696: :2009/07/12(日) 21:34:13 ID:
俺の嫁が学生の頃の話。
オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れてきた。
東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があり、
それを一人でまたぐと帰ってこられなくなるという。
検証するべくメンバーである男子学生P太が一人でその場所に向かったところ、
はたして彼とは連絡が取れなくなった。
心配したサークルのメンバー一同は、皆で様子を見に行くことにした。
そしてそこで嫁とK子が体験したのが次のようなもの。
嫁はそこそこ霊感があるもののお払いとかはさっぱりなので、
出発に際して霊感が強い先輩に同行してくれるよう頼んだ。
K子の情報通りの場所には確かに注連縄で囲まれた神社らしきものがあり、
P太がここに着たであろうことも間違いないように思われた。
先輩はその神社を見るや苦い顔をして、
「ここにはいるのは怖い。」と入るのを拒否した。
しかし仲間の様子が心配なメンバーとしては、ここで引き下がるわけにもいかない。
注連縄を超えて進もうとする彼らに、先輩が言い聞かせたことには、
「この注連縄の中には、強力な力が満ち溢れている。
これに一度とらわれたら、自力で抜け出すのは難しいだろう。
この力に付け入る隙を与えないために、
彼を連れ帰りこの注連縄を超えるまで、決して会話を途切れさせてはいけない。
大人数で入って会話には入れない者がいるのは危険だから、二人で入るのが一番だと思う。」
その場にいたメンバー中嫁とK子が最年長の女性であり、
「おしゃべり」なら男性より女性の方が得意だろうということで、
二人がペアになって中に入ることにした。
話す内容は何でもよく、二人は趣味やスイーツ(笑)やファッションなど、
ありとあらゆる事を話しながら進んで行ったが、
途切れさせてはいけない、という義務感や、
心霊スポットのただ中にいるという緊張感から、精神的にかなり苦しかったそうだ。
オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れてきた。
東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があり、
それを一人でまたぐと帰ってこられなくなるという。
検証するべくメンバーである男子学生P太が一人でその場所に向かったところ、
はたして彼とは連絡が取れなくなった。
心配したサークルのメンバー一同は、皆で様子を見に行くことにした。
そしてそこで嫁とK子が体験したのが次のようなもの。
嫁はそこそこ霊感があるもののお払いとかはさっぱりなので、
出発に際して霊感が強い先輩に同行してくれるよう頼んだ。
K子の情報通りの場所には確かに注連縄で囲まれた神社らしきものがあり、
P太がここに着たであろうことも間違いないように思われた。
先輩はその神社を見るや苦い顔をして、
「ここにはいるのは怖い。」と入るのを拒否した。
しかし仲間の様子が心配なメンバーとしては、ここで引き下がるわけにもいかない。
注連縄を超えて進もうとする彼らに、先輩が言い聞かせたことには、
「この注連縄の中には、強力な力が満ち溢れている。
これに一度とらわれたら、自力で抜け出すのは難しいだろう。
この力に付け入る隙を与えないために、
彼を連れ帰りこの注連縄を超えるまで、決して会話を途切れさせてはいけない。
大人数で入って会話には入れない者がいるのは危険だから、二人で入るのが一番だと思う。」
その場にいたメンバー中嫁とK子が最年長の女性であり、
「おしゃべり」なら男性より女性の方が得意だろうということで、
二人がペアになって中に入ることにした。
話す内容は何でもよく、二人は趣味やスイーツ(笑)やファッションなど、
ありとあらゆる事を話しながら進んで行ったが、
途切れさせてはいけない、という義務感や、
心霊スポットのただ中にいるという緊張感から、精神的にかなり苦しかったそうだ。