2014年10月
底辺な彼氏との6年間の話
-
- カテゴリ:
- 2ch読み物・短編・体験
俺が高速道路をママチャリで疾走した話
お前らに大学祭で女の子と仲良くなる方法教える
-
- カテゴリ:
- 2ch読み物・短編・体験
- 恋愛
「紅葉狩り」【洒落怖】
-
- カテゴリ:
- 【洒落怖】
150: :2014/01/05(日) 09:09:12.57 ID:
「紅葉狩り」【洒落怖】 →続きを読む
「ぐるぐる」【ホラーテラー】
-
- カテゴリ:
- 【ホラーテラー】
894: :2010/11/06 06:53:27 ID:
「ぐるぐる」【ホラーテラー】 →続きを読む
僕の友人にオカルティストで霊感もそこそこ強いKという奴が居る。
ある日そのKに、「今まで生きてて一番怖かった体験は何か?」と訊いてみた。
すると、彼は視線を上の方に据えしばらく考えた後、
「んー……そら、ぐるぐるの時だな」と言った。
「ぐるぐる?」
「そー。ぐるぐる」
以下はKから聞いた話になる。
…………
十年くらい前の話だ。
俺が小学五年生の時、当時通ってた小学校内で妙な噂が流れていた。
噂は学校からそう遠くない場所にある南中山という山に関してだった。
『あそこの山には、ぐるぐる様が出るぞ』
話が広まり出したのは夏休みが明けた九月のことで、噂は火災時の煙の様にまたたく間に校内中に広がった。
何でも六年生達が夏休み中に南中山で肝試しを行い、そこで何かしら見たという話が出火元らしい。
多くの噂話や都市伝説がそうであるように、ぐるぐる様に関しても次々にボクも見たアタシも見たと目撃者は増え、
ぐるぐる様を見た者は呪い殺されるだの、日にちが経つごとに話は膨らんでいった。
身長は子供大から数メートルまでばらつきがあったし、男か女かも証言者によって分かれた。
ただ、そんなバラバラな話の中にも共通点があった。
それは、目でも腕でも頭でも、ぐるぐる様は身体のどこかしらが回転しているという点だ。
名前が名前だからそこは外せないんだろう。
あと、ぐるぐる様は黒いらしい。
ある日そのKに、「今まで生きてて一番怖かった体験は何か?」と訊いてみた。
すると、彼は視線を上の方に据えしばらく考えた後、
「んー……そら、ぐるぐるの時だな」と言った。
「ぐるぐる?」
「そー。ぐるぐる」
以下はKから聞いた話になる。
…………
十年くらい前の話だ。
俺が小学五年生の時、当時通ってた小学校内で妙な噂が流れていた。
噂は学校からそう遠くない場所にある南中山という山に関してだった。
『あそこの山には、ぐるぐる様が出るぞ』
話が広まり出したのは夏休みが明けた九月のことで、噂は火災時の煙の様にまたたく間に校内中に広がった。
何でも六年生達が夏休み中に南中山で肝試しを行い、そこで何かしら見たという話が出火元らしい。
多くの噂話や都市伝説がそうであるように、ぐるぐる様に関しても次々にボクも見たアタシも見たと目撃者は増え、
ぐるぐる様を見た者は呪い殺されるだの、日にちが経つごとに話は膨らんでいった。
身長は子供大から数メートルまでばらつきがあったし、男か女かも証言者によって分かれた。
ただ、そんなバラバラな話の中にも共通点があった。
それは、目でも腕でも頭でも、ぐるぐる様は身体のどこかしらが回転しているという点だ。
名前が名前だからそこは外せないんだろう。
あと、ぐるぐる様は黒いらしい。
名探偵に濡れ衣を着させられそうになった話
-
- カテゴリ:
- 2ch読み物・短編・体験
バイオテロで会社倒産させたったwww
-
- カテゴリ:
- 2ch読み物・短編・体験
妹をいじめた男子に復讐した話の後日談を話そうと思う
-
- カテゴリ:
- 2ch読み物・短編・体験
1: :2012/02/17(金) 02:20:32.94 ID:
妹をいじめた男子に復讐した話の後日談を話そうと思う →続きを読む
「旧さがみトンネル」【ホラーテラー】
-
- カテゴリ:
- 【ホラーテラー】
722: :2010/10/28 12:47:57 ID:
「旧さがみトンネル」【ホラーテラー】 →続きを読む
小話を一つ。
僕の住む街から車で少し走ると見えてくる山には、オカルトスポットとしてそこそこ有名なトンネルがある。
開通したのは昭和の初めで、山を越えて隣町に行く人が利用していたそうだが、
昭和から平成に移る頃に、別にもっと便利な道とトンネルが出来てしまったため、
滅多に人が通ることも無くなった、とのこと。
旧さがみトンネル。
何でも、トンネル内で行方不明になった女の子が、数ヵ月後にトンネルの出口からひょっこり出て来た、とか。
トンネルに入った時は確かに夏だったのに、出てきたら雪が降っていた、だの。
白い服を着た女の幽霊に壁の中へと連れ込まれる、といったものもあり。眉唾な噂話には事欠かない。
大学生時代、僕は一度だけこの旧さがみトンネルを通ったことがある。
季節は夏、時刻は午後十一時ごろ。
暗闇でも撮れるビデオカメラ一台と懐中電灯を持たされて、僕は一人トンネルの前に立っていた。
一緒に来た友人KとSの二人は、一足先にこのトンネルを越えた向こうで待っている。
といっても、トンネル内は道が悪く車が入れないので、彼らは車で新しい道の方からぐるりと回ることになる。
そうして、ジャンケンで負けた僕一人がトンネルを通るのだ。
ビデオカメラの電源を入れる。入口の横に、トンネルの情報を掘った石碑があったのでついでに撮っておく。
そうしてから、僕は唾を一つ飲み込み、懐中電灯を構えて暗闇の中に足を踏み入れた。
僕の住む街から車で少し走ると見えてくる山には、オカルトスポットとしてそこそこ有名なトンネルがある。
開通したのは昭和の初めで、山を越えて隣町に行く人が利用していたそうだが、
昭和から平成に移る頃に、別にもっと便利な道とトンネルが出来てしまったため、
滅多に人が通ることも無くなった、とのこと。
旧さがみトンネル。
何でも、トンネル内で行方不明になった女の子が、数ヵ月後にトンネルの出口からひょっこり出て来た、とか。
トンネルに入った時は確かに夏だったのに、出てきたら雪が降っていた、だの。
白い服を着た女の幽霊に壁の中へと連れ込まれる、といったものもあり。眉唾な噂話には事欠かない。
大学生時代、僕は一度だけこの旧さがみトンネルを通ったことがある。
季節は夏、時刻は午後十一時ごろ。
暗闇でも撮れるビデオカメラ一台と懐中電灯を持たされて、僕は一人トンネルの前に立っていた。
一緒に来た友人KとSの二人は、一足先にこのトンネルを越えた向こうで待っている。
といっても、トンネル内は道が悪く車が入れないので、彼らは車で新しい道の方からぐるりと回ることになる。
そうして、ジャンケンで負けた僕一人がトンネルを通るのだ。
ビデオカメラの電源を入れる。入口の横に、トンネルの情報を掘った石碑があったのでついでに撮っておく。
そうしてから、僕は唾を一つ飲み込み、懐中電灯を構えて暗闇の中に足を踏み入れた。