1:2013/03/05(火) 00:30:55.53 ID:
前スレ>>5が自分の人生語るってよ

※前スレ→>>5が自分の人生語るってよ

お久しぶりです 前スレ見ていてくれた人ありがとう!
前スレの>>832の続きから書いていきます

2:2013/03/05(火) 00:34:29.71 ID:
ってか覚えてくれてる人いないよな…
でもまあ、ぼちぼち書いていこうと思います

完結だけさせちゃおうと思ってるんで
3:2013/03/05(火) 00:36:57.90 ID:
あーあなたか!
話結構忘れちゃったからとりあえず前スレチェックしてくるわ
楽しみだ
4:2013/03/05(火) 00:39:37.70 ID:
必死だった。何か自分の中で小さく収まっていたものが大きく羽ばたいたかのような
とにかく、猛烈に「Tに会いたい」という気持ちが込み上げた
Tに会って、話したい
すごく良かったよ、すごく素敵だったよ、と伝えたかった。

でも、見つからない。
ホール中を駆けまわっても、軽音部が溜まってる所を見ても、見つからない。
Tどこだ、会いたい、ただそう思った
この時、俺は本当にTのことが好きになったんだと思う
本当に、きっかけなんて何処にあるか分からない
6:2013/03/05(火) 00:44:51.00 ID:
若林とか礼二とかTちゃんとか出てくるやつだよな?
落ちこぼれ三人組の
7:2013/03/05(火) 00:56:33.88 ID:
この時俺は本当に必死だったんだと思う
演奏会が終わって、関係者が出てくるまで出口で待とうって決めた
早く帰りたがる若林を強引に引き止めて、外が暗くなるまでTを待った

吹奏楽の部員、軽音部っぽい人たち
段々とそれっぽい人たちは出てくるのだが
待っても待ってもなかなかTは出て来なかった
1月の夕暮れ時だ
外で待つのは寒くて辛かったな…
8:2013/03/05(火) 01:06:46.18 ID:
しばらくすると、Tがホールの出口から出てきた
俺らは出口の脇にいたから、遠くから声をかけようとした

でも、Tは男と2人でいた
男と、向い合って手を握って何かを話している

俺「あれ…?あそこにいるのTだよな…」
若林「うん…Tちゃんじゃないの?」
俺、猛烈に焦る
9:2013/03/05(火) 01:11:00.75 ID:
そして、その男と手を繋いで2人で歩き出した
あれ?一体どういう事なんだろう

俺はもうただただ呆然とした
何が起きてるんだ?もう訳が分からなくなって、走ってすぐにTを追いかけた
気まずいとかKYとか言ってられない、声をかけずにいられなかった

俺「T、お疲れー」
たまらず、2人が歩く後ろから声をかけた
10:2013/03/05(火) 01:12:06.49 ID:
やっぱそういう展開になるのか…
Tちゃん、良い子だからな
11:2013/03/05(火) 01:17:58.21 ID:
T「先輩?」
Tは不意をつかれたようにくるっと後ろを向いた

俺「いきなりごめんね…今日の演奏、本当に良かったよ」
T「いえいえ…今日はわざわざ見に来てくれて、嬉しかったです」
その間、隣の男は黙って俺の方を見ていた でもニコニコしてた

話さなくても、その雰囲気で全てが伝わってくる気がした
ああ、ここは俺がいていい場所じゃない

俺「またいつか、演奏会あったら教えてね」
T「はい、もちろんですwそれじゃ、先輩も気をつけて帰ってください」
隣にいた男も笑って俺に会釈して、2人はそのまま歩いていってしまった

どんどん小さくなっていく2人 とてもむなしかった
12:2013/03/05(火) 01:28:49.66 ID:
俺が呆然と立ち尽くしていると、後ろから若林
若林「ふられたか」
俺「ふらてねーよ…」

若林「ま…どんまい。こうなるのは分かってた事だな」
俺「そうだね」
若林「あの男、俺らとタメの理系の神ちゃんだな」
俺「神ちゃん?」
13:2013/03/05(火) 01:32:17.03 ID:
若林「ま、知らねーよな。良い奴だぞ、明るくて人気もんだな」
俺「そうなんだ…」
俺があからさまに落ち込んでたので、しばらく若林も黙る

そのまま2人で駐輪場へ行って、自転車に乗っていつもの駅への道を走る
もうすっかり真っ暗だった
若林「これからどうすんの」
俺「何を」
若林「何って、Tちゃんだろ」
14:2013/03/05(火) 01:39:11.11 ID:
俺「正直言っていい?」
若林「いいよ」
俺「俺、今日行かなきゃ良かった」
若林「誘ったのはお前だけどな…」
若林が笑う

俺「俺、Tの事好きだって分かったんだよ」
若林「まあ、気持ちは分かるけどな。俺もあのステージ見てたし」
若林「今更どうしようもないんだけどな…」
そして、再び俺が黙ってあからさまに落ち込む
15:2013/03/05(火) 01:47:16.56 ID:
若林「ラーメンでも食って帰ろうぜ」
話題に困ったのか、若林はラーメンを提案 そのまま2人でラーメン屋へ
この時、若林に言われたことは本当に印象的だった

