって普通の女子大生。
スイパラ~ピザパ~タコパ~合コン~うぇーい。

それが、

麻雀?(ドンジャラなら)
バカラ?(なにそれガラス?)
インカジ?裏スロ??( ゚_゚)
どんどん連れていかれて、違う世界を見た気がした。
インカジでサクッと賭けて「アウト!」って3分で3万増やす彼に惚れ直した。

歴代で初めて彼氏を家に招いて、すっぴん見せて、おならもして。
どんどん好きになってった。
27:2014/10/18(土)22:05:34 ID:
それから付き合うにつれて、
彼の純粋な部分と、純粋ゆえに馬鹿で甘い考えな所が徐々に見えた。でもそんなに好きになるつもりなかったし、まぁ金あるしタイプだからいっかー!と思った。

そして、2ヶ月半経った時、彼が言った。
31:2014/10/18(土)22:11:21 ID:
「金www借wwwりwwwwれないwwwwかな?wwwwwww」


この時見切りを付けるべきだった。前に付き合ってた人も金にだらしない人で、もうそんな想いしたくなかった。でも、体を売ってる自分を受け入れてくれる人なんかいないと思ってたし、前の人とは違うって思いたかった。だから10万くらい全然貸した。彼の実家や幼馴染みにも紹介してもらって、信用してたし。

彼は風俗店員を辞め、同じグループのポン引きになった。
一生懸命仕事して(るように見えた)、すぐに10万は返ってきた。前のような羽振りには戻らなかったけど、細々と慎ましく仲良く交際していた。

ある日彼が私の家に泊まった翌朝、
私「行ってらっしゃい。…帰ってくる?(´・ω・`)」
彼「帰ってきていいの?」
私「うん(´・ω・`)帰ってきて」
って一緒に住むことになった。
彼が22時くらいに仕事行って、6時くらいに帰ってきて、大学に通う私とは逆転生活だったけど、寝てる私にちゅってしてくれて、私は幸せだった
29:2014/10/18(土)22:06:49 ID:
わかった! 彼氏B型
32:2014/10/18(土)22:12:47 ID:
>>29 なんでわかるのですか!!!
34:2014/10/18(土)22:16:23 ID:
>>32
血液型研究暦80年www
36:2014/10/18(土)22:22:44 ID:
>>34 歴ながい!w
余談ですけど、血液型でキスのしかた違うんですよー!
38:2014/10/18(土)22:32:24 ID:
>>36
え マジ?
おれディープキス一択
44:2014/10/18(土)22:41:31 ID:
>>38 ディープキス一択て……

ディープキスでも、
①唇の周りをべちゃべちゃなめる
②歯を舐める
③吸いまくる
④程よいキス

の4パターンあります
33:2014/10/18(土)22:15:36 ID:
お店の子と浮気してんじゃないのー?とか言っても、そういうヤキモチが楽しかったし、浮気できない不器用な彼が好きだった。こんなに好きになるなんて思わなかった。信じきっていた。
私は彼への罪悪感から夜の仕事を辞め、大学に専念しはじめた。就活や卒論もあったし。

付き合って10ヶ月。
やっと彼が復活した。
質屋に入れてたボッテガヴィトンロレックスブルガリ全部取り戻して、良かったねーって御祝いした。


その数日後、いつも通り彼を送り出して、家で1人でグダグダしていた時、ふと彼の古い携帯が目に入った。今まで彼の携帯なんか見たことないけど、、
なんか魔がさした。
35:2014/10/18(土)22:21:29 ID:
見なきゃ良かった。

彼から女へのメール
「もっとS美に優しくすればよかった。傷つけて本当にごめん。愛してる。もう一度考え直してくれないかな…」
「本当にごめんな。もっといろんな所一緒に行きたかった。今までありがとう。元気でな。」

付き合う前言ってた、一緒に住もうって言われてた、彼と同じ店の子だった。

息が苦しくなった。なんとか平常心を保ちながら、私は携帯を見続けた。
そして、
彼とS美、ハメムービーがあった。
彼の息遣いも言葉攻めも、S美の身体も全部写っていた。
日付は、私の誕生日だった。
その日は映画を見る為待ち合わせしていたのに、彼は寝過ごしたと言って1時間遅れてきた。S美の家に泊まってたんだ。その足で私に会いに来たんだ。
生々しいムービーに吐き気がした。どこから?いつから?全部嘘なの?なんで?彼は今何してるの?本当に仕事に行ったの?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで?もう何も信じられない。何も見たくない。
絶望。
37:2014/10/18(土)22:31:11 ID:
すぐに彼に電話した。

私「もう帰ってこないで。」
彼「なんで?どうしたのぉ急に?」
私「もういい。嘘つき。裏切り者!」
涙が溢れてきた。嗚咽が出た。気持ち悪くてしょうがなかった。
彼「なんでぇ?裏切ってないよん?」
甘えたような口調が更にムカついた。
私「もういい。信じられない。別れる。」

