1:2009/09/30(水) 16:21:22.87 ID:
すみません。もう皆忘れているかも知れませんが
以前に「少し昔話をしたくなった」と言ってスレを立てた者です

ちょっとした進展があったので覚えてる人が居れば幸いかと思いスレを立てました
2:2009/09/30(水) 16:22:04.95 ID:
わーい!
3:2009/09/30(水) 16:23:04.55 ID:
>>2
あ、覚えててくれるんですか?
ありがとうございますww

ちょっと投下していこうと思いますww
5:2009/09/30(水) 16:24:08.08 ID:
この前の日曜日にサトミと2人で俺の実家に行きました
最初に俺の実家に行くか、サトミの実家に行くか迷ったんですけど、結局先ずはサトミの実家に行った後に、そのまま俺の実家へ・・・と言う事になった

正直俺の実家に女を連れて行ったのは、あの中学の時の文化祭実行委員の時以来だったので、俺の親が何と言うか不安でした。


連休明けに俺は実家に電話をした。電話に出たのは弟だった。
6:2009/09/30(水) 16:25:36.87 ID:
俺「おう久しぶりww」
弟「うん、久しぶり、いつ帰ってくるか母ちゃんが心配してるよ」
俺「うん、今週の日曜日に帰ろうと思ってさ」
弟「え?そうなの?」
俺「うん、で、日曜父ちゃんと母ちゃんが居るか分かる?」
弟「さあ?今母ちゃんお風呂だよ」
俺「そっか・・・じゃあ後で電話してもらって」
弟「どうしたの?」

俺「うん・・・俺の・・・彼女を連れて帰る・・・」

その瞬間に弟が黙った。

俺「どうした?」
弟「・・・なんか吐きそうになってきた」

相変わらずの胃腸だ。
7:2009/09/30(水) 16:26:32.82 ID:
電話を切ってしばらくすると電話が掛かって来た。

俺はトイレに入ってたので電話に出れなかった。
すると、三回連続で着信。

なんでそんなに鳴らすんだよ・・・
そう思い俺はて慌てて電話を見る・・・

母ちゃんだった。
9:2009/09/30(水) 16:33:57.97 ID:
母「あんた!!!どうしたの???結婚するの???え???どうなの???ハワイ??グアム???どこですんの???私、留袖今無いよ!!!」

何をテンパってる。

俺「いや・・・まだ全然どこでするかとかは・・・」
母「あんたは何でもっと早く言わないの!!!!」

いや、だから今言ってんじゃん

母親はそれから30分も延々に何かをテンパって話てたけど、
俺は受話器を置いてパソコンで見積もりを製作していた。
10:2009/09/30(水) 16:35:15.02 ID:
やっと声が小さくなったので電話を再びに耳に電話を当てる

俺「と、言う訳で日曜日に」
母「ああ・・・もう・・・どうしよう・・・」

再び何か盛り上がりそうなので俺は電話を切った。
そしてサトミに連絡。

俺「母ちゃんがテンパってたよ」
サトミ「私も・・・緊張してきた・・・嫌われたらどうしよう・・・」
俺「大丈夫だww落ち着けwwそれより・・・俺はお前の親父さんに挨拶行くときの方が・・・怖い」
サトミ「うん・・・私も怖い・・・ww」

マジですか。
11:2009/09/30(水) 16:36:54.10 ID:
俺「てか、親父さんに言った?」
サトミ「うん。一応お母さんに帰るって言った」
俺「なんて?」
サトミ「なんかね、竜也が色々話しをしてるみたいwwユウ君の事ww」
俺「うわあ・・・アイツをもっと可愛がってれば良かった・・・」

サトミ「大丈夫wwなんかお母さんが『時期社長候補なんだって?』て言ってたww」

竜也君嫌がらせですか?

俺「・・・アンタの弟・・・可笑しいんじゃないの?」
サトミ「お父さんはねwwなんか機嫌が悪いみたいww」

辞めろよ・・・俺は怖くなって来た。

でもまあ、俺とサトミがくっつく為の最初の関門だ・・・
頑張ろう・・・俺はそう思った。
12:2009/09/30(水) 16:37:52.12 ID:
プロポーズしてから、サトミが嬉しそうに
どこで式を挙げるか、どんな感じにするかを言ってくる。

正にゼクシイのCMみたいなんだけど・・・あれってマジなんですね。
てか、ゼクシイ買ったし。


当日朝一の新幹線で実家に帰る。
俺は新幹線に乗る時から俺は緊張で胸が潰れそうだった。
正直吐きそうだったよ。
新幹線で喫煙デッキに何度も出かけた。
サトミ「タバコ吸いすぎ」
そう言われながらサトミの実家へ到着。

家の前に到着した時はもう吐き気が最高潮に達していた。
13:2009/09/30(水) 16:38:45.95 ID:
最初に玄関に出てきたのはサトミのお母さんだった。
お母さんは凄いポヤ~ンとした感じでサトミに雰囲気がよく似ていた。

俺「初めまして・・・福田と申します・・・」

俺は機械仕掛けの様に頭を下げた。
営業なんかよりも全然緊張するわい。

サトミ母「あ、いらっしゃいませwwサトミの母ですww竜也もお世話に成っているみたいでww」

そう言って頭を下げられた。

俺は何故か「うへへへ・・」と気持ち悪い反応をしていた。
14:2009/09/30(水) 16:39:39.55 ID:
家に入ると、リビングにお父さんがソファに座っていた。
俺はその瞬間にピーンと背筋を伸ばす。

そして「お父さん!!!初めまして!!!福田と申します!!!」そう叫んだ

すると、お父さんは・・・

「あ、ごめんなさい・・・私はサトミの叔父ですww」

そう言った。
紛らわしいんだよ!!!
てか、なんで居るんだよ!!!

俺はそれでも叔父さんに無碍には出来ずに又もや「うへっへへっへ・・・」と気持ち悪い反応をした。
15:2009/09/30(水) 16:40:43.58 ID:
すると二階から今度こそ本物のお父さんが降りてきた。
お父さんはサトミに似ていた。
てか、サトミがお父さんに似てるんだけど。
なんかね、ダンディでした。

俺は調度サトミのお母さんに手土産のお菓子を渡してた最中だった。
そして、何故か
「いや!!!これは違うんです!!!」
と言ってたんだ・・・

何が違うのよ・・・もう俺は色々駄目だよ・・・

俺の勢いでお父さんも思わず「ああ・・・うん分かってます・・・うん・・・」

とか言ってるし・・・超気まずい・・・
17:2009/09/30(水) 16:41:52.74 ID:
俺は気を取り直してお父さんに挨拶。

俺「初めまして・・・福田と申します」
お父さん「あ、初めまして・・・サトミの父です」

そう言って頭を下げてくれた。
俺はソファーに促されて座る。

ソファーにはお父さんと叔父さんと俺が三人黙って座っている。
サトミはお母さんと一緒に台所にいた。

凄く重い雰囲気。
何これ。
誰か喋れよ。
なんで叔父さんも緊張してるのよ。
てか、アンタなんで居るのよ。

俺は色んな事を考えていた
18:2009/09/30(水) 16:43:44.37 ID:
俺は勇気を出して喋りかけた。

俺「あ・・・なんか・・・あれですね・・・格調高い・・・その・・・ソファーですね・・・」

何を言ってるんだよ俺は。

だが、
お父さん「ああ・・いや・・・まあ・・・安物ですよ・・・ハハ」と言う。

叔父さんは、その雰囲気に耐えれなくなったのか立ち上がった。

叔父さん「あ、兄貴・・・また来るわ」
お父さん「え???あ・・もっと居れば良いのに・・・」
叔父さん「いや・・・なんか、俺・・・そう・・・うん、ちょっと行かないと駄目だ・・・、福田さん御ゆっくり・・・」

そう言って叔父さんがそそくさと帰る準備をする。
19:2009/09/30(水) 16:43:47.44 ID:
相変わらず弟カワユスww
20:2009/09/30(水) 16:44:29.88 ID:
その時サトミとお母さんが俺の手土産とお茶を入れて台所から出てきた。

サトミ「あれ?叔父さん帰るの?」
叔父さん「うん・・・」
お母さん「もっと居たら良いじゃないww」

叔父さんは2人に止められて、そのまま再びソファーに・・・

天然親子恐るべし・・・
叔父さんカワイソス・・・
21:2009/09/30(水) 16:45:41.48 ID:
お茶菓子が入り皆で食べようとするが・・・
俺はその前に言ってしまおう・・・そう思った。

俺はソファーから少し越を浮かせた・・・

その瞬間にお父さんと叔父さんも身構える・・・!

来た・・・!

そう思ったのか、二人の顔に力が入った。

俺はソファーから降りて床に正座しようかどうか迷っていると・・・

「いっただきま~すwwwwww」・・・


そう言ってサトミがお菓子を食べ始めた・・・

何してんの?この子・・・
22:2009/09/30(水) 16:46:32.80 ID:
その言葉に全員が「ああ・・・そうだね・・・食べようかww」

と言う雰囲気でお菓子を食べ始める・・・

俺はサトミを睨む。

サトミは嬉しそうにお茶菓子を食べていた。

なんてカワイイんだ・・・コイツは・・・
もう大好きww

23:2009/09/30(水) 16:48:30.96 ID:
すみません中途半端ですみませんが
その・・・仕事が入りました・・・

みんなが覚えてくれていて嬉しいですww

続きはまたすぐに書きますww

正直、これを書いても誰もレスしてくれなかったらどうしようかと思ってましたww
少しでも覚えてくれている人がいて本当に嬉しいです

じゃあまたww
26:2009/09/30(水) 17:02:00.67 ID:
リアル福田だwwwwうへへww何か興奮して俺も吐きそうになってきたwwっつーことで仕事に戻るわ。続き期待しとくww
27:2009/09/30(水) 17:11:29.62 ID:
前スレ最初っからずっと見てたのに、最後の報告だけリアルタイムでみれなくて気づいたら1000行ってすっごい悲しかったから、また続き書いてくれてうれしいよww

31:2009/09/30(水) 18:52:01.41 ID:
リアルに福田が来ていたのか!
暇人速報で今さっきみてきたところだったから・・・

福田さんがんばれ!!!
34:2009/09/30(水) 20:04:43.65 ID:
帰ってきてくれて嬉しいwwwwww
35:2009/09/30(水) 20:30:15.86 ID:
なんか皆テンションたけえww
なんだよww

でも、歓迎されてっつーか、俺の事を覚えてくれてて嬉しいですww
あんまり前スレに人が少なかったので、「自分語り乙」とか「お前誰だよ」とか言われそうだったのでビクビクしてたので素直に嬉しいですww

今まだ仕事中なので、また
36:2009/09/30(水) 22:13:13.32 ID:
お待たせしました続きを投下します
37:2009/09/30(水) 22:14:30.20 ID:
サトミの天然のお陰でタイミングを逸した俺。
てか、それはお父さんと叔父さんもだと思う。

重苦しい雰囲気の中で食うアンミツがマズイです。
食べ終わり皆でお茶を啜りながら叔父さんが俺の仕事の事とかを聞いて来た。
なんかぎこちないながらも会話が続く。
38:2009/09/30(水) 22:16:38.55 ID:
叔父さんが「そうか・・・今日は遠い所大変だったね・・・」

そう言う感じのベストパスが俺の目の前に来た。
俺の前にはゴールポストとキーパーで有る親父さんしかいない・・・!

チャンス!!!

俺は一気にシュートを決めるべく・・・ソファーから立ち上がり・・・
床に・・・

正座した・・・!

お父さんもそれに気が付き、身構えた・・・!

サトミ「床に座ったら足が痛いからソファーに座りなよww」

まさか味方の奴にボールをクリアされるとは思わなかったよ・・・
39:2009/09/30(水) 22:19:14.91 ID:
俺は凹んだ・・・
そのままトイレに立つ。
そしてトイレからサトミにメールをした。

「サトミは・・・実は俺と結婚するの・・・嫌?」
サトミから「なんで?と言うかなんでトイレに居るの?」

ハア・・・

もうね、サトミが可愛すぎて堪らんよ・・・

これが竜也だったら間違いなく一時間は説教してる。
40:2009/09/30(水) 22:20:46.26 ID:
俺はトイレから出てリビングに戻るとソファーにはお父さんと叔父さんしか居なかった。
台所からサトミが手招きする。
サトミは俺を呼ぶと小声で言った。

サトミ「お母さんがいつ言うの?って聞いてるんだ」

この天然親子が!!!!!!!!