「ちゃんとTちゃんと向き合わなかったお前が悪い」
「Tちゃんがお前にフラれた時は今のお前よりずっと悲しかったはずだ」
「仕方ない」

その全てが正論で、もっともすぎて何も反論できなかった
ただ、若林と話せた事は大きかった
その日、俺は家に帰ってからひたすら泣いた
17:2013/03/05(火) 02:18:05.12 ID:
この一件以来、俺はTへの気持ちを引きずり続けた
Tの事を、本当に好きになってしまった
冬休みが終わって学校が始まっても、ずっと腑抜けだった

礼二と失恋同盟という悲しい同盟を組んだ
そしてそれを見ると若林は
「俺は絶対入らないようにしよっと…」
と言うのが定番だった

辛いことも三人一緒にいれば笑いになる
それだけが本当に俺の救いだったように思う
19:2013/03/05(火) 02:36:50.05 ID:
その後Tとメールして「実は彼氏できちゃったんです」
という報告を受けさらにダメージを受け
それから、春までは特に変わった事もなく
辛い想いと共に俺の高校2年ライフは幕を閉じた

年度が変わって4月になれば、いよいよ高校3年生
もう、今までのようにヘラヘラもしていられない
今までひたすら向こう見ずに暮らしてきた俺達も、色々考えださなければならない時期に入る
20:2013/03/05(火) 02:49:20.48 ID:
新入生の一年生が入学してきて、学校内は再び活気あふれる
2年前に自分が入学した時の事が、もう遠い昔のように感じられた
クラス分けも、もちろんケツクラ。
俺と礼二は文系の、若林は理系のケツクラだった

3年になってからも、帰り道でたまにTが例の彼氏と一緒に帰る所を目撃して
それを見る度に吐きそうになるくらい辛くなった

時間はあっという間に過ぎた
というより、1,2年の頃のエネルギーと無鉄砲さが凄まじかっただけだろうか
時たま、高校に来てから初めてTと会った時の事を思い出して
死にたくなる時がある以外、元気に普通に過ごした
21:2013/03/05(火) 02:51:56.15 ID:
>>20
おまwwww
まあ分かるわ、逃した魚は大きいな
22:2013/03/05(火) 02:56:29.24 ID:
進路就職ガイダンス
進路希望調査、志望校の決定
模試、模試、模試…
そんな字面の行事が俺たちを取り巻いた

高校3年生という立場の一学期はあっという間に消えた
気づけば夏休みに入っていて、流石の俺達も前のようなテンションで遊べなくなっていた
一緒にいても
「進路どうしよっか」
という話題になることが増えていた
23:2013/03/05(火) 03:05:36.63 ID:
周りが自分の目標、進路をしっかりと見据え勉強に打ち込む中
俺達は今までのツケがまわって、何も出来ずにいた
そりゃ、散々サボって授業すらまともに受けなかった落ちこぼれの三人組だったしね

夏は受験の天王山、なんてどこ吹く風…
毎日三人で集まって遊ぶか、家でアイス食ってゲームしてるのがいいとこの夏休み
でもみんなどこか落ち着かなかったんだと思う
若林は特に「まずいよなぁ…」って心配してることが増えた
24:2013/03/05(火) 03:20:55.27 ID:
そんなある日、若林から珍しい誘いが来た
「俺の家に来てみないか」
今まで、頑なに自分の家に呼ぶことを拒んできた若林
一体、何があるんだろうか

若林の家は、俺と礼二の家の最寄り駅から電車で数駅
少し遠いところにある
だから今まで行けなくても不思議ではなかった
ただ、若林が家の事を全然話さないことには違和感があったんだ
25:2013/03/05(火) 03:26:41.57 ID:
後日、俺と礼二は電車に乗って若林の家に向かった
お互い、電車に乗って出かけるなんて慣れないことだったので何だか違和感。
駅に降りると、若林がへらへらして待っていた

若林「おう、よく来たなw」
礼二「ここの駅降りたの初めてだわww」
若林「ま、こっからは遠くないよ。少し歩くくらいだ」

若林の最寄り駅はけっこう田舎で、駅の周りもこれといって栄えていなかった
26:2013/03/05(火) 03:31:27.30 ID:
駅チカのコンビニでみんなでパピコを買って、食べながら歩く
歩きながら、ふと若林が口を開いた

若林「ずっと言ってなかったけどさ」
俺「なに?」
若林「俺の親、医者なんだわ」

俺と礼二はしばらく言葉が出ない
礼二「マジ…?」
若林「俺さ、医学部目指そうと思って」
27:2013/03/05(火) 03:35:51.21 ID:
若林の口から次々ととんでもない言葉が出てくるので俺は動揺を隠せなかった
俺「今からか…?」
若林「はは、笑えるだろ?」

俺と礼二は何も言えなかった
というより、驚いて何も言えなかったんだと思う

そうして歩いていると、若林の家に着いた
三階建てくらいの、立派な家だった 俺と礼二は2人で
「すごい家だな…」って言ってたと思う
28:2013/03/05(火) 03:39:41.18 ID:
若林「ま、入れよ」
そう若林に促されて、家の中に入った
若林がただいまー、と言うと親父さんらしき人の声がした

俺「親父さんが医者…?」
若林「そうだよ」
そんな会話をしながら、2階にある若林の部屋に向かう
家の中もかなり綺麗で広くて、お医者さんの家だな…って感じがした
29:2013/03/05(火) 03:46:10.50 ID:
若林の部屋には、野球雑誌が転がってて部屋の隅にはグローブも会った
壁には沢山の野球選手のポスターが貼られていた

