7:2013/02/04(月) 23:12:36.68 ID:
10年ほど勤めた会社を辞めた。
その間の事情は関係ないんで省くが、それなりに貯金もあったし再就職を誘われてもいた。
家族があるわけでもないし、数ヶ月は精神的な充電と体のメインテナンスにあてようとジム通いを始めた。
やってみたら思った以上に体がなまってることがわかった。ただランニングマシンは単調で好きになれない。
そこでジョギングをしようと思った。日中は気恥ずかしいので夕方から走ることにした。
コースはたしか河原沿いに市が造ったランニングコースがあったはずなので、スポーツウエアて行ってみた。

そこに来るのは数年ぶりだったが、ホームレスの青テントが増えているんで驚いた。
前は数百メートルおきに一つくらいだったのが、数十に増えてる。どこかの公園から追われてきたのかもしれない。
走る人はほとんどいない。これはちょうど会社からの帰宅時間頃のせいなのかもしれないが、
ホームレスが増えて治安に不安があるのが大きいのだろうと思った。
ゆっくり走っていると前のほうで人だかりがしている。炊き出しのようだった。

薄暮の中を近づいて見ると、20代後半くらいの男女が5~6人、長机にカセットコンロを置いて鍋をかけ、
十数人の列に並んだホームレスにおかゆのようなものをふるまっていた。
名前はわからないが外国のハーブのようなにおいがあたりにただよっている。
その男女は皆、白いトーガ?のようなものを着てそれには胸に一字梵字のマークが入ってる。
何かの宗教団体の事前行為なのだろうと思った。
そのとき立ち止まっていた俺の肩を後ろからかすめるようにして、足早に前に出て行った人がいた。
僧侶のような衣の大柄な人物で、髪は剃っておらずオールバックにしていた。
8:2013/02/04(月) 23:13:34.41 ID:
僧侶風の人は炊き出しの机の前に来ると、「まだこんな非道なことをしてるのかっ!」と一喝した。
宗教団体のメンバーは、その人の存在がないかのようにそちらを向くこともしなかったが、
続けてその人が呪文のような声をたてると体ががくがくと揺れた。
列に並んでがやがや話していたホームレスの人たちは困惑したように押し黙った。
すると宗教団体の簡易テントの後ろから、
スーツを着た中背のサラリーマン風の男が歩いてきて僧侶風の前に立った。

僧侶風はリーマン風に向かって「いつまでこんなことを続ける。復活などあたうものではない
この世に必要がないのはお前たちのほうだ」と怒鳴りつけた。
リーマン風はまったく意に介した様子もなく、
「あなたとはいく道が違うんです。それにこの宗教団体の人たちは何も知らないし、もう必要分は済みましたから」
と激する風でもなく、ごく事務的な口調で言った。
そして「じゃまする気でしょう。べつにいいですがうまくいきますかねえ」そう付け加えると、
若い男女にかたづけろというような合図をし、今度は列のホームレスのほうを向いて、
「みなさん!炊き出しは終了です。すみませんね、このお坊さんがやめろと言うので。また来ますよ」そう告げた。

男女らはあわただしく片付けをはじめ、ホームレスたちは不満をもらしながら散らばっていった。
それからしばらく僧侶風とリーマン風は向き合っていたが、
リーマン風はくるりとふり向いて、テントのほうにゆっくり歩み去った。
僧侶風は「けっ!」というような声を出して、
それから後ろに立っていた俺に始めて気がついたというように声をかけてきた。
「あんた・・・こちらが非道い人間だと思ってるだろう。せっかくの炊き出しをやめさせるなんてな」
9:2013/02/04(月) 23:14:32.98 ID:
「まあどちらがどうかなどどうでもいい。それよりやらなくてはいけないことができた。
道理を直すために。あんた午前2時頃にここにこれるか?手伝ってもらいたいことがある。
あんたが想像もできないようなことが見られる」その口調には有無をいわせない呪文のような響きがあった。
夜中の2時なんてキチガイ沙汰だと思ったが、どうせ明日何かやることがあるわけでもない。
それにまだ寒い季節でもないし、ここまでの出来事を見ていて好奇心がわき上がってもきていた。
それで「・・・いいですよ」と答えてしまった。

2時前に懐中電灯と半分に短く切った木刀を持って約束していたランニングコース脇の休み屋に向かった。
川向こうの町並みもおおかた消えていて物音はほとんどしない。
月はないが街灯がコース沿いにいくつかあって真っ暗というわけではない。
休み屋では僧侶風の男が待っていたが、俺の手にしている半木刀を見てせせら嗤うように、
「そんなもの持ってきたのか、不審尋問されたらまずかっただろう。それに物理的な力は役にたたない」と言った。
俺が「剣道をやってたんで、まあ・・・」とあいまいな答えをすると「ふん、修行は少しは役に立つか」と鼻を鳴らした。

それから俺をうながして、ホームレスのテントが固まっている一画に歩いていった。
そこは川沿いに木立が少しあって風がいくらか防げるようだ。ホームレスたちも完全に寝静まってる。
「もうすぐ川をお迎え船が流れてくる。あの炊き出しのお粥がさそい水になってるんだ。
粥を口にしたものの大半はのっていってしまうだろう」
そうささやいてきたが、意味がわからないのでだまっていた。
川は両岸が笹などの藪で、そこは大きく蛇行した先になっててある程度までしか流れは見えない。
10:2013/02/04(月) 23:15:20.80 ID:
そのときかすかにトントンと机を指で叩く音が聞こえてきた。そしてその音はだんだん強くなっていく。
法華の太鼓を連想させるような音だ。「そら来るぞ」と僧侶風がいった。
何かが川の蛇行を曲がって流れてきているようだ、白っぽくて大きいものではない。
僧侶風が俺をうながして草の中を水面近くまで走って近づいた。護岸ブロックがあるところまでくると足元がしっかりした。
流れてくるものが見えてきた。1mくらいの木と紙でできた船。
前にテレビで見た、紙の武者人形と子どもの願い事を書いた紙をのせた鹿島流しという伝承行事の船に似ている。
それが十数個、どこにも引っかからず集団で流れてくる。船の上には埴輪のような小さな泥人形がひしめいて立ってる。

そのとき、ホームレスたちのテントから動くものの気配がする。
一つまた一つと四つんばいの影がテントから出てきて近くの水面に向かっていく。
俺たちにやや近いところにきたホームレスがテトラポットの上に寝そべって顔を出し、声を上げて吐き始めた。
あちこちで嘔吐の声と、どこから聞こえるのかわからない太鼓の音がする。
「時間がない」僧侶風はそう言って懐から金色に見える棒を取り出した。

「これを船の固まっているどこかに投げてくれ。私は肩を痛めているので届かない。
これ一本しかないから外さないように十分近づいてからやってくれ」とそれを俺に手渡してよこした。
思ったより軽く複雑な形をしている。金属に見えたが木製のようだ。
近くで吐いていたホームレスが水を飲もうとしたのか、前にはいずっていって水の中に落ちた。
そのままバタフライのような格好で体を上下に激しく揺らしている。
11:2013/02/04(月) 23:17:14.44 ID:
「まずい!もう投げろ!!」と耳もとで言われて、船団まで20mくらいか。
俺は足場を確認して慎重に投げた。棒は宙を飛んでいるところは見えなかったが。
船団の中ほどで水音がした。
その瞬間「おーーん」という魂消るような響きがして太鼓の音が消え、
船団は川の流れを無視してその場にとまり、濡れた紙が破れるようにグズグズと沈み始めた。
「破れたぞ、よし」と僧侶風が俺に向かって言った。

僧侶風がパンと手を叩くと近くのホームレスが立ち上がって黙ってテントに戻っていった。
僧侶風はあちこち歩き回って手を叩き、川に落ちている人は体の一部を無造作につかむと軽々と岸に引き上げた。
すごい力だった。俺が「肩を痛めてるんじゃ・・・」と言うと、
「そんなこと言ったか」と、とぼけた口調で答えてきた。続けて「この場はこれで済んだが、きりがないな」
そして俺の顔を見て「質問したいだろうが、答えられない。ただ・・・あんたは善根を積んだ」と言った。
ふっと川面を見ると、もう何も見えなかった。
俺が重ねて「どうして自分で投げなかったんです?」と聞くと、「剣道、十年以上やったんだろう」とだけ答えた。

後日談としては、2週間ほど後、大々的な行政の強制撤去があり河原のホームレスはいなくなった。
俺は再就職し、僧侶風にもリーマン風にもあれ以後一度も会っていない。
ただしあの宗教団体と同じと思われる人たちが駅前で募金をしているのを何度か見かけた。
22:2013/02/05(火) 03:53:48.92 ID:
バス釣り板「釣り場であった怖い話 第5夜」より転載


658 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:32:40.83

これはうちの飼犬とハタメイワクな友人の話。

うちは柴犬(♂)を飼っている。
今年で10歳になるのでけっこうな老犬だ。
名前はゴロ。今どきこんな昭和的な名前を付けるのもどうかと思うが我が家では犬の名前は「チビ」「ゴロ」「ジロ」のどれかに決めてるらしい。
理由を親に聞いてみると
「この名前を付けると、我が家ではどういうわけか長生きしてくれるから」
とのことで、まあ縁起担ぎみたいなもんだろう。

ところで犬というのは面白いもので、時々何もない空間に向かって吼えたり、そうかと思えば突然尻尾を巻いて逃げたりする。
うちのゴロはどうも他の犬に比べそういう不思議行動が多いようだ。
犬は嗅覚と聴覚が発達しているので人間には感知できない臭いや音に反応しているだけだと言う人も多いがうちのゴロはどうもそれだけではないらしい。
ゴロは風下の何もない空間に向かって吼えることも多々ある。
23:2013/02/05(火) 03:55:11.36 ID:
ゴロがまだ小さい頃の話、公園を散歩しているといつものようにゴロが空中に向かって吼えた。
「ほぉ、それが見えるか」
突然言葉をかけられ声の方向を見るとオッサンがいた。
「何が見えるんですか?」
そう聞くとオッサンは
「なんだかよくわからないものが見えるよ」
そうこたえた。
「幽霊とかですか?」
「さあ、なんだろうね。わしには見えてるというだけでその正体まではわからんよ」
「どんな形ですか?」
「なんかモコモコして雲みたいなやつだよ」
なんか胡散臭いオッサンだな・・
そう思ってたらオッサン俺の心を読んだのか
「犬連れて向うの桜の方にいってみな」
「行くとどうなるんですか?」
「さあ?吼えるか逃げるか尻尾ふるかどうなるかはわからんw」
なんなんだと、まだ空中に向かって吼えているゴロを引きずって桜を目指す。
が、途中からゴロが自ら走って桜に向かった。
しかし途中でピタリと止まり全力で桜に向かって吼えた。
俺はなおも桜に近づこうとゴロをひっぱると
キャイン!
ゴロは情けない声で鳴いてその場から逃げようとした。
俺はまたオッサンのところに戻って聞いてみた。
「いったい何が見えてるんですか?」
「動物ぽい何かだな。でもよくわからん。クッキリと見えるわけじゃないんだし、見えても正体わからんだろうな。ワシはオカルトの専門家じゃなくただ見えるだけだから。」
そういってオッサンは去っていった。
このことがあってゴロには常人には見えない何かを見る能力がある霊能犬であることを確認できたわけだ。
24:2013/02/05(火) 03:56:39.16 ID:
さて俺には自称霊能者の友人もいる。
こいつは本当に迷惑なやつで例えば高校の時に修学旅行で宿泊先のホテル抜け出して浜辺に遊びに行った時、
「うわああああああ、悪霊がいっぱいいるぅ!やめろ、こっちくるなぁぁあああ!」
と、突然大声で叫んだ。
周囲はけっこう人がいて、何事かと視線が集まる。
気の短いクラスメートたちが
「この野郎、何が悪霊じゃい、楽しい気分に水をさしやがって!」
激怒して自称霊能者の友人をフルボッコにした。
困ったことにホテルに戻ってからも
「さっきの悪霊が付いてきてるぞ!おまえに憑いてる!ぎゃあああ!」
と調子はかわらずでまたフルボッコにされる始末。
結局最後は
「見えないやつはいいよな、おまえらには俺の苦悩は永遠にわからん!」
と捨てゼリフを吐く自称霊能者の友人だった。
こんな調子がずっと続いて今にいたる。

ところで俺はバス釣りに行く時は必ずゴロを連れていく。
ボートにゴロを乗せて深山のダムで釣りをする、これがなんだか自分的にはかっこいいような気がする。
しかしそこは霊能犬だけあって俺には見えない何かに向かって吼えることがシバシバある。
それが絶好のポイントだったりすると迷惑なことこのうえない。
ある時、吼えまくるゴロを無視してワンドの奥までボートを進めた時のこと。
かつてない程激高するゴロ。
それでも無視したら
ガサゴソ・・
水際の草が揺れてノソっと出てきたのは・・クマ!しかも子連れ!
子連れのクマが危険なことは俺でも知ってる。
慌ててボートを反転して離脱!
数日後、この地区でクマによる被害がニュースで流れた。
ゴロはリアルな危険も事前に察知してくれるので、あまり無視はできない。
25:2013/02/05(火) 04:35:49.07 ID:
そこへ自称霊能者の友人である。
これはヤツがバス釣りを始めた頃の話。
当時自称霊能者の友人はボート持ってるバス釣り仲間の間を渡りしながら釣りしいた。
が、そこはそれ自称霊能者なので釣りをしてると必ず
「おまえの目の前に落ち武者の霊がいるぞ!ぎゃああああああ!!!」
と相も変わらずのようで当然皆から敬遠されていった。
そしてとうとう俺のところに自称霊能者の友人が回ってきた。
今までは「犬を一緒に連れてくから無理」と断っていたがついに知り合い全員に無視されるようになり頼れるのが俺だけになってしまったわけだ。
霊能犬ゴロと自称霊能者の友人の素敵なコラボ、どんだけボート上が煩くなるんだよ・・・考えただけでうんざりする。
忘年某月某日、午前3時頃にゴロと自称霊能者の友人乗せ車を出した。
やっぱりというかなんというか自称霊能者の友人は
「い、今、電柱のカゲに女がいたぞ!」「なんだかイヤな予感がする、この道は通らない方がいい」「ひぃ!今の見たか!?そっか見えないか、いいな見えないやつは」
ずっとこんな調子の道中だが、どうやら事故らずに目的地のダムについた。
ジョンボートを車から降ろしエレキ・船外機を取付け午前4時40分ころ出航。
友人が早速
「ぎゃああああああああああああ!!!!」
とやってるが無視。
幸いなことに俺らがこのダム一番乗りだったようで周囲の視線を集めるようなことはなかった。
それでも付近に民家でもあれば通報されていたかもしれない。
それからしばらくして今度はゴロが立木に向かって吼え始めた。
煩いので立木をスルーしようとすると
「おい、あの立木まわりは攻めないのか?」
と自称霊能者の友人。
「ああ、ゴロが煩いからな」
そう言ってからハタと気がついた。
ゴロには見えているものが自称霊能者の友人には見えていない?
そういえば今まで自称霊能者の友人が指摘したものについてゴロが反応したことは一度もなかった。
てことは・・・
やっぱりこいつは無霊能力者だったか。今までの騒ぎは全部嘘だったんだな。まあそんなこったろうと思ったけど。
溜息をつくも心優しい俺はそれを指摘せず知らないふりをしてやった。
26:2013/02/05(火) 04:37:39.93 ID:
ところがだ、もう少し先に進んだところで
「おい、この先に行くのは止めとけ」
今までにない真顔で自称霊能者の友人が言う。
また始まったとウンザリする俺。
「この先が一番のポイントなんだけどな、そういうのちょっと自重してくれよ」
そう言って無視して進むと今度はゴロが
ガルルルルルゥ・・・
進行方向に向かって唸りだした。
「・・・・・・・」
自称霊能者の友人は一点を凝視して固まってる。
また見えてるフリか? いや、それにしてはゴロのこの反応は・・・
というか、俺自身もなんか不安な気持ちになってるのはなんでだ。
「きたっ!ひぃ!」
自称霊能者の友人の悲鳴、と同時に
ガゥ!
今までに無いようなドスの効いた声でゴロが吼えた!
それで全てが終った。
吼えたあとゴロは一点を見ていたが、すぐ座り込んで後ろ足で頭を掻いた。
27:2013/02/05(火) 04:39:43.98 ID:
「この犬すごいな」
「なにがだ?」
「こいつが吼えた瞬間悪霊が消滅したぞ」
俺はゴロが他の犬に比べて霊能力が強いっぽい霊能犬であることを説明した上で聞いた。
「おまえ、見えてるフリしてただけじゃなかったの?本当に見える人なの?実際のとこどうなんよ?誰にもバラさないから言ってみ?」
結局自称霊能者の友人がこれまで散々言ってきたことのほとんどは虚言(本人は何かいる雰囲気は感じているいるとか)で実際には何も見えていないことがほとんどらしい。
ただ時としてとてつもない何かと遭遇したときはよく見えるのだとか。
全てのモノを見ることはできないが、常人も不安を感じるほどのとてつもない相手なら見えるらしい。
ようするにこいつは霊能力者には違いないが最低ランクの微霊能力者なのだ。
その中途半端な能力が災いして、子供の頃、たまたま見えた幽霊だか妖怪を大騒ぎしたところ一躍クラスの人気者となり以後虚言癖になったようだ。
「なあ、俺の前では見えたふりするのはやめてくれよな。けっこう迷惑だから。」
「すまん、今後はハッキリ見えた時だけにするよ。それより俺が本当に見えるってことを理解してくれただけでも嬉しいよ。」
「で、さっきのやつはどんな姿してたんだ?」
「黒煙みたいな長いやつだったよ、大きさは変幻自在な感じ。」
「本当に悪霊?」
「実際はわからないな、悪霊なのか妖怪なのか、それとも人間が発見してない未知の領域の生物なのか」
この手のものは霊の類いと決めつけ気味だが、なるほど、未知のUMAって可能性もあるんだな。
「あ、でも犬に吼えられたくらいで消滅するんだから案外大したことないんじゃね?」
「さあ?でも常人のおまえを不安にさせるほどの相手が大したことないとも思えないけどな」


それからは自称霊能者の友人はムヤミに叫ぶことは無くなった。
俺とゴロと自称霊能者の友人はこの日以降も一緒に釣りに行っていろんなモノと遭遇していくことになる。
ただ残念なことに遭遇はしても俺自身は全く見えないのだが。


おわり
28:2013/02/05(火) 07:14:59.54 ID:
本当に見える人はそもそも口にしない
ソースは俺
29:2013/02/05(火) 07:17:22.30 ID:
>>28 見える人にも色々いるくらい想像つかないの?
30:2013/02/05(火) 08:14:43.22 ID:
>>29 そんなことしたら奇異の目を向けられると理解できないならそうするかもね

常人からしたら一線退いた付き合いする対象にしかならない
43:2013/02/07(木) 19:04:57.65 ID:
たいして怖くないけど普段怖い話だの幽霊だの信じない家なので印象に残った話。


叔母の勘違いって言われたらそれまでの話なんですが、
何年か前に我が家でBBQをしたときに叔母が語っていた話。

叔母一家は叔父叔母と長女、次女、長男の5人家族。
長男は野球の試合、叔父はその付き添い、長女は大学で隣県、次女は部活で、叔母だけが家にいて食事の支度をしてたそう。
すると突然チャイムが鳴った。インターホンで出てみると「ただいまー」という子供の声。
叔母は次女か長男が帰ってきたと思ったが、
『玄関鍵かかってるけど裏口から入ってくるだろう』
と、そのまま料理を続けた。
が、待てども待てども裏口から入ってくる気配はない。
その直後に叔父から電話
「試合終わったから今から帰る」
じゃあさっきのは次女だったのか、と思ったが確認しても誰も家にはいない。

「あのときは気味悪かった~」と叔母は言っていた。
近所の子のいたずらとかいろいろ推測はできるけど、
いとこと同世代が多かったはずだからそんないたずらするような年齢ではないと思うんですが…
59:2013/02/17(日) 16:01:22.92 ID:
904 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/14(木) 21:04:21.24 ID:tbH0/N+j0
流れ読まずすみません、初めて書きます。

友人から聞いた話です。
友人が大学生の時、当時付き合ってた男性が母子家庭だったそうです。
その割に元々裕福な家系らしく高級マンション、しかも大学から近かったので格好の遊び場になっていた。
友人もしょっちゅう遊びに行き、時には泊まる事も。
とはいえ実家だし一応遠慮はするものの、彼の「大丈夫大丈夫」の一点張りに負け(お互い浮かれていたのもあり)
そんな日々がズルズル3ヶ月程続いた

問題は彼のお母さん。結構若いが、特に働くでもなくいつもほぼ在宅。それはいいのだが、
本当にこんな人いるのかというぐらいひねくれた性格なのだという。
息子の男友達には騒ごうが泊まろうが愛想をふりまくが、同性相手には冷たい。
まして彼女である友人にはあからさま、打ち解ける気皆無。
まあ、しょっちゅうお邪魔すればそりゃ誰でも不愉快になるよなーと悪く思い、
これから彼が何と言おうが控えようと決意し、いつもすみませんと菓子折りを差し出した。
ところがバカにしたように鼻で笑い「そういうわざとらしいのいいからw」と突き返された。
60:2013/02/17(日) 16:01:38.75 ID:
905 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/14(木) 21:06:43.91 ID:tbH0/N+j0
わざとらしい!?意味不な上、四十路の大の大人がそんな言い草ないんじゃないか?と友人は憤慨し、
今まで通り彼の言う事にだけ従えばいいやと開き直ってしまった。
ちなみに母側は息子に溺愛(一人っ子だし余計)だったらしいが、幸いにも彼はマザコンではなかった。
寧ろそんな母親を若干鬱陶しがってたとか。いつもあんなんだから気にすんな、みたいな。
その辺の面倒そうな事はとにかく干渉したがらなかった様子。

ところがある週末、泊まって彼の部屋で寝ていたら、友人はトイレで目が覚めた。携帯を見るとAM4:34頃。
変な時間に起きたなーと爆睡中の彼を尻目にトイレへ行き用を足す。
部屋へ戻ろうと廊下を歩いてると違和感に気付く。先程部屋を出てトイレへ向かった時は
視界がほぼ真っ暗だった。だが今はリビングから漏れている電気のオレンジ色で薄ら明るい。
おばさんが起きたのかな…?と一瞬ドキっとしてすぐ部屋へ引っ込もうとドアノブに手を掛けた。
「ピーちゃん!ピーちゃん!」
心臓が止まるかと思ったと。暗闇に突如響いた異質な声が気になり、そっとリビングを覗き込む。
75:2013/02/18(月) 19:30:06.80 ID:
>>62 これが抜けてるな



906 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/14(木) 21:11:21.10 ID:tbH0/N+j0
声の正体は九官鳥だった。ピーちゃんであろうその九官鳥が入った鳥篭はテレビボードの横の棚に置かれていた。リビングにおばさんはいない。
今までリビングにこの鳥篭が置かれているのを一度も見た事がなく、しかしそういえば彼が以前ペットの話になった時
母親が部屋で鳥を飼っていると一言呟いていたのをその時思い出したそう。(どうでもいいと記憶から抹殺してたらしいが
誰もいないのでつい鳥の前まで行きマジマジと観察する。くちばしで篭を突いたり鳴き声ともつかない声を出したりしている。
そして時折「ピーチャン、イイコネ オリコウサンネ」とか喋るのだという。
友人は思わずスゲー…と漏らしてしまう程素直に感心したという。よく仕込んであるなーと。しかし次の瞬間
「マユミ シネ。 マユミ シネ。 マユミ シネ。 マユミ シネ。 マユミ シネ。 」

マユミは友人の名前である。友人は目を見開き戦慄した。
すると後ろから笑い混じりの大きな咳払いが一つ。
61:2013/02/17(日) 16:02:20.75 ID:
907 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/14(木) 21:14:15.23 ID:tbH0/N+j0
驚いて振り返るとそこはおばさんの部屋。ドアはしまっている。しかし今の咳払いから考えると
おばさんはドアにベッタリ張り付いて明らかに聞き耳を立てていた。(もしかして覗かれていたかも?)
その咳払いはそれこそいかにも「わざとらしい」不自然な咳払いだったそう。
友人はすぐさまダッシュし荷物を持ち一目散に逃げた。始発までコンビニだかで時間を潰して。
ショックのあまり頭は真っ白だったがメールで彼に別れを告げた。
当然暫らく揉めたし未練があって大泣きもしたが、もうそんな事どうでもいいぐらい別れてよかったと言ってた。
この先あの母親がいる限りうまくいく筈がないと確信し。

何が怖いって、友人がトイレ行ってる間にわざわざリビングの明かりつけて仕込んだ暴言聞かす為に鳥置いたのかな?と思うと。

長ったらしい割に怖くなかったらごめんなさい。乱文失礼しました。
あと全国のマユミさんすみません、お気を悪くなさらず。


以上、エニグマスレより
77:2013/02/19(火) 00:52:13.99 ID:
>>75 おー!サンクス!
79:2013/02/22(金) 12:53:26.31 ID:
345 本当にあった怖い名無し sage 2013/02/18(月) 06:34:19.73 ID:wNjrAiD40
母に聞いた話

母が小学生の頃(現在50近いので少なくとも40年前)徒歩で1時間ほど歩いて学校に通っていた。
その途上に、1つ山を通る。何の謂れもない普通の山だ。
ある日、いつものように帰宅途中だった母は、その山で見慣れない道を発見した。
普段から同じところを通っているのに、こんな道なんかあったっけ?などと思いながら、気分でその道を通った。
その道を歩いていると、不思議と幸せな気分に包まれた。
一本道がずっと続き、しばらくすると出口が見えた。その先には見知った光景が広がっていた。
ふと、背後が気になり振り返ってみると、なぜ今まで気づかなかったのかという程の無数の墓墓墓…。
恐らく放置された墓で、草がぼうぼうに生えていたという。
急に怖くなった母は走って家に帰り、それを母(俺にとっての祖母)に報告したが
「そんなところ近所にある訳ないでしょ」と一蹴。
更には普段1時間かけて帰ってくるはずが5分で帰ってきてしまったようで、勝手に早退したなと怒られてしまった。
そこで母も意地になって祖母を引っ張って元きた道を探すも、当然ある訳もなく、嘘をつくなと尚更怒られて家に戻ったという。
翌日、念のために先日入ったはずの山道を探してみても見つからず、結局その幸せな気分に浸れる墓場は一度見たきりだそうだ。

墓場に引き込まれたにしては怨霊が出るでもなく、素直に家の近所に出口が繋がっていたりと、不思議な話だったかな。
80:2013/02/26(火) 21:16:17.57 ID:
高校時代の夏に一夜漬けのテスト勉強をしていた時のこと・・・
暑かったが風のある夜だったので、窓を開けて勉強していたんだ。
ちょうど窓際に窓に向かい合うように机を置いていたから、ゆるやかな風は心地よ
かった。
ただブラインドは閉じていた。
だって夜の窓ガラスって室内が明るいと鏡状態になるから、ふと顔を上げた時とかちょっと吃驚してしまうから。

それで、どれくらいたった時だったかな。
ふと何かを感じた。気配とは言えないような微かな違和感。
なんだろう・・・?と部屋を見回すけど何もない。でも違和感はある。
疲れてきたのかなと思ったら、風が止んでいるのに気づいた。
ああ、なんだ。風がやんだのか、クーラーつけるか。
と思って、窓を閉めるために目も前のブラインドを上げた時・・・はい、いました。
鏡状態になっている窓に写った俺の1m程後ろに・・・。頭を垂らして、手をブラーンとさせた人っぽいのが・・・いました。

思わず振り向いた俺orz
背後に何もいない。前見ると窓に写ってる。振り向くといない。前見ると写ってる。
3回か4回繰り返した。首筋チリチリ、背中に汗かきまくり、顎ガクガク。

多分ね、そこで俺ダメになったんだと思う。
なんか理性とか恐怖とか超えたところにイッてしまったんだろうな。
90:2013/03/01(金) 20:18:11.19 ID:
>>80は駄目になったままなのかよ
91:2013/03/02(土) 08:06:29.71 ID:
おーい!
色んな意味で>>80よ帰って来いよー!!
85:2013/02/27(水) 21:03:43.61 ID:
幽霊がでるという噂のある山道へ行ったとき、
木の葉の間から人らしき物体がふわふわ浮いてみえた。
もしや幽霊!?と思っておそるおそる近づくと、幽霊ではなく女性の首吊り自殺だった。
怖かったが、このままにしておくのもかわいそうだから下へ降ろそうと近づくと
「ばさっ」という音がした。
びっくりすると、只単に自殺者の靴が落ちた音だった。
とにかく降ろそうと思い紐に手を伸ばそうとするがなかなか上手くいかない。
場所を変えようと死体の正面に回ったり何度も挑戦するが全くできない。
そうこうしているうちに、また「ばさっ」という音がした。
えっ?と思い下を見ると、死体の下には何もなく自殺者の足を見ると、
なんと靴を履いている。

怖いし警察に電話しようとその場を立ち去ろうとした瞬間、
「……カオヲミロ……」
感じていた違和感の正体に気付いた…。
何度も正面に回ったりしていたのに何故か死体の顔が思い出せない事を。
そして、何故か死体の後ろ姿しか見ていなかった事を…。
86:2013/02/27(水) 22:37:46.95 ID:
よく意味が分かりません(´・ω・`)
87:2013/02/28(木) 08:38:32.67 ID:
>>86 即ぐぐったよ。
スパゲティナポリタン的なコピペみたい。
88:2013/02/28(木) 18:57:59.54 ID:
ふざけてないで本気で書いてよ
89:2013/03/01(金) 07:46:59.17 ID:
ふざけてないでsageて書いてよ
92:2013/03/03(日) 09:15:11.47 ID:
理性や恐怖を超えたパラレルワールドに旅立ったので、
彼はもう二度と帰って来ません。
93:2013/03/04(月) 05:57:19.66 ID:
なにその岡田あーみん的な語り
執事の福永さんみたいな
94:2013/03/04(月) 06:36:00.89 ID:
すいません昔vipで出たある写真を探しています

全体的に灰色
腕と足が逆に曲がっている

この写真がでた後「それはダメ」というレスがありそれっきりそのスレは落ちたらしいのですが
スレちスマソ
95:2013/03/04(月) 19:58:17.28 ID:
>>94 呪い画?
気になるな…
96:2013/03/04(月) 20:53:58.03 ID:
588 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/03/03(日) 20:53:44.77 ID:iIlv/Zgu0
亡くなった曾じっさまから子どもの頃聞いた話。
古い人だったから、表現が判り難かったところは自分が推測し付け加えている。
色々と聞かせてくれたけど、一番印象に残った話だから暇な人は読んでみて。

じっさまの青年時代、満州に現地の人を所謂日本人とする為の教育係として渡った。
配属された集落の村人とは仲良し、とまではいかないものの悪くない関係を築いていたらしい。
そうしたある日の夜、じっさまの宿舎の扉を叩く者があった。
出てみると、大きい子どもか、小さい大人か、どちらとも判断出来ない小振りの男(?)が居た。
巻きつけた程度の簡素な服と身体はヒョロリとしてるのに、頭と黒目だけは異様に大きかったそうだ。
「どしたね?」
と尋ねてみるが男は何も言わずに両膝を付いて両手を高く上げた。
これは所謂物乞いのポーズだったらしい。
その宿舎にはもう一人の仲間が居て「帰れ帰れ」と邪険にしたそうだが
じっさまは哀れに思いわずかばかりの食料を渡した。
受け取ると男はまた何も言わずスッと立ち、ササッーっと走ったのか滑ったのか、あっと言う間に立ち去った。
翌日村人にこんな人がいるか尋ねたけど誰も知らなかったらしい。
その後その男を見掛けることは無かったそうだが、じっさまは「あれは河童だ」と言っていた。

それでその話を聞いてしばらく後のこと、当時テレビで矢追純一のUFOスペシャルとかが頻繁にやっていた時だ。
もう歳だしテレビなんて滅多に見ないじっさまがそのUFO番組を観て興奮しだしたんだ。
「あれがやあれがや!(あれだあれだ)」
なんの事か判らず、?となっていた俺だが件の話を再度して貰い言っていることが理解出来た。
要するにグレイタイプの宇宙人が乞食の男そのものだったという。
なんで宇宙人が食べ物を物乞いするんだ、とか(今)冷静に考えればおかしいのだがじっさまは真剣だった。
おかげで実在する+ベッドの横に立つ宇宙人とかのテレビ恐怖演出を刷り込まれ今でも宇宙人はトラウマになってる。
グレイタイプマジ勘弁。
101:2013/03/10(日) 22:56:34.79 ID:
それは2年程前、ある熱帯夜の日のことでした。
学生で一人暮らしをしていた私は、節約のために
冷房をつけておらず、蒸し暑さを我慢しながら床についていました。
うとうとしはじめたその時です。突然金縛り状態になり、まったく体がうごきません。
怖くなってしまい目をつぶっていると、ちょうど自分の頭の上付近に人の気配がしました。
その気配は、どんどん自分の顔に近づいてくる感じがします。
もう、怖くて目を開けることができませんでした。
そんな中、熱帯夜で怖さもあり、どんどん汗が吹き出てくるのがわかりました。
汗は、耳の裏を通りのど仏へ這うようにつたっていきます。
そこでふと、違和感を感じました。
私は仰向けで真上を向いて寝ており、汗が耳の裏を通って
のど仏へつたっていくには、重力の法則的に無理なはずです。
もう、怖さと不気味さでパニックになってしまい、ついに目を開けてしまったんです。

いました。
女の人でした。首から下は無かった気がします。
繰り返し繰り返し、私の耳の裏からのど仏までを
舌の先で舐め続けてたんです。ずーっと。
汗だと思ってたの、その女の舌だったみたいですね。。
102:2013/03/10(日) 23:22:33.82 ID:
滅茶苦茶怖い…
その後は大丈夫なんですか!?
106:2013/03/17(日) 16:32:39.91 ID:
高校生の頃、夏休みで、22時くらいにすぐ近所の友達の家に出かけようとした。
毎日のように夜遅くにそこへ出かけ、朝方帰ってきていた。ダラダラしていた。

ある日、結婚している8歳上の姉が2歳の娘を連れて泊まりに来ていた。
母には「お姉ちゃん帰ってきてるんだから出かけなくてもいいでしょ」
なんて言われたのだが、約束があったので聞く耳をもたず玄関まで逃げた。
母は「なんなのよもう~」なんて言いながらも玄関まで見送りに。

その時、姪っ子が母にくっついて玄関にやってきたんだけど、
姪っ子が突然俺に向かってお婆さんみたいな大声で、
「アンタこんな時間に何してるんだ!いつも何やってるんだ!」と怒鳴った。
姪っ子の顔は鬼婆みたいな怖い顔。俺と母はあまりの驚きで固まってしまった。
続いて、「ちょっとは勉学に励んで親のことも大切にしないとだめだ!」と。
すごいダミ声で、2歳児の声でないことは誰にでもわかる。俺と母は顔を見合わせてポカーン。

すぐに姪っ子は普通の状態になり、「おでかけどこ行くの~」と言った。
顔も普通の表情に戻っていて、何ら不思議はない。
母は姪っ子に「Kちゃん、今何を怒ったの?だいじょうぶ?」と言うと、
「アタチ怒ってないよ~、おでかけ見送りにきたんだよ~」と。全く覚えてない様子でキョトン顔。

そこへ姉が「あんた出かけるの?」なんて言いながら来て、母は今あったことを興奮して説明した。
すると姉は「ああ、この子、前にもそれ1回あったんだよね…」と。
「うちの旦那酒呑みでしょ?ちょっと前、連日のように泥酔して深夜に帰宅してたの。
旦那帰って来たら寝てたこの子が起きて来ていきなり怒鳴ったのよ。
そのときは男の声でさ、旦那も私も唖然としてたよ!」と。

ちなみに我が家あそのときは祖母が健在だった。俺を怒ったのって誰?
109:2013/03/18(月) 21:05:24.89 ID:
サイパンというと、太平洋戦争の大激戦地で、日米両軍で数万の犠牲者が出た所。
このマ○○○○島は、その最前線にあって、サイパン本島からの救援もなく、脱出も出来ず、
最後には弾薬も尽きて、全将兵が刀を持って突撃して、全滅したといわれてます。
この話は、サイパンの現地係員の経験のある先輩の体験談です。
夕方、某ビーチを歩いていると、海岸線後方の木々の茂みの中から、
「突撃ィー!」
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が・・・、
「うわぁーー」と、海岸線に向かって突撃してきたそうです。
次の瞬間、
ダダダダダダダァ、
トガァーン!
機銃や大砲の音が鳴り響き、兵士達は次々と倒れていき、
あっという間に、先輩の周りは兵士の死体で埋め尽くされたそうです。
しばらくすると、機銃や大砲の音も止んで、あたりが静かになると
倒れていた日本兵達はスゥーと消え・・・、

次の瞬間、再び、
「突撃ィー!」
という声が聞こえたかと思うと、何百人もの旧日本兵が、
「うわぁーー」と、
海岸線に向かって・・・・・・。

その時、ビーチには、日本からの観光客も沢山いたそうですが、
ほとんどの人は、何も見えていないのか、そのまま遊んでたそうです。

ただ、先輩も含めて、幾つかのグループは、真っ青な顔をして、ビーチから逃げ出したそうです。
112:2013/03/19(火) 22:58:03.47 ID:
俺の地元であった話し

地元ではちょっとした心霊スポットになってるトンネルがある。
K市とZ市をつなぐトンネルだ。
なぜ心霊スポットかというと、トンネルの上に火葬場があるからだ。
俺の親族なんかもここにお世話になってる。
あと、壁面に誰が見てもハッキリと分かる百人一首の女性の顔の様なでっかいシミがある。

そのトンネルはK市からZ市へ向けて走る車線とZ市からK市へ向けて走る車線で分かれている。
さらに片側だけで3つのトンネルが連続している形になっている。
合計6つのトンネルがひしめき合ってる状況だ。
113:2013/03/19(火) 23:03:35.81 ID:
昼間は市から市へ抜ける道なので、まあまあ車の通りはある。
ただ、K市とZ市、共に繁華街なんかは無いから夜間の交通量は全然ない。

夏になると肝試しにくるヤツが後をたたない。
その日も若い連中が肝試しに車でトンネルにやってきた。
正直、トンネルの雰囲気はそんなに怖くない。
そいつらも来てみたがあまり怖くなかったらしく、
K市からZ市へ、UターンしてZ市からK市へと
トンネルをぐるぐる回っていた。
114:2013/03/19(火) 23:08:46.85 ID:
段々調子に乗ってきて、クラクションを鳴らしてみたり、
ライトを消したり、エンジン止めたりして遊びだした。

それでも何も起きず、飽きて帰ろうとした時、パトカーが来てしまった。
「近所の人に通報されたか」
そう思いながら素直に車を止めた。
115:2013/03/19(火) 23:18:44.86 ID:
警察「近所の住民から危ない事してるって通報が入ったよ」
若者「すいません。もう帰ります」
警察「帰るとかそういう問題じゃない。危険なマネはしないように」
若者「??? いや何も危ない事してませんが。うるさかった事は謝ります」
警察「シラを切るつもりか?」
若者「もしかして肝試しが危険行為?wwwwwww」
警察「真面目に聞け!人を車の上に載せて走っていただろ!」
若者「・・・」

おしまい
119:2013/03/20(水) 21:18:32.90 ID:
17 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2013/03/20(水) 17:03:22.33 ID:GN+aTiMo0
娘が赤ちゃんだった時、私の祖母が亡くなった。
通夜・葬儀を通して4ヶ月だった娘はぎゃんぎゃん泣いて
未だに実家の近所では「お葬式ですごく泣いてた子」と呼ばれてる。

幼稚園に上がった頃だったかに帰省したとき、
「おばあちゃんにご挨拶しようね」と、仏壇の前に座らせた。
ちっちゃな手を合わせて、神妙な様子の娘に
私も母も妹も、なんだか和んでニコニコしながら
「おばあちゃん、なんて言ってる? 大きくなったね、って?」って訊いたら
娘が一言、
「出て来られない、って言ってる」

空気が凍ったよ。
120:2013/03/21(木) 03:40:02.44 ID:
オカ板古参の珍獣もとい重鎮がマジ切れするという怖い話ですw
230:2013/04/26(金) 16:41:02.34 ID:
149 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/23(日) 11:40:49 ID:LBRumx9/0
>>120 それ、俺も6年前に遭遇した・・・・
当時学生だった友人は北陸線利用してて
俺、家が駅に近い事もあって友人を見送りに行ってたんだよ。

んで、いつも通り駅で友人と雑談して列車が来るのを待っていたら、
いつもの列車じゃ無くて、>>120が言ってた様な列車が現れて
ちょうど方向が同じで面白そうだから、乗って行くって言ってそのまま乗っちまったんだよな
普通の列車と違い、ちょっと珍しいレトロな感じの列車だったんで、
俺もアレの入り口見てみたけど、何か真っ暗で変な感じだなーって思ってた。

で、見送りが終わった俺は家に帰ろうとして、ドボトボと家に向かって道を歩いていると
さっき別れたばかりの友人から着信があってさ、何かえらく慌ててんのよ。
車内はかなり薄暗くて電気も無く乗客は誰もいなく、窓は墨?みたいな物で塗り潰されてて
車内はえらく静かで振動もほとんど無く、唯一の音と言えば、
次はごしょう、ごしょうが最終地点です。と言うアナウンスだけだとか
友人はいきなり聞いた事の無い駅名を言われて、意味は無いが何だか不安になって電話したとの事。
その後友人は行方不明でいまだに出て来ない。
今更思い出して、何気にその様な名前の駅をググってみたんだが
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E5%BA%84%E9%A7%85
台湾とかのこの駅しか無い、一体友人は何処に行ったんだろう?
136:2013/03/27(水) 19:56:40.64 ID:
これは、実話です。数年前、私は、妹と二人で東京で二人暮らしをしていました。
元々は、二人別々に部屋を借りていたのですが、二人の家賃を合わせると
一軒家が借りられるという事に気付き、都心から多少離れてはいるものの、広くて綺麗な家を借りる事にしたのです。
ある日、妹がお風呂に入り、私が二階でテレビを見ている時です。
風呂場から「ギャアアアアア」という物凄い悲鳴が聞こえました。
ゴキブリでも出たかと思って一階に下りると、妹は髪をぐっしょりと濡らして裸のままで廊下に立っていました。
何があったか知らないが、いくらなんでもその格好はないだろうと呆れながら
「どうしたの?」と聞くと青ざめた顔で「・・・風呂場、見て来て、お願い」と言います。
言われた通り見てきましたが、特に変わった様子はありませんでした。
脱衣所までびしょ濡れで、妹が湯船から慌てて飛び出した様子が伺えた以外は。

取り敢えず服を着て、髪を乾かして一息付いてから、妹は事情を話し始めました。
いつものように、お風呂に浸かっていると、「ヒュー・・ヒュー・・」という
誰かの呼吸する音を聞いたというのです。周りを見わたしたのですが、誰もいません。
風の音だと解釈し、妹は深く気にせずに髪を洗い始めました。
湯船に浸かりながら、上半身だけ風呂釜の外に身を乗り出し、前かがみになって
髪を洗います。手のひらでシャンプーを泡立て、地肌に指を滑らせ、
髪を揉むようにして洗いました。そのとき、ある事に気付いたのです。
髪が、長い。
妹が洗っている髪の毛は、彼女自身の髪よりも数十センチ長かったそうです。
そして、もう一つのある事実に気が付いた時、妹は思わず風呂場から飛び出し
てしまったそうです。

後頭部に、誰かの鼻が当たっている事に。

それ以降、妹は極度の怖がりになってしまい、お風呂に入る時は必ず
ドアの外で私が待機するようになりました。
私自身は、今日に至るまで、何ら不思議な体験をしてません。
しかし、妹は確かにあの時、自分でない誰かの髪を洗ったと言います。
137:2013/03/27(水) 20:47:13.26 ID:
>>136 他人の髪ってのが斬新で怖かった
138:2013/03/27(水) 22:48:52.46 ID:
>>136 こわすぎwwww
144:2013/03/28(木) 19:09:17.72 ID:
コピペでしかも携帯からなんで読みにくかったらスマソ

282:名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/07(土) 15:28:27.50 ID:wvm9pK0hP
先輩が病院で夜勤中、ナースコールが鳴ったから出たら
「わたしの心臓うごいてますか?」て言われた。
で、驚いて電話横のモニターみたら止まってた。

そのあと部屋に確認に行かなくちゃならないんだけど
まじこわかったって言ってた。

286:名無しさん@涙目です。(新潟・東北):2011/05/07(土) 15:30:55.48 ID:um3ogI7jO
>>282その後どうなったの?

289:名無しさん@涙目です。(兵庫県):2011/05/07(土) 15:32:18.10 ID:wvm9pK0hP
>>286亡くなってらした
145:2013/03/28(木) 19:32:31.05 ID:
じゃあ聞いた話で。
姉から聞いた話だけど友達4人旅行に行った帰りの夜中にカーナビつけて走ってたら山奥に案内されたらしい。
そしてカーナビが目的地に到着しましたって言って着いた場所が幽霊ペンションだったらしい。
そこで姉の彼氏がビデオを回して実況してたらしい。
そして姉が「早く帰ろうよ!んで今日はみんなうちに泊まろう?」
その瞬間姉が変な違和感を感じたらしいがその時は幽霊ペンションに着いたってことの方が怖くてて気にしなかったらしいが、後から気づいたら友達4人で旅行に行ったはずなのにビデオの音声には、
姉「早く帰ろうよ!んで今日はみんなうちに泊まろう?」
姉彼「だな」
姉友A「そうだね!」
姉友「うん!」
不明「私も良いの?」
そこでビデオ終わり。
俺もそのビデオみたけどめっちゃ怖かった
その後旅行に行った友達達とお祓いに行ったら坊さんが「姉さんに一人着いてますね」と言ってすぐにお祓いした。
今まで俺は幽霊なんて信じてなかったが、これのせいで幽霊を信じるようになった。
146:2013/03/28(木) 19:42:15.62 ID:
幽霊ペンションって何?
ようこそ幽霊ペンションへっていう看板が立ってた?
147:2013/03/28(木) 19:46:07.91 ID:
>>146 福島県の有名な心霊スポットですよ
148:2013/03/28(木) 20:57:00.87 ID:
小学校2年のとき・・・
授業中に小便が我慢の限界だった俺は、
恥ずかしさをこらえてトイレに行かせてもらったんだ。
さて、これからスッキリしようとしたそのとき、
背後から肩をトントンと叩かれたので、
「はい?」と振り返ったが誰もいない!
ものすごい勢いでトイレから飛びだして教室に戻ったよ。
尿意は完全に消えうせてたな。
たいしたことない話だけど、
その時は本当に怖かったんだ。

でも、なんで今まで忘れていたんだろう。

そもそも、本当にそんなことがあったんだろうか?
授業時間中に廊下を走って教室に戻ったのなら、
経路上の教室から先生が出てきて叱られそうなものだが。
その状況で、「廊下は走っちゃいけない」なんて、
悠長なこと考えてたのかな?
教室にはどんなふうに入ったんだっけ?
やばい。そのあたりが全く思い出せない。
151:2013/03/29(金) 23:49:47.43 ID:
知り合いに口が遅い子、ある程度大きくなってもしゃべれない子がいた。
医者の診断も受け耳も正常、何より話しかけられたことの内容は理解してる。
試しに「あれとってきて」とか頼むと正確に頼まれたものを持ってくる。
春から小学校だしね、困った、困った、ってね俺の知り合いはその子の
じいちゃんなんだが言い続けてた寒い時期。
偽書じゃないかとかいろいろ議論はある某古伝たまたま手に入れて
呼んでたら、っても研究した人の解説書だけど、
「言霊を身のうちにつけるうた」、ってのがあってなんとなく
書き写してその子の家へ行きなんとなく自分ののどを触らせながら
そのうたを、読んだ。ってより発声した。
そしたらその子も一生懸命つたないながらついて発音しようとしてくる。それこそ最初のうちは「アウアウア~」だったけど、そこんちじゃ子供が初めて声を出した、ってんで大騒ぎ。頼まれて一週間程かな
通ったよ。で、4月に入学する頃にゃ普通にしゃべるようになってた。
やっぱり言霊ってあるんだなぁ、てのと何かに操られたようにそうした自分が
自分としては怖かったけど怖い話になってる?
155:2013/03/30(土) 22:12:09.95 ID:
母から聞いた話
俺が産まれる一年前、母と父は貸家に住んでいた。
結構古くて夜とかに子供の話し声や廊下を走る音が聞こえた。
もう母と父は慣れていたのであまり気にしなかったらしい。
それからしばらくして父が出張へ出掛けて母が一人で家にいた日の事。
12時頃風呂に入った。
そして髪を洗っていたら誰かに思い切り髪を引っ張られた。
母は急いで風呂から上がり母の母に電話をして来てもらった。そして母の母が風呂場に行って仰天したらしい。壁にはっきりとした女の人の顔のシミがあったらしい。
それから母と父はその家を出て新しくマンションに住んだ。母は昔からそういうものを引きつけやすいらしい。
156:2013/03/31(日) 15:43:48.67 ID:
去年の中学の同窓会のときの話だ。
うちの中学校は墓場の真横にあるんだがそのせいか霊らしきものをみたり、
一人で歩いていると何かに足を掴れたりなんて事がしばしば起こってた
そんな中学校に去年の同窓会の二次会で肝試しがてら行くことになったんだ。
十二時頃だったかな?
雰囲気を出すために蝋燭真ん中に立てて集まった八人で蝋燭かこって怖い話してたんだ
特に何も起こることなく話してたんだが突然自称霊感の強い女の子が気分悪いとか言いだしたから、
俺と友人とその子の三人で外の空気に当たりにいったんだ
外に出る途中「ついでにタバコ買ってきてー」
って声が聞こえたから振り返ろうとしたらその子がうつむき加減でいったんだ
「絶対に振り向かないで」ってで、俺怖くなって振り返らなかった
でももう一人の友人は振り返った
そして一呼吸おいた後「悪い、このままかえるわー」って返事をした
理由はわからなかったけどそうしたほうがいい気がしてそのまま帰った
帰り道友人に理由聞いたんだ
そしたら 「なかに六人いた」って言うんだ
8人いて俺ら3人が抜けたんだから5人しかいないはずだ
なのに中には6人・・・
そして友人はこう続けた
「っていうかあいつら誰だ?中学の時にいたか?あんなやつら」
たしかにその時いた3人以外全員顔も名前も全く覚えがない
俺らは誰と同窓会をしたんだろうか?
157:2013/03/31(日) 20:47:16.81 ID:
 自分は、運転代行の随伴ドライバーをしている者です。
 これは、その仕事の待機中、寝てしまった時の悪夢です。
 そこは、南側に公園、北側に某電話の会社がある片側一車線の直線にして300㍍程の道。
 僕らは北側で、東に車を向けて待機していた。
 暫く、配車がかからなかったので、余暇が生じて眠気を催し、そのまま…、寝てしまった。


続く
158:2013/03/31(日) 20:49:20.75 ID:
 夢は、すぐに始まった様だった。夢の中の景色は、待機していたまさにその場所。時間は夕暮れだった。
 自分は、小さな子供達4~5人と、公園(南側にあると表記した)で遊んで居たが、一人の女の子をめぐり、男の子と喧嘩になってしまう(二人とも、自分は知らない)。
 見かねた女の子が止めに入り、男の子の手を取り、何故か道(北)の方へ走って行くと、他の2~3人がそれに続き道の方へ走って行った。



続く
159:2013/03/31(日) 20:53:16.71 ID:
 自分が追いかけようとした、その直後だった。
 西にある保健所前の交差点から東に向けて走ってくるフルスロットル猛スピードの車が一台。自分は、その車が、子供達にぶつかる瞬間を、はっきりと、見てしまった…。
 バラバラと宙に舞ったり、踏み潰されて行く彼等…、自分は、ガタガタ震えて、それを見つめていた。



続く
160:2013/03/31(日) 20:57:45.46 ID:
 すると、突然景色(映像)が変わり、一面無数の手で覆われた。その手はこちらに、まるで「バイバイ」するかの様に振られていて…。
 あまりの恐怖に、意識だけ現実に戻った。だが、金縛りの状態だった。
 目が、なかなか開かずに苦労したが、何とか力を振り絞り目を開けると…、自分の乗っていた助手席の足下が、まだ一瞬、無数の「バイバイ」の手だった。。。
163:2013/04/01(月) 05:59:52.69 ID:
ちょっと書き込んでみる。
山で神様みたいなやつに会ったことがある。
元々実家がかなりの山奥。どれくらいかといえば地域を「部落」と呼んでたり(悪い意味と知ったのは中学の時。それまで小さい集落のことだと思ってきた)近くの公園にはツキノワグマが出没してよく注意報がでるくらい。
俺は当時消防で同じ地区の友達と自転車で下校するんだが、道は舗装されていても両サイドは杉の木が生い茂った山なんだ。ハイキングコースを思い浮かべてほしい。だからよく動物を見る。イタチやきつね、タヌキの親子なんてのも見たが、運のいい時はカモシカも見れたりした。
で、ある夏の日に下校するときにそれを見た。
166:2013/04/02(火) 14:11:34.64 ID:
前を歩いているおばさんをふと見ると
セーターの背中の裾からもそもそもそと大きなムカデが這い出てきた。
びっくりして声を掛けようか迷ったが黙っていた。

まさかいきなり
「今あなたの背中にムカデが這っていますよ」
なんて言えないよな。
本人が聞いたらどんなパニックになるか。

で、見ているとそのムカデは襟元からまたセーターの中にもそもそ消えていった。
もう知ーーらない。
167:2013/04/02(火) 15:27:12.02 ID:
最近の話
ある日の深夜2時か3時ぐらいに突然目がさめた、ちょっと意識もうろうしてる感じ
そんでぼーっとしてると外から笑い声が聞こえてきた
結構ひびいてたから家からじゃなく外の道からだと思う
その笑い方がちょっと普通じゃないというか、映画でよくある狂気の笑いみたいな感じだった
そこからどうしようもなく眠気が来てまた眠ってしまった
朝は普通の時間に起きてそのことを思い出すとなんかどうしようもなく怖くなった
静かな町でこんなことは初めてのことだった
168:2013/04/02(火) 20:47:32.53 ID:
昨日の深夜、少し熱のあった娘の隣で寝ていたら「う゛ー、あ゛ー」と呻きだした。
(あ~、熱でうなされてるんだな)と見てみると、目をカッと見開いて、両手で耳をふさぎ、真っ暗な天井の一点を見つめていた。
「どうした?怖い夢見たか?」と問いかけると、天井を見つめたまま「あれ!あれ!」と怯えたように泣き出した。
「大丈夫だ、夢だよ夢」と答えたものの、自分には天井を見る勇気がなく、そこに何があったのかはわからない。
朝になって娘に聞いたら何も覚えていなかった。
オチもなくてスマンが、娘が何かに憑かれたかと本当に怖かった。
169:2013/04/02(火) 22:16:04.34 ID:
>>168 ねつせんもうだね
あれこわいよね
170:2013/04/03(水) 20:17:25.50 ID:
心霊とかよくわからんし、偶然かも知れないけど投下します。

つい先週の日曜日の話です。
俺はエネルギー施設の警備をする25才男です。
パトロールの仕事の1つに1週間使われていない扉を開け閉めして、
異常はないか確認して回る仕事がある。
232:2013/04/26(金) 16:42:50.15 ID:
176 名前: 120 [sage] 投稿日: 2009/08/27(木) 00:35:19 ID:udNc0j9BO
>>169 そう、車両はまさに10系でした。あとスハ43?らしき車もあった気がする。
めっちゃボロかった。
駅名は念のため伏せておくが、敦賀~長浜間です。

この列車を見たのは3年ほど前の6月頃だったけどど、
機関車は確かEF58らしきものが繋がってた。
当日はまだ直流化工事が行われる前だったはずだから、もうこの時点でおかしいw
対向ホームを湖西線経由の貨物列車が爆音で通過していくのに比べ、
その列車は妙に静かで走るというより滑るって感じだったな。
上手く言えないけど。
>>170 北陸トンネルの事故はだいぶ後になって知ったけど、
俺が見たのは事故列車と全く同じ編成だったのかは分からないです。
月日も全然関係ないみたいだし。
ただ当時この事故を知ってた上で遭遇してたら、
俺もうどんだけパニクってたんだろうと思う。
最終のはっきりした時刻は覚えてないけど、米原方面への列車に乗りました。
11:20ぐらいだった気がする。
車両は419系?でした。

179 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/27(木) 23:13:51 ID:eYO+NeLc0
事故当時のきたぐにを牽引していた機関車
大阪~米原間 EF58 米原~田村間 EF10 田村~糸魚川間 ED70
ちなみに事故当時のきたぐには120の言うとおりスハフ42を連結していたようだ。
って事は事故当時の編成だガクガク((( ゚д゚))ブルブル
171:2013/04/03(水) 20:21:13.00 ID:
そして毎週必ず使われない扉があり、
そこは地下二階の更に下の非常階段を下りると見える隠し扉みたいなとこです。
150cm位の小さい扉でとても重い。
なんとか一人で開けて、中腰で先頭を歩く。
二人でパトロールするため必然的にもう一人が扉を閉める。
172:2013/04/03(水) 21:09:10.01 ID:
ガチャンと扉を閉めると同時にドッシーン!!!!何かを叩きつけるような凄まじい音が、
二人で「何今の!?」みたいな感じてお互いの顔見あってたら
消防車のサイレンの音がでかすぎて割れたようなぶぅ"ぅ"う"ぅ"う"!!!!という音がとにかく鼓膜破れそうだったから中腰で50mくらいダッシュ!
173:2013/04/03(水) 21:12:29.90 ID:
その際中、サイレンの音と同時にドッシーン!!ドッシーン!!ドーン!ドーン!と間が短くなってた。
とにかく反対側に無我夢中でたどり着いて重い扉を開けた途端に全ての音が止んだ。
後から聞いた話によるとその通路は炉の下に位置し転落死亡事故があった現場の真下らしいです。
サイレンはクレーンを動かす時に警告音がなるけど最近使わないらしい。
ドーン!については全く分からずじまい。
180:2013/04/05(金) 08:49:39.46 ID:
>>173 怖。
その後同じ場所へパトロールには行ったの?その時はどうだった?
181:2013/04/05(金) 21:42:46.32 ID:
>>180 興味を持っていただき嬉しいです。自分とパトロールの相方は現象を確信しています。
しかしマトモに聞いてくれる人はごく少数なんですよね。

特定の作業員の方と、さらに限定された人でも滅多に入る必要の無い扉ですから、
噂は一気に広がりました。
しかし尾ひれはひれ付いて、うめき声が聞こえただの、扉が開かなかった、等。
となり、信憑性を欠くばかりです。

サイレンの鳴る可能性はあったが、打ち付けられるような連続音は建屋崩壊につながるもの以外考えられないそうです。

明後日、またパトロールで廻ると思いますので、その時の状況をまた書きます。
182:2013/04/06(土) 18:24:35.04 ID:
霊とかじゃないんだけどいいかな。
つか現在進行形で怖いんだが。

最近在宅で仕事しはじめたんだけど、昼間の訪問とか勧誘って結構あるんだね。
荷物が宅配で来たりするんでインターホンpcにつないで
仕事しながら応対できるようにしてる。面倒な時は居留守w
そしたら何人かに一人インターホンに映んないとこに立つんだよ。
新聞とかなんかの勧誘や、居留守使ってる時にもなんだけど、
位置関係から言ってドア開けた時影になる側に立ってる。

レンズが魚眼だから結構広い範囲カバーしてるんだけど
映るのは立ち去る時に影が一瞬見えるだけ。
一回居留守使いながら覗き穴から覗いてみたら
ドアの蝶番側に人影っぽいもんが見えた。
たぶんほんとにはじっこに、いきなり開けたらぶち当たるくらい
ドアに密着して立ってるんだよね。

んで昨日、やっぱり新聞の勧誘でそういう立ち方する奴が来て、
そのあと同じ新聞社の別の勧誘が来たから直に出て
さっきも違う人が勧誘に来たよって言ってやったんだ。

「ここの担当俺だけですが」ってさwww
え、と思って一応じゃあおたくの名前語って訪問してる奴がいるよ、インターホン映らないように立ってて、
って話したら、注意しときますー。つって帰った。

さっきもなんかケーブルTVみたいの来てさ、やっと気がついたんだけど
あいつ昨日の偽新聞と同じ奴だ。
てか、たぶんこれまでも見えないように立ってたの、全部同じ奴だ。

どうしよう俺w
183:2013/04/06(土) 19:51:51.45 ID:
>>182 なにそれ。やばいんじゃないの?
カメラとか取り付けて確認汁。本当に同一人物だったら警察にいきなよ。
184:2013/04/07(日) 17:30:35.59 ID:
>>181 楽しみにしてる

>>182 なんの目的なんだろうな
強盗とか?
187:2013/04/08(月) 18:16:38.93 ID:
あんまり怖くないけど、実話。
ある日、僕はベッドで眠ってた。朝の5時頃だったと思う。眠ってる自分の足を
引っかくものがいる。家では猫を飼っていたので、そいつが悪戯してるのだと
思って、気にせず寝ていた。でも、しつこく足をひっかいてくるので、「何だよ~」
って足元を見たら、何もいない。すばやく部屋から出たのかと思ったが、回りを
見回しても猫はいないし、ドアもしまってた。家の猫はドアを開けられるほど、
器用じゃない。「なんだかなー」と思ったが、眠かったので、また眠った。しばらく
すると、また足をひっかく奴がいる。ちょうど猫が引っかくような感じで。自分は
また起きて、布団をめくって確認したが、何もいない。もういいや、と思って、
再度眠った。8時ごろ起きて、玄関を開けて、そとの道路を見たら、家の前に
猫が車に轢かれて死んでた。「ああ、こいつが起こしに来たのか。悪いことを
したな」と直感的に思った。猫は箱に詰めて、市役所に通報。職員が死体を
取りに来てくれた。処分してくれたらしい。
189:2013/04/08(月) 21:29:04.80 ID:
>>187 なんかちょっと可哀想な話ですね…
190:2013/04/08(月) 21:51:20.14 ID:
>>187 ぬこたん……
195:2013/04/11(木) 00:45:32.04 ID:
怖いかわからないけど、自分的に怖かった体験。
通ってた小学校の校庭の端に使われてない校長先生専用の社宅があった。見た感じ、新しくてまだ築2、3年位しか経ってないような家。
で、その家が使われてない理由が、その家経ててすぐ住んだ校長先生の奥さんが自殺したからって理由だった。
住み初めてすぐ精神的におかしくなっちゃって自殺して、その年に校長先生は転勤、次にきた校長先生が最初住んだんだけど、さすがに気味悪いって事で、新しく社宅を作ってもらって出来てからすぐ新しい社宅に引っ越した。
一旦切ります
196:2013/04/11(木) 01:17:34.36 ID:
195の続き
空き家になった社宅は、校舎から見えるんだけど、一部の生徒なんかは女の人が立ってたとか結構騒いでた。まあ、見た目が新しいから不気味な感じはしなかったけど、気持ちはよくないから自分は近寄らないようにしてた。
んで、最初の事件がその年の夏休み。
新しい社宅に引っ越した校長が亡くなった。急性の心筋梗塞。連絡網で回ってきて、子供ながらにショックを受けた。
夏休みが開けてから、始業式潰してのお別れ集会?みたいなのが行われて、とりあえずは教頭が、校長を兼任する事になった。
197:2013/04/11(木) 01:34:02.82 ID:
196の続き
それから1ヶ月位たってから、教頭兼校長が校庭の端の社宅を取り壊す段取りを始めたらしく、工事関係の人なんかが敷地内に出入りするようになった。
呪いの家とか何とか結構な噂になってたから、生徒に悪影響と思ったんだろう。そんなとき、クラスメイトのAが俺を含め3人に肝試しの提案をしてきた。
当時、学校の怪談て映画が流行っていたので、うちの学校の七不思議を作ろうって事で目をつけたのがあの社宅。
実際、びびりだった俺は乗り気じゃなかったが、怖いとは言えず、その日の夕方、一旦家に帰ってから集合することになってしまった
198:2013/04/11(木) 01:54:01.58 ID:
197続き
集合場所についたら、A以外の二人が来ていた。 以下B、Cにします。

俺「Aは?」
B「迎えいったんだけど、宿題終わらないから遊べんて。Aの母ちゃんが出てきて言われた。」
C「今日、みたいテレビあるし早めに行こうや。」
Aがいないならちゃっちゃと行って帰ろうと、3人校庭を横切って社宅へ向かいました。秋の7時位とはいえ、薄暗くなっていたので真っ暗になる前に帰りたいな、なんて考えていました。
土曜日で学校は昼までだったので先生達も帰っていて、周りを気にすることなく、持ってきたライトで中を照らしたりして騒いでいました。
200:2013/04/11(木) 02:12:41.56 ID:
198続き
一周まわって、飽きてきた俺らは校舎から見えない裏口の所に座って、3人で疲れたなーなんて話していました。
話しながらライトを家側に座ってるBに向かって照らして遊んでいたら、Bが眩しい!とライトを取り上げて、つけたまま自分の横に置いた。
ちょうど、裏口の下の方のすりガラスが照らされたんだが、すりガラス越しに、押し付けた手が見えた。
俺が悲鳴あげるより先に俺の隣のCがものすごい早さで叫びながら走り出して、俺も、よくわかってないBを引っ張って走ってCに続いた
201:2013/04/11(木) 02:33:39.38 ID:
200続き

校庭を横切って、一番近いBの家まで走って門の前で3人へたりこんだ。
家まで一人で帰るのが怖いので、BにCと二人泣きついてその夜はBの家に泊まらせてもらい、3人で見たものを報告しあった。(Bは見ていないんだが)

Cには手と、すりガラス越しに押し付けた顔が見えたそうだった。

顔ははっきり見えなかったが気持ち悪かったと怯えていて、俺達は2度とあそこに入らないと決めた。

それから特に怪我もすることなく、(関係ないAが骨折したがw)例の社宅は工事前に一応のお払いを済ませて冬休みに入ってから作業が始まるとの事だった。
202:2013/04/11(木) 02:59:37.79 ID:
201続き
そして冬休みに入り、A、B、C の男四人で、クリスマスの翌日にお菓子とゲームをもちより、Aの家に集まったときだった。2学期の終業式に例の社宅のお祓いの式典?に全校生徒でたんだが、そのときのお祓いした人が、終業式の次の日、亡くなっていたそうだ。
Aは、お母さんから聞いた。と少し興奮気味に話してきたが、死因までは教えてもらえなかったそうだ。
俺は、なんだかまた怖くなってきて、無理矢理話を変えてその日を楽しんだ。
203:2013/04/11(木) 03:06:10.34 ID:
202続き
記憶は曖昧なんだが、多分社宅は冬休み中に取り壊されたと思う。
年が明けて冬休みの最後の日、教頭兼校長が心筋梗塞で亡くなったと連絡網が回ってきた。
三学期が終わって中学に上がると同時に引っ越したので、その後は知らない。
翌年、取り壊された家の柱を安くで買い取って建てた家が火事になったと、Aから電話で聞かされたときはまた怖くなったけど。

おしまい
205:2013/04/12(金) 10:56:36.84 ID:
なんでもいいなら事故話を
某県の製鉄工場で、補修のための溶接作業した若手が大事故にあった
実物は見たことがないが、服と肌(下着)の間に空気を通して冷却するタイプの作業服を着用後、柱の根元を溶接するために筒状の柱の中へクレーンでIN
冷却用ホースを作業服に取り付けて溶接開始
5分もしないうちに、爆発したとクレーン車の運転手から事務所に連絡
慌てて駆けつけクレーンで中に入ると、皮膚があちこちが吹き飛んだ若手がいた、一部は骨も見えてたそうな
事故の原因は「ホースのつなぎ間違い」、口径も引き出し場所も同じなので「エア」ではなく「酸素」のホースをつないでしまっていた
火花が散って、酸素に触れて、以下略

そこは以前から複数人が「せめて区別が付くようホースに色でもつけようず」って提案してた場所
大企業ゆえの融通の効かなさが原因だった

若手さんは生命は無事で、半年後には職場復帰したが現業に出ることはなくなったとか
以上某大手製鉄所で以前あった事故の話、ソースは親父と同僚さんの会話の又聞き
208:2013/04/18(木) 23:12:09.32 ID:
これは私が小学生の頃、私自身が実際に体験した……
というよりも、全校生徒・職員が同時に体験することとなった話です。

私の通っていたN小学校には、
高学年生徒による「ボランティアクラブ」なる集団が結成されており、
たまに募金集めなどの活動もしているクラブでした。

ある時、そのボランティアクラブが、
学校近くにあるN病院についての歴史や医療状況などを
全校生徒に知ってもらうという発表企画を計画立てました。
そしてその企画は、数日後に彼らの予定していたとおり
全校集会という形式で実行されました。

発表当日、私たちは体育館に集められました。
体育館内に入った時既に照明は暗転されており、中に入って並んで座り、
近くの友人たちと楽しく雑談をしているうちに暗闇に目が慣れたようで、
ようやく館内の様子が伺えるようになりました。
体育館のド真ん中にスライド写真を転写する装置が置かれており、
舞台上に下ろされたスクリーンを真っ直ぐ見つめていました。
そしてついに(退屈な)発表の始まりです。
内容としては、病院のスライド写真が次々にスクリーン上に映されていって、
ボランティアクラブの生徒が
それに合わせて資料を読み上げるという(よくある)タイプのものでした。

開始後しばらくして、淡々とした資料の読み上げや
スライドの切り替わる音で見事に構成された「1/fゆらぎ効果」により
ウトウトしはじめた私は、突然訪れた周りの生徒たちの騒ぐ声々に目を覚ましました。
私や近くの友人たちは、騒ぎの原因が全くわからず、互いに顔を見合わせていました。
209:2013/04/18(木) 23:12:46.81 ID:
しかしそんな時、誰かが
「おい、アレ!!」
と言って真正面のスクリーンを指差したのです。
私や友人はもちろん、多くの生徒がその声に反応して一斉にスクリーンを見ました。
そしてそこで私たちは、騒ぎの原因にはじめて気付いたのです。

スクリーンに映されたスライド写真の……そう、だいたい右下辺りでしょうか。
そこには無表情な坊主頭の青年の顔面部分だけが
浮かび上がるように写りこんでいたのです。
昭和風の感じの顔つきで、心霊写真にしてはあまりに濃く、
輪郭もハッキリとしていました。
また、悲しんでいるようにも見え、笑っているようにも見え……
とにかく、確かにその顔はその写真の右下に写りこんでいたのです。

しかし騒ぎはすぐに治まりました。
誰かがこう言ったのです。
「なんだアレ、変なの!どうせクラブの奴らの仕込だろ!?」
確かに彼の言うとおり、それはあまりにわざとらし過ぎる心霊写真でした。
そして多くの人がその彼の考えに賛成し、
皆が皆クラブの仕込であると考え始めたのです。
そしてその安心感と脱力感から、今度は全校生徒が一斉に笑い始めました。
教員たちは皆の笑い声をやめさせようと必死でした。

しかし笑い声は教員たちの望みどおり、一気に消えうせることとなるのです。
それはスクリーンのスライドが次の写真に切り替わった時です。

なんと次の写真にも、全く同じ場所に「その人」が写っていたのです。

そして私を含む多くの生徒が「ある事」を見てしまいました。
210:2013/04/18(木) 23:13:15.78 ID:
スライドというのは写真が切り替わる瞬間、必ず間にわずかなブランクが空きます。
そして「その人」は……そのブランクの間もそこに「いた」のです。
そう、それはスライドの中の写真ではなく、
本当にスクリーンに浮かび上がった顔だったのです。

生徒たちはあまりの出来事に戸惑い、声を発することも出来なくなってしまったようで、
耳が痛くなるほどの沈黙が館内を包みました。

そんな中、教員のひとりが動き始めました。
彼は急いで体育館の中心に行き、スライドのスイッチを切りました。

しかしその顔はまだスクリーン上にありました。

今度は別の教員がスクリーンを片付けるため、スイッチを切りに舞台袖に走りました。
やがてスクリーンは低いモーター音の唸りをあげ、舞台の天井にしまい込まれて行きました。

しかしその間も、顔はスクリーンの流れに動じず、
ずっとその場所に浮かび続けているのです。

それはまるでテーブルクロス引きをスローモーションで見ているような光景でした。
しかも最終的にはスクリーンは完全に天井に上げられたというのに、
顔だけが舞台上に青白く浮かび上がっているのです。

そして痺れを切らした教員が、
怒り狂うように蛍光灯のスイッチを叩いて館内の照明をつけました。
明るくなった館内にはいつしかざわめきが蘇っており、
恐怖に泣きじゃくる女子生徒の声などの声が聴こえました。
そして舞台からは顔は消えており、いつもの舞台がそこに口をあけているだけでした。
あの顔は結局何だったのでしょう……。
今でもあの顔を鮮明に思い出すことができます……。
214:2013/04/19(金) 20:29:42.64 ID:
34 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/20(水) 20:06:04.19 ID:pnDplTuL0
心霊写真はよく聞くけど風景画に霊が入り込む?事ってあるのかとふと思い出したのでカキコ

定年退職後の祖父の趣味が油絵だった
描いているものは人物画だったり、風景画だったり祭事を描いたりと拘りは無いみたいで
様々な絵が離れの作業場に飾られていた( 自分と兄貴の幼い頃の絵もあったり)

祖父の家に行くとよく新しい絵を見せてもらっていたのだが
その中にある一枚の風景画が子供のときから見るのが怖かった
なんて事のない、山の中を流れる小さな川が描かれた風景画
木々の間を足首あたりまでのすんだ水がちょろちょろ流れている一見癒される絵だ

ひとつだけ怖いと感じた部分なのだが、祖父にしては奇妙な絵で
風景画なら風景のみで人を描き込んでいるものは見当たらないのだけれど、
その風景画には手前に流れてくる川の奥に一人の女性がうっすらと描かれていた
わざわざ描いたのだから祖父の知り合いなのかと思ったがなんとなく聞けず
なんかこの女の人怖いなと思いながらその絵は出来るだけ見ない様にしていた

小学校高学年になってまた祖父の家に泊まりに行った時、ふと一緒に居た兄貴に
あの川の絵の女の人怖くない?と何となく聞いてみたら兄貴は記憶に無い様で
その絵を見に行こうという流れになった

離れに行って実際にこの絵と兄貴に教えても、人なんか描かれてねえぞと言われた
詳しくあまりしたくはなかったけど、ここだよこの女の人と指を指してみたが
お前俺を怖がらせ様とからかってるだろと冗談にとられてしまった

当時は自分も兄貴は見えているのに逆に驚かそうと見えない振りをしてるのかと疑いもしたんだけど、
高校生になった時にまたその絵を見に行ったら女の人が絵から消えていた
女の人を最後に見たのは中学三年の夏だったと思う、その時はまだ絵の中に居た
何度か見ていたので子供の頃の見間違いとは思えないのだけど
なんというか今でもその描かれていた女の人を思い出すとほんのり怖い
215:2013/04/19(金) 22:47:56.85 ID:
>>214 うーん、油絵というのは上塗りできるからなあ。
お祖父さんが描き直したんでは。
216:2013/04/20(土) 00:05:21.20 ID:
メンヘラ気味の妹がトモダチコレクション 新生活というのを
買ってきてプレイしながら笑っててどんなMiiを作ったのか
見せてもらったら・・・・オカルトの住人を作ってケラケラ笑っていたんだ。
妹の分身以外のMiiは9人いるんだが全部 オカルトで有名な
幽霊や人外さん達・・・・。島名からすでに「オカルト島」だもん。

八尺様はもちろんあの世界一怖い女性の絵の女性。
ターボババアに平将門! 幽霊画の幽霊に
くねくねに猿夢の猿にテーブルの上に正座した女・・・・。
224:2013/04/25(木) 23:29:28.11 ID:
お人形板のオークションスレよりコピペ。

634 名前:もしもし、わたし名無しよ 投稿日:2007/12/05(水) 14:54:07
面白いことがあったのでおまいら聞いて下さいよ。

落札者から連絡がきて、発送先住所を見たら、自分の実家の住所w
実家は2階がアパートになってて貸してるんだけど、そこの店子さんですたよ。
(だから正確には実家の住所+部屋番号が付いてるんだけど)

その落札された人形は私が実家にいた頃に買ったもので、
結婚して実家出る時に、一緒に今の家に持ってきたものなんだが、
人形はそんなに実家に帰りたいのかと、つーかお前はぬこかとw
225:2013/04/26(金) 15:22:39.92 ID:
>>224 大切にされていた人形ってやっぱり戻ってくるんだね。

妹が名前まで付けて大切にしていた子犬のぬいぐるみ付きキーホルダーなんだが
一緒に出かけた際に紛失。
バス、地下鉄に問い合わせたり、通った道全てを探しても見付からなかった。
半年後、家のマンションの玄関前階段に落ちているのを発見した。
半年間そこにあったとは考えられないし、外にあったにしては綺麗だった。
「帰ってきてくれたんだね~」なんて言いながら一緒に喜んだよ。

…やば。俺の話怖くねえな。
レスでスレチ話ごめん
227:2013/04/26(金) 16:39:43.27 ID:
120 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 06:59:24 ID:jkIt/jceO
終電間近の北陸本線の某無人駅での事。
ipodを聴きながらダルーって感じで待ってると、
列車接近の放送もなく急にホームに列車が現れた。
うぉっ、時刻表より10分ぐらい早いけど、ラッキー♪
って感じで乗ろうとしたら、なんかその電車変。
妙に長い。いつもは3~6両ぐらいの編成なのに、
青い車体の車両が10両以上つながってる。
後ろのほうなんてホームからほとんどはみ出てるしw
あー寝台列車かぁと思ったけど、そんな列車がこんな小さな無人駅に停まるはずがない。
そして車両があまりにも古臭い。
鉄道にそこまで詳しくない俺でもそんくらい解る。
どの窓もカーテンが閉まってて中の様子がほとんど伺えない。
この列車がだんだんこの世のモノではないなと思えてきた俺は、
周りに誰か居ないのかキョロキョロしてみたけど案の定ホームには俺一人。
228:2013/04/26(金) 16:40:04.64 ID:
121 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/14(金) 07:01:48 ID:jkIt/jceO
あぁ俺を誘ってるのかと勝手に妄想した俺は、ipodの音量を大きめにして
早くこの駅から去って行ってくれと必死に願った。
正直半泣きだったと思うw
しばらく経って(5分くらいかな)うつ向いてた顔を上げると、
その列車はホームから消えていた。
後から思えばその列車だけ音が全くしなかった気がする。
いつの間にかホームに現れて、いつの間にか消えていた。
いくらヘッドホンをしてるとは言え、全く気付かないのはおかしい。
やがて列車接近のベルとアナウンスが流れて、
見慣れたいつもの電車がホームへ入ってきた。
明るい車内にいる他のお客さんの顔を見た時の安心感はもう忘れられないw
冷静に考えてただの夜行列車が臨時で停まっただけなのかも知れないけど、
あまりにも妙な列車だったので本当に怖かった。
長文&駄文スマソ
229:2013/04/26(金) 16:40:39.97 ID:
122 名前: 120 投稿日: 2009/08/14(金) 23:12:57 ID:jkIt/jceO
補足スマソ
何故俺を誘っているんだなんて妄想をしちゃったのかと言うと、
俺の位置にいる車両だけ何故かドアが開いてるんだよな。
ドアの先は真っ暗で何も見えない。本当に真っ暗。
旅客列車なのに灯りの一つも灯さないなんて明らかに不自然だし、その真っ暗な空間に
足を踏み入れたらもう二度と戻れないんじゃないかと思ってガクブルだった。
本当ビビりだから一度焦るとどんどん妄想が膨らんでいくんだよなぁ俺w

以上です。
連投すまない
231:2013/04/26(金) 16:42:31.59 ID:
169 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2009/08/25(火) 19:28:28 ID:8YDG0Ira0
北陸本線といえば昔、北陸トンネル事故があった路線だろ。
たとえ定期列車だとしても日本海は8時ぐらいに通過するし。きたぐには電車だし。
だとすれば考えられるのは昔事故にあった「きたぐに」だろう。当時のきたぐには10系というかなり古い列車をつかっていたから
もしかしたら事故にあった人の思いを乗せた幽霊列車だったと思う。
ちなみに事故は11月6日に起きました

170 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2009/08/25(火) 20:18:03 ID:C1kT9qLf0
事故列車は1:02敦賀発(現在は1:37)だから幽霊列車を見たのは米原-
敦賀間かな?まあ幽霊列車なら時刻も上下線もある程度無視かも.2003
年当時の時刻がわからんが23:05米原発敦賀行き(普)23:29米原発長浜行
き(新快)あたりか.長浜だと23:14.敦賀発の最終普通だと22:38福井行き.
ちなみに今庄なら22:54(福井行き最終).
240:2013/04/28(日) 14:14:26.08 ID:
98 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/22(金) 05:19:07.74 ID:4Qd77cew0
叔母さんが久々に俺の家に遊びに来て、つい先日見たテレビの恐怖特集の話になって、
「そんな幽霊とかいるわけねーじゃん!」みたいな会話をしてた時だった。

その叔母さんが、昔お客さんから聞いた話を教えてくれたんだ。
俺の叔母さんはちっちゃい小料理屋・居酒屋をやってた。
その居酒屋ってのは、郊外の辺鄙な場所にあるもんで、常連さんが多いのは当然なんだ。
たまに新しいお客さんが飲みに来るのは珍しい。
その中に、月に2、3度来るようになったオバサンがいるんだけど、
このオバサンが酒を飲みながら叔母さんに語った話。

オバサンは結婚して20年くらいになる亭主がいたんだけど、この亭主がえらくダメなヤツだったそうで。
もう子供達は大きくなって、家を出ていたんだけど、
亭主はオバサンに毎日のように、金をせびってフラフラ遊んでばかり。
おかげでオバサンは少なくはない借金を抱えていたそうだよ。
241:2013/04/28(日) 14:14:43.20 ID:
99 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/22(金) 05:22:20.16 ID:4Qd77cew0
さらに亭主は精神病の気もあって、たまに昂ぶって暴れたりすることもしばしば。
亭主は、借金の話になるともう手がつけられなかったそうだ。
でもそんなことがあったかと思えば、死人のように暗い顔をして、部屋にこもっていたりもする。
このオバサンは毎日、パートから疲れて帰ってきては亭主と口論、そんな毎日を送っていた。

さて、そんなある日、いつにも増して激しい口論の末、
亭主はオバサンをしたたかに殴りつけた後、ヒステリーを起こして暗い戸外へ出て行ってしまった。
家の外から、オバサンを罵倒するような大声が遠ざかっていくのが聞こえていた。

またこれだ。
いつになったらこんな生活から開放されるんだろう?
いっそのこと死んでくれれば・・・いや、殺してやろうか・・・?

そんなことを考えながら、オバサンは仏間に行って布団を敷き、もう寝ることにしたんだそう。
仏間には扉のしまった仏壇と、布団が一枚、敷いてあるだけ。
明かりが消され、豆電球の弱々しい光が部屋の中をぼんやりと照らしていた。
242:2013/04/28(日) 14:15:05.11 ID:
100 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/22(金) 05:24:32.82 ID:4Qd77cew0
どれくらい経っただろうか。

急に「ドン ドン ドン ドン」大きな音でオバサンは目を覚ました。
こんな時間に誰かがたずねて来たのか?それとも亭主が帰ってきたのか?
そんなことを思いながら上半身を布団の上に起こすと、おかしなことに気付いた。

音は扉の閉まった仏壇からしている。
「ドン ドン ドンドンドンドンドン」どんどん音は大きくなってくる。
何かが仏壇の中から、観音開きの扉を叩いている。

オバサンはあまりのことに動けなくなって、じっと仏壇の扉を見つめている。

「ドンドンドンドンドンドンドン!」もう仏壇全体が揺れるくらいの、凄い力だ。

するとその振動と音がピタッと止んだ。
243:2013/04/28(日) 14:15:25.80 ID:
101 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/22(金) 05:26:39.85 ID:4Qd77cew0
静寂の中で、仏壇を見つめているオバサンはあることに気付いた。

閉まっていた仏壇の扉が、3、4センチ程、僅かに開いている。

そしてその隙間の暗闇から、目玉が二つ縦に並んで、こっちを睨んでいるのがうっすらと見えた。

オバサンが「ウワッ!!」と叫ぶと、その目玉はふっと消えた。
明かりをつけると、仏壇はズレたままだし、扉も開いたままだ。
怖くてしょうがないオバサンは、家中の電灯をつけて、居間で朝が来るのを待ったんだって。

翌日の正午近く、オバサンの家に近所の人と、警察が尋ねてきた。
なんと亭主が、家から数分の雑木林で首を吊っているのが見つかったらしい。
どうやら死んだのは昨日の深夜。オバサンが、仏壇の異変を目の当たりにしたその時刻だ。
244:2013/04/28(日) 14:15:43.10 ID:
103 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/22(金) 05:38:16.34 ID:4Qd77cew0
借金を苦にしての自殺とされ、その後は事後処理にもう大騒ぎだったんだけど、
オバサンは昨夜の体験を誰にも話さなかった。
亭主が死んで数年たって、ようやくこの奇妙な体験を人に話すようになったそうだ。

「人が死んで喜んではいけないとは思うけど、死んでくれて、本当によかったよ。」
オバサンは、ママである叔母さんにこう語った。

あの日、仏壇から覗いていた目は亭主のものだったんだろうか?
この話を聞いた自分はそう思ったんだけど・・・そんなことよりもだ。

そんなことよりも、「そんなこともあるんだねぇ」で簡単に済ませちゃう叔母さんに、
どんな怪談よりも、そういう霊的なサムシングの存在を信じさせる説得力を感じた。
245:2013/04/28(日) 14:54:02.99 ID:

仏壇から出られなかったのかねえ夫は…
248:2013/05/04(土) 12:07:37.87 ID:
 451 名前:名無しさん@HOME 投稿日:2007/12/31(月) 13:45:55 0
 以前、同じ会社に居たヒトからショッキングな話しを聞いたことがあるよ。
 そのヒト、集合住宅に住んでいて、隣人の騒音に悩まされていたそうだ。
 幸い、上の階からも下の階からも殆ど騒音が響いてくることは無かったのだが・・・
 殊に、夏場、ベランダで花火をしたり、バーベキューをしたり、
 その音やニオイがひどかったそうだ・・・
 普通は、ベランダで爆竹みたいな音のする花火なんてしないよな・・・
 バーベキューだって、わざわざ集合住宅のベランダでやるヒトはいない・・・
 そのヒト、結構、下手(したて)に出ながら苦情を言いに行ったそうだが、
 全然聞く耳を持たれなかったそうだよ。
 結果、そのヒトは、その集合住宅を引っ越したそうだよ。
 ところが、ただ、引っ越したのではなく、
 引っ越してから約半年後に、夜中、新聞配達人を装って、その集合住宅へ行き、
 ドアポケットに入っていた朝刊に灯油を染み込ませてから火を点けて、
 中へ押し込んだそうだ・・・
 そして、その部屋は火事となり、中に居た住人(つまり、そのヒトにとっては恨みつらみのある隣人)は死んだそうだ・・・
 それを満足そうに話してくれたのさ。
 もう、その事件は、15年以上も前の事で、時効になったそうだ。
 そのヒトが賢かったのは、引っ越してから半年後に火を放ったことだ。
 もし、引っ越した直後や近い頃にこんなことをすれば、
 恐らく、刑事が聞き込みに来たであろう。
249:2013/05/04(土) 13:55:47.65 ID:
>>248 うわあああああああああ
259:2013/05/07(火) 16:30:39.18 ID:
自分の親商社マンで、子供の頃からいろんな国に住んでた。
東南アジアの某国に住んでた時のこと、
近所で小さい子供が車に引かれて亡くなった。
ぶっちゃけ車のマナーが最悪で、100キロ位で走るのは当たり前、
人はよけて当然、礫死体もその辺に転がってる位の国なんだけど、
引かれた子供の母親が、轢いたヤツに
「お前は絶対に許さん、のろってやる」って怒鳴ってた。
轢いた方も轢いた方で、「あの子が飛び出してきたんだから俺は悪くない」って怒ってる感じ。
そして訴えたら、逆に
「子供が飛び出したせいで車がへこんでライトが割れた」と
被害者親に賠償命令。
「酷いね」「日本じゃ考えられないね」と言ってたんだけど、
数ヵ月後、加害者運転手の妻が失踪。
警察も出てきたが見つからず、今度は子供が一人居なくなり、
数週間の内に残りの子供2人も居なくなった。
一人の子供は死体で発見されたが、妻と最初に誘拐された子は見つからず、
「もしかしたら子供を事故で亡くした事を「逆恨み」されてるんじゃないか」
と、事故の被害社宅を捜索したらビンゴ、
亡くなった子供を祀っている祭壇に、母子の首が飾られてたそうだ。
母親のまぶたと口はタコ糸で縫ってあって、
実行犯であった事故被害者の母親は「あの男を苦しめたかった」
「加害者妻は監禁して、うるさかったから口を縫った。その前で子供を殺した。
子供を全員殺した後、加害者妻も殺した。
加害者妻が子供を殺した後、こっちを睨むから目も縫った」
と供述、被害者一家はあっさり全員死刑になった。
261:2013/05/07(火) 19:50:17.66 ID:
>>259 ひでー話だなー
轢いた加害者運転手本人には何のおとがめもなしってのがひでえ。
あっさり再婚してまた子供作ってそう。
273:2013/05/12(日) 15:52:51.93 ID:
嘘みたいな本当の話なんだけどね。
高校受験の時期に
ラジオを聞きながら、勉強してるとノイズが入って、女の子の声で
「階段一段の~ぼった~」ってラジオから聞こえて、
次の日も「階段二段の~ぼった~」
次の日も「階段三段の~ぼった~」時間は決まって午前二時
それが一週間くらい続いた時に、変だと思って、ラジオ局に問い合わせるも
「そんな放送はしてない」と言われた。友達もみんな聞いていない。
でも、その後も毎日階段を一段づつ上ってる。
初めに聞いた日から12日目、友達がふざけ半分で泊まりに来た。
そして、午前二時。ノイズが入り、女の子の声が・・・
「階段十二段の~ぼった~」その時気が付いた。
部屋は二階、家の階段は十三段・・・
部屋を飛び出すと階段のところに
六歳くらいの黒髪のおさげの女の子が立ってて
「後一段だったのに」と言ってスゥ~っと消えた。
それから、ラジオは夜に聞かない事にしてる。
278:2013/05/13(月) 01:48:38.32 ID:
6,7年前の実話系雑誌に載っていた、旅行添乗員が仕事で担当した警察関係者から聞いた話。
茨城か栃木あたりでその1,2年前に女性が自室で殺害される事件があったのだが(今は忘れたが
この記事を読んだ時は、ああ、あの事件かな、と思ったことを覚えている。)殺害時、被害者が借りて
いたレンタルビデオにこの殺人事件の様子が写っていたらしい。

捜査の結果、犯人は自供し逮捕された。事件が解決すると、そのシーンは消え、そのビデオは元に
戻ってしまっていたらしい。
279:2013/05/13(月) 02:43:42.82 ID:
>>278 なんて便利な!


ラジオ混線?なら一度だけある。
広島市横川駅の前を一人で車運転してた。
信号待ちで止まってたら、漠然と流してたラジオから女の人の鳴き声がしてきた。バックに曲はなく、泣き声だけ。
その前を聞いてなかったんで、ラップかなんかの一部?と思って聞いてた。
でも、そのまま十数秒~数十秒、結構長い間泣き声が続いて、ぷつっと普通のお喋りに戻った。
お喋りは泣き声とは関係なさげで先ほどの曲は~みたいなコメントもなく、何だったか分からないまま。
284:2013/05/13(月) 23:33:28.50 ID:
私が昔住んでたアパートは、鍵が珍しいテンキー式でした。
内側から暗証番号を自分でセットするので、他には誰も知らないはず。

だけど、ある日友達つれて外から帰ってきたら、ドアが微妙に半ドアになってる。
あれ?と思って開けてみたけど、中は特に変わった様子もない。
友達と中に入ってトイレとかクローゼットを調べたけれど異常なし。
閉めそこねただけかな?と思いつつ、外に出てもう一度ドアを調べてみたけど何もなかった。
それで、安心して部屋に入ろうとしたらドアが開かない!
暗証番号押しても開かない。
中にいた友達にあけてもらって、はっと気付いたんだけど。

誰かが留守中に中に入って暗証番号を書き換え、半ドアにして出て行った?

もしそのまま外に出ず、書き換えに気付かないでいたら、夜中に誰か入ってくることだってありえた。
そう考えるとガクブルで、友達の家に泊めてもらってアパートは早急に引越しました。
286:2013/05/14(火) 09:26:16.23 ID:
>>284 怖いね。
犯人がドアから入ったのなら、暗証番号を変える必要はない。
窓か屋根裏か、とにかくドア以外から入った。後で自分が開ける為に、暗証番号を変えた。
変えたことを気づかれない為に、半ドアにして出て行った。

…ご無事で何よりです。
288:2013/05/15(水) 05:25:43.19 ID:
初書き込みのため無知&長文をお許し下さい。


数日前の話。

両親は出かけていて帰路が深夜になり真っ暗な峠道を車で走っていたそうです。
その道は街灯も民家もなく
峠道だけあって急なカーブが連続するような道です。
日中は抜け道とゆうこともあり割と交通量は多いのですが夜にもなるとすれ違う車も1~2台あるかないかとゆうような寂しい道。

母は視力が低い為、いつもなら視界も悪く走りにくさもあって日が暮れるとその道は避けるのですがその日は隣に父も乗っていた為に近道だしと思い通ったそうです。
走っているのは両親の車のみと言う状態がしばらく続いた頃に一台だけ対向車が現れたそうです。
その拍子に対向車のライトに照らされカーブの先に歩行者がいることが確認できたそうです。

深夜にこんな暗い道を人が歩いている事自体珍しく何となく気味が悪いなと思ったのですが声に出すと恐怖心が掻き立てられそうだったので平然を装い母は車を走らせていきました。
歩行者に近づくに連れ、歩いているのが女性だと分かったようで
「こんな民家も街灯もないような道を深夜に女性が歩いてるなんて不用心だね」と恐怖心を紛らわすために父に話しかけると父から驚きの返答があったようです。
289:2013/05/15(水) 05:26:51.85 ID:
その頃には歩行者との距離も数十メートルくらい?という程近づいていたため助手席に座る父には、はっきり女性の特徴が見えていたようです。
「風呂上がりか?髪は濡れてボサボサだし気持ち悪い。足元がおぼつかない感じだから酔っ払いかも?」
その一言で母の恐怖心は一気に跳ね上がり返答を返すことも出来なかったと言っていました。
あと数メートルで追い越すかな?という距離まで近づいた時、極力見ないようにしようと思いながらも視界のすみにうつる女性が明らかに何か白い布?の様なものを縦に抱きかかえてるような感じがしたのと同時に
「おい!赤ん坊!おくるみに包んだ赤ん坊を抱いてるぞ!」と父が言い出し、それからはひたすらミラーを見ないように無言で帰路についたようです。
「恐らくは生きた人間なんだろうけど、深夜にそんな格好とおぼつかない足取りや赤ん坊を抱いた状況…まして民家もないし。
どこから現れた?
何のために?
どこへ向かってる?
?なことばかりで気持ち悪いの一言に尽きるよ」
と帰宅してすぐに私に電話をかけて来ました。
深夜に電話でたたき起こされながらも母との久々の会話にはずみ偶然にも、数日前に弟がその道で同じく不思議なことを体験したことを思い出しました。
290:2013/05/15(水) 05:29:40.13 ID:
弟の場合は、夜遅くにバイクを走らせながら帰路についていたら何かと接触した感触があり慌てて停車し当たりを何度も見回しても結局何も見当たらなかったことがあったようです。
私は自称ではありますが見える人で、よく心霊相談のようなものを受けるのですがただ見えるだけでそれが何かも解らずましてや何の意味があるかなんて全く分かりませんからただひたすら聞くだけですが、「一家してあの道には呼ばれてるのかね~」とのんきにいっていたのです。
でも最近。
母の体験を聞いてから、私は私で度々夢に似たような女性が現れるようになりました。
お母さんのせいよ~なんて冗談混じりに笑い飛ばしてますが内心怖くてたまりません。
単に親子で気にしすぎた為に度々私の夢に現れるのでしょうか?
夢の話をすると確かに両親が遭遇した女性と特徴が酷似していて、それがまた母の恐怖心を掻き立てているようです。
夢の内容は割愛しますがもう一度通って運が良ければまた女性に遭遇でき、確かめられるかも!という勇気はもちろんなく…
あまり怖くはないと思いますがつい数日前に私たち?が体験した実話です
293:2013/05/15(水) 21:18:21.72 ID:
高校時代の話。
夏の体育の授業でグラウンド走らされて、
(授業2時間続きの間の)休み時間中友達と一緒へばってたら、
グラウンドから使われてないはずの教室に誰かがいたのが見えた。
ブレザータイプのうちの高校の制服とは明らかに違うセーラー服。
誰だあれ?と思って友人二人(A、Bとします)に話振ると二人も
「何あの子なんであんな所に一人で居るの?」と不思議そうに言う。
なんだろーと暇なので話してたら、
友人Aがセーラーの子を指さして話しはじめた。
すると友人Bが「ちょっとよしなよ。こっち見てるじゃん!」と慌てながらAを制止する。
友人A「はっ?見られないって、あの人後ろ向いてるし」
友人B「後ろ??さっきからずっとこっち見てるじゃん」
私「…最初から横向きのままじゃない?」
どうやら3人とも違う角度のセーラー服の子を見ていたらしい。
友人Aは後ろ姿、友人Bは真正面、私は顔も体も横向いてる姿を見ていた。
でも服装と髪型と雰囲気から同一人物だとわかった、
てか向きに気付くまで話に食い違いがなかった。
教師に言うか迷ったけどその後すぐにチャイムがなり、
また走らされることになり気付いたらセーラー服の子は消えていた。
なんだったのかいまだにわからん。
295:2013/05/18(土) 23:55:33.05 ID:
えーとうちの田舎の話なんですけど(私は上京もんです)

高校の時、パソを教えるためだけに学校の外から男の人がきてて
結構面白い人だったので仲良くなって放課後何人かでパソコン室で話をしていたんです。
サーフィンをやってる~とその人は言っていて、最近海に鮫が出ていたので、危ないよ~と皆で忠告しました。
その数日後、その時雑談した何人かとチャリで海沿いを走っていると先生がサーフィンをしていました。
皆で浜辺に下りて、オーイ!オーイ!と手を振ったりして

先生はプカプカ浮きながら手を振り返してくれたりしていたのですが
波で見え隠れしていた先生がチャプッと沈みました。
潜っちゃった~と笑っていたのですが、次の瞬間先生は水面に顔を出し
物凄い勢いで真横にザーッと動きました。

????

意味がわからずボーッとしていると先生の周りの水面が段々赤くなっていき…
砂浜にいるみんなの空気が一つの考えにまとまっていくのが見えるように感じとれました。
そこからはもう悲鳴と絶叫と泣き声と訳がわからなくなり
気がつくと先生の仲間が先生を助けに行っていました。
砂浜に上げられた先生の体からは喰いちぎられた跡があるのに全然血が出ていませんでした。
297:2013/05/19(日) 13:49:20.85 ID:
>>295 血が出すぎて出血しなくなってたのかな…先生生きてたんだろうか。
302:2013/05/20(月) 16:14:07.00 ID:
午前2時ぐらいに起きた出来事なんだが、
朝も早いしそろそろ寝ようと思ってベッドに潜り込んだんだ。

で、眠れずに目を閉じてボーッとしてると、
部屋の中で歩くスピードぐらいの足音が聞こえてきたわけ。

家族の誰かがこんな時間に部屋に入ってくる訳がないし、
第一、ドアの開く音とかもしなかった。

そんなことを考えたりするとメチャクチャ怖くなったが、勇気を出して目を開いたんだ。
そこにはなにもいなかったが、
その直後、足音が急に乱暴に走ってる感じに変わった。
303:2013/05/20(月) 16:16:11.12 ID:
なんだよこれヤベェ!って思って動こうとしたら動けない。
眼球さえ動かせなかったし、声も出なかった。人生初の金縛り。
脳の一部が眠ってるだけなんだ!って思いこんでも怖いものは怖い。

しばらく(体感時間は3分ぐらい)すると足音は止んで、体も動くようになった。
その途端に恐怖で「んあぁぁー」みたいな低いこもった感じの声が出た。我ながら気持ち悪かった。

っていう今日体験した人生初の怖かった出来事。
305:2013/05/20(月) 20:27:25.12 ID:
金縛りで思い出したんだが、俺の嫁は若い頃よく金縛りにあってたらしいんだ。でも一時期なもので、結婚してからは余程疲れてる時にしかならないそうで。
ところが先日、夜中に嫁の方から「…うぅ…うぅ」と絞り出すような唸り声が聞こえてきて、何じゃこいつ?キモっ!と思いつつ観察していたら、体はピンと硬直していて目は半開き、鼻だけピクピク動いてたわw
キモいから嫁無視してそのまま寝て、翌朝「お前あれ何?」って聞いたらやっぱり金縛りだったと。
「気づいてたんなら助けろよ!!」とその日1日口聞いてくれなかったわw
だってさ、怖かったもん
306:2013/05/21(火) 02:58:11.97 ID:
>>305 当人たちにしてみたらその時必死だったんだろうけど、光景を思い浮かべると笑える。
307:2013/05/21(火) 15:12:56.61 ID:
302 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/30(土) 19:24:18.08 ID:uK1Avjmq0
幽霊を信じていなかった俺様が信じざるを得ない体験談。

俺の家にはオーブっちゅうもんがひっきりなしに
飛ぶんだ。ある日を境にめっぽう増えた。
ある日っちゅうのは心霊スポット巡りをするようになってから。

お持ち帰りしてるのかねぇ?でも霊なんて信じていなかったから
目の前をハエみたいにすごいスピードで横切るオーブを見ても
ヘラヘラしていた。 どうせ埃だろってさ。

ある夜 いつものように目の前を何回もオーブが横切るんで
独り言で「おお、早い早い そんなすぐ視界から通り過ぎるようじゃ
全然 ダメだな おお、また早い早い・・・目視できんじゃん。
なんでそう魂ってのは早いのかねwww 目視できるスピードで
出て来てくれる?」とつぶやいていた。 横切るたびに。

続く
308:2013/05/21(火) 15:13:15.59 ID:
303 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/30(土) 19:30:42.44 ID:uK1Avjmq0
そんで何度か横切るオーブを見た後 こんな事をつぶやいたわけだ。
「よーし、今から言う事を実行してくれたら幽霊の存在を
信じてやるぞ。リクエストに応じてくれよ。でなかったらお前は
オーブじゃ無くてただの埃ねwwwwまずゆっくりと登場してくれ。
そうだな~鈍亀ぐらいのスピードだ。 その状態で横切ってくれ

ノロ~っとね 出来るならね 無理しなくていいよ?埃だもんね」

そしたらなんと視界を非常にゆっくりと横切る大きい透明な○が
現れた。一瞬 ビビッたんだけどリクエストに応じてくれてありがと
と言った直後 パッて手で掴んでやった。 まあ掴むのは当然だよね。
掴めるスピードだったもん。 そしたら全身 ビーンッと電気が走った
感覚になり鳥肌がぞわぞわとたった 全身だよ全身。

続く
309:2013/05/21(火) 15:13:48.60 ID:
304 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/30(土) 19:37:17.74 ID:uK1Avjmq0
「ああああああ~」とうめいて倒れこんじゃった。
全身がガクガク震えて掴んだ方の手は震えが激しくて。

ビーンッが続いてるんだ。鳥肌も立ちっぱなし。
そうしたら宙から「アハハハハハハハ」という声が響いてきて。

電気 つけっぱなしだぜ? 震えでたてないの。
「ああああああ」とまだ声が出る。その後 30分ぐらい
震えてたかな。 魂掴むとああなるんだな。

この一件以来 俺は霊の存在を信じるようになった。
だって自分の頼んだ事を受け入れたって事だから。
「幽霊の存在を信じさせたいならこの行動をとってくれ」に
見事 答えたんだよ。 ちゃんとこちらの言う事を理解してる
霊 つまり本物だ・・・・。 あれはもう信じるしかなかった。

今でも思い出すと掴んだ方の手が震える。


305 本当にあった怖い名無し sage 2013/03/30(土) 19:40:34.88 ID:uK1Avjmq0
魂を掴んでしまった体験談だけど他にもいるのかね?
ゆっくり出て来たら=掴んでやる この思考は単純すぎたかな?

たぶん霊魂の方もこちらの魂胆 丸わかりだったと思う。
掴まれるだろうなって確信してたね。
311:2013/05/21(火) 15:21:28.34 ID:
624 名無しさん@HOME sage 2013/04/02(火) 17:11:49.13 0
流れ切ります。
後味が悪い上にオカ板向けかも知れませんが、書き捨てさせてください。(怖い話ではありませんが気持ち悪いです)
私は匂いに敏感すぎる人間で、ただ単に異臭云々ではなく病気にかかった人の匂いがわかる。
小さいとこではかぜ・水虫など、大きいものだと鬱・ガン・初期糖尿病・大腸炎・血栓・心筋梗塞寸前・脳梗塞直後の人なんかを判別したことがある。(大勢と接する仕事です)
そこに臭気があるというより、雰囲気が匂いの感覚として伝わると言ったほうがいいかもしれない。
自分が言うのを躊躇ったために亡くなってしまった人(知らない方)がいて以来、自分がちょっと変わった人だと思われても言うようにしている。
あと病気ではないが、嘘つきや流産・過去に中絶した人の匂いもわかる。
5年前に義弟嫁になったAは近所に住んでてとても仲がよく、子どもたちも仲良しで楽しくすごしてた。
そんなAから一昨年くらいから急にガンの匂いがし始めた。でもA自身からでているわけではなく、義弟以外の誰かの匂いだった。
義弟嫁は仕事をしてなくて外にでることもないから、私の匂いに敏感な時期も子どもを産んでからまちまちだったので、大丈夫だろうと気にとめないでいた。
それからしばらくして私の子どもが「A子ちゃん臭い!!臭い!!臭い!!」と叫ぶようになった。
私子があまりに言うものだからA子は泣き出してAもかなり怒ってしまい私たちとは遊ばなくなってしまった。
私は自分が感じていた匂いがA子からではないかと思って、旦那経由で義弟にA子はガンじゃないかと話してもらったら義弟も激怒。
もともと私の話に眉唾だったウトメからも叱られて義弟家は引っ越して隣市に行き、番号も変えられ完全に絶縁されてしまった。
結論からいうとA子は小児ガンになって亡くなってしまった。
旦那だけが告別式に呼ばれたけど、Aがみるに耐えられないくらいやつれていたらしい。私のことを恨んでいるのが旦那の匂いから伝わった。
なんとなく私子は空気を察してしまって夜泣きとおねしょが止まらなくなった。
今はあなたは悪くないと言い聞かせるしかないけど、亡くなったA子も私子も気の毒で後悔しかない。
吐き出したくて堪らなくて来てしまいました。スレ違いすいません。
312:2013/05/21(火) 18:16:59.05 ID:
今日、友人から聞いた実話?らしき話。文才ないから読みにくいと思う
学生時代に、英語の教師から聞いた話らしい
英語の教師の友人に、大学生の息子がいる男性がいた
その男性の息子は、サッカーをずっとやっていて、大学でもサッカーを続けていたそうだ(息子は親と離れて暮らしてみたい)
ある日、息子から男性に電話が来た。内容は、サッカーを辛いからやめたいとうものだった
男性は、ずっと続けてきたんだから最後までがんばって続ければいいと言い、最後にそれでも辛いなら止めればいいと言おうとしたら電話が切れたそうだ
それから少し経ち、息子はサッカーの練習中でランニングをしているときに、転び車にひかれて死んだそうだ
男性は、電話の時にやめればいいと言えなかったのを後悔した
その後、息子が所属していたサッカークラブで息子の送別会をしたらしい(男性と母親が同席していたかは聞いていない)
その送別会の途中、急に誰かがこんなことをいったらしい
「おい、窓のところに目玉ないか?」
その言葉に、反応した何人かが窓を見ると、実際に窓の外に目玉があったらしい

普通なら、ここから誰かが事故にあったみたいな展開になるんだけど、先に言っておくとそんな展開は一切ない
まぁ、続きはあるんだけどさ…

送別会は、目玉が現れただけで、何事もなく終わった
で、送別会に出た何人かがその話を知人にしたそうだ。すると、その知人たちの何人かが数日後こう言ったそうだ
「なぁ、俺(私)も眼玉見たんだけど…」
話を聞いた男性は、英語の教師にその話をしたそうだ
ある日、英語の教師は当時受け持っていたクラス(俺の友人のクラスではない)で、この話をしたそうだ
生徒たちには、この話はあまり評判は良くなかったらしい(まぁ、あんまり怖くないし…)
その日の放課後、一人の女子生徒が英語の教師にこういったそうだ
「先生、私眼玉見たんですけど…」

「ていう、話」
「…おい、ちょっと待て」
「何?」
「お前が俺に話ししたから、俺も目玉見るかもしれねえじゃねえか!」
ちなみに、この話をしても、もう眼玉を見るやつはいなくなったから、大丈夫だと教師は言ったらしい。ほんとかな…
こんな現象なんて言いますか?
322:2013/05/23(木) 23:57:17.24 ID:
昔聞いた話です。合わせ鏡の悪魔の派生かな。

悪魔を召喚する方法

必要物
・鏡2枚 ・ロウソク1本 ・蓋のある瓶
合わせ鏡を作り、鏡の間に火のついたロウソクをたてる。
深夜0時にその間を悪魔がひょいと横切るので、そこを瓶で捕まえる。

この方法で本当に悪魔を捕まえたという奥さんがいたが、
だんだん悪魔を針で突いたりライターで炙ったりといじめるようになってしまって
悪魔が弱って死ぬ頃には奥さんもすっかり気が狂っていたらしい・・・。
331:2013/05/25(土) 09:05:08.49 ID:
>>322 それ稲川淳二の漫画で読んだ
悪魔を苛めてるつもりが実際は自分を痛めつけてたって話でしょ
325:2013/05/24(金) 22:32:04.46 ID:
入院中、1週間くらい意識ない時の事です
真夜中に点滴交換にきた看護婦が、病室のカーテンが揺らいでベッドに自分がいないのをおかしいと思い
ベランダを見たらあと一歩で飛び降りるところだったらしい
自分で点滴を外してあちこち体をぶつけながらベランダに出たので体中血だらけで

その後はベッドに戻され手枷足枷させられて縛られていたせいか、白目むいて飛び起きようと暴れ叫び続けていたという
見舞いに来た姉はエクソシストみたいで怖くて病室に入れなかったと
母は変わり果てた息子を見て、泣きながら医者に「この子このままこんな風に・・・」と心配したらしい

意識が戻ってからも体は縛られたままの真夜中のある日
ふと目が覚めると窓側に人影があった
冷蔵庫のない病院だったので、親が窓際のテーブルに飲み物を置いていてくれたんだけれど
そのペットボトルを両脇に抱えて女の子らしき子が窓から出ようとしてた
とっさに「何?どうしたの?」と話しかけても出ようとした姿のまま止まってる
カーテンで顔だけ隠れてたんだけれど、髪の襟足の部分だけみえた
今には珍しいおかっぱ頭だった ちびまるこちゃんみたいな
その時は怖いとか以前になんでいるのか不思議で
きっと喉が渇いてるんだろうと思ったので「持っていてもいいよ」と言った
それでも女の子はとまったまま
そこへ夜中の点滴交換でちょうど看護婦がやってきた
あそこに女の子がいるんだけどって言うと看護婦は「いないわよぉ~」と笑いながら言う
ええ?と思って窓際を見るといなくなってた
そこで初めて恐怖を感じて、縛られた体のまま暴れてしまった
普段はいたって精神的にも普通なのに、こんな自分になった事がとても恐怖だった
そんな猛暑な夏の入院生活の出来事
後に霊感に詳しい人にいうと、顔が見えなくて良かったとの事。
心のそこから喉が渇いてるように思えて仕方なかった
ちなみに意識がない時に夢の中で、あっちにいけばめちゃくちゃ楽になれるていうのを見てた
それが飛び降りようとしてた時と重なるならやっぱり死ぬときは花畑みたいのがあるんだろうと実感した
でも自分の時は花じゃなくて、真っ暗な湖みたいだったんだけど・・・・・・・・まさか・・・・・・・・TT
日ごろの行いで変わると信じて生きてます。
329:2013/05/25(土) 08:35:32.32 ID:
私の祖父には片腕が無かった。
戦場で、バランスがおかしいと思い見るといつの間にか取れてしまっていたそうだ。
極限状態の人間は、体が切断されてしまったことにも気づかないらしい。
また、知人の祖父は戦場で白いヘビを見つけ、あっけにとられていた所すぐ側を銃弾がかすめていったという。
345:2013/05/26(日) 16:52:48.23 ID:
>>329 君の祖父に従軍慰安婦について聞いてくれよ
この問題に対してなぜか誰も当時を知る人に話聞くことはしないんだよな
337:2013/05/25(土) 17:37:07.60 ID:
レベル低いので分けますwww

地元は海の前の漁師町(太平洋側)の話

ここ数年は少なくなったが幼少から海女さんの真似事をしながらアワビやサザエなんかを取ったり、釣りをするのが子供の遊びだったんだ
朝に堤防まで行くとまず旗をチェックする(赤旗が立ってると漁禁止)もちろん放送も入るから誰もが暗黙の了解で守り、事故もなく安全に過ごしていた。
338:2013/05/25(土) 17:39:56.15 ID:
大型連休になるとまれに他所から海に泳ぎにくる人がいてだいたい家族連れ、しかも海水浴場ではないので何もない為多くても3.4組の家族。その日も赤旗が出ていたが他所からくれば知るはずもない目印
そんな中家族連れの子供(小学生の男の子2人)が陸から25mほどの距離のテトラポットの付近を浮き輪で泳いでいたんだ、しかし太平洋側ってのは基本的に波が高いし赤旗も出てるからさらに高くなっていく
波は何回かに一回大きな波がくるのだが弟が飲まれてしまいテトラポットに足が挟まり浮き輪は風で飛ばされてしまった。
339:2013/05/25(土) 17:41:57.50 ID:
顔がかろうじてでるくらいでお兄さんは自分の浮き輪に弟を捕まらせて何とか必死に励ましたが海水を飲んでしまい父親が助けにくる頃には弟は意識をなくしそのままなくなってしまった。

陸に上がってからお兄さんの方は両親に「白い手が弟君の足を掴んでいた!!」と何回も訴えていた
起こった事を要約すれば波に足をさらわれ運悪くテトラポット挟まってしまったとなるのだか
340:2013/05/25(土) 17:44:00.68 ID:
実は白い手は素潜りをしているときに見たことがあるのだ一瞬ではなく友達に確認し何回も皆見ている、ワカメや鱧とならんで海底から何本も生えていたのだ。
今思えば海にいく時は海を祀る神様によってから行っていた為なのか見かけても害はなかったので危険なものという認識はなかった
改めて思い返すとローカルルールというのも理由あっての事だったと思うし、みなさんも出かける時に地元の人と話す機会があればローカルルールは出来るだけ守る方が賢明だと思います。

子供のなくなった場所の堤防沿いには今も地元の人々によって献花されている。
342:2013/05/25(土) 18:53:48.96 ID:
地元の人は皆よく見てて、別に危険なものとは思ってなかった
というのが面白いね。
359:2013/05/28(火) 22:13:15.06 ID:
学生時代、マクドでバイトしてた時に店長から聞いた話。

店長が友達と連れ立って海へドライブしに行った時。
ふと通りがかった砂浜がとても綺麗だったので、そこの青い海で泳いでいたそうです。
すると泳ぎはじめて5分もしないうちに血相を変えたおっさんが登場。
「何やってるんだ!!早く出ろ!!」と怒られ早々に退散したのですが、
その場所は近くに建物など何も無い場所。もちろん民家もない。
おっさんはどこから俺たちを見ていたんだ??wと不思議に思いつつ
帰途についた店長の目に付いた一枚の看板。

「ここの海には入らないで下さい 

  

  日 本 原 燃 」
360:2013/05/28(火) 23:37:31.64 ID:
>>359 「日本原燃」でググって一番上見たら真実が分かった
と同時にうへぇってなった((((;゚Д゚)))))))
その後の店長らは大丈夫なん??
364:2013/05/29(水) 14:28:42.66 ID:
書かせてもらうわ。

何カ月か前に、とあるまとめサイトで怖い話を読んだ。
その日の夜、寝てたら目が覚めた。頭はぼーっとしてたんだけどなんとなく昼間読んだ怖い話を思い出してた。今思えばなんでこんなことしてたのか分かんないんだけど。

それでその中でも特に自分が怖いと思った話を、なるべく文章をそのまま思い出すようにしながら考えてた。

そしたら突然、金縛りみたいな状態に陥った。金縛りってよく分かんないけど、この時の状態は、体が動かない、頭が重い、半分寝てるようで起きてるような感じ。そんでこれが一番怖かったんだけど、なんか体がガタガタ揺さぶられてた。

体が小刻みに揺れて、感覚的には体の中の血液が強く振動してるみたいなふうだった。

長いから一端切る。
365:2013/05/29(水) 14:45:04.09 ID:
続き。

ただこれが現実だったのか夢でのことだったのか、朝起きたらよく分かんなくなった。その体験した時間にちょうど地震があったみたいで、それのせいかなーなんて思ってこの時は気にしなかった。


で、これだけだったらまぁ全然気にしないんだけど。

この夢か現実か分からないナゾの振動を何回か経験してて、ちょっと変だなって思ってる。

そんだけなんだけど、個人的にはこの先なにかよからぬことがあったらどうしようかとちょっと不安に思ってる。
371:2013/05/29(水) 21:23:51.69 ID:
又聞きの話だけど

ある日夜中にテスト勉強してたんだが表の道でやってる工事の音がうるさい
夜通しやんのかよと思ってたら急に工事の人達が騒いでるみたいな声が聞こえてきた
なんか事故でもあったかと思ってカーテン開けて外見たら
窓の正面から見える山の中腹あたりに白っぽく人の顔が七つ浮かんでるんだよ
子供や若い女や老人、おっさんと老若男女バラバラに七人
あまりの恐怖に一瞬固まってたが我に帰ってカーテン閉めて布団に潜り込んで震えてた。

次の朝親や学校の友人らに話したが当然信じる奴など一人もいない
だがあまりにホラ吹き扱いされるので俺はついに切れた
俺「工事の人達も見ていた筈だ。今から電話して昨日いた人をだしてもらう!」
と、家に帰り電話帳で会社の番号調べてかけてみた。友人らも親もその場に一緒
工事会社の人「うちはそんな夜中には工事はしませんよ」

ちなみに親も夜中までうるさい道路工事の音を確かに聞いていた
その場にいた全員の背筋が凍った


って話を小学校の時担任から聞いた。担任はその友人の一人だったそうな
正直怖いというより訳がわからない。オカ板にでも持ってったら考察とかしてもらえる?
373:2013/05/29(水) 23:33:37.56 ID:
私は所謂「見える人」だ。そうは言っても「見える」「会話する」以外に特別な何かはできないが。

私が初めて幽霊とちゃんと喋った、小学校6年生ころの話。
大抵の学校にはあろうかと思う。学校の七不思議。
うちの学校に怪談が七つもあるのか私は知らなかったが。
私が知る話は2つ。体育館の脇にあるトイレで出るという 赤いちゃんちゃんこ
もう1つは通学路にある地下道に現れる テケテケテだ。
この2つが全国的かどうかわからないので、軽く説明するが 赤いちゃんちゃんこ とはトイレの個室で用を足していると、どこからともなく声がする。赤いちゃんちゃんこいらんかね?いると答えるまで執拗に問うてくる。
観念して「いる」と答えれば血達磨にされるという恐ろしい話である。
テケテケ。上半身しかない人型のお化けで、手で走って追いかけてくる。捕まれば自分がテケテケにされる。下半身をもがれるわけだ。
どちらもピュアな学童を恐怖に貶めるには十分な話だった。
374:2013/05/29(水) 23:35:29.99 ID:
いつからだったかテケテケが出たという話が広まりだし、それは僅か数ヶ月で学校中を席巻してコミュニティーは騒然となった。
足に自信のある者はこぞって捲いてやると息巻いた。私も逃げ切れる自信があった。
誰よりも早く自信を確信に変えたくて、下校時はいつも件の地下道を通るようにしていた。
そんな私の後ろをYはいつも怯えて歩く。

息が白く、空が澄むようになってしばらく。地下道の蛍光灯に蜘蛛の空き家が並ぶ季節。
相変わらず地下道を行く私たちの耳に何かを引き摺るような音が届いた。
車の音がやんでいる。町の喧騒がどこかへ消え、静寂が耳に痛い。不思議な感覚だった。が、恐怖心は無い。
Yは落ち着かない表情で、見るともなく辺りをキョロキョロ伺っている。
ずずっと音のする方を探る。どこだろうか。上だ。天井と壁の境にそいつは居た。胸くそが悪くなる。
「テケテケ」は確かに上半身だけのお化けだ。へその辺りから下が無い。無いが、下半身のあった痕跡は有る。
現代風のTシャツはボロボロで、身体から赤黒い線状のものが数本ぶらぶらとだらしなく垂れている。
すぐにでも吐いてしまいそうだった。Yの口からは美しい放物線を描き給食と思われるモノが噴き出していた。
私以外にも見えているのかと少し驚いて考える。
逃げるか。ここまでの動きを見る限り追いつかれるとは思えない。
しかしここには、もはや立つ事すらままならないYが居る。しゃがれた声が聞こえた。
誰かの名前を呼んでいる。聞いた事の無い名だった。
テケテケは潰れた目でこちらをじっと見つめ、誰のものかわからない名を呟いている。
私は私たちの名を告げ、そんな者は知らないと答えた。
Yはアホ面を私に向ける。
2年生の女の子だ
震える声で私にそう伝えたYが私の袖を掴み走り出した。勢いにまけて、重心が後ろに崩れ、何とかバランスをとろうと足を踏み出す。そのままYに連れられ地下道から走り出てしまった。
私たちが地下道から出る刹那、彼女はしゃがれた声で再び名前を呼んでいた。
375:2013/05/29(水) 23:36:31.58 ID:
地下道の上には幹線道路が通っていて、近くの横断歩道で事故があった事は学校中の誰もが知っている。
Yによると2年生の女の子がその被害者らしい。
女の子は転校してしまったが、元気でやっていると担任の先生が教えてくれた。母親はどうしたか私が聞くと困ったような顔をしてから元気だよと大人の嘘をついた。
確信を得た私は、Yを連れて地下道へ行き彼女の出現を待った。我が子を探すテケテケに、その子は無事だと伝えたかった。小学生なりの正義感だったのだろう。
ひっきりなしに走り去る車の音が煩い。日が沈み、月の時間。星空が高く冬の静寂が時折顔を出す。
ランドセルが押された。Yが帰ろうと呟く。去り際、地下道全体に向かってあの子は無事だと叫んだ。
しんとした音が応えるだけだった。
383:2013/05/30(木) 18:27:45.95 ID:

個人的にはこの話けっこう怖い。
ダニの病気もあったし、まだまだ知らない寄生虫がいるんだなと。
385:2013/05/31(金) 01:19:33.70 ID:
まとめサイトを見まして、姉妹スレ?本スレ?の方を知りましたが、
内容的には私自身の体験談では無く、また内容も些細な事で
すので、こちらに書き込み致します。

話としては至って単純な話で、職場で聞いた話、というよりも耳に
した話ないしは聞こえた話。といった方が適格かもしれません。

私の仕事は、玩具やゲームといった物を取り扱う仕事で、もっぱら
フロアに出て商品陳列を行い、毎週のように入荷する様々な新商
品を、フロア内に展開しております。

その為、日々多くの御来店されたお客様のご案内を行いますが、
その、話、というのは、ご案内の際では無く、単に商品を展開して
いる最中に、偶然その場にいた親子連れ同士の会話でした。
386:2013/05/31(金) 01:28:22.93 ID:
>>385の続き)

内容としては、本当に単純で、一人の母親の一言

「娘が日ごろよく言うんだけど、うちのメルちゃん(女児玩具・人形)
が、夜中になると勝手に動き出したり、喋ったり、顔が動くっていう
んだよねぇ~」

というもの。
前置きの割に簡単なもんで、実際に、お客様同士は笑い話でケラ
ケラ笑っていましたが、その話を聞いた瞬間、作業をやめてパッと子
供の方を見たら、まだ幼稚園くらいの可愛い女の子で、とても心霊
とかその手に対して気の利いたコトを親に言えるような感じでは無く、
それがまた非常にゾクっとさせました。

話としては以上です。
実も無ければ前置きばっかり長い話ですが、正直な所、その手を扱
う身としては、フロア内やビル内において色々と他にもあったり、フロア
に限定しても視線を感じたりというのがあるので、気が気がじゃない。

他にも、自室や職場、これまでの話も含めれば些細な事を多々あっ
たりしますが、機会があればまたお話します。

それでは長文失礼致しました。
389:2013/05/31(金) 12:06:55.39 ID:
京都市怨魔血ダルマ寺の祟り。ダルマの呪いで呪われつづけた一家。
七歳で→七転び、
軽傷が七人で→七転び、
運転手の無茶な暴走で八人だけが辛うじて助かった、→八起き。
七転び八起き。七転八倒。
円町→円は転がる。
ダルマ→ころがる。
七回こけて、八回目に助かる?ご利益?
ダルマの祟りは怖い。
ダルマに祟られた家は、何度も何度もこかされる。起き上がりこぼしのように。マジで。この運転手の兄も以前ダルマ寺の内弟子で、単車事故で横転死亡。
393:2013/06/04(火) 01:08:26.57 ID:
『虫の知らせ』ってよく言うじゃないですか。
アレって本当にあるっていう事を、昔体験したので、怖いかは分からんけど書き込みます。
まだ私が小さかった頃、弟が生まれる前の話なんですが、実は弟の前にも一人、生まれてきていれば私の弟になるはずだった子が一人いたんです。

うちは家の水槽で鯉を5,6匹飼っていたんですが、その鯉がとある時に突然、(昨日まで何ともなかったのに)朝起きたら皆死んでいるんです。
母と二人で驚いていたんですが、更に驚いたのはその後の事です。
母のお腹にいる赤ちゃんが『死んでいる』と聞きました。
当時は幼かったのでそれ程怖くはなかったのですが、今になって思い返して見ると、やっぱり『虫の知らせ』というヤツだったのではないかと、いつも思います。

長文すいませんでした。
395:2013/06/04(火) 07:56:13.27 ID:
>>393 ちょいと不気味だね
鯉が死んだ直後なのかな?
396:2013/06/04(火) 16:31:53.73 ID:
★チラシの裏@オカルト板12枚目★からコピペ



216 01 sage New! 2013/05/31(金) 21:21:03.71 ID:7ryFN619P
全然怖くないし、どこに書き込むのがいいかわからないので、こちらで。

 十年ほど前、美術系の大学に入学したての頃の話。
 キャンパスが片田舎なので、同じ学科の仲良し3人で一軒家を借りることになった。
 大学近所の不動産屋の紹介で、一軒家といっても、40年程前にご隠居用に建てた小さな平屋の3LDK。
 ご隠居が亡くなってから15年経ち、俺らが使ったあとは壊す予定なのでボロボロにしてもOK。
 周囲は畑と雑木林に囲まれた野中の一軒家なので、真夜中に金属加工のためのトンカチを振るってもOK。
 礼金敷金無しだったが、たったひとつ出された条件は4年契約一括払い…月1.5万円×48回で72万円。
 3人の親の了承を取り付け、なけなしの金をかき集め、入居したのはゴールデンウィーク真っ只中。
 一緒に住んでた面子は…
 私(A)…東京生まれの東京育ち。お菊人形みたいな五頭身地味顔チビ。(´・ω・`)
 B…インド女優顔の長身スリム美女だが、茨城県出身で微妙に訛ってる。そのせいでよく外人と思われがちw
 C…黒髪長髪色白の和風美人。ただし、一番ブッ飛んでいて、大型バイクを乗り回してハードロックが大好き。
413:2013/06/04(火) 18:16:33.16 ID:
>>396 面白かった!お兄さんカコイイ!
霊とモノノケかーいろいろ居るんだね日本は。
397:2013/06/04(火) 16:32:15.52 ID:
217 02 sage New! 2013/05/31(金) 21:22:22.27 ID:7ryFN619P
 一番最初に異変を感じたのはCちゃん。
 持ち込んだバイク(GSX-R750とかいうやつ)を納屋で整備していたら、屋根の梁から音がする。
 「鼠? 猫?」と顔を上げると、能面のような白い顔の女が梁の上を行ったり来たり…
 「うわああ!」と大声を出して腰を抜かしていたら、いつの間にか消えたという…
 私とBが大声に気付いて駆けつけると、納屋の土間で尻餅をついたまま、呆然としているCを抱えて家に戻る。
 「タヌキじゃないの?」「ハクビシンじゃないの?」と言うが、Cは絶対に違うという。
 「思い返してみれば、あれは深井か増女の面だと思う。高校の頃に能面の模写をしたこちがあるから間違いない」と。

 第二の遭遇者はBちゃん。
 夜22時頃、課題で使う工芸用粘土数kgを自転車でえっちらおっちら持って帰ってくると…
 玄関先に男が屹立している。服装もなんだか古臭く、軍服のような感じ。
 (ご近所さんかな?)と思って、「なにか御用でしょうか?」と声をかけると、ゆっくりと男が振り向く。
 男の顔は、目鼻口の部分だけが真っ黒い穴のようになっている。
 Bが「うひゃあ!」と驚いて自転車ごと倒れてしまうと、男もビクッとして雲散霧消…
 自転車が派手に倒れるガシャーンという音を聞きつけ、私とCが「どうしたの?」と駆けつけると、
 Bちゃんが顔面蒼白で「玄関先に男がいた…」と、散らばった粘土パックをかき集めていた。
 その後、Cちゃんがネットに接続している調べたところ、「これだ!」と。
 大日本帝国陸軍の南方の作業服みたいなものだった…
398:2013/06/04(火) 16:32:40.05 ID:
218 03 sage New! 2013/05/31(金) 21:24:54.72 ID:7ryFN619P
 Cの件から3日と経たずにBの件、私だけ何も見てなかったのだが、ついに…
 23時頃、BCのあとに風呂に入っていると、風呂の外から話し声が聞こえてくる。
 BCの二人で涼んでるのかなあ、と思っていて、何の気なしに聞き耳を立てると…
 声はBCのものではなく、老婆というか中年女というか、もっと歳のいった女の嗄れ声。
 しかも、会話というより歌? 横溝正史の映画で婆さんが歌ってたような…
 零感だと自負してた私は、近所の婆さんがかな、と「どちら様ですか?」と湯船から声をかけたら、
 突如、「ウヒャヒャヒャヒャ!」と高笑いの声になった。
 驚いて慌てた私が湯船から出ようとしたら、焦って滑って転んでドンガラガッシャーン!
 その音でBとCが駆けつけてきたが、私は「声が、声が、外から声が…」としか説明できない。
 Cがバイク整備用のスパナを片手に、風呂に面した外に出たが誰もいない。
 その夜、三人で会議…
C「格安だったのは、こういうことだったのか?」
B「だけど、4年分の家賃前払いしちゃったしなあ」
私「それも計画のうちか。参ったね、これは」
 とりあえず、変なものは見るけど、特に害はない。これからは変なものを見ても気にしないように、が結論。
399:2013/06/04(火) 16:33:10.03 ID:
219 04 sage New! 2013/05/31(金) 21:28:08.51 ID:7ryFN619P
 5月の終わり頃、同じ学科の友人たちが女三人ぐらしのうちに泊まりで遊びに来たいと言い出した。
 野中の一軒家で、深夜にハードロックをガンガンかけても文句を言われない環境を見てみたい、と。
 食料と酒は持ち寄りならいいよーとなって、男2人(ドライバー)、女4人が車2台で遊びに来た。
 色々ありすぎだったので、箇条書きにすると…
 ・クルマのトランクから荷物を運び込んでる最中、屋根の上にしがみつく白い着物の女を目撃する訪問客2人
 ・夜は庭でBBQしたのだが、BBQの最中、雑木林からこちらを伺う男(多分、兵隊)を目撃する訪問客2人
 ・訪問客のうち女子4人は私とBCの部屋に寝て、男子は居間で雑魚寝。明け方に男子を覗きこむ老婆の霊…
 次の日、無口になった訪問客たちは朝食もそこそこに逃げるように帰った…
 次の週から、キャンパスに飛び交うのは、私達3人がお化け屋敷に住んでいるという噂…
 Bは、宗教系のサークルに勧誘に遭って参っていたw
400:2013/06/04(火) 16:33:57.58 ID:
220 05 sage New! 2013/05/31(金) 21:30:15.92 ID:7ryFN619P
 梅雨に入ると、BとCが悪夢を見るようになった。
 大男が出てきて、「出て行け!」と叫びながら追いかけてくる夢とか、
 老人5人ほどに囲まれ、「なんで、おまえらがいるんだ」と説教される夢とか。
 Cちゃんは、守り刀の代わりにバイク整備用のロングドライバーを枕元に置いて寝るようなり、
 Bちゃんは、「怖い怖い」と私の部屋で一緒に寝るようになり…
 これはやっぱり問題なんじゃないか、ということで、各々の家族に相談することになった。
 Bの家族が懇意にしてるという地元の神様さん(霊能者?)に遠隔で視てもらうと、
 「その土地は、江戸時代、処刑場で云々…」(そんなことはない。二百年以上前から○○家の田畑)
 Cの家族は「弱気だからつけこまれるんだ!」と、なぜか、リポビタンDをケースで送ってきたw
 で、私が地元で内科医院をやってる父に(どうせ、馬鹿にされるんだろうな)と電話で相談してみると、
 意外なことに、父はバカにせず、全てを聞き届けた上で、こう言った。
「…その件は、兄さんに相談しろ。父さんにはよくわからない世界だから」
401:2013/06/04(火) 16:35:04.20 ID:
221 06 sage New! 2013/05/31(金) 21:32:56.58 ID:7ryFN619P
 私には、兄がいる。
 兄と私は異母兄妹で、前妻の子が兄、前妻が亡くなってやってきた後妻の子が私。
 6歳上の兄は中学卒業とともに、前妻さんの実家に跡継ぎとして養子に出され、
 以来、4年に1回ぐらいしか会わない。(私の誕生日祝い等のお祝いは律儀に贈ってくれる関係)
 なんで、兄なの?と。又聞きだけど、兄は大学卒業後、前妻の家業である小さな商社の跡を継いでるはず。
 父は「いいから、詳しいことは兄さんに聞け。そういうのは俺は全然わからないけど、あいつは詳しい」と。

 兄に今までのことをメールすると、一度、現地を見てみようということになったのが、梅雨の終わり頃。
 梅雨明け宣言ほぼ同時に、兄がバイクでやってきてくれた。
 ちなみに、兄の見た目は竹内力とかホタテマンみたいな感じ。それがバイクで来るから、かなり怪しいw
 敷地内にバイクで乗り込んできたと同時に、兄は「いやあ、こんなところによく住めるな」と大笑い。
 どういう意味かと問うと、「ここは近所のモノノケの吹き溜まりになってるんだよ」と。
 兄の説明によると、大昔、ここらは雑木林だったはずで、それを拓いて田畑にしたんだろう、と。
 で… 家の裏手にある雑木林が、それまで住んでたモノノケの最後の棲家で、おまえらが邪魔なんだよ、と。
 なんで、そんなことがわかるのか?と問うと、兄は「なんとなくだな、なんとなく」で終了。
402:2013/06/04(火) 16:36:23.48 ID:
222 07 sage New! 2013/05/31(金) 21:41:10.91 ID:7ryFN619P
 私とCと兄で、まず、第一の目撃現場である納屋へ行く。
 兄は、納屋の隅の木箱を指差して一言。
「あれだよ、あれ。あれがムジナの棲家になってるんだ。今、ひょっこり顔出してこっち見てる」と。
 ムジナって何?と問うと、動物霊の進化系みたいなもんだ。元々の正体は穴熊だな、こいつは、と。
 その後、兄はフンフンと箱の中のムジナと会話した後、(私達には見えない)
「ムジナの言い分はな、婆さんにこの箱を貰った。だから、ここで暮らしてたのに、おまえらが邪魔する、だってさ」
 その時、その箱はCのバイクの整備用品が入っていたが、兄はその用品をどかすと、
「じゃ、この箱くれてやるから、この家で騒ぐんじゃねぇぞ。また騒いだら、滅しちゃうからな」
 そして、兄は私達に一人一枚ずつタオルか毛布を持って来い、と。私達が持ってくると、箱の中に放って、
「これで約束成立だ。あと、Cちゃんも、ここに道具とか入れるな。この箱はムジナのものだから。これも約束だ」
 本当に?と訝るCちゃん。まあ、当たり前だよね。便利に使ってた箱を没収されてるんだからw
 「じゃ、約束成立の証しに、ちょっとおまえ、走り回ってみろ」と兄が言うと、
 頭上の梁にトコトコトコー!と音がする。私が見上げても何も見えなかったが、Cはウワァ!と叫んだ。
 C「あ、あれ、あれ! でも、前と違う、お多福になってるよ!」
 「前は脅かそうとして怖い面にしたけど、今回は友好関係にあるから、形を変えたんだな」と兄。
403:2013/06/04(火) 16:37:30.83 ID:
224 09 sage New! 2013/05/31(金) 21:45:13.11 ID:7ryFN619P
「まず、誰か一人でも家にいる時は、このお香を絶やさないこと。それで動物霊は入れない」
 …と、ちゃぶ台の上に、白檀のお香の箱を置く。寝る時用として、巻いてあるお香も。私とBC快諾。
「もうひとつ。週に1回だけでいいから、裏の雑木林に、肉とかソーセージと、日本酒をコップ一杯あげて」
「これは、元々、この土地に住んでたモノノケへのプレゼントだから。それだけで奴らは納得する」
「あと、夜中にあんまり大きな音でロックとかかけるな。あいつら、お祭りと勘違いして集まってるんだよ」
「音楽をかけてもいいけど、夜はあいつらの時間だから、おまえらもそれなりに遠慮しろ」
 これにはハードロック好きのCが不服そうだったが、兄が「君、因縁持ちだから、特に気をつけて」と。
 「だって、君、碌な男が寄ってこないでしょ? どんな男も、君と付き合うとダメ男になるはず」と兄。
 するとCがポロポロ泣き始めた。「今まで3人の男と付き合ったが、みんな、ストーカー化した」と。
 兄は「それはね、君に刻まれた因縁だから、君が男を見る目を養うしかないよ」と優しく微笑んだ。
 これでCも納得してくれた。私とBはよくわかんなかったんだけどw
406:2013/06/04(火) 16:44:20.94 ID:
途中で気づいたんだが、>>402>>403の間のレスコピペし忘れてた・・・・
すいません・・・・

これです↓

223 08 sage New! 2013/05/31(金) 21:43:13.83 ID:7ryFN619P
 家の中に入ると、兄は居間の真ん中に置いてあるちゃぶ台でお香を炊き始めた。太くて短いお香。
 私達が珍しいお香だと興味深げに見てると、
「これね、チベットのお香。うちの会社で扱ってるんだよ。天然もので白檀たっぷりだから、よく効くよ」と。
 なんに効くんだろうと私達が訝しがってると、やがて、お香の煙がお風呂がある方へと流れ始めた。
 兄はずんずんと風呂場に向かうと、「こんなところに住み着きやがって」と風呂の湯沸し器スペースに文句を言う。
 兄いわく「狸霊の夫婦が、ここを棲家にしてるんだよ。おまえが聞いた老婆の歌はこいつらの文句だな」と。
 兄はお香を片手に、湯沸し器スペースに怒鳴り始めた。
「こんなところに住まれちゃ邪魔なんだよ、馬鹿夫婦! 滅されたくなけりゃ、今すぐに出て行け!」
 すると、今まで湯沸し器スペースに向かって流れていたお香の煙が、上に向かうようになった。
 「はい、風呂場も終了、と」と兄が言いかけた時、天井裏からズルズルと音がする。
 「お? こっちも出て行ったか。まあ、煙いもんなあ」と笑う兄。
 どういうことかと問うと、湯沸し器スペースの狸の霊夫婦以外に、天井裏には大蛇の霊がいた、と。
 「お客さんが視たっていう屋根の上の白い女ってのが、あの蛇霊だね。さて、全員、居間に集めて」と兄。
404:2013/06/04(火) 16:39:46.32 ID:
225 10 sage New! 2013/05/31(金) 21:46:56.81 ID:7ryFN619P
「最大の問題だけど、これは君たちが、大家と話し合わなくちゃいけない」
 兄いわく、この隠居家屋には、仏壇があった。隠居の婆さんがちゃんと供養していたんだけど、
 その婆さんが死んで、仏壇を引き上げた時に、きちんとした手順を踏んでいない。
 だから、仏壇で拝んでもらってたご先祖の何人かが、今でもこっちに帰ってきてしまっている、と。
 男子を覗きこんだろうば、玄関でCが視た兵隊がその先祖。兵隊は婆さんの弟じゃないかな。大家に話してくれ、と。
 その大家との話し合いが終わったら、また兄はやってくる、と。
 兄はBとC相手に酒盛りしたあと、一晩泊まって帰っていった。(私は下戸w)

 後日、私とBCの三人で、大家のところへ行き、仏壇の件を説明したら、奥さんが「ああ!」と叫んだ。
 あの家は、お婆さんの死後、何人かに貸したが、みんな、3ヶ月もしないうちに引き払う。
 で… 住んでいた人が出て行く時、必ず、兵隊姿の霊を視たと言っていた、と。
 急いで菩提寺に電話をして調べて貰うと、たしかに南方戦線で戦死した婆さんの弟がいる、と。
 仏壇も、家族で移動させて、魂抜きもしていなかった、と全てが兄の言う通り。
 旦那さんは渋っていたが、奥さんが、すぐに供養をして貰います、教えてくださってありがとう、と。
(あとで不動産屋に聞いたが、旦那さんは婿養子で、長女の奥さんが継いでいるとのこと)
 後に、夏のお盆に、いつもより盛大なご供養を菩提寺でやったとの連絡が大家からきた。
 すると、今まで起きていた怪現象も悪夢もぴったり止まった。
405:2013/06/04(火) 16:41:24.71 ID:
226 11 sage New! 2013/05/31(金) 22:06:07.32 ID:7ryFN619P
 夏の終わり、兄が今度は車でやってきた。
 車のトランクには、布袋にぎっしり詰まった水晶のさざれ。
「うちがネパールで仕入れてる水晶さざれ。安いけど、効果抜群なんだよ」
 …と、親指大の水晶さざれを、家の東西南北四方に穴を掘って、水晶を10kgぐらいずつ埋めていく。
 そして、家の中央に位置する居間の一角に、高さ80cmほどある巨大な水晶を設置。
「さっきのさざれは、そのまんま放っておいて。この水晶は、君たちがここを引き払うときに回収していくけどね」
 ヒマラヤの水晶で重さは12kg。うっすらと茶色のでかい水晶で、見るからに神々しい。
 Bちゃんがすっかり魅入られて、「これ、買うとおいくらぐらいなんですか?」と問うと、
「卸価格で20万円かな。小売で50万円はくだらないねえ」と。

 3年半して、私達が引き払うまで、本当に怪現象は起きませんでした。
 裏の雑木林にお供え?を忘れると、台所の窓にトントン!という催促はありましたがw
 あと、2年時に、お香を絶やした時、天井裏にズルズル!と音がした時は、急いで兄に連絡したり、とかw
 もうひとつ、居間の水晶の副作用?で、寝るのが早くなったのには、ちょっと困ったかな。
 特に宵っ張りだったCちゃんが、夜中23時くらいになるとコテンと寝てしまうw
 その水晶は、家を明け渡す際、兄が持ち帰りましたが、BとCには2kgぐらいのヒマラヤ水晶を贈ってました。
 卒業後、Cは兄に本気で惚れたようでアタックしていましたが… なんだかんだで振られたようですw

 身内に、まさかの霊能者がいるとは思わなかったけど、
 兄の「なんとなくだよ」と言った時の表情は、なんとも言えぬ不思議さでした。
※バイバイ猿さん食らったので最後だけID違うかも。失敬
407:2013/06/04(火) 17:00:15.83 ID:
おつ
面白かった。
「何となく」って本当に何となくなのかねぇ。
どういう感覚なのか気になるは
409:2013/06/04(火) 17:23:36.77 ID:
私には少しおかしい友人がいる。

Sから始まる少し珍しい苗字の男で、付き合いの長さ的には親友なのかもしれないが、個人的に悪友と呼ぶ方がしっくりくる、そんな奴だ。

和歌山の高校で知り合い、三年の間、それなりにつるみ。

卒業した後、私は単身赴任している父の元で世話になるために東京へ。

Sがどこへ進学するのかは、あまり興味がなかったのか聞き忘れていた。

あちらも同じだったのか、進学先について聞かれたことは一度もなかったと記憶している。

なので、もう会うこともないだろう、と考えつつ自転車をこいでいた四月の夕暮れ時……普通に再会した。

なんでもその日は、Sが通うことになった大学(Sの見栄と名誉のためにT大と書いておく)の入学式だったらしい。

「なんとなく、帰りは来た時と違う道、通ろおもてなー」

そのなんとなく、で遠く離れた東京で再会するのだから不思議なもんだと、飲み会する度にぼやいている。



前置きが長くなったので本題に入ろう。

酒の席などで笑い話として話してくれた、普通の人にはあまり笑えないSの少しおかしい話を書かせてもらう。

S本人の手直しも入っているので、本人視点が混じって読みにくい箇所も多いと思うが、その辺は気にしないでほしい。
410:2013/06/04(火) 17:25:33.39 ID:
・地面から生えていた指」



Sがまだ、父方の実家に引っ越す前。大阪のT市で幼稚園生をやっていた頃の話。

その日は今にも雨が降りだしそうな鉛色の空で、ゴロゴロと雷の音がしていたそうだ。

家に来た友達二人に誘われて、Sはその悪天候の中、遊びに出掛けた。

三人が遊び場所に決めたのは、四隅に高い竹を立て、幣のついた細い縄でそれぞれの頂点に結んで囲んだ……ようするに、地鎮祭をしたばかりと思われる土地。

いつ雨が降ってもおかしくない曇天。しかも、雷まで鳴っている状況の中、友達の提案で宝探しをしたそうだ。

宝探しを始めてすぐ、Sは土に半分埋まっていたゼットンの塩ビ人形を掘り当てた。

そして、友達二人に見せるためにそこを離れようとしたところ、何かに蹴躓いた。

起き上がり、何に躓いたのかと地面に目をやったSが見たのは、地面から生えた二本の指……だったらしい。

女の人の指(見た瞬間、女の人のものだとわかったらしい)。それも何故か、人差し指と中指だけが、地面の中から突き出ている。

曇天、雷鳴、儀式を終えて間もないと思われる空き地、そしてトドメの女の人の指二本。

これだけ揃えば悲鳴の一つも上げそうなものだが、やはりSは幼少の頃から少しおかしかったらしい。
411:2013/06/04(火) 17:27:32.35 ID:
何を思ったのか、Sはその指二本を怖がりもせず、まずその指の爪を撫でた。

感想はツルツルして綺麗な爪やなー。

続いて、地面から生えた指二本を摘まみ、感触を確かめた。

感想は冷たて硬いー。

話を聞いていて、この時点で既に理解できなかったのだが、Sの真骨頂はここからだった。

地面から生えた二本の指を掴んで、思い切り引き抜こうとしたらしい。

どれだけ力を込めても抜けないので、大根を引き抜く時の要領で前後に揺さぶったりしながらのコンボ付きで。

純粋だからこそ子供は怖いと言うが、幼少期のSは別の方向で怖い子だったらしい……。
412:2013/06/04(火) 17:28:59.27 ID:
ここから先は、S宅で飲みながらした会話をまとめたもの。




「そんで、この話ってここで終わり?」

「おぉ、結局どーやっても抜けへんかったし、雨も降りだしたからそのままほっぽって帰った」

「いや……警察に言った方がよかったんとちゃうん……?」

「そん時は『地面から指が生えることもあるんやなー』程度にしか思わんかったし。一応それ思い出してから事件やら調べたけど、死体埋まってた的な話はなかったでよ」

「Sの話ってオチがないのばっかで、聞くとモヤモヤするんだけど……」

「訳のわからんもんにオチ求められても……。あ、そういやこの話で気になってることあるんやけど、この遊びに行こて誘いに来た友達二人って誰やったんやろな?」

雷が落ちてもおかしくない悪天候の中、外で遊ぼうと誘ってきた友達。
その子達についていくのを、Sの親はどうして止めなかったのか。


…………たぶん、Sが今まで無事だったのはソレ関係に対して凄く大雑把なのが一枚噛んでいると私は思っている。
423:2013/06/06(木) 10:37:55.77 ID:
・踊る影

Sが幼稚園に通っていた頃の話。

父方の実家に遊びに行った日の夕方。

もうすぐご飯だから手を洗ってこいと言われて、居間から離れた場所にある洗面所に行った。

そこで手を洗って、さて戻るべ、と顔を上げた時に気付いた。

洗面所のある廊下の先。その突き当たりにある勝手口、そこの扉にはめた磨りガラスの向こうに黒い人がいる。

格好はほっかむりをした、着物姿(時代劇で農民が着ているようなもの)の男だったらしい。

普通なら磨りガラス越しでも着ている服や肌の色がわかりそうなものだが、Sが見たのは本当に黒一色の影人間だった。
424:2013/06/06(木) 10:38:29.77 ID:
その黒い人が、磨りガラスの向こうで楽しそうに踊っていた。

えらこっちゃえらこっちゃ、ぐらいのテンポでそれはもう激しく。

何を見ているのか理解できず、最初はポカンとその躍りを見ていたが、だんだんソレが怖くなって、火がついたように泣き出してしまったそうだ。

すぐにSの親や祖父母が飛んできてくれたのだが、その時には黒い人はどこにもおらず、訴えも虚しく、結局それはただの見間違いということにされてしまった。


その黒い影の何が怖かったのかと聞いたら、

「あんなに飛んだり跳ねたりしてたのに、物音ひとつしなかったのがとにかく気持ち悪かった。あと、幽霊もお化けも、何したいのかよくわからん奴は怖い」

という答えが返ってきた。


……Sの中でお化けと幽霊は別物らしいのだが、どういう基準でそれ分けているのか私にはわからない。
435:2013/06/10(月) 23:41:08.13 ID:
昔、建設現場で働いていた。
工事の親会社なので自分では直接作業することは無いのだが、
下請けのさらにしたの孫受けの人たちの面々がすごかった。

重量物の作業で指を潰したり無くした人なんてざら。
怖かったのは、どうやって無くしたのか、鼻が無い人。
顔がのっぺらぼうみたいに鼻がこそげてなくなっている。
骸骨みたいに二つの穴は空いているんだなこれが。
また焼けどして顔の右半分がえぐれている人。
にんな流れ者みたいで普段はにこやかなんだが、ちょっと怒ると
目つきが変わるのが怖かった。
そういう生き死にの世界で生きてきたんだろ。

造船所で聞いた話だが、船体の薄い鉄板を降ろすとき、ワイヤが外れて鉄板が
落下した。
ずっと下で端に立っていた作業員に掠めて地面まで落下。
ところが鉄板が掠めたと言うのは勘違いで、鉄板は作業員の上半身を綺麗に
縦から斜めに切り取って落ちていたそうだ。
分かりやすく言えば、包丁で作業員の上半身が縦に真っ二つに切ったように
鋭利に割れていたそうだ。
441:2013/06/13(木) 22:58:10.01 ID:
十数年前、母が『紫色のセーターを来た男が廊下を走っていった』と騒いだ
その時まだ幼かった俺は、近鉄バッファローズの帽子を弄りながら家に来た警察を見ていた記憶が有る
それから数年後、今度は父が、『そこの廊下に不審者が居た』と騒いだ、その時は通報しなかった
父が開業するに伴って、俺と俺の両親は引越し、その家には祖父母だけが住む事になった
そして、今から4年程前、祖父母のお通夜の時の話
俺と向かい合って正座していた親戚の子(3歳下)が真っ青な顔をして、顔を上下させていた
体調でも悪くなったのかな? と思ったが大して気にしなかった、慣れない正座で足痛かったし
その夜、親戚皆で弁当を食べていたら、その子が話しかけてきた
『ねぇ、おじさんがね、ずっと見てたよ、お兄ちゃんをずっと見てたよ』
その子曰く、中年男性が障子の下部分に取り付けられたガラスから俺をずっと見ていたらしい
弔問客の誰かによる悪ふざけだろう、と思った俺は、その話を半ば聞き流していた
そして昨日、誰も住まなくなって4年経った祖父母の家に気まぐれに入った俺は、親戚の子が青ざめていた訳を知った
障子の下部分のガラスは、床から数cmしか間が無く、そしてその縦幅も10cm程度しか無かったからだ
異常な体勢で、自分をずっと見つめている人間の姿を想像した俺は怖くなり、部屋中を見返した
壁に取り付けられた曾祖父の絵と目が合った気がして、走ってその家から出た
今考えてみると、障子を開けた先は、不審者が目撃された廊下だった
442:2013/06/14(金) 23:42:21.66 ID:
2年前の夏、友人5人(全員♂)で海の近くの民宿に出掛けた。
夕方まで海水浴をして、全員が腹ペコになっていた。
民宿の主人が漁師もやっており、食事が美味しいことが評判であったので、
夕食で振舞われるであろう海の幸に期待しながら、
鬱蒼と木々に蓋われた人一人がやっと通れる細い道を通って帰った。
途中、いわく有り気な小さい古びた御堂などあったせいか、
「幽霊か妖怪でも出そうな雰囲気だな」とAが冗談めかして言った。
風呂に入って汗を流し、期待通りの豪華な夕食に5人全員が満足すると、
もう何もすることが無く、暇を持て余していた時、誰からともなく怪談話を始めた。
5人が知っている怪談を話し、何巡かして話も尽きた頃、
Aが「肝試しをしよう」と言い出した。
民宿のおばさんから紙とペンを借り、一人ずつ例の御堂に出掛け、
紙にサインして帰って来ることになった。
最初に言い出しっぺのAが紙とサインペンを持って出掛けた。
15分位してAが「オバケが出た~」と明らかに冗談と判ると口調で叫びながら帰って来た。
続いてB、C、Dと順番に出掛け、いよいよ私の番になった。
私は幽霊否定派ではあるが、このような雰囲気は好きではない。
それどころか出来れば避けたいと思っている。
しかし、私を怖がらせる目的で「御堂の陰に人影が見えたよな」等と会話をしながら
ニヤニヤしている他の4人の手前、平気な振りをして出掛けた。
月も雲に隠れ、周囲は完全な闇に包まれていた。
私の持っている懐中電灯だけが唯一の光だった。
なんとか無事に御堂に辿り着き、扉の前に置いてあった紙とサインペンを回収して帰り道についた。
民宿の前で待っていた4人と「結局何も出なかったね」等と言いながら部屋に戻った。
明日も朝から海水浴の予定なので、そろそろ寝ようかとした時、
Aが「オイ、お前いつから改名したんだよ?!」と私に向って言った。
最初、Aの言っていることの意味が解らなかったのだが、
Aから1枚の紙を見せられて愕然とした。
その紙は、私が回収してきた紙だったのだが、私達4人の名前
(私は最後だったのでサインはしていない)の他に、
○○○○と見知らぬ名前が書かれていたのだった。
しかも毛筆と思われる字で。
444:2013/06/15(土) 12:51:43.18 ID:
ド田舎の山の集落が母親の実家で昔は砂利道の狭い道路しかなかった
最近は大きな道路できたんだけど
そんな場所の話

よく昔母の帰省で遊びに行ってたんだけど近くに滝があった
んで近所の子と一緒に遊びに行ってたんだけど
絶対にわき道に入るな
って曾婆ちゃんに言われてた
けど好奇心から行ったんだよ、その近所の子とさ
そしたらちょっとした洞窟に柵があって中に祠が見えたんだ
ただ、怖いのと柵越えれないので近づけなかったけど
445:2013/06/15(土) 12:59:11.59 ID:
それから忘れてたけど最近になって帰省した時に騒ぎがあった
どうやら隣の子が死んだらしくて地元の人が騒いでた
んで聞いてみたら
「かなん、血を吐いてしんどった、こりゃかなん」
って感じで言われて、ドン引きしてたら
「お前もちょっとこい」
って言われて滝の近くの祠に連れて行かれた
なんでも女子供は駄目らしくてムサイ男ばっかで
田舎なもんだから俺ぐらいしか若いモンがいなかったんだと
446:2013/06/15(土) 13:07:07.96 ID:
そしたら例の祠の柵が壊れてて中に入れられた
んで中の祠を年寄りが調べてる時に聞いてみた
「何奉ってるんですか?」
「はっぽう様」
「はっぽう様?」
「ん、昔ダムに沈むいうとこから連れて来た、放置するとかなん」
みたいな感じでやりとりしたと思う
んでやっぱり開けられた形跡があるとかで原因はコレの祟りだって事になったらしい


とりあえずそんな流れで後は御祓いして終わりだったと思います
大したオチもなくてごめん
447:2013/06/15(土) 14:28:50.54 ID:
かなんって何???
449:2013/06/15(土) 16:50:18.78 ID:
>>447 嫌だなぁとか、困るなとかそんな感じで使ってますね
450:2013/06/15(土) 17:29:16.55 ID:
>>449 なるほど。死んだのは女の子なの?
457:2013/06/15(土) 21:41:09.76 ID:
>>447 「なん」は大昔に「ならぬ」から変化した方言だろう。
九州的には。
末端には昔の標準語(古典で使われる言葉)が残るっていうじゃないか。
しかしこの文脈には微妙に合わなかった。
464:2013/06/16(日) 03:00:43.80 ID:
集団で寝泊まりすると、変なモノがいることがある。

それに初めて出会ったのは、高校の寮にいたとき。

勉強に疲れて退学や自殺する学生も珍しくない学校で、寮内で自殺した人も何人かいたらしい。

基本的にそういう部屋は物置とかにして使わないようにしてるんだけど、自分の入った年は入寮者が多く、自殺部屋も使われてた。

どの部屋になるかは半年に1度、生活態度や成績等の総合ポイントが高い者から選べて、自分と相方は1年生だったこともあり、自殺部屋だったところに決まってしまった。

寮の2階
465:2013/06/16(日) 03:34:20.01 ID:
寮の2階、最端の部屋。

あんまり掃除されてなくて、特にカーテンがメチャクチャ汚かった。

窓の外は防風林で林しか見えないから、自分は汚いカーテンを外して過ごしていた。

自殺部屋だって触れ込みもあったし、勉強も追いつけてなかったからそのストレスもあったと思う。
カーテンを外した日の夜から連続7日間、夜1:15~1:40頃まで必ず金縛りにあった。

連続7日間は流石に怖くて、カーテンを元に戻したら金縛りはなくなった。

しかし、引っ越しまでの半年間、笑点に出てくるような黒子が付きまとうようになった。

出てくるのは深夜の1:15~1:40が最も多かった。
相方は見えないと言ってたが、黒子は自分にも相方にも日替りで引っ付いてた。

初めの頃は勿論驚いた。
振り向くと何時の間にかいるし、相方が寝てる横に立ち尽くしてたりとかなりビビった。

でも実害は何もなく、つきまとうだけ。
初めこそ怖かったし、頭が狂ったのかと思ったけど、直ぐに半年経って違う部屋になって黒子はいなくなった。
466:2013/06/16(日) 03:55:09.46 ID:
その後大学の旅行で、10人くらいと沖縄に行った。

4泊の旅行で、3泊目の宿泊先の廊下で黒子に会った。

寮であったのは150cmくらいの人型だったんだが、そいつは足が細くて頭にいくに連れ大きい。逆涙型みたいなシルエットの黒子だった。

よく怖い画像スレとかで出てくる、全身真っ黒で床から映えてる感じで、顔だけやたらカラフルな絵わかるかな?あんな感じ。

そいつは自分ではなく、一緒に旅行に来てた女の子に引っ付いてた。
車の中にも入って来るし、中々アグレッシブな奴だったけど、琉球王国(?)だかの鍾乳洞に入るとき、回れ右して帰って行った。

その女の子は「鍾乳洞に入る前はやたら体調良かった!」と言ってて、特に何もなかった。

そして最近、勤め先が研修期間中は全寮制のところで、今月から黒子がたまに部屋に来るようになった。
467:2013/06/16(日) 04:13:57.47 ID:
8人部屋の寮なんだが、7人で使っている。
夕方と深夜に現れる事が多くて、自分からは部屋に入って来ない(来れない?)

部屋の扉が空いてる時だけトコトコ入って来て、使われてないベッドか自分の対面のベッドに乗って動かなくなる。

今までの黒子と違う体型で、よく部屋に来るのは100cm位で大根みたいなシルエットの黒子。
それと部屋には来ないけど、いつも廊下にいる180cmくらいでかなり細い、手がついた人型の黒子の2パターン。

今までの黒子との共通点は、
・全身黒タイツみたいに真っ黒
・顔がない(顔らしき凹凸はある)
・扉等は誰かが開けないと入れない
・直接触れようとしない(触ろうとすると逃げるor形が変わる)
・触ろうとしたり、存在に気付いた様な動作をすると消える

自称霊感あるとかいう奴は黒子が見えてなく、またそいつが「霊がいる」ってところで自分は何も見えない。
468:2013/06/16(日) 04:27:09.86 ID:
話しはそれだけなんだが、無害だと思ってた黒子が最近活発になって来た。

触ったりしてこないんだが、
・携帯や本を読んでるとヌッと視界に入ってくる(大根)
・夜中当番で見回りしてると前方か後方からダッシュしてくる(細い方)
・朝目が覚めると横に立ってて、顔(?)をグワッと近付けて逃げる(大根)

かなりビビるし、黒子も自分からアピールするようになってきた。

それと大根が最初見たときより人型に近付いてきてる。
身長が20cmくらい長くなってて、頭(っぽい部分)の凹凸が濃くなって顔っぽくなってきた。

成長してるようだけど実害ないから放って置いてる。寮から外にはついて来ないし。

ただ夜中のドッキリは程々にして欲しいわ。
475:2013/06/16(日) 16:03:16.24 ID:
>>468 成長してるっぽいのが怖いね。
黒子は透き通ってるように見えるの?モヤモヤしてたりとか。
それともはっきりと黒い物体として見えるの?
ちなみに、その黒子には影がありますか?

昔、世にも奇妙な物語かなんかで見た話に似てる。
黒子がだんだん自分に似てきて、最後は自分と入れ替わるドッペルゲンガー的な話だった。
473:2013/06/16(日) 15:59:58.55 ID:
話ぶった切って悪いけどさ、
こっくりさんてやったことある?
俺さっきまで暇で暇でしょーがなくて、一人でこっくりさんやってたのよ。
たださ、こっくりさんて一人でやるもんじゃないだろ?
でもここには俺ひとりしかいないわけよ。
じゃーどうするか。鏡を使って俺が二人になればいい。
と、思ったわけよ
474:2013/06/16(日) 16:02:32.72 ID:
風呂場から引っペがしてきた鏡をテーブルの上に据え付けて、
その下に鳥居とイエス、ノウだけ書いた紙置いて、
10円玉を鏡の下の淵に合わせるように置いたの。
こうしてから10円玉に右手の指を置くと、鏡の中の俺が左手の指で10円玉押さてるように見えるんだよ。
で、そのあとは普通のこっくりさん同様の手順で10円玉動けーーーー!!!
ってやってたの。もちろん動かなかったけど。
476:2013/06/16(日) 16:06:44.12 ID:
30分くらい(今思えばなんでこんなに頑張ったのか…)ずーっとやってて、
いい加減飽きてきたんだけどさ、
ふと、鏡に映ってる自分になんとなくだけど気味の悪さを感じたんだ。
なんていうか、これはほんとに自分なのか?って疑う感じ。
自分で認識してる顔の表情と、実際に見えてる顔の表情が違うような妙な感覚。
そんで思わず、「お前は誰だ?」って言っちゃったわけよ。鏡に向かって
477:2013/06/16(日) 16:09:14.26 ID:
その瞬間、指を置いていた10円玉が動くんじゃないかっていう気配みたいなものを感じた。
もちろん実際には10円玉はピクリとも動いてないよ。
でも、普通に質問してた時は全く感じなかった、「10円玉が動き出そうとする瞬間」みたいな感覚を確かに指先が感じたんだ。

「きた」って思って、「おまえはだれだ」って音節を区切るようにしっかりと発音した。
でも、動き出しそうって気配はあるのにやっぱり動かない。
「おまえはだれだ」「おまえはだれだ」って繰り返してるうちに、だんだん感覚が鈍ってきて、単なる錯覚かなって気になってたんだけど、ここで気づいた。
478:2013/06/16(日) 16:11:28.27 ID:
紙の上にはイエスとノウしかない。
「お前は誰だ」って質問じゃ答えられないんだよ。
だから俺は聞いてみた。

「お ま え は お れ か ?」


10円玉は動いた。
鏡はしまって、紙はコンロで燃やした。いま酒買ってきてがぶ飲みしながら記念カキコ。
484:2013/06/16(日) 17:19:42.77 ID:
>>478 多分、どっちに動いた?って聞いて欲しいのかな?
で、どっちに動いたの?
503:2013/06/17(月) 00:28:47.00 ID:
>>478 NOだったんだな
481:2013/06/16(日) 16:23:50.86 ID:
身の危険を感じた話。

2006年だったかな。
大学生だった俺はたまに出会い系やってたわけ。
で、たまたまヤフチャ(ヤフーチャット)で近場の女と知り合って地元話で盛り上がって、
いきなり会おっかみたいになったの。
んで駅で会ってカラオケが混んでて入れなかったので
女が「知り合いの家にいこうか」って言ってきたので
俺もバカだから了承して行ったのが間違いで、着いたのは超汚くて薄暗いアパート。
入ってしまうと中に50歳くらいのキチガイ的おばさんがいて、その愛人らしきおじさんが酒飲んで酔っぱらってて、
奥のリビングに通されて、リビングと引き戸で仕切られてる隣の部屋から、おばさんの子供の奇声が聞こえる。
ここで初めて身の危険を感じる。
何話したか覚えてないが、これはやばいと思って、コンビニ行きたいって言ってそのまま出て逃げた。
出会い系の女は俺に着いてきて、キチガイなところ連れていきやがってふざけんなって切れたんだけど、
出会い系女もすごい謝ってきて、とりあえず晩飯食ったんだ。
その帰りに出会い系女が駅の階段降りてたら突然走り出して電車に飛び乗り一人で乗ってしまい、
わけもわからず一人で帰った。
そのあと出会い系女から電話が掛かってきて、
「電車が来たから急いで乗ってしまって、あとであなたがいないのに気づいた」とかわんわん泣かれて、
もう訳わかんない状態になり、
しかもキチガイおばさんの家に戻っているらしく、
受話器の向こうでさっきのキチガイおばさんの声の奇声が聞こえた。
ネットって怖いわと思った出来事でした。

つまんなくてこわくなくでごめん。
482:2013/06/16(日) 16:31:57.11 ID:
>>481 いや十分怖い。その女からその後連絡はなかったの?
488:2013/06/16(日) 19:30:13.89 ID:
連投すまんが、
ちなみにその出会い系女は最後の電話の時、
「また会いたいから住所教えて」とか、
「いまから外出て。見つけにいくから」とか、マジ肌がざわってなった。
で、たぶんキチガイおばさんは受話器のむこうで
「(あたしんちに)帰ってこいよ!」とか発狂してた気がする。
一ヶ月後くらいに駅でキチガイババアと愛人おっさんを見かけた時は血の気ひいたわ
向こうは気づいてなかったけど。

長々と失礼しました。
487:2013/06/16(日) 19:23:25.40 ID:
>>482 心霊話でもなんでもないから、叩かれるかなと思ってたわ。読んでくれてありがとう。
連絡は無いよ。たしか着信拒否にしたと思う。
俺は最後に「なんでまたキチガイババアのとこ戻ってんだよ!うしろで声するだろうが!」
とかなかなかな勢いで怒ったし。
そもそも突然会った俺もバカだが、
出会い系女に家をバラしてなくて本当によかった。
485:2013/06/16(日) 17:51:25.94 ID:
ほんのり怖いスレからコピペ



404 田舎の事件1/1 sage 2013/04/05(金) 16:46:38.47 ID:XD7csq230
もう10年くらい前の事になるから書いてもいいかな。
俺の田舎のじいちゃんち周辺で起きた出来事。
全てじいちゃんから聞いた話。

ある日の夕方、近所のおじさん(Aさん)が庭の手入れをしてると
見慣れぬ男女が家の裏の道を歩いてきた。
歩いてきたと言っても、女は泥酔しているようで
半分男に担がれているような状態。
Aさんは「観光客かな?」くらいの印象だったらしい。
男が近づいてきて、「この辺に○○湖ってありますか?」と聞いてきた。
すぐ近くにあるとAさんは説明し、男はお礼を言うと
女性を半ば引きずりながら湖の方へ歩いて行った。

翌日、湖にある大きな木で女性の首つり遺体が発見された。
警察が、現場の近くである俺のじいちゃんちやAさんちに聞き込みにきた。
女性の写真を見せられ、Aさんはすぐに昨日男に担がれていた女性だと気づいた。
しかし、Aさんは犯人に顔を見られているため、話したら消されると思い言えなかった。

事件は自殺ということで終わった。
486:2013/06/16(日) 17:51:42.56 ID:
405 田舎の事件2/2 sage 2013/04/05(金) 16:48:14.12 ID:XD7csq230
それからというもの、Aさんは自責の念でふさぎ込んでしまっている。
心配に思ったじいちゃんが見舞いに行った所、この話をしてくれたそうだ。

事件が起きてから一ヶ月ほど経ってじいちゃんが知った事実だった。
俺がじいちゃんから聞いたのはそれから更に一年後。

子供心に、自分の大好きな田舎でそんな事件が起きた事が本当にショックだった。
じいちゃんになんで警察に言わないのかと聞いたが、時間が経ってしまっていたし、
自殺として終わったものとされてるからもう無駄だろうと言われた。

身バレしないよう、一部をすり替えたりして書いた。
あの頃俺がネットに書き込みできるほど大人だったら、
ねらーと協力して真実を公表できたりしたのかなあなんて今でも時々考える。
492:2013/06/16(日) 22:41:08.97 ID:
たった今しがかた、誰もいない部屋から電話が鳴ったんだが…どうしよう…おっかない
506:2013/06/17(月) 02:45:12.95 ID:
>>492だけど、今仕事終わりました、
電話鳴ってからも色々あったので報告です。つか何かしとかないと怖過ぎてヤバイw

まず、店内のスピーカーから男の声がした。これはまだスタッフが何人か残ってたときだったからみんなで聞きました。
声はザーザーッってノイズが何秒か入ったてからただ一言「落とせ!」とだけ…

その後、インカムからまた同じ男っぽい声で「早…く…」と。スピーカーの時は感情で言うと 「怒 」なんだけど、インカムの時は「悲」ってイメージ。伝わるかな?

んで、それと同時に電話がまた鳴った。
コレは出たんだけど無言?てか何も聞こえない。けど、最後確実に切った音がしたよ。「ガチャ」って。

んで今、オレ1人。ずっと壁を叩く音が定期的に聞こえてくる。

なんなのこれ?今までこんな活発化してなかったのに今日どうしたの?
誰か詳しい人いたら教えて…怖くて事務所から出れないってばよ
511:2013/06/17(月) 06:51:02.90 ID:
>>506 とりあえず何かお守りとか持ってた方がいいんじゃないかな?
あと自分の部屋に盛り塩とか?ついてこられたら堪らんもんね。
498:2013/06/16(日) 22:59:51.61 ID:
詳しく説明すると、仕事がレストランなんだけどオレが任されてるフロアは個室しかないフロアなのね。
今スタッフはオレ合わせて三人なんだけど個室からの呼び出し電話なったからひとりが出たのよ。したら続けてもうひとつの個室からも電話が鳴ったの。
当然、ひとつの電話出てるから取れなくて、バタバタしてるのもあって直接聞きに行こうと思ってバックヤード飛びたしたんだけどさ…フッと思い出したの…あそこお客様いないじゃんって。
長文、連投すまん。
504:2013/06/17(月) 01:07:17.31 ID:
怖いというよりか気味が悪いなと思った話。

友人のSの少しおかしな体験。

Sが小学生の頃の話。

詳しい時期は、当人が体験したことを片っ端から忘れていくせいでわからないのだが、授業の合間に怖い話をしてくれる家庭科の先生がいたらしい。

内容についてはオーソドックスな都市伝説ものなのだが、先生のキャラというか容姿というか、そうした要素が加わってそこそこ怖かったという。
505:2013/06/17(月) 01:09:02.73 ID:
休憩時間のこと。

クラスの友達と廊下を歩いていた時、窓の向かい側にある教室……家庭科準備室に、その家庭科の先生がいるのが見えた。

校舎の形をわかりやすく説明すると片仮名の「 コ 」の字の形をしていて、家庭科の先生は上の2F側、Sとその友達は下の横棒の同じ階の位置にいた。

場のノリだろう、廊下の窓を開けて家庭科準備室で何か作業をしている先生の背中に、二人声をあわせて「オーイ、先生ー!」と呼び掛けたらしい。

その瞬間、弾かれたように振り返った先生の顔を見て、Sとその友達から悲鳴が上がった。

振り向いたら先生の顔は濁った緑色で、黒一色に染まった目で二人を睨み付けていた。

宇宙人のグレイがイメージ的に一番近かったらしい。

とにかく、ドブ川みたいな色をした顔もそうだが、こっちを睨み続ける先生の真っ黒な目がひたすら不気味で、二人とも慌ててそこから逃げ出した。


見間違いじゃないのかと聞いてみたら、「わしだけそう見えたなら、それで済ますけど。てか、よう考えたら中庭挟んで呼び掛けたんよ。よっぽど注意してなきゃ、すぐ振り向けんのよなあ。あん時、家庭科準備室の窓も閉まってたし」と呑気に笑っていた。

その家庭科の先生の顔がどうしてそういうことになっていたのかという質問も、「知らん。それの後、卒業まで普通にその先生の授業受けたけど、特に変わったこともなかったし」で済まされてしまった。

「気にしなければ気にならへんよ」がSの変なものを見た時の対応らしいけど、他の話も聞いているこちらからすると、こいつの感覚が麻痺してるだけにしか思えない。


後日談として高校の時、帰宅中にその先生に会って挨拶したのだが、完全に無視されたという話がある。

昔の生徒のことを覚えてなかっただけではと言ってみたら、「明るい先生やったんやけど、そん時はごっつい無表情でなー。声かけても前しか見てへんし、ちょいと怖かったわ。怖い話やり過ぎて憑かれてたりしてな」と、面白そうに話しながら酒を呑んでいた。

見たり感じたりできる人からすると、こういう話も笑い話程度になってしまうというのが少し怖い。
507:2013/06/17(月) 02:49:06.61 ID:
認識しちゃったからじゃないかな。

こういうのは意識しちゃうとダメだって話だし。
508:2013/06/17(月) 02:53:22.95 ID:
おお!誰かいてくれた!ありがとう
そうなの?ヤバイな認識しまくってるよもう。マジ見回り行けねーよw
509:2013/06/17(月) 03:02:30.65 ID:
友人の受け売りですけど、気にしなければ気にならないらしい。
それができればって話ですが。

ただ、どうしてもダメならさっさと逃げるのがいいらしいです。
510:2013/06/17(月) 03:15:38.04 ID:
>>509 なるほど。ありがとうございます!しかし逃げれない状況なんで知らんふりしますwでもね、今壁にかかってる額が落ちた…
512:2013/06/17(月) 15:13:13.81 ID:
>>510 その後どうなったのかな?心配。
盛り塩は下手すると閉じ込めちゃうらしいから気を付けて。
塩を一つまみ舐めるのがいいと聞いた。
514:2013/06/17(月) 15:21:42.70 ID:
>>512 部屋までついてきてたらもう遅くて、盛り塩してもかえってとじこめちゃうて事なのかな。
自分に塩かけるのがいいかもねー
あと塩入れたお湯で足湯するといいって、前に霊感整体師の人に見てもらった時
言われたなー
あとなるべく外歩く時は手をグーに握ってた方がいいとか。
530:2013/06/20(木) 16:27:05.72 ID:
1.グロ注意・胸糞注意
今から20年ほど前、私は交際していた女性を自殺によって失った。
怪我をして入院していた病院の窓から、彼女は飛降りた。
病院の脇の道路は急な下り坂になっており、
建物のすぐそばには植え込みが並び、
植え込みと道路は厚み30cmほどのコンクリートの土台で仕切られ、
そのコンクリートで顔面を強打し顎を砕かれ、彼女は死んだ。

その2週間前、彼女は自宅の居間で何かの拍子に転び、
ガラスのテーブルに頭から落ちて顔に大きな傷を負い、入院した。
ガラスの破片で頬はざっくりと切れ、
下唇は原型をとどめないほどに崩れ、ぶら下がっていた。
命に別状はなかったが、彼女が受けた精神的ダメージは重く、
私は有休を使って彼女に付き添っていた。
幾度かの形成手術を乗り越え、
2週間もすると容態は安定し落ち着きも取り戻しつつあったため、
薬によって深い眠りに落ちた彼女を病室に残し、
私は彼女の着替えを取りに自宅へ戻った。深夜11時ごろのことであった。
532:2013/06/20(木) 16:29:59.93 ID:
2.グロ注意・胸糞注意
彼女の荷物を持って病院へ戻ってみると、
赤色灯を明滅させた数台のパトカーが目に入った。
警察が事故処理のために被害者に事情を訊くことはよくあることだと思うので、
私もさほど気にせずエレベーターに乗り、彼女の病室に向かった。
エレベーターを降りると、廊下がやけに騒々しい。
何人かの夜勤の看護士が走り回り、
ナースセンターの前では私服の警察官が看護士から事情を訊いている。
それぞれの病室のドアからはいくつかの入院患者の頭がのぞいていた。
警察官に事情を訊かれていた看護士が私に気付き、はっと表情を変えた。
看護士の表情を見逃さなかった警察官はすぐさま私の元に駆け寄り、腕を掴んだ。
私は警察官と看護士に付き添われて、ナースセンターに入った。
その際、廊下のつきあたりに一足のスリッパが置かれたままになっているのに気付いた。
536:2013/06/20(木) 16:33:31.95 ID:
3.グロ注意・胸糞注意
看護士を交えた事情聴取の中で私は、
彼女が廊下の窓から飛降り、ほぼ即死であったことを知った。
荷物を取りに帰ってくることは看護士に伝えてあったから
私があらぬ疑いをかけられるようなことはなかったが、
直前の彼女の様子についてはあれこれと訊かれた。
彼女は決して弱い人ではなかったし、顔の怪我によって受けた精神的ダメージからも
立ち直りつつあった、それでもやはり気に病んでいたのかもしれない、と答えた。
そう答えるほかなかった。そのとき私の頭をよぎった浅はかな考えは、
口にすべきではないことなど明白だった。
539:2013/06/20(木) 17:06:48.39 ID:
4.グロ注意・胸糞注意
彼女はあの出来事以来、ひどく怯えていた。気丈に振舞おうとすればするほど
彼女の中の恐怖心が甦り、仕事ではミスが目立ち、退職を口にするまでになっていた。
私はそばにいて声をかけてやることしかできず、同時に、私がそばにいることが
彼女をより怖がらせてしまっているのではないか、とも思った。
私の右腕には赤紫色の痣のようなものが残っており、
彼女はその痣を憎々しげに見つめ、あるときは鋏を突き立てようとさえした。
彼女の怪我は、そんな不安定な状態の最中に起こった事故だった。

彼女が自宅で怪我をする一月ほど前、ある災難が私と彼女に降りかかってきた。
そのことで私と彼女はまるで逃亡者のような心境に陥り、周囲の視線をひどく
気にするようになった。通勤途上で出会う人々に対して神経を尖らせ、電信柱や
路上の看板などの物陰を恐れた。頭の中で否定しようとも、私の右腕の痣は消えない。
最悪の結末が訪れるのではないかという根拠のない怯えに、
ふたりで泣き明かしたこともあった。
540:2013/06/20(木) 17:09:31.89 ID:
5.グロ注意・胸糞注意
私と彼女は、彼女が購入したばかりの新車の初めての遠乗りの目的場所に、
ある遊園地を選択した。かなりの遠方だったため当初は一泊することも考えたが、
翌日に大事な用を控えていたので無理をしてその日のうちに帰宅することにした。
予想したほどの疲れもなく、途中で何度か運転を交代しながら帰路を急いだ。
時刻は22時を過ぎたころで、高速道路は驚くほど空いていた。
当時は車載ナビなどはなく、高速を走りきって降りてしまえば
自宅までの道を迷うこともなかったので道路地図も携行していなかった。
途中、食事と飲み物を調達するために高速をいったん降りた。
できればどこかで食事を採りたかったのだが、めぼしい店を発見できず、
仕方なくコンビニエンス・ストアでパンと飲み物を買い、ふたたび高速へ上がった。
541:2013/06/20(木) 17:17:32.79 ID:
6.
違和感はその直後からふたりとも感じていた。
助手席の彼女は時おり不安げに窓の外に視線を移し、何かを探すかのように
あたりの景色を見渡す。私は妙な胸騒ぎを覚えつつ、行き先を示す標識を探していた。
方向を間違えたか…?
単調な高速道路を走りながら、さらなる異変に気付くまでにさほどの時間は必要なかった。
私たちと同じ方向に向かう車が一台もいなければ、中央分離帯越しに見えるはずの
対向車のライトもまったく見当らない。方角からして、対向車線越しには
先ほど立ち寄ったコンビニがある街の灯りが見えていてもおかしくないが、
暗闇を切り裂いたようなガードレールの向こう側には何も見えない。
道路脇のオレンジ色の外灯が路上を昼間のように照らし、
本でも読めるくらいに明るい。

見間違えるはずはなかった。歩行者だ。
542:2013/06/20(木) 18:15:18.97 ID:
7.グロ注意・胸糞注意
水色っぽい縞のワンピースを着て、私たちと同じ方向に向かって路肩を歩いている。
背中の中ほどまでに伸びた黒髪が微かになびいていた。
当然ながら、彼女も気付いた。私たちはお互いの顔を見て、それから答を探した。
「人、いたよね?」彼女の声が心なしか震えているように聞こえる。
私は頷くことしかできず、正面を睨みつけたままアクセルをさらに踏み込んだ。
車を停めることなど思いつきもしなかった。
それは、先ほどからずっと感じていた違和感のせいだったのかもしれない。

いくつかのトンネルを過ぎたのは覚えている。しかしその頃には、
私たちはどこを走っているのかまったくわからなくなっていた。
いくつもあるはずの行き先を示す標識がひとつもない。
路上の細い線がどこまでも延び、はるか遠くの闇へと消えていた。
543:2013/06/20(木) 18:18:45.95 ID:
8.
先に気付いたのは彼女のほうだった。彼女は音を立てて座席に背中を押し付け、声にならない悲鳴にも近い声を発しながら
前方を指差した。私もすぐに気付いた。先ほどと同様の姿格好をした歩行者が前方数十メートル先のあたりの路肩を歩いている。
私は車を中央線寄りの車線に移し、スピードを落とすことなく歩行者を追い抜いた。彼女が震えているのがわかった。
「どういうこと?」
「わからない」
ふたりを包み込もうとする嫌な予感を拭い去ろうと、私はカーステレオのボリュームを上げ、
インターチェンジを探してひたすら車を走らせた。

ふたたびいくつかのトンネルを抜けた直後だった。相変わらず、私たち以外の車は一台も見当らない。
ふたりともすでに言葉は出てこない。オレンジ色の外灯に照らされて目に見えているものが、現実だとも思えなかった。
歩行者は路上にいた。左側の車線のほぼ真ん中を歩いている。そのまま高速で傍を走り過ぎる危険性は十分に認識しながらも、
減速したり立ち止まったりすることはそれ以上の危うさを含んでいると私は思った。
545:2013/06/20(木) 19:32:24.52 ID:
9.
私の判断に誤りはなかったけれども、歩行者の動きを予測することはできなかった。
歩行者は突然倒れた。まるで脚を固定され、首に縄を掛けられ、強い力で引き倒されたかのように、
私たちの目前でぱたんと倒れた。私たちの車は歩行者の身体に乗り上げて大きく弾み、
車体の下からはごとごとと不気味な音が聞こえた。
いま正直に言えば、私がブレーキを踏んだのは車が歩行者の身体に乗り上げ、通り過ぎた後のことだ。
車はスリップして左側の車線にはみ出し、やや右斜めの方向を向いて停まった。
546:2013/06/20(木) 19:37:47.50 ID:
10.
おおかたの人がするように、私は咄嗟に後ろを振り返った。彼女も上半身をひねって、いま走って来た方向を見ている。
もう一度正直に言うが、このとき私たちふたりがほんの一瞬だけ安堵のため息を漏らしたことは否定しない。
私たちの視界に飛び込んでくると思われた歩行者の横たわった身体が、どこにも見当らなかったのだ。
私は深呼吸をし、それから車を降りた。歩行者を轢いたと思われるあたりまで歩いてみる。
外灯に照らされた路上には、これといった痕跡が見当らない。もちろん、歩行者の身体や血液のような染みも。
私は少し考え、車のほうへ戻った。
547:2013/06/20(木) 19:44:00.27 ID:
11.
彼女は不安げに私を見ていた。脇を締め両腕を抱きかかえるようにして、怯えた眼差しを私に投げた。
私は彼女を見ながら車の脇を回り込み、前方から車体の下を覗き込んだ。何もない。バンパーやボディ、
ヘッドライトのレンズにも傷ひとつなかった。歩行者を轢いたと思われる左前輪も点検した。それから後輪も。
ふたたび、前に戻ってもう一度車の下を見た。やはり何もない。
私はヘッドライトの灯りに照らされながら、車の前にしゃがみ込んだまましばし考えた。
あらゆる可能性を考慮しても結論は出てこない。ふと車のルーフを見上げたが、想像したようなものは何もなかった。
私は考えがまとまらぬまま立ち上がり、車の中の彼女を見た。
彼女の顔は蒼ざめ、唇が小刻みに震えているのが見て取れた。私は何もないというふうに顔を左右に振り、
それから彼女の不安を取り除くために笑顔を作ろうとボンネットに両手をついたその時だった。
彼女の顔が凍りついた。私には助手席に座る彼女の姿が見えていたが、彼女には私のほかに別の何かが見えていた。
私は悟った。私の背後に何者かが立っていることを。
548:2013/06/20(木) 19:58:16.72 ID:
12.
これから先には、後日彼女が語った話と多分に私の想像が含まれていることを考慮願いたい。
彼女が自殺したとき、私が警察官の聴取に対して彼女は弱い人ではなかったと答えたのには相応の理由がある。
あのとき彼女の決断と勇敢な行動とどちらかひとつでも欠けていたなら、
私がいまこうしてこの文章を書いていることもなかったのかもしれない。

私は幼い頃から霊的な存在や異形の物どもをひどく恐れていた性質で、図書館からそういった類の物語を借りてきては、
眠れぬ夜を幾度となく過ごしてきた。9歳のころ手脚から血を吸う吸血鬼の紹介文を読んだときには、
真夏でも頭から足の先まですっぽりと布団に包まって眠っていたものだ。
549:2013/06/20(木) 20:05:37.42 ID:
13
スポーツは大好きで、学生時代にはそれなりの成績を修め、この年になった今でも人並み以上の自信はあるが、
ある特定の存在に対する恐怖心が拭われることはない。私があのとき全身で感じた恐れは、まさにその手のものであった。

窮地に立ったときの人間の行動というものは大方の予想さえも覆し、後に振り返ってみると
それが事実であったかどうかさえ危うくする。それ故に余計な疑念が生じ、想像を働かせざるを得なくなるのだ。
今でも不思議に思うのだが、あのとき助手席に座った彼女の顔が凍りついていく様を、
私はたとえば自然の神秘を捉えたスローモーションの映像でも見るかのように食い入るように見つめていた。
美しいとさえ感じた。そしてすぐさま、巨大な諦めと絶望の念に囚われた。
やれやれ。どうにもならない――。信じられないかもしれないが、事実だ。
550:2013/06/20(木) 20:10:44.87 ID:
14.グロ注意・胸糞注意
私は全身が泡立つのを覚え、振り返った。
この高速道路を走っているあいだに私たちが何度も見かけた水色の縞のワンピースを着たあの歩行者が、
たったいま私が1トンの鉄の塊で踏み潰したと思われるあの女が、私のまさに目の前に立っていた。
女の動きと私の反応はほぼ同時だった。女の顔が口元のあたりから真一文字に裂け、上半分が仰け反るように後方に倒れた。
一面が真っ赤で、その中に舌のようなものが蠢いていた。私は咄嗟に両腕を顔の前で交差し、目を固く閉じた。
両腕に生臭い息吹を感じた。ひんやりとした、ざらついた感触が右腕を這った。それから、彼女の叫び声が聞こえた。

私は彼女に引き立てられるようにして車に乗り込み、彼女の運転で帰路についた。
先ほどまでひとつとして見つけられなかった標識は、いつもの場所にいつものように幾つもあって、
迷うことはなかった。運転をしているあいだの彼女の横顔は血の気を失い、ハンドルを掴む腕は小刻みに震え続けた。
551:2013/06/20(木) 20:17:53.07 ID:
15.
私が聞いた彼女の叫び声は、「早く!」だった。私が腕を交差して身構えたとき、彼女は既に車から飛び出し、
私のそばに駆け寄ろうとしていた。その時の私は「逃げなければ」という発想は微塵もなく、
ただ彼女にされるがまま助手席に押し込まれ、彼女が運転席に乗り込む様子をぼんやりと眺めていた。
彼女の話によれば、彼女は車を30メートルほど後退させ、それからアクセルを踏み込み女の脇を走り抜けた。
女は何かを掴もうとするかのように両腕を突き出し、走り抜ける車に向かってきたそうだ。
しかし走り過ぎたあと彼女が見たバックミラーに、その女の姿は映らなかったと言う。
553:2013/06/20(木) 20:22:38.53 ID:
16.
帰宅した後、私の腕の痣に最初に気付いたのは、彼女のほうだった。5×3cmほどの赤紫色の痣で、
私が記憶する限りその時まで私の腕にそのような痣はなかった。同時に、
先ほどの出来事の最中にちょうどその痣のあたりに何かが触れたことも鮮明に覚えていた。
私は、この痣はあの女の顔が開いたときに見えた舌のようなもので舐められた痕だと考えた。
彼女は、あの女が私に圧し掛かるようにして顔を近づけた様子を克明に覚えており、
私が噛み付かれるのではないかと思ったそうだ。

彼女は死ぬ間際まで私の腕にできた忌々しい痣をひどく気にしていた。食事を共にしている時やふたりして居間で
本を読んでいるときなどに、ふと気付くと彼女がじっと私の腕を見つめていることがあった。
555:2013/06/20(木) 20:32:53.35 ID:
17.
翌日から、私たちはテレビのニュースと新聞をしらみつぶしに当たった。もし本当に人身事故を起こしたのであれば、
既に私たちは逃げてしまっている。恐怖よりも後ろめたさに支配され、幾日かは激しい罵り合いと深く沈み込む時を繰り返した。
それらしいニュースはどこにも見当らず、一週間後、私たちは意を決して最寄の警察を訪ねた。
私たちの自宅の所在地と私たちが当日訪れた遊園地とを結ぶ高速道路が端から端まで点検された。周辺の病院への確認も、
当然ながら真っ先に行われた。彼女の車も綿密に調べられた。しかし、何も出てこなかった。私たちが走行したはずの、
オレンジ色の外灯に昼間のように明るく照らし出された高速道路自体が、とうとう警察にも見つけられなかった。
結論として、警察が私たちの話をどのように受け止め、どう処理したのかはわからない。
数日後に警察から報告を受けたとき、私たちには謂れのない恐怖心と後味の悪さだけが残った。
557:2013/06/20(木) 20:38:54.20 ID:
18.胸糞注意
高速道路での出来事があって以来、彼女とは何度も話をし、時には互いを傷つけ合うこともしたが、
私は彼女を愛していたし、彼女もまた私を愛し続けてくれた。
私も彼女も早く忘れようと努めていたし、気にかけてくれた警察官にも同様のことを言われた。
彼女が自宅で転んで顔に大怪我を負った際にも、ふたりの会話の中でこの事故と高速道路での出来事とが
結びつくことはなかった。彼女は少しずつ元気になっているはずだった。

彼女が何の素振りも見せず、なぜあのようなかたちで発作的に死を選ばなければならなかったのか、今となっては知る術もない。
彼女の葬儀には、高速道路の探索で世話になった警察官が何人か弔問に訪れたが、その中の女性警察官は深い同情心からか
旧知の知人を失ったかのように泣いた。私も女性警察官と同様に泣きたかったが、棺の中の彼女を見たとき
ふたたび恐怖心が湧き上がり、かつてない自責の念に囚われ、その場から逃げ出してしまいたいほどであった。
559:2013/06/20(木) 20:46:17.65 ID:
19.
彼女が死んだその夜、彼女はベッドの中から両手を差し出し、まるで痣を消そうとでもするかのように
しきりに私の右腕をさすっていた。私は「心配しなくていい。いつかは消えるから」と言って彼女を諌めたが、
彼女は微笑むばかりで自らの手を止めようとしなかった。
それから彼女は眠りに落ち、悠長な私は彼女をひとり残して病室をあとにした。
彼女を衝き動かしたものが何であったのか、知りたいとは思わない。それでも、私は思う。
もしかすると彼女の死は彼女が望んだ死ではなかったのではないか、と。
561:2013/06/20(木) 20:51:45.25 ID:
20.グロ注意・胸糞注意
棺の中の彼女の顔は下半分が白い布で覆われ、左目のふちから縫合された傷跡が白い布の下へと消えていた。
頭部はいびつに変形し、美しかった髪の毛のかわりに不似合いなかつらが取り付けてあった。左目には義眼が入っていた。
身体の前で重ねられた両手には、いくつものかすり傷があった。転落した際にできたものだろう。
私の隣りに立った弔問客が一輪の花を彼女の手元に手向けた。
その時、既に彼女の身体の上にあった花がはずみでこぼれ落ち、
彼女の右袖がほんの少しめくれ上がった。私は彼女の青白い右腕に釘付けとなり、
他の弔問客に急かされるまで身動きが取れなくなっていた。
私は彼女の棺のそばで自分の喪服の右腕を捲った。
痣は跡形もなく消えていた。
563:2013/06/20(木) 21:07:06.25 ID:
21.
私と彼女に如何なる理由からあのような災難が降りかかったのか、
またそれは私と彼女をどこへ導こうとしたのか、今もわからない。
彼女は何を知り何を悟り、どのような気持ちで死んでいったのか、
それさえも私にはわからない。
ただ彼女の墓前に立つと、葬儀のときにさえこぼれなかった涙が、
今でも静かに溢れてくるのだ。そのたびに、私の妻は言う。
「あなたが死んだら、あなたは彼女の元へ行ってあげてください。
彼女が受けた痛みや苦しみを考えれば、私はひとりでも平気です」と。

終わりです。長々と失礼いたしました。
不快になられた方も大勢おられたようで、深くお詫び申し上げます。
582:2013/06/21(金) 12:11:40.78 ID:
>>563 おつかれさま
久しぶりに読みごたえがあって怖かった
飽きさせない展開で、一気に読んでしまったよ傑作でした
594:2013/06/22(土) 00:23:15.82 ID:
今日、っていうかさっき赤い服の女見た。22時過ぎくらいに、泉の広場で、
赤いフリルのついたワンピース?着た黒髪の女が明らかに尋常じゃない感じで髪振り乱して頷いててさ
その横を通り過ぎる時は「ゴシック趣味のちょっと変な女の人が音楽聞いて頭振ってんのかな」って
横目で見て思ってたんだけど、通り過ぎた瞬間急に何も起こってないのにビクって肩が跳ねたんだよ。
それと同時に何年も前都市伝説集めてるサイトで見た話急に思い出して血の気が引いて早足で立ち去った。
オカルト板どころか2chも普段来ないけど、これだけ報告しにきた。
オチも何もないけど…憑かれ易い体質だって言われた事あるから怖いな。
気のせいかもしれないけど頭と肩が筋肉痛う「ぬ\\重いし…。
596:2013/06/22(土) 23:38:27.80 ID:
209 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/11 03:34
俺が中学生の頃、もう10年も前の話。
ある日の夜、突然警察から電話がかかってきた。
「○○警察ですけど、人が亡くなったんですよ~身内の方で行方不明
の方いらっしゃいますか?」俺はてっきりその時外出していた姉が
死んだのだと思い、そばで料理をしていた母に「お母さん!!」と叫んで

しまった。でもよく話を聞いてみると亡くなったのは40歳くらいの男性
でうちと同じ名字だった。でもうちの親戚にもそんな人はいないし、不思議
だなぁと思っていたんだけど、その人はなんとうちの電話番号が書かれた
紙きれを握っていたんだって・・その時マヅ怖かった。・・・あんま怖くなくて
ごめんね。ちなみにうちからは全然遠く離れた、地方の警察からの電話ですた。

209 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/11 03:38
あれからお父さんが帰ってきてないんですけどね。
597:2013/06/23(日) 21:42:45.96 ID:
友人の結婚式の余興で、サークルの仲間と歌を歌う事になった
それで練習の為に皆でカラオケへ集合する事に
ところが集まる日に限ってアクシデントが起き、
全員集まった例が無い
必至で日程を調整して、
ようやく全員集合出来たのは式の約10日前
(それまで個人で練習はしてた)

やっと皆で練習出来ると喜んだのも束の間
何故か機材の調子が悪く、入れた歌が勝手にキャンセルされたり、
いきなりマイクが壊れたり、突然咳が止まらなくなる人が出たり
一度もまともに歌えない
何でこんなに上手く行かないんだと全員腹が立ってきて、
もうアカペラだろうが何だろうが、何が何でも歌うぞ!
と皆で合唱を始めた。そうしたらいきなり電器が消えた
音楽もエアコンも止まってしまった

停電か?と思ったけど、他の部屋の明かりは点いている
この部屋だけ?とことんついてないね、と皆で苦笑した途端
「いやぁぁああぁいぁーいー!」
突然スピーカーから女の人の絶叫が響いた
電源切れてるのに
598:2013/06/23(日) 21:43:03.55 ID:
全員で部屋を飛び出し、受付へ逃げた
事情を説明し、半信半疑の店員さんと部屋へ
戻ってみると明かりもエアコンも点いていて、
別におかしな様子も無い
それ以上どうする事も出来ず、
気味も悪いので全員ろくに口も聞かずに帰った

そして式当日、私達がこの余興をする事は無かった
突然結婚式は中止となり、
新郎新婦は顔を見せないまま食事会に変更された
後で聞かされた話では、新郎はずっと二股を掛けていたけど、
式も間近になって相手の女性を捨てたらしい
その女性は、新郎の自宅前で焼身自殺したそうだ
それがきっかけで新婦に全てがバレて、式は中止になったらしい
その人と私達は別に面識も無いし、
カラオケでの事も何かの間違いや偶然が続いただけかもしれない
その後新婦は別の人と結婚して、今は幸せらしい
新郎は事故死したらしいけど、詳しい事は分からない
そして私達はカラオケには行かなくなった
604:2013/06/25(火) 20:23:35.58 ID:
些細な話なんだが

前の晩に親が二人してワインを飲んで、ワイングラスに水を満たして流しの脇に置いて寝た
翌日は俺も朝から所用があり、二人が出かけた後で水を半分こぼして流しの中に入れて家中に施錠して出かけた
昼過ぎに帰ってきたら、ワイングラスは縁までなみなみと水を注がれたどころか足元に溢れた状態で流しの脇に置いてあった
間違いなく水を捨てて流しの中に入れたし、鍵も全て施錠してた筈
鍵自体も俺と親父しか持ってないから、俺が開けてなければ親父にしか開けられない筈

念のため全部の鍵と通帳印鑑その他金目の物の所在は確認したが全部無事
気味が悪いが親共は冗談だと思って笑い飛ばすだけで役に立たない
新築で霊の吹き溜まりみたいだった元の家の材料一切使ってないのに築2年で早くも霊現象かよ!って愚痴るくらいしか手がない
助けてくれといえる話でもないが、対策の一つもないものだろうか
614:2013/06/29(土) 03:22:42.48 ID:
思い出したのでさらっと。
5年ほど前、暑かったので母や妹弟と単身赴任の父の家に遊びにいった。
(夏休みで、父の家は涼しい田舎だった。)

アパートには父しか住んでおらず土地も広いので、父は気兼ねなく大きなアンテナを立てて趣味のアマチュア無線を楽しんでいた。
私も免許を持っていたのでその設備で運用させてもらい、大満足だった。

寝る直前に母に「ここは(アンテナがいいから、無線が)本当によく聞こえるね!」と話すと、
「本当、さっきからずっと上からドタドタ、よく聞こえるわ!」
と言われ、思わず「えっ…」

もう一度言うが、このアパートには父しか住んでいない。
621:2013/07/02(火) 11:43:16.60 ID:
高校時代の冬に、朝四時に学校に行って部室で一人でテスト勉強してたことがあった。
で、暗い内に朝ごはん買いにコンビニに行こうと思って、学校近くの繁華街にあるコンビニに行ったときの話。
そしたら途中の道端に作業着みたいなの着た男の人が寝てて、「うわあ」なんて思いながら、チラ見したら結構なイケメンだった。
人通りもほとんどなくて、私も少し大胆になったから、かなり顔を近づけて顔見たわ。やっぱりイケメン。
そしたら、向こうからカップルが歩いてきたから、私も我にかえってコンビニに慌てて入って、朝ごはんにおにぎりやら飲み物やら買ってたんだよね。
買い物終わって外に出たら、周囲に赤い光が充満してて、そこらに警察やら救急隊やらがわらわら。パトカーや救急車のランプだったみたい。
もっとよく見たら、さっきのカップルが興奮ぎみに警察に事情を話してたのね。
救急車は静かに急ぐ様子もなく去って行って、微妙に聞こえた会話から、どうやらその男の人は発見された時点で死んでたらしい。
そういや寝息も聞かなかったし、動かなかったし。
何より、その明け方はすごい冷え込みで、そんな中で作業着だけで寝てたら凍え死ぬわ。
私、全く気付かなかった。
私があのとき、顔を近づけて至近距離で覗いていたのは、死人の顔だったみたい。
624:2013/07/03(水) 12:00:57.67 ID:
>>621 怖いわ…
ギリギリまで近づいたところで死人がカッと目を見開いたところまで妄想した
629:2013/07/04(木) 01:00:45.23 ID:
>>621 ゾッとしたわ
627:2013/07/03(水) 16:24:44.09 ID:
怖いと言うかなんだろうって話

川を挟んだ反対側に本社があって毎日歩いて行くのが日課(5分掛からない距離)
上流には端があってトラックが通ると結構反動の音がうるさかったりするけど、その時はトラックの音無しで
比較的静かな時、帰ろうとした時に
「ああ、ああ」って呻く?落胆したような声が結構近くで聞こえた。振り向いても誰もいない。
カラスも鳴いてたけど「カアー」ではなく「ああ」だった。
実害はないけどカラスだと思い込もうとしたらまた「ああ」ってまた聞こえたから
何かいやな事でもあったのかな。
全然怖くも何ともないな。スマン
635:2013/07/11(木) 23:10:30.52 ID:
最近、嫁が実家に帰ったときに友達と高円寺で酒飲んだ。
俺も友達も、高円寺までチャリで15分ほどの住まい。
朝方4時半くらいに終わり、ほろ酔いで帰った。友達と2人でタラタラとチャリ。

なぜか突然、6時半。知らない道路に俺はいた。1人きりでチャリ。
すっころんで目が覚めたような状態でした。
「あれ?ここどこ?時間は?一体どうなってるんだ?」とパニくりながらも
場所を確認しようと思い、周りを見てみるとどうやら川崎。
何がなんだかわけがわからずにいたが、とりあえずなんとかしないとといけない。
携帯を見てみると友達から5時前に着信があった。
電話をかけてみたら友達がまだ起きてて、
「チャリ乗ってたら急にだまりこくっていつのまにか消えたから、
なんか機嫌でも悪くしてふてくされて帰ったかなと思ったんだけど。
なんで川崎にいるの?いつのまに?でも無理じゃない1時間半で川崎は」って。
とりあえず心配して、寝ずに車ですぐ迎えに来てくれたんだけど。
その「急に黙りこんだときすげえ怖かった」って言われた。
普通にしゃべってたんだけど、返事もしなくなってぼーっとし始めて、
視界から外れた瞬間に一瞬で消えてしまっていたそうだ。
その間の時間を考えてチャリで移動するってのは無理だし、
一体何があったんだろうって気持ち悪くてしょうがないです。財布や所持品は全く無事。
こういうスレでこの手の話たまにあるけど、
まさか自分がそういう体験するとは思ってなかったから。
ちなみに消えた場所は寺のあたりだそうで、川崎で気づいた場所も寺の前。
帰宅してしばらく考えててそれに気づいて、ブルった。
636:2013/07/12(金) 01:44:14.37 ID:
>>635 似たような経験(?)あるわ
時間帯も同じくらい

午前5時前くらい(まだまだ夜明け前)なくらいに岩国市の辺りを走ってた
次の瞬間、気がつくと宇部市辺り・時間は午前7時前くらい
完全に夜が明けていて朝の風景
途中の記憶は一切ない

居眠り運転にしても2時間は長過ぎる
しかも、自動車じゃなくてギア・クラッチ付きの原付バイク
居眠り運転なんてできるワケがない

怖くなって、目についた公園で3時間くらい寝てから出発したけど
ホント何だったのかな?と思う
638:2013/07/12(金) 20:30:36.37 ID:
旦那の実家の座敷の真横、ふすまを隔てた部屋で親子で寝てたら
真夜中に隣の座敷で、娘のレジスターのおもちゃがいきなり鳴り出して目が覚めた
霊感らしい霊感は持ち合わせてないのだけど
以前赤い着物を着た小さな女の子が座敷をパタパタと走って横切るのを見た事があったので
なんだあの座敷わらしが遊んでるのかと思って普通に寝た
「いらっしゃいませ~!☆」とか「ウフフ!☆」とかあらゆる音声パターンが
少し間をおいて思い出したようにいつまでも聞こえてくる

あんまり長いことうるさいので旦那も目が覚めたらしく、起き出しておもちゃの電池抜いてた
赤い着物の女の子はただの気のせいかもしれないし、おもちゃだって偶々何かの弾みで誤作動したのかもしれないけど
仮に座敷わらしが本当にいるのなら、それはそれで家にとっていい事だから気にしないようにしている
647:2013/07/13(土) 15:19:09.81 ID:
喫煙も嫌煙もそれぞれだろ、許されないとこでは吸わない許されてるところで吸うのに文句を言わない
昔喫煙絡みでキチガイを見て怖かった話

俺自身は吸わないが、仕事柄なぜか吸う人が多い
ある日ファミレスの喫煙席で昼食後に同僚がタバコを吸い出したら、「タバコ吸ったらダメでしょおおおおおおおおおおお!」と叫びながら禁煙席から突進してくるオバさん
店員と俺等がここは喫煙席ですけどとか説明しても、副流煙がどうしたニコチン被害がなんだと店の外にいる人が振り向くくらいの大声で叫び続けてた
その内「吸うなって言ってるだろうがあああああ!!」とか言いながら同僚のタバコを鷲掴み、火が点いてるから痛い熱いと叫んで店員や俺等に殴りかかって来た
その後もテーブルにあった皿を投げるとか殴る蹴るの暴行を繰り返してるうちに警察到着
オバさんいきなり豹変して、「あいつら(俺等)が火の点いたタバコを押し付けてきた」とか「禁煙席で吸ってたのを咎めたらキレて暴れだした」とか涙ながらに嘘八百
店員が即座に全否定したら、今度は泣き叫びながら立ったままブリブリジャーと失禁
ファミレスだから遠巻きに見てた客も騒ぎ出して阿鼻叫喚
結局オバさんはゴミ袋を下半身に巻きつけて連行、俺等には「アレな人を刺激しないように」との口頭注意
殴られた被害届を出しますかと聞かれたので、「もう関わりたくないんで出しません」で終了
後に他の同僚から、そのオバさんの風貌によく似た女性が、ファミレスの周りをうろついてると聞いて以降、その辺には近づいてない
上手く伝えられないが、発狂してたオバさんは下手なホラーより怖かった
653:2013/07/14(日) 13:21:46.29 ID:
10年前
大好きだった爺ちゃんが亡くなって1週間後の事
当時老人ホームに入ってた婆ちゃんと俺が、全く同じタイミングで発熱、頭痛、嘔吐、倦怠感に襲われる
風邪?の様な症状が5日間続いて、今度は全く同じタイミングで完治

完治した日の早朝、爺ちゃんが毎日散歩してた犬(老犬ではないし病気もしてない)が
異様に長い遠吠えをしてたから、心配になって見に行ったら既に死んでた

「あんた孫の中で一番可愛がられとったけん、婆ちゃんと一緒に来てもらいたかったとかもね
でもまだ死ぬとん早かけん○○○(犬)ば連れて行ったいやろ」
って親や親戚は笑ってた
655:2013/07/15(月) 02:22:41.12 ID:
心霊系ではないんだが、子供心に怖かったので書こうと思う。


俺の小学校では、一年に一人か二人、生徒が消えていた。
消えたっていっても、別に突然消滅とかじゃなくて、ある学校への転校で。

その学校っていうのが、◯◯にある病弱な子供向けの学校なんだ。
(伏せる意味はあまりないけど、一応)
持病持ちだったり肥満児だったりする子がその学校に行く、というふうに説明されていた。
その学校のポスターが学校に貼ってあったりして、生徒も何となく信じていた。


けれど、三年生くらいから、おかしいと感じ始めた。
656:2013/07/15(月) 02:25:12.36 ID:
三年から四年に上がるときに、Kという男子がいなくなった。
Kとはそこまで面識がなかった。
けど、元気な奴で、◯◯に行かなくちゃいけない感じじゃなかった。

四年→五年でふたり、五年→六年でひとりが、またいなくなった。
どの子も、そんなに病弱という感じじゃなかった。

もちろん、病気なんて外見から分かるもんじゃない。
こっちも小学生だったから、観察力もなかったし、記憶が曖昧になってる部分もあるしね。
けどよく考えれば、奇妙なことはたくさんあった。
657:2013/07/15(月) 02:28:31.28 ID:
小学校で誰かが転校する、ってなったら、ふつう「お別れ会」みたいなのをやるよな?
みんなでメッセージを書いたり、お別れの歌を歌ったり。
◯◯に行った子たちには、それがなかった。突然、春休みのうちに消えてた。

それに、いなくなるのが学年の境目に限られてるのもヘンだった。
本当に持病etcが原因なら、学期中にでもいなくなることだってありうるし、
一年ごとにだいたい同じくらいの人数が行くのも変な話だ。
658:2013/07/15(月) 02:31:03.24 ID:
他にも、
戻ってくる子がいないこと。
ポスターが怪談裏の暗い場所にしか貼られてなかったこと。
◯◯が地理的に遠すぎたこと。
今にして思えば不可解な点はいくらでも挙げられる。
親に聞いても、知ってるのは「◯◯に行った」ということだけだった。
659:2013/07/15(月) 02:33:31.20 ID:
療養用の学校に行く子供なんてどこにでもいただろうし、
裏があるにしても理由がまったく分からない。

それでも、挙げたような不可解な点がたくさんあって、怖かった。
自分もいつか突然に連れて行かれるんじゃないか、と恐れていた。
今でもふいに思い出して背筋が寒くなる。


ことし、成人式があった。
かつての小学校の同級生たちの多くが来ていたのだが、◯◯に行った生徒は一人も現れなかった。
667:2013/07/15(月) 09:55:49.83 ID:
中学の時の体験なんだが、
俺は陸上部に入ってたんだ。

放課後になって部活だー!ってことで部室に直行。
一番乗りで部室に到着した。

一番最初に部室に来た人はストップウォッチとかスターティングブロックとか、
色々道具を出さないといけない決まりがあるんだんだけど、
ストップウォッチを出した時に計測されっぱなしなのに気付いたんだよ。

誰だよ押したまま帰ったのは……って思って経過時間を見たら、
13時間も経過していたわけ。
668:2013/07/15(月) 10:00:57.54 ID:
んで、思ったんだよ。
今放課後だろ?16時半だろ?13時間前って、何時だよ。3時半じゃん。

3時半に中学の、しかもストップウォッチを押すためだけに
誰かが部室に入ってくるとは思えない。
ほかの部員や先生にも話したけど結局分からずじまいだった。

ちなみに押されてたストップウォッチは一つだけで、
それ以外はうごいてませんでした。

あとから読んでみるとあんまり怖くないな、ごめん。
684:2013/07/19(金) 20:49:12.05 ID:
子供の頃、家族旅行に行った事があってその最終日の夜、
泊まってたホテルで寝てる時に、誰かに「おいでおいで」と手招きされる夢を見た、
で、夢の中の俺はその誰かの居る方へと歩いていったんだが、
あと少しという所で、グイッと誰かに後ろから引っ張られる感じがして、そこで目覚めた。

目が覚めたら、ホテルの窓から飛び降りようとしてる俺の身体を
後ろから羽交い絞めにして必死で止めようとしてる親父が居た。
685:2013/07/19(金) 21:56:10.44 ID:
友人Sが小学5年の時に体験した話。

夜の9時頃だった。
その時、Sは学習机に向かって学校の宿題を片付けていた。

学習机の灯りの下、めんどいなー、めんどいなーとぶつくさ言いながらカリカリやっていたら、ふいに襖の開く音がした。

音のした方へ目をやると、勉強部屋と寝室を仕切っている襖がほんの少し開いている。

部屋の壁側、一番右にある襖。

壁と襖の間にできた天井近くの隙間から顔が覗いていた。

その当時、Sの寝室には二段ベッドが置いていて、上の段は弟が使っていた。

だからSは、その隙間から覗く顔は弟のものだと思い、「さっさと寝ろよ」と注意して宿題に意識を戻した。

だけど違和感がある。

それがなんなのかわからないまま、もう一度、開いた襖の奥へ視線を送った。

隙間から覗く顔は消えていない。何が楽しいのか、その顔はSを見つめてニコニコしている。

イタズラして喜んでいるのか、と少しイラッとしたところでようやく違和感の正体に気付いた。

Sを覗いている顔は、隙間に対して真っ直ぐに浮いていた。

目一杯、壁に身を寄せたとしても、位置と高さ的に無理があるし、よくよく見てみれば、襖の隙間から覗く顔は皺々の老人のものだった。

弟じゃない。

依然、こちらに向かって笑いかけている顔に、Sはさてどうするべえと内心、頭を抱えたそうだ。
686:2013/07/19(金) 21:56:46.86 ID:
それからどうしたのかという私の質問に、Sは宿題を片付けないといけないから無視したと答えた。

「気味悪いけど悪いもんちゃうかったし、寝る時にはもうおらんようなってた」

悪いものじゃないから、で無視していいものなのだろうかと考える私に、Sが顔の正体を教えてくれた。

「ひいじいちゃん。母さんの方の」

なんでも、Sの曾祖父も変わった人だったらしく、葬式の時も当人が顔だけで写真に写ったりしていたらしい。

ひ孫の顔を見に来るのはいいとして、もう少しまともな訪問方法はなかったのだろうか。
690:2013/07/19(金) 22:56:46.99 ID:
ネットカフェってあるじゃん?
3日間連続で利用したことがあったんだけどさ、36時間以上は連続利用出来ないから1度追い出されるのね。

今までマッサージチェアとかリクライニングチェアとかしか使わなかったから、寝るつもりもあってその時初めてフラット席にしたんだ。場所選べたから1番端っこ壁際のフラット席にした。

ネットカフェ利用してる人はわかると思うけど、毛布で個室が見られないように遮るだろ?
俺も同じく毛布で遮ってたんだ。
といっても壁際だし対面の席は空いてるし、平日だったから店内はガラガラだった。
691:2013/07/19(金) 23:38:18.20 ID:
肝心な話しはここからで、漫画読み終わって返却しようと振り返ったのさ。

そしたら毛布の下の隙間から足首が見えるんだ。
貸出のスリッパに裸足、細くて毛もないから女性だと思った。
つま先を両足俺の個室に向けて動かない。

ちょっと異様だからキチガイじゃないよな、と心配になりながら扉に手をかけたんだ。
そしたらすぐにパタパタ~、って走って行ったから安心した。

その後も周りを気にしてたけど何も起きなかったから、寝たんだ。
2:00くらいに寝て5:00くらいに起きたと思う。

足はPC台の下にある隙間に入れてたから、頭は入り口側だった。
目覚めてふと入り口をみたらさ、居るんだよ、貸出スリッパに裸足の女。

寝起きにそんな光景だから何秒か固まってた。
そしてある事に気付いちゃったんだ。

その足、今回はつま先立ちなのね。
692:2013/07/19(金) 23:39:56.49 ID:
嫌な汗が止まらなかった。
「おいマジかよ・・・」って寝たままの姿勢でゆっくり顔を上げたんだ。
そしたらさ、

覗き込んでるんだよ。女がさ。
顎を壁に乗せて頭だけ見えるようにして。
ニッタニッタと気持ち悪い笑顔でこっちの顔を見てんのね。

思わず枕にしてたクッションを投げつけたらさ、
「気付いてくれたぁ」
って感じで、一層気味の悪い顔でニヤァっと笑ったんだ。

その顔見てたら頭がガンガンして二日酔いみたいな気分になってきた。
もうそこに居るのが耐えられなくて、女に捕まってもいいからって部屋の外に飛び出したんだ。

案の定、女は居なかった。
空いてる席に隠れてんじゃないかと思ったけど、何処にもいなかった。

トイレで落ち着いて、元の席に戻ろうしたんだ。そしたら、

居るんだよソイツ。

一番奥、壁際の俺の席の前に。コッチ向いて、
「早く来て、早く来て。」
って感じで。
696:2013/07/20(土) 06:44:26.61 ID:
>>692そんな女、ぶん殴ってやりたいな
本当に
必死で寝てるのにな
693:2013/07/19(金) 23:41:01.23 ID:
観念して店員同行で席に戻ったけど誰もいなかった。
その後すぐ店を出たけど、もうネットカフェなんて利用出来ない。

店出たあと直ぐに無言電話が掛かって来たんだ。
5分おきに1回ずつ。朝までずっと。
着信拒否にしても違う番号で何度も掛かってきた。

携帯変えるまで掛かってきてトラウマもんですわ。
695:2013/07/20(土) 03:55:16.69 ID:
カテ違いかもしれませんがどこに書き込めばいいのかわからなくて…

どなたか 「あつしくん」が出てくる夢をみた方はいらっしゃいませんか?
私が見たのは電車内でした。
698:2013/07/21(日) 09:51:14.98 ID:
変な体験した。
とある所に一人旅行に行ったときの話。
昼時になって飯でも食うか、と言うことになってふらっと入った飲食店。
そこそこ客が入ってる様子。
バイトの店員らしき人がこちらやって来たのだが、なぜだがばつの悪そうな表情をしてた。
一応注文聞いたんだけど、その後もそこに立ち止まって何か言いたげの様子。
そしておもむろに口を開いた。
「あの・・実はサービスをやってまして、その日の10人目のお客さんは11人目のお客さんが注文されたメニューのお勘定を・・その・・」
そこで言い淀んだので「払えって事?」と聞くと申し訳なさそうに「はい」と答えた。
わざわざ説明するって事は俺がその10番目の客らしい
サービスじゃねーよそれ、罰ゲームじゃん・・・と思ったけど旅の思い出として良い話の種になると思い了承した。

程なくして11番目の客が入ってきた
黒の帽子に黒のスーツという観光地には似遣わない出で立ちの初老の紳士(まさに)だった。
さっきのバイトの店員が、やっぱりばつの悪そうな表情で注文とサービスの説明をしていた。
俺は横目でちらっと伺っていたんだけど、考えとくと言ったのかバイトは引っ込んだ。
すると紳士はおもむろにポケットからマジックを取り出して何やらテーブルに書き込んだ。
おいおい、店のテーブルだぞそれ・・・・と思っているとバイトを呼び出した。
注文を聞いたバイトは怪訝な表情をしてた。
で、俺に向き直ってこっちにやってきた。
俺が「何注文されたんですか?」と聞くと「あの~・・・富士山って」
「は?」
「富士山ってだけ言ってて他には何も」
なんだそりゃ?と思い紳士の方を見るとそこにはいない。
店を見回してもどこにもいず、既に店を出たようだった。
俺はさっき紳士がテーブルに書いた物が気になって、紳士が座っていた席に行ってテーブルを見てみた

ぞっとした。そこにはなぜか俺の名前が書いてあった。それに×印が入れられて、その下に富士山と書いてあった。
もちろん知らない人間でなぜ俺の名前知ってるのか謎だし、富士山って何なんだよ?

あの紳士は死神で、俺を連れて逝こうとしたが思いとどまって、富士山を爆発させる気だと思った俺はオカ板の見すぎかな
後から写真撮ってきゃ良かったと死ぬ程後悔したよ
699:2013/07/21(日) 09:57:13.02 ID:
>>698 紳士はマジックを持ち歩くのか・・・恐ろしい
702:2013/07/21(日) 20:01:18.82 ID:
>>699 怖いのそこかよw
713:2013/07/24(水) 22:41:10.44 ID:
親戚の叔母さんからよく聞いた話

今は70過ぎた叔母さんが10代の頃 仲のいい職場の友達とバス旅行に行く予定だったそうです。
ところが出発の前の晩、真っ赤な顔の天狗さんが山の上で仁王立ちになってる夢を見たそうです。
そして、いざ出発の日 どういうわけか前日に用意した荷物がなくなりどんなに探しても出てこなかったらしいです。

友達が誘いに来ましたが、事情を話しキャンセルしまた今度と見送ったんだそうです。
それから数時間後、友達の親が血相をかえて家に来ました。
バスが崖から転落したと駐在から連絡があったんだそうです。友達の一人は亡くなったらしいです。