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「電話対応」【洒落怖】
285: :2008/05/28(水) 16:42:53 ID:
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私が経験した、恐ろしかった出来事をお話します。
最初にお断りしておきますが、文才のなさと長文をお許しください。
以前、私は電話や来客を応対する、いわゆる受付嬢をしておりました。
当時その会社にかかってくる電話は、実際その4割が
業務と全く関係のない営業電話であったり、迷惑電話であったりと
その多さたるや、一日中お断りの言葉を繰り返していると実感したほどでございます。
ナンバーディスプレイを導入するも、実質あまり意味を為しておりませんでした。
また、業務は大変忙しく、事業内容が貿易関係だったのもありまして
海外からのご連絡も少なからずあり、ただの受付である私も
深夜12時過ぎまでのシフトを組まされ、ひたすら電話応対をする日々でした。
前置きが長くなりましたが、その日々の中で私が受けてしまった
とても奇怪な電話のお話です。
最初にお断りしておきますが、文才のなさと長文をお許しください。
以前、私は電話や来客を応対する、いわゆる受付嬢をしておりました。
当時その会社にかかってくる電話は、実際その4割が
業務と全く関係のない営業電話であったり、迷惑電話であったりと
その多さたるや、一日中お断りの言葉を繰り返していると実感したほどでございます。
ナンバーディスプレイを導入するも、実質あまり意味を為しておりませんでした。
また、業務は大変忙しく、事業内容が貿易関係だったのもありまして
海外からのご連絡も少なからずあり、ただの受付である私も
深夜12時過ぎまでのシフトを組まされ、ひたすら電話応対をする日々でした。
前置きが長くなりましたが、その日々の中で私が受けてしまった
とても奇怪な電話のお話です。
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「ウサギ穴」【ホラーテラー】
564: :2010/07/23 03:42:16 ID:
「ウサギ穴」【ホラーテラー】 →続きを読む
小学校の頃、僕の通っていた学校の裏には小さな山があって、みんなからは普通に裏山と呼ばれていた。
小学校は三階建てだったのだけれど、裏山はその小学校の二倍程度の高さしか無かった。
学校側から裏山を上って反対側に降りると、細い県道に出る。
学校の規則で、裏山には休み時間は上っちゃいけなかった。
それでも僕は、友達と一緒によく裏山に上った。大体昼休みに。
まばらに木が生えてるだけの何も無い山だったけど、子どもにとっては十分な遊び場だった。それで良く先生に叱られた。
「ごめんなさい。もう裏山には行きません」って100回は言った気がする。
今からするのは、そんな裏山の話だ。
さっきはまばらに生えた木以外は何も無い山だって言ったけど、実はあった。一つ。子供心をくすぐる様なモノが。
僕と友達数人がみつけたのだ。僕らはそれを『ウサギ穴』と名付けた。
三階の廊下の窓から見える裏山の斜面に穴はあった。
勢いを付けて斜面を駆け降りる、と言う遊びをやっていた時のことだ。
友達の一人が何かに躓いて転がった。だいぶ転がった。
膝から血が出てたけど、田舎だったから、そんくらい唾付けときゃ直るということで、僕らは別のことに興味をひかれていた。
友達は穴に躓いたのだった。
斜面の一部が草ごとえぐれていて、おそらく友達が踏み抜いたのだろう、その部分から穴が露出していた。
縦穴じゃなくて横穴。今までは草と土に隠れて見えなかったらしい。
穴は小さくて、人は絶対入れない。
でもウサギなら入れそうだと言うことで、決まった名前が『ウサギ穴』。
屈みこんで覗いてみると、中は真っ暗だった。
まっすぐ伸びている様に見えたけど、いかんせん暗過ぎて良く分からなかった。
小学校は三階建てだったのだけれど、裏山はその小学校の二倍程度の高さしか無かった。
学校側から裏山を上って反対側に降りると、細い県道に出る。
学校の規則で、裏山には休み時間は上っちゃいけなかった。
それでも僕は、友達と一緒によく裏山に上った。大体昼休みに。
まばらに木が生えてるだけの何も無い山だったけど、子どもにとっては十分な遊び場だった。それで良く先生に叱られた。
「ごめんなさい。もう裏山には行きません」って100回は言った気がする。
今からするのは、そんな裏山の話だ。
さっきはまばらに生えた木以外は何も無い山だって言ったけど、実はあった。一つ。子供心をくすぐる様なモノが。
僕と友達数人がみつけたのだ。僕らはそれを『ウサギ穴』と名付けた。
三階の廊下の窓から見える裏山の斜面に穴はあった。
勢いを付けて斜面を駆け降りる、と言う遊びをやっていた時のことだ。
友達の一人が何かに躓いて転がった。だいぶ転がった。
膝から血が出てたけど、田舎だったから、そんくらい唾付けときゃ直るということで、僕らは別のことに興味をひかれていた。
友達は穴に躓いたのだった。
斜面の一部が草ごとえぐれていて、おそらく友達が踏み抜いたのだろう、その部分から穴が露出していた。
縦穴じゃなくて横穴。今までは草と土に隠れて見えなかったらしい。
穴は小さくて、人は絶対入れない。
でもウサギなら入れそうだと言うことで、決まった名前が『ウサギ穴』。
屈みこんで覗いてみると、中は真っ暗だった。
まっすぐ伸びている様に見えたけど、いかんせん暗過ぎて良く分からなかった。
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「忌み子」【ホラーテラー】
421: :2012/03/11 12:42:18 ID:
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つい先日、私は20歳の誕生日を迎えた。
故郷から程遠い大学に入った為、一人暮らしをしている。
友達と騒ぎ倒し、飲み倒し、気付けば爆睡していた。
着信に気づき目覚めると、窓から夕陽が差し込んでいた。
着信画面を見ると母からである。珍しいなと思いながらその電話に出た。
「はい」
『誕生日おめでとう。その声は寝てたな。まあ誕生日やしね…ということはメールも見てないやろ』
「メール? ごめん、見とらんわ。なんて?」
『次の土曜日に必ず帰省してほしいんよ。バイトがあっても休んで。
交通費も出すし、とにかく重要な話がある。直接話さな』
「なにそれ?気持ち悪い…分かった。土曜日て、明後日やん(笑)」
『うん、とにかく絶対帰ってね』
と言って電話は切れた。
薄気味悪いと思ったが、明後日わかること。
メールを確認すれば、電話と内容は一緒で、とにかく帰省しろとのことだった。
故郷から程遠い大学に入った為、一人暮らしをしている。
友達と騒ぎ倒し、飲み倒し、気付けば爆睡していた。
着信に気づき目覚めると、窓から夕陽が差し込んでいた。
着信画面を見ると母からである。珍しいなと思いながらその電話に出た。
「はい」
『誕生日おめでとう。その声は寝てたな。まあ誕生日やしね…ということはメールも見てないやろ』
「メール? ごめん、見とらんわ。なんて?」
『次の土曜日に必ず帰省してほしいんよ。バイトがあっても休んで。
交通費も出すし、とにかく重要な話がある。直接話さな』
「なにそれ?気持ち悪い…分かった。土曜日て、明後日やん(笑)」
『うん、とにかく絶対帰ってね』
と言って電話は切れた。
薄気味悪いと思ったが、明後日わかること。
メールを確認すれば、電話と内容は一緒で、とにかく帰省しろとのことだった。
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- 【何でもいいから怖い話を集めてみない?】
「変なモノ」【何でもいいから怖い話を集めてみない?】
464: :2013/06/16(日) 03:00:43.80 ID:
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ねずみ講まがいの商売に誘われた話
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居酒屋バイト始めたけど辞めたすぎワロタwwwヌホホwww
1: :2010/06/06(日) 14:32:40.85 ID:
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【画像】個人的にオシャレだと思う男のファッションを挙げてく
底辺「よ~し、今日は給料日だ!」
1: :2014/09/17(水) 12:15:50.43 ID:
底辺「よ~し、今日は給料日だ!」 →続きを読む
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「烏帽子(えぼし)おじさん」【何でもいいから怖い話を集めてみない?】
979: :2013/02/02(土) 15:25:22.99 ID:
「烏帽子(えぼし)おじさん」【何でもいいから怖い話を集めてみない?】 →続きを読む
小学校4年生の夏休みのことで、今でもよく覚えてる。
川と古墳の堀をつないでる細い用水路があって、そこで一人で鮒釣りをしてたんだ。
3時頃から始めたんだけど、いつになくたくさん釣れるので面白くてやめられなくなった。
だんだんあたりが薄暗くなってきて、日の長い時期なので7時近かったと思う。
そろそろ帰らないと怒られるな、もう一匹だけ釣ったらやめようと思っていたら、
ガサガサと藪を踏み分ける音がして、川原の丈の高い草の中を何かが近づいてくる音がする。
人が通るような道はないので動物かと思ってちょっと身がまえたが、
出てきたのは自分の父親より少し年上くらいのおじさんだった。
おじさんは神主さんのに似た上下白の着物を着て、顔は大人なんだけど小学生の自分と同じくらいの背丈で、頭に黒くて長い帽子をかぶってる。
それが烏帽子というものだとは後でわかった。
はじめは怖いという感じはぜんぜんしなかった。
おじさんはにこにこ微笑んでいてとても優しそうにみえたから。
おじさんは体についた草の葉を払いながら「ぼうや釣れるかい?」と聞いてきたので、
「はい、釣れます」と返事をすると「ちょっとお魚見せてくれるかい」と言いながら歩み寄って魚籠を引き上げ、
「ほーう大漁だねえ。いくらかもらってもいいかな」
そしてこちらの返事も待たずに魚籠の中から一番大きい鮒を二本指ではさんでつまみ上げ、
「いただくよ」と両手で抱えて頭から囓り始めた。バリバリという骨の砕ける音が聞こえてくる。
おじさんは「いいな、いいな、生臭いな」と歌うようにつぶやいて頭のなくなった鮒を草の上に捨てた。
自分が呆然と見ていると「殺生だよ、殺生はいいな、いいな」と言いながら、
魚籠の上にしゃがみ込んで、今度は両手をつっこんで2匹の鮒を取り出すと、
こちらに背を向けるようにして、交互に頭を囓りだした。
やっぱりバリバリゴリゴリと音をたてて頭だけ食べている。生臭い臭いが強くした。
※烏帽子(えぼし)とは平安時代から近代にかけて和装での礼服着装の際に成人男性が被った帽子のこと。
川と古墳の堀をつないでる細い用水路があって、そこで一人で鮒釣りをしてたんだ。
3時頃から始めたんだけど、いつになくたくさん釣れるので面白くてやめられなくなった。
だんだんあたりが薄暗くなってきて、日の長い時期なので7時近かったと思う。
そろそろ帰らないと怒られるな、もう一匹だけ釣ったらやめようと思っていたら、
ガサガサと藪を踏み分ける音がして、川原の丈の高い草の中を何かが近づいてくる音がする。
人が通るような道はないので動物かと思ってちょっと身がまえたが、
出てきたのは自分の父親より少し年上くらいのおじさんだった。
おじさんは神主さんのに似た上下白の着物を着て、顔は大人なんだけど小学生の自分と同じくらいの背丈で、頭に黒くて長い帽子をかぶってる。
それが烏帽子というものだとは後でわかった。
はじめは怖いという感じはぜんぜんしなかった。
おじさんはにこにこ微笑んでいてとても優しそうにみえたから。
おじさんは体についた草の葉を払いながら「ぼうや釣れるかい?」と聞いてきたので、
「はい、釣れます」と返事をすると「ちょっとお魚見せてくれるかい」と言いながら歩み寄って魚籠を引き上げ、
「ほーう大漁だねえ。いくらかもらってもいいかな」
そしてこちらの返事も待たずに魚籠の中から一番大きい鮒を二本指ではさんでつまみ上げ、
「いただくよ」と両手で抱えて頭から囓り始めた。バリバリという骨の砕ける音が聞こえてくる。
おじさんは「いいな、いいな、生臭いな」と歌うようにつぶやいて頭のなくなった鮒を草の上に捨てた。
自分が呆然と見ていると「殺生だよ、殺生はいいな、いいな」と言いながら、
魚籠の上にしゃがみ込んで、今度は両手をつっこんで2匹の鮒を取り出すと、
こちらに背を向けるようにして、交互に頭を囓りだした。
やっぱりバリバリゴリゴリと音をたてて頭だけ食べている。生臭い臭いが強くした。
※烏帽子(えぼし)とは平安時代から近代にかけて和装での礼服着装の際に成人男性が被った帽子のこと。