若林「前にも言ったけどさ」
若林が真剣な顔になって話し始め
若林「俺野球大好きでさ、中学の時はめっちゃ部活頑張ってた」

俺と礼二は、黙って聞く
若林「俺は、高校野球にずっと憧れてたんだ」
30:2013/03/05(火) 03:52:24.68 ID:
若林「野球やってれば、誰だって憧れるだろ?w毎日一生懸命練習して、甲子園なんか目指しちゃったりとかさ…」
俺「わかるぞ、部活は楽しいよな」

若林「自慢じゃないけどさ、本当はもっと野球の強い高校に行きたかった」
若林「でも、将来の事もあるからさ…親に強く言われて俺はこの高校に入ったんだ」

若林「ほら、めっちゃ緩いけどうちにも野球部はあるだろ?wだから部活くらいできると思ってたんだ」
31:2013/03/05(火) 04:00:20.77 ID:
若林「でも違ったんだわ。うちの親は、俺が部活に入ることを許さなかった」
若林「将来は必ず医学部だぞ、ってさ。だったら部活なんてやってられないだろって」

礼二「ああ…そういう事か…」
若林「少しだけ期待してた自分がアホらしくなったな。だからやけくそになって、全部放棄してやったんだ」
若林「それが、一年の最初の頃の話だ」

若林「野球部に入ることもなく、勉強もせずただひたすら反抗して過ごしてた頃に…」
若林「5に会ったってわけだ。」
32:2013/03/05(火) 04:04:53.28 ID:
若林「それから礼二にも会って、毎日3人で馬鹿してさぁ… 本当良かったよな」
若林「で、この前久しぶりに親父とちゃんと話し合ってさ…」

若林「俺、また今から真面目に医学部目指すことにしたんだ」
若林「何年かかるか分からんけどねw」
ここまで話して、若林がやっと笑いをこぼした

若林「これを決めたなら、やっぱりお前らには黙っておけないなって思って」
33:2013/03/05(火) 04:10:34.51 ID:
俺「話してくれてありがとな。なんつーか応援するし、俺も頑張るわ」
礼二「お、俺も。お互い頑張ろうぜ」

俺達がそう言うと若林は笑った
若林「お前らならそう言ってくれると思ってたぜw」

なんというか、衝撃の事実だった
若林のテキトーな印象の裏に、こんなものを背負っているとは思ってもいなかった
34:2013/03/05(火) 04:19:10.12 ID:
若林が礼二の好きな事を追いかける所に惹かれていたのも、
礼二が漫画を捨てようとした時にあそこまで激怒したのにも、納得ができた

若林も高校に来てから、様々な葛藤や矛盾と戦ってたんだろうな
そして、それを俺たちになかなか言い出せなかったのも辛かったんだろう

しかし、若林も医学部受験となると
俺ももう自堕落な生活は送っていられない
35:2013/03/05(火) 04:24:35.52 ID:
若林は医学部受験を目指して努力を始める
礼二も漫画家目指してめっちゃ頑張ってる
だから、俺も頑張ろう…!!

それからの夏休みは、若林も急に勉強熱心になり
俺も家に篭もってとりあえず学校の課題をやっつける事に熱中した

夏休み明け一発目の進路希望調査に、地元の国立大学を書いてやった
それを見て、担任がひどく驚いてたのを覚えてる
37:2013/03/05(火) 04:27:51.18 ID:
おつおつ!
若林まさかの展開だな
ここからどう収束して今に繋がるのかすげえ気になるわ
44:2013/03/05(火) 21:40:51.54 ID:
3年の秋になってから俺は完全なる受験生に変わってた
しかし、今までロスしてきた分は到底取り戻せなかった
模試を受けても志望校の判定は大体E、良くてもD

勉強しても勉強しても、一向に結果に反映されない
この頃になると、若林も塾に通いだしてなかなか三人で一緒にいられる時間は減っていった
正直、挫けそうだった
45:2013/03/05(火) 21:45:22.98 ID:
若林も自分のことで手一杯だし、勉強の事に関しては礼二にもなかなか相談できない
今までのツケがまわって自業自得だったのもあるし、俺は一人で悩んだ
今更一丁前に勉強を始めた所で、やっぱり無駄なんだろうか…

しかも俺は極度の緊張しいで、模試の日の朝などはいつも体調を壊した
プレッシャーとかに凄く弱かったんだ
こんなんで受験に臨めるのかと、不安になった
46:2013/03/05(火) 21:50:27.06 ID:
特に俺は英語が苦手で、英語のO先生のところへしょっちゅう質問に行った
このO先生が凄くいい人で、いつも俺のことを気にかけてくれていた

勉強や受験の悩みを、いつもO先生にぶつけた
この時、O先生に会えたのは大きかった

「気楽に行こうぜ。気楽にやろう」
それがO先生の口癖だった
「やる気あんのか」「もっと勉強しろ」という先生ばかりの中で、俺はO先生のそのスタンスに惹かれた
47:2013/03/05(火) 21:56:11.99 ID:
そしてあっという間に受験一色の秋・冬は過ぎてセンター試験を迎えた
前日に、若林と礼二の三人で学校近くの神社に行って円陣を組んだ
ちなみに、礼二はセンターは受けるが無関係なので、応援である

俺はセンター試験の当日に時計を忘れるというファインプレーを見せた
なんとかO先生の腕時計を借りてしのいだが

結果は惨敗だった
腕時計の動揺で腹を壊し、一日目がしんだ
二日目も同様に散々たる結果で、国立に挑むにはどう見ても無謀な点数を叩き出す
48:2013/03/05(火) 22:02:09.35 ID:
若林も俺と同じく絶望的な点数をとった
結果、俺も若林ももう一年コースを選択した 浪人だ
礼二は漫画を描くということで、卒業後はフリーターになった
上京するためのお金を貯めるんだそうだ

俺達全員、流浪者になってしまったんだw

そして、3月に入ってすぐ、卒業式を迎えた
49:2013/03/05(火) 22:11:32.04 ID:
前期の結果もまだ出ていない上、後期に懸けてる奴もいる
卒業式を迎える3年生は、みんな心ここにあらずと言った感じだ

それに比べて俺たち3人はもう自分の進路が確定したも同然だったので、のんきなもんだった
式が終わると、俺達は待ち合わせて屋上に行った
泣きながら抱き合ったり、先生と握手したりする人がいる中、俺たち3人は屋上に向かった

屋上の入り口には厳重にカラーコーンみたいのが置かれて「立入り厳禁」と書かれていた
50:2013/03/05(火) 22:16:46.53 ID:
それを乗り越えて、屋上に出る
三人ともどこかしんみりとした雰囲気だった

若林「あーあ…今日で最後か…」
晴れていたとはいえ、3月でまだまだ寒さが残る屋上
俺たち三人は体を丸くしながら景色を眺めた
若林「俺らしょっちゅうここ来てたよな…」

この周りに遮るものが何もない開放感を味わえるのも、その日が最後だった
51:2013/03/05(火) 22:21:30.42 ID:
俺「明日から、学校に来ないって思うと、ほんとなぁ…」
礼二「でもさ」
若林「ん?」

礼二「楽しかったよな」
若林「そうだな」
三人ともなんだかセンチメンタルな感じになって、今にも泣きそうって雰囲気だった

そんな時、俺の携帯に一通のメールが来た
52:2013/03/05(火) 22:25:46.38 ID:
Tからだった
「先輩まだ学校にいますか?下駄箱で待っています」
というような内容だった

若林「どうした?」
俺「いや、Tが来てほしいって…」
若林「いってこいよw終わったらメールしろ」
礼二は黙って笑って頷いていた

屋上が名残惜しかったが、俺は2人をおいて下駄箱を目指した
53:2013/03/05(火) 22:31:57.21 ID:
下駄箱に着く。そこには、花束を持って待っているTがいた
T「先輩、卒業おめでとうございます…」
俺「ありがとう…」

顔を赤くして涙目になったTが俺に花束をくれた
T「先輩…卒業してからも、頑張ってください…」
言葉に詰まりながら、必死に話しかけてきた

この時、自分が初めて「卒業する」という事を実感して涙腺が壊れた
Tの前で涙をボロボロ流して「頑張るね、ありがとう…」と繰り返した
54:2013/03/05(火) 22:35:04.87 ID:
ああ、俺の高校三年間は終わったんだ
若林と礼二に会って毎日馬鹿して大笑いしたことや
Tと一緒に夏祭りに行ったことや、失恋してしまったこと
そして最後には真面目に勉強もしてみちゃったり

嫌だ嫌だと言っていた高校だったが、こんなにも色々あった
俺はこの高校が好きだった
そう気づいて、もうボロボロ泣けた
55:2013/03/05(火) 22:40:06.35 ID:
最後職員室でO先生に、「来たくなったらいつでも帰ってきな」と言われた
ああそうなんだ、ここは俺の母校
それは現実的なものでもあり、思い出という俺の心の中に残るものでもある
最近は、それを痛感してる

そして、その後は若林と礼二と三人で自転車を並べて帰った
そうやって三人で学校から帰るのも、この日が最後だった

今思えば、何気なく一緒に帰ったりするのも、本当にあの3年間だけなんだよな
特別な行事だけじゃなくて、こういうなんでもない日常も、本当に大切なものだったんだよ
56:2013/03/05(火) 22:40:46.35 ID:
痛いほど分かる
故に、辛いな
57:2013/03/05(火) 22:46:11.87 ID:
若林「卒業しても俺たちは変わらねーよ」
俺「そだね」
礼二「みんな地元に残るしな。いつだって会えるぞ」
変わってゆくものに、変わらないもの
自分たちは一生変わらないだろうって思ってたよな、この時は

あと補足だけどw
Tが花束をくれた事は嬉しかったが、この時もTは彼氏と続いてた
それゆえに、特に何も期待もできなかったんだよなぁ…
58:2013/03/05(火) 23:06:53.84 ID:
高校卒業
この大きなイベントが終わって、灰色の浪人生活がスタートする

俺と若林は、駅前の予備校に通うことにした
浪人生活、それは本当に辛抱の毎日だ
毎日勉強に勉強…
ちょっとでも遊んだり息抜きしても、「勉強しないとなぁ…」
という感覚に常に襲われる

正直、浪人して少し後悔した部分もあったよ
59:2013/03/05(火) 23:28:39.53 ID:
それでも必死に勉強した
もう、俺に残されてる事は勉強することしかなかったんだから
幸い、若林も同じ予備校で頻繁に会うこともできたしね

一緒に昼飯食べたり、息抜きしたり
浪人しても俺と若林がいつも一緒にいたよ
でもやっぱり浪人生だからか、お互いどこか余裕はなかったけど…
60:2013/03/05(火) 23:32:17.00 ID:
俺の通ってた予備校は塾も併設しているところだったので、
頻繁にTの姿も目撃した
相変わらず彼氏とも順調に続いていたようで、俺はその報告を受ける度に胃痛がした

Tの志望校はとある旧帝大だった
やっぱり真面目に勉強してるだけあって、少々俺とは次元が違ったようだ
すっかり落ちぶれたこんな先輩(恐らくTより遥かにアホ)にも
優しく接してくれるTは本当にいい子だったよな、マジで…
61:2013/03/05(火) 23:38:08.57 ID:
ちょっとでも気を抜いたらあっという間に泥沼いきな気がしたので
俺は必死に現実に食らいついた
笑顔で同級生と話すTを見る度に辛くなったけど、そんなのは関係ない

とにかく大学に受かって、そこからまた新しい生活がスタートする、そう信じた
時には高校の時のO先生ともメシを食べに行ったりして、勉強や恋の悩みを打ち明けた

ちなみに、O先生は生粋のオッサンだ
メシに行くと、いつも子供と奥さんの自慢しかしないパパ系オッサンだ
「5と早く酒が飲みたい」それが口癖だった
それも含めて俺は、早く大学に行きたかった
62:2013/03/05(火) 23:38:24.03 ID:
本当に女子力の高い子は、一人の彼氏と長く続くって言うしな
Tちゃんマジでいい子だったんだな
65:2013/03/06(水) 01:05:32.95 ID:
そんな風にして俺の浪人の一年は過ぎ
センター試験も、高校の引率で来てたO先生に会ったりしてリラックスできて
受験は成功した

俺は、地元の国公立大学に通うことになった
若林は、医学部に落ちた
私立で2,3受かっていたが、医学部一本ってことで再び浪人

今年受験だったTからも連絡が来る
66:2013/03/06(水) 01:10:17.89 ID:
合格発表の後に、Tから電話が来た
T「先輩、どうでしたか?」
俺「俺、地元大学に受かったよ!Tは?」
T「おめでとうございます…!私も、〇〇大(旧帝)受かってました…!」

やっぱり、Tは凄いな…
でも、〇〇大に行くとなると、Tは地元を出て引っ越すことになる
68:2013/03/06(水) 01:16:30.72 ID:
国公立に行くことが決まって、やっと親にも報告できる…
なんて安心したもの束の間だったわ

Tが地元を出て行ってしまう事は俺にとって一大事だった
とは言え、Tは彼氏がいるし、もうどうしたら良いかまったく分からなかった
大学に受かって、浮かれるどころではなかった

そんな中、3月の中旬過ぎた頃だろうか
俺の大学合格祝いで、若林と礼二の3人で温泉に行ったんだよ
69:2013/03/06(水) 01:19:15.06 ID:
3人でぬる~い露天風呂に入りながら色々と話したんだ
なんでだろうな、風呂とかって一緒に入ると腹を割って色々話しちまうよな

俺「Tがさ…」
若林「あ、あの子どうなったんだ」
俺「〇〇大だってさ…」
礼二「うわ、すげえなwww」

若林「ってことは引っ越すって事なんじゃねーの?」
俺「そうなんだよな……」
71:2013/03/06(水) 01:27:42.02 ID:
俺「なあ、どうしたらいい?」
若林、礼二「諦めればいい」

俺「いや…え……」
若林「だって、お前の話だともうあの子2年以上彼氏いるじゃん」
礼二「さすがに気持ち切り替えろよ」

この2人の言ってることがもっともすぎて死にたかった
72:2013/03/06(水) 01:42:45.54 ID:
若林「お前大学行くんだし、そろそろTちゃんから卒業しろよ」
俺「でも、きっかけとかないと、なかなかな…」
礼二「気持ちはわかるわ…」
若林「いやもう彼氏いるんだけどなw」
すっかり談笑の雰囲気

若林「お前はもちろん、Tちゃんの卒業式を見に行ったりはしてないよな?」
俺「してないけど?」
若林「あー分かったわ。お前Tちゃんが引っ越す日に見送ってやれ」
俺「うん?」
若林「それで今生の別れってことでw」
礼二「ひでーww」
73:2013/03/06(水) 01:43:19.64 ID:
さあ、どんな答えを出す
74:2013/03/06(水) 01:46:52.48 ID:
ちなみに、Tの彼氏は俺らより一年早く大学に行って県外なので
Tを見送ることは現実的にできそうだった

それを話すと、若林も礼二も賛成した
Tを見送って気持ちに区切りをつけ、俺も新しい大学生活で新しい人を見つける
このプランは、なかなか悪くないものに思えた
75:2013/03/06(水) 01:51:35.85 ID:
温泉から帰った次の日、さっそくTにメールで聞いてみた
「引越しはいつ?」
「3月の◯日ですね~」
「車?電車?」
「◯時◯分(昼間くらい)の電車で行きますね」

メールは滞り無くできた
これで、特に何もなければ当日、駅にTを見送りに行くことになる
76:2013/03/06(水) 01:56:53.57 ID:
Tの引越し日の前日、俺は朝から家に若林を呼んでいた
大学に行くこともあり、いらなくなった参考書たちを若林にあげようとしていたのだ
あれはいる、これはいらないとか2人でワイワイやっていたら、突然メールが来た

それはTからだった
「ごめんなさい先輩」
俺「何のことだ?」
若林「なんだそれ。とりあえずすぐ返信しろよ」
77:2013/03/06(水) 02:03:09.98 ID:
俺「どうしたの?…っと」
「本当は今日が引越しで…今もう駅にいるんです」
俺、唖然

すぐにメールを若林に見せる
若林も目を丸くした
そしてすぐに勢い良く部屋から飛び出した

若林「何してんだ!?行くぞ!!」
78:2013/03/06(水) 02:05:16.43 ID:
なんつー展開だ…
間に合うのか
79:2013/03/06(水) 02:08:15.24 ID:
俺たちは家の前に止めてあったチャリに夢中でまたがった

若林「お、おい!時間、時間あるのかよ!?」
俺「元々の時間だとすると、もう20分もないよ…」
若林「だーマジかっ」

俺たちは駅への道を必死にこいだ
本当に必死だった
これを逃したら、Tにもう会えない?そんな感覚が頭をよぎっていた
80:2013/03/06(水) 02:12:12.35 ID:
街路樹や車が、俺の目の前をビュンビュン過ぎてった
火事場の馬鹿力だろうか、この時の俺の自転車の速度は半端なかったに違いない。
そして、後ろをついてくる若林も
本当にめちゃくちゃな速さだったと思う

ドラマの一瞬かと感じるくらいの真剣さだった
間に合え、間に合え、って本当に泣きそうなくらい必死だった
無茶して事故ったっていい、死んでもTに会いたかった
81:2013/03/06(水) 02:13:14.70 ID:
ドキドキが止まらない!
83:2013/03/06(水) 02:20:30.19 ID:
駅に着くと、俺たちは自転車を駐輪場にぶち込んで、全速で走った。
もう、時計を見る余裕すらなかった

改札までの階段を無心で登った
切符売り場で急いで入場券を買う
すぐさま、改札へ。入場券を突っ込んで改札を抜ける

何番線だ!?分からない、きょろきょろする。
若林が後ろ側で叫ぶ
「バカ!こっちだぁ!!早くしろっ!!」
84:2013/03/06(水) 02:20:59.84 ID:
間に合えーーー!!
85:2013/03/06(水) 02:21:43.12 ID:
いけ…!!!
86:2013/03/06(水) 02:26:42.87 ID:
2番線へと続く灰色の階段を無我夢中で降りる
ホームに電車が進入する轟音が聞こえる

階段を降りて、ホームの奥に見つけた
すぐに分かった Tだ。
ちょうど電車に乗るところだ

俺「T…!!T…!!」
俺は息を切らしながら必死に呼んだ
87:2013/03/06(水) 02:30:21.94 ID:
Tはもの凄く驚いたようだった
T「なんで…先輩…」
俺「間に合ったのか…」
俺はその場で膝に手をついて息を切らした

T「最後に先輩に会っちゃうと…絶対に寂しくなるから…ごめんなさい…」
そう言ってTは目の前でボロボロ涙をこぼした
俺「いいんだよ、その気持ちもわかる…」
俺はゼエゼエ言いながらTをなだめた
88:2013/03/06(水) 02:37:02.59 ID:
俺「本当は花束でも持ってくるつもりだったのになぁ…」
T「ふふ…何言ってるんです」
Tは泣きながら少し笑った

俺「T、大学に言っても元気でね。バイバイ。」
Tに、伝えたかったことを言えた。
このバイバイが、俺の中でいくつもの意味がある「バイバイ」だったのだか。

Tは涙を拭いてにこっと笑って見せた。あの笑顔だ。
T「先輩、ありがとう。」
そう言ってTは電車に乗って行った

俺は、この時のTの笑顔を今でもハッキリと覚えてる
まぶしいというか何というか、人が輝く瞬間って、こういう事を言うんだろうなぁと今でも思う
そんなとびきりの笑顔だった
89:2013/03/06(水) 02:38:11.39 ID:
>>1
・・・。
T・・・。
泣きそうだ。
90:2013/03/06(水) 02:38:19.93 ID:
最高だなTちゃん
俺でも惚れてた…
93:2013/03/06(水) 02:44:06.77 ID:
帰り際、若林に
「やるじゃねーか。」
と褒められたあと
「付き合ってやったんだからジュースくらい奢れよ…」
とごねられた

こうして、俺は想い続けたTから、卒業した
4月からの大学という新生活に、胸を踊らせることにしたんだ
94:2013/03/06(水) 02:50:05.78 ID:
ここからの話は、早いぞ
俺は大学のなんか必要以上にギラギラしたノリが苦手だった
「マジ〇〇っしょ?ちょーやばくね?」「あの子マジ可愛くね?やばくね?」
そんな会話にうんざりした俺は、マッタリとした地味なサークルを模索した

なんの興味もなかったが、何個かあった軽音サークルの一つに所属した
(なぜ軽音だったのか、もしかしたらまだTの幻影を追い求めてたのかもしれない)
95:2013/03/06(水) 03:02:24.31 ID:
それから、大学での毎日はなかなか楽しくて
高校の頃みたいにエネルギッシュではないものの、マッタリと順調な日々。

夏ごろに、若林から「予備校で好きな子ができたw」
とか言って毎日のように相談を受けたなw
まったく、浪人生だってのにのんきな奴だ
でも、若林が誰かの事を「好き」なんて言うと思ってもいなかったから、面白かったなw

ま、相手も浪人生だったっぽくてあっさりフラレていたけどw
その後から取り付かれたように勉強してたみたいだ
96:2013/03/06(水) 03:07:28.16 ID:
そして一年はあっという間に過ぎ、3月がやってきた
若林は2浪の末、県外の国立医学部に見事合格した
元々の頭も良かったんだろうな、すごい奴だよ

そして礼二もだ。
お金もかなり貯まって、東京で漫画のアシだかをやるとかで、上京することに決めた
この3月で、とうとう俺たち3人がバラバラになる時が来た
98:2013/03/06(水) 03:11:57.64 ID:
3月、若林と礼二が地元を出て行く前に、三人で飲んだ。
若林がずっと受験で忙しかったので、3人でお酒を飲むのは初めてのことだった。

俺「こうやって、三人で酒を呑むのが夢だったよな」
礼二「なんかいいね、こういうの」
若林「将来の夢でも語るか?w」

見知った三人、気心知れた三人、落ちこぼれだった三人
俺たち三人はなんなんだろう?
99:2013/03/06(水) 03:14:44.92 ID:
礼二「俺は漫画家になるぞー!!」
俺「いいねw」
若林「じゃあ俺は、立派な医者になるわ。」
俺「うんうん」
礼二「5は?」

俺の夢って、なんなんだろう とっさにこんな言葉が出た
俺「30年後も、この3人で飲むことかな?」
若林「おお…」
100:2013/03/06(水) 03:17:24.04 ID:
それは本心だった
別に、みんながみんな、大層な夢があるわけじゃない。
この3人で、10年後も、30年後も、笑ってバカ言いながらお酒を飲むこと
それが俺の夢だった

礼二「いいねえそういうの。」
若林「礼二、お前無理して死ぬんじゃねえぞwww」
礼二「うっせwwww」
ああそうだ、こういうやり取りを、いくつになっても、オッサンになっても爺さんになっても、やっていたい。
101:2013/03/06(水) 03:21:30.99 ID:
「いい医者になれよ」
「イケてる漫画家になれよ」
「5も…幸せにな」

そう言って俺たちは別れた。
みんな、別々の道を歩き出す、それぞれの人生が始まる
それがきっと、大人になるってことなんだろう
102:2013/03/06(水) 03:22:33.07 ID:
まさに青春
友人は一生の宝だな…
103:2013/03/06(水) 03:27:27.63 ID:
そして、俺は大学2年に
若林は地方の国立医学部へ
礼二は漫画家目指して東京に出て行った

そして、俺の平凡な大学ライフは続いた
大学3年になった時、後輩の女の子と付き合ったが
一個したの男の後輩に寝取られるという事件が発生して
寝込んだりもしたが、それ以外は平凡な大学生活だった
104:2013/03/06(水) 03:32:05.81 ID:
大学4年の6月には就職先も決まった
塾講師だ
結構志望度が高い職種だっただけに、嬉しかったよ

内定も出たことだし、毎日気楽に遊んだり飲んだり
そんな大学4年ライフを満喫していた

ちなみに、あれ以来礼二は一度も地元に帰って来ず、
若林も一回帰ってきたきりだった
三人でもう一度会いたいなぁ…Tは今何してるかなぁ…
そんな事を思い返してる日々だったんだ
105:2013/03/06(水) 03:35:19.15 ID:
そしたら暮れの12月にさ、たまたまこのスレを見つけたじゃない
軽い気持ちで書き込んだら、まさかの俺が
>>5
を踏んじゃって
自分の人生を振り返る事になっただろ?

そしたらさ、もう懐かしくなっちゃって
色んな事が頭をよぎったよな
ああ、俺の人生、俺の今までの人生ってどんなんだったろう?ってさ
106:2013/03/06(水) 03:36:02.50 ID:
なるほどな…
107:2013/03/06(水) 03:39:44.61 ID:
俺、このスレに書き込んでたら
もうTの事懐かしくなっちゃってさ、フェイスブックを介して連絡とったんだ
そしたら、12月の終わりに地元に帰るって言われてさ

未だに彼氏と続いてるみたいだから、さすがにクリスマスはダメだったんだけどね
12月の終わりに、本当に久しぶりにTに会ってきたんだよ
Tももう大学4年生だし、進路とか就職先とかどうなってんのか、凄い気になった。
108:2013/03/06(水) 03:47:18.63 ID:
久々に会ったTはなんだか垢抜けちゃっててさ
びっくりしたよ、でも笑顔が可愛くて、そこには昔の面影が残ってた
遠くから俺の方見て手を振るのね、昔からの関係性ってやっぱり変わんないのかな
そこが相変わらず可愛いよまったく…

そのへんのカフェに入って話したんだ
T「先輩、塾の先生ですかっ」
T「っぽいですねぇw先輩だったらいい感じですねw」
俺「そうかなw」

俺「Tは?どんな感じ?」
T「私は〇〇社です(大手出版社)」
俺「え、マジで…」
Tは、やっぱりすごかった
109:2013/03/06(水) 03:52:08.61 ID:
Tの話によると、高校の頃から付き合ってる「神ちゃん」と未だに続いてるらしく
恐らく、将来的には結婚もするだろう、とのこと

いや、正直悲しいけど、それでいい
Tは東京で、彼氏と幸せになるんだろう
俺は地元で、俺の幸せを見つければいいんだから

とにかく、久々にTと話せて良かった
もしかしたら会わないほうが良かったかもだけど、
ある意味「どうにもならない現実」を知れて良かったなとw
110:2013/03/06(水) 03:59:04.42 ID:
そして、3月…ついこないだの事だね
若林と礼二が帰ってきた、地元に。
本当に久々に3人で飲んで、本当に楽しかった

俺「めっちゃ会いたかったわww」
若林「3人揃うのは、久々だよなぁ…」
礼二「やっぱり地元は最高だわwww」

俺「みんなどうなん?w」
若林「勉強マジ大変だわ…医者になるのは楽ねえな…w」
礼二「俺は最近、やっと担当が着いたわww」
やっぱり3人揃うと、話にめっちゃ花が咲く
111:2013/03/06(水) 04:02:06.17 ID:
「あの時の事覚えてるか?w」
「自転車あそこの川に突っ込んで…」
「礼二がめっちゃ泣いた日なwwww」
とか、懐かしい話が、腐るほど出てくるんだ
笑いに笑って、もう一生分くらい笑ったんじゃねえかって思った

そんでまた、ふと「夢」の話になったんだ
若林「前に3人で飲んだ時も、夢について語ったよなw」
俺「あーあったあった」
112:2013/03/06(水) 04:04:50.15 ID:
礼二「俺は漫画家になるぞwwちょっとずつだけど、近づいてる」
若林「いい医者になれたらいいわw」
若林「…で、お前は」

俺「30年後も、この3人で飲みたい」
礼二、若林「出た出たそれなwwwwww」
そんな感じで、3人で大爆笑してた
113:2013/03/06(水) 04:08:07.35 ID:
ああ、やっぱり、いつ会っても何年経っても変わらない
俺たちは、俺たちなんだ

そして、俺の夢は10年後も、30年後も
ずっとずっとこの3人で酒のんで一緒に笑っていたい

俺の人生を振り返った時、自分の何も無さに、少し落ち込んだ。
けど、俺にとっての人生の原点はあの高校にあって、思い出の中にずっとある
そして、若林と礼二に会えた事は今に繋がってる
114:2013/03/06(水) 04:13:59.94 ID:
やっぱり、人生は夢や目標がある奴の方が輝いて見えるし
俺自身、そういう人を羨ましくも思う

若林や礼二、Tを見ていると、自分の薄っぺらさに気づいて凹んだりもする
けど、それ以上に俺には大切な親友がいたから、良かったんだと思う
誰しもが立派な目標や夢を持ってるわけじゃないだろ?

親友とか、何気ないそういう事に夢を見出してもいいと思うんだ
俺にとっては夢以上に親友の存在の方が大きかった ま、言い過ぎかもしれないけどw
115:2013/03/06(水) 04:17:05.96 ID:
それにこんな俺でも、来月から好きな仕事も始まるわけで
心機一転、そこから新しい夢とか見つかるかもしれない
もしかしたらもっと辛くなるかもしれない

それは分からないけど、やってみなきゃ始まらない
とにかく自分のやってみたいようにやってみようと思うんだ

これから、自分がどんな大人になっていくかは分からないけどさ
またいつか、30年後にでも、若林と礼二と飲む時が来るんだから
その時に、笑って話せるようにさ
116:2013/03/06(水) 04:18:24.66 ID:
これで、俺の人生語りは終わりです。
長い間付き合ってくれて本当にありがとね
最後まで言えてよかったよ…

こんなオチですまんねw
まあ、
>>5
の冒険はこれからも続く…ってな感じでw
117:2013/03/06(水) 04:20:05.11 ID:
>>116
おつ!!
めっちゃ良かったな
なんというか、友は大事やねー
118:2013/03/06(水) 04:21:09.72 ID:
お疲れさん!!
新たな人生がこれからも続いていくんだね。
119:2013/03/06(水) 04:22:23.14 ID:
あと、まだ最後に言わなければならない事があります…
120:2013/03/06(水) 04:25:00.25 ID:
このスレに書かれたことは全て創作です
釣りでした、ごめんなさい。。
122:2013/03/06(水) 04:26:02.14 ID:
ええええーーー!???
121:2013/03/06(水) 04:25:49.97 ID:
見事に釣られた
123:2013/03/06(水) 04:26:43.97 ID:
>>120
まさか釣りってアンタ、
この人じゃないだろね?
https://twitter.com/Tomizawa_2ch

125:2013/03/06(水) 04:30:03.22 ID:
>>123
よく分かりましたね…
そうです、自分です。
一応、トリップもそのトリップにしておきます
126:2013/03/06(水) 04:31:47.16 ID:
>>125
こりゃ、たまげた…
「ゲーセン」の作者さんだったか
個人的には、今回のこの話はゲーセンよりもリアルに感情移入しちゃったぞこのやろー
128:2013/03/06(水) 04:34:54.48 ID:
>>126
「ゲーセン」のって、アレも釣りだったの!??!?
129:2013/03/06(水) 04:36:21.16 ID:
>>128
そうですね…
ちょっと前に釣りだったと、暴露しました…
自分が書いた創作です、ごめんなさい
130:2013/03/06(水) 04:38:16.15 ID:
>>129
びっくりっすよ!
でもリアルタイムで暴露されてうれしいです。
お前小説書けよ。この野郎!!!wwwww
127:2013/03/06(水) 04:34:48.43 ID:
美しくもどこかありそうな青春物語と思ってたら…
うーん、これはやられたなw
追いついてビックリだわ
132:2013/03/06(水) 05:10:59.03 ID:
ワロタ…お前だったのかよw
お前の話全部読んだぞ…
ってか頭ん中にいくつの世界が広がってるんだ?すごいなぁ
135:2013/03/07(木) 15:07:44.65 ID:
創作って最初から分かってたとしても楽しく読めたと思うわ
またスレたててくれ
元スレ: