122: :2008/06/26(木) 18:07:08.64 ID:
第17章 転落
「それじゃ帰るね!」
俺は玄関でおふくろにそう告げた。
当初の予定ではもう1泊くらいを考えていたが
そんな余裕はやっぱり無かった。
結局、俺の正月休みは1日だけとなった。
「本当に体だけには気をつけてね。無理だけはしないでよ」
おふくろは心配そうに俺を送り出してくれた。
「うん。大丈夫。じゃあね。」
そう言って俺は玄関を出た。
今度ここに帰ってくるのはいつだろう?
俺はふと、8ヶ月前の引越で
この家を出た時と同じことを思った。
でも今はあの時と状況が全然違う。
仕事では責任が課せられ
プライベートではまりあを大切にしなければいけない。
たった8ヶ月の間に、俺を取り巻く状況は変化したのだ。
俺は駅まで走った。
丸1日、24時間以上を無駄にした。
このロスは大きい。
早く会社に戻らねば!
電車の中でも俺は落ち着かなかった。
この時間があればアレもできるのに!コレもできるのに!と
仕事のことばかり考えていた。
「それじゃ帰るね!」
俺は玄関でおふくろにそう告げた。
当初の予定ではもう1泊くらいを考えていたが
そんな余裕はやっぱり無かった。
結局、俺の正月休みは1日だけとなった。
「本当に体だけには気をつけてね。無理だけはしないでよ」
おふくろは心配そうに俺を送り出してくれた。
「うん。大丈夫。じゃあね。」
そう言って俺は玄関を出た。
今度ここに帰ってくるのはいつだろう?
俺はふと、8ヶ月前の引越で
この家を出た時と同じことを思った。
でも今はあの時と状況が全然違う。
仕事では責任が課せられ
プライベートではまりあを大切にしなければいけない。
たった8ヶ月の間に、俺を取り巻く状況は変化したのだ。
俺は駅まで走った。
丸1日、24時間以上を無駄にした。
このロスは大きい。
早く会社に戻らねば!
電車の中でも俺は落ち着かなかった。
この時間があればアレもできるのに!コレもできるのに!と
仕事のことばかり考えていた。