0486:2007/12/01(土) 15:49:01.41 ID:
戻ったぜちくしょう。
今日は休みだと思ったのに狩り出されるとは。しかし後顧の憂いは断ってきた。

さて、これから第3部『そして廃人へ・・・』編に突入するわけだが
プロジェクトリーダー編までで、何か質問ある?答えられる範囲なら答えるんだぜ
それともとっとと続き書いた方が良いかね。



50:2007/12/01(土) 14:05:45.56 ID:
>>1
確か15人ぐらいの会社って言ってたきがするけど他の社員は何やってんの?


>>50
他の開発やってる。
ほぼ全く面識が無いので詳しいことはわからないな。










89:2007/12/01(土) 15:51:32.01 ID:

1は飲み会には行ったことなくても酒にはなれてたの?


>>89
いや、飲んだことなかった。









90:2007/12/01(土) 15:51:39.77 ID:
>>86
おかえりー
初任給を何に使ったか気になる


>>90
父ちゃんにマグカップと、を買ってあげた。

残りは貯金と生活費。









94:2007/12/01(土) 15:56:13.10 ID:
会社名教えて


>>94
命に関わるから無理なんだぜ










96:2007/12/01(土) 15:56:57.70 ID:
>>86
作業量多くてリーダーぶちぎれてたけど、仕事量の割り当てってどんなもん?
上原さんの半分くらいのイメージだが
それまでは自分の割り当て少なめにしてたんだよな?
それでも定時に帰れないくらいの量はこなしてたんだろうが・・・


>>96
設計書は前スレに書いてたと思う。
製造に関して言えば
俺1.5割 中西さん1.5割 リーダー1.5割 上原さん2.5割 井出さん0.5割 藤田さん2.5割
かな・・・。

誤差はあるけど、俺は実力的な意味でも、そこまで多くなかった。
つまり、リーダーは俺と同じ程度の作業量。







99:2007/12/01(土) 15:58:41.79 ID:
いまだにメモリ128MBの素敵PC使ってるの?


>>99
さすがに今は変わってるww
それでも512MBだけどな。









100:2007/12/01(土) 15:58:58.42 ID:
冬のボーナスいくら?


>>100
2.5か2か月分だったかな。金額は多くはない。








108:2007/12/01(土) 16:17:56.53 ID:
そのPL編ってのはいつのはなしだったんだ?


>>108
入社して2ヶ月後ぐらいの話






105:2007/12/01(土) 16:10:08.47 ID:
よし、続き書くぜ






111:2007/12/01(土) 16:22:17.62 ID:
第三部『そして廃人へ・・・』

プロジェクトを完遂し、若干テンション高めで居酒屋に移動する俺たち。
それぞれがそれぞれとくっ付き、仲良さげに歩いている。一方の俺は一人。
この光景、どこかで見たことがあるな。そう、学校の帰り道だ。
友達の居ない俺は、一人でトボトボと帰っていたものだ。
もちろん今日だって


「1くん、リーダーはどうだった?」


と思いきや、おぉ、藤田さん。ありがとう。


「疲れました、ホントに・・・。リーダーも楽じゃないですね」
「まぁね。けど、良い経験になったんじゃないかな。
 若いうちの苦労は買ってでもしろって言うし」


まぁ確かに。リーダーになると、色んなものが見えてくる。
人間関係であったり、人の特徴であったり・・・。
全てが良い経験になった、とは言えないが、間違いなくこの経験は今後に生きることだろう。


「藤田さん、おつかれさまですっww」


中西さんだ。俺は邪魔者のようなので、静かにフェードアウトすることとする。
あれ?上原さんどこだ。

辺りを見回す。
 




そこには、学生時代の俺が居た・・・。





112:2007/12/01(土) 16:23:08.76 ID:
上原( つдT)








113:2007/12/01(土) 16:25:29.31 ID:
類は友を呼ぶ



!?







115:2007/12/01(土) 16:32:23.66 ID:
う、上原さん・・・。その哀愁漂わせる姿、どうにかなりませんか・・・。
メガネはズレ、服もブカブカ、そして寝癖ヘアー。まるで浮浪者のようだぞ・・・。
上原さんに声を掛け、一緒に行こうかとも考えたが、会話にならないのでやめておいた。
俺はipodを取り出し、を聞くことにする。


そして、俺たちは居酒屋にたどり着いた。
予約しておいた部屋に通される。


「俺この席とったー!」
「バカ野郎、そこは俺だwwww」


井出とリーダーはすでにテンションが高い。


「藤田さんはどこに座られますか?」
「うーん、私は1くんの隣にしようかな。こういう場でないと、話せない事も多いしね」


何を話すつもりだ。おっと思い出した。
既婚かどうか、彼女いるかどうかを聞かないとな。


「上原さんはどこに座ります?」


と聞くも見当たらない。テーブルを見る。




すでに一番端っこに座っていた。

なんという素早さか・・・。





118:2007/12/01(土) 16:34:42.77 ID:
うwwwwえwwwwはwwwwwwらwwwwww








120:2007/12/01(土) 16:36:04.47 ID:
上原さんマジカワイソスwwwwwwwwwwww






124:2007/12/01(土) 16:42:12.81 ID:
こうして俺たちは席についた。
図で表すとこうだ。


上原  俺.藤田.中西
---------------------

---------------------
    リーダー.井出


リーダー、俺の前か・・・。うるさそうだな。
まぁいい。とりあえず飲み会がどんなものかが分かれば問題ない。


「生飲む人ー!」


井出だ。
みんなが一斉に手をあげる。俺も飲んだことないが、空気を読んで手をあげる。
上原さんだけが手をあげていない。


「おい上原ぁ!!」


ここでも怒鳴るか。好きにさせてやれよ・・・。


「は、はは、は」
「おまえ、何飲むつもりだ」
「ま、ま、ま、まっ、ち」


マッチ?ホント何を飲むつもりだ。


「みみみ、みる、るる、う」


マッチミルウってなんだ。俺は未だにこれが翻訳できん。


「うるせぇ、上原。おまえ生な。ジョッキで」
「え、いえ、え、いい、い」
「すいませーん」



客を呼ぶ井出さん。
上原さんにとって、最悪の飲み会になりそうだ。






126:2007/12/01(土) 16:43:00.20 ID:
こうじゃね?


上原    リーダー 井出
 ○     ○  ○
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |            |
  |            |
  |________|
   ○  ○  ○
   1  藤田 中西





129:2007/12/01(土) 16:43:57.03 ID:
上原さんはケータイのメモ帳で筆談するべき。






131:2007/12/01(土) 16:45:03.93 ID:
こうだろww


       リーダー 井出
 ○     ○  ○
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |            |
  |    上原     |
  |________|
   ○  ○  ○
   1  藤田 中西








137:2007/12/01(土) 16:49:30.00 ID:
飲み物が運ばれてくる。
これが生ビールか。これまた量が多いな。
とりあえず、周囲の飲みっぷりを見て、どのぐらいのペースで飲むか判断しよう。

そんな中

ジョッキが真ん中に置かれた。


「なぁねーちゃん、そのジョッキをあの寝癖の凄いメガネんとこに置いてくれ」


マジでやるのか。


「はい。かしこまりました~」


置かれるジョッキ。顔面蒼白の上原さん。


「こ、ここ、こ」


喋っちゃダメだ上原さん。店員さんが困る。


「え?」
「あ、あ、こ、あ、ここ」
「・・・?」


な、何なんだこの飲み会・・・。
ネットで見た飲み会と偉い違うぞ・・・。


何が起ころうとしているんだ・・・。





138:2007/12/01(土) 16:49:53.69 ID:
本当に>>1の文章面白いんだが、
本当に上原さんのようにしゃべることのできない人って現実にいるんだろうか?
会ったことないや。







