53:2007/02/10(土) 14:10:56 ID:
スレ立てて話そうと思ったが
立たないのでここで…
俺は18歳から20歳くらいまでラウンジのボーイ
21歳から24歳までホストをしていた。
こういう仕事だと普通の事件に巻き込まれたりは頻繁にあるのだが
霊的な現象も頻繁に経験してしまった。
1番酷かったのは最後に働いたホストクラブでの出来事。

あれは店がオープンして半年くらい経った時だったと思うんだが
ある客が俺にこう言ったんだ。

「トイレが変なんやけど」

最初は彼女も酔ってるし「何が変?」て聞いても「気持悪い」って言うだけだから然程気にしてなかったんよね。

54:2007/02/10(土) 14:21:57 ID:
でも、暫くして
別の客からも言われだして
店の男たちも意識するようになってった。

そんで、意識したせいか嘘言ってるのか知らないけど店の男達も
「変な声聞いた」
「有線切れた」
とか言い出すようになった。
その頃俺は体験してないし、はっきり言って信用してなかった。

こんなこと言うと一気に嘘臭くなるかもしれないけど、
俺は結構、霊感があると思う。
変な場所に行ったり、変な事起きてるときは体全体が悪感を感じる。

話しずれたけど、当時は、それすらなかったから余計信用できんかったんよ。

で、店のホストに一人自分も霊感あるって奴がおったんよね。

そいつとある日とんでもないもん見てしまった。
56:2007/02/10(土) 14:36:40 ID:
まあ
接客中のことやったんやけど、

ふとトイレの方見ると、トイレから厨房にむかって
煙みたいな塊が通過してったんよ。
煙草の煙とは明らかに違うからめっちゃ驚いたんやけど
その時は接客中やし、やりすごしたんよね。
で、閉店して暫くしたら霊感のある後輩のCが
俺と全く同じもの見たって話しはじめた。

「俺も見たよ」
って言ったら若い奴らが調子にのって、
トイレ入って電気消したりしてはしゃいでた。
そしたら店長が怒ったので、その日はそれで終わり。

んで翌日。

客が来るまで昨日の話しで盛り上がってた
その時6人くらいでテーブル囲んで話してた。
んで一人が立ち上がってトイレに言った。
「こんな話ししてトイレ行けるなんて勇気あるな~」と思ったら

案の定ハプニングが起きた。
62:2007/02/10(土) 16:28:46 ID:
「ドアが開かん」

トイレに言った奴が突然そんなこと言い始めた。
俺も近付いてトイレ見たけど

鍵が閉まってたんよね、もちろん誰も入ってないのはわかってた
鍵は外からも硬貨使ったら開け閉め出来るタイプだったので
開けたんやけど…

まぁ、みんな思ったのがトイレに行った奴がフザケテ閉めた。
トイレに行った奴は否定してたけど、
俺もそいつを疑ってた。
でも、数日して営業中に後輩Oと、トイレの横に立ってると
(俺がトイレに近い)

「ガチャ」って音がした

俺とOは長い時間そこに居たので誰も居ないのは知っている。
俺とOは顔を見合わせた。
66:2007/02/10(土) 16:44:13 ID:
で、俺がドアを開けようとしたんやけど、
やっぱり開かなかった。

驚いたが、また硬貨を使ってあけました。

数日後
オーナーに会う機会があったので、その事を話した。
笑い飛ばされるかと思ったがオーナーは真剣に聞いてくれた。
それどころか、そういうのに詳しい人(徐霊とかしてくれる人?)
を、数日後に連れてきた。

その人が来たとき居たのは俺と店長とオーナーの四人だった。

その人は店の正面を外から見ただけで
「あそこにトイレか流しありますよね?」
と、答えた。

トイレの場所いい当てたのは驚いたが更に

「あそこにいますね」って言ってきた
それを聞いた俺は背筋が凍った。

結局その人に、対処法を聞いて解散になった。
オーナーには、この3人の秘密ということで固く口止された。
68:2007/02/10(土) 16:53:28 ID:
で、次の日から
トイレに酒と塩を置くことになった
なるべく綺麗にするようにとも言われたので掃除もした。

んで、暫く何も起きなくなったので成仏したんかな?って思って

塩や酒おかなくなったし掃除も適当になった。
油断してたんだよね。

それからまた暫く立ち、開店前にまたトイレの話しになった。


その時居たのは三人
霊感の強いCと先輩のDそして俺

トイレの話しは笑い話しになってたよ
でも最悪の事件が起きた。
71:2007/02/10(土) 17:08:36 ID:
急にDが立ち上がった。
「どうしたんすか?」
立ち去るDに呼び掛けたけど足早に店の外に出た。

その時はあんまり気にせずCと話しを続けた。

暫くしてあまりにもDの戻りが遅いので見に行くことにした。

席を立ちCに
「ちょい見てくるわ…一人にして大丈夫?」と悪ふざけで言った。
さっきまで怖い話ししてたので、脅かすつもりで言ったんやけどね。
それを察したCは
「ちょっと待ってくださいよ~」
って外にむかう俺についてきた。

ドアまであと少しのとこまで着たその時

「ドン!」「ドン!」何かが物に当たるような音が店中に響いた
73:2007/02/10(土) 17:22:46 ID:
音はずっとなり続けてたんやけど2.3発目でドアまで走った。
で、ドアから店の様子を伺った。
背中ごしの町のざわめきだけが俺を勇気づけたのを覚えてる。

暫く見てるとテレビに映る映像が
ゆっくりになったり速くなったりしだした。
(これはまずい…)
と思った瞬間に

トイレのドアが物凄い勢いで開いた。

トイレの開いた衝撃が凄くて流石に逃げた。………

これ以上長くなるとアレなので、短くラストを話すと
先輩Dは、カウンターの陰に女がいるのが見えたらしい。
だから逃げた。
Cはその後、鬱病を理由に店を辞めた。
本当に鬱になったかもだけど…俺も今は違う仕事してます。

全部実話です。
で、結構省略した部分あるので質問あればどうぞ
74:2007/02/10(土) 18:10:19 ID:
>>73
その店ができる前はそこには何があったのかな?
75:2007/02/10(土) 18:32:28 ID:
>>74
確か服屋です
結構色んな店が入れ替わり立ち代わりで…
潰れやすいみたいです。
オーナーが真剣に話しを聞いてくれたのは、
このへんが関係してるぽいです

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