2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

2chまとめ・読み物・長編・名作をまとめています。昔の2ちゃんねるの面白いスレやおすすめスレ、画像ネタなどの2chまとめサイトです。5ちゃんねるまとめ。

    2015年09月

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    259:2008/11/26(水) 09:36:13 ID:
    当時まだ1才だった娘を連れて夏祭りに行った時の話です。

    屋台を見ていると金魚すくいがありました。
    娘にも何か生き物に触れて欲しいと思い、何回か失敗しながら1匹の金魚を取って帰ったのです。

    金魚鉢に入れて部屋に置くと、娘は珍しいのか近寄っていって中を眺めています。
    まだ言葉を話せないのに金魚と合わせて口をパクパクさせて、まるで会話している様でした。

    かわいいなと思っていた途端、何故か娘が火がついたように泣き出したのです。
    赤ん坊ですからよくあることなんですが、いくらあやしてもなかなか泣き止まず、理由もわかりません。
    その日から娘は、絶対に金魚に近づかなくなりました。
    無理に近くに連れて行っても、泣き出して離れてしまうのです。

    「金魚」【ホラーテラー】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2013/12/31(火) 19:31:34.25 ID:
    暇で暇でしょうがない奴向け


    生きている脳 筒井康隆

    金持ちの男が不治の病で死の床にあった。
    医者は彼に言った。「脳だけを取り出して、培養液に浸けて置けば
    理論的には何百年も生き続けることができますよ」
    そのうち技術が進めば、目や耳などの感覚器官の代わりになる機械も
    サイボーグの手足も開発される。神経にそれを直接接続すれば
    元気な体がもう一度手に入る。それまでは培養液の中でのんびりと
    待てばいいのだ。

    医者の甘言に乗せられ、男はそれを承諾した。
    手術は無事に終了し、彼の脳髄は培養液の中に静かに浮かんでいた。
    傍目にはのんびりと、安らかにたゆたっているように見えた。

    術後、意識を取り戻した彼は全身の激痛に戦いた。
    彼の脳髄から伸びる神経線維は全て途中で断ち切られ、裸のままで
    培養液に浸されている。それが彼には全身の激痛となって感じられるのだった。

    叫ぼうにもそのための口も声帯も無い。
    状況を知ろうにも見るための目が無い。
    誰かに話を聞こうにも、聞くための耳すらもちろん無い。
    誰にも助けを求めることすらできないまま、いつまで続くのかもわからない
    痛みの中で、彼は医者の言葉を思い出していた。
    「理論的には何百年も」

    オカ板の後味が悪い話スレで集めた話貼ってく →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2012/06/24(日)07:49:30 ID:
    2012年 初夏 とある同窓会

    「おまえらとはしょっちゅう会ってるから、同窓会って言ってもな」

    「でもみんな10年前と変わっちゃってて、誰が誰だかわかんないよ」

    「委員長がそれを言う?」

    「どうせツッコミ待ちだろ?」

    「フフフ」

    「誰が最初にこいつが委員長だと気付くかな?」

    「誰も気付かなかったりして」

    「あ、10年前といえば、やっちゃんが転校してきたのちょうど10年前の今日じゃないですか?」

    「……あ、言われてみれば」

    「へぇ、よく覚えてるなそんなこと」

    「え~、忘れちゃったの?あのときのこと」

    「日付まで覚えてられるかよ。でもまぁ、あのときのことは今でもはっきりおもいだせるよ。
     ……なんせ後にも先にも警察沙汰になったのはあの事件くらいだしな……」

    転校生が幼なじみだった話をする →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2013/10/24(木) 22:27:40.27 ID:
    きみはかんちがいしてるんだ。道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。

    ドラえもんの名言を書いていくスレ →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2013/11/01(金) 19:54:34.18 ID:
    youtubeにたくさんあるので
     
    エレベーターの床が抜ける
     
    廊下に可愛い幼女

    youtubeで拾った海外のドッキリ適当に張ってく【動画】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2011/04/28(木) 03:00:01.56 ID:
    一応立てておいた

    ※前スレ→「嫁の余命が残り2ヶ月とか言われたんだが

    嫁の余命が残り2ヶ月とか言われたんだが2【完結】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2011/02/25(金) 16:33:10.38 ID:
    まさに絶句したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    あたまのなかがグランドクロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    嫁の余命が残り2ヶ月とか言われたんだが →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    1:2014/01/15(水) 11:44:06.88 ID:
    パパから貰ったクラリネットです

    [緊急]僕の大切なクラリネットが壊れました →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    865:2013/08/20(火) 12:47:29.72 ID:
    あのー誰か俺に答え下さい。
    10年以上不思議に思ってる事なんだけど。

    その当時、小学生だった俺は、この時期と同じ夏休みで、
    夏休みの宿題で指定された山に行って感想文を出すってのがあったんだ。
    それで親父、オカン、俺の3人で、その山に行ったんだ。

    「家族登山」【山にまつわる不思議な話】 →続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    708:2010/08/20(金) 23:41:34 ID:
    大学四回生の冬だった。俺は仲間三人と少し気の早い卒業旅行をした。
    交代しながら車を運転し、北陸まわりで関東へと入った。
    宿の手配もない行き当たりばったりの旅で、ビジネスホテルに泊まれれば良い方。
    どこも満室で、しかたなく車の中で寒さに震えながら朝焼けを見たこともあった。
    目的はない。ただ学生時代特有の怠惰で無為な時間の中に、もう少し全身を沈めていたかった。
    みんな多かれ少なかれそんな感傷に浸っていたのだと思う。

    ある街に着いた時、俺はふと思いついた。知り合いがこのあたりに住んでいたはずだ。
    携帯電話で連絡をしてみると、懐かしがってくれた。一時間くらいあとで落ち合うことにする。
    並木道がきれいに伸びている新興住宅地の中を通り、
    路肩に下ろしてもらい「終わったら連絡くれ」と言って去っていく仲間の車を見送る。

    都心から離れるとあの、人であふれた息の詰まるような町並みよりも、空間的にずいぶん余裕がでてくるようだった。
    カラフルな煉瓦で舗装された道を自然と浮き足立つステップで進み、大きなマンションが群れるように立ち並ぶ方へ目をやる。
    マンションというより、団地か。そこへ向かう道は軽く傾斜し、丘になっている。
    その団地の入り口に公園があった。広い敷地には、わずかばかりの遊具とたくさんの緑、そして住民が憩うためのベンチがいくつかあった。
    そこにその人は座っている。

    小春日和の温かい日差しに目を細めながら、こちらに手を振る。
    俺は照れ隠しに大げさな動作で手を振り返し、ことさらゆっくりと歩いていった。

    「え~と、元気でしたか。……多田さん」

    なんだか面映い。ここ数日、砕けた仲間同士の掛け合いしかしてなかったので、口が滑らかに動かない。
    元気だとその人は言った。以前より少しふっくらしたようだ。髪の毛も伸ばしている。
    なにより、あの真摯で鋭かった眼差しが柔らかくなっている気がする。
    ベンチの隣に座って近況を報告した。

    「なぞなぞ」【師匠シリーズ】 →続きを読む

    このページのトップヘ