151:2007/12/01(土) 16:57:44.71 ID:
「あーもういい!もういいから!おい、みんな、料理頼め!」
「ち、あ、こ、あ」

か、解読できん。言いたいことがありすぎて、口が動かないんだろう。

「とりあえず、から揚げとーこの刺身の盛り合わせとー」

井出さんが次々と頼んでいく。

「藤田さん、飲み会っていつもこうなんですか?」


何かが異常だ・・・。俺はそう思い、藤田さんに聞いてみた。


「うん。これからお酒入るから、もっとひどくなると思うよ」


な、なんだと・・・。
今の状態ですでにカオスだと言うのに、これがただの序章に過ぎないと言うのか。


「以上で!」
「はい、かしこまりました。えと、ジョッキなんですけど」
「あーいいよ。そいつめちゃ飲むから」

いや、そこはやめてあげた方が良いだろ。

「よし、では! リーダーである1くんの挨拶をして、みんなで乾杯といきますか!」

何を言ってるんだ。俺は何も言う事を用意してないぞ。

「1くん、頑張って」

藤田さんが後押しする。仕方がない。


「えーと、みなさん、ホントにおつかれさまでした」


俺は気の利いたことが言えなかった。


しーん



な、なんだ!? 

俺なにかマズいことしたか!?







156:2007/12/01(土) 17:04:28.54 ID:
しーん・・・。
周囲のざわめきだけが聞こえてくる。ひと時の静寂。
俺は一人で「え?え?」とやっていた。
すると井出さんが


「乾杯は?」


な、なんだ、そういうことか。
てか、それ俺がやるのか。



「か、かんぱーい!」

『かんぱーい!』



何とかなった。そうか、これが飲み会のルールか。覚えておかなくては。
接待とかじゃなくて良かったな。危ない。

辺りを見てみる。人それぞれで飲むペースが違うようだ。
こういう時は、藤田さんを真似れば良いんだ。
見る。
空だった。


「え、藤田さん、早くないですか?」
「あぁ、私はお酒が強いんだよ。あとリーダーも。
 けどあの人は悪酔いするから、近づかない方がいい」


なるほど。了解しました。

上原さんを見てみる。


ジョッキを少しずつ真ん中に移動させているようだ。
リーダーの顔の向きが井出さんから変わると、手をすっと離す。



何をやってるんだ、あの人は・・・。






162:2007/12/01(土) 17:06:01.79 ID:
上原飲めよwwwwww








169:2007/12/01(土) 17:11:20.50 ID:
シュールな光景に胸を痛めた俺は

「すいません、店員さん」
「はい?」
「マッチミルー良いですかね」
「はい?」

う、しまった。俺の解読は間違っていた!


「い、いえ、えっと、巨峰サワーで・・・」
「はい、かしこまりました」


ダメだ、上原さんに関わるとロクな事がないぞ。
今は状況を楽しむんだ。


「おい、1」
「はい」
「お前、俺からリーダーの座を奪い取って、調子に乗ってんだろ」


何を言ってるんだコイツは・・・


「そんな訳ないじゃないですか」
「嘘つけ、このクソ野郎!」


何なんだ、なんで俺はこんなことを今言われてるんだ

「1くん、井出さんに振りなさい」

藤田さんだ。了解しました。


「井出さん、坊主なのに毛が伸びてますよ」
「え!?!?!?」


よし。


「ハゲ、ハゲ!」

リーダーの標的が変わった。

「ハゲとハゲがケンカして~ どっちも怪我無くよかったね、とくらぁ!!!」



カオス過ぎる





172:2007/12/01(土) 17:14:22.02 ID:
マッチミルーwwww






174:2007/12/01(土) 17:15:57.52 ID:
やっぱり井出さんは人間ができている…のかなぁ







181:2007/12/01(土) 17:19:09.57 ID:
「巨峰サワーお待ちの方ー」

来た。これを上原さんに渡すんだ。
未だに彼はジョッキを真ん中に移動させている。

「はい」
「あ、どうぞー」
「どうも」
「おい、1! お前そんなジュースみたいなもん飲むつもりか」

何なんだよ・・・何飲んでも人の自由だろ・・・。

「1くん、今日この場だから色々と話したいことが」

いや、待ってください。今はリーダーに絡まれてて・・・っておま
藤田さん、あなたペース速すぎるだろう。それ3杯目だぞ。


「藤田さん、私お酒そんな飲めないんです。藤田さんのお酒、少し分けてもらいませんか?」
「うん?あぁいいよ。はい」
「あ、ありがとうございますww」


ここでは間接キスが


「おい、井出ぇ! チョークスリーパーするぞ、てめぇ!」
「ちょ、リーダーww 苦しいww 待ってww」

い、異常だ。何なんだ、これが飲み会なのか。みんな壊れてるぞ。




ずず・・・ずずず・・・





上原さん、もういいから巨峰サワーを飲んでくれ。

ジョッキのことはみんな忘れてるから。






194:2007/12/01(土) 17:25:48.02 ID:
もしそうだとしたら藤田さんがリーダー断ってたのがフラグだったのか・・・







198:2007/12/01(土) 17:27:27.51 ID:
た、耐え切れん。ここは一旦、退くべきだ。
とりあえずトイレにでも行って、気持ちを整理するべきだ。
そう思った俺は

「すいません、トイレです」

席を立つが


「バカ野郎、ここでしろ!!」


何を言ってるんだ。俺は聞こえないフリをしてトイレに駆け込んだ。


これが社会人の飲み会なのか。
おかしいぞ。ネットで調べた大人のマナーでは、酔っても礼儀を忘れるな、とか
新人にお酒を強要するな、上司に気を使え、と書いていたぞ。

何一つ守られて無いぞ。お、落ち着け。
まずは気を落ち着かせるんだ。


「俺はハゲちゃびーん。ハゲでハゲでハゲなのよー。うふっ」

井出か。何を歌ってるんだ、こいつは。ていうか、お前まだ2杯目だったろうが。

「おぉ、ここに1が登場! 俺は正義の味方だ!」



もういい。ここに安息はない。席に戻ることにする。

なんとリーダーがイスを並べて寝そべっていた。



か、帰りたい





200:2007/12/01(土) 17:28:59.98 ID:
リーダーみたいな天真爛漫な奴って本当にいるんだな…






201:2007/12/01(土) 17:29:09.23 ID:
>なんとリーダーがイスを並べて寝そべっていた。



暴れるよりマシだ。







206:2007/12/01(土) 17:30:57.27 ID:
こいつら中学生をそのまま社会に出した感じだな
もちろん藤田さん以外






218:2007/12/01(土) 17:36:05.52 ID:
「ちょ、リーダー何やってるんですか、お店の人に迷惑ですよ」
「知るかよ、ヴォケが。良いからお前はとっとと飲め!」

こいつはもう放置で良い。
いつもと同じように接すると、こっちが持たないぞ。
自分の席に戻り、フゥーとため息をつく。

上原さんが挙動不審になっている。
何が起きたんだ。


「上原さん、大丈夫ですか。気分が悪いんですか?」
「ら、ら」


なんだ


「ら、らめ」


ダメ?一体何がだ。


「おい上原ぁ!!」


リーダーが起きた。



「てめぇ、ジョッキ飲んだんだろうな?」
「え、あ、え、は」
「ざけんじゃねぇぞ、てめぇっ!!」


うるさい。叫ぶ意味がないだろ


「飲まんと帰さん、ほら飲め」


上原さんの顔色が悪い。
何か異常が起きてるはずなんだ。


「1くん、ちょっと話良いかな」



藤田さん、タイミングを読んでください。
俺、今上原さん凝視してるでしょ!?