俺は少し疲れた顔でリビングに戻った。
リビングに行くとお父さんと叔父さんも疲れた顔をしている。
41:2009/09/30(水) 22:22:27.77 ID:
お父さんと目が合った。

お父さんは「君も・・・苦労するかもね・・・」

そう目で語っていた。
なんかね、その時俺らは分かり合えた気がしたよ・・・

お母さんとサトミがリビングに戻りテレビを付けた。
付けるなよ。
するとお父さんも同じ事を思ったのかテレビを消す。

お父さんは俺を見た。
俺もお父さんを見た。

そして、俺はゆっくり立ち上がりサトミの腕を掴み立ち上がらせる。
42:2009/09/30(水) 22:24:17.57 ID:
俺は床の上に再び正座をした。
そしてサトミを見た。

流石のサトミも俺の目を見て気が付いたらしい。

お父さんと叔父さんも立ち上がり、同じ様に床に正座する。
お父さんはお母さんに目で語りかけた。
お母さんは慌てた様に床に正座した。


全員が床に正座をすると俺はお父さんを見た。
43:2009/09/30(水) 22:26:19.56 ID:
俺「お父さん、お母さん」
お父さん「はい」


俺「先ずは、私は今までサトミさんとお付き合いをしながら、一度もご挨拶にお伺いしなかった事を謝罪致します・・・申し訳ございませんでした・・・」


俺はそう言って頭を下げた。
サトミも慌てた様に頭を下げる。

お父さん「こちらこそ、ご挨拶が遅れまして申し訳ございません・・・」

お父さんもそう言って頭を下げる。
俺はその瞬間にお父さんに好感を持った。
44:2009/09/30(水) 22:27:50.91 ID:
俺「本来はその謝罪で終わるべきではございますが・・・もう一つお許し頂きたい事がございます」

俺はそう言ってお父さんを見る。

そして目を見ながら言った。


俺「サトミさんと・・・結婚させて頂きたいんです・・・どうか・・・どうかお願い致します・・・!!」


俺は頭をこすりつけた。
サトミも同じく頭を付けた。
45:2009/09/30(水) 22:29:58.84 ID:
お父さんは「ふう・・・」と息を吐き出して言った。
お父さん「サトミは・・・まだ右も左も分からない若輩者でございます・・・」

俺は頭を上げた。


お父さん「ふつつか者ではございますが・・・末永く・・・娘を宜しくお願い致します・・・!」


そう言って頭を下げた。
俺も再び頭を下げて

「必ず幸せに致します・・・!」

そう言った。
46:2009/09/30(水) 22:32:09.02 ID:
頭を上げるとお父さんが笑っていた。

お父さん「いや、本当に空気が読めない娘で・・・すみませんww」
俺「そこが好きなんですww」

そう言って二人で笑った。
やっとお父さんと笑顔で話せた。

なんかね、お父さんも最初こそ断ってやろうか?みたいに思ってたけど・・・

痺れが切れた様だったww
結果的にはサトミGJ。

お父さんと叔父さんの両方と打ち解けて俺らはサトミの家を後にした。 
48:2009/09/30(水) 22:34:34.53 ID:
次に俺の実家に向かった。
今度はサトミが緊張した顔付きでいたんだ。
俺はかなり気が楽だったよ、サトミには悪いけど。

家の前に来た時は夕方に成っていた。
サトミは家の前で立ち止まり鞄から鏡を出す。

サトミ「髪、変じゃ無い?」
俺「大丈夫wwカワイイからww」
サトミ「違うー、そうじゃ無くて変じゃ無いかって事!」

何が違うかサッパリ分からないがサトミはカワイイ。
49:2009/09/30(水) 22:36:32.86 ID:
俺はサトミを中に促した。
ドアを開けると俺の母ちゃんがリビングから出て来た。
なんかオペラを見に行くのかバリの洋服を着ていた。
目がチカチカするよ・・・母ちゃん・・・

母ちゃん「いらっしゃいませ・・・本日はよくぞお越し頂きました・・・ww」

どこのマダムだよ。

サトミ「初めまして・・・石原と申します・・・本日は・・・お、お招き頂きまして・・・こ、光栄です・・・」

なんだお前らの会話は。  
51:2009/09/30(水) 22:39:44.08 ID:
リビングに行くと父ちゃんと弟が立ち上がり挨拶した。
弟は直立不動だった。
父ちゃんはマジシャンの様なスーツを着てた。
俺はとにかく全員を落ち着かせた。

俺「よし!!!先ずはアレだ・・・父ちゃん、母ちゃんは着替えて来い!」

それから弟を見た。

俺「直れ!」

弟はホッとした様に体を崩した。
サトミにも気を楽にさせた。

俺「あ、とりあえずさ・・・俺とサトミは結婚します」

俺はそうサラリと言ってみた。
52:2009/09/30(水) 22:41:36.44 ID:
サトミは頭を下げて
「ふ、ふつつか者ですが・・・宜しくお願い致します・・・!」
そう言った。

そしたら俺の家族は祈りの様に何度も頭を上げ下げする。
何教だよ。

とりあえず俺は気楽に話せる様に中学の同級生の旨を伝えて盛り上げた。
53:2009/09/30(水) 22:42:54.79 ID:
母ちゃんがお茶を入れに立った時にサトミもすかさず立ち上がり言った。

サトミ「あ、何かお手伝いさせて頂けませんか」
母ちゃん「あ、良いの、良いの・・・座ってて」
サトミ「いえ、福田家に入るので・・・嫁として扱って下さい」

父ちゃんが俺に囁く。

父ちゃん「なんで、あんな子がお前の嫁に来るの?催眠術?」

俺も未だに謎ですな。
54:2009/09/30(水) 22:44:27.70 ID:
その日、晩御飯を俺の家で食べる頃にはすっかり父ちゃん、母ちゃんもサトミと打ち解けていた。

俺らは新しい家族が増える事を素直に楽しんでた・・・

ただ一人を除いて・・・

弟は一向に緊張が取れないらしく、晩飯のすき焼きも、何故か豆腐ばかりを食べていた。
俺は可哀相に成って肉を入れて上げた。

が、弟は首を振って「け、結構です・・・」

何故か俺に敬語。
いつかは慣れろ弟よ。
55:2009/09/30(水) 22:45:49.38 ID:
サトミと俺は22時位の新幹線で帰った。
帰りの新幹線でサトミが言う。

サトミ「なんか、不思議だね・・・」
俺「何が?」
サトミ「中学生の時に行った男子の家に・・・大人に成ってもう一回行くとは思わなかった・・・wwしかも・・・ww」

サトミはそう言って笑う。
車窓にサトミの横顔が写っていた。
56:2009/09/30(水) 22:47:14.57 ID:
俺「俺は・・・」

サトミ「ん?」

俺「俺は・・・夢見てたよ・・・」

俺はサトミのひじ掛けに置いている手に、手を重ねた。

俺「あの時・・・お前が俺の家に来た時から・・・夢見てたww」

サトミは俺を見つめた。
57:2009/09/30(水) 22:48:52.71 ID:
俺「俺はね、何人もの女は要らない・・・一生でたった一人の女を好きで有りたかった・・・ずっとねww」

俺はそう言ってサトミに笑いかける。

サトミは「クスッ」と笑った。

俺「なに・・・」

サトミ「臭い台詞ww」

俺は凹んだ。

俺「・・・良いじゃん・・・臭くても・・・」

ブツブツと呟く。
58:2009/09/30(水) 22:50:36.66 ID:
サトミ「でも・・・」

俺「え?」



サトミ「・・・信じるよ・・・」



サトミはそう言って俺の手を・・・

握り返して来た・・・


59:2009/09/30(水) 22:52:14.51 ID:
ニヤニヤがとまらないぜwwwwww

福田&サトミ本当におめでとう!!!!

>>59
ありがとうww 
60:2009/09/30(水) 22:55:05.26 ID:
サトミ「信じる・・・ww」


サトミは微笑みながら俺の手を握り続けた・・・


サトミ「・・・運命だから・・・!」



俺「・・・うんww」




それから・新幹線に揺られながら・・・

俺らは手を・・・

離さなかった・・・





以上です・・・

これで俺の昔話・・・”その後”を終わります・・・!



61:2009/09/30(水) 23:00:15.80 ID:
なんかやっぱりスレが終わって時間が経ったら余り人が来ないねww

まあ、誰も来ないと思ってたけど少しでも人が居てくれて嬉しかったですww
62:2009/09/30(水) 23:00:23.34 ID:
何度でも言ってやる!
福ちゃん&サトミちゃん
おめでとうっ!
そして、絶対にずっと一緒にいろよっ!!


俺にも運命の出会いがありますようにwwwwwwwwww
63:2009/09/30(水) 23:02:15.01 ID:
>>62
ありがとうww
そしたら俺はこれでww

また機会が有れば報告します

じゃあね!
65:2009/09/30(水) 23:07:32.34 ID:
福田おめでとう!!!
サトミのこと永遠に幸せにしてやれよな!!!

まぁ…たまには顔出してくれてもいいんだぜwwww
66:2009/09/30(水) 23:10:08.98 ID:
福ちゃん&サトミちゃん
おめでとう~!!

ゆっくりゆっくり、幸せになっていってね~!!
67:2009/09/30(水) 23:29:01.19 ID:
これからが色々大変だろうが、ひとまずはおめでとうといわせていただきます!


末永くお幸せに!!
68:2009/09/30(水) 23:30:16.00 ID:
めでてえwwwwwwww
酒買ってくるわwwwwww

俺の身の回りには何もめでたい話ないけどなハハハ
69:2009/09/30(水) 23:38:35.04 ID:
やっと言える!
おめでとう!!!結婚生活って思ってるより大変だけど、二人ならいつまでも幸せでいられるよ!

おじいちゃんおばあちゃんになっても仲良しでいてね!
86:2009/10/02(金) 01:23:14.64 ID:
皆さんありがとうございますww

たくさんの人に祝って頂けて嬉しいですww

今は現場の立ち会い中なんですが・・・非常に眠い・・・

明日と言うか・・・今日も夜まで帰れないし・・・
土曜日も朝から晩まで・・・

87:2009/10/02(金) 01:26:30.78 ID:
リアル福田キターwwww

つーか激務なのねorz
サトミ、寂しい思いしてなきゃいいね(´・ω・`)
88:2009/10/02(金) 03:07:16.36 ID:
なんだか読んでて涙出てきたぜwww
ほんとにおめでとー! 
98:2009/10/06(火) 16:39:42.15 ID:
やっぱ本にするか映画にしてほしいくらいなんだが…
もしどこかから正式にオファーがあったら許可する?
102:2009/10/09(金) 08:57:42.92 ID:
皆さんありがとうございます

>>98
多分来ないでしょww
まあ、来たら笑えますww

もし万が一来たら、サトミにバレ無い様にVシネマでお願いしますww
板倉を哀川翔、森君を竹内力でお願いしますww

108:2009/10/10(土) 21:35:36.67 ID:
前スレ1000取ったものだけど、福田が幸せそうでなによりだwwww

末永くお幸せに!
118:2009/10/16(金) 17:56:48.23 ID:
よろしいでしょうか
123:2009/10/17(土) 13:35:02.24 ID:
うわww久しぶりに見たら酉バレしてるww
なんで分かったの???

まあ、別に良いけど
ちなみにそこは駅名なんだよww

124:2009/10/17(土) 13:39:30.44 ID:
なんか、俺のスレが載ってるblogの感想見てたら照れたよww

ラブレターの件は絶対に突っ込まれると思ったよww
でも、俺の記憶では書き直した覚えは無いし、間違いなく引っ越しを知る前に書いたと思ってたんだが・・・

あと、釣りじゃ無いし実話ですよww
俺は妄想癖は有るが、物語を作れる程の頭は無いww

でも、みんなが祝福してくれて嬉しいですww

ありがとうww

125:2009/10/17(土) 13:46:01.78 ID:
念のため酉変えとくねww

じゃあな
127:2009/10/17(土) 15:01:45.92 ID:
>>123
福田さんは奈良県民か?近鉄の駅であるんだが・・・特急とかも止まる大きな駅だ。


しかし、
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいの中で、告白というシチュエーションもいいなあ

お幸せに!!!!!!!!!!!!!!!
128:2009/10/17(土) 16:39:39.50 ID:
大和八木って、福田は実家奈良かよwwww
130:2009/10/17(土) 17:43:34.32 ID:
実家じゃ無いです
ここの駅は、俺が小さい頃に住んでた場所です

ちなみに俺の実家はそこから電車で二時間程離れた場所です

なんの電車かは言いませんww

いやあww酉ってバレるもんなの?

確かに最初の頃も誰かが当ててたよな・・・
同一人物かな?
131:2009/10/17(土) 17:49:43.01 ID:
因みに今日は今から三日ぶりの家に帰ります

もう立ち合いやら、クレームやら、出張やらでかれこれ三日で三時間の睡眠しかしてないわww

テンションが上がって上がってww

さっき課長に報告で電話をしてる際にサラリと結婚の報告をしました

課長は一旦電話を切った後に慌てて電話を折り返して来たww

とりあえず・・・・


サトミが待ってるので・・・ww 
133:2009/10/17(土) 17:55:13.22 ID:
なんか色々と酉を研究している奴らでもいるんだろ?
なんにしても
福田おめでとう!!
嫁さん泣かすなよ 
146:2009/10/20(火) 20:08:34.35 ID:
昨晩、板倉と電話で喋って面白い話を聞いた
機会が有れば投下します

母ちゃんのサトミを見た時の反応は「ああwwwwあの時のwwww」って反応だったが・・・


多分目が泳いでたので、覚えて無いと思われ

俺も母ちゃんの名誉の為にそれ以上は突っ込まなかった

サトミの高校時代ねー・・・

それは・・・まとめてから投下しましょうか

まあ、そう言う事で、いつ投下出来るか分からないけど・・・ww

今から作業に入るので、これで!

じゃあね~ 
152:2009/10/21(水) 18:44:21.89 ID:
投下します




少し昔話をしたくなった

~もう一つの消しゴム~




153:2009/10/21(水) 18:46:33.94 ID:
いや、こんなタイトル書いたけど、そんなに大層な話じゃ無いんだよww

サトミから聞いた話を俺の勝手な想像と共に書いてみようと思っただけww
でも、余りサトミの個人情報に関する事は掘り下げられないから、所々フェイクを入れるよ

じゃあまあ始めますww
155:2009/10/21(水) 18:48:25.42 ID:
サトミに取っては、人生始まって以来?のピンチだった。

「あっ」

と声を思わず出してしまった。
シャーペンの芯が無くなったのだ。
代えの芯も無い。

昨日お母さんからちゃんと用意しておきなさい、って言われたので筆箱に代えの芯ケースを入れた筈だったのに・・・

また、竜也か・・・

弟の竜也がまたイタズラしたに違いない。
156:2009/10/21(水) 18:50:24.64 ID:
もう・・・あの馬鹿・・・サトミは頭を抱えた。

赤ペンで書いたら良いだけじゃん。

そう思われそうだが・・・

その通りだと思うし、何なら後で知り合いにノートをコピーすれば?って思う。
だが、天然のサトミに取ってはそれは無理だったのです。

サトミが泣きそうに成っていた時、隣の男子がスッと芯ケースを差し出した。
その時にサトミが思ったのは・・・

私の心を読まれてる・・・?だった。

天然なんで本当に勘弁してあげて下さい。
157:2009/10/21(水) 18:52:25.92 ID:
サトミは感激して慌ててノートの切れ端に

『ありがとう』

とペンで書いた。
そして遅れてしまった板書の続きをしようとして慌ててしまい・・・

せっかく貰った芯を落としてしまったのだった。

ウウウウウウウ!!!!私のバカーーー!!!!

サトミはそう思いながら慌てて拾おうとするが、見当たらない。
158:2009/10/21(水) 18:54:09.84 ID:
ヤバイ・・・せっかくの人の好意を・・・

そう思い泣きそうに成っていると、隣の男子は少し笑いながら再び芯をくれた・・・
しかも三本も。
サトミは嬉しく成った。

そして、何とかして自分の感謝の気持ちを彼に伝えたい・・・
そう思い・・・目の前に有った新品の消しゴムを見つける。

これを上げよう・・・

そう思ったが、上げたら自分の分が無くなってしまう・・・
どうしよう・・・?
159:2009/10/21(水) 18:55:37.67 ID:
サトミは・・・
消しゴムを真っ二つに割った。
そしてそれを彼に渡して微笑んだ。

サトミ「こんなのしか無いけど・・・」

彼は何故か顔を真っ赤にしていた・・・

160:2009/10/21(水) 18:57:56.55 ID:
それが全ての始まりだった
そんな本当に何気ない・・・出会いだったんだ・・・

その時の彼女に取っても彼に取っても。
だけどその出会いは・・・


『運命の出会い』


だった・・・

161:2009/10/21(水) 18:59:25.83 ID:
ゴメンなんか書いてて恥ずかしく成って来たww
まあ、良いや続き。

サトミに取っては中学二年生の時は本当に思い出深い時代だった。

引っ越しの前日、サトミは少し、有る男子の事を考えた。
いや、マジで。

サトミに取ってもその男子は恋愛感情を抜きにして特別な男子だった。
その人に対して何も言わずに引っ越すと言う事をどうかと思っていたんだ。
162:2009/10/21(水) 19:01:14.08 ID:
終業式が終わり、サトミはクラスの女子と近くのファミレスでお別れ会をした。

サトミはあの男子が来てくれないかな?
少しそう思っていた。
が、結局来ないままお別れ会は終わり、サトミは家路に着いた。

家に帰ると引っ越し屋さんがあらかたの荷物を既に運び終えていた。

母親「サトミ、もう今日の内に新しいお家に行く事に成ったよ」
サトミ「え?明日じゃ無いの???」


サトミはビックリした。
163:2009/10/21(水) 19:04:37.34 ID:
母親「引っ越し屋さんが早く作業を終えたから、ベッドも全部運んで貰ったのよ、別に明日来るお友達もいないんでしょ?」

母親の一言にサトミは考えた。

・・・確かに・・・

だけど・・・もしも・・・もしかして・・・明日に・・・


だが、サトミが考える様な事は現実に起きそうに無い。
サトミは返事をした・・・


サトミ「・・・うん」


・・・・
164:2009/10/21(水) 19:07:39.23 ID:
そして季節は過ぎた。

サトミは高校生に成り友達も沢山出来て、中学生の頃を忘れかけていた。

高二の夏休み前にサトミの仲良しのミユキが言ってきた。

ミユキ「ねえ、夏休みに海でバイトしない?民宿で住み込みでやるんだけどww」
サトミ「んー・・・良いやww」
ミユキ「ええー???なんでよ」
サトミ「だって・・・サメ怖い・・・」

ミユキ「いるわけ無いでしょ!!!」
サトミ「いや、サメは結構至る所にいるんだよ・・・昨日もテレビで・・・」
ミユキ「ハイハイww大丈夫だからww」

天然なんで、本当に勘弁してあげて下さい
165:2009/10/21(水) 19:09:09.87 ID:
サトミ「住み込みかぁ・・・お父さんがダメって言うと思うんだな・・・・」
ミユキ「あー・・・アンタのお父さんなら言いそー」

サトミはミユキの話を断った。
ミユキもそれ以上は無理強いをしなかったのだ。

家に帰る時にサトミは少し思う。
海か・・・行きたい気持ちも有るけど・・・
お父さんが絶対にダメって言うだろうな・・・

そう考えながら家路に着く。
166:2009/10/21(水) 19:10:47.90 ID:
サトミは自分の部屋でベッドに寝転びながら考えた。
夏休みに海に皆が行くと私は一人ぼっちか・・・
それも淋しいな・・・

サトミがそう思っていると母親が部屋に入って来た。
167:2009/10/21(水) 19:13:11.45 ID:
母親「ねえ、サトミー。夏休みなんだけどね」
サトミ「うん?」
母親「私は叔母さんの具合が悪いから田舎に帰るけど・・・サトミはどうする?」
サトミ「え?叔母さん大丈夫?」
母親「うーん、よく分からないけどねー」
サトミ「お父さんは・・・?」
母親「お父さんは出張続きだから・・・竜也は家に残るって言ってるんだけど・・・でも心配でねー」

サトミは少し考えた。
どうしよう・・・
そして恐る恐る切り出して行った。

サトミ「・・・あのさ・・・」
168:2009/10/21(水) 19:14:59.58 ID:
母親はサトミの話しを聞くと、アッサリ頷いた。

母親「そうしたら?田舎も手狭だし、一人残すのも不安だしww」

その夜、サトミは父親に話してみた。
父親は最初は渋い顔をしていたが、最後は充分に気をつける様に言って認めてくれた。

竜也は一人ぼっちで家に居る事が出来ず・・・
母親に連れられて田舎に行った。
竜也の嫌がり様は凄かったらしい。

かくして・・・サトミはその夏・・・海へと向かったのだった・・・
169:2009/10/21(水) 19:17:14.39 ID:
民宿のバイトは楽しかった。
殆ど毎日の様に海で遊ぶ。

ある日、サトミが昼間のシフトで民宿で留守番をしていると、オフのミユキ達が帰って来た。

ミユキ「今日さww男の子達に声をかけられたよww」
サトミ「へー、良かったねww」
ミユキ「夜に一緒に花火する事に成ったからサトミも行こうよww」
サトミ「えー、でも知らない人達って怖くない?ダメだよ変な人に付いて行ったら」

サトミがそう言うとピザが呟く。

ピザ「一人は、マアマアのイケメンで、一人はガイコツで馬鹿。もう一人はやたらとスカシた感じの奴ww」

なんだその三人組。
サトミはそう思った。
171:2009/10/21(水) 19:18:46.11 ID:
夜になり、皆で出掛け様とした時に民宿の女将さんが声をかけて来た。

女将「悪いんだけど、誰か明日の仕込みを手伝ってくれない?」

全員が顔を見合わせた。

嫌だ。

その空気がビンビンに伝わっていた。

女将さんは、その空気にヨロケそうに成る。
頑張れ女将。
172:2009/10/21(水) 19:20:41.79 ID:
サトミはその空気を見るに見兼ねた。

サトミ「あ、良いですよww私やりますww」

サトミは手を挙げた。

ミユキ「え?良いの?サトミ」
サトミ「うんww大丈夫ww終わったら行くww」

そう言ってミユキ達を見送る陰で女将は小さくガッツポーズをしていた。

正直、サトミは余り興味が無かった。
そして少し怖かった。
テレビでそんな人に付いて行って怖いシーンとか有るし・・・

そう思い民宿に居ようと思ったのだ。
173:2009/10/21(水) 19:22:25.99 ID:
仕込みをしながら、ふと思う。

てか、ミユキ達は大丈夫?
心配に成って来た。

サトミの頭にミユキ達が犯されるシーンが過ぎった。
冷や汗が出て来る。
不安だ。

サトミの仕込みを行う手がいつになく早くなる。

ヤバい。
絶対にヤバい。

相手がサーファー(何故かサトミはサーファーだと思い込んでいた)だったら絶対にヤバい。
クスリとかされて海外に売られちゃう!!!

ちなみにこれはガチに思っていたらしい。
174:2009/10/21(水) 19:24:51.27 ID:
サトミは仕込み早々に終わらせて・・・海岸に向かった。

早く・・・
早く・・・
ミユキ・・・
襲われて無いでね・・・!

サトミは海岸へ走った・・・
海岸に到着すると、サトミが考えていた阿鼻叫喚の図は無かった。
楽しそうに語らうグループだけ。
ミユキ達だった。

ミユキはサトミを見付けると砂浜に呼んだ。
サトミは一気に拍子抜けをしたのだった。
175:2009/10/21(水) 19:27:00.39 ID:
近付くと、男は一人だけである。
三人居るんじゃ無かったの?
そう思いながら、その男を見た。


・・・・

・・・・!!!

サトミの中でセピア色の記憶が舞い戻る・・・


サトミ「森・・・君・・・」
176:2009/10/21(水) 19:28:10.95 ID:
そこには中二の時に同じ文化祭の実行委員だった眼鏡がいた。

サトミはビックリした・・・
と、同時に安心した。

そして眼鏡と再会を喜んでいる最中に・・・


「うおおおおおおおお!!!!!!!」


と叫びながら海岸に向かって来た二台のチャリンコが見えた・・・


こうして
運命の歯車が回りだしたんだ・・・

177:2009/10/21(水) 19:30:11.78 ID:
サトミに取っても、その二週間は楽しかった。
本当に夏を感じる事が出来た二週間だったんだ。

だが、その夏も終わりが来た。

「タクシーなんか勿体ねーよww今から迎えを寄越すからww」

その言葉を頼りにサトミは民宿の前で待っていると、向こうから汗だくでチャリンコで現れた、あの人を見て笑ってしまった。
178:2009/10/21(水) 19:33:44.51 ID:
その人の後ろに捕まりチャリンコに乗る。

夏の田舎道を二人で進みながら風を感じる。

何故か前で自転車を漕ぐ男の背中を見てドキッとした。

夏だ・・・

サトミは思った。
でも、ミユキがこの人の事を気に入ってたんだな
・・・うん。

この人は優しい人だし、真面目な人だww

そう思い、なんとかミユキの恋を成就させよう、そうも思った。
179:2009/10/21(水) 19:35:26.93 ID:
駅に到着して二人で話しをする。

この人とは本当に話しが合う。
ふとした沈黙の時にサトミは言った。


サトミ「ミユキの事・・・どう思う・・・?」


サトミは一生懸命ミユキの良さを語った。
が、話しをすればする程、その人は沈んで行った。
180:2009/10/21(水) 19:37:35.91 ID:
・・・?
なんで?

サトミがそう思っていると、その人は突然呟いた。


「俺は・・・石原が好きなんだけどな・・・」


サトミは一瞬何が何だか分からなく成った。

え?
何?

サトミはグルグルと今までの事を振り返る・・・

確かに・・・そう言えば・・・確かに・・・
サトミは焦った。
181:2009/10/21(水) 19:38:57.40 ID:
そして・・・

サトミ「返事は今した方が良い・・・?」

サトミがそう言うと、その人は無理に笑いながら応える。

「今じゃなくても良いよww」

そう言われサトミは電車に乗った。


電車の中から、その人を見つめる。

そうか・・・この人は私を好きだったんだ・・・
182:2009/10/21(水) 19:40:20.31 ID:
何か、不思議な感じだった。
胸が締め付けられる。

ドアが閉まり、電車は動き出した。
ゆっくりとその人から電車は離れていく。
サトミは窓に張り付いて、その人を見つめた。

その人は・・・
ずっと佇んだまま・・・電車を見送っていた・・・

こうして


彼等は再び離れ離れに成って行ったのであった・・・ 
186:2009/10/21(水) 19:48:28.95 ID:
福田さんがきてたwww
まとめはゆっくりでいいんだよ

遅くなったけど結婚おめでとう!! 
193:2009/10/22(木) 13:26:40.83 ID:
夏の残りをサトミはずっと告白して来た人の事を考えて過ごした。
確かに、あの人は悪い人じゃ無い。
だけどミユキが好きな人なんだ・・・そう思った。

それにその人の事はずっと友達だと思っていた。
恋人・・・って言う感じじゃ無いし・・・

サトミは悩んだ。
思い切り悩んだ。
そして、もう一度話しをしたかった。
ちゃんと話しをして結論を出したかったのだ。

そう思い、夏の間に聞いたその人の家の電話番号を回した。
昔の連絡網は廃棄したので無かったのだ。
194:2009/10/22(木) 13:27:32.99 ID:
何回かのコールの後に出た。

爺さん「もすもす・・・」

しゃがれた声で聞き取り辛かった。

サトミ「あ、もしもし・・・石原と言いますが、ユウジさんいらっしゃいますか?」
爺さん「あい・・・いません・・・あい・・・」

留守か・・・お祖父さん、かなりのお年なんだな・・・何言ってるか分かん無いや。

サトミ「あ、そしたら、また電話します。失礼します」
爺さん「え!!!????」
サトミ「あ、また!!!電話します!!!!」
爺さん「あい・・・」

ガチャ。プー、プー。切られた。
195:2009/10/22(木) 13:29:42.75 ID:
それから何回か電話したがいつも爺さんが出た。
サトミは爺さんに伝えた。

サトミ「ユウジ君に!!!お電話頂ける様にお伝えして貰えますか!!!」

サトミは耳が遠い爺さんに伝える。

爺さん「はぇ???ああ!!!あい・・・」

ガチャ。プー、プー。
サトミは電話を待ったが・・・結局電話は無かった。

それ以降サトミは再び電話をしようとしたが、また爺さんの相手をするのが正直疲れていた。

そして、そのまま時は過ぎたのであった・・・
196:2009/10/22(木) 13:31:13.65 ID:
「私、彼氏と運命かも知れないww」

大学生に成ったサトミは毎日が新鮮で楽しかった。
ある日の学食で友達がそう言って来た。

サトミ「運命・・・?」
友達「そうそうwwだってね、私と彼氏、同じ高校だったんだけど・・・大学入ってバイト先で再会したのよwwこれ凄く無い?」

友達は嬉しそうに語って来る。

運命・・・なのかな・・・?

サトミはそう思った。
運命と言うのはもっと重い言葉だと思っていた。
たかだか二十歳やそこらで運命なんて物を感じられるんだろうか・・・?

その時位からサトミの頭に『運命』と言う言葉が妙にこびりついた。


198:2009/10/22(木) 13:32:37.86 ID:
『運命』
それは振り返って始めて分かるもんじゃ無いのか・・・
そう思っていた。

しばらく後にサトミにも彼氏が出来た。
うん、俺は平気。
俺も彼女いたし。
仕方ない。

彼氏と付き合っている時に、何度か思ったのが

「この人は運命の人なんだろうか・・・?」

だった。
199:2009/10/22(木) 13:33:29.53 ID:
彼氏に聞いた事もある。

彼氏「いやー、正直そんなの分かんねーよww」

そう一笑されてしまった。

確かに。
そんなの分かる筈も無い。
そんなのはやっぱり振り返ってからしか分からないものなんだ・・・

サトミはそう自分に言い聞かせる反面、『運命』と言う言葉に引かれ続けた。

少女ちっくな女でスマン。
200:2009/10/22(木) 13:34:24.92 ID:
大学二年に成った時に、その彼氏とも別れた。

「お前はなんで、そんなにトロいの?もう正直ウザいよ」

そう言われたらしい。
彼氏を殺してやろうか本当に。

サトミはショックだった。
本当に好きだった人にそう言われて沈んだ。

私ってトロいんだ・・・

別れてからはどこにも行きたく無かった。
誰にも会いたく無かった。

201:2009/10/22(木) 13:35:17.54 ID:
友達から慰めのメールが来る。
でもショックは癒えない。

そして思ったのは・・・

あの人は『運命の人』じゃ無かったんだな・・・

そう思って一人部屋で膝を抱えた。
202:2009/10/22(木) 13:36:36.45 ID:
梅雨に入った頃、サトミは外出し始めた。
だが、まだショックは癒えなかった。

気が付くと彼氏と一緒に行った場所に行く。
そこで一人でぼんやりしていたのだった。

そして泣く。

可哀相に・・・


203:2009/10/22(木) 13:37:54.08 ID:
ある朝も何も考えずに出掛けた。

バイトをしなきゃ・・・

何故か朝の通勤電車に揺られながら、そんな事を考えていた。
電車で近場をグルグル周った。

その後に「帰ろう・・・」

そう思い駅で佇む。

雨はシトシトと降り続いていた。
天気も自分もウジウジして嫌だった。
204:2009/10/22(木) 13:38:48.29 ID:
駅に入って来た普通電車に乗り込む。
そして、誰もいない端っこの座席に座った。
ボーッと前を見ながら流れる景色を眺める。

ちゃんとしよう・・・明日からちゃんとしよう・・・

そう思い、いくつかの駅を越えて人がパラパラと乗り降りをする。

206:2009/10/22(木) 13:39:43.32 ID:
ある駅に到着すると、大学生らしき男が乗ってきた。

こんな時間に・・・・学校?
遅いな・・・三限からかな?ああ私も学校行かなきゃな・・・

そう思い、何気なくその人の顔を見た・・・

時が止まった。
いや、動きはじめた。

あの時に見た夏の海が一面に広がった・・・


二度目の偶然が重なった瞬間だった・・・

207:2009/10/22(木) 13:40:59.22 ID:
「偶然が重なるね」

翌日、学食で友達にそう言われた。
友達はサトミが学校に出て来てくれた事を喜んでくれていた。
皆、別れた彼氏の事は何も言わない。
その気遣いが嬉しい反面辛かった。

友達A「良いんじゃない?その人ww偶然にかこつけて付き合ったらww」
友達B「そうそうwwひょっとして運命かもww」

その言葉が出た時に・・・クキンと胸が鳴った。

まさか・・・wwあの人が・・・?
208:2009/10/22(木) 13:42:03.52 ID:
サトミ「うーん・・・でも友達・・・って感じの人だから」
友達A「え?冴えない感じ?」
サトミ「ううん、そんな事は無いと思う・・・」
友達B「じゃあ遊びに誘われてる訳だし、遊んでからイロイロ決めたらwwサトミも新しい恋見つけなきゃww・・・あ・・・」

友達はそう言って口を塞いだ。
サトミは苦笑いをした。
そんなに気を使わ無くて良いのにww
209:2009/10/22(木) 13:43:09.71 ID:
だが、サトミは付き合う気は無かった。
余りにも前の失恋が痛かったからだった。

スイーツ(笑)←なんかそんな感じww

その人と遊びに出掛けた。
なんだか中学時代に戻った気がした。
いつかの様にかき氷を食べた。
凄く懐かしくて笑う。
楽しい。
何もかもを忘れてしまう。
210:2009/10/22(木) 13:44:06.93 ID:
だが、ふとした瞬間にその人の顔が曇った。
そして上の空に成る。

サトミも天然とは言え大学生でしかも女だ。
勘は働く。

別の・・・女の人が居るんだな・・・そう思った。

なんだ・・・そうか・・・サトミはガッカリした。

少し・・・ほんの少し興味が沸いていたのに。・
211:2009/10/22(木) 13:45:03.88 ID:
それは気が合う、って言うのと、素の自分に成れるって言う気持ちが重なったからかも知れない。
だけど・・

ダメだな・・・

もう傷付くのは嫌だし。
サトミはそう思った。

その遊びに行った日から連絡がしばらく途絶えた。
サトミはそれで完全にその人に女の影を確信した。

結局。あの人も運命じゃ無かったんだ。

そう簡単に巡り会わないんだ。

そう思いながら日々を過ごして行った・・・
212:2009/10/22(木) 13:45:55.69 ID:
ある晩、またその人から電話がある。
普通に喋る。
携帯で電池が無くなるまでも喋ってしまった。

確かにあの人と話すのは楽しい。
凄く癒される。

だけど・・・あの人の彼女は大丈夫なんだろうか・・・
サトミはそう思いながらも、それ以降もその人と電話を続けていたのであった・・
213:2009/10/22(木) 13:47:41.91 ID:
テスト期間に入りテスト勉強をする。
失恋で学校に来てなかったから勉強が大変だった。
それでも何とか友達の協力で切り抜ける事が出来た。

テストが終わりあの人から電話があった。
遊びに誘われた。
あの人の声は明るかった。
後ろめたさが消えた感じがしていた。

別れた・・・?

そう思ったがサトミは何も聞かない。
214:2009/10/22(木) 13:48:32.11 ID:
あの人は古い友人なんだ。
それに私はもうしばらくは傷付きたく無いし・・・

それに・・・
それに『運命の人』なんて早々現れない・・・

いつまでもこんな少女チックな考えは持たない方が良い・・・
サトミはそう思いながら出掛ける準備をしていたのだった。
215:2009/10/22(木) 13:49:30.62 ID:
その人の二度目の告白は突然過ぎてビックリした。

そんなに一気にまくし立て無くても・・・
だが、その人は真剣な眼差しだった。
サトミはその気持ちは凄く嬉しかった。

こんなトロい女を「好き」と言ってくれるなんて・・・


217:2009/10/22(木) 13:50:23.74 ID:
でも。
でも、今はそんな気に成れない・・・

それにこの人は・・・この人は違う気がする・・・

サトミはそう思い言葉を発した。

「ごめんなさい・・・」

その人は凄いショックな表情を浮かべる。
漫画の様に顔に斜線が入った様だった。
218:2009/10/22(木) 13:51:18.84 ID:
二人は歩き出す。

仕方ないよね・・・サトミは思った。
この人とは友達でいたい。

だから・・・
恋人には成れない・・・
運命の人なんて・・・


そう簡単に巡り会わない・・・・


・・・・
・・・・


・・・・
・・・・
219:2009/10/22(木) 13:52:32.77 ID:
突然、その人は立ち止まる。
そしてサトミを真剣な眼差しで見つめて携帯電話を取り出し、そのまま開けた。

何・・・?

サトミは思った。

「知ってた・・・?」

彼が呟く

「うん?」

「俺らってさ・・・二回も偶然の再会をしてるよな・・・?」

「そうだね・・・」


サトミの鼓動が少し速く成って来た。
220:2009/10/22(木) 13:53:29.59 ID:
彼は少し息を吐くともう一度サトミを見つめる。

「これが・・・もし三回の偶然が・・・重なったら・・・奇跡だよな・・・?」

サトミは何も応えられずにいる。
221:2009/10/22(木) 13:54:24.53 ID:
彼はサトミを見据えたまま呟いた。

「それって何て言うか知ってる・・・?」

彼の質問にサトミは息が詰まる様な思いになった。

「何・・・?」


声が少し震えた・・・そして・・・彼は応えた・・・


「運命って言うんだよ・・・!」


222:2009/10/22(木) 13:55:18.74 ID:
ドクン・・・!!!


サトミの心臓が弾けるように血液を送り出す・・・
彼は携帯電話のサトミのメモリーを開けると一気に消去した・・・

サトミの中でその姿が遠くに見えた。

サトミの鼓動はマックスになっていた
223:2009/10/22(木) 13:56:25.53 ID:
「俺はもう一度お前に再会する、それが何年、何十年かかるかは知らん・・けど、絶対にもう一度・・・再会する!」

『運命』

その言葉がサトミの中を回り続ける

『運命』・・・

「このまま行けば、友達として俺は石原と過ごせるんだろう・・・それはそれで幸せかもしれない・・・けど、俺は石原の恋人に成りたいんだよ勝手だけど俺は・・・お前の恋人に成りたいんだよ・・・!」


224:2009/10/22(木) 13:57:16.40 ID:
彼の瞳がそれが本気な事を物語っていた・・・

「だから・・・俺は絶対にもう一度お前を探し出す!!!」

彼の叫びを聞き終えると・・・
サトミは下唇をかみ締めた。

居たんだ・・・
こんな人が・・・

サトミは何故か笑ってしまった・・・

自分の青臭い思いを受け止めてくれる人がいる・・・
その気持ちに思わず笑ってしまったのだった・・・
225:2009/10/22(木) 13:58:27.67 ID:
そうして2人は三度目の別れをした・・・

『運命』

その言葉を信じて。

その時にサトミは決断した。
もし本当に、本当に巡り合えるんだったら・・・

信じよう・・・!

この人が・・・

『運命の人』


だと言う事を・・・!

234:2009/10/22(木) 17:48:12.39 ID:
相変わらず福田は文才あるよな~

BGMはサンボマスターで脳内劇場 
239:2009/10/23(金) 16:41:08.06 ID:
社会人に成り、サトミは上京した。
両親、特に父親は反対したのだが仕事と言う事で渋々了承。
だが、その後に竜也を送り込むと言う策士ぶりを発覚した。

サトミに取って初めての一人暮らしは大変では有るが楽しかった。
仕事も忙しく目まぐるしい毎日を送っていた。
240:2009/10/23(金) 16:43:06.82 ID:
忙しい最中にサトミはふと思い出す。

『運命』と言う言葉を。

あの日あの時・・・確かに感じた。
あの人は真剣だった。

サトミはあの人に巡り会う為にイロイロ動き回った。
だが、巡り会う事は無いまま大学生活を終えて上京する事に成っていた。

それと同時に運命を諦めかけている自分がいる。
でも、遠く離れたこの地で・・・
サトミはどこかで期待している自分もいた・・・

いつかどこかで・・・巡り会う事を・・・

242:2009/10/23(金) 16:45:30.48 ID:
ちなみに話しは変わるけど、俺はいつも、これ書く時にMr.Childrenの『CANDY』を聴いてる
なんかね、俺の思いにピッタリなんだよ

全然関係無い話しを失礼しました
続き書きます



243:2009/10/23(金) 16:47:02.58 ID:
サトミは毎日仕事を頑張った。
友達もいないし、恋人もいないサトミに取っては毎日仕事しかする事が無い。

最初は失敗する事も多かったが、次第に上司からの信頼も得る事が出来た。
それでもミスはするし、怒られる事も有る。
遅くまで残って仕事する時もある。
たまに自分でこんな生活で良いのかな・・・?

そう思う時もあった。
244:2009/10/23(金) 16:48:47.91 ID:
夜空を見上げて昔を思い出す事も有る。
決まって思い出すのは、高二の夏に田舎道をあの人の後ろに乗って自転車で走った時だった・・・

何故かは分からない。
ただ、あの強烈な夏を思い出し・・・
続いて、あの夜の公園のあの人の『運命』と言う言葉を思い出す・・・

そうして時は流れて行った・・・
245:2009/10/23(金) 16:50:32.99 ID:
社会人も三年目を迎えると自分の生活が出来上がる。
そんな折りに上京して来た竜也は非常に迷惑だった。
「竜也、たまにはトイレ掃除してよ」
そう言っても竜也は何もしない。

そして疲れているのかリビングで眠る。
寝言でたまに「すみません・・・すぐやります・・・」と呟いていた。

竜也もちゃんと社会人をやっているんだ・・・
サトミはそう思っていた。
246:2009/10/23(金) 16:52:01.29 ID:
「石原さーん、これまた間違えちゃいましたww」

新人の女の子がペロリと舌を出して書類を持って来る。
また・・・
サトミは溜め息をついた。

サトミ「分かった、それじゃあ、ここをこう変えて・・・」

そうサトミが説明すると新人は答えた。

新人「あ、私は馬鹿だから分かんないやwwww」

サトミは目が点になった。
247:2009/10/23(金) 16:56:03.11 ID:
サトミ「うん、でもね、これを覚えないと・・・」
新人「石原さん、お願いしますwwこれやっといて貰えますww」

そう言って仕事を押し付けられた。
サトミ「うん・・・」
サトミは何も言えず仕事を引き受ける・・・

ダメだな・・・私・・・
サトミは思う。

なんで強く言えないんだろう・・・本当ダメだ。

まあ、この新人がとんでもなくダメだけどサトミも舐められ過ぎだ。
248:2009/10/23(金) 16:57:57.52 ID:
「大丈夫か・・・石原さん・・・?」

そう言ったのは先輩社員の田中だった。
ちなみに田中はイケメンらしい。

サトミ「あ、大丈夫です・・・」
田中「そうか・・・まあ、最近の子は難しいからなー」

じゃあお前が注意しろよボケ。
あ、これは俺のツッコミです。

田中「まあ、良いや週末に皆で晩飯食べに行くんだけど来る?」
サトミ「あ、はいwwじゃあ行きますww」
田中「うんwwじゃあww」

最近よく田中に誘われる。
勿論二人きりじゃ無しに皆でだけど。
249:2009/10/23(金) 16:59:58.29 ID:
田中さんは優しいし仕事も出来る。
あんな人が彼氏だったら・・・
サトミはそう、ふと思った。

夏も近付いた有る夜、久しぶりにサトミも竜也も家に早く帰って来た。
一緒に晩御飯を食べながらお互いの仕事の話を久しぶりにした。

竜也「でさwwその福田さんがさ・・・ww」

最近よく竜也が『福田』と言う名前を出す。
あの人と同じ名前だ。

まあ、どこにでも有る名前だからサトミは特に気にも留めなかった。
250:2009/10/23(金) 17:01:32.85 ID:
竜也が嬉しそうに語る『福田さん』竜也曰く仕事が出来る上司らしい。

どんな人なんだろう・・・
サトミは少し気になった。

竜也「姉ちゃんさー、早く彼氏作れよ、その田中さんて人良いんじゃね?」
サトミ「田中さんは、先輩なの。そんな関係じゃ無いから!」

竜也は「ふーん」そう呟いた。
弟に恋人の心配される様に成ったらマズイわね。確かに。
サトミは思っていた・・・
251:2009/10/23(金) 17:03:06.95 ID:
ある日、新人がやらかした。
顧客に出す書類を完全に間違えていた。
大慌てで書類を作成しなおす。
とにかく新人に客先に謝罪に行かせてサトミは書類の作成を行った。

なんとか夕方までに書類を作成しなおし、今度は自分の仕事をする。

一人、また一人と帰宅し始めた。
新人も自分の仕事を終えるとさっさと帰宅する。

サトミは疲れていたし、自分の仕事を早く終えたいので注意する元気が無かった。
それに女同士は何かとやりにくい。
252:2009/10/23(金) 17:05:02.85 ID:
オフィスがガランとした時に後ろから声を掛けられた。

「今日は大変だったな石原さん」

振り返るとそこには田中さんがいた。

サトミ「あ、お疲れ様です」
田中「どれ、見積もり作ってるんだろ?俺も手伝うよ」
サトミ「あ、良いです、良いです・・・」
田中「良いからww」

そう言って田中は手伝い始めた。
サトミは嬉しかった。

田中さんは・・・本当に良い人だ・・・
そう思い二人で楽しく作業を行って行く。
253:2009/10/23(金) 17:06:37.10 ID:
二人で行ったので作業は早く終わった。

田中「よし・・・お疲れ!」
サトミ「お疲れ様です・・・本当にありがとうございました!」
田中「水臭い事は言うなww・・・なあ」

田中はサトミを見た。

サトミ「はい?」
田中「今から・・・飯、どう?」
サトミ「え・・・」
田中「美味い店知ってんだ、行こうよ」

サトミは一瞬迷った・・・

が、「はい・・・ww」
そう返事をした・・・
254:2009/10/23(金) 17:08:07.09 ID:
二人でご飯を食べた後に飲みに行った。

田中「でも、あの新人はダメだなー」
サトミ「・・・もう大変ですww」
田中「石原さんは・・・よく頑張ってるよ・・・」

そう言って田中はサトミを優しく見つめた。

ドキン。
サトミは鼓動が早くなった。

田中が喋る横顔を見つめる。

この人で・・・良いのかな・・・?
サトミは思った。
255:2009/10/23(金) 17:09:47.54 ID:
明らかに田中はサトミを狙っている。
それは十二分に理解出来る。
サトミも田中は嫌いじゃ無い。
むしろ素敵な人だと思っていた。

『運命』か・・・

そろそろ潮時かも知れない。
私はずっと待っていた。
本当に待っていた。

でも・・・

あの人じゃ無いかも知れない・・・
運命の人は・・・
別かも知れない。

田中「うん?どうしたの?」

田中はサトミが黙っているのに気がついてサトミを見た。
256:2009/10/23(金) 17:11:22.89 ID:
サトミ「田中さん・・・」
田中「・・・うん?」

サトミは少しはにかむ。

サトミ「運命って・・・信じます・・・?」
田中「運命・・・かあ・・・」

田中はそう言って考え込む様にテーブルに肘をついた。
サトミはドキドキして来た。

この人なら大丈夫・・・笑わない・・・
絶対に大丈夫・・・そう思った。

サトミ「昔ね・・・二回再会した人がいたんです・・・」

そう言ってサトミは田中に全てを話した。
257:2009/10/23(金) 17:13:39.15 ID:
共感して欲しい・・・
そして私を理解して欲しい・・・

そんな願いを込めた・・・

話し終えたサトミは田中を見た。
そして・・・

田中「うん、運命だねーww凄いなそりゃww」

田中はそう言ってグラスを口元に持っていく。

サトミ「・・・・」
田中「まあ、俺もそんな恋愛したいな・・・」

そう言って田中はサトミを見つめた。

サトミは微笑み返した・・・
258:2009/10/23(金) 17:15:19.02 ID:
店を出た後に田中は言ってきた。

田中「もう一件・・・どう?」

田中の言葉にサトミは少し考えて答えた。

サトミ「あ、すみません・・・明日早いんで・・・帰ります・・・今日はありがとうございました」

そう言って頭を下げるとスタスタと歩きだした。
259:2009/10/23(金) 17:18:12.01 ID:
違った・・・ね。

馬鹿だ私は・・・
なんであんな話をしたんだ・・・
田中さんは違う・・・

サトミはふと、夜空を見上げた。
そして、いつかのあの人を思い浮かべた。

あの人は絶対に馬鹿にしない・・・
あの人は運命を受け入れるんじゃ無くて、自ら作ろうとした・・・

ネオンに照らされて星空が見えない。

あの夏の海岸の夜空とは全く違う。

サトミは涙が出て来た。
なんの涙かは分からない。
郷愁の涙なのか、今の自分の情けなさなのかは分からない。


ただ・・・涙が出ていた・・・


260:2009/10/23(金) 17:21:07.36 ID:
夏も盛りになり、暑い日が続いた。
あの日以来、田中はサトミを誘わない。
そして軽く冷たくなった。

男の人って、そんなんなんだ・・・

サトミは思ったが、とにかく仕事を続ける。


お盆前で凄く忙しい。
持ち前の断れない性格が遺憾無く発揮されて仕事量が半端無い。

またもや新人がミスをして更に仕事量が増える。
明日から盆休みに入る、と言う日なので皆は明日からの休みで早めに仕事を終えて飲みに出掛けて行った。
261:2009/10/23(金) 17:22:38.91 ID:
八時を回った時
竜也からの「今日は福田さんと飲みに行く」と言うメールで気が付いて周りを見るとオフィスには自分しか残って無かった。

「はあー」

サトミは溜め息をついた。
だが、今日中に終わらせないといけない・・・
そう思い頑張る。
262:2009/10/23(金) 17:24:38.65 ID:
11時前になんとか終わらせる事が出来た。
サトミは会社を出て駅に向かう。

帰りの電車は酔客で一杯だった。
皆、明日からの休みを喜んでいた。
サトミは吊り革に捕まり窓に反射する自分の姿を見る。
すると目の端に顔見知りを捕らえた・・・


田中と新人の二人だった。
263:2009/10/23(金) 17:26:03.52 ID:
え・・・?

二人は楽しそうに話している。
そして、手を繋いでいるのが見えた。

サトミは軽いショックを覚えた。
別に田中が誰と付き合おうが構わない。

でも、お前は新人を馬鹿にしてたじゃ無いか・・・

時折二人がクスクス笑う。
それが自分を笑っている様な気がした。

サトミは・・・涙が出て来た。

264:2009/10/23(金) 17:28:11.41 ID:
自分はこんなに頑張ってるのに・・・
なんで・・・?

新人の尻拭いをする為に一人遅くまで仕事をしていた。
なのに、他の人達は仕事を押し付けて楽しんでいる・・・

サトミは涙が止まらなくなった。

それでも良い・・・
押し付けられるのは構わない・・・

でも・・・
でも私にも、疲れた時に疲れた、と言う相手が欲しい。

同じ価値を共有出来る相手が欲しい・・・
265:2009/10/23(金) 17:29:43.33 ID:
サトミは家に着くと服も着替えず、化粧も落とさずにベッドに倒れ込んだ・・・

もう・・・無理なのかな・・・?
限界かな・・・?

『運命』か・・・

私には無かったんだ・・・

サトミはノッソリと動き、お風呂へ向かった。

そして、再び泣いた。
266:2009/10/23(金) 17:31:46.09 ID:
『運命』ってなんだろう・・・

そんなものは・・・無いんだ・・・

遠く離れた場所で、そんなものを期待している私は馬鹿なんだ・・・


もう・・・
もう・・・
無理なんだ・・・



267:2009/10/23(金) 17:32:41.05 ID:
お風呂から上がりサトミは髪を乾かして、ボーッとベッドに転がっていた。
盆休みに実家に帰る。

その時に・・・最後に行ってみよう・・・
あの人の住む街に・・・
そして、それで諦めよう・・・

もうこれ以上・・・待てない・・・


268:2009/10/23(金) 17:34:20.68 ID:
サトミの気持ちとは裏腹に

既に運命の歯車は合致していた・・・

もう目の前まで『運命』は来ていた。
足音が聞こえて来る・・・
そして、インターフォンの音が聞こえた。

竜也か・・・サトミはそう思いインターフォンを出た。



269:2009/10/23(金) 17:35:23.58 ID:
そして、サトミはドアノブに手をかけた・・・



正に『運命の扉』は開かれた・・・




あの日、あの時、あの場所で約束された『運命』のカケラが・・・



今、一つに成った・・・



270:2009/10/23(金) 17:37:25.57 ID:
以上っす
なんか自分で書いててむず痒くなりました


一応これでサトミ編は終了です

次回は板倉編ですww


じゃあね!
271:2009/10/23(金) 17:40:04.14 ID:
福ちゃんお疲れー(`・ω・´)ゞ
272:2009/10/23(金) 17:40:34.84 ID:
福ちゃんおつかれさま!
278:2009/10/23(金) 20:51:54.94 ID:
俺のなかでは

スピッツ
水色の街

山﨑まさよし
One more time, One more chance

で再生!ミリオンヒット?  
289:2009/10/26(月) 10:24:59.19 ID:
少しスピンオフをしたくなった


~消しゴムを擦り過ぎて紙が破けたのでもう一枚頂けますか~



まあ、板倉から聞いた話しを同じく俺の勝手な想像で書きます。
適当に聞いて下さい。

290:2009/10/26(月) 10:25:42.87 ID:
福ちゃんおはよう
まだ20代半ばなのに何を言ってるんだww
おっさんに謝れwwwwww
291:2009/10/26(月) 10:25:56.54 ID:
まいった・・・

板倉は困っていた。
何回電話してもユミは電話に出ない。

はあ・・・板倉は溜め息をつく。

一人夜の繁華街でしゃがみ込んでいた。
タバコを吸おうとするが空だ。

まいった・・・再び板倉は思った。

タイミングが悪すぎる・・・学生時代から俺はいつもタイミングが悪い。  
293:2009/10/26(月) 10:27:45.54 ID:
その時ポケットに入れていた携帯が鳴る。

ユミか!!!!

板倉は慌てて携帯を見る。
が・・・相手はユミでは無かった。

学生時代の友人の一人で有る眼鏡だった。
板倉はガックリ顔を落とすが仕方なしに電話に出る。
294:2009/10/26(月) 10:28:52.83 ID:
板倉「もしもし・・・」
眼鏡「あ、エロ倉君?」
板倉「あ、そう言うアナタは盗撮眼鏡さんじゃ無いですか・・・なんだよ」
眼鏡「なんだよは無いでしょww久しぶりに電話したのにww」
板倉「ああー久しぶりだねー・・・じゃあな!」

ブチッ。
板倉は電話を切った。
今はユミからの電話が大事だ。


295:2009/10/26(月) 10:29:48.88 ID:
するとメールが来た。
ユミか!!!!
再び携帯を見ると、眼鏡であった。

なんなのよアンタ!!!!

メールを開けると可愛い女の子が胸を出している写メだった。

板倉は眼鏡に電話する。

板倉「森さん、ホントに調子ぶっこいて申し訳ありませんでした」
眼鏡「まあ、人間誰しも調子をぶっこく時がある」
296:2009/10/26(月) 10:31:06.45 ID:
板倉「今、少し立て込んでてさ・・・」
眼鏡「どうせユミちゃんと喧嘩したとかだろ?」

エスパーかコイツは。

板倉「なんだよ」
眼鏡「お盆明後日からだろ?どうすんの?」

板倉「そりゃお前・・・ユ・・・」

ユミと一緒に過ごす・・・そう言いかけて言葉を止めた。
297:2009/10/26(月) 10:32:52.52 ID:
あ、喧嘩したばっかりだ・・・

板倉「ユ・・・油田でも探しに行く・・・」
眼鏡「見つかん無いって」

板倉「い、いや良い情報が入ってさ・・・あれは確実に凄い・・」
眼鏡「そこ広げなくて良いから」
板倉「そ、そう?」
眼鏡「いや、盆休みにさゲロリンの所に行かない?」
板倉「ええー・・・遠いよ」
眼鏡「久しぶりに良いじゃんww行こうぜ!」
298:2009/10/26(月) 10:33:46.66 ID:
板倉はどうしようか・・・そう思った。
まあ、ユミとも会えそうに無いしな・・・

板倉「分かった・・・引き受けよう・・・!」
眼鏡「ゴルゴ?」

板倉は電話を切った後にユミにもう一度電話した。
が、出なかった・・・

299:2009/10/26(月) 10:34:38.42 ID:
ユミは板倉の二歳上だった。
最初に出会ったのは板倉が社会人になり二年目の時であった。
取引先の会社のパーティに呼ばれた時に紹介されたのがきっかけだった。

ユミは板倉と同じ業種でその取引先と取引があったのだ。
最初の板倉の印象は

糞真面目な奴、

であった。
300:2009/10/26(月) 10:35:30.44 ID:
板倉はそのパーティで陰毛ファイヤーショーをしたのだが、ユミはそれを冷めた目で見ていた。

少し会話する機会があり、話した時に言われた。

ユミ「そんな事までして仕事取りたいの?」

板倉は切れそうになった。
いや、切れた。

板倉「うるせえええええ!!!!あれは俺の趣味だあああ!!!!」

意味が分からないっす板倉さん。
301:2009/10/26(月) 10:36:22.68 ID:
その場そんな感じで終わったのだが、その後にもう一度ユミと再会する。

板倉の会社とユミの会社が共同してプロジェクトをする事になった。

そこで板倉と数名が派遣され、同じくユミの会社からユミと数名が派遣されチームを組んだ。
リーダーはユミであった。
302:2009/10/26(月) 10:37:17.03 ID:
プロジェクトは難航して上手く進まない。
ユミは無難な案を出して、それをクライアントに提出しよう、そうみんなに伝えた。

みんなも「仕方ないな」

そんな雰囲気になり、そのまま話が進められる形に成った時、反対の声が出た。

それは板倉であった。
303:2009/10/26(月) 10:38:10.07 ID:
板倉「それじゃあわざわざ、二社が合同して事業を組んだ意味無いじゃん」

板倉の言葉にユミが睨む。

ユミ「あのねえ、もう納期が迫ってるのよ。それ分かって言ってんの?」

板倉「いやいやwwあのさあ、納期は絶対じゃ無いんだぜww」
ユミ「はあ?」
304:2009/10/26(月) 10:40:10.60 ID:
板倉「納期はさ、俺らが謝って上司に責任かぶせたら何とかなるっしょ!でもね、これが世の中に出回ったらさもう『ごめんなさい』じゃ済まされないんだよ?分かってるそれ?」

板倉は馬鹿だが、真理をつく。

ユミ「・・・・」
板倉「アンタがさ、上司への報告だけの為のプロジェクトをしたいんなら・・・それで良いけどさ」
ユミ「・・・」
板倉「俺は嫌だ。俺はクライアントが納得して自分も納得出来るもんを作りたい、そんな誤魔化しの仕事するなら辞めろ。お前にリーダー任せられん!」

板倉がそう言うとユミは下を向き黙った。
305:2009/10/26(月) 10:41:04.26 ID:
板倉「他の人、なんか対案ある?」

皆も黙る。

板倉「よし、じゃあ俺の案で行きましょう」

板倉がそう言うとユミは黙って部屋から出て行った。
他の人が追いかけようとする。

板倉「ほっとけ!!!それよりも報告書書いて、クライアントや関係者に謝罪する方が先だ!!」

そう言って板倉は電話をつかみ各所に電話しだした・・・
306:2009/10/26(月) 10:43:04.47 ID:
夜も更け板倉は一人部屋で報告書を作っていた。
会社への納期延期のお願いだった。

上司からかなり怒られたが最終的には上司も板倉に任せてくれた。
そりゃそうだ。

板倉が慣れない報告書作りに悪戦苦闘している時に部屋のドアが開いた。

現れたのは・・・ユミであった。
307:2009/10/26(月) 10:43:59.26 ID:
板倉はドキっとした。
ユミは下を向いて何か思いつめた表情であった。

刺される・・・

何故か板倉はそう思った。

板倉は腹だけは刺されない様にと体を横に向けて身構える。

するとユミはいきなり頭を下げた。
え・・・?

板倉が呆気に取られているとユミは蚊の鳴く様な声で言った。
308:2009/10/26(月) 10:45:04.47 ID:
ユミ「すいませんでした・・・」

そして下唇を噛み締め耐える様に下を向いて少し震えていた。

板倉は何故かその姿を見て・・・


イジメてやろう・・・

そう思った。
彼は変態なんで勘弁してあげて下さい

板倉は椅子に腰掛けながらユミを見つめる。

309:2009/10/26(月) 10:46:28.54 ID:
板倉「は?何言ってんの?今更、職場放棄した人がさ」

板倉の言葉にユミは再び呟いた。

ユミ「ホントに・・・すみませんでした・・・」
板倉「で、なんで職場放棄したの?」
ユミ「え・・・」
板倉「なんで職場放棄したの?」
ユミ「・・・すみませんでした・・・」
板倉「いや、謝んなくて良いから、理由だけ言ってくれたら良いよ」
310:2009/10/26(月) 10:48:14.54 ID:
ユミは困る。
そりゃそうだ。
板倉は堪らなく興奮を覚えたと言う。

が、板倉はしつこ過ぎた。

板倉「ねえ、なんで・・・」
ユミ「しつこい!!!!」

ユミは切れた。

ユミ「なんでって悔しかったからに決まってるでしよ!!!そんな事も分かんないの????馬鹿じゃ無いの????」

ユミのまくし立てに板倉は黙っていた・・・
が、

板倉「すみませんでした」

謝った。
本気でビビった様だ。
311:2009/10/26(月) 10:50:08.72 ID:
ユミも言い過ぎたと気が付き再び謝る。
和解が出来た後に二人で作業を行い、その後飲みに行った。

若い男女が2人でのみに行く・・・
そうすると・・
自然に・・・


仕事の話しで大激論した・・・

男女が二人で飲みに行ったらもっとなんか有るだろ。
なんで激論してんだよ。

だが、それから二人は仲良く成った。
312:2009/10/26(月) 10:51:26.25 ID:
お互いの本音の意見をぶつかり合える様に成ったのだ。

そして、プロジェクトも成功を収めチームは解散した。

が、二人の関係はメールから始まり・・・
電話をする様に成り・・・
会って話す様に成り・・・

いつの間にか仕事だけじゃなく
遊園地に行ったり、映画に行ったり・・・


最終的には週末はユミの家で過ごす様に成っていたのであった・・・

313:2009/10/26(月) 10:52:29.69 ID:
まいった・・・

板倉は再び思った。
眼鏡との電話が終わった後も、その場から離れられずにいた。

板倉はユミと真面目に付き合って来た。
誠心誠意ユミに向き合って来た。

だが、今日の事、大口の話しがまとまった事も有り調子に乗っていたと思う。

そんな折りに、後輩がコンパを誘って来たのだ。
314:2009/10/26(月) 10:53:37.60 ID:
人数が足りないと言われ渋々行ったが、持ち前の性格から一番はしゃぐ。

板倉「さあwwwwやって参りました!!!胸当てゲーーーーム!!!!!」
女の子「何それwwwwww」
板倉「胸を当てるんだよ!!!!」
後輩「無茶苦茶だwwwwww」
板倉「早くしようぜwwwwwwww」
ユミ「楽しそうね」
板倉「さてとwwwwwwじゃあ一番はユミからwwwwww・・・ユミ・・・・」
315:2009/10/26(月) 10:54:32.00 ID:
ネクタイを頭に巻いた板倉の前には何故かユミが立っていた。

板倉「ユミーーー!!!!!!!!」
ユミ「じゃあ、ごゆっくりww」

ユミは笑顔で手を振る。

板倉「いや、違う!!!違うんだ!!!これは違うんだ!!!」
ユミ「ごゆっくりww」
板倉「ユミ、これは、あの、あれだ・・・」
ユミ「じゃあねーww」

316:2009/10/26(月) 10:55:27.43 ID:
本当にビックリだった。
ユミが出て行った後に板倉は慌てて追い掛けて出て来た、
が、どこにも姿が見えない。

慌てて電話をするが出ない。
四回目以降は着拒否をされたのか、通話中の信号が返って来る。

最悪だ・・・

こうして繁華街に板倉は一人佇んでいた。
さっきからコンパに誘って来た後輩には5分起きに股間の写メを送り続けているが気が晴れない。

最悪だな・・・ホント・・・板倉は頭を抱えていた・・・

318:2009/10/26(月) 10:56:39.76 ID:
板倉、テラお調子者wwww
319:2009/10/26(月) 10:57:43.50 ID:
乙~!
板倉面白すぎるww
322:2009/10/26(月) 12:22:46.77 ID:
板倉編て、板倉視点の福田とさとみ話じゃないんだwwwww
完全に板倉ストーリーwwwwwww
これはこれでおkwwwwwwwwwwwwwwww 
324:2009/10/26(月) 14:23:39.72 ID:
盆休みに入ってもユミからの連絡は返って来ない。

何度連絡しても話中音だった。

もうユミとはダメなのか・・・
その思いが強くなっていた・・・

板倉と眼鏡はもう一人の胃腸が弱い家系の奴の所に向かう
2人は新幹線で行く事にした


325:2009/10/26(月) 14:24:32.62 ID:
板倉「新幹線混みすぎww」
眼鏡「仕方ないでしょ、お盆なんだから」
板倉「まあ、酒飲めるから良いけどww」
眼鏡「ピッチ早いんじゃ無い?出来上がるよ」

板倉「てか、あの妄想野郎は家にいんの?居なかったら家にロケット花火打ち込むかwwww」
眼鏡「一応は居る様な事を言ってたけどね」
板倉「まあ、良いじゃんww森君飲もうぜwwww」

二人は混雑している新幹線で飲み続けた。迷惑な奴らだ。
326:2009/10/26(月) 14:25:39.88 ID:
到着したのは昼間だった。
だが、二人は観光を始めた。

そして居酒屋に入り酒を飲む。
コイツら何してんの?

二人が目的地の学生時代の友人宅に到着した時は既に夜だった・・・

327:2009/10/26(月) 14:26:33.57 ID:
盆明けに出勤した板倉はボーッとしていた。
まだユミからの連絡が無い。
仕事を適当にこなし家に帰る。

家に帰ってもユミからの連絡は無い。
電話しても出ない。

ふと、本棚の奥に有る写真立てを取り出した。
そこには男三人で写っている写真があった。
328:2009/10/26(月) 14:27:39.64 ID:
キモいな俺は・・・
その写真は高校生の時に海で撮った写真だった。

親友三人で写っており、写っている二人には、こんな写真を持っている事は言って無かった。
この写真をユミに見られた時は恥ずかしかった。
だが、ユミは笑わずに「羨ましい」と言ってくれた。

こんな友達が居る事が羨ましい・・・と。
329:2009/10/26(月) 14:28:31.80 ID:
板倉はベッドに転がりながら写真を見つめる。
その中の一人の男に目が行く。

それはこの前盆休みに行った痛い振る舞いをする友人だった。

奴はとんでも無い位のストーカーだった。
中学からの初恋の人間をどんだけ思い続けるんだよ・・・
330:2009/10/26(月) 14:29:44.19 ID:
が、出会いやがった。
再会しやがった。
三回も・・・

冗談だろ?奇跡じゃねーか・・・

板倉はふと携帯を取り出して、その妄想君に電話をかけた。

「もしもし?」
板倉「ア・タ・シ・・・!分かる?誰か?ウフww」
「うん。分かる。じゃあな」

ガチャ。ツー、ツー、・・・
切りやがった
331:2009/10/26(月) 14:31:57.11 ID:
板倉はすぐに眼鏡から貰った、胸の写メを送る。
するち、モノの1分も掛からない内に折り返しの電話があった。

板倉「仕事中か?」
「うん、今から立ち会いなんだよ」
板倉「働くねー、相変わらずww」
「吐きそうだよマジで」
板倉「相変わらず胃腸がヨエーなww」

「で・・・?」

妄想君は突然話を遮る様に聞いてきた
332:2009/10/26(月) 14:33:15.80 ID:
板倉「うん、ああ・・・いやなんかね、この写メはさ・・・」
「いや、それも聞きたいが・・・違うだろ?」

板倉は黙った。
普段は勘が悪い癖に、妙な所で勘が良い。

「話せよ、どうせ立ち会いまで時間が有るし・・・暇を潰したい」

妄想君の言葉に板倉は苦笑いを浮かべた。

だけどな・・・何から話すか・・・
333:2009/10/26(月) 14:35:05.17 ID:
板倉「お前さ・・・」
「うん」
板倉「なんで、あの時・・・彼女を捨ててまで・・・行ったんだ?」

「え?」
板倉「彼女と上手く行ってたじゃん・・・大学の時だよ」
「ああ・・・」
板倉「お前が馬鹿な事は知ってるけどさ・・・あんな馬鹿だとは思わなかったからさ」

「馬鹿にしてんの?」
板倉「ちょっとしかしてないよ」

妄想君は溜息をついた。
334:2009/10/26(月) 14:35:56.36 ID:
そして・・・

「お前が・・・言ったからだよ・・・」
板倉「え?」

「『相手が自分を好きだから、お前も好きなの?』ってさ・・・」

板倉「何それ?」
「お前が中学の時に俺に言った言葉だ馬鹿」
板倉「・・・俺って凄いな」
「馬鹿だけどね」
335:2009/10/26(月) 14:36:56.48 ID:
板倉はタバコに火を付けた。
「なあ」妄想君が呟く。

板倉「ん?」
「俺は別れた瞬間から、今まで何回も後悔したよ・・・格好を付けて別れなきゃ良かったって。あのままカズミと付き合ってた方が良かったって」

妄想君の言葉に板倉は黙って聞く。
「でもね、理屈とかじゃ無くてさ、俺はそれでも・・・石原が好きだったんだよ。だから・・・」

板倉「うん・・・」
336:2009/10/26(月) 14:38:21.18 ID:
「出会えたよ・・・お前が言う所の・・・『運命』の出会いをな・・・」

板倉「・・・・」
「まあ、でも、別れんなよ」
板倉「え?」
「ユミちゃんと別れんなよって」

板倉「なんで知ってる・・・」
「なんとなく」



337:2009/10/26(月) 14:39:15.14 ID:
なんで分かるんだよ・・・

眼鏡にしても、妄想にしても・・・

板倉「・・・なあ」
「うん?」

板倉「・・・運命の出会いって・・・何それ?キモいんだけど」

「・・・市ねガイコツ!」

338:2009/10/26(月) 14:41:47.21 ID:
板倉は電話を切ると再びベッドに横たわった。

相手が好きだから・・・自分も好き・・・か・・・

我ながら良い台詞だ。
俺は中学生の時から凄いな。
板倉はベッドから起き上がると服を着替えた。

さてと・・・俺も妄想君バリの青春をしてみっかww

そう思い部屋を出た・・・
339:2009/10/26(月) 14:42:38.72 ID:
プルルルル・・・

ユミの携帯電話が鳴った。
見ると相手は板倉だった。

着信拒否を解除した途端に電話が成ってビックリした。

ユミは溜息を付く。
出ようか・・・どうしよう・・・

でも・・・

ユミは許せなかった。板倉の行動が許せなかったのだ。
340:2009/10/26(月) 14:44:52.71 ID:
一度、着信は止まった・・・

が、もう一度鳴り始める。

しつこいな・・・ユミはそう思い・・
電話を切った。
そして電源を落とした。

ユミはベッドに横になり時計を見た。
もう夜の10時か・・・明日も早いな・・・
341:2009/10/26(月) 14:45:48.80 ID:
ユミは板倉が好きだった。

顔はガイコツみたいだし、お調子者だし、馬鹿だ。

だが、優しい。
さりげなく人に優しくする。
あの人には何故か不思議な魅力がある・・・

だから本気で好きだった。

だからこそ、この前は許せなかった。

342:2009/10/26(月) 14:46:53.60 ID:
ああ・・・私も意地っ張りだな・・・
ユミはそう思う。

許してあげたいって思う気持ちと許せない気持ちが交互に来る。
分かってる。
自分が馬鹿だって事も。

ユミはそのまま眠りに落ちた・・・・


しばらく眠ってふと目が覚めた。
時計を見ると午前の3時を回っている。
顔も洗わずにそのまま寝てしまっていた。
343:2009/10/26(月) 14:47:53.07 ID:
慌てて起き上がり化粧を落としに洗面所に向かう。

その時に携帯に目が留まった。
アイツから電話が入ってるのかな・・・?

そう思い電源をONにする。
すると留守電が入っている。

ユミは溜息を一つ吐いて留守電を聞いた。
344:2009/10/26(月) 14:49:41.85 ID:
「板倉でございま~す!お魚咥えたドラネコ~♪おおかけ~て~・・・」

コイツは本当に馬鹿だ・・・
ユミがそのまま留守電を消去しようとした時に歌が終わり言葉が続いた。

「あのさ、お前が俺を嫌いに成っても・・・俺はお前が好きだ・・・」

その言葉にユミはビクっとする。

345:2009/10/26(月) 14:50:34.47 ID:
「でも、俺は馬鹿だからお前にどうやって誠意を示して良いか分からない・・・だからさ、待つよ」

え・・・?

板倉の言葉にユミは何かに気が付き・・・カーテンを開けた

「お前が許してくれるまで、何日も何年も俺は待ち続ける・・・じゃ、そう言う事で!」

そう言って留守電は終わっていた・・・
346:2009/10/26(月) 14:51:43.46 ID:
ユミの目の前にマンションの下の植え込みが見える。
そこには人影があった。


板倉がいた。


ユミは時計を見る・・・もう3時半だった。
留守電が入ったのが10時・・・かれこれ五時間も経過している。

そこには板倉が佇んでいた。

ユミは携帯電話を握り締め・・・
そして慌てて外に出た・・・

347:2009/10/26(月) 14:52:37.64 ID:
ああ~だるい・・・

板倉は思った。
何このダルさ。

ドラマとかでよく有るシーンを演出したは良いが・・・だるい。
てか、眠い。
帰りたい。
俺馬鹿なんじゃね?

そう思いながらも板倉は待っていた。
蚊が板倉の至る所を刺して行く。

ああくそ!!!地味にこれは嫌だ!!!
348:2009/10/26(月) 14:53:29.88 ID:
板倉がパチンと蚊を一匹潰した時にマンションの入り口が開いた・・・

そこにはユミが立っていた・・・

ユミは目を赤くして板倉を見つめている。
板倉がユミの名を呼ぼうとした時に先にユミが口を開いた。

ユミ「なんでよ・・・」
板倉「え?」



349:2009/10/26(月) 14:54:39.25 ID:
ユミ「なんで・・・?なんでそんな事するの・・・?馬鹿なんじゃ無いの・・・?」

ユミの言葉に板倉は笑った。
確かに・・・
確かに馬鹿だww
そう思った。

だけど・・・

板倉「あのさ」
ユミ「え?」

板倉「運命って信じる?」



350:2009/10/26(月) 14:55:37.11 ID:
ユミ「え??」
板倉「運命って有るんだよね~いや、福田居るじゃん?」
ユミ「・・・」

板倉「福田はさ、信じたんだよ・・・運命を・・・でさ、わざわざ彼女と別れたのに、好きな女とも敢えて離れ離れになったんだよ」

ユミ「・・・」
板倉「馬鹿だよね~アイツはwwでもさ、俺はそれ聞いた時、馬鹿だって思ったけど・・・少し羨ましかった・・・そんなに好きに成れる相手が居るってさ・・・」


351:2009/10/26(月) 14:55:43.21 ID:
板倉は憎めない奴wwwwwwwwww
352:2009/10/26(月) 14:56:37.40 ID:
ユミは黙って板倉を見つめていた。

板倉「でも・・・今はアイツを馬鹿だとは思わないし・・・そして羨ましくも無い・・・」

板倉はユミを見つめる。

板倉「俺にも・・・俺にも出来たから・・・」
ユミ「・・・え?」


板倉「運命の人が・・・!」




353:2009/10/26(月) 14:57:29.31 ID:
それだけ言うと板倉はユミに近づく。
そしてポケットから小箱を取り出した。

板倉「はい・・・」
ユミ「え・・・?」
板倉「開けて良いよ」

そう言って渡された小箱をユミは開けた・・・

ユミ「・・・指輪・・・」

板倉「どこも閉まっててさww取り合えず、閉めかけの店に行って強引に買ったんだよww」
ユミ「・・・・」
354:2009/10/26(月) 14:58:24.39 ID:
板倉「結婚・・・しない?」

ユミ「・・・え?」

板倉「結婚してください」
ユミ「・・・!!!」

ユミの手が震えた。
板倉は少しそっぽを向いて照れている。

板倉「これから・・・ずっとお前を好きで居続ける・・・信じてくれ・・・!」

355:2009/10/26(月) 14:59:27.40 ID:
板倉はそう言うとユミを見つめた。

ユミの目から自然に涙がこぼれて来た・・・

そして・・・

ユミ「きもい・・・」
板倉「おっしゃる通りww」

そう言って板倉は笑った。
ユミも笑う。
356:2009/10/26(月) 15:00:45.90 ID:
そして板倉はユミに近づき、ユミを抱き寄せた・・・

板倉「でも・・・運命だから・・・仕方ないよな・・?」

板倉がそう言うとユミも板倉を抱きしめる。

ユミ「・・・じゃあ、仕方ないか・・・ww」

板倉「だろ・・・?」
ユミ「うん・・・ww」


2人は笑い合って・・・そして・・・
抱きしめあった・・・
357:2009/10/26(月) 15:01:59.20 ID:
ユミ「ねえ」
板倉「うん?」
ユミ「絶対に・・・浮気したら駄目だよ・・・」
板倉「え??あ、ああ・・・勿論・・・」
ユミ「おい」
板倉「当たり前じゃないですか」

ユミ「本当に分かってる???」
板倉「勿論wwww」
ユミ「なら良いけど・・・」
板倉「でも・・・一回位は・・・」

ボコッ。ユミの膝が板倉の腹に入った。

板倉「う~ん・・・リバーが・・・リバーが・・・」
ユミ「ホント、アンタって人は・・・」
板倉「冗談じゃないですか・・・」


2人に上には満天の星空が広がっていた・・・
358:2009/10/26(月) 15:02:58.43 ID:
・・・・
・・・・

俺がサトミと付き合う様になって一週間が過ぎた。
そしていつもの様に仕事に追われている最中に板倉から電話があった。

板倉「よう妄想君ww」
俺「よう変態君」
板倉「そうか~やっと石原と付き合えたかwwwwww」
俺「お陰様でww」
板倉「ストーカーも度を越えれば純愛になるんだなww」
俺「お陰様でww」
359:2009/10/26(月) 15:04:15.55 ID:
板倉「ところでさ」
俺「うん?」

板倉「石原とした?」
俺「ゲスイなお前」

板倉「ちょっと胸の形を教えてくれい」
俺「アンタ何言ってんの?」
360:2009/10/26(月) 15:05:09.48 ID:
板倉「あ、いや、そんな話じゃ無いんだ」
俺「いや、お前ならわざわざそんな話で電話しそうで怖いよ」

板倉「来年の3月は空けておけ」
俺「え?」

板倉「・・・俺の結婚式だ」
俺「・・・そうか・・・wwやったなww」

板倉「その前に、正月帰って来いよ!俺の婚約者を見せてやろうww」
俺「何回も見てるじゃん」
板倉「良いからww」

そう言って電話を切った。

361:2009/10/26(月) 15:06:06.30 ID:
冬休みに俺はサトミと共に実家へ帰った。
勿論、サトミは自分の実家に、俺も自分の実家へ。

そして、俺はサトミと共に板倉達が待つ居酒屋へ行った。

森君「お~い!!!こっちこっち!!」

森君が手を振っていた。
そこには板倉とユミと、森君の三人がいる。
362:2009/10/26(月) 15:06:59.28 ID:
板倉「久しぶりだなww石原ww」
サトミ「お久しぶりww」
森君「いやあww懐かしいww」

サトミ「初めまして、石原ですww」
ユミ「初めましてww」

2人は挨拶をした。

ユミ「でも、中学の時からの同級生でまだ仲が良いんだねww」

乾杯を終えた後にユミがそう言った

363:2009/10/26(月) 15:07:51.43 ID:
俺「残念ながら・・・俺らは三人しか友達いないんだ・・・」
ユミ「・・・そうなんだ・・・」

暗くなった。

板倉「だから仕方なしにこんな友達が作れない馬鹿二人を俺が面倒みてるんだよ」

なんだとこのヤロー。

ユミ「でも、アンタの本棚に三人で写ってる写真飾ってあるじゃん」

板倉はビールを吹いた。
364:2009/10/26(月) 15:09:06.25 ID:
板倉「おま、・・・言うな馬鹿!!!!」
俺「キモッ!!!!」
板倉「違う!!!違うんだ!!!」
俺「きめええwwwwww」
板倉「違う!!!あれはお前らに呪いを掛ける為に有るんだよ!!!!」

板倉が慌てている最中にサトミが呟いた。

サトミ「え?でも、ユウ君も写真立てに三人の写真飾ってあるじゃんww」

俺もビールを吹いた。
365:2009/10/26(月) 15:10:00.21 ID:
板倉「キモッ!!!!!!!お前キモい!!!!」
俺「うるせー馬鹿!!!!お前の方がキモいだろうが!!!」
森君「まあまあww」
俺「お前は何故に冷静だ!!!!」

俺がそう言うと森君は携帯を取り出した。
そして待ち受け画像を見せた。
そこには俺ら三人で大学時代に遊園地に行った時の写真があった。


俺、板倉「お前は一番キモイわ!!!!!!」


366:2009/10/26(月) 15:10:54.06 ID:
何故か森君が嬉しそうに笑う。
いや、何を笑ってんの?この人。

板倉「ええ・・・何?これはガチで引くわ・・・」
俺「お前こう言うのは自分の子供とかの写真を入れとくもんだろ・・・」
サトミ「でも、良いじゃんww仲良さそうでww」
ユミ「うんwwなんか羨ましいww」

367:2009/10/26(月) 15:11:59.24 ID:
俺「君ら人事だけど・・・君らも写真撮られるよ」
板倉「うん・・・この盗撮君は怖いよ・・・」

俺らの言葉に森君はうっすら笑っていた。
サトミとユミは顔を見合わせていた・・・

三ヶ月後・・・板倉とユミはめでたく、ゴールインした。

そして、ユミは今、お腹に板倉の子供がいます。

368:2009/10/26(月) 15:13:41.01 ID:
俺とサトミが結婚すると言った時もユミは喜んでくれたそうですww
そして、サトミに結婚生活における先輩として夫の尻の敷き方を教えてくれるそうです。

以上、少しスピンオフがしたくなった・・・板倉編を終わりますww

ちなみに最後の部分は俺の勝手な想像じゃ無しにガチですww
森君はマジで俺らの写真を待ち受けにしてるww

じゃあ、またww

369:2009/10/26(月) 15:18:37.42 ID:
おつ!!
370:2009/10/26(月) 15:18:51.88 ID:
お疲れww
仕事中なのに泣きそうになっちまったww
371:2009/10/26(月) 15:21:27.57 ID:
福ちゃんお疲れー!
面白かったし、目から汗が……(´;ω;`)コレハアセナンダカラネッ
森wwwwww待ち受けwwwwwwwwwwwwwwww
372:2009/10/26(月) 15:22:41.86 ID:
この物語の影の功労者は間違いなく森君
373:2009/10/26(月) 15:32:31.75 ID:
で?森君編は?
375:2009/10/26(月) 15:42:57.77 ID:
板倉からこの話を聞いた時に俺も胸が熱くなったよww

・・・森君編かぁ・・・

う~ん・・・無い事も無いんだけど・・・
ちょっとまた考えておきます!
じゃあ、俺は今から課長に説教されに行きます!

じゃあね!
378:2009/10/26(月) 17:58:24.65 ID:
福田乙ww
説教かww大変だなwwww

※続き→少し昔話をしたくなった・・・その後パート1.5