彼は仕事を切り上げ帰ってきた。
彼「どうしたの?」
私は泣きじゃくって何がなんだかわからなかった。
とにかく発狂してた。
彼は私を宥めようと抱きしめたけど気持ち悪かった。
私「なんで裏切ったのなんで傷つけるのなんでなんでふじこふじこ」
ムービーを見せた。
彼「S美なんか金づるだよ」
私「でも愛してるって言ってんじゃん!!!」
彼「そんな最初の時じゃん。今さら言われてもぉ」
開き直られた。
10ヶ月前の話。わかってる。でも、信じられない。
今日は?昨日は?他の子とは?
汚い自分を初めて受け入れてもらえた気がしたのに。
全部嘘なの?
でも、好き。別れたくない。
完全に依存してた。
彼が困ったら助けられるのは私だけだと思った。泣きつかれて私は寝た。今の彼を信じようとした。私には彼が必要だった。
39:2014/10/18(土)22:34:50 ID:
その時は、前略プロフ、mixi、ほすらぶとか全盛期だったから、
私は片っ端にS美や、かれの元彼女を調べ、彼の店、その街をチェックしまくった。
下の名前とだいたいの年がわかれば大抵の女は調べられた。
毎日毎日チェックして、彼の名前が出ないか、ひたすら監視した。
彼の店にも凸したし、実家にも行きまくった。ち
40:2014/10/18(土)22:35:57 ID:
ーこにも毎晩私の名前を書いたし、帰宅したら匂いチェックした。彼は私だけの物。
そしてだんだんまた信じ始めた。信じるのは難しかったけど、信じようとした。たまに泣き叫んだけど、抱きしめてくれたら
41:2014/10/18(土)22:37:06 ID:
途中で間違えました。

抱き締めてくれたらきがすんだし、
私には彼しかいなかったし、彼にもわたししかいなかった。
42:2014/10/18(土)22:40:08 ID:
よくないパータンに‥
43:2014/10/18(土)22:40:51 ID:
なんだよパータンて
パターンね
48:2014/10/18(土)22:46:14 ID:
それからとにかく依存しまくった毎日で、友達も大学も家族も、なにもいらないから彼氏といたいと思って、
気がついたら1ヶ月で10kg痩せていた。友達ははじめは心配してくれていたけど、見てられないと言って去っていった。
51:2014/10/18(土)22:51:35 ID:
端から見れば明らかに様子がおかしかったけれど、
必死で普通の、幸せな女の子のふりをした。
彼は毎日帰ってきて、仕事中も帰宅するときも頻繁に電話くれて、私に監視されているのに、一生懸命再構しようとしてくれた。
渡しはだんだんと、過去を観ずに流そうと思い始めていた。絶望にも、人は慣れるんだ。
53:2014/10/18(土)22:59:04 ID:
付き合って1年。
大学卒業まであと半年弱。
学友と卒業旅行ということになった。
急な計画のため、旅行費まで、あと10万円貯金が足りず、私は学生ローンでお金を借りることにした。
以前にも突発旅行の前に利用したことがあったし、友達も利用してる子がいたので、抵抗もなかった。
55:2014/10/18(土)23:06:48 ID:
しかし、
借りれなかった。

「他社でもお借り入れがあるようなので、ご融資できません」と。
は?以前(大学1年の時)借りたことあるけど全額すぐ返したし、借金なんかないんだけど。

意味がわからないよ……
と思ったけど、すぐにわかった。
彼だ。
その学生ローンにも、銀行みたいにキャッシュカードがあって、好きなときに借りにいけるシステムになっていた。
大学1年の時に使ったきり利用しなかったから、使用頻度の少ないカードと一緒に家に置いていた。
56:2014/10/18(土)23:07:29 ID:
あわわわわ
59:2014/10/18(土)23:15:02 ID:
私は、夜働いていたけれど、
元々ぬるま湯で生きてきたから、
まさか身近に、他人を陥れるような人がいるとは思わなかった。
彼も、浮気したけど、そのあと信じさせようと誠意を尽くしてくれたし、根っからの悪人ではないと思っていた。

私は彼に聞いた。
「私の名前で金借りた?」
彼は悪びれもせず、
「なんでわかったのぉー?」
と、ヘラヘラしながら言った。
50万。大学生の女の子の借金にしては、あまりにも多額だ。
61:2014/10/18(土)23:16:16 ID:
なあ、まだ続くのか?
すでに痛々しいんだが
62:2014/10/18(土)23:21:27 ID:
その彼の言葉でブチキレた私は、
彼の顔面に膝蹴りして、
とにかく叫び続けた。
「なんでてめえは私を裏切るんだよふじこふじこ」
泣きながら何度も蹴りを入れた。
私と彼の幸せを壊すものを私は許さない。
何度も何度も蹴ってる私の足を
彼はつかんだ。
「気がすんだか?w」
目は笑っていなかった。
これ、あの時と同じ、目の前が真っ暗になるやつ。
絶望だ。私はあのときから抜け出せない。幸せになんかなれない。
65:2014/10/18(土)23:32:32 ID:
そこから彼のターン。
「よくも蹴ったな?顔いてえよ。50万くらいでちいせえなwそんな金すぐ返すからよ。」
彼は私を殴らなかったけど、両手首を押さえられ、髪を引っ張られた。裏切られた悲しみと痛み。なにもかんがえたくなかった。
押さえつけられ泣きつかれて私は寝てしまったようだった。
彼は冷静に「1ヶ月で返すから。な。」と私の髪を撫でながら言った。約束だよ。言ってくれたら私は金なんていくらでも出すんだから。悲しいのは額じゃなくて、あなたが裏切ったからなんだよ。
支えるから、頑張ろう。1ヶ月で返せるって言うなら、その約束は次は破らないでね。

いま思うと、怒りや悲しみのポイントがずれてる。あの時はわからなかった。
66:2014/10/18(土)23:40:10 ID:
借金が発覚した日以降は、
私に信用してもらおうと頑張る彼と、彼の事を考えながら応援しながら帰りを待つ私の、元通りだった。

ハメ撮りとか過去の裏切りなんか、、進行形の裏切りに比べたら全然なんだね。
応援してる、仕事毎日頑張ってるね、彼くんだいすき、私が支えるから、
盲目になって、目をそらした。
1か月後、約束は破られた。
2か月後も、3か月後も、お金は帰ってこなかった。
彼は、頑張ってなんかなかった。
67:2014/10/18(土)23:49:11 ID:
不安的なわたしは、
彼の職場(ポンビキとして立ってる街)に凸した。
仕事をしてると思っていた彼は、インカジをしていたらしい。
私が好きだった「アウト!」って言うかっこいい彼はもういなかった。
「どうして傷つけるの?どうして裏切るの?私が悪いの?我慢してるのに!こんなに愛してるのに!」
私はもう普通じゃなかった。
毎晩泣いて、かれを頃したくてたまらなかった。
包丁・ナイフ・空き瓶・重いもの尖ったもの何もかも、凶器になり得るものは捨てられた。なにもなくなって、私はただただ泣いていた。
68:2014/10/18(土)23:51:24 ID:
もう末期だな
69:2014/10/18(土)23:51:58 ID:
この極限状況で6年も‥
70:2014/10/18(土)23:57:20 ID:
彼はそれでも悪びれず、
病んだ彼女を支える俺風にしてきたから、
私は最終手段に出た。
彼の両親に電話。
彼が一番知られたくない相手。
彼は一人っ子で、年をとってから出来た子だから甘やかされていた。
彼の大切にしている両親にばらした。
彼が風俗のポンビキしてることも、二十歳そこそこの女の子の名前で勝手に金を借りたことも。

彼の母親は
「ごめんねぇ~。あの子なぜか何しても許されてみんなに愛されて生きてきたのよねぇ。うふふ。」
あ、この母親はバカなんだ。
彼に泣きながら「彼くんのお母さんにばらしたよ。」と言うと、
彼は泣いた。
ごめん、でも私はそうしないといけないくらい、もう壊れてたんだよ。
72:2014/10/19(日)00:03:46 ID:
彼は泣きながら、親が大事だから親を傷つけたお前と別れると言って出ていった。お金は彼の親が肩代わりしてくれるらしい。
私はそれを了承した。
別れたくない。自力で頑張ってほしい。でも、彼にはそれができない。その日のうちに、彼の親が荷物を取りに来た。やはり母親はヘラヘラしていて、少しムカついた。

金は2日後に彼経由で渡すと母親は言った。
やっと解放される。
74:2014/10/19(日)00:08:34 ID:
そして2日後。

彼と会う最後の日。
もう化粧もお洒落も何もできなかった私は、負のオーラ全開で待ち合わせ場所へ向かった。
そして、彼はちょっと寄るところごあると、私をつれていった。

裏スロへ。
75:2014/10/19(日)00:10:46 ID:
まさか親から立て替えてもらった金を
76:2014/10/19(日)00:19:20 ID:
結果、
彼の母親から戻ってくるはずの50万は、15万しか返ってこなかった。
彼はイライラして私の前を歩き、私は東京一の繁華街をすっぴんで号泣して、発狂しながら彼に付いていった。
止めなかった私が悪いんだと彼は言った。
彼は親さえ踏みにじった。
彼親は、金を返したんだからあの女とは関わるなと言っていたらしい。
私がすべて悪いのか。

大学もあと数ヶ月。
笑えない、喋れない、
卒業旅行も行かず、私は家で毎日泣いていた。彼は実にバレないようこっそり私の家に来てはごめんなと言った。
私の世界は彼だけになった。
79:2014/10/19(日)00:29:40 ID:
大学卒業後、私は地元で就職することになった。(彼とは電車で3時間程の距離)
東京で就職希望したのだけど、面談での様子が鬱っぽかったから実家のある地方支社に配属となった。
彼は離れても愛してると言った。
お前がしてくれたこと、いつか恩を返すと。彼もなんだかおかしくなっていた。キレたり、優しくしたり。
でも、遠距離になることは、本当にさみしがってくれたと思う。愛してくれてたとも思うし。その二面性が怖くて堪らなかったけれど。
でも、残り35万を返す為に私のために頑張るというから、私も頑張ろうと決め、必死に働いた。
81:2014/10/19(日)00:32:39 ID:
でも、まだ1年半分です。

82:2014/10/19(日)00:37:59 ID:
実家での生活はとてもあたたかくて泣けた。
痩せこけて帰郷した私を見て、親は絶句していた。家族もご飯も居心地よかったけれど、そのなかで自分だけが異物なようで辛かった。
彼がいないと、私の存在は意味がないような気がした。毎日電話して、1ヶ月に2~3回会って、彼に会う日のためだけに生きていた。
83:2014/10/19(日)00:48:16 ID:
相変わらず彼は優しかったり怖かったし、、
私も勘狂ったり発狂していた。
どうして私だけが頑張っているの?我慢しているの?どうしてどうしてが溢れて気が触れた。
夜、月がこっちを見ているようでイラついて叫んだりとか。
発狂した子を見て、親はどう思っただろう、何も聞かなかったけど、全部わかってたと思う。
月1*2回、彼に会いに行くと 幸せな気がした。相変わらずお金は帰ってこないけど、2人でまる1日何も考えずに過ごした。
いつの間にか付き合って3年たっていた。
ここのあたり覚えてないのだけど、
私は半年で仕事をやめ、ニートとフリーターを繰り返していたらしい。
84:2014/10/19(日)00:50:14 ID:
全然おぼえてないんだけど、
ニートの時は病院と図書館ですごして、そろそろと思ってバイトし出すと続かなくて、
家では発狂して部屋にこもっていたらしい。
んで、月1、彼に会いに行くと。
90:2014/10/19(日)01:07:37 ID:
そんな娘を家族は見捨てないでくれていた。だけど、余裕がない私は、家族にも当たり散らした。

それこそドラマみたいに、キャリーケースいっこ持って家を飛び出した。上京して、昔の友達を頼りに、その日のうちに、寮付きのキャバクラで働きだした。
彼はびっくりしていたけれど、
私がまた近くにすむことが嬉しそうだった。
でも、きっともう、学生のバイトとはちがくて、きっとまともな仕事には二度とつけないって、彼も私も思った。
93:2014/10/19(日)01:16:30 ID:
東京に住み出したものの、
やっぱり近くにいたら駄目だった。寮だけど、彼がほぼ泊まりに来ていた。
相変わらず彼の両親は私をだいっきらいだから、彼の家にはいけなかった。
どうして私が全てを捨てて、こんな底辺で頑張ってるのにあなたは頑張らないの?って毎日彼を責めた。
自分の貯金はニート時代に無くなってしまったから、お金がなくて余裕がなくなって、彼になぜ35万返せないのかって思い出したように時々叫んだ。
また、どんどん闇に飲まれていった。

95:2014/10/19(日)01:23:38 ID:
毎日泣き叫んでいたら、マンション(寮だけど普通のマンション)に警察や救急車が来るようになった。
そのたびに彼は冷静に対応して、私が泣き叫ぶメンヘラ扱いされた。
誰もわかってくれなかった。
彼はそんな私をいつも嘲笑った。

ある日、喧嘩中に彼の手が私の目に当たった。おいわさんになった。眼帯で接客するキャバ嬢になった。
それから彼は私を力でねじふせるようになった。
おもらしをしたら謝ってくれたから、それからおもらしをするようになったけど、だんだんその効果もなくなった。
逃げ場なんかなかった。
97:2014/10/19(日)01:32:51 ID:
引っ越し資金もたまり、昼職で働いてやり直そうと思った矢先、
ついに病院行くくらい殴られた。
もうだめだっておもった。
彼も私ももうだめ。人として。
喧嘩はきっと些細なことだったけど、私は実家へ帰ることにした。
たった半年の2回目の東京生活だった。

その間、支えてくれたひともいた。見捨てないでいてくれた友達。別れろ、金返してやれっ言ってくれた彼の先輩。

家を飛び出す時にお年玉袋に1万円くれたおばあちゃん。
いつでも帰ってきなさいっていってくれたお母さん。

お年玉袋に「福は来る」って書いてあった。
使わないでとっといてたけど、帰ろうって決めて新幹線代になった。
そしてまたニートになった。
98:2014/10/19(日)01:37:59 ID:
付き合って3年半

実家でニートしてて、
やっぱり部屋にこもって過ごしてた。
今日依存から抜け出せず、彼とは毎日連絡とっていた。
離れてても喧嘩の内容は変わらなかったし、前に実家にいたときよりさらに発狂するようになった。
実家に帰ってから1ヶ月、
どうしても納得できなかった。
私はきっと底辺なまま生きていく。
なのに彼は、
親には「金返したのにあの基地害にまだ付きまとわれて」とか言って、まわりにいいかおして、
それこそ彼母が言った「誰からも愛されて許されて生きていく」んだと思ったら、もうそんな人生いらないとおもった。
99:2014/10/19(日)01:41:12 ID:
だから、全部壊すことにした。
しぬのは痛いから。

大学の友達と遊ぶって嘘ついて、
彼のところへ行った。
途中、ドンキで手袋とナイフを買った。
彼は、相変わらず22時に仕事へ行くのはわかっていたから、彼の家の前で20時から待機した。
手が震えて、息がつまるのに、
冷静だった。
100:2014/10/19(日)01:47:07 ID:
彼の部屋の電気がつく。
あと30分かな
シミュレーションもばっちり。
大丈夫、やれる。
そう思った。
103:2014/10/19(日)01:52:35 ID:
彼が出てきて、
びっくりしてた。
一発目、交わされた。
最初の一撃で交わされるとすごく萎える。
そのあと考えてなかったから。
「ちょwまwちょww待てよ!な?な?w」
こっちは笑い事じゃないのに。
104:2014/10/19(日)01:59:42 ID:
彼の両親も出てきた。
彼母「どうしたの…あっ!」

あっ!じゃない!!!!
「お前が私の人生めちゃくちゃにしたんだあああああああ」
「(彼の)お母さんが立て替えてくれた金も博打で使ったじゃないかああああ」
うわああああああ!!!!

私は泣き叫んだ。
壊せなかった。
もうだめだ。
私だけが底辺だ。
地面に寝転んで空を見ながら泣いた。
おわりだ。
すると、どこからかパトカーのサイレンが鳴った。

逃げた。
105:2014/10/19(日)02:04:06 ID:
逃げ切れなかった。

土地勘がなく、
あっけなく捕まり、
捨てようとしたナイフも拾われた。

どん底にいたら、それ以上の底なんて大差ないと思った。
お母さんとおばあちゃんがなくかなって思ったら少し悲しかった。
でも、あのときの私はそれしか方法がなくて、だれも助けてくれなくて、わかってもらえなくて、
たかだか35万って思われるかもだけど、自業自得だと思われるだろうけど、救われるには壊すしかなかった。
106:2014/10/19(日)02:13:11 ID:
結局、書類送検?になった。

彼は嘘で塗り固めていた大好きな両親にバレ、
私は、
大好きな両親を傷つけて終わった。
犯罪者な娘をわざわざ車で何時間もかけて迎えに来てくれた。
ごめんなさいなんて言っても言い尽くせない。
お母さんもお父さんも泣かないし怒らなかった。
おばあちゃんは夜中なのに寝ないで待っていてくれた。
107:2014/10/19(日)02:14:56 ID:
不思議で、そして最低なのは、その後も私と彼が付き合っていたこと。
108:2014/10/19(日)02:24:20 ID:
一回わかれたはずなんだけど、
それから1ヶ月は何もなく別れたまま、
私は廃人のまま生きていた。
けど、彼から連絡があったらもうだめだった。
なぜかわからないけど、私はこんなにも家族にも友人にも愛されているのに、それがわからなくて、
彼しかいないと思っていた。
ニートで犯罪者な私は、彼とまた付き合い出した。
それと同時に、
お世話になった彼の先輩のおかげで、やっとかねがかえってきた!
額は問題じゃない。
心がすり減る気がしていた。やっと、彼と向き合えるって思った。
心のそこから愛して、応援して、全部最初からやり直せるって思った。
110:2014/10/19(日)02:32:21 ID:
そして、幸せで穏やかな日々が始まるはずだった。
けれど、
急に怖くなった。
私なんかが幸せになれるはずがない。
そもそも幸せがなにかわからない。
もう、全部遅すぎた。
今までのどん底を取り戻せるとは思えない。
私は、体を売って、男から蔑まされ、誰にもわかってもらえず、愛されず、いきる価値のない人間だとおもった。
だから、喧嘩もなにもしてない普通の、本当に普通の日に、理由もなく、私は死のうとした。
睡眠薬と精神安定剤250錠
さよならも言わず、遺書もなく、ただ死のうとした。
112:2014/10/19(日)02:42:29 ID:
しねなかった。

というか、死ぬ気がなかったんだ。

蛍光ピンクと黄色とオレンジが目の前にばーーーーーーっと広がってチカチカして、気づいたら病院。
お父さんの姿が見えて、「胃洗浄してー!」って叫んだ。
死ぬ気なさすぎ。
その時はもう胃洗浄後だったみたいだけど。

お母さんが泡吹いて寝てる私を見つけたんだって。
夜薬のんで、、9時に起こしに来たらまだ寝てたからヒルナンデスまで待ったけど、早く気づけばよかったって泣いてた。
まる2日寝たままで、今夜目覚めなかったらヤバイって言われたらしい。
お母さんは、私がナイフ持って書類送検になったときも泣かなかった。泣いたとき見たことなくて、私はいつも、この人生をお母さんのせいにしてた。
でも、そのお母さんが泣いた。
びっくりした。
理由もなく、死のうとする娘をまだ愛してくれてた。
不思議。
113:2014/10/19(日)02:46:31 ID:
一方、彼氏は、
死に損ないって笑う。
今となったらお母さんがどれほど偉大か、どれほど愛してくれたかわかるのに、
私は彼が心配してくれないのをお母さんのせいにした。
「なんで生んだの?こんな人生意味ない!いきたくない!しなせろ!」って。
114:2014/10/19(日)02:52:18 ID:
読んでる
頑張って
116:2014/10/19(日)02:58:13 ID:
私はまた繰り返して、彼とそのまま付き合い続ける。
私の命を笑い飛ばす人と。
どれだけ、どれだけの人のどれだけの気持ちを踏みにじったんだと思う。
118:2014/10/19(日)03:05:12 ID:
付き合って4年半。
たくさんの気持ちを踏みにじりながら、私は3度目の上京を決意した。
このままじゃbiGになれないし、彼を養えないっておもったから。
120:2014/10/19(日)03:10:18 ID:
私は、ニートじゃなくなった。

毎日図書館へ通ってエントリーシートやら職務経歴書とか書きまくって、【普通】の職業に転職した。
普通がなにかはわからないけど、
親が親戚に隠さず言える職務になりたいとおもった。
121:2014/10/19(日)03:20:00 ID:
それは彼の手がかり為だった。
どんなときも、私の行動の理由は彼だった。

私は大手企業で働くようになった。
122:2014/10/19(日)03:22:51 ID:
>>121
すごいな
職種にもよるけど
大学どこ通ってたの?
結構いいとこ?
124:2014/10/19(日)03:24:56 ID:
>>122
Marchです。
職種選ばなければどこでもいけます!
127:2014/10/19(日)03:35:52 ID:
>>124
昔、お母さんと何があったのか
>>1がどういう人間なのか
よく分からないけど
やっぱり勿体ないとしか…
学歴だけじゃなく地頭も良さそうだし

飲んでた向精神薬や診断が何だったか気になる
129:2014/10/19(日)03:49:43 ID:
>>127

親とはなにもないと思うんですけど、純粋になんだか変だった、んだと思います。
地頭はわからないけど、変わってると言われます。それが嫌ですが。
123:2014/10/19(日)03:23:15 ID:
なんとか、憧れていた大手企業が採用してくださり、私は働き始めた。
まさか受かると思わなかったから絶対なにも犠牲にしたくないと思った。
125:2014/10/19(日)03:29:52 ID:
そして、私は就職した。
東京採用を第一条件にしていたから彼とは離れずにすんだ。
一体いつまで私は彼の思うままに生きるのだろう。私が生きるのは誰のため?
126:2014/10/19(日)03:35:11 ID:
就職して2ヶ月、

一緒にいたはずなのに心は離れいた。
普通になりたい。認められたいという欲求から、だんだんと変わってきた、普通ってなんだろう。
でも、自分のためにいきるってたぶんこういうことだ!そう思った。
128:2014/10/19(日)03:47:03 ID:
私は、その企業に受かってから、
まさか自分が!?ってきもちが強かった。誰でも知ってる企業だから。
その反面、ワタシなんかじゃってきもちがつよかった。
そんなとき、
彼が私の家に泊まったとき、
体をせまってきた。
130:2014/10/19(日)03:55:40 ID:
人間としての自分と、彼の彼女としての自分がわからなくなった。
身体関係なく私を大事にしてくれる人と出会いたかった。
131:2014/10/19(日)04:11:18 ID:
関係を断るようになった。
お金の問題がなくなってから初めて彼と喧嘩した。
愛し合う行為って、大事だと思う。けど、その時の私には不要だった。
これから頑張ろうって、元夜職、元ニートからしたら、100倍輝かし未来があった。
137:2014/10/19(日)11:31:27 ID:
付き合って4年半、

就職して、
私は一人暮らし。
彼は実家暮らし。
ほぼ毎日うちに来たけど。

だんだんと私は
職場の皆と、彼・彼の周りの皆を比べるようになった。
私ももう25歳。彼も30になった。
悪い人がカッコいいと思う歳でもない。
彼にも【普通】になってほしい。
けど、ずっと夜の世界で生きている彼は抜け出せなかった。

博打して、フラッと働いて、のらりくらりと生きていくのが楽なんだ。
未来がない。
この人は、もうだめだ。
138:2014/10/19(日)11:39:29 ID:
で、昨日も書いたけど、
行為がいやになった。
一生懸命働いて、
疲れてるけど充実していた。
帰宅すると頑張ってない彼がいる。
うんざり。
ゴキに会ったときと同じ気分。

だから、断った。
疲れてるから嫌。
やるなら勝手にやってと。
彼は酔っていて、ブツブツ文句を言い出した。
その言葉は、女性を卑下するものだった。
それこそバカマ○コみたいに。
「私もう寝たいの。文句言うなら帰って!」
彼は外に出ていった。
そして、
夜中の2時に外で叫び出した。
139:2014/10/19(日)11:47:43 ID:
「みなさーーーーーーーん!
ここに住んでるこの女はーーーーーー!
今は△△で働いてますがーー!
ほんとは風俗嬢のクソビッチですよーーーーーーーーーー!」

えっ!ちょ!
ほんとにやめて!
就職しても最初の3ヶ月は試用期間。
これがばれたらクビになる。
ほんとやめて。
ほんとやめて、お願いだから!
一回家入って。

私は彼を部屋に引き戻した。
「んじゃ、やらせてくれる?」
は?
ただ今日ヤりたいがために、私の人生をまた危うくさせるのか?
おかしいよ…
理解できなくて泣けてきた。
断固拒否した。
そしたらまた彼は、
今度は家のなかで叫びだした。



140:2014/10/19(日)11:55:24 ID:
みてるよ
141:2014/10/19(日)12:09:09 ID:
静かに帰れと言っても、彼は訊かなかった。
ゴキみたいに住み着くなぁとおもった。

悩みがなくなったからといって、
私は精神的に全快したわけではなく、不安定で、すぐ泣くし叫ぶ。
「もういい!出てかないのなら私が出ていく!!もういやだ!私の人生から出ていけ!」
外に飛び出すと、空は明るくなり始めていた。
一晩中こんなことしてたのか。
もういやだ!と泣きわめいて、数十メートル走ったけど、彼に取り押さえられ家へ戻された。
そして、近所から通報された警察が来た。
泣き叫んでいる私と冷静な彼。
いつもみたいに、私がおかしい扱いされるんだ、そう思ったけど、ちがかった。
警察署で詳しく話を聞かれた。
会社名も言ったから、無職だとか夜職のときより真面目に聞いてくれたんだと思う。

別れなさいと言われた。
何百回もたくさんの人から言われてきた。
別れた方がいいなんてわかってる。
私は彼が憎い。でも、愛してた。
情とか、こんな苦労したんだからいつかは幸せになれるかもとか、彼には私がいないととか。
一度愛した人を捨てるなんて簡単じゃなかった。
142:2014/10/19(日)12:19:22 ID:
ここの警察の人は
今まで出会った中で一番使命感が強く、

「あいつはクズだ。>>1さんを先に家まで送っていく。荷物をまとめてしばらくどこかへ身を隠しなさい。携帯も変えて、できることなら引っ越ししなさい。」
えっ?私はそこまでしないといけないの?また振り回されるの?
148:2014/10/19(日)16:32:54 ID:
つづき

夜中の喧嘩で徹夜だった私は、
逃げるのは正直面倒くさいと思った。
彼の荷物を警察に渡し、
雨戸を閉めず電気をつけず、
家で寝ることにした。
すると、警察から電話がかかってきた
「今、彼さんと話が終わった。家にいくかもしれない。電話があるかもしれない。絶対に出るな。
あいつが君のことなんていってたかわかるか?
どうせすればあいつも機嫌直るんだからw
って笑ってたんだぞ。あの男は君を大事にしない。」


と言われた。
酷い侮辱に吐き気がした。
喧嘩すると彼に言われていた言葉、
売女、肉便器。
確かに私は体を売っていた。
その過去は消えない。
もう4年半前にやめた。もう思い出したくないし、なんであんなことができたのかって後悔ばかりしている。
出来ることなら消したい過去。
でも彼からしたら、私はずっと肉便器なんだ。

もう、彼といられない。
私は過去を知らない人と生きる。
じゃないと心がしんでしまう。
149:2014/10/19(日)16:47:03 ID:
彼からの電話にはでなかった。
だんだんと電話も減った。
もう彼もわかってるんだと思う。

お金の問題がなくなって、
浮気の心配もなくて、
ちゃんと向き合ったら、
私たちはあまりにもちがかった。

別れた方がいいと、
彼も私もずっとわかっていた。



私たちは別れた。

ずっとずるずる別れられずにいたのに最後はあっけなかった。
一週間後は5年記念日だった。
予約したケーキは1人で食べた。
150:2014/10/19(日)16:52:38 ID:
「いまはこのまま別れよう。

いつか、
もし彼くんが出会ったときみたいに完全復活して、
私も今の会社で頑張り続けて、
そしたらまた会おう。
別れるけど、
次会うときはお互いが心のそこから笑えたとき。」


そう約束した。
頑張るって決めた。

でも、彼は約束を守ったことがない。
155:2014/10/19(日)17:36:28 ID:
つづき

彼が私の前に現れたのは、
それからたった3ヶ月後だった。

仕事の昼休み、ランチを食べに行こうと外へ出ると、
底に彼がいた。

「金、貸してくれないかな。」
157:2014/10/19(日)17:43:51 ID:
詳しく話を聞くと、

彼友→893へ払うお金を預かって使ってしまったと。
博打で。
額は聞かなかった。
ただ、とりあえず今日20万払わないといけないけど12万足りないから貸してくれと。


なーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんにも変わってない。
むしろ後退している。
なんだれ。
お互い頑張ろうって約束したじゃん。
158:2014/10/19(日)17:51:57 ID:
呆れてなんにも言えなかった。
でも、断らなかった。
変わってほしかったから。
気持ちを踏みにじってるんだよって知ってほしかった。
どんな気持ちで貸すかわかる?

でも、貸したら返す前に博打に消える気がした。
だから、私も一緒にいくことにした。

その夜、私と彼が出会った某繁華街に久しぶりに行った。
何もかも変わってしまった気がする。
彼と待ち合わせて893を待った。

高そうなスーツで、優しそうな顔だけど威圧的なオーラのひとが近づいてきた。
159:2014/10/19(日)18:10:44 ID:
私をチラッとみたけど、興味無さそうにしていた。
彼「お疲れ様です。」

893「(金)用意できたの?」
彼「あっ…えっと…」チラッ
私「この度は、彼さんがご迷惑おかけして申し訳ございませんでした。金額はお伺いしておりませんが、今日は20万お返しするとのことでしたのでお持ちしました。申し訳ございませんでした。」
私は深々と頭を下げ、893にお金を渡した。
泣きそうになった。
情けなかった。
ここまでさせてるんだよ。
こんな気持ちなんだよ、わかって。

893は金を数えると、「はい、確かに。」とすぐに去っていった。


その後ろ姿が見えなくなるまで、
私は泣かなかった。
160:2014/10/19(日)18:48:09 ID:
「ごめんな。必ず1ヶ月以内に返すから」

…デジャブ。
情けなくて泣けた。
なんで変わってくれないの?
わかってくれないの?



12万は次の日返ってきた。
昨日の893Aが、もっと偉い893Bに金を持っていったら、
「女に頭下げさせるなんて情けないと思わないのか!待ってやるから自分で何とかしろ!」と返されたらしい。


もうこんなことさせないでね。
頑張ってね、応援してるから。
そう言うと、
彼は黙って頷いた。

もう二度とこんな電話がかかってこないようにと、祈った。
161:2014/10/19(日)19:39:57 ID:
これが依存か

怖すぎる
162:2014/10/19(日)23:44:49 ID:
つづき


それから、また毎日彼と電話するようになった。
より戻してはいないけれど、
彼がちゃんと働いていられるように、
「今日も1日頑張ってね、絶対復活するよ、大丈夫だからね、彼くん仕事頑張ってて偉いね、いってらっしゃい」
と、彼に言い続けた。
彼には私がいなきゃダメだ。



ある日の昼間、電話がきた。
「お前家にいないじゃねえか。どこいるんだよ。」
その日は休みだったけど、たまたま近所の薬局にでかけていた。
様子がおかしい。
「どうしたの?」
「お願い!20万貸してくれないか。本当にこれが最後だから、お願いだ!どこにいるんだ?取りに行くから!」

またか。
なぜ私は、彼がいつか変わると思ってしまうんだろう。
163:2014/10/19(日)23:52:51 ID:
私「もう、貸したくない。電話しないで。」
彼「お願いだ!今日用意できないと、ころされる!」
私「私だって、何回も心をころされた!もういやだ!私は毎日支えてきたじゃん!なんでまたこんなことになるの?」
彼「ごめん、そうだよな。ごめんな。必ず返すから。」
私「そんなこと言って、まともに返したことないじゃん!こないだの893の時、もう最後って言ったじゃん!」
彼「12万や20万くらいでちいせー女だなw返したんだからいいじゃんw」
私「は?」
彼「貸してくれないんなら、時間無駄だから電話切るわ。じゃあな、裏切り者」


電話は切られた。
呆然。茫然。愕然。
164:2014/10/19(日)23:54:52 ID:
意味わからんね。
本当茫然。
168:2014/10/20(月)00:09:47 ID:
>>164さん
茫然ですよね。
でもあのとき貸せばよかったのかなって
悩んだりもしました。
165:2014/10/19(日)23:56:05 ID:
0時回った時に、
彼からメールがきた。
「お前のせいで、俺の人生終わりだ。」


その直後、
私の携帯が鳴った。
知らない番号からの着信。
166:2014/10/19(日)23:59:13 ID:
頑張ったな
167:2014/10/20(月)00:07:19 ID:
彼の職場の人Yだった。
(ぽんびきとか系列の風俗店とかまとめてる人)
私も何度も会ったことがある。

Y「彼くんと一緒にいますか?」
私「いや。今日金貸してって電話あったけど貸さなかった。ってかそもそもうちら大分前に別れてるよ」
Y「えっ?みんなそれ知らないですよ。今、本当に一緒じゃないんですね?」
私「うん。なにがあったの?」
Y「彼くんが、お店の金を使い込んだんだ。で、今日0時までに返せば水に流すって話だったんだけど、
これは飛んだな。連絡もつかない。」
私「…」
Y「>>1さんがかくまってるって思ってる人もいるから気を付けて。じゃあ。」



飛んだの!?
彼は、職場のみんなで海いったり遊んだり可愛がったり、絶対その空間を壊さないと思ってた。
たとえ私や親を裏切っても、職場では良い顔し続けると思ってた。
飛んだのか。
私には関係ないのに、匿ってるって何だよ。もう疲れた。
169:2014/10/20(月)00:09:56 ID:
バカにされてるな
171:2014/10/20(月)00:11:40 ID:
ここのスレに書けるだけのことを書いて忘れられるといいな
172:2014/10/20(月)00:14:30 ID:
彼からメールや着信がきていた。
Yや他の知らない番号からも着信ごあった。
でももう出なかった。


それが今から1年半前のことです。

174:2014/10/20(月)00:22:46 ID:
この1年半、はじめは数ヵ月に1回彼から電話が来ていた。


金貸してくれと。
結局捕まって、どこかで働かされてるらしい。
どこにいるのか、何しているのかは聞かなかった。

それがだんだん、
飯食わせてくれないか。になった。
実家にも帰れなくなったらしい。

それでも私はもうなにもしなかった。
だんだんと電話は来なくなった。



私は他に好きなひとができた。
仕事も順調だし、友達ともまた遊ぶようになった。体重も戻って、顔色も表情も明らかに変わったと言われるようになった。
思い出すこともなくなった。
176:2014/10/20(月)00:25:12 ID:
先週、
仕事帰りに、偶然ある人と会った。


Y。


本当に偶然で、向こうもビックリしていた。
少しだけ話をした。
179:2014/10/20(月)00:30:12 ID:
彼はあの後すぐに見つかって、
よくわからないけど在日の人たちのパシリのような仕事をさせられていたらしい。
けど、そこからも逃げて、ホームレスになったんだと。
それで、ご飯も食べれないと電話が来てたんだ。
180:2014/10/20(月)00:31:08 ID:
ふと気が付いたら思い出さなくなってるよね
あるある

あんなに「この人がいないと!」と思ってたのがただの執着だったって気が付いてびっくりする

>>180 
ですよね。執着してたのがくるってたんだと今ならわかります。  
181:2014/10/20(月)00:31:26 ID:
>>1って結構美人だと思うし、頭も悪く無いと思うわ。
今は元彼と断ち切れてる事を祈るわ。
183:2014/10/20(月)00:41:42 ID:
>>181
美人でも賢くもないけど、読んでくださってありがとうございます。
彼とは絶ちきれたけど後味悪いです。
182:2014/10/20(月)00:39:19 ID:
それからYは続けた。

「彼くん、しんだよ。」


ころされたのかじさつしたのか、
わからないけれど、
彼はこの世からいなくなった。
最後は何を思ってしんだんだろう。

家族も友達も彼女も失って、
生きてる意味あったのかな?
私はあの時、助けるべきだったのかな?
どうすればよかったんだろう。
でもあの時の私には、全てが限界だった。
Yは「人を裏切ってもいいけど、裏切っていい人かどうかを間違えちゃダメですよね」とか言ってた。
そうだなって思った。
186:2014/10/20(月)00:48:41 ID:
以上です。


長々と自分語りしてすみませんでした。
もし読んでくれた方がいるならありがとうございます。
彼がしんだとわかって、
少しホッとしたんです。
やっと終わったって。
後悔もたくさんたくさんあります。

最後に貸してたらよかったのか、
最初から見捨ててればよかったのか
、出会わなければよかったのか。

愛してた人を幸せにできなかったのは悲しいです。

ここに書いたことで、全部忘れます。



おしまい。




ありがとうございました。
185:2014/10/20(月)00:48:36 ID:
死因は結局わからず?
187:2014/10/20(月)00:51:40 ID:
>>185さん
Yも詳しく知らないみたいで、
Y経由で誰かに聞いてもらえばわかるんだろうけど、知るのはやめました。
188:2014/10/20(月)00:57:03 ID:
初めてこういうまとめに載る様なスレをリアルタイムで見た
俺の元同級生も心を病みすぎて病気になっちゃってほぼ>>1さんと同レベルの状態だったけど、
去年やっと素敵な男性見つけて結婚して、こないだ元気な男の子生んでたよ 今はすごく幸せそう
>>1さんの今後にも幸あれ

>>188さん
読んでくださってありがとうございます。
私もいつか結婚や出産して幸せになりたいです。
188さんも幸あらんことを。 
189:2014/10/20(月)00:57:05 ID:
周りに言いにくいし、ここに書き込むのも思い出す事があって辛かったかもしれんけど吐き出せて良かったと思う。明日も仕事が早いだろうしこれからの貴女の人生が幸せであらんことを…
190:2014/10/20(月)01:06:28 ID:
>>189
吐き出せました。ありがとうございます。明日からまた頑張ります。
189さんも幸あらんことを。