「良いかな?」

「あ、はい」



仕方ない。
このタイミングを使って、既婚かどうか、彼女居るかどうかを聞こう。






241:2007/12/01(土) 17:45:59.69 ID:
「なんでしょうか」
「1くん、リーダーやってみてどうだった? まだこの会社続けたいと思う?」
「え? リーダーは分かりませんが、会社は続けようと思ってますよ」
「おぉ、そうか。それなら良いんだ」
「え? 何かあるんですか?」
「いや、特にはないよ。ただね、リーダーを経験した人ってのは、すぐにやめてしまうんだよ」


何となくわかるが。


「そ、そうなんですか? でも確かにリーダーは辛いですね」
「まぁね。責任は増えるし、仕事も増える。
 能力があればあるほど、損になっていく所があるからね」


要するに、もう少し手を抜けということか。
全力でやっていると、君の身が持たないよ、と言われている。


「1くん、君は能力もあって、判断力も優れているし、何より逆境に強い」

俺は褒められているようだ。言われたことについて、自覚は全く無い。



「そういう人が、この業種では強いんだよ。君は素質がある。
 磨けば、私なんて足元にも及ばなくなるよ」


何を言ってるんだ。そんな訳がないでしょう。


「きょ、恐縮です」
「所で1くん、彼女は居るの?」


よし、聞くチャンスだ。


辞めるって言ってる人すまんww これ書いてる時、つまらん内容でやばいな、と思ったよ






245:2007/12/01(土) 17:47:09.62 ID:
「所で1くん、彼女は居るの?」


うおおおお フラグきたwwwwwwwwww






254:2007/12/01(土) 17:50:28.56 ID:
そういやさっきから中西さんが空気だな






261:2007/12/01(土) 17:54:44.66 ID:
「彼女ですか? いやー私は居ませんよ。藤田さんは?」
「ハハハww 私も居ないよ。そもそもで募集もしてないし、作る気も無いからね」
「え、そうなんですかww 藤田さん、既婚者かと思ってましたよww」
「よく言われるよ。過去にちょっと色々とあってね。
 あれが無ければ、今頃結婚して子供もうけてるんだろうけどww」
「へぇーそうなんですか・・・。大変だったんですね」



この過去については、後ほど語られる事となる。
今現在の俺を構築している要素の一つだ。
よし、これで中西さんに報告するだけだ。
彼女募集してないようだが、中西さんの容姿なら付き合えるだろ。


「ねー中西ちゃん、ぼぉくと付き合って~」

井出だ。

「ちょ・・・やめてください」

何をやってるんだ。訴えられるぞおまえ


「俺と付き合ったら、このハゲ頭が!触り放題だにょーん!!ハゲチャビン!!」

そういってポーズを繰り出す井出。


「中西さん、席変わりましょう。私もトイレが近い方が良いので」
「あ、はい、ありがとうございます」


「おい、上原ぁ!! どうした!!」


リーダーの叫びだ。次は何だ。






上原さんを見る。ケイレンしまくっている。


き、禁断症状だ・・・。






263:2007/12/01(土) 17:56:05.82 ID:
上原・・・・・・・・・・・・




あのメールをどんな気持ちで

撃ったのかと考えると泣けるな・・・







267:2007/12/01(土) 17:57:24.59 ID:
上原さん…涙出てくるお!







270:2007/12/01(土) 17:57:55.21 ID:
やはり注入されたのか・・・






271:2007/12/01(土) 17:58:48.34 ID:
>>270
ボラギノール乙






284:2007/12/01(土) 18:05:08.14 ID:
「上原さん、大丈夫ですか」
「う、う、うげ・・・う」

口の端からビールが流れ出ている。こいつはマズイぞ。


「ちょ、リーダーどいてください」
「うるせぇ!! この軟弱モノは徹底的に鍛えなおすべきだ!!」


黙れ。


「上原さん、とりあえずトイレいきましょう」
「う、べ・・・う・・・げぇ」


吐きそうなんだろ、この人。ワキガが臭うが、我慢してトイレに連れ込む。


「大丈夫ですか、上原さん」
「フーハー・・・・フーハー・・・」


た、耐えろ。ここでは吐くな。
何とかトイレに連れ込み、俺は席に戻る

これが飲み会なのか・・・なんだ、全然楽しくないぞ・・・。
むしろ仕事より疲れるじゃないか。


「おい、1」
「はい」
「おまえ頭良いだろう」
「いや、全く」
「嘘つけ、ヴォケが」


何なんだよ。さすがにウザくなってきた。

「どこの大学出だ、言ってみろ」

な、なんだと

「おぉ、それは私も気になるなww」


藤田さんまで。俺は中卒で元ニートなんだぞ・・・。






288:2007/12/01(土) 18:06:56.33 ID:
ニートに対する一般人の反応wwktk






291:2007/12/01(土) 18:07:48.78 ID:
中卒に対する反応わっふるわっふる






299:2007/12/01(土) 18:12:35.32 ID:
まぁ、仕事ができていれば学歴なんぞ関係ないしな








302:2007/12/01(土) 18:15:38.43 ID:
「いや、それは秘密ですよ」

さすがに言えん。ここは誤魔化しきることだ。

「なんで言えねぇんだ! おまえ、良い大学過ぎて引かれると思ってんだろ」

違う。早く話題をそらなければ。


「1さん、私も気になるなww」


中西さん、火に油を注がないでくれ。


「よし、1くんの学歴に興味ある人、手ーあげて!」


井出の発言後、全員あげる。
ダメだ、逃げれないのか。中卒だと言わんといけないのか。


「ハァー・・・ハァー」

上原さんが帰ってきた。頬が痩せこげ、顔面蒼白だ。


「ちょまwwwwww」

「おい、上原、お前なんでそんな死にそうなんだ」




「ハァー・・・ハァー・・・」



上原さんの登場で、みんなの興味は上原さんに移った。






304:2007/12/01(土) 18:16:49.28 ID:
上原・・・もういい・・・お前は良くやったよくやったよ・・・









312:2007/12/01(土) 18:22:09.61 ID:
上原さんのキャシャリンっぷりで腹筋がギュウギュウと痛むwwwwww







315:2007/12/01(土) 18:25:16.86 ID:
この後、上原さんの介護で場が一時騒然となる。
そんなこんなしている内に、予約の時間がやってきた。


「すいません、そろそろ次のお客様が来られるので、お会計の方をよろしくお願いしますー」
「なんだ、もうそんな時間か。あっという間だったな」


俺は偉く長い時間だった。もう飲み会には出んぞ。


「おい藤田、お前今日何杯いった」
「うーん、11か12でしたかね。今日は控えめにしておきました」
「ヴォケだな、お前は。俺は15は行ったぞ」


何恐ろしい会話してんだ。
特に藤田さん、あなたはそれだけ飲んでも平気なのか。


「よーし、これからカラオケに洒落込みます! 二次会に行く人っ!」


上原さん以外が全員が手をあげている。
・・・気が進まないが、しょうがない、俺も行こう。


「おい上原、お前帰るのか?」

上原さんの肩に手を回すリーダー。


「は、え、はは、は」
「帰るのかって聞いてんだよ」
「い、い、い」
「来るよな?」
「は、はは」


ダメだ・・・。


「来るよな、上原?」
「は、は、は、い」



こ、これが社会の飲み会なのか・・・。
途中脱落が許されないとは・・・。





318:2007/12/01(土) 18:27:23.10 ID:
「来るよな、上原?」
  ゾクゾクゥッ
「・・・は、は、は、い」




これは上原濡れてるな・・・






319:2007/12/01(土) 18:29:30.89 ID:
人間関係ガタガタにみえるのに盛り上がるもんだな






323:2007/12/01(土) 18:38:00.00 ID:
この流れから行くと、カラオケでは歌を歌わされることだろう。
俺の十八番の(カラオケ経験ないが)愛をとりもどせで乗り切ることにする。


「おい、井出」
「はい、なんでしょう」
「お前、またアレ歌えよww いつものやつww」
「あぁ、時を取り戻せですかwwww」


なんだその歌。愛をとりもどせと題名が似てるぞ。


「そうそうww あれを1に聴かせてやれww こいつ腹ぶっ壊れるかもなww」


何か訳がわからんが、とりあえずスルーしておく。


「藤田さんは何歌われるんですか?」
「うーん、私は何にしようかな。ミスチルが好きなんだけど、B'zでも良いかな」


何か凄そうだぞ、この人。

「藤田さん、私、福山雅治歌って欲しいなww」


中西さんだ。俺もそれは同意だ。



「福山は桜坂か、スコール、ミルクティーぐらいしか歌えないなぁww」


桜坂しか知らん。
そんなこんなで、俺たちはカラオケボックスに入った。






325:2007/12/01(土) 18:39:14.91 ID:
藤田殿下は池面リア充爽やか臭がプンプンするwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww






330:2007/12/01(土) 18:40:10.86 ID:
藤田さんはどう考えても福山雅治のイメージが抜けないwwww






331:2007/12/01(土) 18:41:49.18 ID:
それにしても藤田さん非の打ち所がないwwwwww






333:2007/12/01(土) 18:52:36.60 ID:
「よーし、とっとと曲入れようぜ」
「リーダー、先歌ってくださいよwwwwww」
「バカ野郎、当たり前だwwww俺の美声に酔いしれろww」



曲をいれる。
ラルクのSnowDropだ。ラルクって確か鬼門だろ・・・。こいつ歌えるのか。
リーダーの地声は物凄く低い。


「とーめーいーなー」

ひ、ひどい。ひどいぞこれは

「しずーくーは」

なんて低音だ。音痴ってレベルじゃねぇ。まるでジャイアンだ。
井出が爆笑している。笑えるレベルじゃないぞ、この音痴は。


「ちょ、藤田さん、ラルクってこんなんでしたっけ・・・」
「いや全然違うよ。まぁ、ここは楽しむ場だから、ノってあげて」


確かに正論だ。だが、これは聞くに耐えん。


「あなーたはまーるでしろーいヴェールをかぶったよーだーねぇん」


最後が気持ち悪い。
だがやっと終わった。


「よーし。おい、井出、次お前が歌え。時を取り戻せだぞ」
「はいwwwwww」


そう言い、曲を入れる井出。
流れてきたのは愛をとりもどせだった。

な、なんだ、まさか替え歌なのか。







337:2007/12/01(土) 18:54:55.92 ID:
>>333
> 「あなーたはまーるでしろーいヴェールをかぶったよーだーねぇん」
> 最後が気持ち悪い。



想像して激しくワロタwwwwww






341:2007/12/01(土) 18:59:20.02 ID:
なんか大学の飲み会のノリだな






345:2007/12/01(土) 19:03:50.58 ID:
「YOUはSHOCK!愛で空が落ちてくるぅ!」



だ。この野郎、俺の十八番を。


「YOUはSHOCK!俺の胸に落ちてくるぅ!」

違う、そこは1音下がってる。ちくしょう。

「おい、井出ぇ!とっとと入れろよ!」

何を入れるつもりだ。


「熱い心 鎖でつないでも 今は無駄だよ」
「おい井出!」
「我らがリーダー お客の要望で ダウンさ」


な、なんだ!?何を言ったこいつ!?


「YOUはSHOCK 仕事で死ぬの早くなるぅ!」


お、おい・・・


「YOUはSHOCK 再び死ぬの早くなる」
「ぶわはははwwwwwwww」


リーダー爆笑。
や、やりやがった。






348:2007/12/01(土) 19:08:14.17 ID:
>>345
井出はリーダーの空気を読むのだけは上手いな
さすがにそれで笑うとは思わなかった







350:2007/12/01(土) 19:13:47.46 ID:
よし、さすがに疲れてきたから、ここで一旦切るよ。
飯食ってくることにする。





352:2007/12/01(土) 19:14:53.31 ID:
1食ってら~
疲れてるなら無理するなよ







422:2007/12/01(土) 22:27:39.54 ID:
戻った。ちょっとドラクエやってたり、ブログのコメントとかを見てきた。
俺が思う以上に、読んでる人いるんかね。
続き楽しみにしてるってのが多くて、嬉しかったんだぜ。


上手く雰囲気や人間関係を描写できてるか不安だが、これからもよろしく頼み申す!




443:2007/12/01(土) 22:58:04.30 ID:
よし、続きを書くぜ。
あと、所々に遭遇とかリアルタイムとか書かれてるけど
なんか俺珍生物みたいな扱いになってないか?



井出が愛をとりもどせの替え歌を熱唱し、それに爆笑するリーダー。
俺は今回のプロジェクトで、井出の歌っている通りの状態になってしまったため、全然笑えない。
狂ってるぞ、こいつらは・・・。

「藤田さん、いつもこんな感じなんです?」
「あぁ、あれは井出さんの持ち歌だから。聞き流せば良いと思うよ」

この人、場慣れしているな・・・。
まぁ確かに、ここで雰囲気をぶち壊すまでもないが。

「ねぇ藤田さん、歌わないんですか?」

中西さんだ。この人、ホントに藤田さんのこと好きなんだな。
この飲み会で、ほとんど藤田さんとしか会話してないぞ。


「あぁ、じゃあ次入れさせてもらおうかな」
「とぉきをとりもどせぇぇぇぇぇぇん」


この井出のせいで、愛をとりもどせはもう歌えん。
君が好きだと叫びたいにするか。

藤田さんが曲を入れる。B'zのいつかのメリークリスマスだ。
まぁ、この人の歌は言うまでもないので省くとしよう。




「おい、上原ぁ!!」






445:2007/12/01(土) 23:03:11.80 ID:
1の文章の書き方も上手いんだが、
1が困難な仕事をこなして強くなっていく姿が惹かれるところなんだよな







450:2007/12/01(土) 23:15:51.61 ID:
なんか話が大きくなってるな。
俺の文にはそんな価値ないから、書籍化は無いぜ。
それに電車男みたいに展開が面白いわけでもないしな。

「は、ははは、は」
「なんか歌え」
「い、い、い」
「歌え、ほら」

リモコンを渡すリーダー。やめてあげろよ。


「ま、ま、ま、っま」
「しょうがない、俺が選曲してやる」

なんという強行。

「あ、ち、あ」


曲が入った。GLAY、HOWEVER
おま、それは上原さんじゃ無理だろ!


「ほれ、歌え」

マイクを渡される上原さん。ピアノ音?で前奏が入る。



「ややややややわわわ」



・・・上原死亡フラグその3が成立した。






452:2007/12/01(土) 23:18:55.52 ID:
リーダーがジャイアンに見えてきたwwwwww





457:2007/12/01(土) 23:20:45.51 ID:
さすがリーダー!
俺たちにできないことを平然とやってのける!
そこにしびれるあこがれ……ねーよwwwwww






458:2007/12/01(土) 23:21:08.16 ID:
こここここなななななななゆゆゆゆきききききききき








460:2007/12/01(土) 23:24:06.95 ID:
「かかかかか」

違う、テロップはもうそこを通り過ぎてる。


「ぶわははははははwwwwwwww」
「ヒィーヒィーwwwwwwwwww!!」


こ、こいつら悪魔だ。人間じゃない。
俺は原曲は数回しか聞いたことがなかった。
だが、ここは助けるべきだ。こんな空気、誰が許せるものか。
上原さんのマイクに手を伸ばす。


「幾千の出会い、別れ全て」

おぉ、この声は・・・藤田さんだ。


「わはははーは・・・・」
「ちぇー藤田さんかよ。はいはい、うまいうまい」
「おい、藤田。余計なことすんなよ」
「はい、もうすぐサビだから、1くんがんばって」


え?


「おぉ、なんだ1が歌うのかよwwwwだったらいいよwwwwww」

う・・・ぐ・・・藤田さん、あなたはやはり孔明だな・・・。


違う意味でだけどな






461:2007/12/01(土) 23:25:15.41 ID:
孔明の罠キターーーwwww








467:2007/12/01(土) 23:36:59.12 ID:
「絶え間なく注ぐ愛の名を~」

原曲を聞いてない俺は必死だった。
カラオケ特有の音程を拾い、それに合わせていく。

「なんだ、うめーじゃん」

どうやら音程は取れてるようだぞ。

「ちぇーつまんね。ド下手クソだったら笑えんのによ」

黙れ。お前のような人間が俺は一番許せん。

「1くん、声がGacktに似てるな」


そんなバカな。俺はガンダムは全然知らないぞ。


「上原ぁ!!おまえ、何か歌えよ!!」
「ち、あ、む、む、む」


HOWEVERが終わる。



「歌えって言ってんだろうが。なぁ、おまえ話聞いてんのか?」

雰囲気が悪い。人を馬鹿にして楽しむなんて、ロクなもんじゃない。


「おっと、もうこんな時間か。そろそろ私はあがろうかな」

藤田さんがこの雰囲気をぶち破った。


「あぁ?まだはえーよ」
「明日、ちょっと用事がありましてね」
「しょうがねーな。とりあえず店出るぞ」



何とも言えない空気で部屋を出る俺たち。
なんだ・・・全然楽しくないじゃないか・・・。

俺は飲み会ってものは、もっと楽しいものだと思っていたのだが・・・。






468:2007/12/01(土) 23:41:17.81 ID:
これは間違いなく中西も帰るwwwwwwww







470:2007/12/01(土) 23:41:49.05 ID:
なんでガンダムなんだよwwwwww







477:2007/12/01(土) 23:48:02.90 ID:
店を出る俺たち。

「では、私はあがることにします」
「おう、気をつけて帰れよ」
「ハハハハww 大丈夫ですよ。上原さん、帰り道一緒でしたよね? 
 夜道、一人だと寂しいのでどうですか」


そうか、このためだったのか。
藤田さん、あなたは本当に尊敬できる。


「あ、じゃあ私も帰りますw」

中西さん、空気読んで。

「えぇー!中西ちゃん帰るのぉ?ぼくちんと赤ちゃんごっこしてぇん」

井出きめぇ。

「おい藤田、中西さんが一緒に帰ってくれるらしいから、上原はいらねーだろ」
「いえ、上原さん、さきほど居酒屋で吐いてたみたいですから、やはり連れて帰ります」


言い訳を二つ用意していたか。


「つまんねー野郎だな」


よし、あとは俺が離脱する

「おい、1。お前は付き合えよ」


だけなんだけど、脱出できるのか・・・?





480:2007/12/01(土) 23:51:02.67 ID:
井出きめええええええええええ






481:2007/12/01(土) 23:52:29.09 ID:
あーwwww中西うざいwwwwww
見た目川村ゆきえだとしてもww









483:2007/12/02(日) 00:02:05.67 ID:
「いえ、私も飲みすぎて気分が悪いので・・・」
「ふざけんな、お前全然飲んでなかっただろうが」

何故知ってる。

「1くん、逃がさない、つーかまえたっ」


井出きもいって。藤田さん助けて。後ろを振り返る。
あれ・・・居ない・・・。遠くに目をやる。居た。3人で仲良く歩いている。
ふぇ、フェードアウトしてやがった。俺を見捨てたというのか・・・
いや、待て・・・。長居してると、再びリーダーの毒牙が上原さんに向かってしまう。
正しい判断だ。しかし、俺は生贄とされたのか・・・。し、仕方あるまい・・・。


「よし、男3人でバーにでも洒落込むぞ」

覚悟を決めろ。この場だけだ。


俺のこの判断が間違っていたことに気付くのは、飲み会が終わった後の事だった。





488:2007/12/02(日) 00:06:19.71 ID:
ここの住人は気づいていなかった


実は1は死んでいて書き込んでいるのは上原さんだということに








503:2007/12/02(日) 00:15:01.04 ID:
バーに向かう。ちょいピザのバーテンが出迎えてきた。

「あ、リーダーさん、お久しぶりですww」
「おう。マスターはいねぇの?」
「今日は休みみたいっすね~」
「今日こそマスターと接吻しようと思ってたのにwwww」

井出、あんたは何を言ってるんだ。


「あれ? その人は?」
「あぁ、うちの新入りだよ。能力はあるぞ。根性もある。だが、俺の嫌いなタイプの人間だ」

それはこっちのセリフだ。

「へぇ~お名前は?」
「1です。よろしくお願いします」

この挨拶は適当なのか。

「よろしくっすww 何飲みます?」
「ウーロン茶で・・・」
「芋焼酎にしてやってくれ」

おい

「芋っすねww リョーカイっすww」

おいおい・・・。
なんで俺がこんな目に・・・。そう思っていたら、飲み物が回ってきた。

「おい、1。で、大学はどこ出なんだ」

ここでその話題を出すか





510:2007/12/02(日) 00:19:24.54 ID:
俺の中の上原さんのイメージ
510

















522:2007/12/02(日) 00:26:54.70 ID:
「秘密ですよ」
「なんでだよ。お前よっぽど良い大学出てるんだろ」

中卒なんだよ。嫌がってるんだから、これ以上追求してくるな。

「良いか、1。この世は学歴社会だからな。
 高卒や専卒じゃ、よっぽど良い資格持って無い限り闘えねぇんだよ」


俺はさらにそれらの下の中卒だ。


「それに、良い大学出が会社に居たら見映えも良くなるだろ。
 俺は知っておく義務があるんだよ」

知るかよ


「秘密ですよ。少なくとも今は。何言われても絶対話しませんから」
「かーつまんねー野郎だな」

俺に出来ることは、何があっても口を割らないことだ。


「おい、井出、何とかして1の学歴を聞きだせ」
「リョーカイっすww」



非常にまずい展開だ。俺は果たしてどうなるんだ。





527:2007/12/02(日) 00:29:45.06 ID:
変に隠すから聞かれるんだろ
ここで身の上でも話せる奴になれよww







535:2007/12/02(日) 00:40:14.61 ID:
くそ続きが気になりすぎるwwww







536:2007/12/02(日) 00:41:10.91 ID:
「うふん、ねぇ1くぅん、あたしに学歴お・し・え・て」


最後にムチュゥとやる井出。臭いから寄るな。


「しつこいですね、誰にだって秘密にしたいことぐらいありますよ」
「井出にはないぞ」「俺ないよ」


お前らを基準に考えないでくれ・・・。


「もうとにかく学歴については絶対話しませんから。いい加減諦めてください」


井出とリーダーが顔を見合わせる。ニヤリと笑った。
もう帰りたい・・・。


「わかった、わかった。とりあえず今日は飲め。リーダーで疲れただろ、な」


やっと諦めたか。ホントにしつこい奴らだ。

こうして俺はなんとか事なきを得た。
帰宅する俺。

あー・・・飲み会って・・・疲れるだけで全然面白くなかったな・・・。
俺は風呂も入らず、すぐに眠りに入った。


そして、週明け、俺は会社に出勤する。





第三部『そして廃人へ・・・』廃人の正体が

ここから明かされて行くこととなる。









537:2007/12/02(日) 00:42:39.37 ID:
もしや井出か?井出なのか?









543:2007/12/02(日) 00:43:54.91 ID:
また気になるところで生殺しwwwwwwwwww









554:2007/12/02(日) 00:50:02.53 ID:
関係ないんだが
結構昔みたいだから無理かもしれんが、就職前はペイントで絵やら何やらやってたんだよな?
見てみたいと思うの俺だけ?







555:2007/12/02(日) 00:51:33.36 ID:
>>554
同じこと思っている人発見!






564:2007/12/02(日) 00:57:30.70 ID:
絵は勘弁なんだぜ。俺だと時間もかかるしなぁ・・・。
凄い人だと20分とかで仕上げるらしいね。

てか誰か登場人物の似顔絵描かないか?
お前が書けよってのは無しな。





「おはようございます」

開発室に入る俺。

「おはよう、1くん」
「おはようございます、藤田さん。社長、もう来てらっしゃいます?」
「あぁ、来てると思うよ。何か話すことがある?」
「えぇ。今回のプロジェクトだけリーダーをやる、という約束でしたので、
 正式に降ろさせてもらおうかと思ってまして」
「あぁ、なるほどね。しかし1くん、リーダー続けても良いんじゃないかな」

勘弁してください。俺には荷が重いです。


「うーん・・・続けるとしても、私自身、力の無さを痛感しましたので」
「ハハハww そうかぁ。まぁ分からなくもないよ。
 私がリーダーやったら、同じように感じると思うし」
「藤田さんはリーダーやらないんですか?」
「うーん・・・。まぁ・・・ね」


前回も似たようなことがあったな。過去に何かあったのか?


「とりあえず、社長室に行って来ますね」
「あぁ」






571:2007/12/02(日) 01:03:42.43 ID:
しかしホントドラマみたいな展開だな。






588:2007/12/02(日) 01:20:25.61 ID:
ノックする。


「どうぞ」
「おはようございます、社長」
「あぁ、1くんかww おはようww どうだった、先週の飲み会は」

散々でした。


「えぇ、楽しませて頂きました。会社の経費ですいませんでした」
「そうか、そうかww それは良かったよ。たまには息抜きもせんとなww」
「えぇ」


さて本題に入るか。


「社長、例のプロジェクトリーダーの件なのですが」
「やはり・・・降りるかね」
「はい。今の私では荷が重いです」
「そうか・・・。1くんなら出来ると信じていたのだが・・・」


社長、あなたは俺の能力を過信しすぎだぞ。


「まぁそういうことなら仕方が無い。君の希望で、誰か後任は居るかね」
「藤田さんですかね・・・。というか、あの人でないと務まらないと思いますよ」
「藤田くんか・・・。彼はちょっと・・・だな・・・。他に適役は?」


居ない。


「うーん・・・藤田さんがダメなら、前リーダーですかね・・・」
「そうか、わかった」

こうして俺はリーダーを降り、リーダーが再びリーダーとなった(分かりにくくてすまん)

しかし、藤田さんの過去はどうなっているのだ。
社長は藤田さんの能力を認めている。

だが、リーダーに就任はさせたくない。何か理由があるに違いない。







594:2007/12/02(日) 01:23:33.40 ID:
昨日書いた絵だけどだんだんリーダーに見えてきたのでうpしとく
ハム速さんよければ載せてね
594
















610:2007/12/02(日) 01:30:33.09 ID:
>>594
なんというか・・・
上目遣いと不遜な笑みが読者の>>1への同情心を駆り立てそうな絵だな。







618:2007/12/02(日) 01:35:58.43 ID:
よばれたきがした

618

























622:2007/12/02(日) 01:37:47.93 ID:
>>618
俺もそんな感じの顔想像してたわ







580:2007/12/02(日) 01:16:46.04 ID:
今北 自分ゲーミングプログラマー志望厨なんですが、どこでCなどの言語を学べばいいのですか?
それと将来就職に有利な言語はなんですか?


>>580
本屋に行けば、腐るほど参考書が置いてあるよ。
その中に大体は環境の設定とかも書いてある。
けど、一番大事なのは知識じゃない。もちろん基礎としては絶対に必要だけども。
上にも書かれてるけど、体力と精神力が一番重要。

けど、これはあくまで俺の会社の話だから気にしないでくれ。









621:2007/12/02(日) 01:37:40.25 ID:
俺はこうして開発室に戻った。
む?上原さんが居ないぞ。

「おぉ、1くんかww」


井出だ。なんでこいつこんな嬉しそうなんだ。


「メールチェックしてみるといいよwwww」


何なんだ一体。何をしでかした。
メールをチェックしてみる。
添付ファイルがついていた。音声ファイルか?
イヤホンをつけ、開いてみる。



「ややややややわわわ」



雑音がひどいが、これは




「かかかかか」


この外道、やりやがった。








623:2007/12/02(日) 01:38:31.48 ID:
井出wwwwwwwwwwwwwwwwww







630:2007/12/02(日) 01:40:49.27 ID:
上原さァァァァァァァあああん!!!!!








661:2007/12/02(日) 01:52:27.09 ID:
もっと髪ぼっさぼさにすればよかった めんどいからいいや

661






















665:2007/12/02(日) 01:56:41.43 ID:
この音声ファイル、上原さんのHOWEVERだ。



何をやってるんだ、マジで。



「これやったの井出さんですか?」
「さぁwwwwwwwwけどこれさwwwwかかかかって連射し過ぎでwwwwwwおまえは連射機かwwwwww」


ふ、ふざけるのもいい加減にしろよ、この外道。
俺は無言で席を立ち、藤田さんのもとへと向かった。


「藤田さん」
「1くん、上原さんは病院だよ」
「え?」
「精神科だ」



上 原 さ ん フ ラ グ 全 て 消 化  死 亡(精神的に)




「マジで言ってるんですか?」
「あぁ。さすがにこれは私も頭に来ている」
「社長に言いましょう」
「私も同席しよう。自惚れじゃないけど、社長から絶対的な信頼を貰ってるから、さらに説得力が増すと思う」




許さんぞ、井出、リーダー。お前らだけは。






667:2007/12/02(日) 01:57:30.11 ID:
これ裁判だろ






670:2007/12/02(日) 01:58:18.76 ID:
おいおいおいおいおいおいおいこれはさすがにまずいだろ









682:2007/12/02(日) 02:01:59.71 ID:
まああれだけアホみたいに仕事漬けにされた上、日常的に幼稚な嫌がらせをされたら、
誰だって精神的に追い詰められるよな。
上原さんもかわいそうに。








684:2007/12/02(日) 02:02:11.10 ID:
俺の上原さんはこんなかんじ
684




























685:2007/12/02(日) 02:02:13.15 ID:
実は社長と藤田さんが・・・
まさか・・・
アッー!!!





689:2007/12/02(日) 02:04:10.07 ID:
俺の中の上原さん

689

















695:2007/12/02(日) 02:05:55.13 ID:
何というシンクロ






701:2007/12/02(日) 02:07:54.16 ID:
こうですか!?わかりません><

701





























719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/02(日) 02:14:37.89 ID:vyp3ENI0
>> 1。


719





普通の人すぎてイメージが沸かない><
他のキャラにからまれて初めて味を出すキャラっつか。




728:2007/12/02(日) 02:21:03.30 ID:
俺と藤田さんは、早速社長にこの事を話した。
社長は血相変えて、二人を呼び出した。頼む、これを機にクビにしてくれ。

「おまえたち、上原も大事な仲間の一人なんだぞ! わかってるのか!?」

ダメなんだよ、社長。その二人はクビにしないと、また同じことをしでかすんだ。

「どうもすいません」


そう言いつつ、リーダーが俺の顔を睨みつけている。そんな事で怯むと思ってるのか。
クビにしてくれ、社長。


「以後気をつけます」
「ホントに頼むぞ。おまえらのうち、誰か一人でも抜けたら会社に影響が出るんだ」


な、なんだって・・・。クビにしないのか・・・。


ダラダラ書くと長くなるので、結果だけ書くこととする。
なんと、この二人は減給だけで処分が済んでしまった。

すでに指摘されていたが、社長が諸悪の根源なのだ。


絶対的に人が足りない今の状況(正確には能力のある人が足りない)では仕方ないかもしれん。

しかし、人間的にどうなのか・・・。







そして、第三部『そして廃人へ・・・』編は

ここから佳境を迎えることとなっていく。









733:2007/12/02(日) 02:22:56.78 ID:
これは逆効果だったかもな・・








739:2007/12/02(日) 02:23:47.45 ID:
みんなの脳内社長はこんな感じですか?わかりません><

社長は一見良さそうで実は悪い社長なんだな。
739



























741:2007/12/02(日) 02:24:33.05 ID:
>>739

ねーよwwwwww







726:2007/12/02(日) 02:20:02.55 ID:
やっと追いついた。1さん頑張ってくれ、頼むから死なないで・・・
でもなんていうか、ブラック企業の事はまったくわからんが、病院に行かなきゃいけないほどになるんなら
なんで上原さんをもっと助けてやれないのかとは思ったなあ。



アクション起こせるタイミングならいくらでもあっただろう
自分の食いぶちがとかそういう問題はとうに超えてる気がするんだが・・・










746:2007/12/02(日) 02:25:25.68 ID:
レス見ながら更新してるせいで、カキコが遅くなってすまん。
まぁこの件については、否定意見が多いことは覚悟していた。
もっと早く助けてあげるべきってのは、正論だと思う。不出来な人間ですまん。



あと絵を描いてくれてる人ありがとう。
俺の中では、>>719の絵が好きだな。
なんてたって、俺の絵を描いてくれたからなww


このスレだと、俺の影が薄すぎて全然スポットライト当たらないからなww
さて、今日は寝るとしよう。また明日、朝~昼辺りから更新再開するよ。
それじゃおやすみ!






750:2007/12/02(日) 02:26:01.76 ID:
社長が悪いのは、人格ではなく頭じゃないだろうか?







806:2007/12/02(日) 04:28:58.55 ID:
いやでも入社して即仕事できるってすごくね





810:2007/12/02(日) 04:43:56.09 ID:
この会社に藤田さんのような人がいるのも、元ニートの1がしっかりしだすのも
働き蜂の法則を考えればしっくりくるきがする

蜂の巣の2割はしっかり働いて6割は普通で2割はさぼってるんだけど
色んな巣から2割の優秀な蜂を集めて巣を作っても、その中の6割は普通になって2割はさぼりだす

その逆もしかりみたいな







815:2007/12/02(日) 05:21:36.75 ID:
>>810
2割8割の法則、というのもある



>>1の環境は今も昔も変わらないようだけど、入社即時から貴重な経験を積めた点はうらやましい
逃げ出さずに耐えるだけの覚悟と根性があってこそだけど

・・・などと思う現役PG/SEです









841:2007/12/02(日) 11:58:53.60 ID:
おはよう。
いや、9時には起きてたけどね。今どのくらい人居るかな。

上でニックネームの話があがってたから、考えてみようかなって思う。
何か、おおこれ良いな、ってのがあったら、それ使わせて貰いたいな。
もちろん1のままでもいいんだがww
とりあえず飯食ってくる。







859:2007/12/02(日) 12:12:46.93 ID:
電子レンジで温め中。
なんか会社みたいなノリになってるな。何かおまえら怖いぞww


しかしアレだなー。こうも仕事、仕事だと、こういうのでストレス発散しないとダメだな。
ケンジは彼女が一番、とか言ってたけど、俺に彼女が出来たら天地崩壊しちまうわ。
多忙すぎてそれ所じゃねぇ。
同業者だと、俺と同じ意見の人って多いんじゃないかな。

まだ学生でPG志望の人は、今のうちに作っておかないと苦労するんだぜ。







862:2007/12/02(日) 12:15:06.24 ID:
ここに書き込むのがストレスにならないようにお気楽に
疲れない程度に書き込んで下さい。
ここが1にとってストレスの捌け口になればBestだよね。







869:2007/12/02(日) 12:22:13.57 ID:
もうプログラム男でよくね?






883:2007/12/02(日) 12:34:30.42 ID:
>>869
それ良いな。けど長いから、マ男にしよう。

というわけで、今日から俺は「1」から「マ男」になりました。
これからもよろしく頼むぜ。








884:2007/12/02(日) 12:35:12.95 ID:
マ男wwwwwwwwwwwwwwww





886:2007/12/02(日) 12:35:48.61 ID:
今日からマ男wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww







914:2007/12/02(日) 12:55:05.27 ID:
数々の死亡フラグを打ち立てた上原さんは

ついに戦線離脱・・・

もとい精神的に死亡した。



会話スキル、コミュ力はともかく、仕事では藤田さんに次ぐ実力者である彼を失った。
当然、業務に影響が出てくる。
そして何より、リーダーの鬱憤のはけ口が居なくなったのだ。
どうなるかは言わなくても想像ができるだろう。

中西さんは前プロジェクトで降りる予定だったみたいだが、急遽予定を変更し続投が決定した。
それでも俺たちは横暴でどうしようもないリーダーのもと、仕事をこなしていたのだ。


上原さんが居なくなり、4ヶ月が経過した。

上原さんはまだ帰ってこない。
リーダーの怒りもはけ口を失い、常にイライラとしている。

一方の俺は仕事が一気に増えてしまい、それをこなすのに必死だった。
堤防決壊するのも時間の問題だ。
井出さんは性格で、藤田さんは元より、中西さんは藤田さんの存在で、何とか持っている。
俺には・・・何も無い。

強いてあげるならば藤田さんだけだった。



そして、ついに事件は起きる。

思い出したくもない。




まさに佳境なのだ(読んでる人にとって)






922:2007/12/02(日) 12:59:48.01 ID:
4ヶ月経ったのか・・・一体どんな展開が・・!!?








928:2007/12/02(日) 13:04:32.14 ID:
上原さんが死に、5ヶ月が経過した頃か。
俺はいつも通り出社した。

「おはようございます」
「おはよう、マ男くん」

挨拶したのは藤田さんだけだ。
あれ?おかしいな。

いつもなら、無愛想ながらも返してくるんだが。
俺は不審に思いながらも席につく。

「おい、マ男」

リーダーだ。声のトーンが低いぞ。

「はい」
「おまえ中卒だろ」


え?


「ちょ、リーダーww」
「うるせぇ。どうなんだマ男。おまえ中卒なんだろ、おい」


な、なんだ?え?


「中卒の分際で、この俺をアゴでこき使ってたのかって聞いてんだよ!!」


怒声が部屋中に響き渡る。



な、なに?え?俺?え?何だ、何なんだ!?






932:2007/12/02(日) 13:06:55.91 ID:
すげえ差別キタwwwwwwどこまで最低な人間なんだwwwwww








935:2007/12/02(日) 13:07:21.98 ID:
攻撃の材料出来たと思ったんだろうな
人間ちいせえwwwwwwww








943:2007/12/02(日) 13:09:00.16 ID:
学歴差別リーダーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww







945:2007/12/02(日) 13:09:25.34 ID:
こんなカス人間って実際にいるもんなんだな。







951:2007/12/02(日) 13:12:16.04 ID:
「何の話をしてるのか分かりません」

こう返すのが精一杯だった。
学歴は俺のコンプレックスの一つだ。
親以外に語ったことなど無い。
それに何でリーダーが知ってるんだ。
5ヶ月前の飲み会では、絶対に口を割らなかったし、その間も口を割っていない。


「学歴の話をしてんだよ、中卒」

中卒と言うな。誰にだって事情があるんだぞ。

「おまえ、中卒の分際で俺に意見してたんだろ」


部屋中、戦慄が走りまくり、あの井出さんでさえ突っ込めない雰囲気だ。


「何とか言えよ、なぁ中卒」


俺の中で何かが崩れ去っていく。
働く決心、基本情報資格取得、就職、リーダー就任、俺が築き上げた自信たちが、音を立てて崩れていく。


「おい、井出、藤田、中西。中卒に俺たちは使われてたんだぞ」



自信が全て崩れ去った時、俺は

小学・中学時代にいじめられて登校拒否をした時の、当時の自分に戻っていた。




第三部『そして廃人へ・・・』


廃人の正体は、上原さんでも井出さんでも中西さんでもない


俺だったのだ







957:2007/12/02(日) 13:13:42.77 ID:
うわああああああああ><







16:2007/12/02(日) 13:27:07.67 ID:
後で聞いたが、求人票を作る際、俺と藤田さんの経歴を載せるために
履歴書を社長から貰い、それで知ったらしい。
どこまで嘘でどこまで本当かは知らんが・・・。



それからの日々は地獄だった。
周りの目が常に侮蔑の色に見えた。
あの藤田さんも、俺の事を「中卒が」という目で見ていると思っていた。

俺だって好きで中卒になったわけじゃない。高校行きたかったさ。
行かなかったお前が悪い、と言われれば、それはまさに正論だし、俺は否定する気はない。

だけどな、中卒だからと言って、人に意見しちゃいけないとか
人の上に立っちゃいけないってのは何か違うんじゃないのか。

中卒だからって理由で、なんで俺はこんなに馬鹿にされないといけないんだ。
俺の歩んできた人生は確かに褒められたものじゃない。
だけど、それを食い物にされるっておかしくないか?

まぁどんな話にも賛否両論だ。
俺はこう考えている、と受け取って貰えれば問題ない。

どう考えても自己擁護ですまんww


俺は不意に涙が出たりと、色々とやばいことになっていた。

会社に行きたくない。
平日の朝が来るたび、強烈な吐き気と眩暈に襲われる。



そしてついに俺は

(会社・・・辞めよう・・・)

俺は社長室に向かった。





18:2007/12/02(日) 13:29:37.15 ID:
鬱モード入った
このまま続けて上原さんになるEND






19:2007/12/02(日) 13:29:43.35 ID:
学歴に拘る奴程仕事出来ないってのが良くあるよな。
中卒だからって恥じる事はない。
仕事を遂行する上では能力が全てだ。
俺はそう思う。







20:2007/12/02(日) 13:30:02.24 ID:
やっぱりリーダーはそういうタイプだよな
延々と中卒呼ばわりする人間







43:2007/12/02(日) 13:38:30.39 ID:
俺はよく頑張ったさ。誰だって褒めてくれる。
もう社会に出て行くのは俺には無理だ。この会社をやめて、NEETに戻ろう。
そう思いつつ、社長室をノックする。


「どうぞ」
「失礼します」
「む、マ男くんか。どうしたんだね」
「会社、やめようと思います」
「え? 何かあったのか」


事情を説明したって、何の意味もない。俺は早くここから出たい。


「家の都合で、仕事を続けることができなくなりました」
「そ、そうか・・・。残念だな・・・」


沈黙。


「本当に、本当にやめるのか?」


やめる。俺は頷いた。


「マ男くん、君は本当に優れた人間だ。
 君をここで失うのは、原石をどぶ川に捨てることと一緒なんだよ」


俺は中卒なんです、社長さん。
大卒がダイヤの原石ならば、中卒は河原の石なんです。
いくら磨いても無意味なんですよ。やめさせてください。
言葉には出なかったが、俺は終始、下を向いていた。


「・・・わかった。だが、少し待ってくれないか」


何なんだ・・・。






47:2007/12/02(日) 13:40:26.66 ID:
この社長もリーダーを囲ってる時点でちょっと説得力ないんだよなww






74:2007/12/02(日) 13:58:11.00 ID:
第三部『そして廃人へ・・・』ついにこのレスで終わる。



社長はすぐ傍にある子機を取り、電話し始めた。

「あぁ、藤田くんか」

藤田さんと俺に何があるんだ。

「すぐ来てくれ。そうだ。君から聞いた件だよ」


電話が終わる。


「マ男くん、藤田くんが今から来る」
「それがどうかしたんですか」
「・・・今の君を私はここで失いたくないんだよ。藤田くんと、二人で話をしてみてくれ」


そう言い、部屋を出て行く社長。
時計の針が動く音だけが聞こえる室内。

不意にノックの音がした。


「社長、よろしいですか」


藤田さんの声だ。
もう一度ノックの音。


「・・・失礼しますよ」


藤田さんが部屋に入ってきた。

「マ男くん、大丈夫か?」


・・・


「少し、話をしようか」


今更何を話すのか。


「マ男くん、私の過去の話だ」

・・・なんだって?



数々の修羅場を潜り抜けてきたが、ここで人生最大の壁にぶち当たってしまった俺。
中卒という名の大きすぎるコンプレックス、今まで生きてきた経験の少なさ。
そして、崩れ去った自信。

果たしてここから俺は這い上がれるのか!?
そして、藤田さんがこれから話す過去の話とは!?



どうする俺!? どうなる俺!? 続くぅ!!




次回、『平成の孔明、マ男に過去を語る』







154:2007/12/02(日) 14:34:48.89 ID:
藤田さんは上原さんの開発者だった










157:2007/12/02(日) 14:35:40.73 ID:
元スレ: